JPS62262690A - 可変速誘導電動機 - Google Patents

可変速誘導電動機

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JPS62262690A
JPS62262690A JP61106198A JP10619886A JPS62262690A JP S62262690 A JPS62262690 A JP S62262690A JP 61106198 A JP61106198 A JP 61106198A JP 10619886 A JP10619886 A JP 10619886A JP S62262690 A JPS62262690 A JP S62262690A
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rotor
speed
stators
switch
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Toshihiko Satake
佐竹 利彦
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Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、広範囲の速度制御を無段的に行うことができ
ると共に、トルク特性の高い誘導電動機に関する。
従来技術とその問題点 誘導電動機の速度を制御する方法の一つとして電源周波
数を変える方法がある。この方法は連続的かつ広範囲な
速度制御が可能である半面、この方法で必要とする周波
数変換装置を高価とし、また周波数変換装置により交流
を直流に変換して再度交流に変換する過程において一般
に高調波および電波が発生し、これらによってコンピュ
ーター、その地名種電気制御機器の誤動作あるいはコン
デンサーの過熱等の障害を招くことがあり、このうち高
調波障害に対しては、フィルターを設置することにより
対策を講じることもできるが、フィルターの設置にはコ
ストがかかる。また低速時において一般に性能が不十分
となる等の欠点を有するものである。
また、電動機の極数を変えて速度を制御する方法は、極
数の変換によって段階的に速度を変えることができても
、無段階的に滑かな速度制御をすることができない欠点
がある。
また、電源の電圧を変えて速度を制御する方法では、速
度制御が連続的に行える半面特に低速度領域において効
率が悪くなる欠点がある。
そして巻線型電動機において二次抵抗を変化させすべり
を変えて速度制御を行う方法は、比較的簡単に連続的な
速度制御が可能である半面、外部からブラシとスリップ
リングを介して回転子巻線回路へ抵抗を挿入するために
、ブラシの消耗による保守点検を必要とし、また、かご
形誘導電vJ機は、二次抵抗を変化させて速度制御を行
うことができない欠点がある。
発明の目的 本発明は、上記従来技術の欠点を改善し、速度制m+領
域を広範囲に且つその速度制御を連続的に実施できると
共に、特に低速度領域においてトルク特性の良い誘導動
電動様を提供することにある。
なお、本発明の誘導電動機は、単相または3相電源等に
接続して使用され、回転子の形態は、普通かご形、二重
かご形、深溝がご形、特殊がご形1巻線形等のいずれの
形式のものにも適用できるものであり、本発明の説明に
用いる導体とは、かご形回転子コアに装設した導体、お
よび巻線形回転子コアに巻装した巻線のそれぞれを総称
するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、同一回転軸に複
数個の回、転子コアを任意の間隔を設けて軸着し、前記
複数個の回転子コアのそれぞれに装設した複数個の導体
のそれぞれを連結して一体的な回転子に形成し、前記複
数個の回転子コアと対峙する外周部に複数個の固定子を
並設し、前記複数個の固定子のうち少なくとも1個を機
枠に固設すると共に少なくとも1個の固定子を前記回転
子と同心的に回動自在に形設し、前記複数個の固定子と
対峙しない前記複数個の回転子コア間の空間または非磁
性体コア部において、前記複数個の導体のそれぞれを連
結材となす抵抗材を介して短絡すると共に、前記複数個
の固定子のそれぞれに巻装した巻線の結線をデルタ結線
またはスター結線のいずれかに切換自在とするスイッチ
を設けて問題点を解決する手段とした。
作  用 上記構成により、機枠に固設した固定子と、回転子と同
心的に回動自在とした固定子とに通電すると、回転[9
が生じて回転子に電圧が誘起され、回転子に装設した導
体に電流が流れて回転子は回転する。機枠に固設した固
定子に対して回動側の固定子の回動をゼロとしたときに
は、両固定子間に回転磁界の移送のずれがなく、連結材
となす抵抗材には電流が流れず一般の誘導電動機と同一
のトルク特性を示すが、回動側の固定子を回動操作する
と、機枠に固設した固定子との間に生じる回転磁界の位
相のずれに応じて回転速度が低下する。
回動側の固定子の回動量を大きくすると、機枠に固設し
た固定子に対峙する部分から回転子の導体に誘起する電
圧と、回動側の固定子に対峙する部分から回転子の導体
に誘起する電圧とに生じる位相のずれに伴い、複数個の
導体それぞれに抵抗材を介し電流が短絡して流れ、低速
度領域における力率とトルクの改善を行うことができる
が、両固定子の位相のずれが180°に至ると速度制御
が一応限界となる。この時点において、両固定子に巻装
した巻線の結線をスイッチの操作によりデルタ結線から
スター結線に切換えることと、回動側の固定子を回動操
作して電圧の位相のずれを180°からO°方向に変化
させることにより、さらに低速度領域における変速制御
を行うことを可能とし、速度制御領域を広範囲に拡大す
ることができる。
実施例 本発明の実施例を第1図〜第13図に基づき説明する。
第1図および第2図に示す符号1は誘導電動機であり、
該誘導電動機1は以下のように構成しである。鉄心から
なる回転子コア2,3を任意の商隔を設けて回転子軸4
に装着し、回転子コア2.3問に非磁性体コア9を介設
しである。
回転子コア2.3に装設した複数個の導体5・・・のそ
れぞれを直列に連結して一体的な回転子8を形成し、そ
の直列に連結した複数個の導体5・・・の両端部を短絡
環6.7に連結しである。また回転子コア2,3.9に
回転子8の両側部10.11に連絡する複数個の通風胴
12・・・を設け、通風胴12・・・から直交状に回転
子8の外周部に貫通する複数個の通気孔13・・・を穿
設しである。回転子8は第3図に示す如く、回転子コア
2,3間の非磁性体コア9部において、複数個の導体5
・・・のそれぞれを任意の電圧が加わると通電する連結
材としてニクロム線、炭素混入鋼等の抵抗材r・・・を
介して短絡しである。(第1図、第2図参照) 円筒状
の機枠14の両側部に設けた軸受盤15.16を連結棒
17・・・にナツト18・・・留めして一体的に組付け
、回転子8の両側部に冷却用翼車19.20を装着し、
回転子軸4の両端部を軸受盤15,16に嵌装した軸受
21.21に軸支し、回転子4を回転自在としである。
回転子コア2.3に対峙する外周部に巻線22.23を
施した第1固定子24と第2固定子25を配設し、機枠
14と第1固定子24.第2固定子25との間にすべり
軸受26.27を装設し、すべり軸受26.27を機枠
14に嵌装したストップリング28〜31によって固定
し、第2固定子25の一側外周部に移動防止環32を嵌
着し、また第2固定子25を機枠14に螺装したボルト
34によって回動をロックする。第1固定子24の一側
外周面にギヤー33をV!着し、機枠14の外周部に固
設したパルスモータ−35にウオームギヤー36を軸着
し、機枠14の開口部37からウオームギヤー36を挿
入してギヤー33に係合させ、第1固定子24を回転子
8に対して同心的に回動自在として固定子回動装置に形
成する。38は開口部37に設けたカバー、39は排風
孔、40は軸受盤15.16に複数個穿設した通風孔で
ある。
次に第4図に基づき第1.第2固定子24゜25に巻装
した巻線とその結線について説明する。第1固定子24
に巻装した巻線22のそれぞれの端子部にスイッチ81
〜S7を連結し、また第2固定子25に巻装した巻線2
3のそれぞれの端子部にもスイッチS8〜S nを連結
し、巻線22.23の結線をスイッチ81〜S ++に
よってデルタ結線またはスター結線のいずれかに切換自
在とし、巻線22.23のそれぞれはスイッチS+、S
nを介して商用3相電源A。
B、Cに接続しである。
以下に上記構成における作用を説明する。
第1.第2固定子24.25の巻線22,23の結線を
スイッチ$1〜S3.Sll〜Svを投入し、スイッチ
84〜37.Snを開放してデルタ結線とし、巻線22
.23に通電すると、固定子24.25に回転磁界が生
じて回転子8に電圧が誘起され、回転子8の導体5・・
・に電流が流れて回転子8は回転する。第2固定子25
に対して第1固定子24の回動台をゼロとしたときには
、それぞれの固定子24.25の巻線22.23に入力
する回転磁界の位相にはずれがなく、その詳細は侵述す
る如く連結材となす抵抗材r・・・には電流が流れない
ので、一般の誘導電動機と同一のトルク特性を持つもの
である。
次に、第2固定子25に対して第1固定子24を位相角
でθだけ回動した場合について説明する。第1固定子2
4と第2固定子25が作る回転磁界の磁束φ1.φ2の
位相はθだけずれており、そのため第1固定子24と第
2固定子25により回転子8の導体5・・・に誘起され
る電圧白眉、白の位相はθだけずれている。今、第2固
定子25によって回転子8の導体5・・・に誘起される
電圧ωを基準にとし、該電圧をω=SEとする。ここで
Sはすべり、Eはすべり 1のときの誘起電圧である。
このとき第1固定子24によって導体5Aに誘起される
電圧色は、tQ+ =SEεj8となる。
(E=すべり1の時の誘起電圧) 第5図に示ずものは、゛非磁性体コア9部において複数
個の導体5・・・を短絡する抵抗材r・・・が装着され
ていない場合の回転子8のすべりSと回転子入力の有効
電力Pとの関係を示すもので、θ= 0°のとき有効電
力Pは最大となり、0゜〈θ<  180’のときはそ
れよりも小さなものとなる。ここで導体5・・・の抵抗
およびインダクタンスをRおよびLとし、電源の角周波
数をωとすれば、有効電力Pの極大は S= (R/ωL) のとき現われる。
有効電力Pは誘導電動機1の駆動トルクと比例するので
、第1固定子24を回動させることによって速度を連続
的に制御することができる。
次に、回転子8の導体5・・・の短絡環6,7から連結
材までのそれぞれの抵抗をR1,R2、またインダクタ
ンスをLl、L2とし、電源の角周波数をωとし、各導
体5・・・のそれぞれを短絡する抵抗材の抵抗をrとす
れば、回転子8の電気的等価回路は第6図のようになり
、符号11.12.13は各枝路を流れる電流を示すも
のである。
次に、第6図に示すものを両固定子24.25側からみ
た等価回路に変換すると第7図のようになり、RI−R
2,Ll−L2でθ=0゜のときにはl3−1+−12
−0となり抵抗材rには電流が流れないことになる。こ
のことはθ=O°のときにはトルクTはrがないときの
値に等しいことを意味している。従ってθ=0°のとき
は従来の誘導電動機と同一のトルク特性を持つことにな
る。
次に、R+=R2,L+=L2でθ=180゜のときに
は、I+−−12,13=II−I2−211となり、
従来の誘導電動機において回転子導体の抵抗をRI−R
2−RとすればRはRI2rに増加したと同様な結果と
なっている・以上の結果から、そのトルク特性は3=1
.0からS−0の範囲において第8図のようになり、第
1固定子24を回動して位相角を変えるとトルクが変化
することになる。
今、誘導電動機1の回転子軸4に連結した負荷の反抗ト
ルクが第8図に示すTrである場合は、第1固定子24
を回動操作して位相角θを変えることにより、回転子8
のすべりをS+がらS2まで変化させること、即ち回転
子8の回転速度を変えることができる。また抵抗rの設
定値を変えることにより回転子8の速度範囲をさらに拡
大でき、また低速回転時における大ぎなトルクを発生す
ることができる。
しかしながら、上記状態においては、すべりSが5=S
2からS=1.0の範囲において速度制御が不能となる
。即ち第8図のハツチングで示す領域の速度側■は不能
となる。したがって負荷の反抗トルクTrが小さくなる
と速度制御範囲が狭くなる。
上記現象に対処するために、負荷の反抗トルクが小さく
なったときには、スイッチS+。
82.83,811,851.81を開放し、スイッチ
34.85.811.87.Snを投入して巻線22.
23の結線をスター結線に切換える。
この状態において、第1固定子24の巻線22に流れる
励磁電流の位相は第2固定子25の巻線23に流れる励
磁電流よりも180°ずれており、第1固定子24の回
動により位相角θ=180°のときには、第1固定子2
4と第2固定子25の作る回転磁界の磁束φ1゛、φ2
′は同相となる。しかも第1.第2両固定子24゜25
の巻線22.23のそれぞれがスター結線としであるか
ら、巻線22.23に加わる電圧はデルタ結線のときの
1/C]になる。したがって磁束φ1′、φ2′によっ
て回転子8の導体5・・・に誘起する電、圧も1/rゴ
となり、回転子8のトルクは電圧Eの2条に比例するの
で電圧が1/flになるとトルクは1/3となる。
したがって、第8図においてθ=o’3=1.0のとき
のトルクをTIとし、θ=  180”S−1,0のと
きのトルクをT2とすると、第1゜第2固定子24.2
5の巻線22.23の結線をスイッチ81〜S 1によ
ってスター結線に切換えることにより、そのトルク特性
は第9図に示す如く、θ=180° S=1.0のとき
のトルクはT+/3.θ=0° S−1,0のときのト
ルクはT2/3となり、ハツチングで示す速度制御不能
領域は非常に小さくなる。そこで、T2−TI/3とな
るように設計し、第1.第2固定子24.25の巻線2
2.23の結線をスイッチ81〜S nによってデルタ
結線とし、第1固定子24を回動して回転子8の導体5
・・・に誘起する電圧の位相角を0°から180゛ ま
で変化させ、次いで両固定子24.25の巻線22゜2
3の結線をスイッチS+、Snによってスター結線に切
換え、第1固定子24を回動して電圧の位相を180°
から0°に向けて変化させると、負荷の反抗トルク7r
の大きな変化に対応して広範囲な速度制御を行うことが
でき、その低速度制御領域における大きなトルクを確保
することもできる。
次に第10図、第11図によって巻線形回転子とその巻
線のそれぞれを連結する結線につき説明する。
回転子軸4に鉄心からなる2個の回転子コア41.42
を第1固定子24と第2固定子25と対峙するように軸
装し、回転子コア41.42に巻線43.44を施し、
第18図に示すように、導体となす巻線43.44とを
直列に連結する回路45中に、抵抗材r・・・を介設し
てそれぞれの巻線間を短絡し、巻線43.44.抵抗材
r・・・が回転子47の回転に伴う遠心作用によって振
出されないように、連結部45に非磁性材のカバー46
を装着して一体的な回転子47に形成しである。回転子
コア41.42には、それぞれの両端部に貫通する複数
個の通風胴48・・・、49・・・をR設じてあり、カ
バー46の周面に複数個の排風孔50・・・を穿設しで
ある。上記以外の構成は第1図〜第3図に示す実施例と
同一であり、それぞれの巻線43.44の回路45を短
絡する連結材を抵抗材r・・・とじたその作用は前記実
施例と同一であるので、その詳細説明を省略する。
なお、上記それぞれの実施例の説明において、第1固定
子24のみを回動するものとして説明したが、第2固定
子24の代りに第2固定子25を回動するように形設し
ても同様の作用が得られるものであり、固定子および回
転子は2mのみに限定されるものではなく、固定子およ
び回転子を複数個設け、そのうちの任意数の固定子を樋
枠に固設すると共に任意数の固定子を回動自在に形設す
ることは電動機の容量、目的等によって自由に選択でき
るものである。そして、第1固定子24と第2固定子2
5の客足を同一としたことに限定してその作用を説明し
たが、いずれかの固定子の容量を大きくする場合もある
また、回転子コアに施す巻線はスター結線あるいはデル
タ結線のいずれをも選択できることは勿論である。
次に第1図、第2図および第12図によって誘導電動機
の自動制御について説明する。
誘導電動!filの第1固定子24および第2固定子2
5に塵した巻線22.23の端子を機枠14内から延長
して連結したスイッチ81〜S11をスイッチ制御装置
51に関連的に逼結し、巻線22.23はスイッチ♂り
御装置51を介し3相部用M源A、B、Cに連結しであ
る。負荷の回転速度に対応する誘導電動機1の速度等を
設定する制御値設定盤52を記憶回路、比較演算回路を
備えた制till装置53に連結し、電動機1の回転子
軸4に装設したタコゼネレーター笠の速度検出器54と
、第1固定子24を回動制御するパルスモータ−35と
、スイッチ制御装置51と、送風管を軸受盤160通風
口40・−・に連通させた送屓機57を駆動する電動機
55と、機枠14内の温度を検出する温度検出器56の
それぞれを制yA装置53に連結しである。
上記構成により、電動!I11の速度制御値と、第1固
定子24を回動する各回動角に対するパルスモータ−3
5のパルス制御値と、デルタ結線またはスター結線のい
ずれかに切換えるスイッチ81〜S nを作動させる回
転速度基準値とを制御値設定盤52からi!iII I
m装置53に入力する。制御装置53からの出力信号を
スイッチ制御装置51に連絡して電8機1を起動すると
共に、負荷の所望回転速度に対してスイッチ81〜S 
nを適宜作動させ、デルタ結線またはスター結線のいず
れかに自動切換えし、回転子4の速度を速度検知器54
によって検知し、その検知値を連絡した制御袋v!53
において、回転子8の回転速度が入力された速度制御値
と異なる場合には、速度制御値となるように第1固定子
24による回動角を算出すると共に、パルスモータ−3
5の作動パルス数が演算され、その演算値を制御装置5
3の出力信号によりパルスモータ−35を作動し、第1
固定子24を回動して所望回転速度に制御する。そして
負荷の回転速度を制御する信号°を!+制御値設定盤5
2を介して自動的に入力する場合もあり、この場合は電
vJ機1の回転速度制御値により、速度検知器54を介
すことなく、パルスモータ−35の作動により所望回転
数に自動制御されて無人運転により効率的に電動機1を
使用することができる。
また、制御装置53に設定した温度値よりも機枠14内
の温度が上昇したことを温度検出値56が検出し、その
検出値を制御装置53に連絡した出力信号により電動機
55を起動し、送風作用により固定子2回転子、導体、
抵抗材等を冷却する。なお、送風機57には空気冷却装
置を連結することもあり、温度検出器56に無関係に送
風機54を作用させることもある。
次に、第1図〜第4図および第13図によって発電機と
して作用することにつき説明する。
先ず第1.第2固定子24.25それぞれの巻線22.
23の結線をスイッチS1〜S3.S8〜SIlを投入
し、スイッチ84〜S7.SI+を開放してデルタ結線
とした場合において、回転子8に入る総合の有効分電力
Pは次式のようになる。
1+ CO3θ≧0.1−CO3θ≧0したがってSが
負になると回転子8の回転速度が第1.第2固定子24
.25の作る回転磁界の回転速度すなわち同期速度より
も大きくなると、次式が成立する。
P≦0 したがってすべりSが負になると、回転子8に入る総合
の有効電力Pが負になる。このことは回転子8の回転速
度が同期速度より大きくなると、誘導M動機を誘導発電
機として使用することができ−る。
次に、 3<Oの範囲として図示すると第13図の縦軸
に発電機の出力Pを、横軸にすべりSで示した状態から
解るように、第1固定子24の回動角θを変えると発電
出力Pが変化し、すべりSに応じた効率のよい発電がで
きる。したがって回転子軸4に水中、風車、タービン等
のエネルギー源を連結し、回転子8を同期速度より大き
い回転速度で回転させると効率の良い誘導発電機として
機能することとなる。しかも同期速度よりも高速のいか
なる回転速度に対しても電源の周波数に等しい同期の交
流電力を発電することができる。しかしこの場合、第1
3図で示すハツチング部分の領域の出力は出せないので
、このような低出力領域においては第1゜第2固定子2
4.25それぞれの巻線22,23の結線をデルタ結線
からスター結線に切換える。即ち、スイッチS1〜S3
.S8〜SIを開放し、スイッチ84〜Sy、Soを投
入して運転すると、低出力においてもすべりSに応じた
効率の良い発電を行うことができる。
次に、制動機として機能することにつき説明する。 S
〉 1 のときは T>Oになる。
このことは回転子8の回転方向を第1.第2固定子24
.25の作る回転磁界の回転方向とは逆方向に回転させ
ると、誘1g電動機1は制動機として機能する。即ち、
第1図において負荷の代りに制動を必要とする駆動装置
に連結すると制動機として作用させることができるもの
で、しかも第1固定子24が回動して位相角θを変える
ことによって制動を効率よく調整することができる。ま
た第1.第2固定子24.25それぞれの巻線22.2
3の結線をスイッチ$1〜S nの操作によりデルタ結
線またはスター結線に切換えることにより、制動力を広
範囲に効率良く調整することができる。
発明の効果 上記に説明した如く本発明によれば、機枠に固設した固
定子に対して回動側の固定子を回動操作して回転磁界の
位相を変化させることにより、回転子の速度を任意速度
に制御することができる。
また、回転子コアそれぞれに装設した複数個の導体のそ
れぞれを固定子と対峙しない回転子コアの空間または非
磁性体コア部において、複数個の導体それぞれを任意の
電圧が加わると通電する連結材となす抵抗材を介して短
絡し、また、両固定子に巻装した巻線の結線をスイッチ
によりデルタ結線またはスター結線に切換自在としであ
るので、回動側の固定子の回動量を大きくして回転磁界
の位相を大ぎくずらしたとぎには低速度制御に一旦限界
を来たすが、巻線の結線をスイッチによりスター結線に
切換えることと固定子を回動させることにより更に低速
度領域において、変速制御することを可能とし、また効
率を改善すると共に大きなトルクを得ることができ、起
動、停止および変速制御を頻繁に反復する動力源に用い
て顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明の実施例図であり、第1図は
本発明の誘導電動機の側断面図、第2図は固定子の回動
機構を示す側面図、第3図は回転子の部分拡大図、第4
図は両固定子に巻装した巻線の結線図、第5図は回転子
のすべりと有効電力の関係を示す図、第6図は回転子の
電気的等価回路図、第7図は固定子側からみた電気的等
価回路図、第8図は複数個の導体のそれぞれを短絡する
連結材を抵抗材とした場合の速度とトルクの関係を示す
図、第9図はスター結線したときの速度とトルクの関係
を示す図、第10図は回転子を巻線形とした部分拡大図
、第11図は第10図の巻線それぞれの結線を示す図、
第12図は誘導電動機の自動制御を示すブロック図、第
13図は位相のずれによる発電出力と速度の関係を示す
図である。 1・・・誘導電動機    2,3・・・回転子コア4
・・・回転子軸     5・・・導体6.7・・・短
絡環    8・・・回転子9・・・非磁性コア   
10.11・・・側部12・・・通風胴     13
・・・通気孔14・・・別枠      15,16・
・・軸受盤17・・・連結棒     18・・・ナツ
ト19.20・・・冷却用N車 21・・・軸受22.
23・・・巻a    24・・・第1固定子25・・
・第2固定子   26.27・・・づべり軸28〜3
1・・・ストップリング 32・・・移動防止環33・
・・ギヤー     34・・・ボルト35・・・パル
スモータ−36・・・ウオームギヤー37・・・開口部
     38・・・カバー39・・・排風孔    
 40・・・通風孔41.42・・・コア   43.
44・・・巻線45・・・連結部     46・・・
カバー47・・・回転子     48.49・・・通
風潰50・・・排風孔     51・・・スイッチ側
面装置52・・・制御値段定盤  53・・・制御装置
54・・・速度検出器   55・・・電動機56・・
・温度検出器   57・・・送風様r・・・抵抗材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、同一回転軸に複数個の回転子コアを任意の間隔
    を設けて軸着し、前記複数個の回転子コアのそれぞれに
    装設した複数個の導体のそれぞれを連結して一体的な回
    転子に形成し、前記複数個の回転子コアと対峙する外周
    部に複数個の固定子を並設し、前記複数個の固定子のう
    ち少なくとも1個を機枠に固設すると共に少なくとも1
    個の固定子を前記回転子と同心的に回動自在に形設し、
    前記複数個の固定子と対峙しない前記複数個の回転子コ
    ア間の空間または非磁性体コア部において、前記複数個
    の導体のそれぞれを連結材となす抵抗材を介して短絡す
    ると共に、前記複数個の固定子のそれぞれに巻装した巻
    線の結線をデルタ結線またはスター結線のいずれかに切
    換自在とするスイッチを設けたことを特徴とする誘導電
    動機。
  2. (2)、前記回動自在に形設した固定子を回動駆動する
    固定子回動装置と、前記デルタ結線またはスター結線の
    いずれかに切換えるスイッチとを、前記固定子回動装置
    と前記スイッチのそれぞれを作動させる制御値を設定し
    た制御装置に連結した特許請求の範囲第(1)項記載の
    誘導電動機。
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