JPS62261688A - 高真空用ル−ツブロワ−の油封装置 - Google Patents
高真空用ル−ツブロワ−の油封装置Info
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- JPS62261688A JPS62261688A JP61101751A JP10175186A JPS62261688A JP S62261688 A JPS62261688 A JP S62261688A JP 61101751 A JP61101751 A JP 61101751A JP 10175186 A JP10175186 A JP 10175186A JP S62261688 A JPS62261688 A JP S62261688A
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Links
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Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高真空用ルーツプロワ−の油封装置に係り、第
1、第2、第3の三箇所の振切り部を迂回させて回転部
に設けて、1 torr以上の高真空に達することもあ
るケーシングにタイミングギヤ室のオイルが流入するの
を防止するようにするものである。
1、第2、第3の三箇所の振切り部を迂回させて回転部
に設けて、1 torr以上の高真空に達することもあ
るケーシングにタイミングギヤ室のオイルが流入するの
を防止するようにするものである。
(従来の技術)
真空用に限らずすべてのルーツプロワ−はケーシングに
一対のルーツロータを装入し、その各ルーツロータのシ
ャフトをハウジングからタイミングギヤ室に通し、その
ギヤ室において夫々のシャフトにタイミングギヤを取付
ける構成を持つものであって、タイミングギヤ室にはギ
ヤ潤滑用のオイルが供給されているから、これがシャフ
トの高速度回転と共にタイミングギヤにより攪拌されて
霧化され、待に真空用のルーツブロワ−は霧化された該
オイルがシャフトを伝って真空圧のケーシングに侵入す
る重大な欠点になる。このため従来もこの欠点を防止し
てクリーンな真空が得られる油封装置を設けており、第
5図はその一例を示し、ハウジングaの軸孔すのタイミ
ングギヤ室に対応する突端部に環状突部Cを設け、タイ
ミングギヤdのハウジングaに面する突出部分eに環状
突部Cに対して緩やかに嵌まる回転環溝fを設け、突出
部分eの外周にオイルの振切り部9を構成しているもの
である。然るにこのように一個所に振qり部9を設ける
構成ではオイル霧が負圧のケーシングに侵入するのを防
ぎ得ないので、第5図形式の油封装置のみでなく、他の
油封装置においても殆どがオイルシールを一部に使用し
て−するが、高真空用に利用することが出来な−1,そ
の他、真空装置は運転と運転停止とが繰り返され、その
上、100〜200111mHgのごとき低真空用と、
760mm Hg付近の高真空用とに切り替えて使用す
るものも多く、圧力変動が非常に大きいから、油封装置
の他に、タイミングイヤ室と真空側とに圧力バランス装
置を設け、前記した圧力変動に順応させて、油封装置の
不完全性によるオイルのケーシング侵入を防止した装置
もあるが、圧力変動を理想的にバランスすることは出来
難く、食品や薬品等にオイルが混入する危険を防ぎ切っ
てはいない、前記した欠点は、シャフトの高真空下に於
ける損耗が大きく、オイルシールによっては油封を完全
に保持し得ないからである。
一対のルーツロータを装入し、その各ルーツロータのシ
ャフトをハウジングからタイミングギヤ室に通し、その
ギヤ室において夫々のシャフトにタイミングギヤを取付
ける構成を持つものであって、タイミングギヤ室にはギ
ヤ潤滑用のオイルが供給されているから、これがシャフ
トの高速度回転と共にタイミングギヤにより攪拌されて
霧化され、待に真空用のルーツブロワ−は霧化された該
オイルがシャフトを伝って真空圧のケーシングに侵入す
る重大な欠点になる。このため従来もこの欠点を防止し
てクリーンな真空が得られる油封装置を設けており、第
5図はその一例を示し、ハウジングaの軸孔すのタイミ
ングギヤ室に対応する突端部に環状突部Cを設け、タイ
ミングギヤdのハウジングaに面する突出部分eに環状
突部Cに対して緩やかに嵌まる回転環溝fを設け、突出
部分eの外周にオイルの振切り部9を構成しているもの
である。然るにこのように一個所に振qり部9を設ける
構成ではオイル霧が負圧のケーシングに侵入するのを防
ぎ得ないので、第5図形式の油封装置のみでなく、他の
油封装置においても殆どがオイルシールを一部に使用し
て−するが、高真空用に利用することが出来な−1,そ
の他、真空装置は運転と運転停止とが繰り返され、その
上、100〜200111mHgのごとき低真空用と、
760mm Hg付近の高真空用とに切り替えて使用す
るものも多く、圧力変動が非常に大きいから、油封装置
の他に、タイミングイヤ室と真空側とに圧力バランス装
置を設け、前記した圧力変動に順応させて、油封装置の
不完全性によるオイルのケーシング侵入を防止した装置
もあるが、圧力変動を理想的にバランスすることは出来
難く、食品や薬品等にオイルが混入する危険を防ぎ切っ
てはいない、前記した欠点は、シャフトの高真空下に於
ける損耗が大きく、オイルシールによっては油封を完全
に保持し得ないからである。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、シャフト等の回転部の迂曲した複数個所に振
切り部を設けることが出来る構成とし、油封をオイルシ
ールに頼る事なく出来るようにすることを問題点として
取りあげたものである。
切り部を設けることが出来る構成とし、油封をオイルシ
ールに頼る事なく出来るようにすることを問題点として
取りあげたものである。
(問題、くを解決するための手段)
本発明は前項に述べた問題点を解決することを目的とす
るもので、ケーシングに装入された一対のルーツロータ
の各シャフトをハツシングからタイミングギヤ室に通し
、オイルが供給されている該ギヤ室において夫々のシャ
フトにタイミングギヤを取付けた真空用ルーツブロワ−
において、前記シャフトを取巻く固定環をハウジングに
固定し、その固定環からタイミングギヤ室の方向に突出
する!!長部外周に、短い突出環を設け、同内周にシャ
7Fを覆う長い頸管を設け、タイミングギヤ側からシャ
フトと共に回転する振切り回転体を前記の突出環と頸管
の間に突出し、該振切り回転体の突端部外周の突端管に
対応する第1振切り部を該回転体に設け、前記の頸管の
突端部より内方の内周にシャフトに対面する環溝を形成
し、前記突端部に接してシャフトの第2!切り部を設け
、前記環溝が面するシャフトに第3振切り部を設け、オ
イルのケーシング側への流入を迂曲しで配置される第1
〜第3振切り部により防止する構成にしたことを特徴と
する高真空用ルーツプロワ−の油封装置に関するもので
ある。
るもので、ケーシングに装入された一対のルーツロータ
の各シャフトをハツシングからタイミングギヤ室に通し
、オイルが供給されている該ギヤ室において夫々のシャ
フトにタイミングギヤを取付けた真空用ルーツブロワ−
において、前記シャフトを取巻く固定環をハウジングに
固定し、その固定環からタイミングギヤ室の方向に突出
する!!長部外周に、短い突出環を設け、同内周にシャ
7Fを覆う長い頸管を設け、タイミングギヤ側からシャ
フトと共に回転する振切り回転体を前記の突出環と頸管
の間に突出し、該振切り回転体の突端部外周の突端管に
対応する第1振切り部を該回転体に設け、前記の頸管の
突端部より内方の内周にシャフトに対面する環溝を形成
し、前記突端部に接してシャフトの第2!切り部を設け
、前記環溝が面するシャフトに第3振切り部を設け、オ
イルのケーシング側への流入を迂曲しで配置される第1
〜第3振切り部により防止する構成にしたことを特徴と
する高真空用ルーツプロワ−の油封装置に関するもので
ある。
本発明の好適な実施例を次に説明する。
(実施例)
タイミングギヤ室に供給するオイルには、高真空で使用
される活性オイルと、シリコン系の不活性オイルとがあ
り、高真空下で活性化する活性オイルは食品、薬品等に
混入するおそれがあり、しかもガス化によって真空軸封
を不良にするので、I Torr以上の高真空には不向
きである。不活性オイルは、前記した高真空下でも使用
できる0本実施例は上記の不活性オイルの使用に適する
装置を以て説明する。
される活性オイルと、シリコン系の不活性オイルとがあ
り、高真空下で活性化する活性オイルは食品、薬品等に
混入するおそれがあり、しかもガス化によって真空軸封
を不良にするので、I Torr以上の高真空には不向
きである。不活性オイルは、前記した高真空下でも使用
できる0本実施例は上記の不活性オイルの使用に適する
装置を以て説明する。
(181実施例)
第1図は本実施例の要部を示し、ケーシング1の両1l
l(図は一側のみを示す)にハウジング2を当てて固定
し、ハウジング2の外端にタイミングギヤ室3を構成す
るカバー4を密合する。ハウジング1には一対のルーツ
ロータ5.5を装着し、各ルーツロータ5のシャフト6
をハウジング2の軸挿孔8に通しでタイミングギヤ室3
に突出し、各シャフト6にタイミングギヤ7を取付ける
。
l(図は一側のみを示す)にハウジング2を当てて固定
し、ハウジング2の外端にタイミングギヤ室3を構成す
るカバー4を密合する。ハウジング1には一対のルーツ
ロータ5.5を装着し、各ルーツロータ5のシャフト6
をハウジング2の軸挿孔8に通しでタイミングギヤ室3
に突出し、各シャフト6にタイミングギヤ7を取付ける
。
ハウジング2に設ける軸挿孔8に外輪部を固定したベア
リング9と、前記のシャフト6を取巻く固定環10とを
順次に設け、その固定環10の内端内周に主としてダス
ト防止の作用を行うオイルシール11をシャ7ト6の外
周に接触状に取付ける。固定環10にタイミングギヤ室
3に突出する延長部12を設け、そのIt艮邪の外周に
短い突出環13を設け、同内周にシャフト6を覆う艮い
頚W14を設け、頸管14の突出基部外周に外径を少り
縮めた縮径環溝15を形成し、頸管14の内周に突出端
部16を残してシャフト6に形成したラビリンス(若し
くは螺溝)に対面する環溝17を形成し、その環溝17
を前記突出端部16に設けた溝18に連通させる。タイ
ミングギヤ7には延長部12の頸管14の外周に添って
突出環13の突端部内周まで突出する振fJJrt回献
体19をシャフト6と同じ速度で回転させるようにして
突出し、突出環13の突出端部内周に対応する振切り回
転体19の突端外周に、一部が突出環13の突出端部に
入る鍔部20を設け、突出環13の突出端外部に該当さ
せて第1振切り部■を設け、シャフト6には、頸管14
の突出端部16の外側にfj&2振切り部■を設け、環
l117が対向するシャフト6の外周に第3振切り部■
を設ける。
リング9と、前記のシャフト6を取巻く固定環10とを
順次に設け、その固定環10の内端内周に主としてダス
ト防止の作用を行うオイルシール11をシャ7ト6の外
周に接触状に取付ける。固定環10にタイミングギヤ室
3に突出する延長部12を設け、そのIt艮邪の外周に
短い突出環13を設け、同内周にシャフト6を覆う艮い
頚W14を設け、頸管14の突出基部外周に外径を少り
縮めた縮径環溝15を形成し、頸管14の内周に突出端
部16を残してシャフト6に形成したラビリンス(若し
くは螺溝)に対面する環溝17を形成し、その環溝17
を前記突出端部16に設けた溝18に連通させる。タイ
ミングギヤ7には延長部12の頸管14の外周に添って
突出環13の突端部内周まで突出する振fJJrt回献
体19をシャフト6と同じ速度で回転させるようにして
突出し、突出環13の突出端部内周に対応する振切り回
転体19の突端外周に、一部が突出環13の突出端部に
入る鍔部20を設け、突出環13の突出端外部に該当さ
せて第1振切り部■を設け、シャフト6には、頸管14
の突出端部16の外側にfj&2振切り部■を設け、環
l117が対向するシャフト6の外周に第3振切り部■
を設ける。
第2図は本第1実施例の固定環10と振切り回転体19
の斜視図である。
の斜視図である。
21はベアリング9に対するグリス供給口、22はカバ
ー4の内部に開口する圧力バランサー管であっで、該バ
ランサー管を真空側に連通し、真空側の圧力変動をカバ
ー4の内部に伝達した圧力バランスを生じさせるもので
あるが、普通状態で圧力バランサー管22をパルプによ
り閉塞して、使用をしない。
ー4の内部に開口する圧力バランサー管であっで、該バ
ランサー管を真空側に連通し、真空側の圧力変動をカバ
ー4の内部に伝達した圧力バランスを生じさせるもので
あるが、普通状態で圧力バランサー管22をパルプによ
り閉塞して、使用をしない。
(第2実施例)
第3図は本実施例の要部を示し、ハウジング2の軸挿孔
8aのタイミングギヤ7aと対応する外側に、有隙板3
1.32によって外輪両側を挟合固定したベアリング9
aを設は軸挿孔8aの内端部に第1実施例に示したと同
じ構成の固定環10aをスペーサ33を有隙板32に当
てて介挿した構成により取付け、有隙板32の内側にお
いてシャフト6aに固定した取付環部34から、jli
11実施例を示した構成の振切り回転体19aを設ける
。
8aのタイミングギヤ7aと対応する外側に、有隙板3
1.32によって外輪両側を挟合固定したベアリング9
aを設は軸挿孔8aの内端部に第1実施例に示したと同
じ構成の固定環10aをスペーサ33を有隙板32に当
てて介挿した構成により取付け、有隙板32の内側にお
いてシャフト6aに固定した取付環部34から、jli
11実施例を示した構成の振切り回転体19aを設ける
。
固定環10a及び振切り回転体19aの各部の構成は第
1実施例の固定環10と振切り回転体19の各部と同じ
であるから、同じ符号を付して表わす、#i1振切り部
11第2振切り部■、第3振切り部■の構成位置は第1
実施例と同じである。振切り回転体19aの外周部の一
部に対応させてスペーサ33にオイルmm溝35を設け
、ハウジング2には該環流溝35を連通すると共に、タ
イミングギヤ室3に向かって開口する戻し溝36を設け
る。第1Qは第2実施例の固定l110aと振切り回転
体19aの分離斜視図である。
1実施例の固定環10と振切り回転体19の各部と同じ
であるから、同じ符号を付して表わす、#i1振切り部
11第2振切り部■、第3振切り部■の構成位置は第1
実施例と同じである。振切り回転体19aの外周部の一
部に対応させてスペーサ33にオイルmm溝35を設け
、ハウジング2には該環流溝35を連通すると共に、タ
イミングギヤ室3に向かって開口する戻し溝36を設け
る。第1Qは第2実施例の固定l110aと振切り回転
体19aの分離斜視図である。
(本発明の作用)
本発明は、第1実施例及び第2実施例の説明によってさ
らに詳細を示したように、ハウジング2の軸挿孔8.8
aに固定した固定環10.10aにタイミングギヤ室3
の方向に向かう延長部12の短い突出環13と長い頸管
14とに対向させて、タイミングギヤ7若しくはシャフ
ト6aに取付けた振切り回転体19.19aを設ける構
成により第1〜第3振切り部I〜■を迂曲させて構成し
でいるもので、振qり回転体19.19aの突出端部外
周は、固定l110.10aの短い突出環13の内周に
入っているから、該振切り回転体19.19aの外周を
伝って、圧力差を持つケーシング1の方向に流れるオイ
ルは、第1振切り部Iによりオイル振切りの作用を生じ
て、オイルの殆どを矢線イのように分離して、タイミン
グギヤ室3に環流する。この第1振gJr)部は、第1
図に示すように振切り回転体19、(19a)の突出環
13の内周に対する挿入の程度は極めて重要であり、該
回転体19、(19a)の突端外周に鍔部20を設け、
その鍔部20の突出環13内周への挿入の長さ「い」と
、突出環13の外部を長さ「ろ」とを旧!同じにして、
鍔部20に移る部分でも矢線口のように振回りの作用を
生じさせることにより、第1振辺り部■のオイル振切り
を有利にできる。
らに詳細を示したように、ハウジング2の軸挿孔8.8
aに固定した固定環10.10aにタイミングギヤ室3
の方向に向かう延長部12の短い突出環13と長い頸管
14とに対向させて、タイミングギヤ7若しくはシャフ
ト6aに取付けた振切り回転体19.19aを設ける構
成により第1〜第3振切り部I〜■を迂曲させて構成し
でいるもので、振qり回転体19.19aの突出端部外
周は、固定l110.10aの短い突出環13の内周に
入っているから、該振切り回転体19.19aの外周を
伝って、圧力差を持つケーシング1の方向に流れるオイ
ルは、第1振切り部Iによりオイル振切りの作用を生じ
て、オイルの殆どを矢線イのように分離して、タイミン
グギヤ室3に環流する。この第1振gJr)部は、第1
図に示すように振切り回転体19、(19a)の突出環
13の内周に対する挿入の程度は極めて重要であり、該
回転体19、(19a)の突端外周に鍔部20を設け、
その鍔部20の突出環13内周への挿入の長さ「い」と
、突出環13の外部を長さ「ろ」とを旧!同じにして、
鍔部20に移る部分でも矢線口のように振回りの作用を
生じさせることにより、第1振辺り部■のオイル振切り
を有利にできる。
第1振切り1lSlでの振切りを免れた僅かなオイルは
、振切り回転体19、(19a)の突端から矢線ハのよ
うに入って長い頸管14に落ち、さらに矢線二のように
該突端からタイミングギヤ室3に環流される。
、振切り回転体19、(19a)の突端から矢線ハのよ
うに入って長い頸管14に落ち、さらに矢線二のように
該突端からタイミングギヤ室3に環流される。
第2振切り部■は頸管14の突出先端においてシャフト
6、(6a)に構成するもので、頸管14の突出先端に
は、シャフト6、(6a)に接近する突出端部16が設
けてあり、該頸管14の内周に設けた環溝17が突出先
端に開口しているものではないので、僅かな量のオイル
の振切りを矢線二のように生じ、該振切りオイルを矢線
ノ1のオイルと合流させてタイミングギヤ室3に環流し
、シャフト6、(6a)にオイルを殆ど付着しない、モ
して極く僅かな量のオイルがシャ7)6、(6a)に付
着していれば、第3振切り部で環溝17に振り落とし、
矢線ホのように突出端部16の溝から矢線二のオイルに
合流させて、前記のよう環流する。
6、(6a)に構成するもので、頸管14の突出先端に
は、シャフト6、(6a)に接近する突出端部16が設
けてあり、該頸管14の内周に設けた環溝17が突出先
端に開口しているものではないので、僅かな量のオイル
の振切りを矢線二のように生じ、該振切りオイルを矢線
ノ1のオイルと合流させてタイミングギヤ室3に環流し
、シャフト6、(6a)にオイルを殆ど付着しない、モ
して極く僅かな量のオイルがシャ7)6、(6a)に付
着していれば、第3振切り部で環溝17に振り落とし、
矢線ホのように突出端部16の溝から矢線二のオイルに
合流させて、前記のよう環流する。
しかしシャフト6、(6a)に付着するオイルは第2振
切り部■での振切りにより殆どなく、環溝1フに振り落
とされるオイルは無いに等しい。
切り部■での振切りにより殆どなく、環溝1フに振り落
とされるオイルは無いに等しい。
(本発明の効果)
本発明は、前記の構成、作用になり、ハウジング2の軸
挿孔8.8aに固定した固定環10.10aからタイミ
ングギヤ室3の方向に]!長した外周の短い突出環13
及び内周の長い頸管14を、シャ7ト6.6aと共に回
転する振切り回転体19.19aとによって迂回したオ
イル通路を構成し、振切り回転体19.19mの突出環
に入る直前の部分に第1振切り部Iを構成し、それに続
いて長い頸管の外周をタイミングギヤ室の方向に戻った
突出環部16の前に露出するシャ7 ) 6.6mに第
2振切り部■を構威し、前記頸管23の内周面環溝17
に面するシャ7 ) 6.6mに第3振クリ部■を構成
しでいるものであって、タイミングギヤ室3から負圧の
ケーシング1の方向に侵入するオイルを、第1振切り部
■でほとんど振切り、第2振切り部■において僅かな量
のオイルを振切りってシャ7 ) 6.6mに付着しな
いようにし、極く微量のオイルがシャフト6.6aに付
着したときEよ環溝17に面するシャフトのlI!3振
切り部■で振切って夫々の振切りオイルをタイミングギ
ヤ室に還流する構成を有するもので、オイルシールに頼
ることなくオイル振切りを、耐久性よく生じさせ得る効
果をもつ。
挿孔8.8aに固定した固定環10.10aからタイミ
ングギヤ室3の方向に]!長した外周の短い突出環13
及び内周の長い頸管14を、シャ7ト6.6aと共に回
転する振切り回転体19.19aとによって迂回したオ
イル通路を構成し、振切り回転体19.19mの突出環
に入る直前の部分に第1振切り部Iを構成し、それに続
いて長い頸管の外周をタイミングギヤ室の方向に戻った
突出環部16の前に露出するシャ7 ) 6.6mに第
2振切り部■を構威し、前記頸管23の内周面環溝17
に面するシャ7 ) 6.6mに第3振クリ部■を構成
しでいるものであって、タイミングギヤ室3から負圧の
ケーシング1の方向に侵入するオイルを、第1振切り部
■でほとんど振切り、第2振切り部■において僅かな量
のオイルを振切りってシャ7 ) 6.6mに付着しな
いようにし、極く微量のオイルがシャフト6.6aに付
着したときEよ環溝17に面するシャフトのlI!3振
切り部■で振切って夫々の振切りオイルをタイミングギ
ヤ室に還流する構成を有するもので、オイルシールに頼
ることなくオイル振切りを、耐久性よく生じさせ得る効
果をもつ。
また、振切り回啄体19.19mの鍔20,20mと、
長い頸管の縮径環溝15とは、本発明のオイル振切りの
作用を一層有効に助長できる効果をもつ。
長い頸管の縮径環溝15とは、本発明のオイル振切りの
作用を一層有効に助長できる効果をもつ。
第1図は本発明の第1実施例の縦断正面図、第2図は同
固定環10と振切り回転体19の分離斜視図、第3図は
本発明の第2実施例の縦断正面図、第4図は同固定環1
0aと振切り回軟体19mの斜視図、第5図は従来の油
封装置の一例を示した縦断正面図である。 1→ケーシング 2→7Sウジング 3→タイミングギヤ室 5→ルーツロータ6.6a→シ
ヤフト 7.7a→タイミングギヤ 10.10a→固定環 13→短い突出環14→艮い頸
管 15→縮径環溝 16→突出1IW617→環溝 19.19a→振切り回転体 20m鍔部22→圧カバ
ランサー管 I→第1振qり部 ■→第2振切り部 ■→第3振切り部
固定環10と振切り回転体19の分離斜視図、第3図は
本発明の第2実施例の縦断正面図、第4図は同固定環1
0aと振切り回軟体19mの斜視図、第5図は従来の油
封装置の一例を示した縦断正面図である。 1→ケーシング 2→7Sウジング 3→タイミングギヤ室 5→ルーツロータ6.6a→シ
ヤフト 7.7a→タイミングギヤ 10.10a→固定環 13→短い突出環14→艮い頸
管 15→縮径環溝 16→突出1IW617→環溝 19.19a→振切り回転体 20m鍔部22→圧カバ
ランサー管 I→第1振qり部 ■→第2振切り部 ■→第3振切り部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ケーシングに装入された一対のルーツロータの各シ
ャフトをハウジングからタイミングギヤ室に通し、オイ
ルが供給されている該ギヤ室において夫々のシャフトに
タイミングギヤを取付けた真空用ルーツブロワーにおい
て、 前記シャフトを取巻く固定環をハウジングに固定し、そ
の固定環からタイミングギヤ室の方向に突出する延長部
外周に、短い突出環を設け、同内周にシャフトを覆う長
い頸管を設け、タイミングギヤ側からシャフトと共に回
転する振切り回転体を前記の突出環と頸管の間に突出し
、該振切り回転体の突端部外周の突端環に対応する第1
振切り部を該回転体に設け、前記の頸管の突端部より内
方の内周にシャフトに対面する環溝を形成し、前記突端
部に接してシャフトの第2振切り部を設け、前記環溝が
面するシャフトに第3振切り部を設け、オイルのケーシ
ング側への流入を第1〜第3振切り部により防止する構
成にしたことを特徴とする高真空用ルーツブロワーの油
封装置。 2)振切り回転体の突出端部外周に、長さの半ばが突出
環の内周に入る鍔を設け、長い頸管の固定環から延長し
た基部外周に削径環溝を設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の真空用ルーツブロワーの油封装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101751A JPS62261688A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 高真空用ル−ツブロワ−の油封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101751A JPS62261688A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 高真空用ル−ツブロワ−の油封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62261688A true JPS62261688A (ja) | 1987-11-13 |
Family
ID=14308943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61101751A Pending JPS62261688A (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 高真空用ル−ツブロワ−の油封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62261688A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002327848A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-15 | Toyota Industries Corp | 真空ポンプにおける油洩れ防止構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59197674A (ja) * | 1983-04-23 | 1984-11-09 | Anretsuto:Kk | まゆ型ブロワーのラビリンスシール |
-
1986
- 1986-05-01 JP JP61101751A patent/JPS62261688A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59197674A (ja) * | 1983-04-23 | 1984-11-09 | Anretsuto:Kk | まゆ型ブロワーのラビリンスシール |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002327848A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-15 | Toyota Industries Corp | 真空ポンプにおける油洩れ防止構造 |
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