JPS6226097B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6226097B2 JPS6226097B2 JP54032769A JP3276979A JPS6226097B2 JP S6226097 B2 JPS6226097 B2 JP S6226097B2 JP 54032769 A JP54032769 A JP 54032769A JP 3276979 A JP3276979 A JP 3276979A JP S6226097 B2 JPS6226097 B2 JP S6226097B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- light beam
- track
- tracking
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は記録媒体、例えば光学記録媒体、磁気
記録媒体などに狭小な記録トラツク巾で映像とか
音声等の情報信号を記録する装置において、既に
記録された部分（記録トラツク）に引き続いて新
しい情報信号を記録するとか、既に記録されたト
ラツクの一区間を消去して、その消去されたトラ
ツク区間に新しい情報信号を記録するという用途
に好適な装置を提供するものである。最近の記録
技術の著しい向上により、記録トラツク巾及びト
ラツクピツチは増々狭小化する傾向にあるが、こ
のような記録方式においては装置の機械的振動と
か、記録媒体の経時変化による歪曲などにより記
録トラツクにひずみ形状が生じる。このため次に
新たな情報信号を記録する場合に記録媒体を有効
に利用し、記録密度を向上させるためには、既記
録トラツクのトラツク軌跡のひずみ形状に沿つた
トラツクとして新たな信号を記録する必要があ
る。第１図に示した如く円盤状記録媒体１上に同
心円状又は渦巻状トラツクとして情報信号を記録
し再生する場合において、実線２で示した部分に
記録を行い、一担記録媒体１を装置より取りはず
し、再度余白部分に情報信号の記録を行う時には
記録媒体１の着脱による偏心が発生する。情報を
追加して記録する場合には、この偏心分に相当す
るスペースをあけて記録し、既トラツクと新しく
記録するトラツクが交わらないようにする方法が
考えられるが、このような方法であれば記録媒体
の使用効率が悪くなり記録密度の向上がはかれな
い。又既記録部分の一部を消去し、消去した部分
に新しい記録を行う場合には上述した偏心スペー
スをあける方法は採用できない。本発明は既記録
トラツクにひずみが発生しても、そのトラツクひ
ずみに沿つて新たな記録トラツクを形成するのに
最適な手段を提供するものである。
記録媒体などに狭小な記録トラツク巾で映像とか
音声等の情報信号を記録する装置において、既に
記録された部分（記録トラツク）に引き続いて新
しい情報信号を記録するとか、既に記録されたト
ラツクの一区間を消去して、その消去されたトラ
ツク区間に新しい情報信号を記録するという用途
に好適な装置を提供するものである。最近の記録
技術の著しい向上により、記録トラツク巾及びト
ラツクピツチは増々狭小化する傾向にあるが、こ
のような記録方式においては装置の機械的振動と
か、記録媒体の経時変化による歪曲などにより記
録トラツクにひずみ形状が生じる。このため次に
新たな情報信号を記録する場合に記録媒体を有効
に利用し、記録密度を向上させるためには、既記
録トラツクのトラツク軌跡のひずみ形状に沿つた
トラツクとして新たな信号を記録する必要があ
る。第１図に示した如く円盤状記録媒体１上に同
心円状又は渦巻状トラツクとして情報信号を記録
し再生する場合において、実線２で示した部分に
記録を行い、一担記録媒体１を装置より取りはず
し、再度余白部分に情報信号の記録を行う時には
記録媒体１の着脱による偏心が発生する。情報を
追加して記録する場合には、この偏心分に相当す
るスペースをあけて記録し、既トラツクと新しく
記録するトラツクが交わらないようにする方法が
考えられるが、このような方法であれば記録媒体
の使用効率が悪くなり記録密度の向上がはかれな
い。又既記録部分の一部を消去し、消去した部分
に新しい記録を行う場合には上述した偏心スペー
スをあける方法は採用できない。本発明は既記録
トラツクにひずみが発生しても、そのトラツクひ
ずみに沿つて新たな記録トラツクを形成するのに
最適な手段を提供するものである。
従来このような目的を達成する手段としては、
記録媒体１の最外周部又は最内周部に基準トラツ
クを記録し、情報信号の記録時においては前記基
準トラツクをトラツキングして再生し、この時の
トラツキング信号をトラツクの形状に相当する信
号としてメモリーに該メモリー信号に基づいてト
ラツキングミラー等を駆動して記録位置を制御し
て記録を行う方法等が考案されているが、このよ
うな方法では基準トラツクを記録した場所と新た
な記録を行う場所が離れていた場合にはひずみ形
状に差異があつたり、基準トラツクをトラツキン
グ手段によりトラツキングし、メモリーした時点
と、記録時点とで機構振動に差異が生じて、十分
な精度が得られない欠点があつた。本発明は以上
の欠点を補う新規な方式を提供するものである。
記録媒体１の最外周部又は最内周部に基準トラツ
クを記録し、情報信号の記録時においては前記基
準トラツクをトラツキングして再生し、この時の
トラツキング信号をトラツクの形状に相当する信
号としてメモリーに該メモリー信号に基づいてト
ラツキングミラー等を駆動して記録位置を制御し
て記録を行う方法等が考案されているが、このよ
うな方法では基準トラツクを記録した場所と新た
な記録を行う場所が離れていた場合にはひずみ形
状に差異があつたり、基準トラツクをトラツキン
グ手段によりトラツキングし、メモリーした時点
と、記録時点とで機構振動に差異が生じて、十分
な精度が得られない欠点があつた。本発明は以上
の欠点を補う新規な方式を提供するものである。
第２図に本発明に基づく情報記録装置の一実施
例を示す。第２図において第１図に示した円盤状
記録媒体１は電動機４の回転軸５に取付けられ一
定回転数例えば毎分1800回転で駆動される。レー
ザー光源６より発生された光束７は光変換器８に
より変調をうけ、光束分割器９に投射される。光
束分割器９は光束７を７ａ及び７ｂの如く少くと
も２個以上の光束に分割し、記録媒体１上に２個
の収束光点を生ぜしめるものであり、例えば音響
光学光偏向器等を使用することができる。
例を示す。第２図において第１図に示した円盤状
記録媒体１は電動機４の回転軸５に取付けられ一
定回転数例えば毎分1800回転で駆動される。レー
ザー光源６より発生された光束７は光変換器８に
より変調をうけ、光束分割器９に投射される。光
束分割器９は光束７を７ａ及び７ｂの如く少くと
も２個以上の光束に分割し、記録媒体１上に２個
の収束光点を生ぜしめるものであり、例えば音響
光学光偏向器等を使用することができる。
光束分割器９を経た光束７ａ，７ｂ（以下図面
に於いては光束は７ａのみを代表して図示してあ
る。）は、スポツトレンズ１０、固定の反射鏡１
１，１２、ビームスプリツター１３を経て、光学
移送台１４上に載置されたトラツキングミラー駆
動素子１５により回転振動される回転鏡１６及び
駆動コイル１７により上下動される対物レンズ１
８を経て記録媒体１上に第３図７a1，７b1′の如
く収束照射される。記録媒体１上に収束照射され
た光束７ａ，７ｂは記録媒体により反射され再度
対物レンズ１８、回転鏡１６を経てビームスプリ
ツター１３により反射され、信号検出及び焦点検
出光学系としてのシリンドリカルレンズ１９を経
て、検出装置２０の各光検出素子２１，２２に投
射される。この場合素子２１上には光束７ａの反
射光が素子２２上には光束７ｂの反射光が投射さ
れるよう設定されている。素子２１は焦点誤差検
出信号を発生し、焦点制御回路２３を通じて前記
駆動コイル１７を駆動し、光束７ａ，７ｂが常に
記録媒体１上に収束されるよう対物レンズ１７を
制御すると共に、トラツキング誤差検出信号を発
生してトラツキング駆動回路２４を通じてトラツ
キングミラー駆動素子１５を制御する。この光検
出素子２１、トラツキング駆動回路２４、トラツ
キングミラー駆動素子１５、回転鏡１６はトラツ
キング制御系を構成している。又トラツキング駆
動回路２４の出力の一部を低域フイルター２５に
加え、直流成分を取出し、駆動増巾器２６及びス
イツチ２７を経て光束分割器９の駆動制御機構２
８を駆動する制御信号を得る。光検出素子２２は
光束７ｂが走査する記録トラツクの信号を再生
し、高周波増巾器３２に入力する。上述の装置に
おいては第３図に示す如く情報信号は明暗又は凹
凸形状のピツトとして記録される。以下第３図に
示す如く記録媒体１が矢印に示す方向に回転さ
れ、既に情報が記録トラツク２０１，２０２，２
０３のように記録されていて、記録トラツク２０
３に隣接して新たに情報を記録する場合につき説
明する。
に於いては光束は７ａのみを代表して図示してあ
る。）は、スポツトレンズ１０、固定の反射鏡１
１，１２、ビームスプリツター１３を経て、光学
移送台１４上に載置されたトラツキングミラー駆
動素子１５により回転振動される回転鏡１６及び
駆動コイル１７により上下動される対物レンズ１
８を経て記録媒体１上に第３図７a1，７b1′の如
く収束照射される。記録媒体１上に収束照射され
た光束７ａ，７ｂは記録媒体により反射され再度
対物レンズ１８、回転鏡１６を経てビームスプリ
ツター１３により反射され、信号検出及び焦点検
出光学系としてのシリンドリカルレンズ１９を経
て、検出装置２０の各光検出素子２１，２２に投
射される。この場合素子２１上には光束７ａの反
射光が素子２２上には光束７ｂの反射光が投射さ
れるよう設定されている。素子２１は焦点誤差検
出信号を発生し、焦点制御回路２３を通じて前記
駆動コイル１７を駆動し、光束７ａ，７ｂが常に
記録媒体１上に収束されるよう対物レンズ１７を
制御すると共に、トラツキング誤差検出信号を発
生してトラツキング駆動回路２４を通じてトラツ
キングミラー駆動素子１５を制御する。この光検
出素子２１、トラツキング駆動回路２４、トラツ
キングミラー駆動素子１５、回転鏡１６はトラツ
キング制御系を構成している。又トラツキング駆
動回路２４の出力の一部を低域フイルター２５に
加え、直流成分を取出し、駆動増巾器２６及びス
イツチ２７を経て光束分割器９の駆動制御機構２
８を駆動する制御信号を得る。光検出素子２２は
光束７ｂが走査する記録トラツクの信号を再生
し、高周波増巾器３２に入力する。上述の装置に
おいては第３図に示す如く情報信号は明暗又は凹
凸形状のピツトとして記録される。以下第３図に
示す如く記録媒体１が矢印に示す方向に回転さ
れ、既に情報が記録トラツク２０１，２０２，２
０３のように記録されていて、記録トラツク２０
３に隣接して新たに情報を記録する場合につき説
明する。
まず、光変調器駆動回路２９により光変調器８
からの出力光量は弱小光量とされ、装置は再生モ
ードになつている。光学移送台１４を移送駆動機
構３０により移動し、光束７ａ，７ｂの記録媒体
１上の収束点が新たに記録する場所の近傍点に位
置するように設定する（第３図では光束７ａがト
ラツク２０２に位置するように移動されてい
る。）。
からの出力光量は弱小光量とされ、装置は再生モ
ードになつている。光学移送台１４を移送駆動機
構３０により移動し、光束７ａ，７ｂの記録媒体
１上の収束点が新たに記録する場所の近傍点に位
置するように設定する（第３図では光束７ａがト
ラツク２０２に位置するように移動されてい
る。）。
この状態においては光束７ａの記録媒体１上の
収束光７a1はトラツキング制御手段により記録ト
ラツク２０２上を忠実にトレースするよう制御さ
れている。光束７ｂの収束位置は光束７ｂが光束
７ａと一定関係をもつているため、光束分割器９
の回動位置による第３図に示す如く光束収束点間
の相対対距離ｌは同一で角度θが異なる７b1′と
か７b1″というように変化する。このため光束７
ｂによる光検出素子２２の記録トラツクの再生信
号出力は光束分割器９の回動位置により大きく変
化する。従つてスイツチ２７をＭ端子側に接続
し、光束７ａにより記録トラツク２０２をトラツ
キング手段によりトラツキングした状態で端子３
３より適当な電圧を印加して駆動制御機構２８を
適当に動作させ、光束７ｂの収束光が丁度記録ト
ラツク２０３上を走査するよう、即ち高周波増巾
器３２の出力が最大となるように光束分割器９の
回動位置を設定する。即ち高周波増巾器３２の出
力をメーター３３に加えメーター指針が最大のフ
レを示す位置に設定する。この光学系配置におい
て収束光７a1が記録トラツク上を忠実にトレース
すれば収束光７b1は隣接トラツク上を同様に忠実
にトレースようになる。従つて収束光７a1と収束
光７b1′との記録媒体１上のトラツクに垂直方向
の間隔距離は正確に１トラツクピツチに相当する
ようになる。この状態を保つたまま移送駆動機構
３０を駆動して収束光７a1の位置７a2として図示
した如く記録トラツクの最後のトラツク２０３上
に移動する。光束７ａが記録トラツク２０３のひ
ずみ形状に忠実にトラツキングする状態で、装置
を記録状態、即ち光変調器駆動回路２９により光
変調器８の出力光量を調整制御し、収束光７b2が
記録に必要な十分な出力光量となるようにする
（収束光７a2は記録に必要なレベル以下）と共
に、記録するべき情報信号に応じて光変調器８の
出力光量を変調すれば第３図に示す如くトラツク
３０１として既記録トラツク２０３の隣接位置に
既記録トラツクと同一記録ピツチ、同一ひずみ形
状で持つて新たな情報を記録することができる。
トラツク３０１の記録完了後引き続いて情報信号
をトラツク３０２，３０３……（図示せず）の如
く記録する場合には前述と同様の方法にて、収束
光７a2が記録トラツク３０１上をトラツキングす
るよう移動し、収束光７b2によりトラツク３０２
を記録し、以下同様に行なえばよい。収束光７a3
を順次トラツク移動させるため光学移送台１４を
移送駆動機構３０にて順次１トラツクピツチづつ
移送していくが、移送駆動機構３０が例えばステ
ツプモータ等により駆動される歩進型の場合に
は、移送駆動機構による１トラツク分の送りピツ
チと、前述の収束光７a2，７b2により決定される
記録ピツチ間に微小な差があると、多数のトラツ
クを記録した場合にはその誤差が累積され、トラ
ツキングミラー駆動素子１５の回転鏡１６の偏向
角が順次累積されて大きくなり、回転鏡の可動範
囲を越えたり、対向レンズ１８の筒口から光束７
がはみだすようなことが生じる。このためトラツ
キングミラー駆動素子１５の印加電圧であるトラ
ツキング駆動回路２４の出力を低域フイルター２
５を通し、直流成分を得て、駆動増巾器２６、ス
イツチ２７のＡ端子を経て駆動制御機構２８を制
御して、光束分割器９を動かし、記録媒体１上の
収束点７a2，７b2間のトラツピツチ方向の距離を
微小に修正し、収束光７a1が既記録トラツク（ト
ラツク２０２，２０３など）をトラツキングした
場合の回転鏡１６を直流的な偏倚位置が保たれる
ようにする。又移送駆動機構３０が歩進移送と共
に、連続的な移送が可能な構成とし、低域フイル
ター２５の出力直流電圧により移送駆動機構３０
を制御し、順次記録を行なつていつてもトラツキ
ング駆動素子１５に印加される電圧の直流分がほ
ぼ零電圧になるようにして、回転鏡１６が中心点
付近で振動するように制御することができる。こ
のような装置においては、収束光７a2の１トラツ
ク移動はトラツキング駆動素子１５により回転鏡
１６を微動して行つてもよい。尚３１は光束分割
器駆動回路で光束分割器９による光束７の光束７
ａ，７ｂ成分の分配率を操作設定するものであ
る。特に記録モードにおいて、光量が増加した場
合に収束光７a2が強くなり誤記録を行なつたり、
既記録トラツクに影響を与えたりすることを防止
するために適当な分配率に設定する。
収束光７a1はトラツキング制御手段により記録ト
ラツク２０２上を忠実にトレースするよう制御さ
れている。光束７ｂの収束位置は光束７ｂが光束
７ａと一定関係をもつているため、光束分割器９
の回動位置による第３図に示す如く光束収束点間
の相対対距離ｌは同一で角度θが異なる７b1′と
か７b1″というように変化する。このため光束７
ｂによる光検出素子２２の記録トラツクの再生信
号出力は光束分割器９の回動位置により大きく変
化する。従つてスイツチ２７をＭ端子側に接続
し、光束７ａにより記録トラツク２０２をトラツ
キング手段によりトラツキングした状態で端子３
３より適当な電圧を印加して駆動制御機構２８を
適当に動作させ、光束７ｂの収束光が丁度記録ト
ラツク２０３上を走査するよう、即ち高周波増巾
器３２の出力が最大となるように光束分割器９の
回動位置を設定する。即ち高周波増巾器３２の出
力をメーター３３に加えメーター指針が最大のフ
レを示す位置に設定する。この光学系配置におい
て収束光７a1が記録トラツク上を忠実にトレース
すれば収束光７b1は隣接トラツク上を同様に忠実
にトレースようになる。従つて収束光７a1と収束
光７b1′との記録媒体１上のトラツクに垂直方向
の間隔距離は正確に１トラツクピツチに相当する
ようになる。この状態を保つたまま移送駆動機構
３０を駆動して収束光７a1の位置７a2として図示
した如く記録トラツクの最後のトラツク２０３上
に移動する。光束７ａが記録トラツク２０３のひ
ずみ形状に忠実にトラツキングする状態で、装置
を記録状態、即ち光変調器駆動回路２９により光
変調器８の出力光量を調整制御し、収束光７b2が
記録に必要な十分な出力光量となるようにする
（収束光７a2は記録に必要なレベル以下）と共
に、記録するべき情報信号に応じて光変調器８の
出力光量を変調すれば第３図に示す如くトラツク
３０１として既記録トラツク２０３の隣接位置に
既記録トラツクと同一記録ピツチ、同一ひずみ形
状で持つて新たな情報を記録することができる。
トラツク３０１の記録完了後引き続いて情報信号
をトラツク３０２，３０３……（図示せず）の如
く記録する場合には前述と同様の方法にて、収束
光７a2が記録トラツク３０１上をトラツキングす
るよう移動し、収束光７b2によりトラツク３０２
を記録し、以下同様に行なえばよい。収束光７a3
を順次トラツク移動させるため光学移送台１４を
移送駆動機構３０にて順次１トラツクピツチづつ
移送していくが、移送駆動機構３０が例えばステ
ツプモータ等により駆動される歩進型の場合に
は、移送駆動機構による１トラツク分の送りピツ
チと、前述の収束光７a2，７b2により決定される
記録ピツチ間に微小な差があると、多数のトラツ
クを記録した場合にはその誤差が累積され、トラ
ツキングミラー駆動素子１５の回転鏡１６の偏向
角が順次累積されて大きくなり、回転鏡の可動範
囲を越えたり、対向レンズ１８の筒口から光束７
がはみだすようなことが生じる。このためトラツ
キングミラー駆動素子１５の印加電圧であるトラ
ツキング駆動回路２４の出力を低域フイルター２
５を通し、直流成分を得て、駆動増巾器２６、ス
イツチ２７のＡ端子を経て駆動制御機構２８を制
御して、光束分割器９を動かし、記録媒体１上の
収束点７a2，７b2間のトラツピツチ方向の距離を
微小に修正し、収束光７a1が既記録トラツク（ト
ラツク２０２，２０３など）をトラツキングした
場合の回転鏡１６を直流的な偏倚位置が保たれる
ようにする。又移送駆動機構３０が歩進移送と共
に、連続的な移送が可能な構成とし、低域フイル
ター２５の出力直流電圧により移送駆動機構３０
を制御し、順次記録を行なつていつてもトラツキ
ング駆動素子１５に印加される電圧の直流分がほ
ぼ零電圧になるようにして、回転鏡１６が中心点
付近で振動するように制御することができる。こ
のような装置においては、収束光７a2の１トラツ
ク移動はトラツキング駆動素子１５により回転鏡
１６を微動して行つてもよい。尚３１は光束分割
器駆動回路で光束分割器９による光束７の光束７
ａ，７ｂ成分の分配率を操作設定するものであ
る。特に記録モードにおいて、光量が増加した場
合に収束光７a2が強くなり誤記録を行なつたり、
既記録トラツクに影響を与えたりすることを防止
するために適当な分配率に設定する。
第４図に光束分割器９の駆動制御機構２８の一
実施例を示す。光束分割器９は載置台４１に設置
され、この載置台４１には電動機４２により回転
される回転軸４３が直結されている。従つて電動
機４２を微小角度回転駆動すれば光束分割器９は
矢印の如く回転し、光束７ａ，７ｂ間の立体位置
関係が変化する。
実施例を示す。光束分割器９は載置台４１に設置
され、この載置台４１には電動機４２により回転
される回転軸４３が直結されている。従つて電動
機４２を微小角度回転駆動すれば光束分割器９は
矢印の如く回転し、光束７ａ，７ｂ間の立体位置
関係が変化する。
以上第２図の実施例においては記録媒体１の収
束点７a1，７b1を得るために単一のレーザー光源
６による光束７を光束分割器９により分割する方
法について述べたが、第５図に示す如く別個のレ
ーザー光源５１，５２を使用しても良い。第５図
においては第２図と同一物は同一番号にて示して
あり、レーザー光源５１の出力は弱小光量で第２
図における７ａに相当する光束を発生する。レー
ザー光源５２は記録のための充分な光量を持ち、
第２図における７ｂに相当する光束を発生する。
レーザー光源５２より発せられた光束７ｂは光変
調器８、光束７ａと光束７ｂの相対的な光学配置
を設定するための回転鏡５３を経て、ダイクロイ
ツクミラー５４に入射される。回転鏡５３は第２
図に示した駆動制御機構２８により例えば矢印に
示す如く回動され、光束７ａと光束７ｂの光学的
配置を変化させる。ダイクロイツクミラー５４の
出射光７ａ及び反射光７ｂはスポツトレンズ１０
（必要ならば）に導かれ以下第２図と同様な経路
にて記録媒体１上に照射収束される。
束点７a1，７b1を得るために単一のレーザー光源
６による光束７を光束分割器９により分割する方
法について述べたが、第５図に示す如く別個のレ
ーザー光源５１，５２を使用しても良い。第５図
においては第２図と同一物は同一番号にて示して
あり、レーザー光源５１の出力は弱小光量で第２
図における７ａに相当する光束を発生する。レー
ザー光源５２は記録のための充分な光量を持ち、
第２図における７ｂに相当する光束を発生する。
レーザー光源５２より発せられた光束７ｂは光変
調器８、光束７ａと光束７ｂの相対的な光学配置
を設定するための回転鏡５３を経て、ダイクロイ
ツクミラー５４に入射される。回転鏡５３は第２
図に示した駆動制御機構２８により例えば矢印に
示す如く回動され、光束７ａと光束７ｂの光学的
配置を変化させる。ダイクロイツクミラー５４の
出射光７ａ及び反射光７ｂはスポツトレンズ１０
（必要ならば）に導かれ以下第２図と同様な経路
にて記録媒体１上に照射収束される。
以上既記録トラツクに引き続いて新たに情報を
記録する場合について詳しく説明したが、既記録
部分中で１部分あるいは１トラツク分の記録トラ
ツクを消去して新たに情報を記録する場合におい
ても同様な方法を適用することが出来る。即ち、
第２図の実施例において光束７a1によりトラツク
２０２をトラツキングし、収束光７b1によりトラ
ツク２０３の再生信号が最大になるよう光学配置
を駆動制御機構２８により調整し、例えば光変調
器駆動回路２９により光変調器８の出力光を強大
にすれば既記録トラツク２０３の情報が消去され
る。消去後前述の方法でトラツク２０３の部分に
新たに記録を行なえばよい。
記録する場合について詳しく説明したが、既記録
部分中で１部分あるいは１トラツク分の記録トラ
ツクを消去して新たに情報を記録する場合におい
ても同様な方法を適用することが出来る。即ち、
第２図の実施例において光束７a1によりトラツク
２０２をトラツキングし、収束光７b1によりトラ
ツク２０３の再生信号が最大になるよう光学配置
を駆動制御機構２８により調整し、例えば光変調
器駆動回路２９により光変調器８の出力光を強大
にすれば既記録トラツク２０３の情報が消去され
る。消去後前述の方法でトラツク２０３の部分に
新たに記録を行なえばよい。
以上本発明を実施例に基づき説明したが、本発
明はこの実施例に限定されることなく種々の変形
を行い得るものであり、例えば、光束７ａにより
トラツキングするトラツクを必ずしも光束７ｂの
走査トラツクに隣接したトラツクとする必要はな
く光学系の配置上整数ピツチ離れたトラツクを使
用しても良いし、又光学配置を調整する方法とし
て回折格子及びその他の素子を利用して構成して
もよい。また光源として半導体レーザーを使用し
ても何ら差しつかえない。
明はこの実施例に限定されることなく種々の変形
を行い得るものであり、例えば、光束７ａにより
トラツキングするトラツクを必ずしも光束７ｂの
走査トラツクに隣接したトラツクとする必要はな
く光学系の配置上整数ピツチ離れたトラツクを使
用しても良いし、又光学配置を調整する方法とし
て回折格子及びその他の素子を利用して構成して
もよい。また光源として半導体レーザーを使用し
ても何ら差しつかえない。
上述の如く本発明は既記録トラツクをトラツキ
ング手段によりトラツキングしながら、そのトラ
ツキング手段と一定位置関係をもつて連動する記
録手段により新たな記録及び、記録したい部分を
消去し、再記録を行うものであるため、記録媒体
の経時変化によるトラツク歪み、機構系、光学系
等のガタ、狂い及び偏心等によるトラツク歪みが
発生しても、正確にトラツク歪みに沿つた形で新
たな記録を行うことができる。又装置に振動が発
生してもトラツキング手段が振動に追随して既記
録トラツクをトラツキングするため、新しい記録
トラツクは何ら影響されることがなく高精度で等
トラツクピツチの記録を行うことができ、高密度
記録及び高密度記録時の部分（１トラツクでもよ
い）消去、及び再記録を可能にするものである。
なお、記録媒体としては本説明に使用した光学記
録媒体に限らず、磁気記録媒体等を使用すること
が可能であり、記録媒体の形体としても円盤状に
限らずテープ状及び矩形状等のものが使用可能で
ある。
ング手段によりトラツキングしながら、そのトラ
ツキング手段と一定位置関係をもつて連動する記
録手段により新たな記録及び、記録したい部分を
消去し、再記録を行うものであるため、記録媒体
の経時変化によるトラツク歪み、機構系、光学系
等のガタ、狂い及び偏心等によるトラツク歪みが
発生しても、正確にトラツク歪みに沿つた形で新
たな記録を行うことができる。又装置に振動が発
生してもトラツキング手段が振動に追随して既記
録トラツクをトラツキングするため、新しい記録
トラツクは何ら影響されることがなく高精度で等
トラツクピツチの記録を行うことができ、高密度
記録及び高密度記録時の部分（１トラツクでもよ
い）消去、及び再記録を可能にするものである。
なお、記録媒体としては本説明に使用した光学記
録媒体に限らず、磁気記録媒体等を使用すること
が可能であり、記録媒体の形体としても円盤状に
限らずテープ状及び矩形状等のものが使用可能で
ある。
第１図は円盤状記録媒体の記録部分に追加して
新たな情報記録を行う場合の説明図、第２図は本
発明の一実施例による情報記録装置の概略構成ブ
ロツク図、第３図は本発明の動作説明のための記
録媒体上の収束光点配置を示す図、第４図は光束
分割器を移動調整するための駆動機構の一実施例
の概略を示す斜視図、第５図は本発明の他の実施
例の要部を示すブロツク図である。 １…記録媒体、４…電動機、６…レーザー光
源、８…光変調器、９…光束分割器、１４…光学
移送台、１６…回転鏡、１８…対物レンズ、２
１，２２…光検出素子、２４…トラツキング駆動
回路、２５…低域フイルタ、２６…駆動増巾器、
２７…切換スイツチ、２８…駆動制御機構、３０
…移送駆動機構、３２…高周波増巾器、３３…メ
ーター。
新たな情報記録を行う場合の説明図、第２図は本
発明の一実施例による情報記録装置の概略構成ブ
ロツク図、第３図は本発明の動作説明のための記
録媒体上の収束光点配置を示す図、第４図は光束
分割器を移動調整するための駆動機構の一実施例
の概略を示す斜視図、第５図は本発明の他の実施
例の要部を示すブロツク図である。 １…記録媒体、４…電動機、６…レーザー光
源、８…光変調器、９…光束分割器、１４…光学
移送台、１６…回転鏡、１８…対物レンズ、２
１，２２…光検出素子、２４…トラツキング駆動
回路、２５…低域フイルタ、２６…駆動増巾器、
２７…切換スイツチ、２８…駆動制御機構、３０
…移送駆動機構、３２…高周波増巾器、３３…メ
ーター。
Claims (1)
- １ 情報信号を記録するための記録媒体と、該記
録媒体にすでに記録された情報信号の記録トラツ
クを走査するためのトラツキング用光束（走査手
段）と、前記トラツキング用光束と連動し、前記
記録媒体に情報信号の記録を行うための記録用光
束（記録手段）と、前記トラツキング用光束が前
記記録媒体の記録トラツク上を走査するよう制御
するトラツキング制御手段と、前記トラツキング
用光束が前記トラツキング制御手段により前記記
録媒体の記録トラツクを走査するときの前記記録
用光束が走査する位置の記録信号を再生した再生
信号振幅により、前記トラツキング用光束と、前
記記録用光束の記録媒体上の位置関係を検知する
検知手段と、前記検知手段に基づき前記トラツキ
ング用光束が走査する走査位置と前記記録用光束
が走査する走査位置が記録トラツクの整数ピツチ
離れた位置関係となるよう可変調整する調整手段
と前記記録媒体と前記トラツキング用光束および
記録用光束の相対位置を移動させる移送手段とを
具備し、前記トラツキング用光束によりすでに記
録された前記記録トラツクをトラツキングしなが
ら前記記録用光束により前記記録媒体に情報信号
の記録を行うことを特徴とする情報記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3276979A JPS55125546A (en) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | Information recorder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3276979A JPS55125546A (en) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | Information recorder |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55125546A JPS55125546A (en) | 1980-09-27 |
| JPS6226097B2 true JPS6226097B2 (ja) | 1987-06-06 |
Family
ID=12368039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3276979A Granted JPS55125546A (en) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | Information recorder |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55125546A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56119941A (en) * | 1980-02-27 | 1981-09-19 | Sharp Corp | Recording, reproducing and erasing apparatus of optical information |
| JPS5860471A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-09 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | デイスク記録装置 |
| US4504939A (en) * | 1981-12-10 | 1985-03-12 | Discovision Associates | Storage medium track pitch detector |
| US4648084A (en) * | 1981-12-10 | 1987-03-03 | Discovision Associates | Storage medium track pitch detector |
| JPS58122628A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-21 | Teac Co | 光学式記録再生装置 |
| JPH0677327B2 (ja) * | 1983-09-21 | 1994-09-28 | キヤノン株式会社 | 情報記録又は再生装置 |
| JPS6069840A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-20 | Canon Inc | 情報記録又は再生装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49113601A (ja) * | 1973-02-09 | 1974-10-30 |
-
1979
- 1979-03-20 JP JP3276979A patent/JPS55125546A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49113601A (ja) * | 1973-02-09 | 1974-10-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55125546A (en) | 1980-09-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4507763A (en) | Optical information recording and/or reproducing apparatus and optical record medium for use in such apparatus | |
| JP2911449B2 (ja) | 光学式情報読取装置 | |
| JPH06150327A (ja) | 光ディスク | |
| JPH0227734B2 (ja) | ||
| GB1566003A (en) | Servomechanisms for recording and/or reproducing apparatus using a rotatable record carrier | |
| US4486791A (en) | Apparatus for optically reproducing signals recorded on a rotating recording medium | |
| CA1259133A (en) | Rotary recording medium having a guide track and recording and reproducing apparatus therefor | |
| JPS5931129B2 (ja) | 光学的再生装置 | |
| JPS6226097B2 (ja) | ||
| JPH08147699A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JPS6313264B2 (ja) | ||
| JPS588054B2 (ja) | 光学的再生装置 | |
| US5260930A (en) | Optical information recording medium and reproducing apparatus for reproducing information from the medium | |
| JPS62273631A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
| US4700335A (en) | Method and apparatus for recording a continuous spiral information track with different track pitches | |
| JPS61236034A (ja) | 光学式デイスクプレ−ヤ | |
| JPS6114575B2 (ja) | ||
| US4863228A (en) | Apparatus and a method of deflecting laser convergent light | |
| JPH06162532A (ja) | 光ヘッド | |
| JPS5828652B2 (ja) | ヨミトリソウチ | |
| JPS6231039A (ja) | 光学式記録再生装置の光軸制御装置 | |
| JP3211472B2 (ja) | 光記録装置 | |
| JPH0719379B2 (ja) | 焦点制御の制御位置調整方法 | |
| JPS59140649A (ja) | 光学式デイスク記録再生装置 | |
| JPS61280035A (ja) | 光学的情報記録再生装置 |