JPS62263802A - ロ−ルクロス式圧延機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明【よロールクロス式圧延洩に係り、特にペアロー
ルクロス式圧延洩に関する。

〈従来の技術〉 近年の圧延機−においては、圧延％１品の板幅方向の厚
み精度に対する要求か益々厳しくなっている。

この精度要求に対処するため、従来ｆａｌｌえば四段圧
＋１ＬＶｉ等においては、ワークロールベンディング法
を用いたり、作業ロールにイニシャルクラウンを付けて
圧延荷重によるロールの頃み゛をギＶンセルする方法を
用いて対処している。しかし圧延材の板幅が大きく変化
する場合には、同一のロールでは十分な幅方向の厚み形
状修正能力に限界が必るため、板幅変化に応じてその都
度ロール父換を（牙なってロールのイニシャルクラウン
を変化させる必要が市る。また、圧延量の増７ＪＯに伴
うロールの摩耗と熱影響によるロールクラウンの変化の
１こめ多種類のクラウン付きロールを隼隆しておく必甥
か市り、コスト高となると同時にＵ−ル交換作業のため
の時間が叱−要となり稼９ＪＪ率低下を米していた。

そこでこれらの問題解決のため、ｊ干江祠の広範囲な板
幅変化に対し同一の作業ロールを使用して板幅方向の厚
み形状制御か可能で且つ、ロール寿命の長い圧延機とし
て、圧延用ロールのロール軸、腺を含む鉗直面か上部、
下部ロール８１間で互いにめる角度をもって交差するよ
うに構成されたロールクロス式７圧延門か促某されてい
る。ロールクロス式圧延機には、上部ロールＡＴの軸線
と下部ロール群の軸線を水平面内で圧延方向に対して互
いに交差させるベアロールクロス式四段圧延機か知られ
ている。

ベアロールクロス式圧延機の概要を第６，７図に基づき
説明する。

図中、′１は圧延材、２，２′は上下の作業ロール、３
，３′は上下の補強ロール、矢印４は圧下賃衛（図示省
略）による？ｔｔｉ強ロール３，３′の１土下方向、矢
印５はロールバランス及びロールベンディング装置（図
示省略）によるロールペンディング力の方向を示す。

上部の作業ロール２の軸線６と補強ロール３の幅線７（
ユ同−鎗直面内におり、下部の作業ロール２′の軸線６
′　と補強ロール３′の軸線７′は上部の作業ロール２
及び補強ロール３の＠線６，７とは異なる同−鉛直面内
にある。軸線６，７と軸線６’　、　　７’　　と（ユ
圧延方向Ｚに対し交差角θで交差してあり、交差角θ（
よジヤツキ等の制御ｉ！ｒ＋敗（角（図示省略）により
水平面内で自在に調整可能となっている。この交差角θ
を圧延材１の板幅及び板厚とそれらの圧延条件に対応ざ
ヒて調整することにより、板幅方向の厚み、形状を制御
することができる。

〈発明が解決しようとする問題忌〉 上述した圧延機において、作業ロール２，２′には圧延
中に圧延材゛１との間に接触変形か生じ、圧延材１の両
エツジ部の板厚か中央部の板厚に比べて急激に減少する
エツジドロップ１ａが牛しる。

このため両エツジ部分を切り捨てて均一厚さの圧延製品
とする必要がおり、製晶堺留りが低下し′Ｃしまう。ま
た、一定幅の圧延材］を多用に圧延するロット圧延を７
１なうと、作業ロール２，２′　の圧延材１と接する部
分のみが異常摩耗（嘔摩耗）すると共に、圧延材１の両
エツジ部とシを触する部分には、中央部に比べて過大な
面圧が作用して局部的な過大摩耗を起し、以後の圧延製
品の幅方向の〜み精度確１采に支障を米すことになる。

従って、結局頻瞥に作業ロール２，２′を交換する必要
が必り、ロール交換作業による稼動率の低下は避けられ
ないという問題かあった。

本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、圧延材のエ
ツジ１へ１」ツブを防止して圧延製品の歩留りを向上さ
せろと共に、作業ロールの偏摩耗ヤ局部過多摩耗に対し
その都度ロール交換を行うことむく、板幅方向の厚み形
状を昌精度にｌＩＩ御することかでさるロールクロス式
圧延酸を提供することを目的とする。

ぐ問題点８解決するための手段〉 上記目的を連成するための不発明の偶成は、上部ロール
群のロール！！！！腺と下部ロール肝のロール軸、腺を
水平面内で任意の設定角に交差可能なロールクロス式圧
延機（こおいて、前記上部ロール群及び前記下部ロール
酊の作業ロールを１ｊ玉延材の板幅開化に、（、δじて
］コールｌｒ＋１！１方向へ移動さＵる［１−ルシフ１
〜機構と、それぞれの作業ロールに対して設置され該作
業ロールの研削を行なう複数の研削体が該作業ロールの
軸線に平行及び百父方向に移動可能に具えられ且つ該作
業ロールのロールチョックと一体的にｌ！ｒＩ直情を中
心として水平面内で回転可能なロール研削装置とを備え
たことを持１救とする。

く作用〉 ロールシフ＋−ビ支描により作業ロールを・割方向にシ
フｉ−させて圧延材の板幅方向の板厚８市１（初口し、
ロール研削装置により作業ロールの表面を良好な状態に
維持する。

ぐ゛男施例〉 第１図には本発明の一実施＋９１＋に係るロールクロス
式四段圧延機の駆動側（Ｄ　）　７）１ら児た一部断面
を含む概略正面、第２図に（ユ第１図中の１−［ｑ♀矢
視て作業ロールシフ１〜煎横；ψひにオンラインロール
ω１削賃置を示しておる。尚、図中で括・ｊｉｉｉ−（
Ｉ示した符号ハ児えｆ３　イ反Ｒ’−１ｔｔｔｌｊ、Ｃ
！！１　’５　ｆＰ　’４　ｉ！！ＩＩ　（Ｗ　）　Ｃ
Ｄ苅称部材を示す。

図示の圧延）痕（ま、上下の１生業ロール○２゜０２’
の両端及び補強ロール３，３′の両端がそれぞれロール
チョック８．８’　、９．９’　、１０゜１０’及び１
１．１１’　により支持されている。

上部の作業ロール０２及び補強ロール３（上部ロール群
）と下部の作業ロール０２’及び補強ロール３′　（下
部　ロール群）とは、それぞれのロールチョックの圧延
方向Ｚにおける前後面に当接している。上部ロール群及
び下部ロール群は、圧延方向Ｚの前後側にのみ移動可能
にハウジング１２に■め込まれた８１固のクロスヘッド
１３ａ。

１３ｂ、１３ｃ、１３ｄとクロスヘッド１３ａ〜１３ｄ
の背面に当接するようにハウジング１２に固着された１
６個のジヤツキ１４ａ、１４ｂとからなるクロス駆動機
構によって、圧延方向Ｚに対し任意の交差角０で交差さ
せることができる。圧延中に発生する各ロールの軸方向
のスラスト軸受は、駆動側（Ｄ）のロールチョック８，
９，１０゜１１の端部に取付けたリンク機構からなるス
ラスト受装置１５により保償されて各ロールはハウジン
グ１２に支持される。

スラスト受装置１５の構成は各ロール共同−構成である
ため、以下第２図に示す上部の作業ロール０２用につい
て概要を説明する。

スラスト受装置１５は、ロールチョック８の駆動側（Ｄ
＞端に自動調心機能を持つ単輪１６８取付けた一対の略
り字形のレバー１７の細端をビン１８により連結し、一
対のレバー１７を連結板１９を介してピン２０で連結す
る。ハウジング１２に固着した一対のガイド２１に沿っ
て中輪１６を介してレバー１７を、上下に転勤すると共
に圧延方向Ｚに対し前後に摺動して、作業ロール０２の
スラスト力を保償して作業ロール０２をハウジング１２
に支持する。ガイド２′１はロール用替時にはシリンダ
２２によって圧延方向Ｚに対し前後側へ移動可能である
。尚、図中２３（よ圧下に置、２４はワークロールベン
ディング装置を示しである。一方、上下の作業ロール０
２，０２’１．を互いに反対側の一喘にテーパ加工部Ｑ
２ａ。

０２ａ’か形成され、作業ロール０２．０２’１．：を
圧延材１の幅に応じてロール軸方向へ互いに反対向きに
移動可能となっている。作業ロール０２゜０２’　は、
油圧必るいは機械式等の駆動機構により作業ロール０２
，０２’　の移動調節を行なうロールシフト機構２５に
連結している。

ロールシフｌ−機構２５の概要を第２図によって説明す
る。図は上側の作業ロール０２を示すが、下側の作業ロ
ール０２’　はその作業方向か上側の作業ロール０２と
反対向きとなる点以外は同一構成でおるため説明は省略
する。

スラスト軸受側のロールチョック８内１：おけるスラス
ト１軸受２Ｇの両側に、１］−ル軸心と同心の一灼のリ
ングシリング２７ａ、２−７ｂと、先端がスラスト軸受
２６の側面に当接するようにリングシリング２７ａ、　
　２７ｂに収納された一対のリングビス１ヘン２８ａ、
２８ｂとを対向させて内蔵したものて必る。従って、一
方のリングシリング２７ａ又は２７ｂに圧液を供給し、
反対側のリングシリング２７ｂ又は２７ａの圧液を、救
出し、これを交互に行うことにより作業ロール０２を反
スラス）・側のロールチョック８′　と−（本釣に１コ
ール軸方向（矢印ａ方向）へ移動づることかできる。

作業ロール０２．０２’　は、それぞれのリングシリン
グ２７ａ、２７ｂへの圧液を制御することによりロール
交差角θの大小に関係なく自由に軸方向に対して互いに
反対向きに移動させることかできる。

作業ロール０２，０２’の圧延材１の進入側には、それ
ぞれオンラインロール研削Ｈ賃２９゜２９′が設置され
ている。オンラインロール研削装置２９．２９’　は、
対向する作業ロール０２゜０２’　の軸方向に複数の（
ｔＪｔ削体（例えば砥石）が配列され、オンラインロー
ル研削￥ｃｍ２９゜２９′はロール軸線に対し平１１（
こ佳（す動すると共に、ロール鞄線に対し直角方向に前
後進し、且つ対向する作業ロール０２，０２’　ど一体
向に７に平面内で鉛直軸回りを回転可能とむつ−Ｃいる
。

オンラインロール研削装置２９．２’ｌ’　の−１クリ
を第゛１，２図に示づか、両装置２９．２９’　ｌユ砥
石３０の作業ロール０２，０２’　ｉこヌ−１する上下
方向の数句角度が異なるた（］て、各部何の構成（よ同
−又（よ類似でおるので、ここで（ユ上側の作業ロール
０２用のオンラインロール研削装置２つについて説明す
る。

砥石３０群はそれぞれホルダフレーム３２に収納された
複枚の砥石車ルダ３１の先端に取（−１けられ、砥石３
０は砥６ホルダ３１の１な部に内戚されｔコ液圧シリン
グ等の抑圧装置（図示省８８）によって作業ロール０２
の表面に任意の設定１王力で個々に圧着可能でおる。ホ
ルダフレーム３２はシリンダ等の駆動装置（図示省略）
によって、フレーム支持台３３上のカイト部材３４に沿
って作業ロール０２の！ＩＩＩ線に対し平行に（ｉ（す
にＪ可能Ｃ市る。フレー／、支持台３３の作業ロール０
２と反対の側壁の中央部は、ハウジング１２の内側面に
対設されｌこカイ（−３５に支（青された支持ビーム３
６（こ対しで狙）直＠３７８介し−Ｃ７］（平回転ｎ」
（１ヒに軸支され、フレーム支持台３３は支持ビーム３
６に設けた一対のジャツギ３Ｂを介して肯降自在に支持
されているっまた、フレーム支持台３３０作業ロール０
２側の下部筒ネフ面には一対のス１〜ツバ３９か設けら
れ、一対のスｉ〜ツバ３９は対向するロールチョック８
，８′に当接可能となっている。支持ビーム３６はシリ
ンダ４０に連結し、支持ビーム３６はカイ］・３５に沿
って作業ロール０２の軸線に対し直焚する方向へ前後進
可能で、ストッパ３９を介してフレーム支持台３３をロ
ールチョック８．８′に圧着可能に構成されている。従
って、砥５３０群を作業ロール０２．０２’の表面に圧
着したまま任意の交差角θに追従して砥石３０群は作業
ロール０２．０２’　と一体向に水平回動可能となり、
且つ砥石３０群は対向するロールの幅線に対し常に平行
に往復！ｔｈＩ可能となっている。尚、図中４１はシリ
ンダ４０の取付用ビーム、３３′及び３５’　はオンラ
インロール研削装置２９′のフレーム支持台及びカイト
を示しである。

上記構成のロールクロス式圧延機（こよる圧５．（につ
いて説明する。

ジヤツキ１４ａ、１４ｂを１史用して１玉延材］の板厚
、板幅等に適合する交差角に上部ロール信０２．３及び
下部Ｌ１−ル群０２’　　、３’　の軸線をセットする
と同時にロールシフト機構により作業ロール０２，０２
’　を圧延材１の幅に応じてロール軸方向ｌ″Ｘ移動し
、作業ロール０２，０２’　の有効端を圧延材１の両端
又は両端から若干内側へ離れｔ二（立置（こｇＩｉ置す
る。このよう（こすることにより、ＪＩＥ延材１の仮ク
ラウンを任患に制御すると同時に、即延材の両端にエツ
ジ１−ロツプか生じることを防止し７て形状の艮いり延
製品を（がることかでざる。

更にロールｌペンディング装置２４を併用すると、作業
ロール０２，０２′に（ユテーパハｎ工部０２ａ。

０？ａ′　か形成されているため、補強ロール３゜３′
（こよってロールヘンディング効果か拘末されないので
、より一留厚み精度を向上さけることかできる。このよ
う（こして同一の作業ロールを使用しで任意の仮、癌、
板厚に対して仝板幅方向に、（７み形状情旧の１畳れｌ
二装、錆の圧延か可能となる。

１、Ｌ延作菓を犯キ伏すると作柴ロール０２，０２’の
１刺部（二ｆ上延材］（こｊ二るＹ耗、（３ｆ（爪れか
牛じてくろ。盲（二ロール１！＠部の首で１喘部の１ｆ
七℃、！！！ｉ茫れか曹しく、Ｌ−１−ルて［１邑か必
゛隻と！よってくる。この１］−ル粗替に至るまでの時
間を長くし、生産倍の増大を図るために設置されている
のかオンラインロール研削装置２９．２９’　でおる。

予め設定したタイムスケジュールにしたかつて、圧延中
にオンラインロール研削装置２９．２９’を胎動し、砥
石３０を所定の設定圧力て作業ロール０２，０２’　に
押し付けたままロール軸方向ｌ＼所定のりス定回数往復
させてロール表面を研削する。

これ（こよって作業ロール０２，０２’　を長時開平ｊ
旦で表面形状の艮いロール面に１呆持した状態で圧延を
続行することかできる。

〈発明の効果〉 本発明のロールクロス式）工延践は、上下の作業ロール
を任怠の交差角に１頃けて圧延てさ゛るため、圧延１４
０幅方向の厚み形状τ１）１抽（こ際して（よフラット
形の作業ロールでロールクラウン幼束が十分に発揮され
、圧延伺の仮幅変１ヒに対して同一１′「栗ロールを１
史用して高精度な厚み形４べＮ１１１すＵか司（１「こ
める。まＬこ、ロールシフト瀘備によｌ′）上下の作な
４０−ル０２，０２’　を仮幅変１ヒ（こ１芯Ｕてロー
ル゛狸１方向へ豆いに反対向きに移動し、作業ロールの
有効南端部を圧延材の両端縁または端縁から若干圧延材
の中央側へ設定することにより、圧延材のエツジドロッ
プを防止し、圧延製品の品質並びに歩留りを向上させろ
ことが可能となる。更に、圧延中にオンラインロール研
削装置を使用して所定のタイムスケジュールに従って作
業ロールの表面を研削することにより、作業ロールの表
面を常に平坦且つ艮好な性状に保持できるため、ロール
組替頻度か著しく減少すると共に、ロール原単位の改善
を図ることが可能となり、生産性向上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るロールクロス式圧延機
の概略正面図、第２図は第１図中の■−■線矢視図、第
３図１よロールシフト状態を表わす斜視図、第４，５図
はロールシフト例の説明図、第６図は従来のロールクロ
ス式圧延機の概略説明図、第７図はロール＠線の交差状
態の説明図、第８図は従来のロールクロス式四段圧延機
のロール部分の拡大図で必る。 図面中、 １は圧延材、 ０２．０２’　は作業ロール、 ３．３′は補強ロール、 ８．８’　、９．９’　、１０．１０’　、１１゜１１
′はロールチョック、 １２はハウジング、 ２５１ユロ一ルシフト機構、 ２９．２９’　はオンラインロール研削装置、３０は研
削体（砥石）、 ３７は鉛直軸、 θは交差角、 Ｚは圧延方向である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部ロール群のロール軸線と下部ロール群のロール軸線
   を水平面内で任意の設定角に交差可能なロールクロス式
   圧延機において、前記上部ロール群及び前記下部ロール
   群の作業ロールを圧延材の板幅変化に応じてロール軸方
   向へ移動させるロールシフト機構と、それぞれの作業ロ
   ールに対して設置され該作業ロールの研削を行なう複数
   の研削体が該作業ロールの軸線に平行及び直交方向に移
   動可能に具えられ且つ該作業ロールのロールチョックと
   一体的に鉛直軸を中心として水平面内で回転可能なロー
   ル研削装置とを備えたロールクロス式圧延酸。