JPS62260902A - 移動式立体道路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は既設道路面を補修するとき等に使用する移動式
立体道路に関するものである。

（従来の技術） 従来、一般に使用されている移動式立体道路を第１３図
乃至第１６図により説明すると、同移動式立体道路は、
第１５．１６図に示すように既設道路面（ｋ）上の補修
部（ｉ）を中心に左右対称に配置されて、自動車（ｊ）
を通過させながら同補修部（ｉ）を補修するもので、櫓
状または箱状の各モジュール（Ａ）　（Ｂ）　（Ｃ）　
（Ｄ）　（Ｅ）　（Ｆ）　（Ｇ）　（Ｈ）とセンタモジ
ュールとにより構成されている。

この移動式立体道路は、基地（格納庫）から作業現場ま
での間の最大２０〜３０ｋｍ程度の距離を長く連結した
ままの状態で走行して行くことができないので、運転室
の高さが充分に取れる中央部の高床モジュール（モジュ
ール（Ａ）　ＣＢ）及びセンターモジュール）を自走式
にし、その他の高さが低くて、運転室、駆動装置等を設
置するスペースが取れないモジュール（モジュール（Ｃ
）（Ｄ））を非自走式（牽引式）にしていた。センター
モジュールは、補修作業スペースを充分に必要とすると
き　・に使用するものであり、補修作業スペースを確保
できれば、使用しない。またセンターモジュールは、非
自走式の場合もある。また両端部のモジュール（モジュ
ール（Ｅ）（Ｆ））は、モジュール（Ｃ）　（Ｄ）に搭
載していた。

第１３．１４図は、センターモジュールを使用しない場
合の現地据付は例を示している。まず端部のモジュール
（Ｅ）をモジュール（Ｃ）に搭載した後、モジュール（
Ｃ）と自走式モジュール（Ａ）とを連結器（４９）によ
り連結し９次いで同自走式モジュール（Ａ）をその運転
室（４２）内で運転し、モジュール（Ｃ）を牽引して、
補修工事現場へ移動する。また端部のモジュール（Ｆ）
をモジュール（Ｄ）に搭載した後、モジュール（Ｄ）と
牽引車（４５）とを連結し。

次いで牽引車（トラクタ）　（４５）を運転し、モジュ
ール（Ｄ）を牽引して、補修工事現場へ移動する。

また自走式モジュール（Ｂ）をその運転室（４１）内で
運転して、補修工事現場へ移動する。次いでモジュール
（Ｂ）とモジュール（Ｄ）とを連結器（４０）　（４０
゛）により連結する。この連結作業は、モジュール（Ｄ
）を固定し、モジュール（Ｂ）を運転室（４１）内で徐
々に運転し、モジュール（Ｄ）に接近させて行う。次い
でモジュール（Ａ）をその運転室（４２）内で運転し、
連結器（４３）が補修部（４４）の真上に達したら、モ
ジュール（Ａ）を停止させる。またこのとき。

モジュール（Ｄ）と牽引車（４５）との連結を解除する
。

次いでモジュール（Ｂ）をその運転室（４１）内で運転
して、モジュール（Ｂ）とモジュール（Ａ）とを連結器
（４３）　（４３’）により連結する。その後８各モジ
ユールのアウトリガ−（４６）　（４７）を伸長方向に
作動して、各モジュールを道路面に固定し９次いでモジ
ュール（Ｅ）　（Ｆ）を道路面に下ろし、同モジュール
（Ｅ）　（Ｆ）をモジュール（Ｄ）　（Ｃ）に連結金具
（図示せず）により連結する。以上の操作により一対の
モジュール（Ａ）　（Ｂ）間の下部に補修部（４４）を
補修する作業空間（４８）が形成され、また各モジュー
ルにより補修部（４４）を跨ぐ道路面が形成される。

（発明が解決しようとする問題点） 前記第１３．１４図に示す従来の移動式立体道路では、
自走式モジュール（Ａ）（Ｂ）以外の他の各モジュール
が補修工事現場でも非自走式であり、そのため１補修工
事現場での据付けに多くの時間を必要としていた。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、中央部から両
端部に向かい低くなるように傾斜した移動式道路本体を
複数のモジュールに分割し、中央部側の高床モジュール
を自走可能にし、それ以外の各モジュールを現地まで動
力車等により牽引される非自走式モジュールにした移動
式立体道路において、前記自走式モジュールに設けた油
圧ポンプの油圧回路と前記各非自走式モジュールに設け
た走行油圧モータの油圧回路とを接続可能にし。

同非自走式モジュールの走行油圧モータを停止させて同
走行油圧モータの油圧回路を前記油圧ポンプからの作動
油の給排用管路に利用するブレーキ装置を前記各非自走
式モジュールの走行油圧モータに設けたことを特徴とす
る移動式立体道路に係わり、その目的とする処は、補修
工事現場での据付けを迅速に行うことができる。また（
Ｒ造が簡単で、コスト高を招かない改良された移動式立
体道路を供する点にある。

（作用） 本発明の移動式立体道路は前記のように構成されており
、自走式モジュール及び各非自走式モジュールを現場に
移動させたときに、自走式モジュール（例えばモジュー
ル（Ａ））に設けた油圧ポンプの油圧回路と、同自走式
モジュールに連結される非モジュール（例えばモジュー
ル（Ｃ））に設けた走行油圧モータの油圧回路とを接続
する。また同非自走式モジュールの走行油圧モータの油
圧回路と。

同非自走式モジュールに連結される非自走式モジ−ニー
ル（例えばモジュール（Ｅ））に設けた走行油圧モータ
の油圧回路とを接続する。次いで非自走式モジュール（
Ｅ）の走行油圧モータのブレーキ装置を作動状態にし、
非自走式モジュール（Ｃ）の走行油圧モータのブレーキ
装置を解除し８次いで自走式モジュール（八）の油圧ポ
ンプを起動し、同油圧ポンプからの作動油を非自走式モ
ジュール（Ｃ）の走行油圧モータの油圧回路を介し同非
自走式モジニール（Ｃ）の走行油圧モータへ送って、同
走行油圧モータを回転し、同非自走式モジュール（Ｃ）
を自走式モジュール（Ａ）へ接近させて、互いを接続す
る。次いで非自走式モジュール（Ｅ）の走行油圧モータ
のブレーキ装置を解除し、非自走式モジュール（Ｃ）の
走行油圧モータのブレーキ装置を作動状態にし１次いで
自走式モジュール（Ａ）の油圧ポンプを起動し、同油圧
ポンプからの作動油を非自走式モジュール（Ｃ）の走行
油圧モータの油圧回路及び非自走式モジュール（Ｅ）の
走行油圧モータの油圧回路を介し同非自走式モジュール
（Ｅ）の走行油圧モータへ送って、同走行油圧モータを
回転し。

同非自走式モジュール（Ｅ）を非自走式モジュール（Ｃ
）へ接近させて、互いを接続する。また上記連結状態を
切り離すときには、上記と逆の手順で行う。

（実施例） 次に本発明の移動式立体道路を第１図乃至第１２図に示
す一実施例により説明すると、第１図乃至第８図の（Ａ
）　（Ｂ）が自走式モジュール、（Ｃ）〜（Ｆ）が非自
走式モジュールである。また第９図は、自走式モジュー
ル（Ａ）に設けた油圧ポンプの油圧回路を示しており、
　　（１００）がタンク、　（１０１）が電磁切換弁付
油圧ポンプ、　（１０２）がチャージポンプ。

（１０３）が電磁切換弁、　（１０４）がチャージポン
プリリーフ弁、　（１０５１）　（１０６１）　（１０
７１）がクイックジョンインドである。また第１０図は
、非自走式モジュール（Ｃ）に設けた走行油圧モータの
油圧回路を示しており、　（１０５）がブレーキ用電動
モータ、（１０６）がブレーキ用油圧ポンプ、　（１０
７）がリリーフ弁、　（１０８）が走行油圧モータ、　
（１０９）が走行油圧モータ（１０Ｂ）に内蔵したブレ
ーキ装置、　（１１０）　（１１１）が主回路リリーフ
弁、　（１１２）がフラッシング弁、　（１１３）がリ
リーフ弁、　（１１４）がフロントアクスル、　（１１
５）がフロントタイヤ、　（１１６）がタンク。

（１０５２）　（１０６２）　（１０７２）及び（１１
１１）　（１１２１）　（１１３１）がクイックジョン
インドである。また第１１図は。

非自走式モジュール（Ｅ）に設けた走行油圧モータの油
圧回路を示しており、　（１２０）がタンク、、（１２
１）がブレーキ用電動モータ、　（１２２）がブレーキ
用油圧ポンプ、　（１２３）がリリーフ弁、　（１２４
）が走行油圧ポンプ、　　（１２５）が走行油圧ポンプ
（１２４）に設けたブレーキ装置、　（１２６）　（１
２７）が主回路リリーフ弁、（１２８）がフラッシング
弁、　（１２９）がリリーフ弁、　（１３０）がフロン
トアクスル、　（１３１）がフロントタイヤ、　（１１
１２）　（１１２２）　（１１３２）がクイックジヨイ
ントである。

次に前記第１図乃至第１２図に示す移動式立体道路の作
用を具体的に説明する。第２図の状態から自走式モジュ
ール（Ａ）とセンターモジュールとを接続する（第３図
参照）。次いで自走式モジュール（Ａ）と非自走式モジ
ュール（Ｃ）　とを接続し。

非自走式モジュール（Ｃ）と非自走式モジュール（Ｅ）
とを接続する（第４図参照）。次に上記接続状態を具体
的に説明する。まず自走式モジュール（Ａ）のクイック
ジヨイント（１０５１）　（１０６１）（１０７１）と
非自走式モジュール（Ｃ）のクイックジヨイント（１０
５２）　（１０６２）　（１０７２）とを接続する。ま
た非自走式モジュール（Ｃ）のクイックジヨイント（１
１１１）　（１１２１）（１１３１）と非自走式モジュ
ール（Ｅ）のクイックジヨイント（１１１２）　（１１
２２）　（１１３２）とを接続する（第１２図参照）。

次いで非自走式モジュール（Ｅ）の走行油圧モータ（１
２４）のブレーキ装置（１２５）を作動状態にしくブレ
ーキ用油圧ポンプ（１２２）からブレーキ装置（１２５
）への圧油供給を零にして、ブレーキ装置（１２５）を
ＯＮの状態にし）、非自走式モジュール（Ｃ）の走行油
圧モータ（１０８）のブレーキ装置（１０９）を解除し
くブレーキ用油圧ポンプ（１０６）からブレーキ装置（
１０９）へ圧油を供給して、ブレーキ装置（１０９）を
ＯＦＦの状態にし）１次いで自走式モジュール（Ａ）の
油圧ポンプ（１０１）を起動し、同油圧ポンプ（１０１
）からの作動油を非自走式モジュール（Ｃ）の走行油圧
モータの油圧回路を介し同非自走式モジュール（Ｃ）の
走行油圧モータ（１０８）へ送って、同走行油圧モータ
（１０８）を回転し、その回転をフロントアクスル（１
１４）を介しフロントタイヤ（１１５）へ伝えて、同フ
ロントタイヤ（１１５）を回転し、同非自走式モジュー
ル（Ｃ）を自走式モジュール（Ａ）へ接近させて、互い
を接続する。次いで非自走式モジュール（Ｅ）の走行油
圧モータ（１２４）のブレーキ装置（１２５）を解除し
、非自走式モジュ−ル（Ｃ）の走行油圧モータ（１０８
）のブレーキ装置（１０９）を作動状態にし１次いで自
走式モジュール（Ａ）の油圧ポンプ（１０１）を起動し
１同油圧ポンプ（１０１）からの作動油を非自走式モジ
ュール（Ｃ）の走行油圧モータの油圧回路及び非自走式
モジュール（Ｅ）の走行油圧モータの油圧回路を介し同
非自走式モジュール（Ｅ）の走行油圧モータ（１２４）
へ送って、同走行油圧モータ（１２４）を回転し、その
回転をフロントアクスル（１３０）を介してフロントタ
イヤ（１３１）へ伝えて、同フロントタイヤ（１３１）
を回転し、同非自走式モジュール（Ｅ）を非自走式モジ
ュール（Ｃ）へ接近させて、互いを接続する。また自走
式モジュール（Ｂ）と非自走式モジュール（Ｄ）　（Ｆ
）とを接続するときも同じ要領で行う　（第５図乃至第
８図参照）。また上記連結状態を切り離すときには、上
記と逆の手順で行う。

（発明の効果） 本発明の移動式立体道路は前記のように自走式モジュー
ル及び各非自走式モジュールを現場に移動させたときに
、自走式モジュール（例えばモジュール（Ａ））に設け
た油圧ポンプの油圧回路と、同自走式モジュールに連結
される非モジュール（例えばモジュール（Ｃ））に設け
た走行油圧モータの油圧回路とを接続する。また同非自
走式モジュールの走行油圧モータの油圧回路と、同非自
走式モジュールに連結される非自走式モジュール（例え
ばモジュール（Ｅ））に設けた走行油圧モータの油圧回
路とを接続する。次いで非自走式モジュール（Ｅ）の走
行油圧モータのブレーキ装置を作動状態にし。

非自走式モジュール（Ｃ）の走行油圧モータのブレーキ
装置を解除し５次いで自走式モジュール（八）の油圧ポ
ンプを起動し、同油圧ポンプからの作動油を非自走式モ
ジュール（Ｃ）の走行油圧モータの油圧回路を介し同非
自走式モジュール（Ｃ）の走行油圧モータへ送って、同
走行油圧モータを回転し。

同非自走式モジュール（Ｃ）を自走式モジュール（Ａ）
へ接近させて、互いを接続する。次いで非自走式モジュ
ール（Ｅ）の走行油圧モータのブレーキ装置を解除し、
非自走式モジュール（Ｃ）の走行油圧モータのブレーキ
装置を作動状態にし１次いで自走式モジュール（Ａ）の
油圧ポンプを起動し、同油圧ポンプからの作動油を非自
走式モジュール（Ｃ）の走行油圧モータの油圧回路及び
非自走式モジュール（Ｅ）の走行油圧モータの油圧回路
を介し同非自走式モジュール（Ｅ）の走行油圧モータへ
送って、同走行油圧モータを回転し、同非自走式モジュ
ール（Ｅ）を非自走式モジュール（Ｃ）へ接近させて１
互いを接続する。また上記連結状態を切り離すときには
、上記と逆の手順で行うので、補修工事現場での据付け
を迅速に行うことができる。

また走行油圧モータのブレーキ装置を作動し、非自走式
モジュールの走行油圧モータを停止させて。

非自走式モジュールの走行油圧モータ用油圧回路を作動
油の給排用管路に利用するので、構造が簡単で、コスト
高を招かない効果がある。

以上本発明を実施例により説明したか、勿論本発明はこ
のような実施例だけに局限されるものでなく１本発明の
精神を逸脱しない範囲で種々の設計の改変を施しうるち
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第８図は本発明の移動式立体道路の接続状態
を示す説明図、第９図は自走式モジュールの油圧ポンプ
及び走行油圧モータ用油圧回路を示す油圧回路図、第１
０図は同自走式モジュールに連結される非自走式モジュ
ールの走行油圧モータ用油圧回路を示す油圧回路図、第
１１図は同非自走式モジュールに連結される非自走式モ
ジュールの走行油圧モータ用油圧回路を示す油圧回路図
。 第１２図は上記各油圧回路の接続状態を示す説明図、第
１３図乃至第１６図は従来の移動式立体道路を示す側面
図である。 （Ａ）　（Ｂ）・・・自走式モジュール、（Ｃ）〜（Ｆ
）　　・・・非自走式モジュール、　（１０１）・・・
自走式モジュールの油圧ポンプ、　（１０８）　（１２
４）　　・・・非自走式モジュールの走行用油圧モータ
、　（１０９）　（１２５）　　・・・走行用油圧モー
タ（１０８）　（１２４）のブレーキ装置。 復代理人弁理士岡本重文外２名 地９区 第１１図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央部から両端部に向かい低くなるように傾斜した移動
   式道路本体を複数のモジュールに分割し、中央部側の高
   床モジュールを自走可能にし、それ以外の各モジュール
   を現地まで動力車等により牽引される非自走式モジュー
   ルにした移動式立体道路において、前記自走式モジュー
   ルに設けた油圧ポンプの油圧回路と前記各非自走式モジ
   ュールに設けた走行油圧モータの油圧回路とを接続可能
   にし、同非自走式モジュールの走行油圧モータを停止さ
   せて同走行油圧モータの油圧回路を前記油圧ポンプから
   の作動油の給排用管路に利用するブレーキ装置を前記各
   非自走式モジュールの走行油圧モータに設けたことを特
   徴とする移動式立体道路。