JPS62265928A - 透明マルチング被覆材 - Google Patents

透明マルチング被覆材

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JPS62265928A
JPS62265928A JP61295721A JP29572186A JPS62265928A JP S62265928 A JPS62265928 A JP S62265928A JP 61295721 A JP61295721 A JP 61295721A JP 29572186 A JP29572186 A JP 29572186A JP S62265928 A JPS62265928 A JP S62265928A
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hydroxy
film
benzotriazole
transparent
mulching
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針木 勇喜雄
原沢 勇
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紫外線吸収作用を有する透明マルチング被覆材
に関し、さらに詳しくは少なくとも37Qnm以下紫外
線を実質的に阻止する能力をもつ合成樹脂フィルム又は
板から成る透明マルチング被覆材に関する。
植物の生育が健全に遂行されるためには植物に光、空気
、水が与えられ、さらに適当な温度およびn量の栄養素
が与えられなければならない。
近年科学技術の発達に伴い、植物培養技術分野において
もCO2の供給による炭素同化作用の増進酸素の土中供
給による根部発達の促進、水分の自動供給等に、植物栽
培環境の光・頁制御に関する研究並びにその実用化がめ
ざましく進展している。
さらにまた、地表に密着展進して地表を被覆する謂ゆる
フィルムによるマルチング栽培技術も知られている。
このようなマルチング栽培に使用されるフィルムとして
、主としてポリエチレン製の透明なものあるいは黒色、
緑色等に着色されたものが挙げられる。そして前記フィ
ルムによるマルチングは、土壌の保温、土中水分の保持
、肥料養分の流亡防止、雑草の抑制等の利点を与えるも
のである。
本発明は少なくとも370 nm以下の紫外線を実質的
に阻止する透明マルチング被覆材でマルチングすること
により有用植物の生育を促進し、作物を多量に収穫し得
るマルチング被覆材に係るものである。
しかも収穫された作物は従来品と沈毅し硬くもこわくも
なく全〈従来品と同じかそれ以上の品質を得ることがで
きたものである。
本発明名らは有用植物の栽培実験の過程において少なく
とも370nm及びそれ以下の波長の光を実質的に阻止
し得る透明フィルムをマルチングすることにより有用植
物の生育が促進され且つ早期に、多量に収穫し得ること
を見い出したのである。
例えば大根のマルチング栽培の場合は、生育が促進され
早期に且つ多量にしかも高品位に収穫することができ、
しかも可食部が肥大し且つ長くなることが見い出された
のである。
またトウモロコシのマルチング栽培の場合でも生育促進
が著しいことが見い出されたのである。
本明細書において使用する「有用植物」とは標準原色図
鑑全集−第13巻、有用植物(保育社発行 高」1も四
部著)もくじ■〜X頁記載の有用植物を意味し現在人間
がその衣食住を営なむ上に役立っている植物のうち人間
が栽培し保護管理を加えて利用している植物のことをさ
すものとする。
参考のため、本発明の方法が適用され得る代表的な有用
植物を例示すれば次の通りである。
(1) P=作物 (イ)食用作物 穀類   イネ、ムギ、トウモロコシ 豆類   ダイズ、ラッカセイ イモ類  サツマイモ、ジャガイモ、サトイモ く口)工芸作物 油料類  ダイズ、アマ、オリーブ、ナタネし好料類 
チャ、コーヒー、葉タバコ、薬用類  ケシ 糖料類  サトウキビ、テンサイ 繊維類  アマ、アサ 紙原料  ニジマツ、トドマツ でんぷん類 ジャガイモ、コムギ 染料類  アイ、ベニバナ (ハ)飼料・緑肥作物 牧草類  アカクローバ− 青刈作物類 テオシント 飼料用根菜類 カブ、ルタパカ (2)  園芸 ロ三オ勿 (ニ)野菜 葉・茎菜類 ホウレンソウ、セルソー、ニラ、コマツナ
、キャベツ、レタス、 ハクサイ 根菜類  タマネギ、サトイモ、ダイコン、ニンジン、
カブ、ゴボウ 果菜類  イチゴ、エントウ、ピーマン、メロン、スイ
カ、トマ)・、キュウリ、 ナス、カポチャ (ホ) 果樹 任果類  リンゴ、ビワ、ナシ 核果想  モモ、ウメ 殻果類  クリ、クルミ 蔓性果類 ブドウ 柑橘類  ミカン、レモン 低木性果樹 イチゴ、スグリ (へ)花き キク、カーネーション、バラ、チューリッ
プ、ストック、 本発明の方法において特に優れた効果を発揮し得るのは
前記のうちダイコン、トウモロコシ、スイカであり就中
ダイコン、トウモロコシである。
また一般に有用植物の栽培時は場の土面に太陽光線の良
く照射される植物はど好適である。
また本明細書において使用する[マルチングjとは有用
letの生育しているは場の土面を敷草(マルチング)
等に代えて本発明の被覆材で覆うことを意味する。
本発明のフィルムの特徴は、370nm及びそれ以下の
波長の光(紫外線)を実質的に阻止し得る透明フィルム
である。ここで「実質的に阻止する」とは、該波長の光
を100%かんぜんに阻止する場合のみならず、60%
以上、望ましくは80%以上の該波長の光を阻止する意
味で使用するが、本発明では、370nm及びそれ以下
の波長の光を完全に(はぼ100%)阻止することが好
ましく、特に380nm及びそれ以下の波長の光を実質
的に阻止し得る透明フィルムが望ましい。
一方400nm以上の波長の光(可視光線)に対しては
該透明フィルムは植物の生長に有用な光の透過分特に阻
害しないものであればよく、可視光線の一部を阻止する
ものでもよい。たとえば紫外部の光線の透過特性として
370nm及びそれ以下の波長の光を実貫的に阻止し得
る特性さえ有すれば、黄色、青色、緑色等の着色透明フ
ィルムも使用出来る。
本発明の方法に使用し得る透明フィルムは、例えば通常
のフィルム形成性熱可塑性合成樹脂に適当な紫外線吸収
剤を配合し、フィルムに成形することにより!!li!
遺することができる。
使用し得るフィルム形成性熱可塑性合成樹脂としては、
例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、
ポリアミド、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリレ
ート、ポリ酢酸ビニル、又はこれら重合体を主体とする
共重合体もしくはブレンド物、等が含まれ、特に耐光性
、光線透過性、強度等の理由から、ポリ塩化ビニル、ポ
リメチルメタクリレート及びポリエチレンが好適である
これら合成樹脂に配合し得る紫外線吸収剤としては、該
紫外線吸収剤の紫外線吸収能や使用する合成樹脂との相
容性等を考慮して広範囲の種類の中から適宜選択使用す
ることができる。使用可能な紫外線吸収剤としては、例
えば下記の如きものが挙げられる。
ハイドロキノン系−ハイドロキノン、ハイドロキノンジ
サリチレート サリチル酸系−フェニルサリチレート、パラオクチルフ
ェニルサリチレート ベンゾフェノン系−2−ハイドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン、2−ハイドロキシ−4−〇−オクトキシ
ベンゾフェノン、2−ハイドロキシ−4−メトキシ−2
′−カルボキシベンゾフェノン、2.4−ジハイドロキ
シベンゾフエノン、2゜2′−ジハイドロキシー4,4
′−ジメトキシベンゾフェノン、2−ハイドロキシ−4
−ベンゾイルオキシベンゾフェノン、2,2′−ハイド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ハイドロキ
シ−4−メトキシ−5−スルホンベンゾフェノン、2.
2 ′、4.4 ’−テトラハイドロキシベンゾフェノ
ン、2.2′−ハイドロキシ−4,4′−ジメトキシ−
5−ナトリウムスルホベンゾフェノン、4−ドデシルオ
キシ−2−ハイドロキシベンゾフェノン、2−ハイドロ
キシ−5−クロルベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール
系−2−(2’−ハイドロキシ−5′−メチルフェニル
)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロキシ−5
′−メチルフェニル)−5−カルシボン酸ブチlレエス
テルベンゾトリアゾール、2−(2’−ハイドロキシ−
5′−メチルフェニル)−5,6−ジクロルベンゾトリ
アゾール、2−ハイドロキシ−5′−メチルフェニル)
−5−エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2′
−ハイドロキシ−5′−第3ブチルフエニル)−5−ク
ロルベンゾトリアゾール、2− (2’−ハイドロキシ
−5′−第3ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2
− (2’−ハイドロキシ−5′−アミルフエニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロキシ、−3’
、5’−ジメチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
 (2”−ハイドロキシ−3′、5′−ジメチルフェニ
ル)−5−メトキシベンゾトリアゾール、2− (2’
−メチル−4′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ステアリルオキシ−3’、5′−ジ
メチルフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2
−(2′−ハイドロキシ−5−カルボン酸フェニル)ベ
ンゾトリアゾールエチルエステル、2− (2’−ハイ
ドロキシ−3′−メチル−5′−第3ブチルフエニル)
ベンゾトリアゾール、2− (2′−ハイドロキシ−3
’、5′−ジ第3ブチルフェニル)−5−クロル−ベン
ゾトリアゾール、2− (2′−ハイドロキシ−5′−
メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−
ハイドロキシ−5′−)二ニルフェニル)−5−クロル
ベンゾトリアゾール、2−<2’−ハイドロキシ−5′
−シクロへキシルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ハイドロキシ−5−シクロへキシルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2− (2’−ハイドロキシ−5
−シクロへキシルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
 (2′−ハイドロキシ−4′、5′−ジメチルフェニ
ル)−5−カルボン酸ベンゾトリアゾールブチルエステ
ル、2− (2′−ハイドロキシ−3′、5′−ジクロ
ルフェニル)ペンゾトリアゾール、2− (2′−ハイ
ドロキシ−4′、5’−ジクロル)ベンゾトリアゾール
、2−(2’−ハイドロキシ−3′、5′−ジメチルフ
ェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリアゾール、2
−(2′−ハイドロキシ−5′−フェニルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2− (2′−ハイドロキシ−5′
−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾール
、2− (2′−ハイドロキシ−5′−メチルフエニル
)−5−カルボン酸エステルベンゾトリアゾール、2−
 (2’−アセトキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2(2′ヒドロキシ3′5′ジターシヤ
リブチルフエニル5りロロペンゾトリアゾール、2(2
′ヒドロキシ4′エクトキシフエニル)ベンゾトリアゾ
ール。
これらの紫外線吸収剤のうち、ベンゾフェノン系及びベ
ンゾトリアゾール系のものが好適であり、就中ベンゾフ
ェノン系では、2.3′−ジハイドロキシー4.4′−
ジメトキシベンゾフェノン、2゜2′−ジハイドロキシ
ー4−メトキシベンゾフェノン及び2.2 ’、4.4
 ′−テトラハイドロキシベンゾフェノン;ベンゾトリ
アゾール系では2−(2′−ハイドロキシ−5′−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2− (2′−ハイ
ドロキシ−5′−メチルフェニル)−5,6−ジクロル
ベンゾトリアゾール)、2−(2”−ハイドロキシ−5
′−第3ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(
2′−ハイドロキシ−3′−メチル−5′−第3ブチル
フエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ハイドロ
キシ−3’、5’−ジ第3ブチルフェニル)−5−クロ
ル−ベンゾトリアゾール及び2− (2’−ハイドロキ
シ−5′−フェニルフェニル)−5−クロルベンゾトリ
アゾール、2′ヒドロキシ3′5′ジターシヤリブチル
フエニル)5クロロベンゾトリアゾールが有効である。
特に好適な紫外線吸収剤は、式 式中、R1及びR2は同一もしくは相異なり、それぞれ
低級アルキル基、殊に分岐鎖状の低級アルキル基又はア
リール基、特にフェニル基を表わし、Xは水素原子又は
ハロゲン原子、特に塩素原子である。
及び式 式中、RoはC6以上、特にC6〜toのアルキル基を
表わす、 で表わされるベンゾトリアゾール誘導体である。
上記の如き紫外線吸収剤の配合量は、紫外線吸収剤の種
類、使用する合成樹脂の種類、フィルムのJフさ等に依
存して広範に変えることができるが、本発明の方法が目
的として370nm及びそれ以下、特に380nm及び
それ以下の紫外線を実質的に完全に吸収遮蔽するために
は、紫外線吸収剤の配合量と得られるフィルムの厚さと
の間に下記式10≦AB≦600 好適には 15≦AB≦400 式中、Aは熱可型性合成樹脂100重量部当りの紫外線
吸収剤の配合量(重I部)を表わし、Bは板又はフィル
ムの厚さくμ)である。
で示される関係が満たされていることが特に好ましいこ
とが見出された。
また紫外線吸収剤の配合!(A)は、合成樹脂及び紫外
線吸収剤の種類により異なるが、一般に合成樹脂100
重量部当り0.003〜5重量部、特にフィルムの場合
0.1〜5.0重量部の範囲が好適である。
本発明の方法に使用する合成樹脂フィルムには紫外線吸
収剤に加えて、必要に応j二で他の通常の樹脂添加物、
例えば可塑剤、滑剤、酸化防止剤、光安定剤、帯電防止
剤、防滴剤、熱安定剤、染料、顔料、等を少量含ませる
こともできる。
上記のフィルムはそれ自体公知の種々の方法、例えば溶
融押出法又は溶液流延法、インフレーション法、カレン
ダー法等を用いて製造することができる。
かくの如くして形成されたフィルムは、その用途等に応
じて、その厚さを広い範囲に互って変えることができる
が、一般に本発明の目的に対しては10〜500μの範
囲が好適である。該フィルムは必要に応じて、補強等の
目的で、他の合成樹脂のフィルムやシート等に積層して
使用することもできる。
このように、本発明の被覆材は有用植物の栽培において
、生産農家に寄与するところ極めて大である。
次に実施例により本発明をさらに説明する。
実施例A(農業用マルチングフィルムの調製)(1)ポ
リ塩化ビニル100重量部、ジオクチルフタレート(可
塑剤)45重量部、ジブチル錫マレート(熱安定剤)1
.5重量部、ステアリン酸亜鉛(熱安定剤)1.0重量
部、ステアリン酸(滑剤)0.1重量部、及びソルビタ
ンモノラウレート(無滴剤)1.0重量部を相互に十分
に混合し、その混合物をエクストルーダーにより200
℃で溶融押出し、厚さ3011の透明なフィルムを得た
このフィルムを以後フィルムNo、1とした。
(2)  フィルムNo、1の配合組成に、更に、2−
(2′−ヒドロキシ−3’、5’−ジターシャリ−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(紫外線
吸収剤)1.5重量部及び2,2′−ジヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン(紫外線吸収剤>1.t重量
部を配合してフィルムN011と同じ工程により得られ
た無色透明フィルム(30μ)を以後フィルムNo、2
とした。
(3)  フィルムNo、1の配合組成に、更に、2−
(2′−ヒドロキシ−3”、5’−ジターシャリ−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(紫外線
吸収剤)0.7重量部及び、黄色系染料(商品名グイヤ
レジンイエローPYC1三菱化成製)3.0重量部、を
配合してフィルムNo、1と同じ工程により得られた黄
色透明フィルム(30μ)を以後フィルムNo、3とし
た。
実施例1及び比斂例1 ダイコンの栽培 3月15日畦(高さ20cm、巾1.0m、長さ501
11)上に、前記説明したマルチングフィルム(フィル
ム(フィルムNo、1.3)を被覆した。畦上のマルチ
ングフィルムに株間20c!@、条間50cmになる様
に直径5cmの穴をあけ、そこへ、ダイコン(品種、時
無)を播種し、次いで、高さ50cmになるように、ト
ンネル被覆をした。トンネル被覆用フィルムは、無色透
明な市販一般ポリエチレンフイルム(厚さ0.05m/
s+、三菱油化I!りを使用し、トンネルの天井部の長
平方向ll11間隔でナイフで約10cmトンネルの長
平方向と直角に切開き、換気穴を作り、日中の換気作業
の手間を省いた。施肥及び潅水は、通常の方法によった
栽培調査 3月25日および4月5日に中間生育調査を行い、5月
30日に収穫を行った。
その結果を表−1に示した。
表−1 (50株平均) 収量指数:フィルム番号1区のダイコンの根部の重量を
100とした。
実施例2および比穀例2 トウモロコシの栽培 1月に2畦(畦巾1m40cm、叶高さ2Qea+、奥
行50m、通路70cm>を作り、表−2に示すように
施肥を行った。
3月3日、トウモロコシ(品種、ハニーパンタム)を、
株間30cm、2条植え(条間45cm)となる位置に
2〜3粒づつ播種し、実施例A″′C′C調製ィルムN
o、1及びNo、2で、それされの畦にマルチングを行
い、播種位置に切目を入れ、 R農ビ用として市販され
ているポリ塩1ヒビニルフイルム(J¥さ75ノド三菱
モンサンド化成(株)製゛ノービエース″)でトンネル
被覆な行った。播種f& 3〜10日で発芽したのて゛
、3月15日に各播種位置において最も生育の良いもの
1本を残して他の苗を間引きした。
5月4日、草丈がトンネルの天井(約80cm)に近つ
いたので、I・ンネルをはずし、上部より第1節目より
下の脇芽を、つんだ。さらに6月末まで脇芽をつみなが
ら栽培を続けた。
6月25日より7月上旬にかけて収穫を行った。
追肥は表−2の如く行った。
発芽から収穫にH’lるまでの生育状態を調査した結果
を表−3に示す。
(表−2)  a当り施肥料 表−3 (註) a) 発芽所要日数:各試験時において約80%の種の
発芽が認めらノするまでに要した日数。
発芽揃い日数:各試験時において、最初の発芽苗が認め
られてから、全ての種の発芽が認められるまでに要した
において。
b) 各試験時より無差別に選んだ20株について草丈
分測定し、平均した値。
c)  6月29日、各試験時より無差別に退んだ20
株のトウモロコシの品質を、下記の如く総合評価した結
果。
評価基準 極長:トウモロコシの粒が、図−2(1)に示す如く、
先端部まで充実し、よく熟しており、粒の大きさが揃っ
ており、先端がやや角ぼっている。
又、色、つや、も良いもの。
良 :極長と普通の中間のもの。
普通:トウモロコシの粒が、図−2(2)に示す如く、
先端部がやや細っており、未熟の粒が先端部に混在して
いる。又粒の大きさ、色、つやが揃っていないもの。
d)  6月29日、各試験時より無差別に選んだ20
株について、地上20〜30cmにおける茎太さの平均
値。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例及び、比較例で?A製したフィルムN
o、1〜3の波長別光線透過曲線である。 第2図は、トウモロコシ模型図である。 第2図 トウとロ2ンス尺4才典り回 手続補正書彷式) %式% 1、事件の表示 昭和61年特許願第295721号 2、発明の名称 透明マルチング被覆材 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 名 称 日本カーバイド工業株式会社 4、代理人 〒107

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも370nm以下の波長の紫外線の透過を実質
    的に阻止する合成樹脂フィルム又は板から成る透明マル
    チング被覆材。
JP61295721A 1986-12-13 1986-12-13 透明マルチング被覆材 Granted JPS62265928A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06171036A (ja) * 1992-12-10 1994-06-21 Nippon Carbide Ind Co Inc 複合農業用被覆資材
JPWO2004002213A1 (ja) * 2002-07-01 2005-10-27 ダイセル化学工業株式会社 脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂製農業用フィルム

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