JPS62263515A - 湯水混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は電気的に駆動されるバルブにより湯と水の混
合割合を変えて湯温の制御を行う湯水混合装置に係り、
詳しくは、電力を蓄積して該電力で停電時にバルブを閉
位置まで駆動し、停電時の湯水の漏出を防１１：する湯
水混合装置に関する。

（従来の技術） 湯水混合装置は、周知のように、湯と水の混合割合を温
度調整用のバルブにより連続的に：Ａ節して所定温度の
湯をカラン等へ供給する。このような湯水混合装置では
、通常、温度調整用のバルブをモータ等の電気的な駆動
手段で／リレブ開度が連続的に変化するように駆動する
ため、停電でモータへの電力供給が停止されると、バル
ブが停電時のバルブ開度を保持し、湯水が漏出する。そ
こで、一般には、停電時の対策として通電面にのみ開く
ＴＬ電磁弁上記温度調整用のバルブと直列的に介設し、
停電時に湯水が漏出することを防止している。

（この発明が解決しようとする間ｍ点）しかしながら、
上述したような従来のｌ湯水混合装置にあっては、電磁
弁が不可欠であるため、その製造コストも大きく、また
、その取付作業も開維であるという問題点があった。

この発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、電力
を蓄電して停電時には蓄電された電力で温度Ａ′！！ｉ
用のバルブを閉位こまで駆動する湯水混合装置を提供し
、その製造コストの低減とともに取付作業の簡素化を図
ることを目的としている。

（問題点を解決するための手段） この発明は、給湯管から供給される賜および給水管から
供給される水の流量を変えて湯温を調節する温度３１！
！！弁と、該温度調整弁を電力を供給されて駆動する駆
動器と、該駆動器へ給電する電源回路と、を備えた湯水
混合装置において、前記電源回路に電力を蓄電する蓄電
器を設け、停電時に該蓄電器から前記駆動器へ給電して
前記温度調整弁を閉位置まで駆動するよう構成したこと
を要旨とする。

（作用） この発明にかかる湯水混合装置によれば、停電時には蓄
電器から電力を供給されて駆動器が温度：調整弁を閉位
置まで駆動し、湯水が漏出することを阻ｌ卜する。この
ため、停電時の対策として、特別に電磁弁を設ける必要
も無く、その製造コストが低減され、また、取付作業も
ｔ易となる。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図から第３図はこの発明の一実施例にかかる湯水混
合装置を表し、第１図が全体図、第２図がブロック図、
第３図が回路図である。

第１図において、（１１）は全体としての湯水混合装置
を表し、この湯水混合装置（１１）は、扉（３９）によ
って仕切られた設置室（４０）内に温度調整弁（１２）
が収納され、この温度調整弁（１２）から室外のカラン
（３８）に混合木管（１３）が配管されている。温度調
整弁（１２）は、図示しない給湯管から供給される湯の
流量を調節する給湯バルブおよび給水管から供給される
水の流量を調節する給水バルブを包含し、給湯管から供
給される湯と給水管から供給される水とを混合して混合
木管（１３）へ導く。

温度調整弁（１２）には、給湯バルブと給水バルブとを
連動して駆動する駆動器（１４）が設けられている。駆
動器（１４）は、後述する制御器（工５）に結線され該
制御器（１５）から給電されて回転するモータ（１６）
と、モータ（１６）の出力軸の回転を減速して給湯バル
ブおよび給水バルブの各弁体へ伝達する減速機構（１７
）と、を有している。なお、（１８）は混合木管（１３
）の温度ｙＪ整弁（１２）の側端部に設けられて混合木
管（１３）内の流湯を検出する流量センサ、（１９）は
同様に混合木管（１３）内の湯温を検出する温度センサ
、（２０）は駆動器（１４）に設けられて温度調整弁（
１２）の各バルブのバルブ開度を検出するバルブ開度セ
ンサであり、これらセンサ（１８）、（１９）。

（２０）は制御器（１５）に結線されて該制御器（１５
）に検知信号を出力する。

制御器（１５）は、湯温設定スイフチ等の操作子を設け
られた操作器（２１）が結線され、この操作器（２１）
から出力される操作信号および前述の各センナ（１８）
　、　（１９）　、　（２０）から出力される検知信号
に基づいてモータ（１Ｂ）への通電を制御する。この制
御器（１５）は、第２図に示すように、ワンチップマイ
コンから成るコントロールユニン）　（２３）と、この
コントロールユニン）　（２３）から入力するＭ制御信
号に基づいてモータ（１６）へ給電する駆動回路（２４
）と。

前述のバルブ開度センサ（２０）が出力するアナログ信
号をデジタル信号に変換してコントロールユニント（２
３）へ出力するＡ／Ｄコンバータ（２２）と。

を有している。また、コントロールユニット（２３）に
は、停電を検知する停電検知器（２５）が接続されてい
る。この停電検知器（２５）は、停電を表示する信号を
コントロールユニント（２３）へ出力する。

これらコントロールユニン）　（２３）等には電源回路
（２Ｂ）が接続され該電源回路（２６）から電力が供給
される。電源回路（２６）は、第３図に示すように。

トランス等に結線された２対の入力端子（１＋）　。

（Ｉ２）に入力する交流電流をそれぞれ整流器（３１）
。

（３２）で整流するとともにレギュレータ（３３）、（
３４）で所定電圧に保持し、３つの出力端子（Ｃｈ）　
。

（０２）　、　（０３）を定電圧電源として機構させる
。この電源回路（２６）は１図中上方の出力端子（Ｏｌ
）が停電検知ｎ（２５）に結線され、中央の出力端子（
０２）がコントロール二二ン）　（２１）オよＵＡ／Ｄ
コンバータ（２２）に結線され１図中下方の出力端子（
０３）が駆動回路（２４）に結線されている。

また、電源回路（２６）は、出力端子（０３）と接地端
子との間に蓄電器である電気二重層コンデンサ（３６）
が設けられ、さらに、出力端子（０２）　、　（０３）
間にレギュレータ（３５）が設けられている。電気二重
層コンデンサ（３６）は、その容量に応じた電荷を蓄電
し、停電時に出力端子（０３）に給電するとともに出力
端子（０２）にレギュレータ（３５）を介し給電する。

なお、第３図中、（Ｄ）はダイオード、（Ｃ）はコンデ
ンサ、（Ｒ）は抵抗である。

この湯水混合装置（１＋）は、通常時においては。

操作器（２１）に設定された目標湯温、流量センサ（１
８）により検知された混合木管（１３）内の流量および
温度センナ（１９）により検知された混合木管（１３）
内の湯温等に基づいて制御器（１５）がモータ（１６）
へ通電し、モータ（１６）が温度調整弁（１２）を駆動
して湯と水の混合割合を１８節し、カラン（３８）へ供
給する湯温を目標湯温に制御する。

一方、停電時においては、停電検知器（２５）が停電を
検知するとともに、またコントロールユニット（２３）
に電源回路（２６）の電気二重層コンデンサ（３６）に
蓄積された電荷がレギュレータ（３５）により一定電圧
に保持されて供給され、同様に、駆動回路（２４）にも
電気二重層コンデンサ（３６）から給電される。そして
、コントロール二二ッ）　（２３）は、停゛ｉヒ検知器
（２５）から停電を表示する信号が入力されると、駆動
回路（２４）へ温度調整弁（１２）の各パルプの閉止を
指令する制御信号を出力する。このため、駆動回路（２
４）は電気二重層コンデンサ（３６）から供給される電
力をモータ（１６）へ供給し、モータ（１Ｂ）が温度調
整弁（１２）を駆動してその各バルブを閉止する。した
がって、温度調整弁（１２）によりカラン（３８）への
湯水の供給は遮断されてカラン（３８）へ湯水が漏出す
ることは無く、停電時の漏出を阻止するために特別の電
磁弁等を設ける必要が無く、製造コストの低減が可能と
なり、さらに、取付作業も容易となる。

なお、上述した実施例では、蓄電器として電気二重層コ
ンデンサ（３６）を例示するが、蓄電器を二次電池で構
成することも可能である。

（発明の効果） 以上説明してきたように、この発明にかかる湯水混合装
置によれば、停電になると蓄電させた電力により温度調
整弁を駆動して閉１トさせるため、停電時の漏水防止に
電磁弁を設ける等の特別の対策を必要とせず、製造コス
トの低減が可能で、また、取付作業も簡単となる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図はこの発明の一実施例にかかる湯水混
合装置を示し、第１図が全体構成図、第２図がブロック
図、第３図が電気回路図である。 図面中、（１１）は湯水混合装置、（１２）は温度調整
弁、（１３）は混合木管、（１４）は駆動器、（１５）
は制御器、（１６）はモータ、（＋８）は流量センサ、
（１９）は温度センサ、（２０）はバルブ開度センサ、
（２１）は操作器、（２３）はコントロールユニット、
（２４）は駆動回路、（２５）は停電検知器、（２６）
は電源回路、（３Ｂ）は電気二重層コンデンサ（蓄電器
）　、　（３８）はカランである。 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 給湯管から供給される湯および給水管から供給される水
   の流量を変えて湯温を調節する温度調整弁と、該温度調
   整弁を電力を供給されて駆動する駆動器と、該駆動器へ
   給電する電源回路と、を備えた湯水混合装置において、 前記電源回路に電力を蓄電する蓄電器を設け、停電時に
   該蓄電器から前記駆動器へ給電して前記温度調整弁を閉
   位置まで駆動することを特徴とする湯水混合装置。