JPS62260688A - ヨ−グルト容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 本発明は、熱可塑性素材のシー１−から形成され、カバ
ーの−Ｌ部と容器の端部にスズ箔を貼着することにより
密封できる、ヨーグル１へ容器およびそのカバーに関す
る。

（従来の技・術） 従来のこの種の容器においては、短時間の内に、機械に
、上り加熱されたヨーグル１へを注入し、カバーを取り
付は更に密封する為に、この注入されたヨーグルトが冷
却されるにしたがって容器内において圧力減少が生じこ
れにより次の様な問題があった。

即ち、密封された前記容器が他の製品と共に乱雑に詰め
込まれた場合、容器の側壁が容易に内方へ曲か−）でし
まったり、更には、前記スズ箔を破って容器を開ζする
際に、もしこの容器が何度も横倒しにされたりひどく傾
けられていた場合には、カバーと容器との間の密封性不
足の為に中味がこぼれ出すという問題があった。

（発明が解決すべき問題点ン 本発明の第１の目的は」二記の問題を解決することであ
る。

本発明の第２の目的は、密封性が良くしかも取り外しが
容易なカバーを提供することにある。

（問題点を解決するための手段） これらの目的を達成するため、本発明は、環状の段４／
ｅ突出部、側壁部及び平端部からなる中空の本体と、こ
の本体の−に方に挿入可能なカバーとを存する、熱可塑
性素材により形成されるヨーグルト容器であって、前記
容器の突出部と平端部との間に設けられた側壁部と、前
記カバーの側壁部と握り部との間に設４−１られな少な
くとも一つの溝とにより、前記カバーがその軸心に対し
て半径方向内方あるいは外方に弾性変形可能な外壁を存
していることを特徴とする。

（発明の効果） 本発明による構成の第１の利点は、容器の側壁が前述の
内方湾曲に十分耐える構造を存していることと、カバー
と容器との間の密封性が大幅に向−卜したことにある。

本発明の第２の利点は、前記カバーの取り外しが可能に
なった点にある。

本発明のその他の利点は以下の実施例及び図面を参照す
ることにより明らかとなるであろう。

（実施例） 図面は様々な大きさのものであるが、同じあるいは同等
の部材には同じ参照番号が付けられている。

第１図において、容器の略円錐台状の中空本体７は円形
底部８を有し、その」一方には環状の段状突出部９が設
けられ、カバー１６は挿入された時にこの突出部９上で
位置保持される様になっている。前記段状突出部９は、
円筒形ａ（１１壁部１０及び略円錐状側壁部１２を介し
て円形平端部１１の方へ延出している。

前記容器の内面の、前記側壁部１０及び１２がこれら壁
部１０．１２の交差部分を形成する周壁部２６に治って
互いに結合する所には、複数の凹部１３が形成されてい
る。これら凹部１３は互いに間隔を置いて配設され、そ
れぞれ前記周壁部２６の下方に位置する底部１４と、こ
の周壁部２６の上方で終端する」１方に向って先細り形
状の壁１５とを有している。

第２図において、前記容器は空の状態で積み重ねられた
時、それぞれの容器の前記凹部１３は、その下に位置す
る容器の前記端部１１の上に位置保持され、容器が取り
外し不可能な状態に積み重ねられることを防止する。更
に、これにより前記容器を、加熱されたヨーグルトを注
入したり、前記カバー１６を取り付けたり、容器を密封
したりするｆ７ｉｌ械に容器を的確に送り込むこと′が
可能になる。

上述と同様の目的の為に、前記カバー１６の中央及び周
辺部には円環状の中高部１７が設けられており、これら
も同様にカバー１６が取り外し不可能な状態に績み重ね
られるのを防止し、カバー１６を前記の機械に１１１：
給することを容易にする（ｔＥ用を有している。

前記カバー１６の中央部は、側壁１８と」二壁１９とを
備え、容器の前記端部１１の上方に少し延出する中空路
円錐台状の握り部により形成されている。

前記カバー１６の周辺部は、上方壁２２の方に向って収
束する二つの外壁２０．２１により形成されている。前
記外壁２０は、前記円環状中高部１７とともに前記外壁
２０を強化する中高部２３を有している。又、前記外壁
２０の下方部は前記周壁部２６よりも大きな直径を有し
ている。

、前記カバー１６の外壁２０と握り部１８．１つとの間
には、二つの円形１Ｎ４０．５０が形成され、これらの
消は共通の壁２１を有し、第１の講４０は下方に向って
開放され、第２の溝５０は上方に向って開放されている
。この第２の消５０は略円錐形状の底部２５を有し、こ
れは前記カバー１６の軸心方向の上方に向って収束して
いる。

前記本体７に加熱されたヨーグルトが満たされると、前
記カバー１６は容器の口部にはめこまれる（第２図中の
カバー１６の破線によって示された位置）。前記外壁２
０の下方部２４は前記略円錐状側壁部１２と接触し、こ
の下方部２４は、前記カバー１６の下降に伴って半径方
向内方に圧縮され、この゛上方部２４が前記円筒状側壁
部１０内に納まるまで内方に向って半径方向に圧縮され
る。

上記の作業中、容器内の空気は前記カバー１６により圧
縮されるが、前記外壁２０の下方部２４が前記凹部１３
の底部１４の丸みを帯びた端部に接触するまで、空気抜
きとして機能する前記凹部１３を通って排出される。こ
の時から前記下方部２４が前記突出部９に到達するまで
、容器内において高い圧力が発生ずる。

前記カバー１６が完全に位置固定された後、前記の機械
によりカバー１６の握り部」二端壁１９と容器の平端部
１１との上面にスズ箔（図示せず）を貼着することによ
り容器の密封が行なわれる。

この作業中において、前記握り部」二端壁１９にかかる
スズ箔からの圧力により、前記講５０の底部２５はほぼ
水平位置にまで移動させられ、これにより前記壁２１及
び２０は半径方向外方へと圧縮される。

その結果、カバー１６と容器との間の密封性が増加する
が、同時に前述の容器内の圧力も更に増加する。

この様に容器内の圧力を高くして内容物の冷却にともな
う減圧と相殺することができれば、容器の側壁がこの内
方湾曲に十分耐え得ることは明らかであろう。

又、必要ならば、前記突出部９と前記凹部１３の底部１
・１との間の間隔を大きくとり、例えば、前述の内容物
の冷却後の圧力増加を減らすことも可能である。

更に、前記スズ箔を破って容器を開けたり、あるいは容
器が万一水平位置にまて傾Ｈられな時に、一旦カバー１
６を取り外して、密封性を確かめてからもう一度カバー
１６を取り付けることも可能である。

−に連の暢造を有する容器は、たとえさかさまにされて
も内容物がこぼれ出ないことが実験によって確認された
。

本実施例において、前記中空本体７は略円錐台状て上向
きの形状を有しているが、本発明の範囲はこれに限定さ
れるものてはない。例えは、前記円形底部８を丸みを帯
びた角を有する多角形状に形成したり、前記側壁部１０
を上向きにして前記円形平端部１１の所で終端させても
良い。

第３図及び第４図において、容器及びそのカバー１６′
は、第１図及び第２図に示されたものと類ｆ１″Ｊ、の
略円錐台形状を有している。

前記容器の中空本体７は底部８を有ｊ−１その」−右部
には、第４図に示されている様に、空の１６み重ねられ
た容器間の分離部材である°円形段状突出部９′が設け
られている。この突出部９′は、特殊な形状を有する側
壁部を備えて端部１１の方に丸みを帯びている。そして
前記側壁部の一部分２８は］一方に延出し、外側折曲げ
部は円形突出Ｗｌ（２９を形成し、ここから円形部３２
か」一方に延出し略円錐形張り出し部３３の所で終端し
ている。

第４図において、前記円形突出部２つは、カバー１６′
の周壁３１の下端部３０のための座を構成し、前記周壁
３１は断面視で直線形状を有している。

容器を加熱されたヨーグルトで満たした後、前記カバー
１６′を挿入すると、容器とこのカッく−１６′との間
の密封性のために、容器内にお６ｔで圧力増加が発生ず
る。前記カバー１６′の周壁３１の下方部３０の直径は
、前記円形側壁部３２の直径よりも大きい。

又、第１及び第２図に図示して説明した実施例において
と同様にこの実施例においても、前記の圧力増加が内容
物の冷却中に生じる圧力減少を相殺する様になっている
。そして、この内容物冷却績の容器内の圧力増加を少な
くすることも同様に可能である。

第５図及び第６図に示すカバー１６″は第３図及び第４
図に示したものと部分的にのみ異ン（。

す、容器は第３図及び第４図に示したものと同じである
。

このカバー１６″の周辺部には、底部３４と円錐４Ｊと
１−向き側壁を備えた円形溝６０が配設され、これら側
壁の内、外周部の壁３５は、内壁３６のほぼ二倍の高さ
を有し、小さなフランジ部３７を備えて外側方向で終端
している。

前記内壁３６の上部は、−１一方へ収束する略円錐形状
の壁３８とともに、前記カバー１６″の握り部１８．１
つの方へ延出している。

前記壁３５の下部の直径は前記壁部３２の直径よりも大
きく、前記壁部３３の最大直径は前記フランジ部３７の
最大直径よりも小さい。この構成により、前記容器の側
壁部３２は、カバー１６′の前記壁３５の外面に半径方
向の圧力を加え、その上部の前記フランジ部３７とに了
り、すなわち二つの互いに離れた平面における密封性を
与えるのである。

この実施例における前述の内容１勿の冷却にともなう容
器内での圧力減少の相殺は、第３図及び第４図に図示し
た容器にお（ｊるのとほぼ同様の方法で行なわれる。

しかしながらここで特筆すべきことは、カバー１６″の
外周壁３５が上述の様に上向きの略円錐形状を有するこ
とによって、このカバー１６′′を手作業で容器内に納
めることが極めて容易になったことで゛ある。

第５図及び第６図に示したカバー１６″に関する記述か
ら、第１図及び第２図に示した様な容器や第５図及び第
６図に示したものと類似のカバーに想到することは容易
である。

前記カバー１６．１６′及び１６″それぞれの、前記溝
４０．５０及び６０の底部２２．２５及び３４と前記略
円錐形の壁３８に強化ラジアル・リブを配設することも
可能である。

又、前記カバー１６．１６′及び１６″のそれぞれの外
周壁は、この外周壁と前記中心握り部との間に一つ以上
の環状溝が設けられているので容器の内方あるいは外方
に向って弾性伸縮回部かつ半径方向に圧縮可能になって
いる。又、前記溝は上方及び（あるいは）下方において
開口している。

第７．８．１１．１２図において、カバー１６の握り部
は第１図に示したものと次の点で異なりている。即ち、
前記円形上端壁１９を前記溝５０の底部２５に接続する
握り部側壁１８′は下向きの略円錐形状を有している。

第７図及び第８図において、前記側壁１８′は、下に位
置するカバー１６の前記握り部上端壁上にシート・ハウ
ジングを形成する環状の段状突出部１７′を介して、前
記溝５０の底部２５の方へ丸みを帯びた形状を有してい
る。

使用者はこの様なカバー１６を有する容器の前記握り部
側壁１８′の部分を指の先で握ることになるが、この側
壁１８′は下方に収束する円錐形状を有しているため、
カバー１６を′確実に握ることができ、しかもこれを軸
心方向に引き抜くことでカバー１６を非常に容易に取り
外すことが可能である。

前述の様に容器を握る際、使用者は前記壁１８′の下部
を集中的に押すことになるが、これによりカバー１６の
前記外周壁の前述の外側への半径方向の圧力は減少し、
その結果カバー１６の取り外し作業は更に容易なものと
なる。

第１１図において、前記握り部の略円錐状側壁１８′は
、下方に位置するカバー１６の前記溝５０の前記底部２
５のハウジング・シートを形成する内方段状突出部１７
″を介して前記握り部上端壁の方に丸みを帯びている。

第１２図においては、第７図及び第１１図にそれぞれ図
示した前記握り部の略円錐状側壁１８′の段状突出部１
７′及び１７″の両方が図示されている。

第１１図及び第１２図に示されたカバー１６の握り部は
、容器内に位置保持されたカバー１６の取り外し作業に
関する限り、第７図及び第８図に示したカバー１６の握
り部と同じ機能を有している。

第９図及び第１０図において、握り部は、三つの弓状の
凹部によって分割された外周からなる三つの弓状部によ
り形成された上端壁１９′、三つの下側及び外側路用錐
状部により形成された側壁１８″そしてこの側壁を分離
ししかも前記カバー１６の軸心に向って収束する縦溝１
８″′から構成されている。前記弓状部１８″及び前記
縦溝１８””は環状の段状突出部１７”’を介して前記
溝５０の底部２５の方に丸みを帯びている。又、前記段
状突出部１７′′″は、下方に位置する同様のカバー１
６の上端壁に重なるカバー１６のハウジング・シー１〜
を形成する。又、前記ｍ？１Ｉｔ１８”′により、使用
者は親指、人指し指及び中指で前記握り部を掴むことが
でき、そしてこれにより使用者は容器に納まった前記カ
バー１６を前記軸心回りにねじり移動させることができ
るので、カバー１６の取り外し作業は更に容易になる。

なお、図示はしないが、第７図ないし第１２図に示して
説明した握り部は、その基本的特徴を変えることなく、
前述のカバー１６′及び１６″に用いることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は横断面を示すためにその一部を破断された容器
とそのカバーの正面図、第２図は他の容器上に積み重ね
られた状態における前記容器の第１図の緑２−２に沿っ
た部分横断面図、第３図及び第４図は第１図及び第２図
に示したものと類似の第２実施、例を示す図、第５図及
び第６図は第１図及び第２図に示したものと類似の第３
実施例を示す図、第７図及び第８図はそれぞれ別実施例
による握り部を備えた第１図に示したカバーと類似の別
の実施例を示す断面図及び」二面図、第９図及び第１０
図は第７図及び第８図に示したものと類似の前記握り部
の更に別の実施例を示す断面図及び」二面図、そして第
１１図及び第１２図は更に別の実施例による握り部を備
えた第７図及び第８図に示されたものと類似の二つのカ
バ′−の断面図である。 ７・・・中空の本体、１６．１６″　・・・カバー、４
０．５０．６０・・・講。 Ｆｉｇ、７　　　　　　　　　　Ｆｉｇ、９Ｆｊｇ、８
　　　　　　　　　　　Ｆｉｇ、　１０Ｆｉｇ、　１１ Ｆｉｇ、　１２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、環状の段状突出部、側壁部及び平端部からなる中空
   の本体と、この本体の上方に挿入可能なカバーとを有す
   る、熱可塑性素材により形成されるヨーグルト容器であ
   って、前記容器の突出部と平端部との間に設けられた側
   壁部と、前記カバーの側壁部と握り部との間に設けられ
   た少なくとも一つの溝とにより、前記カバーがその軸心
   に対して半径方向内方あるいは外方に弾性変形可能な外
   壁を有していることを特徴とする容器。 ２、前記カバーの溝が下方で開口する溝と上方で開口す
   る溝とを有し、前記外壁がこれら両溝に共通で、前記カ
   バーの軸心からカバー最外側の外壁の端部までの距離が
   、前記容器の側壁部の前記軸心からの距離よりも大きい
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の容器。 ３、前記容器の側壁部が互いに接続する所に、複数の凹
   部が互いに間隔を置いて形成され、これらの凹部がそれ
   ぞれ底部及び上向きの先細り壁を有し、しかも積み重ね
   られた空の容器間の分離部材を構成することを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の容器。 ４、前記カバーの溝が下方で開口する溝と上方で開口す
   る溝とを有し、前記外壁がこれら両溝に共通で、前記カ
   バーの軸心からカバー最外側の外壁の端部までの距離が
   、前記容器の側壁部の前記軸心からの距離よりも大く、
   かつ最外側の外壁が断面視で直線形状を有することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の容器。 ５、前記カバーの溝が上方で開口し、前記カバーの外壁
   のフランジ付き端部までの距離が前記中空本体の軸心か
   ら前記側壁部の下端部までの距離よりも大きく、前記中
   空本体から前記側壁部までの距離が前記カバーから前記
   外壁の下端部までの距離よりも小さいことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の容器。 ６、前記握り部が、円形上端壁部及び段状突出部により
   前記溝の底部の方へ丸みを帯びた略円錐形の下向き先細
   り壁を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の容器。 ７、前記握り部が、内向きで環状の段状突出部により円
   形上端壁の方へ丸みを帯びた下向きの略円錐形側壁を有
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の容
   器。 ８、前記握り部が、外向きで環状の段状突出部により前
   記溝の前記底部の方へ、しかも、内向きで環状の段状突
   出部により前記上端壁の方へ丸みを帯びた下向き略円錐
   形側壁を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   に記載の容器。 ９、前記握り部が、その外周を三つの弓状凹部によって
   区切られた三つの弓状部材により外形を形成された上端
   壁、前記カバーの軸心の方に向って先細り状の三つの下
   向き略円錐形縦溝により区切られた三つの上向き略円錐
   形部により形成された側壁を有し、前記略円錐形部及び
   前記縦溝が環状の段状突出部により前記溝の前記底部の
   方に丸みを帯びていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の容器。