JPS6226290Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226290Y2 JPS6226290Y2 JP1980171323U JP17132380U JPS6226290Y2 JP S6226290 Y2 JPS6226290 Y2 JP S6226290Y2 JP 1980171323 U JP1980171323 U JP 1980171323U JP 17132380 U JP17132380 U JP 17132380U JP S6226290 Y2 JPS6226290 Y2 JP S6226290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trailer
- supported
- platform frame
- hydraulic cylinder
- towing vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 9
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 7
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 4
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、荷台フレームへの積載物の重心が多
少前方へ移動しても、トラクタ等の牽引車に作用
する荷重が極端に増加するのを抑制可能とした多
軸油圧懸架式セミトレーラに関するものである。
少前方へ移動しても、トラクタ等の牽引車に作用
する荷重が極端に増加するのを抑制可能とした多
軸油圧懸架式セミトレーラに関するものである。
従来から多軸トレーラとしては第1図に示した
様なものが考えられている。第1図において、1
は牽引車、2は牽引車1の駆動輪、3は牽引車1
の後部上に前端部が支持された多軸トレーラ、4
は多軸トレーラ3上のコンテナ等の荷物で、多軸
トレーラ3は多数の車輪5に支持された荷台フレ
ーム6を有する。
様なものが考えられている。第1図において、1
は牽引車、2は牽引車1の駆動輪、3は牽引車1
の後部上に前端部が支持された多軸トレーラ、4
は多軸トレーラ3上のコンテナ等の荷物で、多軸
トレーラ3は多数の車輪5に支持された荷台フレ
ーム6を有する。
この様な多軸トレーラ3を牽引車1で牽引する
場合、荷台フレーム6上に常に最大積載量の80%
以上の荷物を積載していないと、牽引車1の牽引
力をフルに発揮させることができない。ところが
このように最大積載量の80%以上の荷物を積載し
た場合においては、荷物4の重心が多少でも前方
に移動すると牽引車1に過荷重が作用し、又、そ
の重心が多少でも後方に移動すると牽引車1の駆
動輪2がスリツプするという好ましくない現象が
生ずるものであつた。
場合、荷台フレーム6上に常に最大積載量の80%
以上の荷物を積載していないと、牽引車1の牽引
力をフルに発揮させることができない。ところが
このように最大積載量の80%以上の荷物を積載し
た場合においては、荷物4の重心が多少でも前方
に移動すると牽引車1に過荷重が作用し、又、そ
の重心が多少でも後方に移動すると牽引車1の駆
動輪2がスリツプするという好ましくない現象が
生ずるものであつた。
そこで、重心が多少前後に移動しても牽引車1
に作用する負担をある程度一定にするために、第
2図に示した様に牽引車1と多軸トレーラ3との
間に支持用のトレーラ7を介装することが考えら
れているが、この方式では、 荷台フレーム3の荷物積載面が高くなるの
で、重心が高くなり、走行の不安定性の原因と
なること。
に作用する負担をある程度一定にするために、第
2図に示した様に牽引車1と多軸トレーラ3との
間に支持用のトレーラ7を介装することが考えら
れているが、この方式では、 荷台フレーム3の荷物積載面が高くなるの
で、重心が高くなり、走行の不安定性の原因と
なること。
トレーラが長くなること。
トレーラが長くなるので、トレーラの旋回性
能が非常に悪くなること。
能が非常に悪くなること。
トレーラ組立が非常に大変になること。
等の種々の欠点があつた。
本考案は、上記種々の欠点を解消した多軸油圧
懸架式セミトレーラを提供することを目的とする
ものである。
懸架式セミトレーラを提供することを目的とする
ものである。
以下、本考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。
する。
第3図,第4図において、8は牽引車、9は牽
引車8の後部上に前部が支持された多軸油圧懸架
式セミトレーラ(以下、単にトレーラと略称す
る)、10,10′はトレーラ9の左右の車輪列を
示したものである。
引車8の後部上に前部が支持された多軸油圧懸架
式セミトレーラ(以下、単にトレーラと略称す
る)、10,10′はトレーラ9の左右の車輪列を
示したものである。
車輪列10は、第4図,第5図に示した如く、
前後に等ピツチで配列された複数の車輪組付体1
1〜20からなり、車輪列10′も同様に多数の
車輪組付体11′〜20′(第5図)からなる。そ
して、各車輪組付体11〜20,11′〜20′
は、第5図の如く、一本の車軸21に4個の車輪
22を保持させたものから構成されている。
前後に等ピツチで配列された複数の車輪組付体1
1〜20からなり、車輪列10′も同様に多数の
車輪組付体11′〜20′(第5図)からなる。そ
して、各車輪組付体11〜20,11′〜20′
は、第5図の如く、一本の車軸21に4個の車輪
22を保持させたものから構成されている。
各車軸21とトレーラ9の荷台フレーム23と
の間には、油圧懸架装置24が介装されている。
この油圧懸架装置24は、第6図の如く、車軸2
1に一端部が回動自在に装着された下アーム25
と、一端部が荷台フレーム23に支持された上ア
ーム26と、下アーム25の他端部と上アーム2
6の他端部とを回動自在に連結している軸27
と、下アーム25と上アーム26の中間部に介装
された懸架用の油圧シリンダ28から構成されて
いる。なお、左側の車輪組付体11〜20を荷台
フレーム23に支持している油圧懸架装置24の
油圧シリンダ28を第1の油圧シリンダとし、右
側の車輪組付体11′〜20′を荷台フレーム23
に支持している油圧懸架装置24の油圧シリンダ
28を第2の油圧シリンダとし、又、これらを図
面上明確にするため第5図中各油圧シリンダ28
の符号の部分に「(第1)」又は「(第2)」の符号
を付して以下に説明する。
の間には、油圧懸架装置24が介装されている。
この油圧懸架装置24は、第6図の如く、車軸2
1に一端部が回動自在に装着された下アーム25
と、一端部が荷台フレーム23に支持された上ア
ーム26と、下アーム25の他端部と上アーム2
6の他端部とを回動自在に連結している軸27
と、下アーム25と上アーム26の中間部に介装
された懸架用の油圧シリンダ28から構成されて
いる。なお、左側の車輪組付体11〜20を荷台
フレーム23に支持している油圧懸架装置24の
油圧シリンダ28を第1の油圧シリンダとし、右
側の車輪組付体11′〜20′を荷台フレーム23
に支持している油圧懸架装置24の油圧シリンダ
28を第2の油圧シリンダとし、又、これらを図
面上明確にするため第5図中各油圧シリンダ28
の符号の部分に「(第1)」又は「(第2)」の符号
を付して以下に説明する。
荷台フレーム23の前端部の左右には上方に向
けて突出する支持部29が形成されている。この
支持部29,29の上部間には、前端部を牽引車
8の後方上部に支持させる連結部材30の中間部
が水平軸31を介して回動自在に支持されてい
る。(第3図,第4図,第7図,第8図,参照)。
これによつて、連結部材30は前後端側が水平軸
31を中心に上下に揺動できる。この連結部材3
0の後端部と荷台フレーム23との間には第3の
油圧シリンダ32,32が上下に向けて介装され
ている。
けて突出する支持部29が形成されている。この
支持部29,29の上部間には、前端部を牽引車
8の後方上部に支持させる連結部材30の中間部
が水平軸31を介して回動自在に支持されてい
る。(第3図,第4図,第7図,第8図,参照)。
これによつて、連結部材30は前後端側が水平軸
31を中心に上下に揺動できる。この連結部材3
0の後端部と荷台フレーム23との間には第3の
油圧シリンダ32,32が上下に向けて介装され
ている。
第1,第2の油圧シリンダ28のうち前部側の
4個が、第5図の如く、第3の油圧シリンダ3
2,32に配管33を介して相互に連通し、第1
の油圧シリンダ28のうち残りのものが配管34
を介して相互に連通し、第2の油圧シリンダ28
のうち残りのものが配管35を介して相互に連通
している。
4個が、第5図の如く、第3の油圧シリンダ3
2,32に配管33を介して相互に連通し、第1
の油圧シリンダ28のうち残りのものが配管34
を介して相互に連通し、第2の油圧シリンダ28
のうち残りのものが配管35を介して相互に連通
している。
次に、このような構成の油圧懸架式セミトレー
ラの作動を説明する。
ラの作動を説明する。
トレーラ9が走行中に路面の傾斜等により傾斜
して、トレーラ9に積載された荷物の重心が多少
前方に移動すると、この移動により連結部材30
に作用している荷重が増加する。この荷重は、第
3シリンダ32,32に作用して、配管33を介
して第1のシリンダ28のうち前側の4個及び第
2のシリンダ28のうち前側の4個に均等に作用
する。したがつて、荷重の前方への移重により牽
引車8に過荷重が作用するのは回避されることに
なる。
して、トレーラ9に積載された荷物の重心が多少
前方に移動すると、この移動により連結部材30
に作用している荷重が増加する。この荷重は、第
3シリンダ32,32に作用して、配管33を介
して第1のシリンダ28のうち前側の4個及び第
2のシリンダ28のうち前側の4個に均等に作用
する。したがつて、荷重の前方への移重により牽
引車8に過荷重が作用するのは回避されることに
なる。
以上説明した実施例では、連結部材30を荷台
フレーム23の前端部上に突設した支持部29の
上部に支持させたが、必ずしもこの構成に限定さ
れるものではない。例えば、第9図,第10図に
示したように、略L字状の連結部材30′の一端
部を荷台フレーム23に水平軸36で回動自在に
支持させ、連結部材30′の中間部と支持部29
の上端部との間に第3の油圧シリンダ32,32
を略水平に且つ前後に向けて介装した構成として
もよい。なお、油圧シリンダ32は、連結部材3
0,30′、支持部29、及び荷台フレーム23
等に回動自在に取り付けられている。
フレーム23の前端部上に突設した支持部29の
上部に支持させたが、必ずしもこの構成に限定さ
れるものではない。例えば、第9図,第10図に
示したように、略L字状の連結部材30′の一端
部を荷台フレーム23に水平軸36で回動自在に
支持させ、連結部材30′の中間部と支持部29
の上端部との間に第3の油圧シリンダ32,32
を略水平に且つ前後に向けて介装した構成として
もよい。なお、油圧シリンダ32は、連結部材3
0,30′、支持部29、及び荷台フレーム23
等に回動自在に取り付けられている。
本考案は、以上説明したように、荷台フレーム
の前部と牽引車を連結する連結部材との間に第3
の油圧シリンダを介装し、第3の油圧シリンダと
第1,第2の油圧シリンダのうちの前部側の数個
を互いに連通させたので、重心が前方に多少移動
しても、牽引車に作用しようとする荷重がトレー
ラの前部側を支持する数個の油圧シリンダに均等
に分散されることになり、この結果、牽引車に過
荷重が作用するのを未然に抑制できる。しかも、
トレーラが長くなることはないので旋回性能は悪
くなることはなく、組立性も悪くなることがな
い。
の前部と牽引車を連結する連結部材との間に第3
の油圧シリンダを介装し、第3の油圧シリンダと
第1,第2の油圧シリンダのうちの前部側の数個
を互いに連通させたので、重心が前方に多少移動
しても、牽引車に作用しようとする荷重がトレー
ラの前部側を支持する数個の油圧シリンダに均等
に分散されることになり、この結果、牽引車に過
荷重が作用するのを未然に抑制できる。しかも、
トレーラが長くなることはないので旋回性能は悪
くなることはなく、組立性も悪くなることがな
い。
第1図,第2図は、従来の牽引車と多軸トレー
ラの関係を示す側面図。第3図は、本考案の一実
施例を示すトレーラの平面図で、一部を破断して
示してある。第4図は、第3図の側面図。第5図
は、第3図に示したトレーラの油圧シリンダの配
管系統図。第6図は、第4図に示した荷台フレー
ムと車輪組付体との間に介装した油圧懸架装置の
拡大図。第7図は、第3図に示した荷台フレーム
の前部側の部分平面図。第8図は、第7図の側面
図。第9図は、本考案の他の実施例を示す部分平
面図。第10図は、第9図の側面図。 8……牽引車、9……多軸油圧懸架式セミトレ
ーラ、10,10′……車輪列、11〜20,1
1′〜20′……車輪組付体、21……車軸、22
……車輪、23……荷台フレーム、24……油圧
懸架装置、28……油圧シリンダ(第1,第
2)、29……支持部、30,30′……連結部
材、32……油圧シリンダ(第3)。
ラの関係を示す側面図。第3図は、本考案の一実
施例を示すトレーラの平面図で、一部を破断して
示してある。第4図は、第3図の側面図。第5図
は、第3図に示したトレーラの油圧シリンダの配
管系統図。第6図は、第4図に示した荷台フレー
ムと車輪組付体との間に介装した油圧懸架装置の
拡大図。第7図は、第3図に示した荷台フレーム
の前部側の部分平面図。第8図は、第7図の側面
図。第9図は、本考案の他の実施例を示す部分平
面図。第10図は、第9図の側面図。 8……牽引車、9……多軸油圧懸架式セミトレ
ーラ、10,10′……車輪列、11〜20,1
1′〜20′……車輪組付体、21……車軸、22
……車輪、23……荷台フレーム、24……油圧
懸架装置、28……油圧シリンダ(第1,第
2)、29……支持部、30,30′……連結部
材、32……油圧シリンダ(第3)。
Claims (1)
- 荷台フレームの左側の部分を前後に配列した複
数個の各車輪に第1の油圧シリンダを介して支持
させ、前記荷台フレームの右側の部分を前記車輪
に対応させて前後に配列した各車輪に第2のシリ
ンダを介して支持させ、前端部を牽引車の後方上
部に支持させる連結部材を上下に揺動自在に前記
荷台フレームに保持させ、該連結部材と荷台フレ
ームとの一部であつて載荷状態に応じて相互に接
近又は離間する部分の間に第3の油圧シリンダを
介装すると共に、前記複数個の第1,第2の油圧
シリンダのうちの荷台の前部側に位置する数個の
ものと前記第3の油圧シリンダとを相互に連結さ
せ、且つ、残りの第1の油圧シリンダ同志及び残
りの第2の油圧シリンダ同志をそれぞれ連通させ
たことを特徴とする多軸油圧懸架式セミトレー
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980171323U JPS6226290Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980171323U JPS6226290Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5792519U JPS5792519U (ja) | 1982-06-07 |
JPS6226290Y2 true JPS6226290Y2 (ja) | 1987-07-06 |
Family
ID=29529681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980171323U Expired JPS6226290Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6226290Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144080A (en) * | 1975-06-05 | 1976-12-10 | Kazuhito Nasu | Screw feeder for treating sludge |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218894U (ja) * | 1975-07-30 | 1977-02-10 |
-
1980
- 1980-11-29 JP JP1980171323U patent/JPS6226290Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144080A (en) * | 1975-06-05 | 1976-12-10 | Kazuhito Nasu | Screw feeder for treating sludge |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5792519U (ja) | 1982-06-07 |
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