JPS62264173A - 管の自動巻取結束機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業の利用分野） 本発明は１例えば樹脂製の可どう電線管等の管を所定の
長さ毎に巻取って１巻取った管束を適宜個所で結束する
管の自動巻取結束機に関する。

（従来技術） 従来、例えば樹脂製の町とう゛電線管（以下単に電線管
という）の巻取、結束については、製品毎に１個ずつ手
作業により行なわれている。すなわち、巻取機の巻取ド
ラムに押出機より送り出されてくる電線管の端を固定し
、一定量巻取ドラムに巻きつけ、巻取後に作業者は電線
管の巻取端をはさみで切断し、電線管の管束にテープを
巻いて結束し、巻取ドラムより巻取った電線管を外すと
いう手作業によっていた。このため、生産効率に限界が
あり、コスト高ともなっていた。

（発明の目的） 本発明は、このような従来の作業者の手数を要する電線
管のような管についての巻取から結束までの自動化を図
り、生産効率を高めようとするものであり、その管の自
動巻取結束機を提供しようとするものである。

（発明の構成） すなわち、本発明に係る管の自動巻取結束機は、巻取ド
ラムへの管の供給位置を順次変更させるトラバース装置
と、管の一端を固定するチャック部を備えた複数の巻取
ドラムと、この複数の巻取ドラムの位置を巻取位置と結
束位置とに入れ換える入換装置と、巻取位置と結束位置
との間で管を切断する管切断装置と、結束位置にある巻
取ドラムに巻取られた管の緩みを防止する管押え装置と
、結束位置において間欠的に回転させる巻取ドラムに連
動して巻取ドラムに巻取られた管を結束する結束装置と
を備え、管を巻取後、管を巻取った巻取ドラムと、空の
巻取ドラムと入換え、管を切断、結束するとともに入換
えた巻取ドラムには次の管の巻取を開始させ、これによ
って連続的に管の巻取、結束を行なうようになっている
。

（実施例） 以下１図面に示す実施例にしたがって本発明の詳細な説
明する。

図は５電線管の自動巻取結束機について示したものであ
り、そのＪｌ要は第１図及び第２図に示すように、トラ
バース装２Ｊ（Ｄ、巻取ドラム（２）。

入換装置（３）、管切断装置（４）、管押え装置（５）
及び結束装！？（８）を備えている。

トラバース装置（１）は、図示しないが押出機より送り
出されてくる電線管（Ｐ）の上下方向を定める一対の回
転ロール（１１）と、前記回転ロール（１１）と直交し
て電線管（Ｐ）の水平方向を定める一対の回転ロール（
１２）とを有する基台（１３）と、この基台（１３）を
左右方向へ往復連動させる螺線溝を有するシャツ）　（
１４）とを備えている。これによって巻取位置にある巻
取ドラム（２）への電線管（Ｐ）の供給位置を順次変更
し、巻取ドラム（２）に電線管（Ｐ）を均一な高さにな
るように巻取らせるようになっている。又、前記基台（
！３）には電線管（Ｐ）の巻取り長さを設定するため電
線管（Ｐ）の供給長さを検出する測定ロール（１５）が
設けられている。

本発明においては、トラバース装器（１）は前記実施例
のものだけでなく、例えば、定位置より電線管（Ｐ）を
供給し、後述する巻取ドラム（２）をその回転軸方向に
往復連動させることにより、電線管（Ｐ）の供給位置を
順次変更させるようにしてもよい。

次に１巻取ドラム（２）は、この実施例では、巻取位置
に位置する巻取ドラム（２ａ）と結束位置に位置する巻
取ドラム（２ｂ）との二個が備わっており、入換装置（
３）であるアーム（３りの両端に各々回転可能に設けら
れている０巻取ドラム（２）は、各々ギア（３２）（３
３）及びベルト（２１）（２２）を介してモータ（２３
）（２４）に連結している。８取ドラム（２）の側板（
２Ｂ）には開口部（２０）が設けられ、後述する結束装
置（８）のテープガイド（［１１）を挿入できるように
なっている０巻取ドラム（２）の側板（２Ｂ）は第５因
に示すようにリンク機構を備え、シリンダ（２９’）に
より前方（第１図の手前側）に向かって倒伏するように
なっている。又、巻取ドラム（２）の巻取面には、”、
ｔｔｍ管（Ｐ）を嵌め込むことのできる溝部（２５）が
巻取面の側端に形成されている。そして、溝部（２５）
に嵌め込まれた電線管（Ｐ）を上方より押え込むくちば
し状の爪（２７）と、この爪（２７）を回動させるシリ
ンダ（２Ｂ）とを備えたチャック部が巻取ドラム（２）
の側板（２６）に設けられている。このチャック部によ
り、電線管（Ｐ）の一端が固定されるようになっている
。なお、末完ＩＩでは巻取ドラム（２）は二個以上の複
数備わっていればよい。

入換装置（３）は、アーム（３１）と、アーム（３１）
の回転軸（３０にかけ渡されるベル）　（１５）と、ベ
ルト（３５）を介してアーム（３１）を回転させるモー
タ（３６）とを備えてなり、アーム（３Ｉ）両端の巻取
ドラム（２）を回転軸（３４）を中心に反転させるよう
になっている。

なお、実施例ではアーム（３１）は反転させないときは
ノック（３日）により固定されるようになっている。す
なわち、電線管（Ｐ）の巻取ドラム（２）への巻取時に
はノック（３日）がアーム（３１）の一端に形成された
ノー２り溝（３７）に嵌合してアーム（３８）を固定し
、巻取ドラム（２）の回転動作を安定させ１巻取を終了
してアーム（３１）を反転させるときには巻取経了を合
図に、アーム（３８）の固定を解くためにノック（３８
）をノック溝（３７）から外し、反転可能な状態となる
ように作動するようになっている。

また、実施例ではアーム（３１）は右下りの状態（第１
図）に固定されるようになっている。これは電線管（Ｐ
）の巻取を行なう巻ホトラム（２ａ）を高い位置（第１
図の左側）におき、電線管ＣＰ）を巻き終えた巻取ドラ
ム（２ｂ）を低い位置（第１図の右側）におくことによ
り、アーム（３りの反転後、前記電線管（Ｐ）を巻き終
えた巻取ドラム（２ｂ）の電線管（Ｐ）の高さと、次に
電線管（Ｐ）を巻き取る巻取ドラム（２ａ）の巻取面に
設けられた溝部（２５）の高さとを合わせることができ
、したがって、電線管（Ｐ）を巻取ドラム（２ａ）の溝
部（２５）へ嵌め込むことができ、次の巻取動作をスム
ーズに行なえるからである。なお、巻取ドラム（２）を
反転させる際には、電線管（Ｐ）を巻取った巻取ドラム
（２）が電線管（Ｐ）によってひっばられて逆回転し電
線管（Ｐ）をたわませるので、巻取ドラム（２）の回転
軸には一方向クラッチを設けることが望ましい。

なお、本発明についての巻取ドラム（２）の入れ換えは
、前記実施例のように巻取ドラム（２）を反転させる入
換装置（３）に限らず１例えば巻取ドラム（２）を直線
移動して入れ換えるような入換装置でもよい。

管埋え装置（５）は、第４図及び第５図に示すように、
巻取ドラム（２）に巻取られた′電線管（Ｐ）を外側か
ら押えつける押え＆（５１）と、押え板（５１）を上下
動させるシリンダ（５２）とからなり、入換装置（３）
のアーム（３１）を反転させるときは、押え板（５１）
は上方に位置し、アーム（３１）反転後に押え板（５１
）は下降して、巻取ドラム（２）に巻取られた電線’ｔ
？（ｐ）の外側に押し当てられるようになっている。

したがって、管埋えＡ置（５）は巻取ドラム（２）に巻
取られた電線管（Ｐ）のゆるみを防止するようになって
いる。又、管埋え装置（５）は、後述する管切断装置に
よる電線管（Ｐ）の切断に際して、電線管（Ｐ）の一端
を固定するはたらきを有し、さらに切断された電線管（
Ｐ）がばらけるのを防止するはたらきを有している。

管切断装置（４）は、この実施例では第３図に示すよう
に先端に回転式のカッター（４１）を有し、全体が巻取
位置にある巻取ドラム（２ａ）と直交するように、移動
軸上を前後（第１図の手前及び後側）へ移動するように
なっている。この移動は巻取ドラム（２）に電線管（Ｐ
）を巻取った後のトラバース装置（１）の動きに対応す
るようになっている。すなわち、巻取ドラム（２）が一
定量の電線管（Ｐ）を巻取った後、トラバース装置（１
）が電線管（Ｐ）の巻取を開始する最初の位置まで戻ろ
うとする動きに対して管切断装置（０が移動するように
なっている。

管切１ｆ装置（４）の先端は、前方が電線管（ρ）の管
径より大きく開口し、後方をカッター（４１）の回転＠
ｈ　（４Ｂ）に向けて小ざイした切込（４５）をなし、
管切断装置（４）を前進させたときに７１ｔ！ａ管（Ｐ
）をこの切込（４５）へと収めるようになっている。ま
た。

カッター（４１）はこのすＪ込（４５）の上方に収納さ
れた状態にあり、チェーン（４２）を介してカッター（
４１）の駆動源であるロニタリシリンダ（４３）により
下降するようになっている。又、管切断装置（４）全体
の前後への移動は、シリンダ（４４）の作用により行な
われるようになっている。面して、電線管（Ｐ）の切断
は管切断装置（４）を前進（第１図の手前側）させるこ
とによって切込（４５）内に電線管（Ｐ）を収めるとと
もに巻取ドラム（２）の巻取開始位置まで電線管（Ｐ）
を移行させ、カッター（４１）を下降させることによっ
てなされるようになっている。

結束装置（６）は、巻取られた電線管（Ｐ）の管束の周
囲に巻きつける結束テープ（６４）を通すためのテープ
ガイド（６１）と、電線管（Ｐ）の管束に巻いた結束テ
ープ（６０を引き締めて、結束テープ（６４）の端を切
断する結束部（８２）と、結束テープ（Ｂ４）を供給す
るテープ供給部（Ｂ３）とを備えている。結束部（６２
）及びテープガイド（８１）はレール（６５）上をシリ
ンダ（６６）により移動するようになっており、結束時
には前進（第１図の左方向）させて巻取ドラム（２）に
巻取られた電線管ＣＰ）の管束を結束する結束位置に位
置させ、結束終了後には、後退（第１図の右方向）させ
て、入換装置（３）のアーム（３１）の反転を可能にし
ている。又、テープガイド（６１）は、第６図に示すよ
うに回動軸（８７）（８８）により両開きするようにな
っており、巻取ドラム（２）の間欠的な回転と連動させ
て電線管（Ｐ）の管束を適宜個所で結東する毎に開閉す
るようになっている。

すなわち、巻取ドラム（２）の開口部（２０）を結束装
置（８）のテープガイド（６１）に向けて巻取ドラム（
２）を回転停止させ、テープガイド（６１）を拡開させ
て、結束装置（８）を前進させ管束を抱き込むようにテ
ープガイド（６１）を閉じ管束を結束する。結束後にテ
ープガイド（６１）を再び拡開し、結束装置（６）をシ
リンダ（８Ｂ）の作動により後退させる。そして、巻取
ドラム（２）の次の開口部（２０）を結束装置（６）の
テープガイド（６１）に向くように巻取ドラム（２）を
回転停！卜させる。再び結束装置（６）を前進させ管束
を抱き込むようにテープガイド（６１）を閉じ管束を結
東する。この動作をくり返し行なうようになっている。

なお、実施例では電線管（Ｐ）の切断時の巻取ドラム（
２）の停止位置、電線管ＣＰ）の結束時の巻取ドラム（
２）の停止位置、あるいは入換装置（３）のアーム（３
１）を反転させたときのアーム（３１）の回転位置等の
検知については、主に光電センサ等の各種センナを使用
している。又、実施例ではシリンダは空気圧により作動
するエアシリンダを使用し、これらのシリンダに空気を
供給するパイプは巻取ドラム（２）の回転軸及びアーム
（３１）の回転軸（３４）内に収める構造となっている
。

次に、この自動巻取結束機の動作状態について説明する
。まず、押出機より送り出されてくる電線管（Ｐ）の一
端をトラバース装置（１）の回転ロール（ｕ）（１２）
間に通して、巻取位置にある巻取ドラム（２ａ）のチャ
ック部の溝部（２５）に固定する。このとき、トラバー
ス装置（１）の基台（１３）は巻取ドラム（２ａ）の溝
部（２５）の位置に合うように第１図の手前側の位置に
おかれる。又、結東装ｆｉ　（８）は後退させた位２！
（第１図の右方向）におく、この状態で機械を作動させ
る０機械の作動により巻取が開始される。電線管（Ｐ）
は巻取ドラム（２ａ）への電線管（Ｐ）の供給位置を順
次変更させるトラバース装置（１）により、均一な高さ
に巻かれるとともに設定された巻取量にもとづいて一定
量が巻かれる。

電線管（Ｐ）の巻取後、巻取ドラム（２ａ）の回転は停
止するとともに入換装置（３）が作動し、アーム（３１
）を固定するノック（３８）が外れ、７−ム（３１）の
回転軸（３０を中心にして、アーム（３１）両端の巻取
ドラム（２ａ）（２ｂ）が反転する。このとき巻取ドラ
ム（２ａ）（２ｂ）の回転軸はギアに構成され、アーム
（３１）のギア（３２）（３３）とかむ構造であり、ア
ーム（３１）の回転と同時に外れるようになっている。

電線管（Ｐ）を巻取った巻取ドラム（２ａ）は、アーム
（３１）の反転により結束位置に移動する。そして、電
線管（Ｐ）の外側は管埋え装Ｆａ（５）によって、電線
管（Ｐ）がゆるまないように押えつけられる。さらに管
切断装置（０が移動して電線管（Ｐ）は巻取ドラム（２
ａ）の巻取開始位置まで移行し、電線管（Ｐ）の一端が
チャック部により固定されるとともに電線管（Ｐ）の巻
取端が切断される。

チャック部により電線管（Ｐ）の一端を固定した巻取位
置にある巻取ドラム（２ａ）は、次の電線管（Ｐ）の巻
取を開始する。一方、電線管（Ｐ）を巻取って結束位置
にある巻取ドラム（２ｂ）は、開口部（２０）を結束装
置（８）のテープガイド（８１）に向けて、回転停止す
る。そして、この巻取ドラム（２ｂ）は間欠的に回転し
、これに連動して結束部！　（８）が電線管（Ｐ）の管
束を結束する。結束は次のように行なわれる。

結束部ｆｉ（８）のテープガイド（６１）を拡開させた
状態で、結束部２４　（１３）が結束部ごまで前進する
。

テープガイド（８１）が閉じ、テープガイド（８１）内
に結束テープ（８４）が通され、次いで結束部（６２）
によりＴＦ、線管（Ｐ）の管束周囲に結束テープ（６４
）が巻かれる。結束後テープガイド（６１）が開き、こ
の実施例では巻取ドラム（２）が１２０’回転する０巻
取ドラム（２）の回転後、再びテープガイド（６１）が
閉じ、電線管（Ｐ）は結束される。この動作がくり返さ
れ、電線管（Ｐ）は３カ所で結束される。結束終了後、
結束装置（８）は元の位置に後退する。

次に巻取ドラム（２）の側板（２Ｂ）がシリンダ（２９
）の作動により前方（第１図の手前側）に倒れるととも
に１巻取ドラム（２）の後方に設けられた押し出しシリ
ンダ（７０）により結束された電線管（Ｐ）の管束（第
８図）が手前、に押し出される。押し出された管束は、
別途ベルトコンベア等によって搬送される。

（発明の効果） 本発明に係る自動巻取結束機によれば、巻取ドラムへの
管の供給位置を順次変更させるトラバース装置と、管の
一端を固定するチャック部を備えた複数の巻取ドラムと
、複数の巻取ドラムの位置を巻取位ごと結束位置とに入
れ換える入換装置と１巻取位置と結束位置との間で管を
切断する管切断装置と、結束位置にある巻取ドラムに巻
取られた管の緩みを防止する管押え装置と、結束位置に
おいて間欠的に回転させる巻取ドラムに連動して巻取ド
ラムに巻取られた管を結束する結束装置とを備えたこと
により、管の巻取から結束までを自動化し、しかも連続
的に行なえるようにしたから、例えば電線管のように、
従来作業者が製品ごとに１個ずつ行なっていた巻取、結
束作業に比べて、著しく生産の効率化が図れ、又、コス
トの低減や省力化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例である電線管の自動巻取結束機を
示し、第１図はその全体の正面図、第２図はその全体の
平面図、第３図は管切断装置部分の正面図、第４図は管
押え装置部分の正面図、第５図は第４図の側面図、第６
図は結束位置における巻取ドラムの動作状態を示す側面
図、第７図は結束装置部分の動作状態を示す平面図、第
８図は結束後の電線管を示す正面図である。 図中、（１）はトラバース装置、（２）は巻取ドラム、
（３）は入換装置、（０は管切断装置、（５）は管押え
装置、（８）は結束装置である。 ピ・、″＾

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻取ドラムへの管の供給位置を順次変更させるトラバー
   ス装置と、管の一端を固定するチャック部を備えた複数
   の巻取ドラムと、この複数の巻取ドラムの位置を巻取位
   置と結束位置とに入れ換える入換装置と、巻取位置と結
   束位置との間で管を切断する管切断装置と、結束位置に
   ある巻取ドラムに巻取られた管の緩みを防止する管押え
   装置と、結束位置において間欠的に回転させる巻取ドラ
   ムに連動して巻取ドラムに巻取られた管を結束する結束
   装置とを備えたことを特徴とする管の自動巻取結束機。