JPS6226316Y2 - - Google Patents
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- JPS6226316Y2 JPS6226316Y2 JP10887082U JP10887082U JPS6226316Y2 JP S6226316 Y2 JPS6226316 Y2 JP S6226316Y2 JP 10887082 U JP10887082 U JP 10887082U JP 10887082 U JP10887082 U JP 10887082U JP S6226316 Y2 JPS6226316 Y2 JP S6226316Y2
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- JP
- Japan
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- boom
- cfrp
- sailboard
- aluminum alloy
- outside
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、セールボード用ブームに関するもの
である。更に詳しくは、アルミニウム系合金製パ
イプの表面を炭素繊維強化樹脂(以下「CFRP」
という)で補強してなる軽量かつ把握性にすぐれ
たセールボード用ブームに関するものである。
である。更に詳しくは、アルミニウム系合金製パ
イプの表面を炭素繊維強化樹脂(以下「CFRP」
という)で補強してなる軽量かつ把握性にすぐれ
たセールボード用ブームに関するものである。
従来からあるセールボード用ブームは、断面形
状が主として真円のアルミニウム系合金製パイプ
を弯曲にしたものを2本組合わせたものが使用さ
れているが、ブームの強度、剛性を高めるために
は、さらに2重ないし3重管構造のパイプが使用
されるなど重量化が避けられないという問題点が
あつた。
状が主として真円のアルミニウム系合金製パイプ
を弯曲にしたものを2本組合わせたものが使用さ
れているが、ブームの強度、剛性を高めるために
は、さらに2重ないし3重管構造のパイプが使用
されるなど重量化が避けられないという問題点が
あつた。
しかし、近年はセールボードの普及と共にセイ
リング技術が向上し、これに伴いブームの軽量化
と操舵性の向上が強く要求されるようになつてき
た。
リング技術が向上し、これに伴いブームの軽量化
と操舵性の向上が強く要求されるようになつてき
た。
本考案者等は、上記した問題点を解決するため
鋭意検討を続けてきた結果、本考案に至つた。
鋭意検討を続けてきた結果、本考案に至つた。
すなわち、本考案はパイプ弯曲部の内側および
外側がCFRPにて重点的に補強されたアルミニウ
ム系合金製パイプにて構成されるセールボード用
ブームである。このようなセールボード用ブーム
は、従来からあるブームに比較して軽量であるば
かりでなく、断面が真円でないため把握性がよ
く、このため操舵性にもすぐれ、少々の悪条件の
海面状況においても素早く対応することができる
という利点がある。
外側がCFRPにて重点的に補強されたアルミニウ
ム系合金製パイプにて構成されるセールボード用
ブームである。このようなセールボード用ブーム
は、従来からあるブームに比較して軽量であるば
かりでなく、断面が真円でないため把握性がよ
く、このため操舵性にもすぐれ、少々の悪条件の
海面状況においても素早く対応することができる
という利点がある。
本考案を図面によつて説明する。
第1図はセールボード全体の概略図、第2図は
ブームの部分平面図、第3図は第2図におけるA
−A′断面図を示す。
ブームの部分平面図、第3図は第2図におけるA
−A′断面図を示す。
第1図において、1はマスト、2はセイル、3
はブーム、4はボードである。第2図において、
5はブーム弯曲部の外側を示し、6はブーム弯曲
部の内側を示している。第3図において、7はア
ルミニウム系合金製パイプ、8は補強層である
CFRP、9は被覆材を示す。
はブーム、4はボードである。第2図において、
5はブーム弯曲部の外側を示し、6はブーム弯曲
部の内側を示している。第3図において、7はア
ルミニウム系合金製パイプ、8は補強層である
CFRP、9は被覆材を示す。
CFRP8は、アルミニウム系合金製パイプ7を
均一に補強せず、弯曲しているパイプの外側5と
内側6に重点的に配設される。その結果、ブーム
3は外周が真円とならず、手による把握保持性が
よくなる。しかも、ブームの弯曲部は上下方向で
はなく、弯曲部の内側6と外側5との方向に高い
強度、剛性が要求されるため、これに適応した炭
素繊維強化材の配向にて補強することより、必要
な機械的性能を与えることができる。
均一に補強せず、弯曲しているパイプの外側5と
内側6に重点的に配設される。その結果、ブーム
3は外周が真円とならず、手による把握保持性が
よくなる。しかも、ブームの弯曲部は上下方向で
はなく、弯曲部の内側6と外側5との方向に高い
強度、剛性が要求されるため、これに適応した炭
素繊維強化材の配向にて補強することより、必要
な機械的性能を与えることができる。
補強用繊維材としては、炭素繊維からなる一方
向揃え配列体(以下「UD」という)、織物、編
物、組物、編物、フエルト、不織布等が使用でき
る。マトリツクス樹脂としては、熱硬化性樹脂、
特にエポキシ樹脂、フエノール系樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリイミド樹脂、フラン樹脂等
が好ましい。
向揃え配列体(以下「UD」という)、織物、編
物、組物、編物、フエルト、不織布等が使用でき
る。マトリツクス樹脂としては、熱硬化性樹脂、
特にエポキシ樹脂、フエノール系樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリイミド樹脂、フラン樹脂等
が好ましい。
補強用繊維材とマトリツクス樹脂とは、予め繊
維材にマトリツクス樹脂を含浸したいわゆるプリ
プレグとして使用されるのが一般的である。ま
た、マトリツクス樹脂に自己接着性がない場合に
は、第3図におけるアルミニウム系合金製パイプ
7とCFRP8との間に接着剤層を介在させること
ができる。CFRP8の表面は、通常、手のすべり
止め、又は防蝕のために、発泡ウレタン、合成ゴ
ム等の被覆材にて被覆される。
維材にマトリツクス樹脂を含浸したいわゆるプリ
プレグとして使用されるのが一般的である。ま
た、マトリツクス樹脂に自己接着性がない場合に
は、第3図におけるアルミニウム系合金製パイプ
7とCFRP8との間に接着剤層を介在させること
ができる。CFRP8の表面は、通常、手のすべり
止め、又は防蝕のために、発泡ウレタン、合成ゴ
ム等の被覆材にて被覆される。
実施例
ブームの芯材となるアルミニウム系合金製パイ
プ(肉厚 2mm、外径 30mm)の表面に、接着剤
を介して炭素繊維とフエノールノボラツク系エポ
キシ樹脂からなるUDプリプレグ(繊維重量62
%)を内側、外側それぞれに厚さ0.8mmに補強
し、テープラツプ後、135℃にて90分間熱処理し
て、エポキシ樹脂を硬化させ、次いで厚さ2mmの
合成ゴムにてその外側を被覆する。
プ(肉厚 2mm、外径 30mm)の表面に、接着剤
を介して炭素繊維とフエノールノボラツク系エポ
キシ樹脂からなるUDプリプレグ(繊維重量62
%)を内側、外側それぞれに厚さ0.8mmに補強
し、テープラツプ後、135℃にて90分間熱処理し
て、エポキシ樹脂を硬化させ、次いで厚さ2mmの
合成ゴムにてその外側を被覆する。
上記した通り、本考案のセールボード用ブーム
は、把握保持性にすぐれ、操舵性も良好である。
又、サーフアー、ボードのクラス別に応じ、ブー
ムの外周部を適宜被覆するなどによつて、グリツ
プの調整を行なうことができる。その際、CFRP
で補強することにより、全体の重量に大きな変化
を与えることもない。
は、把握保持性にすぐれ、操舵性も良好である。
又、サーフアー、ボードのクラス別に応じ、ブー
ムの外周部を適宜被覆するなどによつて、グリツ
プの調整を行なうことができる。その際、CFRP
で補強することにより、全体の重量に大きな変化
を与えることもない。
又、被覆材の選定ならびにCFRP補強層に軽量
材を介在させることによつて、更に比重の低い軽
量化したブームができる。
材を介在させることによつて、更に比重の低い軽
量化したブームができる。
第1図はセールボードの概略図、第2図はブー
ムの部分平面図、第3図はA−A′断面図であ
る。
ムの部分平面図、第3図はA−A′断面図であ
る。
Claims (1)
- パイプ弯曲部の内側および外側を炭素繊維強化
樹脂で補強してなるアルミニウム系合金パイプに
て構成されるセールボード用ブーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10887082U JPS5913396U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | セ−ルボ−ド用ブ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10887082U JPS5913396U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | セ−ルボ−ド用ブ−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913396U JPS5913396U (ja) | 1984-01-27 |
JPS6226316Y2 true JPS6226316Y2 (ja) | 1987-07-06 |
Family
ID=30253832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10887082U Granted JPS5913396U (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | セ−ルボ−ド用ブ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913396U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432517Y2 (ja) * | 1985-10-02 | 1992-08-05 | ||
JPS6259349U (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-13 | ||
JPS6259350U (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-13 |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP10887082U patent/JPS5913396U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5913396U (ja) | 1984-01-27 |
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