JPS62263803A - Co−Crスパツタリングタ−ゲツトの製造方法 - Google Patents

Co−Crスパツタリングタ−ゲツトの製造方法

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Publication number
JPS62263803A
JPS62263803A JP10650386A JP10650386A JPS62263803A JP S62263803 A JPS62263803 A JP S62263803A JP 10650386 A JP10650386 A JP 10650386A JP 10650386 A JP10650386 A JP 10650386A JP S62263803 A JPS62263803 A JP S62263803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composite
ingot
raw material
forging
hot rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP10650386A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nakamura
均 中村
Toshiyuki Nakamura
峻之 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPS62263803A publication Critical patent/JPS62263803A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はCo−Crスパッタリングターゲットの製造方
法に関する。
[従来の技術] Co−Cr合金は、光磁気記録、垂直磁気記録、光記録
等に用いられる薄膜の製造技術の一つであるスパッタリ
ングのターゲツト材として用いられている。
従来、かかるCo−Crスパッタリングターゲットの製
造方法としては次のものが知られている(東洋曹達研究
報告voM29  No2 1985  P75〜8−
1)。
■原料を溶解後鋳造し、ついで、鋳塊をそのまま鍛造し
圧延、加工、ボンディングする方法。
■原料を粉砕後プレスし、ついで焼結、加工、ボンディ
ングする方法。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記■の方法においては、鍛造あるいは熱間圧
延時に素材の温度が低下する。特に素材の端部の温度の
低下が大きく、その結果、鍛造シ1゜れあるいは圧延割
れが発生する。
また、■の方法、は、粉砕工程等の工程があるため製造
に手間がかかる。
し問題点を解決するための手段] 本発明は、原料の溶解・PI造、n造した鋳塊の鍛造、
鍛造した鍛塊の熱間圧延、加工、ボンディング工程を含
むスパッタリングターゲットの製造方法において、該原
料が00265重量%、Cr≦35重量%であり(ただ
しCoとCrの総和は99.5重量%以上)、不可避的
不純物がその総和でQ 、 l gLQ%以下よりなる
Co−Cr二元合金よりなり、鍛造及び/又は熱間圧延
時に鋳塊又は鍛塊をコンボジフトに封入した状態で加熱
し、1000〜1300℃の温度において鍛造及び/又
は熱間圧延を行なうことを特徴とするCo−Crスパッ
タリングターゲットの製造方法である。
まず成分の限定理由を述べる。
00265重量%: Coは65重量%未満では熱間加工性が悪くなるので下
限を65重量%とする。
Cr≦35重量%: Cr量を増すと1耐食性が向上し、長期の磁気重犯tα
保持に右利となる。そして原料コストも低下する。しか
し、35重量%を越えるとMl織にはδ相、σ相、β相
が生成し、熱間加工性が極端に悪くなる。
なお、CoとCrの総和は99.5重量%以上である。
不可避的不純物は、その総和は0.1重量%以下である
。これを越えると磁気的性質が低下する。たとえば、C
<0.010重量%、0く0、O05ffiM%、Fe
<0.05重量%、Nく0.005重量%、A立<0.
01重量%、Si<o、to重H%、Cu<0.010
i量%。
Ca<0.01重量%、Mg<0.O1i量%、K<0
 、01rrXQ%、T i < 0 、01 fft
 =%、S<0.01重量%であり、かつその総和を0
.1重量%以下とする。従って、たとえば、C,AM等
は脱酸に必要な最小限度でよい。
加工温度1000〜1300℃: Co−Cr二元合金を鍛造、熱間加工するには加工が比
較的容易なα単相まで加熱する必要がある0本発明の組
成においては具体的には1000〜1300℃である。
1300°Cfc越えると熱間強度が低下するとともに
熱間靭性も低下する。またコストアー、ブとなる。
逆に1000°C未満の温度では、熱間強度は上昇する
が熱間靭性が低下する。すなわち、加工温度が1000
℃未満になると加工材端部が冷却され温度低下による靭
性の低下が起こり加工割れが生じる。故に、加工温度は
1000〜1300℃とする。
なお、割れ防止の観点からのより好ましい温度は、10
00〜1200℃である。
本発明においては鋳塊の鍛造及び/又は鍛魂の熱間圧延
はコンポジットに封入して行なう。すなわち、鍛造のみ
コンポジットに封入して行なってもよいし、熱間圧延の
みをコンポジットに1量人して行なってもよい、また、
鍛造及び熱間圧延の両、jLl、1ツギ、’; 、、、
 1.、 rデトlIIイ4□−す、−−プ半 μ?−
コンポジットは加工性を有し、かつ保温性を有する材料
ならばいかなるものでもよい。経済性の観点から炭素鋼
が好ましい。
また、コンポジットの寸法は鋳塊あるいは鍛塊をよ一■
入しうるちのならば特に限定されない。
なお、鍛造あるいは熱間圧延による鍛塊あるいは鋳塊の
変形に対応するためコンポジットの側面部と鋳塊あるい
は鍛塊との間には間隙を設ける。
そして、その間隙のある部分にはコンポジー、トの外方
に連通ずる空気口を設ける。
なお、鍛造後の鍛塊とコンポジットとの分離、あるいは
、熱間圧延後の圧延材とコンポジットの分離を容易にす
るため鋳塊あるいは鍛魂とコンポジットとの間に剥離剤
を塗付する。剥離剤としては、たとえば、窒化ポロン(
BN)、アルミナ粉末(A、Q  O)等を用いればよ
い。
なお、熱間圧延後の加工、ボンディング工程には特に限
定はなく、たとえば、従来の方法で行なえばよい。
[発明の実施例] 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例) 第1表に示す組成のCo−Cr合金を真空溶解し、溶解
後鋳造を行ない鋳塊を得た。本例においてはこの鋳塊を
そのまま鍛造して鍛塊を得た。
この鍛塊をコンポジットに封入し熱間圧延を行なった。
コンポジットを第1図に示す。
本例においてはコンポジット2は炭素鋼よりなる。
コンポジット2の寸法は鍛塊1の形状よりやや大きく、
その形状は鍛塊lに対応している。ただ、コンポジット
2の側面には空隙6(小さくても良い)を設けてあり、
この空隙6はコンポジット2の外部と空気口8を介して
連通している。
鍛塊1とコンポジット2との上下面における間には剥離
剤3として窒化ポロン又はアルミナを介在せしめである
鍛塊1をかかるコンポジットに封入し、900℃(比較
例)、1000℃、1200℃の各温度において熱間圧
延を行なった。f!!!間圧延の全圧延率は10%、3
0%、50%、70%の各場合につき行なった。なお、
1パス加工率は10〜30%である。熱間圧延加工時に
おける割れの発生を調査した。
なお、比較のためコンポジットに封入しない状態で熱間
加工を行なった。
以上の結果を第2表に示す。
第2表に示すように本実施例におけるコンポジットに鍛
塊を封入したものについては割れの発生は皆無であった
。一方、コンポジットに封入せずに熱間圧延加工を行な
ったものには割れの発生が認められた。
また、熱間圧延温度が1000″C未満の場合にはコン
ポジットに封入しても割れの発生は認められた。
(第2実施例) 第2図に第2実施例を示す。
本例においては、第1実施例で示した間隙6の中に高温
において酸素と反応して発熱する材料たとえば、Ti、
Zr等からなるゲー、ター4を配置するとともに、空気
口8には空気口8をふさぐべく、t!i鋼板5を設けで
ある。
このFIR板5は、鋳塊あるいは鍛塊の加熱中に酸化し
、Ill板5の一部又は全部が消失する。その結果、コ
ンポジット2の外部と内部とは空気口8を介して連通状
態となる。その時高温の空気が空気口8を介してコンポ
ジット2の内部に流入する。流入した高温の空気はゲッ
ター4と反応し、ゲッター4は酸化発熱する。この時点
で熱間圧延を実施すると温度低下がより一層防げる。
なお、薄鋼板5が酸化により消失する板厚は前もって調
査しておけばよい、たとえば、1200’CX1時間加
熱の場合的0.2〜0.5mmtがよい。
なお、薄鋼板5の酸化が進まず、空気口8の開口時期が
熱間圧延を行なう直前とはならない場合は熱間圧延直前
に機械的に強制開口させればよい。
なお、薄鋼板5のコンポジット2への取り付けはたとえ
ばスポット溶接によればよい。
かかるコンポジットに鍛塊を封入した熱間圧延を行なっ
たところ割れの発生は第1実施例と同様皆無であった。
[発明の効果] 本発明は以上のように構成したので鍛造割れあるいは圧
延割れを発生させることなくCo−Crスパッタリング
ターゲットを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例を説明するための断面図である。第
2図は第2実施例を説明するための断面図である。 1・・鍛塊、2・・コンポジット、3・・211離剤、
4・・ゲッター、5・・薄鋼板、6・・空隙、8・・空
気口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原料の溶解・鋳造、鋳造した鋳塊の鍛造、鍛造した鍛塊
    の熱間圧延、加工、ボンディング工程を含むスパッタリ
    ングターゲットの製造方法において、該原料がCo≧6
    5重量%、Cr≦35重量%であり(ただしCoとCr
    の総和は99.5重量%以上)、不可避的不純物がその
    総和で0.1重量%以下よりなるCo−Cr二元合金よ
    りなり、鍛造及び/又は熱間圧延時に鋳塊又は鍛塊をコ
    ンポジットに封入した状態で加熱し、1000〜130
    0℃の温度において鍛造及び/又は熱間圧延を行なうこ
    とを特徴とするCo−Crスパッタリングターゲットの
    製造方法。
JP10650386A 1986-05-09 1986-05-09 Co−Crスパツタリングタ−ゲツトの製造方法 Pending JPS62263803A (ja)

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JPS62263803A true JPS62263803A (ja) 1987-11-16

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JP10650386A Pending JPS62263803A (ja) 1986-05-09 1986-05-09 Co−Crスパツタリングタ−ゲツトの製造方法

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JP (1) JPS62263803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7566472B2 (en) * 2003-09-11 2009-07-28 Seb S.A. Easy-to-clean cooking surface and electric household appliance comprising same
US8318314B2 (en) 2004-08-10 2012-11-27 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Barrier film for flexible copper substrate and sputtering target for forming barrier film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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