JPS62264148A - スプライサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は食品包装機、連続シートを材料として作られる
製袋包装機等に利用できるコルゲートマシン用スプライ
サに関するものである。

（従来の技術） 第３図は従来方式のコルヶ゛−トマシン用オートスプラ
イサの側面図、第４図は第３図のＢ群詳細図、第５図は
第４図において新旧原紙を圧着した状態を説明する側面
図、第６図はシングルフェーサの側断面図、第７図（イ
）〜に）は片面段ボールの不良（欠陥）品としての例を
示す説明図、第７図（ホ）は両面段ボール及び（へ）は
複両面段ボールの側面図を示す。先ず構成について説明
すると、第３図ないし第４図に示すように主な構成要素
としては、キャレツジ型子部４０．圧接部３、切断部２
、ば−／ξミーストラフ１、加速ロール部４１、押付ロ
ール部４２、ダンサロール部６等々によって構成されて
いる。

次に機能について説明すると、キャレツジ装置部４０は
、圧着パー１７、ナイフ１４、ガイド１０一ル部４、キ
ャレツジ側は−パーストップパー１１等によって構成さ
れ、紙継び位置と紙継ぎ準備位置を往復移動する。また
圧接部３は、接紙部に圧着パー１７を持ち、紙継ぎ時、
新旧原紙を紙全幅にわたって圧着する。切断部２は、先
端にナイフ１４が装着され、紙継ぎ時旧原紙を裁断する
。ペーパーストップ部ｌは、紙継ぎ時の圧着パー１７の
圧着、ナイフ１４による裁断が旧原紙の停止状態で行な
われる為、走行中の旧原紙を挾み停止させるものである
。

また加速ロール部４１は、紙継ぎ後新原紙の走行を助勢
して！１き出す事によ、って、タ′ンサロール部６の原
紙ストック量を補充する。押付ロール部４２は、紙継ぎ
時圧着パー１７エ圧着接合された部分（２５ｍ／ｍ幅）
と、圧着されてない部分（２５ｍ１ｍ　）をセンタアイ
ドラロール４３間とで挟持回転する事によって再圧着及
び圧着する。その他ダンサロール部６は、紙継ぎ中の原
紙走行所要量を予め貯蔵１７ておく装置である。

次に紙継ぎの方法（手順）について説明する。

先ス、ミルロールスタンド８ｂのロール状シート１０か
ら巻戻された新原紙の先端は、紙継ぎ準備位置にて先端
処理（裁断）されて表面に両面粘着テープ３４が貼られ
、裏面は圧着カバー１７によって吸引保持される。この
状態で新原紙先端は、キャレツジ装置４０により搬送手
段を介してスプライサ中央に移送され待期する。

次に第４図に水子如く走行中の旧原紙はぼ−パーストッ
プ部ｌに於いて、ｋ−パーストツブパー１１とキャレツ
ジ側は−パーストップパー１１ａに挾持されて停止し、
切断部先端のナイフ１４によって裁断される。ナイフ上
部には圧接部が組み込まれており、旧原紙は圧着パー１
７によって吸引保持されている。原紙裁断後圧着パー１
７は原紙を吸引保持した状態で押し出され、キャレツジ
側圧着パー１７に圧接する事によって間に挾んだ新旧原
紙を両面粘着テープ３４を介して接合する。

圧着パー１７が元の位置に復帰した後、接続された原紙
は加速ロール部４１で回転引張され、押付ロール及びセ
ンタアイドラロール４３間を通−過する事によってさら
に確実に圧着される。

ところで従来のスプライサにおける紙継ぎに際しての構
造的欠点としては、第５図に示すように紙切断部２と圧
接部３が離れた位置にあり、紙端の移動補正機能がかい
為、旧原紙後端（テール）部が圧着できないという事に
ある。

片面段ボールは第６図に示すシングルフェーサ３６によ
って製造される為、通常の状態では第７図（イ）の形状
となるが、紙継合部はテールによって（ロ）ないしくニ
）に示すような欠陥品となってしまう。

なお、第７図（ホ）（へ）は、シングルフェーサによっ
て製造された片面段ボールを貼り合わせる事によって作
られた両面段ボール及び複両面段ボールの側面図である
。　　。

従来の方式によると、原紙（ロール状シート）の交換に
伴って、シート走行に際しての経路が変わるという問題
があり、紙継ぎに関する装置がシートの走行経路に合わ
せて２組必要となる。第４図ないし、第５図は一例とし
て右側の旧原紙を左側に待機させた新原紙先端に接合す
る場合を示している。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のスプライサは、前述のよう々構造的欠点を有し、
新旧原紙を接合した時、旧原紙の後端が接着されずに残
ってしまうという問題があった。

この問題により、段ボールの製造に肖っては、第７図に
於ける（Ｃりないしくニ）に水子ような欠陥が生じ、原
紙接合部を持つ段ボールシートはすべて不良品として廃
棄せざるを得なかった。段ボールは、第りｒ？ｔノ目ｒ
箒半ト＾Ｉｆらノ毒　サ鮮竺＾如ム訃Ｉｆｆ　ｌ一つて
製作されるもので、各原紙の接合部はランダムに発生す
る。この為、複両面段ボール等多段型段ボールの製作に
際して、前記接合部を有する段ボールシートは、かなり
の量にのぼり不良品として廃棄する事に関連した生産性
の低下、各種資材費等々の損失には、大きなものがあっ
た。

本考案は、これらの問題点（損失）を極力減少させるた
めに提案されたものである。

（問題点を解決するための手段） このため本発明は、新旧原紙の交換に当り、旧原紙を裁
断した後、待機させてあった新原紙前端と圧着接合紙継
するスプライサにおいて、前記截断した旧原紙の後端を
接着する位置まで移送させる搬送手段を設けてなるもの
で、これを問題点解決のだめの手段とするものである。

（作用） 先ず紙継ぎ珈備の完了した゛ロール状シートが、ミルロ
ールスタン）ＦＫよって製造ライン内の所定位置に搬入
設置される。そして新原紙の先端にはト面に両面粘着テ
ープが貼り付けられ、下面はすクションボックスによっ
て吸着保持された状態で待機する。走行中の旧原紙は、
２　　／ξミーストップパーより押し付は挾持されて停
止する。次いでナイフによって切断された旧原紙の最終
端は、押付ロール、加速ロールを挟持回転することによ
って、新原紙先端接着部まで移送されて停止する。

旧原紙後端部が、接着部所定の位置にて停止した後、シ
リンダによって下降した圧着バーによって押付けられ、
新旧原紙は両面粘着テープを介して接合される。

（実施例） 以下本考案の実施例を図面によって説明すると、第１図
は本考案の実施例を示す零テールスプライサを示し、第
２図は第１図（ロ）に於けるＡ部詳細図を示す。また第
２図右下の※部は、上方部※部の詳細図を示すものであ
る。先ず構成について説明中ると、第１図ないし第２図
に示すように紙継ぎに際り、て旧原紙を挾持して走行を
停止させるに一パーストツブ部１、旧原紙を裁断するた
めの切断部２、新原紙の先端に旧原紙後端を押しつける
事によって両面粘着テープを介して貼り合わす圧接部３
、原紙を挟持回転する事によって案内するガイトロール
部４、以上４ユニツトの上部片側を共通のブラケットを
介１．て同時に昇降させる昇降装置部７が設けられてい
る。なお、対応する下部片側受座９はフレームだ固定さ
れ移動しない。その径級継ぎ時圧着接合された部分の接
合状態をより確実に干ると共に、原紙の走行を停止して
いた時間内に於ける走行損失を補う押付及び加速ロール
部５、紙継ぎに於いて走行を停止している間ｐ原紙走行
所要量を予め貯蔵しておく為の段差ローラ部６等によっ
て構成されている。

またに−パーストツブ部１の接紙部ズーパーストップパ
ー１１は、取付金具Ａ１２を介してシリンダＡ１３によ
って昇降駆動され、切断部２のナイフ１４は、取付金具
Ｂ１５を介してシリンダＢ１６によって昇降駆動される
。また圧接部３の接紙部圧着パー１７は、取付金具Ｃ１
８を介してシリンダ０１９によって昇降駆動する。以上
３個のシリンダ（シリンダＡ１３、シリンダＢ１６、シ
リンダＣ１９は、共通のブラケットＳ２ｏに並設され、
さらにプラケッ）Ｌ２１に固定されている。

ガイトロール部４のローラは軸両端をベアリングユニッ
ト２２によって軸支され、同ベアリングユニット２２も
同じくブラケットＬ２１に固定されている。ブラケット
Ｌ２１の両端は、それぞれシリンダＤ２３のヘッドによ
ってピン２４を介し７て吊着されており、シリンダＤの
動きに連動し、て上下する。以上説明したシリング群は
、製造ライン幅方向両端に対向して設置、かつ連接され
ており、上下駆動はそれぞれ連動する構造となっている
。

次の押付及び加速ロール部５は、押付ロール２５と加速
ロール２６が互いに表面（ロール面）で圧接する事によ
って機能するものである。押付ロール２５の軸両端は、
ベアリングユニット２７によって軸支され、同ベアリン
グユニット２７は、アーム２８中央部に固定されている
。アーム２８は、一端をピン軸２９によって揺動自在に
軸着され、他端は同じくピン３０によってシリンダＥ３
１のヘットゝが取付けられている。シリンダＥ３１の後
部端は、ブラケット３２を介してピン３３にょ一ノて軸
着されている。製造ライン幅方向に対向ｊ７て設けられ
た一対のシリンダＥ３１は連動して作動し、押付ロール
２５は加速ロール２６に圧接する事によって追動する構
造となっている。加速ロール２６は、紙継ぎ直後紙継ぎ
作業時に停止していた原紙走行損失を補充する為、通常
走行スピード以上にシート送りができる機能を持たせで
ある。

最後に段差ロール６は、シート走行経路を第１図に示す
ように設定しており、紙継ぎ時シート走行を停止させて
いる時間、段ボール製作に必要とする量（長さ）の原紙
を予め貯蔵させておく為のものである。

次に紙継ぎの方法（手順）について説明すると、本発明
のスプライサは、第８図のミルロールスタンド１のレイ
アウトに示すように、ミルロールスタンド８ａをユニッ
ト化し、単独で前後、左右に移動する事ができるように
した方式を前提としたもので、第１図（ロ）、第８図に
示すようにミルロールスタンｌ−゛８ａは紙継ぎ後後側
ｄへ移動して、一点鎖線の位置に移設され、前側光の位
置ＣＫは、スはアとしてのロール状シード（新原紙）が
前準備した状態で搬入設置されて待機する。

初期条件の設定としては、先ずシリンダＤ２３によって
プラケツ）Ｌ２１が上昇している事を確認し、別場所、
例えばｂに於いて紙継ぎ準備の完了シタロール状シート
１０が、ミルロールスタンド８ａによって製造ライン内
所定位置Ｃに搬入設置される。新原紙の先端は上面に両
面粘着テープが貼ハ付けられ、下面はサクションボック
ス３５によって吸着保持された状態で待機する。ミルロ
ールスタン）＃８ａが搬入されて所定の位置に設置され
ると、シリンダＤ２３によりブラケットＬ２１を降下さ
せ、ブラケットＬ２１に固定された一連のユニットの初
期条件の設定は完了する。走行中の旧原紙は、シリンダ
Ａ１３によって下降されたＲ−パーストツブパー１１に
より押し付は挾持されて停止する。

次にシリンダＢ１６によって下降したナイフ１４によっ
て裁断され、切断された原紙の最終端は、押付ロール２
５、加速ロール２６を挾持回転する事によって新原紙先
端接着部まで移送されて停止する。、マたテール部長さ
、つまり押付ロール２５、加速ロール２６の挾持回転に
よって送り出される量は、加速ロール２６を寸動する事
によって行ない、同ロールの一部に組み込まれた検出手
段（回転計、エンコーダ他）をもって制御される。

旧原紙後端が接着部所定の位置にて停止（、た後、シリ
ンダＣ１９によって下降した圧着バー１７によって押し
付けられ、新旧原紙は両面粘着チー　プを介して接合さ
れる。接着が完了すると、再びブラケットＬ２１はシリ
ンダＤ２３によって上昇して待機する。またロール状シ
ート（原紙）１０は、抑圧、加速ロール部５の挾持回転
によって巻戻さし、段差ロール部６を経てシングルフェ
ーサ３６に送り込まれ、段ボール製造に供給される。

新旧原紙の接合部は押圧、加速ロール部５間を通過する
事によってさらに確実に圧着される。また加速ロール２
６ば、紙継ぎ後所定時間高速で回転されて新原紙の走行
を助勢し、引出す事によって紙継ぎ時に発生した原紙走
行の損失を補充゛し、段差ロール部６に所定の貯蔵が完
了した時点で、標準速度に再設定される。紙継ぎ後、旧
原紙を装架していたきルロールスタン）＃８ａは、製造
ライン外に排出され、新たに接続した新原紙のミルロー
ルスタンＦ’８ａは、後側ｄに移動子る。初期設定した
ライン右側には次の新ロール状シー）１０が準備され、
走行中のロール状シート１ｏが空になる迄待機する。以
上の手順が繰り返され段ボールは連続して生産する事が
可能となる。

さて本発明において従来方式に比して、特に強調される
べき特徴としては、紙継ぎに際してのテール部分が々く
なる事によって、段ボール表面（表裏２面）以外での接
続部は、充分製品として通用する事が出来るようになっ
た為、不良シートとして廃棄する無駄が大幅に減少した
事であり、複両面段ボール（ｆａ７図（へ））等段ボー
ルの構成枚数が増加する程その効果は増大する。

（発明の効果） 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
従来の方法では不可能であった紙継ぎ時にできるテール
部分（両面粘着テープによって圧着接合できずに残った
旧原紙後端の張出し部分）を無く千ことができ、段ボー
ルシートの品質上紙接合部が表面に見えるものけ、不良
品として廃棄せざるを得ないが、両面段ボールの芯紙等
段ボール製造に当って中間に位置する原紙の紙継ぎ部は
製品として全く問題とはならない。この為、中間位置に
ある原紙の接合に起因する不良は零となり、不良シート
として廃棄する損失は極力少なくする事が可能となる。

また複両面段ボール等多段型段ボールの製造に当っては
、よりその効果が増大する。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）は本発明の実施例を示すスプライサの平面
図、第１図（ロ）は同側面図、第２図は第１図（ロ）の
Ａ部詳細図、第３図は従来のスプライサの側面図、ｔａ
４図は第３図のＢ部詳細図、第５図は第４図における新
旧原紙を圧着した状態を示す側面図、第６図は従来のシ
ングルフェーサの側断面図、第７図（イ）は片面段ボー
ルの側面図、ｔｔＬ７図（ロ）（ハ）に）は夫々不良片
面段ボールの側面図、第７図（ホ）は両面段ボール、（
へ）は複両面段ボールの側面図、第８図は本発明を採用
したユニット方式のミルロールスタンドのレイアウトの
説明図である。 図の主要部分の説明 １・・・ば−・ξ−ストップ部　２・・切断部３・・・
圧接部　　　　　　　４・・・ガイドロール部５・・・
押付及び加速ロール部 ８ａ・・・ミルロールスタンド　９・・・受座１０・・
・ロール状シート １１・・・ズーバーストップパー　１４・・・ナイフ１
７・・・圧着パー　　　　　２５・・・押付ロール２６
・・・加速ロール　　　　３５・・・サクションボック
ス第６医 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 新旧原紙の交換に当り、旧原紙を截断した後、待機させ
   てあつた新原紙前端と圧着接合紙継するスプライサにお
   いて、前記截断した旧原紙の後端を接着する位置まで移
   送させる搬送手段を設けたことを特徴とするスプライサ
   。