JPS62263319A - ポリアミドの溶融紡糸方法 - Google Patents

ポリアミドの溶融紡糸方法

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JPS62263319A
JPS62263319A JP10218986A JP10218986A JPS62263319A JP S62263319 A JPS62263319 A JP S62263319A JP 10218986 A JP10218986 A JP 10218986A JP 10218986 A JP10218986 A JP 10218986A JP S62263319 A JPS62263319 A JP S62263319A
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polyamide
copper
copper compound
spinning
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Tatsuo Yarino
鎗野 達男
Hiromasa Minematsu
宏昌 峯松
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a+  産業上の利用分野 本発明は、ポリアミドの溶融紡糸法に関する。更に詳し
くは、銅化合物をCuとして10〜11000pp  
添加してなる耐熱耐光性ポリアミドの溶融紡糸方法に関
する。
(bl  ti来技術 銅化合物添加してなる耐熱、@ jf=注ポリポリアミ
ド繊産業口材用途向けとして広(生産されているが、生
産上の問題として紡糸時 にポリマー溶融品分で鋼が近
出し、こルが紡出糸に混入し、製糸性を悪化させろため
、沫業注な低下させろ問題7つ;あった。この問題を解
決する方法としては、従来、特公昭43−10368号
公報、50−15885号公報に示されろようにS41
析出V糸剤を添那する方法、特公昭47−1354tJ
号公報に示されるように非析出性の銅化合物を用いる方
法等が提案されている。
しかしながら、前者の方法では析出防止剤の選択の問題
に加え、この削の添加のための余分な手間がかかり、更
にはフス)Qになる欠点がある。また、後材の場合は、
単一の剤添加で事足りることρ)ら、前者の場合のよう
な不利益はないが、剤自身の単価が高(なる欠点がある
。さらにはこれらの従来法では、銅析出防止効果には限
界があり、より一層の銅析出防止を行うには、従来とは
異なる技術の開発が必要であった。
特に、最近では産業用材料に用いられる耐熱耐光性ポリ
アミド繊維にはより高・強度のものが姿望されろように
なり、その分紡糸条件本2酸しくなるに伴い銅析出によ
る製糸性の悪化は増々顕著になって来ている。
(cl  発明の目的 本発明の目的は、従来とは全く異る手段で銅化合物の析
出を極減させ製糸性が著しく改善されたポリアミドの溶
融紡糸法を提出することにある。
tdl  発明の構成 本発明者等は、上記の目的を達成するために銅の析出防
止剤に頼ることなく、ポリマー自身に潜在的な銅の析出
防止能を付与することを想起し、鋭意研究した結果、驚
(べきことにポリマー固有の末端カルギシル基濃度およ
び末端アミノ基濃度との量的関係が銅の析出性に着しく
影藩していることを究明し、本発明に到達した〇 かくして、本発明によれば、銅化合物をCuとしてポリ
マーに対して10〜IIJO(lppm IA加したポ
リアミドを溶融紡糸するに当り、該ポリアミドとして、
カルボキシル末端基ム度がアミノ末端基φ度より少(と
も3(Jmeq/ゆ多いポリアミドを用いることを9徴
とするポリアミドの溶融切糸方法が提供される。
本発明は、ポリアミドポリマーの末端基が銅析出に関与
していると言う興味ある却見を得ると共にポリマー中の
カルボキシル末端基濃度とアミノ末端基礎度の差が大き
い程、銅の析出を抑制し潜るといつ事実を究明したもの
である。銅の析出防止に関し、特に良好な製糸性を維持
するためには、前記の差が30rneq/kg以上であ
ることが必要である。
このような未i基濃度のコントロールは、重合時に酢酸
、安息香酸等のモノカルボン酸やアジピン改、セバシン
酸、テレフタール酸等のジカルボン酸を添加する公知の
方法により達成できる。
用いられる銅化合物としては、無機酸あるいは有!!A
fR@、たとえば、塩化第11A %塩化第2銅、臭化
第1銅、臭化第2銅、ヨウ化第1銅、ヨウ化第2銅、@
酸銅、リン酸鋼、ホウ酸鋼、硝酸鋼、酢R′IA1ラウ
リン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸銅、テレフタル酸
等の芳香族カルボン酸等が挙げられるが、特にこれに限
定されない。勿論、銅析出防止剤、たとえば2−メルカ
プトベンゾイミダゾール、ヨウ化カリ、ヨウ化マグネジ
ウラ、ヨウ化ナトリウム、臭化カリ、美化マグネシウム
、臭化ナトリウム等の併用も可能であり、これらとの併
用は実施例にも示すようにさらに銅析出防止効果が向上
する。
ここで、ナイpンー6の重合の場合を列にとって、前記
未4基の差を30meq/に9以上に調節する方法の1
例について説明する。
カルボン酸とe−カープルラクタムを混合し水の直像添
加又はスチーム圧下で反応物中の水分を1〜5wt チ
とし、温度240〜280℃で3〜6時間反応させる。
その後ポリマー中の水分を減圧しながらパージし、低ス
チーム圧下又はN2通気下で所定の重合度になる迄縮合
反応を行5゜そしてモノカルボン酸の場合は、lJ、3
4%以上、 ジカルボン酸の場合には0.17モル係以
上添加すれば前記末端基の差を30 m a Q / 
kg以上に調節でざる。
銅化合物の銅としてlo=1(JO(Jppmの添加は
重合時でもよいが、重合中の銅の析出を避けろことから
、紡糸の際にチップにブレンドして行うのが良い。
ここで、前記末端基の差の上限についてはsitに末端
基の差を大きくすることは重合速度を低下させ重合の生
産性が悪くなること、又は重合度を上げろことができな
(なることも−mit!し、現実に)i145meq/
′に9が妥当である。
また、ポリマー中のカルボキシル基およびアミン一度に
ついては4別の制限はないが、一般には前者について4
0〜146meq/’kg後番についてに、1〜71J
 m e q/igの範囲に維持しつつ、両者の差(〔
C0OH〕−〔N)I2〕)を3 (J m e q 
/ 9  になるようにA1すればよい。
本発明が、対象とするポリアミド(ヱナイpン6、ナイ
qン12、ナイロン66、ナイーン610等の脂肪族ポ
リアミド、キシリレンシアミンチレンタル酸等を主鎖に
もつ芳香族ポリアミド、ヘキサヒトpテレフタル酸、バ
ラアミノシクロヘキシルメタン等を主鎖にもつ脂環族ポ
リアミド、およびこれらのポリアミドの共重合ポリアミ
ド、混合ポリアミドである。
そして、かかるポリアミドは通常の溶融紡糸延伸を経ろ
ことにより所望の糸条を得ろことができる。
(cl  発明の効果 ポリマー自身に注目して一+4析出防止効果を着しく向
上せしめた本発明は、産業管材用のOuを10〜1fJ
OOppm含有する耐熱耐光性ポリアミド像惟の調造に
おいて、延伸上のトラブルもな(Lつ・1、生産性が著
しく向上する。
又、延伸倍率を上げられることから今漫の高強力化に貢
献できる。つまり延伸性がよいので低伸倍率が上げても
 羽ff、Fl糸なり、IJ梁でき、従って延伸倍率の
上がった分だけ頂カアツプすることになる。
実施例1 e−カブロラククムし酢頒又はテレフタール酸の添加量
を変えて常法に従い重合し、7木端蒸製度の異なるナイ
ロン6チップ(極限粘度1.2)を作成した。このチッ
プ30.9に銅化合物銅析出防止剤をブレンドし、25
闘φガラス封管にN2置換後封入し、260℃のオイル
バスに投入し、銅析出発生時間を測定した。尚、銅析出
の判定は目視にて行い、明瞭に赤カッ色の色相反化が起
る時点を銅析出発生時間とした。
その時果は第1表に示す如くであり、カルボキシル末端
基とアミノ末端基の差を大きくすれば銅析出を大巾lC
仰朗]できることを示している。
実施例2 実施例1の7fil13、A6の条件のナイロン6チッ
プをエクストルーダー型溶融紡糸機で紡糸温度270℃
、紡速51J 011 / mで670θden。
2U4fioの糸を各々r「成した。これを185℃の
熱板にて5.3倍で低伸した所、&6条件のチップの毛
羽発生率はノに3条件のチップに比較して70チ減少し
、低11+1注の向上が認められた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅化合物をCuとしてポリマーに対して10〜1
    000ppm添加したポリアミドを溶融紡糸するに当り
    、該ポリアミドとして、カルボキシル未端基濃度がアミ
    ノ末端基濃度より少くとも30meq/kg多いポリア
    ミドを用いることを特徴とするポリアミドの溶融紡糸方
    法。
  2. (2)カルボキシル末端基濃度がアミノ末端基濃度より
    30〜145meq/kg多いポリアミドを用いる特許
    請求の範囲第(1)項記載のポリアミドの溶融紡糸方法
JP10218986A 1986-05-06 1986-05-06 ポリアミドの溶融紡糸方法 Granted JPS62263319A (ja)

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JPH0453965B2 JPH0453965B2 (ja) 1992-08-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3386967A (en) * 1965-01-19 1968-06-04 Allied Chem Polycaproamide having excess number of carboxyl end groups over amino end groups
JPS5015885A (ja) * 1973-06-12 1975-02-19
JPS51136797A (en) * 1975-05-22 1976-11-26 Ube Ind Ltd Method for preparing a polyamide of high degree of polymerization
JPS5860012A (ja) * 1981-10-06 1983-04-09 Toray Ind Inc ポリヘキサメチレンアジパミド繊維及びその製造方法
JPS599209A (ja) * 1982-07-08 1984-01-18 Asahi Chem Ind Co Ltd 高強力ポリヘキサメチレンアジパミド繊維

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