JPS62264379A - 画像フアイリング方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、画像データのファイリング方式に関し、さら
に詳細には１画像スキャナなどによって原稿から読み取
られた画像データのファイリング方式に関する。

〔従来技術〕

画像スキャナなどの画像読み取り装置によって原稿の画
像を読み取り、その入力画像のデータを大容量磁気ディ
スク装置や光デイスク装置などのファイリング装置に格
納する画像ファイリングシステムが開発されている。

このような画像ファイリングシステムでは、一般に定型
の数種類の大きさの原稿を指定することができるように
なっており、その指定された原稿の大きさに対応した部
分の画像データだけがファイリング装置に格納される。

しかし、一部にしか画像がなく、それ以外の部分は空白
の原稿を読み取った場合、その空白の部分のデータまで
ファイリング装置に格納されるため、ファイリング装置
の記憶スペースを無駄に使ってしまうという問題があっ
た。

また、読み取り原稿の大きさを任意に指定できる画像フ
ァイリングシステムも開発されている。

このシステムでは、原稿自体の大きさでなく、原稿の画
像部分だけを指定し、その部分の画像データだけをファ
イリング装置に格納させることができる。しかし、その
指定のために繁雑な手操作が必要であるという問題があ
った。しかも、原稿が変わる度に指定操作を行う必要が
あり、画像ファイリング作業の能率低下を招いている。

〔目　的〕

したがって１本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解消できる画像ファイリング方式を提供するこ
とにある。

〔構　成〕

この目的を達成するために、本発明にあっては、入力画
像データから画像のエツジを検出することにより、その
画像を含む画像領域を設定し、入力画像データから画像
領域内のデータだけを抽出してファイリング装置に格納
する。

〔実施例〕

以下、図面を参照して１本発明の一実施例について説明
する。

第１図は、本発明に係る画像ファイリングシステムの構
成を簡略化して示す概略ブロック図である。

この図において、１はシステム各部の制御と、後述のエ
ツジ検出、画像領域設定などの処理を行う中央演算処理
装置（ＣＰ　Ｕ）である。

２はメインメモリである。このメインメモリ２には、Ｃ
ＰＵＩで実行される画像ファイリング・プログラム２ａ
が格納される。また、入力画像データを一時的に記憶す
るための画像バッファ２ｂ。

後述のエツジ検出処理などに関連した最外郭点テーブル
２０なども、このメインメモリ２に用意される。

３はコンソールであり、このコンソール３からオペレー
タはＣＰＵＩに対するコマンドを入力する。また、ＣＰ
ＵＩからのメツセージなどが、このコンソール３のディ
スプレイに表示される。

４は画像読み取り装置であり、これはＣ：ＰＵｌからの
指示に従って原稿を読み取り、原稿画像のデータをメイ
ンメモリ２上の画像バッファ２ｂに転送する。

５は画像データを格納するための光デイスク装置などの
大容量のファイリング装置である。ＣＰＵ１の制御によ
って、画像データはファイリング装置５とメインメモリ
２との間で転送される。

６は、前記各部の間のデータおよび制御情報の伝達に用
いられるバスである。

第２図は、この画像ファイリングシステムにおける画像
ファイリング動作の流れを示す概略フローチャートであ
る。また、第３図は、エツジ検出および画像領域設定の
説明図である。この二つの図面を参照しながら、画像フ
ァイリング動作を説明する。

原稿が画像読み取り装置４にセットされ、コンソール３
より入力開始コマンドが入力されると、ＣＰＵ１による
プログラム２ａの実行が始まる。

まず、画像読み取り装置４に対しＣＰＵＩから読み取り
指示が与えられ、画像読み取り装置４は原稿の順次読み
取り、ＤＭＡなどの手段によって。

読み取った画像データを画像バッファ２ｂに順次転送す
る（ステップ１０）。原稿の読み取りを終了すると１画
像読み取り装置４はＣＰＵＩに対して割込みなどの手段
によって終了を報告する。

この終了報告に応答し、ＣＰＵＩは画像バッファ２ｂに
転送された画像（入力画像）のエツジ検出処理を実行す
る（ステップ１１）。このエツジ検出処理は、例えば全
読み取り領域２０内の入力画像データをスキャンしなが
ら、公知の空間フィルタリングなどの技術によって行わ
れる。このエツジ検出処理において、検出されたエツジ
より、画像２１の上下左右の最外部点Ｐ工、Ｐ、、Ｐ、
。

Ｐ４が求められ、その座標（第３図参照）の情報が最外
郭点テーブル２ｃに登録される。

この処理の次に、ＣＰＵＩによって画像領域の設定処理
が実行される（ステップ１２）、すなわち、最外郭点テ
ーブル２ｃに登録された最外郭点の座標情報から、画像
２１の外接方形領域２２の頂点ＰＳ、ＰＥの座標が求め
られ、その外接方形領域２２が画像２１を含む画像領域
（２２）として設定される。なお、頂点ＰＳ、ＰＥの座
標情報はメインメモリ２の画像領域テーブル２ｄに登録
される。

この処理が終わると、画像領域テーブル２ｄに登録され
た頂点ＰＳ、ＰＥの座標情報に従い、画像バッファ２ｂ
から画像領域（２２）内のデータだけが抽出され１例え
ばＤＭＡによってファイリング装置５へ転送されて格納
される。

このようにして、入力画像の画像領域外の部分（画像の
ないスペース部分）のデータを排除し、入力画像の画像
領域内のデータだけを抽出してファイリング装置５に格
納することができるため、ファイリング装置５の記憶ス
ペースを有効に利用できる。しかも、そのような画像領
域内データの抽出は自動的に行われ、従来のような面倒
な手操作を不要であるため、能率的な画像ファイリング
が可能である。

以上、一実施例について本発明を説明したが、本発明は
それだけに限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲内で多様な変形が許されるものである。

〔効　果〕

以上説明したように、本発明によれば、面倒な手操作を
行うことなく、入力画像データの有効部分だけをファイ
リング装置に格納することができるため、ファイリング
装置の記憶スペースを有効に利用することができると＼
もに、能率的な画像ファイリングが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像ファイリングシステムの構成
を簡略化して示す概略ブロック図、第２図は画像ファイ
リング動作を説明するための概略フローチャート、第３
図はエツジ検出による画像領域の設定を説明するための
図である。 １・・・中央演算処理装置（ＣＰ　Ｕ）、２・・・メイ
ンメモリ、　　２ｂ・・・画像バッファ。 ２ｃ・・・最外部点テーブル、　２ｄ・・・画像領域テ
ーブル、　２１・・・画像、　２２・・・外接方形領域
（画像領域）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力画像データから画像のエッジを検出すること
   により、その画像を含む画像領域を設定し、前記入力画
   像データから前記画像領域内のデータだけを抽出してフ
   ァイリング装置に格納することを特徴とする画像ファイ
   リング方式。