JPS62263524A - 座標検出方法 - Google Patents

座標検出方法

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JPS62263524A
JPS62263524A JP61106837A JP10683786A JPS62263524A JP S62263524 A JPS62263524 A JP S62263524A JP 61106837 A JP61106837 A JP 61106837A JP 10683786 A JP10683786 A JP 10683786A JP S62263524 A JPS62263524 A JP S62263524A
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segment
coordinate
loop
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JP61106837A
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Inventor
Kiyoshi Kimura
清 木村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力平面上で指示した位置を高精度に読み
取るための座標検出方法に係り、さらに詳しくは、入力
平面の周辺部における検出誤差の発生を押えた座標検出
方法に関する。
〔従来の技術〕
平面上に指示した位置を高精度に読み取る座標入力検知
技術の一例に、本出願人が特願昭60−117761と
して出願したものがある。この中に開示された座標入力
装置は、タブレット上に平行に埋設した複数の導体のう
ち、少なくとも2本の導体に同時に同一位相の走査信号
を送出し、該導体に送出した走査信号によって生した信
号を座標指示具によって検出し、この検出された信号の
極性が反転したことを判別するとともに、この極性が反
転した前後における信号レベルを検出し、さらに、前記
極性の反転が判別された位置と該信号レヘルとから座標
指示具がポイントした位置をm算して検出するように意
図されたものである。
第10図に上記従来例の原理的構成図を示し、この図面
に基づいてさらに具体的に説明する。図中、lはスイッ
チング回路、2は入力平面に平行に埋設された導体、3
は導体に高周波電流が流れることによって生じた磁界を
電気信号の形で検出するピックアップ、4は増幅回路、
5はピックアップ3によって検出・増幅された信号の極
性が反転したことを判別する極性判別回路、6−1.6
−2はサンプル/ホールド回路、7はA/D変換器、8
は導体2は高周波電流を供給する発振器、9はドライバ
、10は検波回路、11は加算器、12は制御装置を表
す。
第1O図において、従来例に係る座標入力装置は、まず
、ピックアップ3の位置がいずれの導体2の近傍にある
かという大まかな検出をおこない、次に、当該導体2と
例えば隣接する導体2との間のいずれの位置にあるかと
いう高精度の検出をおこなう、以下、大まかな検出と高
精度の検出に分けて詳しく説明する。
ia+  大まかな検出 まず、制御装置12からスイッチング回路1に所望のデ
ータが送られ、この通知を受けたデータに基づいてスイ
ッチング回路lは、発振器8およびドライバ9によって
発生させた高周波電流を、導体2のAとC,Bとり、 
CとE、 DとF、・・・の如く1本おきに選んだ2本
の導体に同一の電流で走査するように順次切り換える。
この2本の導体2によって発生された磁界は、ピックア
ップ3によって電気信号の態様で検出され、増幅回路4
によって増幅される。増幅された信号は極性判別回路5
に供給され、いずれの走査位置に対応して極性が反転し
たか否かが判別される。極性が反転したことが判別され
た場合、この旨を制御装置12に通知する。これにより
、ピックアップ3の大まかな位置が検出されたことにな
る。
+bl  高精度の検出 極性が反転した旨の通知を受けた制御装置12は、ホー
ルドパルスをサンプル/ホールド回路6−1に供給し、
この時、増幅回路4および検波回路10を介して増幅・
検波されて入力された信号V、をホールドして記憶させ
る0次に、制御装置12は、スイッチング回路1に通知
を発して、導  ・体2に高周波電流を供給していたl
ステップ前の状態に戻す、そして、ホールドパルスをサ
ンプル/ホールド回路6−2に供給し、この時、増幅回
路4および検波回路lOを介して増幅・検波されて入力
された信号v1をホールドして記憶させる。
このようにして記憶させた信号vIおよび信号v2を加
算器11に供給して和信号(v+ +V、 )を算出す
る。そして、この和信号(v+ 十V、)をA/D変換
器7の基準電圧入力端子V IIEFに供給すると共に
、入力端子VINに信号V、、V、のいずれかの信号、
例えば信号v1を供給する。これにより、下 式の値が
算出される。
X、=□ ・・−−一一一−−−−−−−−−−・〜・
・−(l)V、+V。
このように式(1)の分母の値および分子の値をA/D
変換器7の基準電圧入力端子V□、及び入力端子VIN
にそれぞれ入力することによって、除算回路を用いるこ
となく、式(11の値を算出することができる。すなわ
ち、式(1)によってXiの値を得、同様にしてY、の
値を得て、制御装置12に通知する。そして、この入力
座標値(Xi 、 Yi )に基づいて、入力平面上の
ピックアップの存在する位置座標(X、Y)を算出して
出力する。
このように、上記従来技術の算出方法は、2本の導体2
を選択し、その中間点で極性が反転することを想定して
算出されているが、各導体2に電流を供給する共通導線
から発する磁界によって前記反転位置が中間点からシフ
トしてしまい、このシフトによる算出誤差が問題になる
こともあった。
そのため、補償ループを前記4体2群を囲繞するように
設け、共通導線の影響力を排除するように意図したもの
もあるが、これとて、完全に排除できるわけでないので
、極性反転位置のシフトを考慮し、た補間が必要になる
。特に、1本づつのループを順次選択して走査するよう
に構成されたものにあっては、このシフトが精度上問題
となる。これを具体的に説明する。
第8図に極性反転位置のシフトがないときの検出電圧分
布を示す、ここでは、例として10m5≦X≦30mm
の領域の分布を示しており、X=10゜15.20.2
5.30龍で反転する各ループをLee、  L’s、
  Lx。、L□、L、。で示しである。ここで、各ル
ープLIo〜L3゜に対応する磁界強度Hz分布は、零
点の左側で正、右側で負になり、電圧は磁界強度H2の
絶対値を検出するものとする。
そして、10o≦X≦201m、15w≦X≦25■i
、20mm≦X≦30重朧の各領域をそれぞれセグメン
ト2 (S2 ) 、セグメント3(Si、セグメント
4(S4)と称することとする。
ここで、ピックアップが第8図T位置(X=211■)
にあるときを考えると、Sa、X=20+nのときまで
は、H2く0であり、S3.X=25鳳鳳となったとき
に、H2〉0となる。そこで、L8Sのループによる検
出電圧■2を得る。次に2つ手前のセグメント、すなわ
ち5s−z= St、  X ” 2510−15mm
のループLlsを選択し、これによる検出電圧V、を得
る。そして、この例では151m≦X≦251の領域に
あたるS、を補間のセグメントとして選択する。
次に、極性反転位置がシフトした場合の例を第9図に示
す。この例は、前述の磁界強度H2分布曲線がXの正方
向にシフトしたもので、前記ループ、セグメントと同一
のものには同一の符号を付しである。この例においても
同様にx=21■1にあたるT位置にピックアップが位
置しているものとする。
この場合には、S、、X=201mで、すてにH2〉0
となる。それ故、補間領域は、54−2 ”32となり
、10mm≦X≦20龍の領域で補間がおこなわれるこ
とになる。
すなわち、本来のセグメントの領域を外れているにもか
かわらず、その領域で補間計算がおこなわれるという誤
動作を引きおこすことがわかる。
この例では、S、で補間するのが理想であるが、たとえ
セグメントの判別を誤まったとしてもS4で補間するよ
うに設定しなければ精度の向上は望めない。
この問題を解決するため、本出願人は特願昭60−29
0797号として、大まかな領域を検出する際に、初め
て磁界の極性の反転を該座標指示具により検出したルー
プと、走査方向に対し所定の本数手前のループとの検出
電圧の絶対値を比較して、補間する大まかな領域を決定
するように構成した発明を提案した。この発明は、補間
領域としての大まかな領域を決定するに際し、極性が反
転する前後のループの検出電圧の絶対値の比較比をとっ
て決定しようとするもので、その原理を以下に説明する
第5図にピックアップによる検出電圧分布を示す。この
図は簡単のため直線で示しである。以下の記述では、前
途と同様に、セグメントをS、、(n:整数)、これに
対応するループをl−5nと表わしてあり、補間領域は
lQmmで各セグメントは5■lづつオーバーラツプし
ており、ループは5n間隔で形成しであるものとする。
第5図に示した検出電圧分布では、セグメント51−2
を用いた補間に際し、ループL9−2とLlの検出電圧
■。−2,V7を用いる。ところが、検出電圧V、、−
2と■。−1との交点C+のXi標をA。
検出電圧■。−1と■1との交点C2のX座標をBとす
ると、X<Aの領域ではVn−2が、X>Bの領域では
■7が小さな値となる。回路上、V、。
とV、、−tノ交点C6およびV、とV 、、−1の交
点C2よりも大きな値を用いるようにしたほうがよいた
め、常にA≦X≦Bの範囲で補間することが望ましい。
すなわち、第5図において、ピックアップがX=5(n
  1)mmより右側に位置するときは、Llのループ
を駆動したときにはじめて極性反転が検出され、この状
態で、上記条件を満足するためには、ビ′ンクア・ンブ
が、5(n−1)−鳳<X<Bにあるときは、セグメン
トとしてS、、−2を選択し、B<Xく5n龍にあると
きは、3+1−1 のセグメントを選択する必要がある
。これにより、検出電圧として常に上記C+、Czより
大きな値を得ることができ、補間領域を最適な領域に規
定できる。
したがって、A<X<Bの範囲に対し、最適なセグメン
トを求める場合のアルゴリズムは次のようになる。
LO、L+ 、・・・と、ループを順次ドライブして、
ループLnにきたとき、初めて磁界強度H2の極性反転
が検出されたとする。この条件下で、■ l v、 /
vM−+  l ’;= 1ノとき 5n−2(補間に
は、Vい−2,v7を用いる)■ l Va / Va
−+  l < 1 (Dとき S、1−9(補間には
、Vfi−、、V、、、を用イル)とする、そうすれば
、必ず補間に用いる検出電圧は補間領域にあり、かつC
+ 、Czの交点の電圧よりも高くなるため、補間の精
度を確保することができる。
このようにしてセグメントを選択した例を第6図および
第7図に示す、同第6図、第7図は、Y=100ms近
傍における検出電圧分布と、この分布曲線に対する補間
領域を示すもので、X軸下方に明示した長方形部が前述
のセグメントSで、その中の斜線部分にピックアップが
位置したとき、そのセグメントを選択して補間するよう
に意図されている。しかし、入力平面の周辺部において
は、磁界の反転位置のシフ)Iが大きくなって第5図に
おけるA、Hに相当する位1もシフトし、セグメント境
界に近くなったり、該セグメントから若干外れる事態も
発生する。したがって、このようなときには、前述の条
件式を ■ l v、l/V*−11< l)とき 5fi−1
■ 1vll/v、−+  l ≧20)とき 5ll
−1とすることにより適切なセグメントの選択が可能に
なる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の発明にあっては、電圧値の比較比をとって適切な
セグメントを選定しているが、入力平面の周辺部につい
ては、比較比の値を変える必要があり、こうすることに
より、入力平面の周辺部においても前記第5図A、  
B位置付近でセグメントを使用することができた。しか
し、この方法でも、補間に用いる電圧が小さな値となる
ことがあり、さらに高精度の検出をおこなうに際し、座
標出力が不安定となり、検出精度に対して悪影響がでる
戊れがあった。また、上記のように比較比の設定値をセ
グメントによっては変更して検出をおこなうことから、
検出のアルゴリズムが複雑になりすぎる懸念があった。
この発明は、上記のような技術的背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、精度良く安定した座
標検出が可能な座標検出方法を提案することにある。ま
た他の目的は、セグメントによって比較比の設定を検討
してセグメントを選択するといった複雑なセグメント判
別アルゴリズムを採用することなく、一つの設定値を用
いた筒車なアルゴリズムで精度の良い座標検出が可能な
座標検出方法を提案することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し、該目的を達成するため、この発明
は、複数の大まかな領域が規則的に設定されるとともに
、互いに平行に埋設された複数の導体からなるメインル
ープを備えた入力平面に対し、該メインループの各ルー
プに1頭次走査信号を送出し、該入力平面上を任意にポ
イントし得る座標指示具が位置する上記大まかな領域を
検出した後、該大まかな領域内でポイントした位を補間
することにより該座標指示具の位置する座標位置を検出
する座標検出方法において、上記入力平面の周辺部にお
ける該大まかな領域を、検出磁界の極性反転位置のシフ
ト方向に予め設定された器片寄らせて座標位置を検出す
る構成にしである。
〔作用〕
上記手段によると、磁界の反転位置のシフト量が大きい
入力平面の周辺部のみ、例えば最大シフト量に相当する
程度の予め設定した距離だけシフト方向に該大まかな領
域を片寄(オフセット)らせたので、補間の範囲が比較
的高い検出電圧値を常時検出可能な位置にあたることと
なり、充分な検出出力を得ることができ、検出の不安定
さを回避できる。また、予め大まかな領域のオフセット
量とオフセット方向のみを設定しておけば、全ての領域
で同一のアルゴリズムにより座標検出をおこなうことが
できる。
すなわち、第1図および第2図に示すように、例えばY
=100m(7)場合、’)(<6Qsmおよび140
飄*<Xの領域のセグメント(セグメントNo、l。
2.3,4,5.6.7,8.9.29.30゜31.
32,33,34,35,36,37,38゜39)を
それぞれ2.5龍づつ内側にオフセットする。すると各
検出電圧の交点にあたる前記A、  Bに相当する位置
が、全て各セグメントの中央部寄りに位置することとな
る。これにより、検出電圧値は常に前記CI、CZに相
当する値よりも大きい値となり精度の良い計算が可能な
高い検出出力を得ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図は、この発明を説明するためのもの
で、第1図および第2図は設定したセグメントと検出電
圧分布を示す説明図、第3図はこの発明を実施した座標
人力装置の原理的概念図、第4図は検出動作を示すフロ
ーチャートである。
第3図において、この座標入力装置は、メインループ2
a、補償ループ3aを備えた人力平面2b、発振器lを
介してメインループ2aに一定振幅の電流を放出するド
ライバ2、補償ループ3aに電流を放出するドライバ3
、財界検出コイルを備えた座標検出具としてのピックア
ップ6、ピックアップ6によって検出した出力を増幅す
る増幅回路7、極性判別回路8、検波回路9、サンプル
ホールドアンプ11.12、マルチプレクサ13、A/
D変換器14、補償値を格納した第1の記憶手段として
のROMテーブル15、補間値の誤差の補正値を格納し
た第2の記憶手段としてのROMテーブル16、および
制御回路10とから構成され、前記メインループ2aの
X方向のループにはX方向のスイッチング回路4が、ま
た、Y方向のループにはY方向のスイッチング回路5が
、それぞれ設けられている。
メインループ2aは、入力平面2b上に平行に5曹1間
隔で埋設されており、各ループLの一端はスイッチング
回路4  (Y方向の場合は、スイッチング回路5)へ
、他端はソース線2Sにそれぞれ結線され、全体として
、例えば200nX2001−の入力平面を形成するよ
うになっており、ソース線2sはドライバ2に結線され
ている。Y方面も同様にして形成され、X方向と直交す
るようになっている。
補償ループ3aは、該メインループ2aのソース線2S
の近傍であって、該メインループ2a全体を囲繞するよ
うに、メインループ2aとは別体の導体を埋設してあり
、一端は、この補償ループ3aに二亥メインル−プ2a
のソースvA2gに流れる電流とは逆方向の所定の振幅
の電流を放出するドライバ3に結線され、他端はアース
されている。
補償値が格納された第1の記tg手段としてのROMテ
ーブル15には、例えば表1に例示するような補償値が
、各ループLとY方向の領域に応して格納されている。
このROMテーブル15には、全てのセグメントS。と
、そのセグメントS7に対応する各メインループ毎の検
出高さZ”15mmの条件下の補償値ISCが格納され
、制御回路10の検出結果に応して該当する′JIr1
m値ISCを制御回路10が呼び出し、制御回路10内
に備えられた演算手段により補間値を算出するようにさ
れている。
表  1   補  償  値   TSC補正値が格
納された第2の記憶手段としてのROMテーブル16は
、算出された補間値からその誤差を補正して正確な座標
位置を得るためのちので、例えば検出したセグメントに
対し補間値の0.11m毎の補正値を記tαさせである
。この−例を表2に示す、この補正値は、X=95m、
!:X=105IIIのセグメント5EG= 19にお
けるY=1001、検出高さZ”15+nの条件下のo
、 o o amから2、OO龍までの例である。
表 2   補  正  値 すなわち、この表2によると、例えば補間値が計算の結
果0.90 m會と算出された場合には、0.67mm
を選択するようになっている。
ピックアップ6は、先端部に磁界検出コイルを備えてお
り、磁界検出コイルによって生じた電圧を、増幅回路7
を介して検波回路9および極性判別回路8に送るように
なっている。このときのピックアップ高さは、誤差と検
出出力の関係で補間に使うループのピッチの1.5倍程
度が適当である。
引き続き、上記座標入力装置の動作について説明する。
ピックアップ6の位置検出は、第4図フローチャートに
示すようにピックアップ6の概略位置であるセグメント
検出と、検出したセグメント内の詳細値W1検出たる補
間と、該セグメント位置とセグメント内の詳細位置との
合成との大きく3つのステップに分けておこなわれる。
セグメント検出時には、まず、発振器1により生成され
た正弦波を用いてドライバ2.3が動作する。この状態
で、制御回路10により指定されたスイッチング回路4
.5のうちの特定の一本のループLにのみ1頑次ドライ
バ2による電流が流れる。このとき、補償ループ3aに
は、メインループ2aに流れる電流の1/2の振幅の電
流がドライバ3によって流れるようにされている。
今、各ループLに電流が走査されると、そのループLに
関して発生した磁界はピックアップ6により検知され、
増幅回路7により所望の振幅の信号に増幅される。この
信号は、発振器lの出力と掻性判別(位相比較)回路8
において位相が比較される。言い換えれば、そこで磁界
の極性が検出できる。そして、ピックアップ6の図にお
いて左側のループLを駆動したときに極性判別回路8の
出力が“H”であったとすると、ピックアップ6の右側
のループLを駆動したときには検出磁界の極性が反転す
るため、極性判別回路の出力も“L”に反転する。
したがって、制御回路10によりXs、X+、Xz。
°  ・・・X7と順次ループLを選択して電流を送出
すると、ピックアップ6の近傍で極性判別回路8の出力
が反転するループL、lが検出される。このループL7
が判明すると、そのループL、での電圧■。
と、一つ手前のループLR−1の電圧V、−,を検出し
、両電圧V、、V、、を比較し、所定のアルゴリズムに
したがって補間すべき領域(セグメント)を決定する。
セグメントが決定できたら(例えば第5図3++−zと
する)、制御回路は、まずそのセグメント5a−2の左
端に位置するループLn−Zを選択する。このときピッ
クアップ6、増幅回路7を経た信号は検波回路9を通じ
て直流に変換され、サンプル−ホールドアンプ11によ
って直流電圧として保持される。
次に、制御回路lOはセグメントSい−2の右端に位置
するループL1を選択し、前述と同様にして検波回路9
で得られた直流電圧をサンプル−ホールドアンプ12で
保持する。
このセグメントの決定方法を、さらに具体的に説明する
。第1図、第2図にY=100m−近傍における検出電
圧分布と、この分布曲線に対する補間碩域を示す、X軸
下方に明示した長方形部が前述のセグメントSで、その
中の斜線部分にピックアップ6が位置したとき、そのセ
グメントを選択して補間するように意図されている。
このセグメントSは、基本的には第6図および第7図に
関し従来の技術の項で説明したものと同様に、各ループ
L毎に10f1幅の領域を51Mづつ重複させて形成し
ているが、入力平面2bの周辺部にあたるX<60富m
およびX > 140 m叢の領域においては、入力平
面2bの内側にそれぞれ2.5鶴づつオフセットしてい
る。このオフセット量は、各ループLを走査したときの
極性反転位置のシフト量を勘案して適宜設定すべきもの
である。この実施例のように、上記領域においてセグメ
ント1.2.3,4.5,6.7.8,9,29,30
゜31.32,33.34,35,36,37,38゜
39をそれぞれ2.5鶴づつオフセットすると、次のア
ルゴリズムで適切なセグメントの選択が可能になる。
すなわち、L+、Lz・・・とループを順次ドライブし
て、L、、をドライブしたときに初めて磁界強度H2の
極性反転が検出されたとする。その場合、検出したルー
プLの番号が、 flln=1.2のとき       無効f21n=
3のとき ■3≧■2のとき     無効 それ以外のとき      52 (3)4≦n≦37のとき V、≧V、、のとき    5R−2 それ以外のとき      5n−1 f41n=38のとき vzlevit  のとき    S3?それ以外のと
き      無効 151n>33のとき        無効というアル
ゴリズムでセグメントSを選択する。
ここで無効とするのは、該領域が入力平面2bの極く周
辺部あたり、磁界の分布曲線が大きく歪むため検出誤差
が大きくなるためである。
上記のようにして、セグメントを決定し、前述のように
してサンプル−ホールドアンプ11.12に保持された
電圧を、制御回路10の信号によってマルチプレクサ1
3が選択してA/D変換器14によりデジタル値に変換
し、ループL、−,,L。
からの電圧v、−,,V、を得る。
次に、制御回路10はスイッチング回路4.5を全てO
FFにする。これにより補償ループ3aにのみ前記所定
の電流が流れるので、前述と同様の方法により検波出力
をA/D変換して、補償ループ3aのみからの電圧Vc
を得ることができる。
次に、制御回路10はセグメント判別で得られたX方向
、Y方向のセグメントの値(同方向の距離)に応じた補
償値[SCを、例えば表1から呼び出し、 Vll−2”Vn という補償値を導入した式(2)に検出した電圧■。−
2゜V、、VcおよびISCを代入して制御回路10内
の演算手段により、補間値P°を算出する。
そして、この補間値P°が算出されると、前述の誤差を
補正する補正値Pが格納されたROMテーブル16から
該当する補正値を呼び出し、セグメント内の位置を特定
する座標値を得る。その後、X=   (S 、、  
X5.O+ α)  + P  [員−1S7 :セグ
メントNo。
P:補間値を修正した補正値 α:セグメントSのシフト量(セグメントのオフセット
の有無および方向に応じて、α=−2,5,0,+2.
5をそれぞれソフトウェアによって適宜illする) というように、セグメントの位置座標(S、x5.0+
α)と、該セグメント内での座標値Pを制御回路内の演
算手段により合成して、最終的なピックアップ6のポイ
ント位置のX座標を算出する。
Y方向にも同様のセグメントを設定しであるので、同様
の検出動作によりポイント位置のX座標を算出し、イン
クフェイス回路17を介してホストコンピュータ側に算
出した座標値を出力する。
以上のように、上記実施例によれば、 ■ 常にセグメント内の中央付近で補間がおこなわれ、
誤差を最小限に抑えることができる、■ 全入力平面に
わたって一種類のアルゴリズムで高い検出電圧を得るこ
とができる、 ■ 補間に使用する電圧が大きいため、回路上有利にな
り、精度も向上する、 等々の効果がある。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、入力平面の周辺部に
あたる大まかな領域を、検出磁界の極性反転位置のシフ
ト方向にオフセットして座標検出をおこなうこの発明に
よれば、座標検出する該大まかな領域の中央部寄りで常
に補間することができるので、検出電圧が高くとれ、検
出精度が安定するとともに、全入力平面にわたって一種
類のアルゴリズムにより大まかな領域の検出と、大まか
な領域内での座標位置の検出をおこなうことができ、ア
ルゴリズムの簡略化と高精度検出を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の詳細な説明するための
もので、第1図および第2図はそれぞれセグメントと検
出電圧の関係を示す説明図、第3図はこの発明を実施し
た座標入力装置の原理的構成図、第4図は座標検出動作
を示す流れ図、第5図ないし第10図は従来例を説明す
るためのもので、第5図はセグメントの決定原理を示す
説明図、第6図および第7図はそれぞれ従来のセグメン
トと検出電圧の関係を示す説明図、第8図および第9図
はそれぞれ従来のセグメント決定の方法を示す説明図、
第10図は従来の座標入力装置の原理的構成図である。 2a・・・メインループ、2b・・・入力平面、6・・
・ピックアップ(座標指示具)、L、L、・・・ループ
、S7・・・セグメント(大まかな領域)、v7・・・
検出電圧。 第3図 第4図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の大まかな領域が規則的に設定されるとともに、互
    いに平行に埋設された複数の導体からなるメインループ
    を備えた入力平面に対し、該メインループの各ループに
    順次走査信号を送出し、該入力平面上を任意にポイント
    し得る座標指示具が位置する上記大まかな領域を検出し
    た後、該大まかな領域内でポイントした位置を補間する
    ことにより該座標指示具の位置する座標位置を検出する
    座標検出方法において、上記入力平面の周辺部における
    該大まかな領域を、検出磁界の極性反転位置のシフト方
    向に予め設定された量片寄らせて座標位置を検出するこ
    とを特徴とする座標検出方法。
JP61106837A 1986-05-12 1986-05-12 座標検出方法 Pending JPS62263524A (ja)

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