JPS62264525A - 真空しや断器用接点材料 - Google Patents

真空しや断器用接点材料

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JPS62264525A
JPS62264525A JP61107208A JP10720886A JPS62264525A JP S62264525 A JPS62264525 A JP S62264525A JP 61107208 A JP61107208 A JP 61107208A JP 10720886 A JP10720886 A JP 10720886A JP S62264525 A JPS62264525 A JP S62264525A
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JP61107208A
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納谷 榮造
奥村 光弘
聖一 宮本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/02Contacts characterised by the material thereof
    • H01H1/0203Contacts characterised by the material thereof specially adapted for vacuum switches

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  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は大電流しゃ所持性に優れた真空しゃ断器用接
点材料に関するものである。
〔従来の技術〕
真空しゃ断器は、その無保守、無公害性、優れ1こしゃ
断性能等の利点を持つため、適用範囲が急速に拡大して
きている。また、それに伴い、より高耐圧化、大電流し
ゃ断器の要求がきびしくなってきている。一方、真空し
ゃ断器の性能は真空容器内の接点材料によって決定され
る要素がきわめて大である。
真空しゃ断器用接点材料の満足すべき特性として、(1
)シゃ断容量が大きいこと、(2)耐電圧が高いこと、
(3)接触抵抗が小さいこと、(4)溶着力が小さいこ
と、(5)さい断電流値が小さいこと、(6)加工性が
良いこと、(7)十分な機械的強匣を有すること、等が
ある。
実際の接点材料では、これらの特性を全て満足させるこ
とは、かなり困難であって、一般には用途に応じて特に
重要な特性を満足させ、他の特性をある程度犠牲にした
材料を使用しているのが実状であり、例えば特開昭55
−78429号に記載の銅°−タングステン接点材料は
耐電圧性能が優れているため、負荷開閉器や接触器等の
用途によく用いられている。但し、電流しゃ断性能が劣
るという欠点を持っている。
一方、例えば特開昭54−71B75号に記載の銅−ク
ロム接点材料は非常にしゃ断性能が優れているため、し
ゃ断器等の用途によく用いられているが。
耐電圧性能ではL記載−タングステン接点材料匡劣って
いる。
また1例えば特開昭54−147481号に記載の銅−
クロム−ビスマス接点材料は溶着例外し力が低いため、
真空しゃ断器の操作力を低くすることが出来、この結果
しゃ断器をコンパクトに設計出来るという利点と、さい
断電流値が低いという利点を持っているが、銅−クロム
接点材料に比べ、しゃ断性能と耐電圧性能が若干劣って
いる。
また、例えば特願昭59−280619号に記載の銅−
モリブデンー二オブ接点材料はしゃ断性能、耐電圧性能
が非常に優れているため、今後広く使用されるものと思
われるが、さい断電流値及溶着4外し力が前述の田−ク
ロム−ビスマス接点材料に比べ若干高いという特性を示
していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の真空しゃ所用接点は以tのように、各々の特性を
いかして使用されてきたが、近年、真空しゃ断器の大電
流化、高電圧化への要求がきびしくなり、従来の接点材
料では要求性能を十分満足させることが困難になってき
ている。又、真空17や断器の小型化に対しても、より
優れた性能を、もつ接点材料が求められている。
この発明は上記のような従来のものを改良するためにな
されにもので、しゃ断性能、耐電圧性能に優れ、溶着例
外し力、さい断電流値が低く、接点消耗量が少い真空し
ゃ断器用接点材料を提供することを目的としている。
〔間、閉息を解決するための手段〕
発明者らは、銅に種々の金属、合金、金属間化合物を添
加した材料を試作し、真空しゃ断器にも)込み、種々の
実験を行った。この結果、銅とモリブデンとタンタルを
ζビスマス、テルル、アンチモン、タリウム及鉛の低融
点金属を1皿以り含有した接点材料は、しゃ断、耐電圧
性能に優れ、溶着例外し力、さい断電流値が低く、接点
消耗量が少ないことが判った。
〔作用〕
この発明による真空しゃ断器用接点材料は、銅とモリブ
デンとタンタルとビスマス、テルル、アンチモン、タリ
ウム及鉛等の低融点金属を1穏以上含有したことを特徴
としたものである。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について説明する。
(接点材料の作成) 接点材料の作成は、粉末冶金法により、溶浸法、完全粉
末焼結法及びホットプレス法の8 通t) テ行った。
第1の溶浸法による接点材料は、平均粒径3I・2のモ
リブデン粉末と粒径40μm以下のタンタル扮末と粒径
40μm以下の銅粉末と粒径75μm以下のビスマス粉
末を各々67.6対13.9対13.0対060割合で
秤量した後、2時間混合を行った。つづいて、この混合
粉を所定の金型に充填し、1tb荷重でプレスし成形を
行った。次にこの成形体に無酸素銅の塊をのせて水素雰
囲気中1250℃で1時間保持し、無酸素銅を成形体に
含浸させ接点材料とし1こ。この接点材料の最終成分比
は表1のサンプルT−Bi −18である。なお、表1
にはと記に示し1こものと同一方法により製造した他の
成分比の接点材料についても挙げである。
第2の完全粉末焼結法による接点材料製造法は平均粒径
8μmのモリブデン粉末と粒径40μm以下のタンタル
粉末と粒径75μm以下の銅粉末と粒径75μm以下の
ビスマス粉末を各々36.5対3.5対59.9対0.
1の割合で秤量した後2時間混合を行った。つづいて、
この混合粉を所定の形状の金型に充填し3.8 ton
/cm”の荷重でプレスし成形を行つ亀次に、この成形
体を水素雰囲気中鍋の融点直下で2時間焼結を行い接点
材料とした。この接点材料の最終成分比は表2のサンプ
ルT−Bi−89である。
同様にして得られた他の接点材料についても合せて表2
に示す。
第8のホットプレス法による接点材料製造法は平均粒径
8μmのモリブデン粉末と粒径40μm以下のタンタル
粉末と粒径75μm以下の銅粉末と粒径75μm以下の
ビスマス粉末を各々86.5対3.5対59.9対0.
1の割合で秤量し1こ後2時間混合を行った。つづいて
、この混合粉をカーボン製のダイスに充填し、真空中1
000℃で2時間加熱、この間に200 kg/ cm
”  の荷重を加え、接点材料の塊を得1こ。得られた
接点材料の最終成分比は表3のサンプルT−Bi −1
3? である。同様にして得られた他の接点材料につい
ても合せて表3に示す。
ま1こ、上記本発明接点材料との性能比較の1こめ従来
用いられている接点材料を表4に示す。製造方法は前述
の完全粉末焼結法と同一方法を用いjコ。
(接点材料の性能) 各方法により製造され1こ上記接点材料は直径20mm
CD電極に機械加工され1こ後、真空スイッチに組込み
1種々の電気特性を測定し1こ。表6に測定結果を示す
。測定はシャ断性能、耐電圧性能、サイ断電流値、溶着
例外し力及接点消耗量をこりいて行い、その結果は従来
例であるCu −25C!r (表4のサンプルC−1
)の性能を基準として倍率で表わし1こ。従ってシャ断
性能については倍率の高い方が優れており、その倍率が
1以上のものは従来例であるcu−25Orより優れた
シャ断性能を有していることを表わしている。耐電圧性
能についてもシャ断性能と同じく、倍率の高い方が優れ
ていることを表わしている。−万、サイ断電流値は使用
と低い方が望ましく、従って倍率の小さい方が擾れてい
る。同様に溶着例外し力は低い方が操作機構と有利であ
り、接点消耗量に関しても少ない方が望ましく、双方共
倍率の値が小さい方が優れている。
表5よりしゃ断性能に関しては溶浸法により製造し1こ
本光明材料のほとんどが、従来例であるCu−25Cr
より侵れていることが判り、シャ断性能の値が1以下で
あるもの1こついても、例えばサンプルT−Bi−78
と同等のBiji (20wt%)を含有し1こC,u
−C,−Bi材(サンプルo−Bi −7) (表6)
を比較しr、=場合、T−Bi−73が0.6 (Cu
−250r比)でC−B1−7が0.51 (Cu−2
5Or比)で本発明材料ノ方カ優れていることが判る。
第1図は本発明接点材料のしゃ断性能を示し1こ図であ
り、 Cu量が約60重量%の溶浸法で製造し1こ接点
材料のしゃ断性能について表わしたものである。図の縦
軸は従来のCu−25Or  接点材料(サンプルC−
1)を基準としにしゃ断性能を表わし、横軸はBi添加
量を表わしている。図中1はMoに対するTaの添加量
が3.8wt%品fこついてBi添加量を変化させ1こ
際の(サンプルT−Bi −1、T−Bi−18、T−
Bi −25、T−Bi−87、T Bi −49。
T−B i −61、T−B i −78) L/や断
性能を示し、図中2は同じ(Mo 1こ対しTaを17
.0wtの添加し1こ材料(サンプルT−Bi −2、
T−Bi −14、T−Bi −26、T−Bi −8
8、T−Bi −50、T−Bi −62、T−Bi 
−74) 、図中3は同じ<Moに対しTaを31.5
wt%添加し1こ材料(サンプルT−BH−3゜T−B
i −15、T−Bi −27、T−Bi −39、T
−Bi−51、T−Bi −68。
T−f3i−75) 1図中4は同じ< Moに対しT
aを44.1wt%添加し1こ材料(サンプルT−Bi
 −4、T−Bi−16、T−Bi −28、T−Bi
 −40、T−Bi −52、T−Bi −64、T−
Bi−76)についてBi添加量を変化させた際のしゃ
断性能を示している。又、図中5は従来例であるCu−
25OrにBiを添加しTこ際(サンプルO−1、C−
B1−1 、 c−BB−2。
C−B1−3 、0−Bi−4、C−B1−5 、0−
Bi−6,c−13i−7)のしや断性能を示しており
、図中6は従来例であるOu−M□ (サンプルM−1
)のしゃ断性能を示した点である。尚、従来例の測定結
果は表6に示しである。
第1図よりMofこ対するTa添加量が各々17.0w
t%。
81.5wt%、 44.1wt%である本発明接点材
料(図中2.3.4)はBi添加量が2owt’J で
も従来のCu−25Cr接点材料より優れていることが
判り、M。
に対するTa添加量が3.8 w t%である本発明接
点材料(図中1)についてもBi添加量が5wt%まで
なら従来例であるCu−25Cr接点材料より優れてお
り、Bi添加量が5wt%以上でも前述の様にCu−2
5Cr−Bi材(図中5)に比べ優れていることが判る
。第2図は本発明接点材料のしゃ断性能を示しに図であ
り、cumが約50重量%の溶浸法で製造し1こ接点材
料のしゃ断性能について表わしfこものである。図の縦
軸及横軸は第1図と同じであり、図中7はMoに対する
Taの添加量が3.8wt%でありBi添加量を変化さ
せた本発明接点材料(サンプルT−Bi−5゜T−Bi
−17、T−Bi−29、T−Bi−41、T−Bi 
−58、T−Bi 65 。
T−Bi−77)のしゃ断性能を示し、図中8は同じく
Moに対するTaの添加量が17.0wt%であ1)B
i添加量を変化させ1こもの(サンプルT−13i−6
,T−Bi−18。
T−Bi −80、T−Bi −42、T−Bi −5
4、T−Bi−66、T−Bi −78)、図中9は同
じ< Moに対するTaの添加量が81.5wt%であ
りBi添加量を変化させにもの(サンプルT−Bi−7
、T−Bi−19、T−Bi−8L 、 T−Bi−4
8、T−Bi −55、T−B−67、T−Bi −7
9) 、図中10は同じ< Moに対するTaの添加量
が44.1wt%でありBi添加量を変化させたもの(
サンプルT−Bi −B 、 T−Bi −20、T−
Bi−82、T−Bi −44、T−Bi −56、T
−Bi−68、T−Bi−80)のしゃ断性能を示した
ものである。第2図よりMoに対するTa添加量が各々
3.8wt%、17.0wt%、81.5wt%、44
.1wt%である本発明接点材料(図中、7,8,9.
10)はBi添加量が20wt%でも従来の0u−25
Cr接点材料より優れ1こしゃ断性能を有していること
が判る。
又、第1図と比較して、 Moに対するTa添加量が3
.8wt%である本発明接点材料及17.0wt%であ
る本発明接点材料のしゃ断性能が向上していることが判
る。第8図は同じく本発明接点材料のしゃ断性能を示し
た図であり、Cu量が約40wt%の溶浸法で製造し1
こ接点材料のしゃ断性能について表わしたものである、
図の縦軸と横軸は第1図と同じであり、図中11はMo
に対するTaの添加量が3.8wt%であす、B111
15S加量を変化させ1こ本発明接点材料(サンプルT
−Bi −9、T−Bi−21、T−Bi−83、T−
Bi−45。
T−Bi−57、’r−13i−59 、 T B1−
81)のしゃ断性能を示し、図中12は同じ<Moに対
するTaの添加量が17.0wt%でありBi添加量を
変化させ1こもの(サンプルT−Bi −10、T−B
i −22、T−Bi−84、T−Bi−46、T−B
i −58、T−Bi −70、T−Bi −82) 
、図中18は同じ<Moに対するTa(7)添加量がa
i、swt%でありBi添加量を変化させにもの(サン
プルT−Bi−11、T−Bi −28、T−Bi−8
5、T−Bi −47、T B1−59 、 T−Bi
 −71、T B1−88)、図中14ハ同じ< Mo
に対するTaの添加量が44.1wt%でありBi添加
量を変化させ丁こもの(サンプJl/ T−Bi−12
、T−Bi −24、T−Bi −86、T−Bi −
48、T−Bi −60、T Bi −72、T−Bi
−84)のしゃ断性能を示し1こものである。第3図よ
りM6に対するTa添加量が各々3.8wt%、17.
0wt%、 81.5wt%、44.1wt%である本
発明接点材料(図中、 11 、12 、18 、14
 )はBi添加量が20wt%でも従来のCu−25C
r接点材料より優れたしゃ断性能を有していることが判
る。又、第2図と比較して、Moに対するTa添加量が
3.8wt%である本発明接点材料のしゃ断性能が低下
しており、第1図と合せて比較すると% Cuff15
0wt%近傍がしゃ断性能について最適と考えられる。
−万、第1図、灯2図及@3図に於て、”I添加量が増
加した場合のしゃ断性能の低下の度合いはCuiが40
wt%の万が他に比べて少ない傾向にあることが判る。
尚、本発明接点材料(サンプルT−B i−1〜T−B
i−84)と従来のCu−Mo接点材料(サンプルht
 t )を比較すると本発明接点材料すべてがC(1−
Mo接点材料より優れ1こしゃ断性能を有していること
をっけDOえてお(。
以上の事よりMoに対するTa添加量が17.0wt%
以上であればBi添加量に依らず、Cuflも40〜6
0wt%の範囲で従来例である0u−25Cr接点材料
より優れたしゃ断性能を示し、Moに対するTa添加量
が8,8wt%であればCu量が60wt%の場合Bi
添加量は5wt%まで従来のCu−25Cr接点材料よ
り優れ1こしゃ断性能を示し、同じ<Moに対するTa
添加量が3.8wt%テ0uilが60及び40 wt
%であればBi添加量に依らず、従来例より優れたしゃ
断性能を示しており、従来例であるCu−25Or−B
i  と同−Bi量で比較すれば、本発明接点材料は全
ての成分範囲で優れたしゃ断性能を示している。
又、表5より耐電圧性能に関しても本発明接点材料が従
来例であるCu−25Orより優れていることが判り、
耐電圧性能が1以下のものについても、例えばサンプル
T−Bi−87と同等のBi量(1wt%)を含有しf
コCu−25Or−IBi材(サンプ/I/ C−B1
−4  )を比較し1こ場合、T−Bi−87が0.6
4 (Cu−250r比)であルノニ対し、C−B1−
4  が0.8 (Cu−250r比)であり、本発明
接点材料の方が優れ1こ耐電圧性能を示していることが
判る。尚、耐電圧性能の測定方法は次のサイクルを多数
回行うことにより得1こ。■電流投入、■無負荷しゃ断
、■高電圧印加、■高電圧印加による放電の有無チェッ
ク。以上の■〜■で1サイクルとし、このサイクルを多
数回繰返すことで(放電を起こし1こサイクル回数)/
(全サイクル回数)を計算し、この確率が50%になる
ように印加電圧を調整しに。表6には従来例であるCu
−25Orの50%放電確率電圧値を基準として本発明
接点材料の値を示している。ここで電流条件、接点間隔
等の条件は同一で行つ1こ。第4図はcubが60wt
%である溶浸法により製造され1こ本発明接点材料の耐
電圧性能を示し15図であり、縦軸は従来例であるCu
−25Cr接点材料の性能を基準としTこ際の耐電圧性
能を示し、横軸はBiの添加量を示している。尚B!添
加量による耐電圧性能変化を表わすため第4図は第4−
1図と第4−2図にBi添加量1wt%の点で分割して
いる。図中1〜6は第1図と同一接点材料に関するもの
である。第4−1゜4−2図より本発明接点材料(図中
1.2 、 a 、 4)゛ が従来例である0u−2
5Cτ−Bi  接点材料(図中5)より優れているこ
とが判る。又、従来のCu−25Cr接点材料と比較し
て、M□に対するTa添加量が3.8wt%のものはB
i添加量が0.27wt%まで%Moに対するTa添加
量が17.0wt%のものはBi添加量がQ、4wt%
まで、 M□に対するNb添加量が31.5wt%のも
のはBi添加量が0.6wt%まで、 M□に対するT
a添加量が44.1wt%のものはBi添加量が1.4
wt% までの範囲で従来のCu−25Cr接点材料よ
り優れた耐電圧性能を有していることが判る。又、第4
−1 、4−2図よりMolこ対する添加量が多い方が
、Bi添加量の増加による耐電圧性能低下の度合が少な
いことが判る。
第5図はCu量が50wt%である溶浸法により製造し
1こ本発明接点材料の耐電圧性能を示しに図であり、縦
軸と横軸は第4−1 、4−2図と同一である。
第5図も第4図と同様にBi添加量1wt%の点で分割
してあり、図中7〜10は第2図と同一接点材料に関す
るものである。第5−1 、5−2図より本発明る0u
−25Cr−Bi  接点材料(図中5)より優れてい
ることが判る。又、従来のCu−26Cr接点材料と比
較して、Moに対するTa添加量が3.8 w t%の
ものはBi添加量が0.41hvt%まで、Moに対す
るTa添加量が17.0wt%のものはBi添加量が0
.94wt%まで、Moニ対するTa添加量が81.5
wt%のものはBi添加量が3.9wt%まで、 Mo
に対する’raTa添加量4.1wt%のものはBi添
加量が20wt%までの範囲で従来のCu−25Or 
接点材料より優れ1こ耐電圧性能をイボしていることが
判る。又、第5−1 、5−2図より第4−1゜4−2
図と同様にMolこ対するTa添加量が多い方が、Bi
添加量の増加による耐電圧性能低下の度合が少ないこと
が判る。又第4−1.4−2図とff15−115−2
図を比較すると、@5−1.5−2図の方が全般的に耐
電圧性能が高く、これは本発明接点材料のCu量による
ものと思われ、Cufiが50wt%の方が60W【%
より優れ1こ耐電圧性能を有している。第6図はCu1
1.が40wt%である溶浸法により製造し1こ本発明
接点材料の耐電圧性能を示し1こ図であり、縦軸と横軸
は第4−1.4−2図と同一であり、図中11〜14は
第3図と同一接点材料に関するものである。
第6図も第4図と同様にBi添加量IWj%の点で分割
しである。第6−1 、6−2図より本発明接点材料(
図中、11 、12 、18 、14 )が従来例であ
るCu−25Or−Bi接点材料(図中5)より優れて
いることが判る。又、従来のCu−25Cr接点材料と
比較して、Moに対するTa添加量が3.8wt%のも
のはBi添加量が0.2wt%まで、Moに対するTa
添加量が17.0wt%のものはBi添加量が0.86
w(%まで、Moに対するTa添加量がal、5wt%
のものはBi添加量が0.44wt%まで、Mofこ対
するTa添加量が44.1wt%のものはBi添加量が
0.54wt%までの範囲で従来のCu−25Cr接点
材料より優れ1こ耐電圧性能を有していることが判る。
又第6−1 、6−2図に於てもMo Eこ対するTa
添加量の多い方が、Bi添加量の増加による耐電圧性能
低下の度合が少ないことが判る。又、第5−1゜5−2
図と第6−1.6−2を比較すると、第5−1゜5−2
図の方が全般的に耐電圧性能が高く、前述の第4−1 
、4−2図と第5−1 、5−2図の比較と合せると、
cuiが50wt%付近が耐電圧性能が優れていること
が判る。
又、溶浸法で製造した本発明接点材料(サンプルT−B
i −1= T−13t−s4)のさい断電流値は表5
よりBi添加量1こ依存していることが判り、Bi添加
Iζよる効果としては1wt%程度から現れ、以降Bi
添加m:の増加と共にさい断電流値が減少して行く。さ
い断電流値に影響を与える成分としてはBiが主で。
他のCu 、Mo 、 ’raについては本発明接点材
料の成分比範囲内ではあまり影響を与えていない。又、
溶着例外し力については本発明接点材料は、Bi添加量
として0.1wt%でかなり効果を示し、それ以tでは
測定値が(0)となっている。ここで溶着例外し力の測
定はしゃ断器に組込まれた真空スイッチの接点を閉じた
状態で12.5 kAの電流を3秒間通電し、その後し
ゃ断器より真空スイッチを取り外し、引張試験機Eこよ
り接点間の溶着例外し力を計測し1こ。
従って表5中の浴着例外し力の欄で(0)とあるものは
、引張試験機でテストした際に溶着を起こしていなかつ
fこか、もしくは非常に低い溶着例外し力の1こめハン
ドリングで溶着がはずれにものと考えられる、接点消耗
量については溶浸法で得た本発明接点材料はBi添添加
には依らず従来例である0u−25Cr接点材料より優
れていることが表5より判る。これは接点材料を構成し
ている成分、主としてMo、Ta及Ouに依るものであ
ると考えられる。
従って、溶浸法で製造した本発明接点材料はさい断電流
値についてはBi添加量が1wt%以上で効果を示し、
溶着例外し力についてはBi添加量が0.1wt%以上
で充分効果があり、接点消耗量については、接点材料の
成゛分としてのCu 、 Mo,’l’、1及Biを含
有した表4に示す成分範囲すなわちCu層が40〜60
wt%。
Moに対するTa添加量が3.8〜44.1 w t%
Biが0.1〜20wt%の範囲で良好な性能を示した
以上の事より溶浸法で製造した本発明接点材料はOuが
82.6〜65.9wt%、Moが26.8〜61.5
wt%、Taが3.9〜29.7wt%、Biが0.1
〜20wt%の範囲で良好な性能を示すことが判る。
第2の粉末焼結法で製造しr、=本発明接点材料の諸性
能についても表5にT−Bi−85〜T−Bi−182
のサンプルとして掲げである。しゃ断性能については表
5より明らかなよう(こ、全て、従来例であるCu−2
5Cr (サンプルC−1)より優れtこしゃ断性能を
有していることが判る。@7図はCu量が75wt%で
ある粉末焼結法により製造し1こ本発明接点材料のしゃ
断性能を示したもので、縦軸は従来のCu−25Cr接
点材料の性能を基準とした際のしゃ断性能を表わし、横
軸はBi添加量を示している。図中15はMofこ対す
るTa添加量が3.8wt%でBi添加旦を変化させた
材料(サンプルT−Bi−85、T−Bi−98、T−
Bi −101、T−Bi−109、T−Bi−117
、T−Bi−125)について示し、図中16は同じ<
 Moに対する’raTa添加量7.0wt%でBi津
加量を変化させた材料(サンプルT−Bi−86、T−
Bi−94、T−Bi−102、T−Bf−110、T
−Bi−118、T−Bi−126)について、図中1
7はM□+ζ対するTa添加量が81.5wt%でBi
添加量を変化させ1こ材料(サンプルT−Bi−s7.
 T−Bt−s5. T−Bi−1oa 、 T−Bt
−ox 、 T−Bi−119、TJi−127)につ
いて、図中18はMoに対するTa添加量が44.1w
t%でBi添加量を変化させた材料(サンプルT−Bi
 −88、T−Bi−96、T−Bi−104、T−B
i−112、T−Bi −120、T−Bi−1213
)について各々示している。第7図より、Bi添加量の
増加と共に、本発明接点材料のしゃ断性能が低下してい
るが、従来例であるCu−25Or接点材料より優れた
性能を示していることが判る。又、これよりCu量が7
5wt%である粉末焼結法により製造された本発明接点
材料はMoに対する’raTa添加量、8〜44.1w
t%でBi添加量が20wt%までの範囲で優れたしゃ
断性能を有していることが判る。第8図はCu量が6o
wt%である粉末焼結法により製造した本発明接点材料
のしゃ断性能を示したもので、縦軸及横軸は第7図と同
一である。図中19はMoに対するTa添TM象が3.
8wt%でBi添加量を変化させた材料(サンプルT−
Bi−89゜T−Bi−97、T−Bi−105、T−
Bi−118、T−Bi−121、T−Bi−129)
について示し、図中20はMoに対するTa添加量が1
7.0wt%でBi添加量を変化させた材料(サンプ/
l/ T−Bt−9o 、 T−Bi−9s 、 T−
Bi−toe 、 T−Bt−t14. T−Bi−1
22、T−Bi−180) fζついて示し、図中21
はMoに対するTa添加量が81.5wt%でBi添加
凰を変化させ1こ材料(サンプ/L/ T−Bi−91
、T−Bi−99、T−Bi−107。
T−Bi−115、T−Bi−128、T−Bi−18
1)について示し、図中22はMoに対するTa添加量
が44.1wt%でBi添加量を変化させた材料(サン
プルTJi−92、T−Bi −100、T−Bi−1
08、T−Bi−116、’I’−Bi−124 、 
’I’−Bi−182)について示している。第8図よ
り、Bi添加量の増加と共に1本発明接点材料のしゃ断
性能が低下しているが、従来例であるCu−25C!r
接点材料より優れたしゃ断性能を示していることが判る
。又、これよすCu!Lが60wt%である粉末焼結法
により製造された本発明接点材料はMoに対するTa添
加量が3.8〜44.1wt%でBi添加量が20wt
%までの範囲で便れたしゃ断性能を有していることが判
る。0ufilの違いによるしゃ断性能の差は第7図及
第8図より。
絢に対するTa添加量が3.8 W t%品についてB
i添加量が少い場合はCu量が75wt%の方が優れて
おり、B1添加量が多くなるとしゃ断性能の差が少なく
なる、もしくはほぼ同一(ζなる傾向があり、Moに対
するTai加1が17.0wt%、81.5wt%及4
4.1wt%品については、Cu量が60wt%の方が
同等もしくはそれ以上の性能を示している。但し、Bi
添加量の増加によるしゃ断性能低下の度合はOu量60
wt%の方が小さい。以上の事よりMoに対するTa添
加量が3.8wt%以上であればBi添加量に依らず、
Cu量も60〜75wt%の範囲で従来例であるCu−
25Or接点材料より優れたしゃ断性能を示し、同−B
i含有量といった点で従来のCu−25Or−Bi接点
材料と比較しても、本発明接点材料は全ての成分範囲で
優れたしゃ断性能を有している。
又、表5よりi電圧性能に関しても、粉末焼結法により
製造されTコ本発明接点材料はBi添加量が少い場合、
従来例であるCu−25Or接点材料より優れているこ
とが判る。第9図はOuiが75wt%である粉末焼結
法により得られた本発明接点材料の耐電圧性能を示し1
こ図であり、縦軸は従来例であるCu−25Or接点材
料の性能を基準とした際の耐電圧性能を示し、横軸はB
iの添加量を示している。尚@9図は前述の第4図と同
様にBi(i1wt%の点で第9−1図と第9−2図に
分割してい゛る。図中16〜18は第7図と同一接点材
料に関するものである。第9−1 、9−2図より本発
明接点材料(図中15 、16 。
17 、 t8 )が従来例である0u−25Or−B
i接点材料(図中6)より優れ7:1tfl!圧性能を
有していることが判る。又、従来のCu−25Or接点
材料と比較してMoに対するTa添加量が3.8wt%
のものはBi添加量が0.18wt%まで1Mofζ対
するTa添加量が17.0wt%のものはBi添加量が
0.28wt%まで、Moに対するTa添加量が81.
5wt%のものはBi添加量が041wt%まで1Mo
に対するTa添加量が44.1wt%のものはBi添加
量が0.82wt%までの範囲で従来のCu−25Or
接点材料より優れた耐電圧性能を有していることが判る
。又、第9−1 、9−2図より1Moに対する’ra
Ta添加量い方が、Bi添加量の増加による耐電圧性能
低下の度合が少ないことが判る。第10図はCu量が6
0wt%である粉末焼結法により得られた本発明接点材
料の耐電圧性能を示した図であり、縦軸及び横軸は第9
図と同一である。又、第10図もBi凰1wt%の点で
第10−1図と第10−2図に分割している。図中19
〜22は第8図と同一接点材料に関するものである。@
 10−1 、10−2  図より本発明接点材料(図
中19 、20 、21 、22 )が従来例であるC
u−25Or−Bi接点材料(図中5)より優れた耐電
圧性能を有していることが判る。又、従来GDCu−2
5Or接点材料と比較して、Molζ対するTa添加量
が3.8wt%のものはBi添加量が0.26wt%ま
で、Moに対するTa添加量が17.0wt%のものは
Bi添加量が0.5wt%まで、Moに対するTa添加
量が81.5wt%のものはBi添加量が1.2wt%
 まで、Moに対するTa添加量が44.1wt%のも
のはBi添加量が3.6 w t%までの範囲で従来の
Cu−25Cr接点材料より優れた耐電圧性能を有して
いることが判る。又、第10−1.10−2図よりMo
に対するTa添加量の多い方が、Bi添加量の増加によ
る耐電圧性能低下の度合が少ないことが判る。又、@ 
9−1 、9−2図と第10−1.10−2図を比較す
ると、Cu量が60wt%品の方が75wt%品より耐
電圧性能が高いことが判る。
又、粉末焼結法で製造した本発明接点材料(サンプルT
−Bi−85〜T−Bi−182)のさい断電流値は表
5よりBi添加量に依存していることが判り、Bi添加
による効果としては1wt%程度から現れ、以降Bi添
加量の増加と共にさい断電流値が減少して行く。又、溶
着4外し力については本発明接点材料はBi添加量とし
て0.1 W t%でかなり効果を示し、それ以とでは
測定値が(0)となっている。接点消耗量については粉
末焼結法で得た本発明材料はBi添加量には依らず、C
u量及成分に依存している。ここでCU量が60wt%
品については接点消耗量が従来のCu−25Cr接点材
料に比べ0.2〜0.8倍という優れtこ性能を示し、
かつ前述の溶浸法により得た本発明接点材料と同じ性能
を示しており、一方Cubが75wt%品については0
.5〜0.7倍という性能であることから、Cu量が6
0wt%より少なくなると接点消耗量の変化が余り見ら
れないようになることが判る。又、CUaが75w(%
である本発明接点材料と従来例であ7,0u−25Or
もしくはCu−25Cr−IJ接点材料を比較すると1
本発明接点材料の接点消耗量が0.5〜0゜7という事
で、この違いは接点材料を構成している成分の違いによ
るものと考えられる。従って粉末焼結法で製造した本発
明接点材料はさい断電流値についてはBi添加量が1w
t%以とで効果を示し、溶着4外し力についてはBi添
加量が0.1wt%以上で充分効果があり、接点消耗量
についてはCU量が60〜75wt%、Moに対する’
ra添加量が3.8〜44.1wt%、Biが0.1〜
20wt%の範囲で良好な性能を示した。
以との事より、粉末焼結法で製造した本発明接点材料は
Cuが60〜75wt%、Moが14.0〜B 6.5
 wt%、Taが2.2〜17.6wt%、Biが0.
1〜20wt%の範囲で良好な性能を示すことが判る。
第8の真空ホットプレス法で製造した本発明接点材料の
諸性能についても表5にT−Bi−tag〜T−Bi−
180のサンプルとして掲げである。しゃ断性能につい
ては表5より明らかなように、全て従来例である0u−
25Cr接点材料より優れたしゃ断性能を有しているこ
とが判る。第11図はOuiが75wt%である真空ホ
ットプレス法により得られた本発明接点材料のしゃ断性
能を示したもので、縦軸は従来のCu−25Cr接点材
料の性能を基準としに際のしゃ断性能を表わし、横軸は
Bi添加量を示している。
図中28はMoに対するTa添加量が3.8wt%でB
i添加量を変化させた材料(サンプルT B1−1f3
3 、 T−Bi −qJq   IT+−ロ! 11
^  甲−nニー9en   甲−ロ:qee   甲
 ロニ qPIn\について示し1図中24はMoに対
するT、添加量が17.0wt%でBi添加量を変化さ
せた材料(サンプルT−Bi−184、T−Bi−14
2、T−Bi−150、T−Bi−158、T−Bi−
166、’T−Bi −174)について示し、図中2
5はMoに対するT、添加量が81.5wt%でBi添
加量を変化させた材料(サンプルT−Bi−185、T
−Bi−148、T−Bi−151。
T−Bi−159、T−Bi−167、T−Bi−t7
5 )について示し、図中26はMoに対するTa添加
量が44.1wt%でBi添加保を変化させずこ材料(
サンプルT=Bi−136、T−JJ −144、T−
Bi−152、T−Bi−160、T−Bi−168、
T−Bi−176)について示している。第11図より
Bi添加量の増加と共に、本発明接点材料のしゃ断性能
が低下しているが、従来例であるC!u−25Cr接点
材料より優れ1こしゃ断性能を有していることが判る。
又、第11図よりCu量が75wt%である真空ホット
プレス法により製造された本発明接点材料はMoに対す
るTa添加量が3.8〜44.1wt%でBi添加量が
20wt%までの範囲で優れtこしゃ断性能を有してい
ることが判;6゜第12図はCuiが60wt%である
真空ホットプレス法rr  +−h  4M  己 稍
 ず− 十x8 日日 序 占 太オv1 の 1、(
b 涼丘 ゼ七 含旨 ル 示したもので、縦軸及び横
軸は第11図と同一である。
図中27はMoに対するTa添加量が3.8 w t%
でBi添加量を変化させた材料(サンプルT−Bi−1
87、T−Bi −145、T−Bi−158、T−B
i−161、T−Bi−169、T−Bi−177)に
ついて示し、図中28はMoに対するTa添加量が17
.0wt%でBi添加量を変化させた材料(サンプルT
−Bi−188、T−Bi −146、T−Bi−15
4、T−Bi−162、T−Bi−170、T−Bi 
−178)について示し、図中29はMoに対するTa
添加量が31.5wt%でBi添加量を変化させた材料
(サシプルT−Bi−189、T−Bi−147、T−
Bi−155。
T−Bi−168、T−Bi−171、T−Bi−17
9)について示し、図中80はMoに対するTa添加量
が44.1wt%でBi添加量を変化させた材料(サン
プルTJi−140、T−Bi−148、T’−Bi−
t56 、 T−Bi−164、T−Bi−1T2 、
 T−Bi−180)について示している。第12図よ
りBi添加量の増加と共に、本発明接点材料のしゃ断性
能が低下しているが、従来例であるCu−25Or接点
材料より優れ1こしゃ断性能を有していることが判る。
又、第12図よりCu量が60wt%である真空ホット
プレス法により製造された本発明接点材料はMoに対す
るTa添加量が3.8〜44.1wt%でBi添加量が
20wt%までの範囲で優れたしゃ断性能を有している
ことが判る。
Cu量の違いによるしゃ断性能の差は第11図及び第1
2図より、全般的にCu量が60wt%品の方が高い傾
向にある。以との事よりCu量が60〜75wt%で、
 Moに対するNb添加量が3.8〜44.1wt%で
%Bl添加量が20wt%までの範囲の本発明接点材料
は従来のCu−25Or接点材料より優れTこしゃ断性
能を有している。
又、表5より耐電圧性能に関しても、真空ホットプレス
法により製造された本発明接点材料はBi添加量が少い
場合、従来例である0u−25Or接点材料より優れて
いることが判る。第18図はCu量が75wt%である
真空ホットプレス法により得られた本発明接点材料の耐
電圧性能を示し1こ図であり、縦軸は従来例であるCu
−25Or接点材料の性能を基準とした際の耐電圧性能
を示し、横軸はBiの添加量を示している。尚第1a図
は第4図と同様にB111wt%の点で第18−1図と
第18−2図に分割している。図中23〜26は第11
図と同一接点材料に関するものである。第18−1 、
18−2 図より本発明接点材料(図中jlll 、 
24 、25 、26 )が従来例であるCu−25O
r −B i接点材料(図中5)より優れ1こ耐電圧性
能を有していることが判る。又、従来のCu−25Or
接点材料と比較してMoに対するTa添加量が3.8w
t%のものはBi添加量が0.15wt%まで、Moに
対するTa添加量が17.0wt%のものはBi添加量
が0.25wt%まで、Moに対するTa添加量が81
.5wt%のものはBi添加量が0.28wt%まで、
Moに対する’raTa添加量4.1wt%のものはB
i添加量が0.29wt%までの範囲で従来のCu−2
5Or接点材料より優れた耐電圧性能を有していること
が判る。又、第18−1.13−2図より、Moに対す
るTa添加量の多い方がBi添加による耐電圧性能低下
の度合が少ないことが判る。第14図はCu量が60w
t%である真空ホットプレス法より得られ1こ本発明接
点材料の耐電圧性能を示した図であり、縦軸及び横軸は
第18図と同一である。又、第14図もB1ff11w
t%の点で第14−1図と第14−2図に分割している
。図中27〜80は第12図と同一接点材料に関するも
のである。第14−1 、14−2 図より本発明接点
材料(図中27 、28 、29 、80 )が従来例
である0u−25Or−Bi接点材料(図中5)より優
れた耐電圧性能を有していることが判る。又、従来(7
) Cu−25Or接点材料と比較して、Moに対する
Tai加量がs、swt%のものはBi添加量がOJ2
wt%まで、鳩に対するTa添加量が17.0wt%の
ものはBi添加量が0.54wt%まで、 Noに対す
る’ra添加1が31.5wt%のものはBi添加量が
2.5wt%まで、Mo)こ対するTa添加量が44.
1wt%のものはBi添加量が7wt%までの範囲で従
来の0u−25Or接点材料より優れ1こ耐電圧性能を
有していることが判る。又、第14−1 。
14−2図よりMoに対するTa添加量の多い方がBi
添加による耐電圧性能低下の度合が少ないことが判る。
又%1.a−1、18−2図と14−1.14−2図を
比較すると、0uffiが60wt%品の方が75wt
%品より優れた耐電圧性能を有していることが判る。
又、真空ホットプレス法で製造した本発明接点材料(サ
ンプルT−Bi−118〜T−Bi −180)のさい
断電流値は表5よりBi添加量に依存していることが判
り、Bi添加による効果としてはIwt%程度から現れ
、以降Bi添加量の増加と共にさい断電流値が減少して
行く。又、溶着例外し力については本発明接点材料はB
i添加量として0.1wt%でかなり効果を示し、それ
以上では測定値が(0)となっている。
接点消耗量についてはBifiに依らず、CuQ及成分
成分存している。ここでCutが60wt%品について
は粉末焼結により得られTコ本発明接点材料の場合と同
じく、接点消耗量が従来のCu−25Cr接点材料に比
べ0.2〜0.8倍という優れTこ性能を示し、前述し
1こ本発明接点材料と同等の性能を示しており、一方C
u量が75wt%品については0.5〜0.7倍と、こ
れも粉末焼結法で得られた本発明接点材料と同等の性能
を示していることから、Cu量が60wt%より減少す
ると接点消耗風の変化が余り見られないようになること
が判る。又、Cutが75wt%である本発明接点材料
と従来例であるCu−25CrもしくはCu−25Or
−Bi  接点材料を比較すると、本発明接点材料の接
点消耗量が0.5〜0.7倍と低く、この違いは接点材
料゛を構成している成分の違いによるものと考えられる
。従って真空ホットプレス法で製造し1こ本発明接点材
料はさい断電流値についてはBi添加量がXwt%以と
で効果を示し、溶着例外し力1こついてはBi添加量が
0.1wt%以とで充分効果があり、接点消耗量につい
てはCu量が60〜75W【%、M。
に対するTa添加量が3.8〜44.1 w t%、B
i量が0.1〜2Qwt%の範囲で良好な性能を示しf
二。
以との事により、真空ホットプレス法で製造した本発明
接点材料はCUが60〜75wt%、Moが14.0〜
B6.5wt%、Taが2.2〜17.6wt%、Bi
が0.1〜20wt%の範囲で良好な性能を示すことが
判る。
尚、L記実流側ではCu−Mo−Ta  にBiを添加
し1こ接点材料を示し1こが、Biに代えて、Te、8
b、Ti!。
Pbでもよく、又これら低融点材料を1挿置と添加して
もよい。表7にそのサンプルを示す。成分配合比は上記
実施例を参考にし、サンプルとして低融点材料の添加量
を最大20wt%とし、この点で従来例と比較した。製
造方法は各サンプルNO末尾1〜8が溶着法、4,6が
粉末焼結法、6.7が真空ホットプレス法である。接点
形状、実験方法もと記実流側と同一であり、測定結果を
表8Iこ示す。
表8より、’re、 8b 、 TJ 、 Pb 、及
B1−Teを添加した本発明接点材料はしゃ断性能につ
いては各低融点成分を2Qwt%含有しy、=もの(T
−T、−2、’r−’re−B 。
T−’r、−5 、 T−Tg−7、T−8b −2、
、T−8b−8、’r−sb−s 、 T−8b−7、
T−TJ−2、T−Tl−8、’r−’rg−s 、 
T−Tg−7、T−Pb−2。
’r、pb−B 、 T−Pb−5、T−Pb−’y 
、 T−BT−2、T−BT −8、T−BT−5、T
−BT−7)が従来例であるサンプルC−B〜7より優
れ1こしゃ断性能を有し、耐電圧性能lこついても同様
に本発明接点材料が優れていることが判る。
又、低融点成分の種類により、しゃ断性能についてはB
iとTeを含有しているものがしゃ断性能の低下が比較
的少なく 、 Pbを含有しているものが、本発明接点
材料の中では劣っていることが判る。又、Biもしくは
Te単体で20wt%添加するより、各々10wt%づ
つ全体で20wt%添加し1こ方がしゃ断性能が優れて
おり、他の低融点成分についても同様の効果が期待出来
る。一方、さい断電流値、溶着例外し力、接点消耗量に
ついては添加する低融点成分に余り依存していないこと
が表8より判る。
従って、表8で示し1こ本発明接点材料の性能は基本的
には先に表19表29表8で示したBiを添加した接点
材料と同様と考えられ、溶浸法により製造されたものは
0.量が32.6〜65.9 w t%、Moに対する
Ta添加量が3.8〜44.Iwt%即ちMoが26.
8〜61.5wt% %T3が19〜29.7 w t
%で’re 、8b 、’r/ 、 Pb、 Bi等の
1挿置との低融点材料が0.1−20wt% までの範
囲で優れ1こ性能を示し、粉末焼結法もしくは真空ホッ
トプレス法lζより製造されfこものはCu量が60〜
75w【%、Moに対するTa添加量が3.8〜44.
1 w t%即ちMoが14.0〜36.5wt%、T
aが2.2〜17.6 w t%でTe、 Sb 。
Tl 、 Pi) 、 Bi等の1種以上の低融点材料
が20wt%までの範囲で優れ1こ性能を示す。
以上のように、L記説明はC,が82.6〜75wt%
Moが14.0〜61.5wt%、Taが2.2〜29
.7 w t%、1種以上の低融点材料が0.1〜20
wt% の範囲の本発明接点材料について行ったが、実
用と優効な接点材料の成分範囲はさらに広いものと考え
られ、例えばOuは30〜80wt% 、Moに対する
Ta添加量としては2〜55wt%、即ちMoが9〜6
3.6wt%、Taが0.4〜83.5wt%、1挿置
りの低融点材料は0.05〜25wt%といつた範囲で
も、用途に合わせて選択出来るものと考えられる。
〔発明の効果〕
以とのように、この発明によれば真空しゃ断器の電極に
CuとMoとTaと1挿置との低融点材料を含有しTこ
接点材料を用い1二ので、性能の優れた真空しゃ断器を
得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はこの発明の一実施例である溶
浸法により製造された接点材料のしゃ断性能を示すグラ
フ、第4図、第6図、第6図はこの発明の一実施例であ
る溶浸法により製造された接点材料の耐電圧性能を示す
グラフ、第7図、第8図はこの発明の一実施例である粉
末焼結法により製造された接点材料のしゃ断性能を示す
グラフ、第9図、第10図はこの発明の一実施例である
粉末焼結法により製造された接点材料の耐電圧性能を示
すグラフ、第11図、第12図はこの発明の一実施例で
ある真空ホットプレス法により製造された接点材料のし
ゃ断性能を示すグラフ、第18図、第14図はこの発明
の一実施例である真空ホットプレス法により製造された
接点材料の耐電圧性能を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、銅とモリブデンとタンタルを含有し、低融点材料を
    1種以上含有したことを特徴とする真空しや断器用接点
    材料。 2、銅が30重量%から80重量%、Moが9重量%か
    ら68.6重量%、Taが0.4重量%から38.5重
    量%、1種以上の低融点材料が0.05重量%から25
    重量%の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の真空しや断器用接点材料。 3、銅が32.6重量%から75重量%、Moが14重
    量%から61.5重量%、Taが2.2重量%から29
    .7重量%、1種以上の低融点材料が0.1重量%から
    20重量%の範囲にあることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の真空しや断器用接点材料。 4、銅が32.6重量%から65.9重量%、Moが2
    6.8重量%から61.5重量%、Taが3.9重量%
    から29.7重量%、1種以上の低融点材料が0.1重
    量%から20重量%の範囲にあり、溶浸法で製造したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の真空しや
    断器用接点材料。 5、銅が60重量%から75重量%、Moが14重量%
    から86.5重量%、Taが2.2重量%から17.6
    重量%、1種以上の低融点材料が0.1重量%から20
    重量%の範囲にあり、粉末焼結法で製造したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の真空しや断器用接
    点材料。 6、銅が60重量%から75重量%、Moが14重量%
    から36.5重量%、Taが2.2重量%から17.6
    重量%、1種以上の低融点材料が0.1重量%から20
    重量%の範囲にあり、真空ホットプレス法で製造したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の真空しや
    断器用接点材料。 7、低融点材料がビスマス、テルル、アンチモン、鉛、
    タリウムの中から選ばれることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6項
    のいづれかに記載の真空しや断器用接点材料。
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