JPS622619A - プラズマ反応装置 - Google Patents

プラズマ反応装置

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JPS622619A
JPS622619A JP14289385A JP14289385A JPS622619A JP S622619 A JPS622619 A JP S622619A JP 14289385 A JP14289385 A JP 14289385A JP 14289385 A JP14289385 A JP 14289385A JP S622619 A JPS622619 A JP S622619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
electrode
switches
substrate
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP14289385A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Muto
勝彦 武藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体産業等で広く用いられている、反応性
イオンエツチング装置、プラズマCVD装置、スパッタ
装置等のプラズマ反応装置に関する。
従来の技術 最近、半導体製造プロセス等の分野において、プロセス
のドライ化、低温化、さらには、微細加工等の要請の高
まりに伴い、反応性イオンエツチング、スパッタエツチ
ング、プラズマCVD、スパッタ蒸着等のプラズマ反応
装置の利用が盛んになって来た。この種のプラズマ反応
装置は例えば、「ソリッド ステート テクノロジー」
(D、Bollinger、etul、、5olid 
 StateTechnology、May、1984
 、P 111  )に記載されている構成が知られて
いる。以下、第2図を参照して、従来のプラズマ反応装
置を説明する。
第2図において、1は反応容器、2はガスの吸気口、3
はガスの排気口、4,5は1対の平行平板型電極で、4
は直列関係にあるキャパシター6を介して、1対の出力
端子の一方が接地された高周波電源7に接続され、電極
5は接地されている。
なお、通常、キャパシター6の下段にはマツチング回路
が接続されているが、従来例並びに本発明の説明の本質
に関わるものではないので、図中省略した。(尚、マツ
チング回路は高周波電源7中に内蔵されているものと考
えても良い。以下同様である。) 第2図のプラズマ反応装置を反応性イオンエツチングに
用いる場合には、反応容器1中にHCl。
C12等のハロゲン化物等の活性ガスを導入し、電極4
.5間の高周波放電により前記活性ガスをプラズマ状態
にし、これにより電極4上に設置された基板8等のエツ
チングを行う。このとき、電極4上にはキャパシター6
の効果により自己パイの アス(通常、印加高周波電圧(peak to pea
k )’%に近い値)が生じ、これにより、前記プラズ
マ中の正イオンは前記基板等に垂直に入射するようにな
り、この効果によって基板の垂直エツチングを行うこと
が可能となる。スパッタエツチングの場合は、前記活性
ガスをAr等の不活性ガスに変えることにより行われ、
以下は、反応性イオンエツチングの場合と同様である。
プラズマCVDの場合は、前述自己バイアスの効果を避
けるため、基板8は電極5上に設置される。あるいは、
キャパシター6を回路中に組込まない等の措置がとられ
る。そして、例えば、基板上に8102膜をCVDさせ
る場合には、反応容器1中に、S I H4、N20の
ガスを導入し、これを前述の場合と同様にプラズマ状態
にし、これてより基板上にS i02膜を形成させる。
スパッタ蒸着の場合は、電極4上に蒸着されるべき物質
(ターゲット)を設置し、電極5上に基板8を設置する
。そして、反応容器1中にAr等の不活性ガスを導入し
、これを前述の場合と同様にプラズマ状態にし、このイ
オン化されたAr  が、前述自己バイアスによりター
ゲット上に入射し、ターゲット物質がスパッタされ、こ
のスパッタされた物質が基板8上に蒸着される。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、例えば、従来例のプラズマ反応装置を反
応性イオンエツチング、スノくツタエツチング等に用い
る場合、その主眼は垂直エツチングに置かれることが多
く、このとき、前述のごとく電極4上に形成された自己
バイアスの効果により垂直エツチングが行われる。しか
し、垂直に入射する正イオンは、垂直エツチングを行う
と同時にエツチングされた基板8表面を損傷する恐れが
ある。また、反応性イオンエツチング、スパッタエツチ
ングでは、一般に残留ガスによるエツチングされた基板
8表面への汚染が問題となることがある。これらの対策
の一つに、エツチングされた表面のへガス等の軽元素か
ら構成されるガスのプラズマによるクリーニング、ある
いは、エツチング表面汚染物質を取り除くガスのプラズ
マによるクリーニング等が考えられる。この場合、自己
バイアスの効果は避ける必要がある。ところが、上述の
ような対策を従来例に示したプラズマ反応装置で行う場
合、エツチング後の基板8を電極4から電極6に移さな
ければならず、ブf、容器1をいったん大気中に開放し
、手作業で上述移動を行うか、自動的(反応容器を大気
中に開放せず)に上述移動を行わせる機械的機構を設け
るかの対策を施さねばならず、前者の場合には大気中に
開放しなければならない等の、後者の場合には非常に複
雑な機構を反応容器内に設けなければならない等の問題
点がそれぞれ生じる。
まだ、反応性イオンエツチング、スパッタエツチング、
プラズマCVD、スパッタ蒸着等は基本的に同一プラズ
マ反応装置で行えるものであるが、従来例のプラズマ反
応装置では、電極4.6ともに基板設置機構を設けるか
、2台以上の前記装置を使い分ける等の必要が生じて来
る0 さらに言えば、反応容器内の構造はプラズマ反応装置の
最適設計に際し、最も影響を及ぼすことの一つであるの
で、基板移動機構を設ける、又は基板設置機構を多く設
ける等の措置は、プラズマ反応装置の最適設計にいたず
らに制限を与えるものであり、好ましくない。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するもので、反応容器内の
平行平板型の1対の電極A、Bについて、電極A、Bい
ずれの側にも自己バイアス効果を生じさせるためのキャ
パシターを設け、かつ、電極A、Bいずれの側にも前記
キャパシターを介せずに接地させる回路をも設け、さら
に、プラズマ反応時には電極A、Bいずれか一力のみ自
己バイアス効果を生じさせしめるようなスイッチング機
構をも設けた。
作  用 本発明は上記構成により、電極AあるいはB上に設置さ
れた基板等の上に、基板等を移動させることなしに、自
己バイアス効果をスイッチ切換え操作のみで簡単に生じ
させたり、消滅させたりすることが出来るので、反応性
イオンエツチング後のプラズマクリーニングが有効に行
える、あるいは、基板設置機構を電極A、Bいずれか一
力のみに設けるだけで、一台で反応性イオンエツチング
スパッタエツチング、プラズマCVD、スパッタ蒸着等
、多くの用途に使用出来る。さらには、エツチングされ
た基板等に引き続き薄膜のCVD。
蒸着が出来る等の多くの利点が生じる。
実施例 以下本発明の一実施例のプラズマ反応装置について、第
1図に基づき説明する。尚、第1図において、第2図と
同一部には同一番号を付し説明を省略する。
第2図と異なるところは、電極4及び電極6と、電極4
及び電極5と高周波電源7との間の接続点A点及び接地
点Bとの間に、互いに逆に動作するスイッチga、9d
及びスイッチ9b、9aを設けており、スイッチ9a、
9bが閉状態にあるときは、スイッチ9c、9dが開状
態になるように構成されている。
10はキャパシター6をう回するう回目路であり、11
a、11bはキャパシター6あるいはう回々路10の導
通状態をオン、オフさせるだめのスイッチである。
以下、第1図に基づき、その動作を説明する。
第1図の電極4上にSiO2でマスクパターンを形成し
たSi 、GaAs 、 InP等の基板8を設置する
0このとき、一対の平行平板型の電極4,6は鉛直力向
の上下関係にあり、電極4は下側に位置するので、基板
8はその上に置くだけで良く、特別な基板設置機構を必
要としない。次にHCl、C12゜CCl4.CCl2
F2等(場合によってはN2等のガスで希釈)の活性ガ
スを反応容器1内に導入し、スイッチ9a、9b、11
aをオン状態、スイッチ9C99d、11bをオフ状態
にして、電極4,5間の高周波放電により、前記活性ガ
スをプラズマ状態にし、これにより、基板8のエツチン
グを行う。このとき、基板8の設置された電極4上には
自己バイアスが形成され、これにより、基板8は垂直に
エツチングされる(反応性イオンエツチング)。前記活
性ガスをAr等の不活性ガスに変えた場合は、スパッタ
エツチングにより同様なエツチングが行える。
基板8のエツチング後、今度は、N2ガスを反応容器1
内に導入し、スイッチ9a、9b、11bはオフ状態、
スイッチ9c、9d、11aはオン状態にして、同様に
、N2ガスをプラズマ状態にして基板8をプラズマクリ
ーニングする。このとき、電極4上には自己バイアス効
果が生じないため、有効なプラズマクリーニングが行え
る。また、本実施例のようにう回目路10を付加したプ
ラズマ反応装置においては、スイッチ11aをオフ状態
、スイッチ11bをオン状態にして、スイッチ9a、9
b(9c、9d)をオン状態、スイッチ9c、9d(9
a、9b)をオフにした状態で、前記プラズマクリーニ
ングを行えば、電極4.5いずれの上にも自己バイアス
効果を生ぜしめずに、より有効に、プラズマクリーニン
グを行うことが出来る。
以上のように、本実施例では、基板8のエツチング後の
プラズマクリーニングを、基板8を移動させることなし
に、簡単かつ有効に行える。
さらに、プラズマクリーニング後、前記クリーニング時
のスイッチング状態で、反応容器1内にSiH4,N2
o等のガスを導入し、前述と同様に、前記ガスをプラズ
マ状態にして、基板8上にSiO2膜を形成させること
が出来る(プラズマCV D ) 。
電極6にターゲット物質を設置し、反応容器内にAr等
の不活性ガスを導入して、同様のことを行えば、5lO
2膜をスパッタ蒸着される。
なお、スイッチ9a〜9d、11a、11bを連動させ
ることによって、上述のスイッチ切換え操作は、一度に
行うことも出来る。
また、本発明は、反応容器1内の構造に何ら制限を与え
るものではなく、本発明によりプラズマ反応装置(特に
反応容器)の最適設計に制約を与えることは何らない。
このように、本実施例では同一装置でエツチング、CV
D、蒸着等が簡単に行えるばかりではなく、エツチング
された基板8の表面を大気中にさらすことなく、さらに
、SiO2膜等の薄膜形成が行える等の利点を有する。
発明の詳細 な説明して来たように、本発明は反応性イオンエツチン
グ、スパッタエツチング後の基板のプラズマクリーニン
グが簡単かつ有効に行える。同一装置にて反応性イオン
エツチング、スパッタエツチング、プラズマCVD、ス
パッタ蒸着等が簡単かつ有効に行える。反応性イオンエ
ツチング、スパッタエツチング、プラズマクリーニング
サした基板を大気中等にさらすことなく、引き続き薄膜
のプラズマCVD、スパッタ蒸着が、簡単かつ有効に行
える等、多大なる効果を生ぜしめる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるプラズマ反応装置を
示す回路構成図、第2図は従来のプラズマ反応装置の一
例を示す回路構成図である。 1・・・・・・反応容器、4.5・・・・・・電極、6
・・・・・・キャパシター、9 a 〜9d 、 11
 a、1 l b−−−−=スイッチ、1o・・・・・
・う回目路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 5覚種 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応容器内に平行平板型の1対の電極(以下、そ
    れぞれ電極A、Bと呼ぶ)を設け、前記電極A、B間に
    高周波放電によりプラズマを発生させ、電極Aあるいは
    B上に設置された基板等に対して反応を行わせるように
    構成し、前記電極Aは、少なくとも1つの直列関係にあ
    るキャパシターを介して1対の出力端子の一方が接地さ
    れた高周波電源に接続され、前記電極Bは、少なくとも
    直列関係にあるキャパシターを1つも介せずに接地され
    た状態と、前記電極Bは前記キャパシターを介して前記
    高周波電源に接続され、前記電極Aは前記キャパシター
    を1つも介さずに接地された状態のいずれか一方のみを
    動作させるスイッチング機構を設けたことを特徴とする
    プラズマ反応装置。
  2. (2)キャパシターをう回して通る回路を付加したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラズマ反応
    装置。
JP14289385A 1985-06-28 1985-06-28 プラズマ反応装置 Pending JPS622619A (ja)

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JP14289385A JPS622619A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 プラズマ反応装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5006192A (en) * 1988-06-28 1991-04-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Apparatus for producing semiconductor devices
KR100596769B1 (ko) * 1999-10-28 2006-07-04 주식회사 하이닉스반도체 플라즈마 식각장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5006192A (en) * 1988-06-28 1991-04-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Apparatus for producing semiconductor devices
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