JPS62261446A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインクミスト除去を行なう手段を有するインク
ジェット記録装置に関するものである。

従来の技術 インクジェット記録装置において、インクジェットヘッ
ドより微小インク液滴を吐出する際に発生するインクミ
ストを吸引除去する装置として、だとえ４実開昭５７−
４１７４４号公報に記載されている構成が知られている
。以下、第５図を参照して、従来のインクミスト除去装
置について説明する。

第５図において、円筒状のドラム１に記録紙２が装着さ
れており、記録時には一定方向に、一定速度で回転する
。このドラムＩＫ対向した位置にインクジェットヘッド
３が配されており、記録時には一定速度で記録紙面の移
動方向に対して直角の方向疋移動する。このインクジェ
ットヘッド３にはインク供給部６が接続されており、制
御信号発生回路４からの信号だよってインクジェットヘ
ッド３のノズルよりインク滴液５が吐出され、記録紙：
）Ｋ画像を形成する。

このインクジェットヘッド３からインク滴液５が吐出し
た時、無数の微細なインクミストが発生する。このイン
クミストはドラム１の回転によって発生する空気流によ
って浮遊し、記録紙面やヘッドノズル面に付着し、記録
画質の低下を招いたり、近傍の装置等を汚染し故障の原
因になる。

このインクミストを除去する為に、インクジェットヘッ
ド３は前方が開口した箱状のへラドカバー８内に収納さ
れている。このヘッドカバー８の開口端８ａは、インク
ジェットヘッド３の先端と同一平面になるように配置し
てもよいが、ドラム１の外周面に近接してインクジェッ
トヘッド３を覆うように配置するのが望ましい。

前記へラドカバー８は排気口８ｂが設けられており、吸
引パイプ９を介してインクミスト吸引部１０に接続され
ている。そして、インクミストを含む空気１１はドラム
ｌとへラドカバ−８３の隙間から吸引除去される。

このインクミスト吸引部１０は、ヘッドカバー８内のイ
ンクミストを含む空気を排出する為のもので、プロワ−
、ポンプ（図示せず）等を備えている。

発明が解決しようとする問題点 しかし以上のような構成では、画質向上の為、濃度レベ
ルをあげ、しかも８２版以上の大画面のカラープリント
を描画する場合、インクミスト量が多く、全てのインク
ミストを吸引することは困難である。その為、インクジ
ェットヘッドノズル面に付着するインクミストの量も多
く、記録中に重力の作用だよりノズル面を流下し、ノズ
ル面下部に凸状のインク溜りを形成する。そしてこのイ
ンク溜りは、記録紙面から１〜２　ｍｍ　ｌ、か離れて
いない状態で使用するヘッドの場合は記録紙に接触した
り、落下して記録紙を汚損してしまう事がある。

本発明は、上記問題点を解決するもので、インクミスト
による記録紙の汚損防止を図るものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明はインクジェットユニットに隣接し、ドラム回転
方向に対して直角方向に開口を有するインク吸引ユニッ
トと、水吐出ノズルを有するヘッド洗浄ユニットと、前
記インクジェットユニットのインクジェットヘッドのノ
ズル面下部に接触するインク除去誘導板とを設けたもの
である。

作用 本発明は、上記構成により、インクジェットユニットが
記録開始位置に達すると、画像信号が印加され記録が開
始される。これと同時にエア吸引手段が作動し、発生し
たインクミストのうち前記インクジェットユニットに付
着しなかったものは、インクミスト吸引ユニットのミス
ト吸引口からエアと共に吸引除去され、前記インクジェ
ットユニットのインクジェットヘッドのノズル面に付着
したインクミストは、前記ヘッドノズル面下部からヘッ
ド取付板に接触しているインク除去誘導板によって前記
ヘッド取付板を流下し、前記インクジェットユニットの
移動範囲全域をカバーする廃水受けに流れ込む。

記録が終了すると共に前記エア吸引手段も停止するが前
記インクジェットユニットはドラム側端から外れだ位置
に設けられたヘッド洗浄装置の前まで移動する。前記イ
ンクジェットユニットが停止するのと同時に前記ヘッド
洗浄装置の洗浄ハウジングが前記インクジェットユニッ
ト及び前記インクミスト吸引ユニッ）Ｋ押しつけられ、
前記洗浄ハウジング内に設けられた洗浄水吐出ノズルか
ら前記ヘッド取付板及び前記ヘッドノズル面に洗浄水が
吹きかけられ洗浄される。この時、前記ヘッドノズル面
に洗浄水が水滴となって付着する場合があるが、前記イ
ンク除去誘導板によって速やかに除去される。

吹きかけられた洗浄水は、前記ヘッド取付板を流下する
ものと、前記洗浄ハウジング内に流れ込むものと分かれ
るが、いずれも前記廃水受けだ流れ、プリンタ内部に収
められている廃水タンクに溜められる。洗浄された前記
インクジェットユニットはホームポジションに復帰し次
の記録動作に入る。

以上の動作が記録するとと一行なわれるので、ヘッドを
常に最良の状態に保つことが出来ると共に、インクミス
トの付着による記録紙の汚損や記録画質の低下を防止す
ることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図は本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置の要部側面図である。

第１図において、１は記録紙を巻回するドラムである。

２０は後述するインクジェットヘッド及び上方にインク
ミスト吸引ユニット等を設けであるインクジェットユニ
ットで、駆動手段（図示せず）によりドラム１の長手方
向に対して平行に動く。

２１はドラム１に対向する位置のヘッド取付板２２に設
けられたインクジェットヘッドである。２３は第３図（
ａ）に示すインク滴誘導板で、インクジェットヘッド２
１のノズル面だ接触して設けられている。

３０はインクミスト吸引ユニットで、エア吸引手段３４
によりエア吸引チューブ３３を介して、インクジエツト
ヘッド２１集辺に浮遊するインクミストをミスト吸引口
３１より吸引し、フィルタ３２で捕捉する。

上記構成において、以下その動作について説明する。

まず第２図に示されているように、プリンタ非動作時に
は、インクジェットユニット２０はホームポジションに
あり、目詰り防止装置２５によってインクジェットヘッ
ド２１は蓋をされ、インク乾燥だよる目詰り防止の為、
加湿されている。

プリンタに電源が投入されると、目詰り防止装置２５が
作動し、インクジェットユニット２０から蓋が外される
。そして図示していない空気供給装置が作動し、加圧空
気がインクジェットユニット２０に供給され所定の圧力
に保たれる。次にドラム１に記録紙を装着し、記録開始
信号が印加されるとドラム１が一定方向に一定速度で回
転し、インクジェットユニット２０は記録開始点まで移
動し、画像信号によって記録が開始される。この時、画
像信号と同期してエア吸引手段３４が作動し、第１．３
図に示すようにインクジェットユニット２０に隣接して
配されたインクミスト吸引ユニット３０からエア吸引チ
ューブ３３を介してエアが吸引される。

エア吸引手段３４は記録が終了するまで作動し続け、微
小インク液滴が吐出される際に発生するインクミストは
エアと共にミスト吸引口３１に吸引され、内部に収納し
たフィルタ３２に捕捉される。まだ、インクジェットヘ
ッド２１のノズル面に付着したインクミストは、インク
ジェットヘッド２１のノズル面下部からヘッド取付板２
２に接触しているインク除去誘導板２３によってヘッド
取付板２２に添って速やかに流下せしめられる為、どん
な記録条件においてもインクジェットヘッド２１のノズ
ル面下部に凸状のインク溜りが出来ることがなくなり、
インクと記録紙による接触やインクの落下などのトラブ
ルを防止することができる。

次ｒ第２図に示すように、記録終了後、インクジェット
ユニット２０及びインクミスト吸引ユニット３０はドラ
ム１側端より外れた位置だ設けられたヘッド洗浄装置２
４の前まで移動する。インクジェットユニット２０が停
止するのと同時に洗浄・・ウジングがインクジェットユ
ニット２０に押しつけられ、給水タンク４０内の洗浄水
が給水配管４１を介して送り込まれ、洗浄ノズルよりイ
ンクジェットヘッド２１、ヘッド取付板２２に吹きかけ
られ洗浄される。

この時、インクジェットヘッド２１のノズル面に洗浄水
が水滴となって付着する場合があるが、インク除去誘導
板２３によって速やかに流下せしめられる。なお、ヘッ
ド取付板２２およびインク除去誘導板２３をソフトエツ
チング等の親水性処理をしておくと一層効果的である。

吹きかけられた洗浄水は、ヘッド洗浄装置２４内を流下
するものとヘッド取付板２２上を流下するものとて分か
れるが、いずれも廃水受け４２に排出され、プリンタ内
に設けられた廃水タンク４４に溜められる。

洗浄終了後、復帰信号てよってインクジェットユニット
２０が移動するのと同時に、洗浄ノ・ウジングが後退し
、インクジェットユニット２０及びインクミスト吸引ユ
ニット３０はホームポジションに復帰する。

以上、本実施例てよれば、インクジェットヘッド２１の
ノズル面下部と・＼ラド取付板に接触するインク除去誘
導板２３を取り付けることによって、ヘッドノズル面に
付着するインクミストをインク溜りになる前に速やかに
流下させることができるので、インクと記録紙による接
触や、インクの落下などのトラブルを防止することがで
きる。

なお、本実施例ではインク滴誘導板２３を第４図（ａ）
のようなくし形のものとしたが、第４図（ｂ）に示すよ
うな形状のものでも良い。

発明の効果 以上のように、本発明は簡単な構成のインク滴誘導板を
設けるだけで、インクミストによって起こるトラブルを
解消すると共にヘッドの安定性を向上させることができ
るので、インクジェットプリンタの信頼性を高める上で
、その効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置の要部側面図、第２図は同装置の要部平面図、第３
図は同装置の要部正面図、第４図は同装置の要部である
インク除去誘導板の平面図、第５図は従来のインクジェ
ット記録装置の要部側面図である。 １・・・トラム、２０・・・インクシェツトユニット、
２３・・・インク除去誘導板、２４・・・ヘッド洗浄装
置、３０・・・インクミスト吸引ユニット、３４・・・
エア吸引手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男ほか１名搏　３
　口 ｌドラＡ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気信号に応じて発生する圧力波により、微小インク液
   滴を吐出、停止させ記録媒体上に画像を形成するインク
   ジェットユニットと、前記インクジェットユニットに対
   向して配されたドラムと、前記インクジェットユニット
   に隣接し、かつ、前記ドラムの回転方向に対向して吸引
   口を有するインクミスト吸引ユニットと、記録終了後、
   前記インクジェットユニットが、前記ドラム側端から外
   れた際、前記インクジェットユニットと対向する位置で
   前記インクジェットユニットを洗浄するヘッド洗浄ユニ
   ットと、前記インクジェットユニットのインクジェット
   ヘッドのノズル面に接触したインク除去誘導板とを具備
   するインクジェット記録装置。