JPS62265411A - 回転弁式4サイクルエンジン - Google Patents

回転弁式4サイクルエンジン

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JPS62265411A
JPS62265411A JP10799086A JP10799086A JPS62265411A JP S62265411 A JPS62265411 A JP S62265411A JP 10799086 A JP10799086 A JP 10799086A JP 10799086 A JP10799086 A JP 10799086A JP S62265411 A JPS62265411 A JP S62265411A
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JP
Japan
Prior art keywords
combustion chamber
rotary valve
center line
cylinder head
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP10799086A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Honda
本田 正一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPS62265411A publication Critical patent/JPS62265411A/ja
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  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、回転弁式4サイクルエンジン、特に、燃焼室
、並びにこの燃焼室に開口する吸気ポーi・及び排気ポ
ートを存するシリンダヘッドに、クランク軸に連動して
燃焼室の略中心線上で回転する回転軸、及びこの回転軸
の一端に連設されて吸、排気ポートを横切るように配置
され、所定の回転位置で吸、排気ポートを開放させる弁
孔を備えた傘部からなる回転弁を設けた形式の4サイク
ルエンジンの改良に関する。
(2)従来の技術 この種の4サイクルエンジンは、例えば米国特許第4,
033,317号明細書に開示されているように、既に
知られている。
(3)発明が解決しようとする問題点 従来、回転弁式4サイクルエンジンでは、回転弁の傘部
の外側に点火栓を配設し、点火時期に点火栓の電極が傘
部の弁孔に臨み、点火するようにしている。したがって
、点火時、火炎は燃焼室の一側部から広がることになる
から、火炎が燃焼室全体に広がるまでの燃焼時間が比較
的長く、高速運転に対応し得ない欠点がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、燃焼時間
を短縮して高速運転に対応し得るようにした前記回転弁
式4サイクルエンジンを提供することを目的とする。
B1発明の構成 (ll  問題点を解決するための手段上記口約を達成
するために、本発明は、回転弁の回転軸の中心線上に燃
焼室の頂部に電極を常時臨ませる点火栓を配設したこと
を特徴とする。
(2)作 用 点火栓の重陽は燃焼室の頂部に位置を占めるので、その
電極から燃焼室の周縁各部までの火炎伝播距離は等しく
、燃焼は短時間で終了する。
しかも、点火栓の電極は燃焼室に常時臨んでいるので、
回転弁に何等干渉されることなく、その点火時期を自由
に設定することができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
先ず第1図ないし第4図に示す第1実施例より始めるに
、第1図において、Eは4サイクルエンジンを示し、そ
のエンジン本体1は、クランク軸2を収容するクランク
ケース3と、このクランクケース3の上面に接合されて
ピストン4をシリンダ5に収容するシリンダブロック6
と、このシリンダブロック6の上面にガスケット7を介
して接合されるシリンダヘッド8とから構成される。
また上記シリンダヘッド8は、下面に半球状の燃焼室9
を凹設されたヘッド下部81と、このヘッド下部81の
上面に接合されるヘッド上部8uとから構成される。こ
の場合、燃焼ガスに曝されるヘッド下部81を耐熱性材
料、例えば鋳鉄で作り、放熱性を要求されるヘッド上部
8uを熱良導材料、例えばA1合金で作ることは、シリ
ンダへラド8の耐久性を確保する上に有効である。
上記各部の接合には、ボルトが用いられ、その接合部は
必要に応じて分離可能である。
シリンダブロック6、ヘッド下部81及びヘッド上部8
uに亘り、シリンダ5及び燃焼室9を囲繞する一連の水
ジャケット10が形成され、ヘッド上部及び下部8u、
8β間には、この水ジャケット10からの漏水を防止す
るシール部材11が介装される。
シリンダヘッド8には、ヘッド上部及び下部8u、81
の接合面を貫通して燃焼室9に開口する吸気ボート12
及び排気ボート13が穿設され、これらボート12.1
3は回転弁14により開閉される。
回転弁14は、中空の回転軸14a及びこの回転軸14
aの一端に一体に連設された円錐状の傘部14bからな
っている。そして回転軸14aは、燃焼室9の略中心線
15上において、スラスト支承方向を互いに反対にした
上下一対のシールド型アンギュラコンタクトベアリング
16.17を介して支承され、また傘部14bは吸、排
気ボート1213を横切るようにヘッド上部及び下部8
u、81の対向面間に回転自在に挿入される。
前記アンギュラコンタクトベアリング16.17のイン
ナレース16a、17aは、回転軸14aの上端部に嵌
装されたカラー18及び被動プーリ19を介してナツト
20により回転軸14aに固着され、またこれらのアウ
タレース16b、17bは、ヘッド上部8uにビス21
で固着された押え仮22によりヘッド上部8uに固着さ
れる。
このようなベアリング16.17による回転弁14の軸
方向位置の規制により、傘部14b上面とヘッド上部8
u、同下面とヘッド下部81の各間に所定の間隙が設け
られ、その上部の間隙には、環状のボートシール部材2
3と、該シール部材23を傘部14b上面に圧接させる
皿ばね24とが装着され、また下部の間隙には環状のコ
ンパッションシール部材25と、該シール部材25を傘
部14b下面に圧接させる皿ばね26とが収納される。
したがって、ヘッド上部及び下部8u、8nに対する傘
部14bの接触を回避しつつ、それら各間をシールする
ことができ、傘部14bの接触による摩耗及び動力損失
を無くすることができる。
傘部14bには、所定の回転位置で吸気ボート12及び
排気ポート13をそれぞれ開放させる一つの弁孔27を
備えており、これら弁孔27及び吸、排気ポート12.
]、3の位置関係を第2図に示す。
即ち、第2図において、Aは弁孔27による排気ポート
13の開放期間、Bは弁孔27による吸気ボート12の
開放期間、Cは弁孔27により両ポート12.13を同
時に開放させるオーバラップ期間であり、その他の期間
ではいずれのボート12.13も傘部14bによって閉
鎖される。28は回転弁14の回転方向を示す。
再び第1図において、燃焼室9の中心線15上でヘッド
下部81には、回転軸14aの中空部29と燃焼室9間
を連通ずるねじ孔30が設けられ、これに点火栓31が
螺着され、その電極を燃焼室9の頂部に常時臨ませてい
る。この点火栓31は、回転軸14の内面と接触しない
ようにその中空部29に配設され、中空部29から突出
した上端には図示しない点火コイルに連なる高圧コード
32が接続される。
第1図、第3図及び第4図において、回転弁14の回転
軸14aは調時伝動装置33を介してクランク軸2に連
動している。調時伝動装置33は、クランク軸2に固着
された歯付の駆動プーリ34と、回転軸14aに固着さ
れた歯付の前記被動プーリ19と、両プーリ34,19
間に懸張されたタイミングベルト35とから構成される
その際、クランク軸2から回転弁14を2分の1の減速
比をもって駆動し得るように、被動プーリ19の歯数は
駆動プーリ34のそれの2倍とされる。
またクランク軸2及び回転軸14aが互いに直角の関係
に配置されていることから、タイミングベルト35の進
路を途中で直角に屈曲させる必要があり、そのためにタ
イミングベルト35の途中に一対のガイドローラ36.
37が係合される。
これらガイドローラ36.37はヘッド上部8uの外側
面にボルト38で固着されたブラケット39に回転自在
に軸支される。
上記調時伝動装置33は、ヘッド上部8uにビス40で
固着されたカバー41により覆われ、前記高圧コード3
2を挿通ずるためにこのカバー41に設けた透孔42に
はグロメット43が嵌込まれている。
次にこの実施例の作用を説明する。クランク軸2が回転
すると、それから回転弁14が調時伝動装置33を介し
て矢印28方向へ減速駆動され、それに伴い傘部14b
の弁孔27が吸気ボート12及び排気ポート13を交互
に開放する。吸気ボート12の開放はエンジンEの吸入
行程に行われ、この吸気ボート12を通して図示しない
気化器からシリンダ1内へ混合気が供給される。また排
気ポート13の開放はエンジンEの排気行程で行われ、
この排気ポート13を通して燃焼室9から排ガスが外部
へ排出される。
両ボート12.13の傘部14bによる閉鎖は機関の圧
縮行程及び膨張行程で行われる。そのとき傘部14bは
、その一部を吸、排気ポート12゜13に臣nませるだ
けであるから、その一部にシリンダ5内のガスの圧力が
作用するだけとなり、回転弁14が受けるスラスト荷重
は比較的小さい。
したがって回転軸14aの支持部の負荷容量を小さくし
ても、上記スラスト荷重に充分耐えることができる。
圧縮行程の終期には、点火栓31により燃焼室9の圧縮
ガスに点火される。この点火栓31の電極は燃焼室9の
頂部に臨んでいるので、その電極から燃焼室9の周縁各
部までの火炎伝播距離は等しく、圧縮ガスの燃焼を短時
間で終了させることができる。しかも点火栓31の電極
は常時燃焼室9に臨んでいて、回転弁14の回転により
同等干渉されることがないから、この点火時期の設定が
自由であり、以上によりエンジンEの高速運転時でも良
好燃焼が得られ、出力性能の向上を図ることができる。
第5図は本発明の第2実施例を示すもので、回転弁14
の傘部14bを半球状燃焼室9の天井面と同心の球面状
に形成した点を除けば前実施例と同様構成であり、図中
、前実施例と対応する部分には同一の符号を付す。
このように球面状に形成された傘部14bはそれ自体で
高い剛性を有するので、その薄肉化が可能で、回転弁1
4の軽量化に寄与し得る。
第6図は本発明の第3実施例を示すもので、回転弁14
の傘部14bにより半球状燃焼室9の天井を構成するよ
うに、傘部14bを一体のシリンダヘッド8の下面に露
出して配置した点、回転弁14がシリンダ5内のガスの
圧力によるスラスト荷重に耐え得るよう、その回転軸1
4aをスラストへアリング44を介してシリンダヘッド
8に支持した点(この場合、ベアリング16.17は通
常のラジアルベアリングでよい)、点火栓31を回転弁
14の回転軸14aと一体化してそれと共に回転させる
ようにした点、及び点火栓31の中心電極31aと、シ
リンダヘッド8に固定のブラケット45に支持される高
圧コード32とに、点火時期に小間隙を存して対向する
電極46.47をそれぞれ設けた点を除けば前記第1実
施例と略同様行程であり、図中第1実施例と対応する部
分には同一の符号を付す。
この実施例によれば、傘部14bのシール部材として、
上側のポートシール部材23のみを設けるだけで足り、
シール構造が簡単になる。また燃焼室9のポート12.
13での膨らみが少なくなるから、燃焼室9を理想的な
形状に近づけることができる。
C6発明の効果 以上のように本発明によれば、回転弁の回転軸の中心線
上に燃焼室の頂部に電極を常時臨ませる点火栓を配設し
たので、点火栓の電極から燃焼室の周縁各部までの火炎
伝播距離を等しくして燃焼を短時間で終わらせることが
でき、しかも点火時期を回転弁に干渉されることなく自
由に設定することができ、これによって機関の高速運転
にも対応し得る良好な燃焼が得られ、高出力性能が期待
できる。
【図面の簡単な説明】
第11]ないし第4図は本発明の第1実施例を示すもの
で、第1図は回転弁式4サイクルエンジンの縦断側面図
、第2図は第1図のn−n線断面図、第3図は第1図の
正面図、第4図は第3回の■−■線断面図、第5図は本
発明の第2実施例を示す、第1図に対応した断面図、第
6図は本発明の第3実施例を示す、第1図に対応した断
面図である。 E・・・4サイクルエンジン 8・・・シリンダヘッド、9・・・燃焼室、12・・・
吸気ポート、13・・・排気ポート、14・・・回転弁
、14a・・・回転軸、14b・・・傘部、15・・・
燃焼室中心線、27・・・弁孔、31・・・点火栓 第2図 第4図 15−=   第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃焼室、並びにこの燃焼室に開口する吸気ポート及び排
    気ポートを有するシリンダヘッドに、クランク軸に連動
    して燃焼室の略中心線上で回転する回転軸、及びこの回
    転軸の一端に連設されて吸、排気ポートを横切るように
    配置され、所定の回転位置で吸、排気ポートを開放させ
    る弁孔を備えた傘部からなる回転弁を設けた回転弁式4
    サイクルエンジンにおいて、前記回転軸の中心線上に、
    燃焼室の頂部に電極を常時臨ませる点火栓を配設したこ
    とを特徴とする回転弁式4サイクルエンジン。
JP10799086A 1986-05-12 1986-05-12 回転弁式4サイクルエンジン Pending JPS62265411A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10799086A JPS62265411A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 回転弁式4サイクルエンジン

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JP10799086A JPS62265411A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 回転弁式4サイクルエンジン

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JPS62265411A true JPS62265411A (ja) 1987-11-18

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ID=14473185

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JP10799086A Pending JPS62265411A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 回転弁式4サイクルエンジン

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JP (1) JPS62265411A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990011432A1 (fr) * 1989-03-24 1990-10-04 Oshima Construction Co., Ltd. Moteur a combustion interne avec soupape a manchon rotative
DE4312492A1 (de) * 1993-04-16 1994-10-27 Stanislav Franz Bartos Schiebersteuerung für Viertaktmotoren und Beförderungspumpen in Trichterschieberform
KR100461451B1 (ko) * 2002-05-14 2004-12-14 현대자동차주식회사 회전식 흡배기밸브장치

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US5191863A (en) * 1989-03-24 1993-03-09 Oshima Construction Co., Ltd. Rotary sleeve-valve internal combustion engine
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