JP3078455B2 - 空調機器の制御装置 - Google Patents

空調機器の制御装置

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JP3078455B2
JP3078455B2 JP06222075A JP22207594A JP3078455B2 JP 3078455 B2 JP3078455 B2 JP 3078455B2 JP 06222075 A JP06222075 A JP 06222075A JP 22207594 A JP22207594 A JP 22207594A JP 3078455 B2 JP3078455 B2 JP 3078455B2
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circuit
valve
air conditioner
fan
control device
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周次 守尾
俊彦 佐々木
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Azbil Corp
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Azbil Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空調機器の運転を制
御する空調機器の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭や農業用ハウス、食品加
工機器等の簡単なプラントの空調機器の制御装置は図2
に示すように構成されている。図2において、21は交
流電源、22は送風用のファン、23は加熱または冷却
または加湿用の弁、24は制御装置本体であり、25は
位相角制御用のトライアック、26はリレー接点、27
は大気の状態を検出するセンサを含む制御回路である。
【0003】以上のように構成された従来装置は、制御
回路27が内蔵するセンサによって検出される大気の状
態に応じてトライアック25およびリレー接点26を制
御することによって、ファン22の回転速度および弁2
3の開閉を制御して大気の状態を所定の状態に保つよう
に動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空調機器の制御
装置は以上のように構成されているので、制御回路27
はファン制御用の信号と弁制御用の信号とをそれぞれ出
力する必要があり、またファン22の制御用ラインと弁
23の制御用ラインとをそれぞれ別個に設けなければな
らなかった。このように従来の制御装置には、制御回路
27の電源供給ラインに加えて2本の制御用ラインを接
続する必要があるために、例えばファン22および弁2
3の設置場所と制御装置本体24の設置場所との距離が
長い場合には配線工数や配線工事費が著しく増大してし
まうという問題点があった。さらに、制御装置本体24
に4本のラインを接続しなければならないため、誤配線
により制御装置を破損する恐れがあった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、1つの制御信号によってファン
と弁とを同時に制御することができ、ファンと弁とから
なる負荷および交流電源と2本のラインで接続すること
ができるために、誤配線の虞れがなく、配線作業の簡易
化を図ることができる空調機器の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空調機器
の制御装置は、センサ回路の出力に従って負荷への電力
の供給を制御するスイッチング手段を位相角制御する位
相角制御手段と、センサ回路および位相角制御手段に電
力を供給するための電圧発生手段および整流手段とを備
えるものである。
【0007】
【作用】この発明における空調機器の制御装置は、セン
サ回路がファンと弁の駆動時期と該ファンの位相角を判
断し、この判断結果を受けたタイマ回路で一定時間全位
相角で弁とファンを駆動後、センサ回路で判断した位相
角で弁とファンを同時に駆動する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。図1において、21は交流電源、22は送風用の
ファン、23は加熱用の弁であり、空調機器(本実施例
においては暖房器)を構成するファン22と弁23は図
に示したように並列に接続されている。ここで空調機器
が冷房器の場合には弁23は冷却用の弁となり、湿度調
節器の場合には弁23は加湿用の弁となる。
【0009】1,2は接続用の端子、3は複数個のダイ
オードを逆並列接続して構成した電圧発生手段としての
双方向電圧ドロップ回路、25はファン22および弁2
3への電力の供給を位相角制御するためのスイッチング
手段としてのトライアック、4はダイオードD1,D2
およびコンデンサC1,C2からなる倍電圧整流回路で
ある。ここで、抵抗RおよびダイオードD3,D4は、
トライアック25を経由しないで倍電圧整流回路4に接
続された電源供給路を構成しており、抵抗器Rの抵抗値
は、この電源供給路を流れる電流が、互いに並列接続さ
れ空調機器を構成するファン22および弁23を動作さ
せないような値になるように選ばれている。
【0010】5は温度を検出するためのセンサ回路であ
り、サーミスタRPV、温度設定用の可変抵抗器RSP、不
感帯設定用の抵抗器RD 、コンパレータCOM1,2を
備えている。
【0011】6はタイマ回路であり、発光ダイオード6
1a,62a,63a、アンド回路64、コンデンサ6
5、コンパレータCOM3、抵抗70〜72を備えてい
る。7は位相角制御手段であり、コンデンサ67の端子
間電圧が所定電圧になったときにトライアック25をト
リガするためのダイアック66、コンデンサ67を充電
するための充電抵抗器r1〜r3、発光ダイオード61
a,62a,63aとフォトカプラを形成するトランジ
スタ61b,62b,63bを備えている。
【0012】ここで、充電抵抗器r3の抵抗値は、トラ
ンジスタ63bがオンした場合にはトライアック25が
全期間においてオン状態(全導通)となるような値に選
ばれている。さらに、充電抵抗器r1の抵抗値は、トラ
ンジスタ61bがオンした場合、トライアック25の導
通期間が弁23の開状態を保持し得る導通期間となるよ
うな値に選ばれている。
【0013】次に以上のように構成された本実施例の動
作について説明する。なお、以下の説明においては、大
気の温度が設定温度以上の温度から徐々に低くなってい
く場合について説明する。
【0014】まず、大気の温度が設定温度以上の場合に
は、コンパレータCOM1,2の出力は共に“H”レベ
ルとなっており、アンド回路64の出力も“H”レベル
となっているために、発光ダイオード61a〜63aに
は電流が流れず、トランジスタ61b〜63bはオフ状
態になっている。この状態ではコンデンサ67は充電さ
れないために、トライアック25は全期間に亘ってオフ
状態(導通角0°)を保ち、ファン22および弁23は
停止状態を保つ。この状態において、コンデンサC1,
C2は抵抗器RおよびダイオードD3,D4の電源供給
路によって充電状態が保たれる。従って、このコンデン
サC1,C2の端子間電圧によってセンサ回路5および
タイマ回路6は動作し続けることができる。
【0015】次に、大気の温度が下がって設定温度以下
になると、コンパレータCOM1の出力が“L”レベル
になると共に、アンド回路64の出力が“L”レベルと
なってコンパレータCOM3の出力が“L”レベルとな
る。従って発光ダイオード61aおよび63aが発光し
てトランジスタ61bおよび63bがオン状態となり、
トライアック25が全期間に亘ってオン状態(全導通)
になる。トライアック25がオン状態になると、弁23
が閉状態から開状態になり、ファン22は高速で回転し
て暖房を開始する。このトライアック25が全導通状態
になっている期間はタイマー回路によってあらかじめ定
められている。すなわち、アンド回路64の出力が
“L”レベルになってから一定時間経過すると、コンデ
ンサ65が抵抗器70によって充電されコンパレータC
OM3の出力が“L”レベルから“H”レベルに反転し
て発光ダイオード63aが消灯し、トランジスタ63b
がオフ状態になる。
【0016】以後、トライアック25は充電抵抗r1の
値によって定まる期間だけオン状態になる。この状態で
は弁23は開状態を保持し、ファン22は低速で回転す
る。また、ファン22および弁23が動作状態になる
と、双方向電圧ドロップ回路3の両端に交流電圧が発生
する。この交流電圧は倍電圧整流回路4によって整流さ
れた後、センサ回路5およびタイマ回路6に供給され
る。
【0017】大気の温度が設定温度以下に下がったとし
ても、この温度が抵抗器RD によって定められている不
感帯の範囲内にある場合には以上の状態は保持される。
【0018】大気の温度がさらに下がって不感帯の範囲
を越えると、コンパレータCOM2の出力が“L”レベ
ルとなって発光ダイオード62aが点灯し、トランジス
タ62bがオン状態になる。このような状態になると、
トランジスタ61bおよび62bが共にオン状態のた
め、コンデンサ67は充電抵抗器r1およびr2によっ
て充電される。従ってトランジスタ61bのみがオン状
態のときに比してトライアック25が導通状態となる期
間が長くなる。従って弁23は開状態を保持でき、ファ
ン22は高速で回転するので、空調機器の暖房能力は増
大する。
【0019】以上説明したように、本実施例によれば、
ファンと弁とを1つの制御信号によって制御できるとと
もに、ファンや弁の動作状態に拘りなくセンサ回路およ
びタイマ回路を動作させることができる。
【0020】なお、以上説明した実施例において、倍電
圧整流回路4はダイオードブリッジと平滑コンデンサを
組み合わせた構成としてもよく、また電源供給路もダイ
オードを1つだけにして交流電圧の半周期だけコンデン
サを充電するように構成してもよい。また、フォトカプ
ラはフォトトライアックを用いたものでもよく、フォト
カプラの代わりにトランス等を用いて絶縁してもよい
し、さらに絶縁せずに直接接続する構成としてもよい。
位相角制御回路7は3段以上の多段制御にしてもよく、
連続的に変化するように構成してもよい。タイマ回路6
はタイマー用IC等を使って構成してもよい。さらに、
センサ回路5、タイマ回路6、位相角制御回路7はマイ
クロコンピュータを用いてソフト的に構成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位相角制御手段により、ファンと弁とを同時に制御し、
このファンおよび弁の停止時には電源供給路を通じて給
電するように構成したので、1つの制御信号によってフ
ァンと弁とを制御することができ、しかもファンと弁を
交流電源に2本のラインで接続することができ、誤配線
の恐れがなく、配線作業の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路図である。
【図2】従来の空調機器の制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1,2 端子 3 双方向電圧ドロップ回路(電圧発生手段) 4 倍電圧整流回路(整流手段) 5 センサ回路 6 タイマ回路 7 位相角制御回路 21 交流電源 22 ファン 23 弁 25 トライアック(スイッチング手段) R 抵抗(電源供給路) D3,D4 ダイオード(電源供給路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 103

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と空調機器とを接続する第1お
    よび第2端子と、前記第1および第2端子間に設けたス
    イッチング手段および電圧発生手段の直列回路と、前記
    電圧発生手段から出力される交流電圧を整流する整流手
    段と、前記整流手段に前記位相角制御手段を経由しない
    で接続した電源供給路と、前記整流手段の出力端に順次
    並列に接続したセンサ回路およびタイマ回路と、前記セ
    ンサ回路の出力に従って前記スイッチング手段の導通状
    態を制御する位相角制御回路とを備えた空調機器の制御
    装置。
JP06222075A 1994-09-16 1994-09-16 空調機器の制御装置 Expired - Lifetime JP3078455B2 (ja)

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