JPS62259545A - 軟らかい大豆油充填クリ−ム組成物 - Google Patents

軟らかい大豆油充填クリ−ム組成物

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JPS62259545A
JPS62259545A JP62056949A JP5694987A JPS62259545A JP S62259545 A JPS62259545 A JP S62259545A JP 62056949 A JP62056949 A JP 62056949A JP 5694987 A JP5694987 A JP 5694987A JP S62259545 A JPS62259545 A JP S62259545A
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JP
Japan
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oil
cream
weight
composition
filling
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JP62056949A
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English (en)
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サムエル ジョセフ ポーセロ
ジェイムス ミカエル ハンス
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Original Assignee
Nabisco Brands Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L9/00Puddings; Cream substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L9/20Cream substitutes

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は焼上げ製品用の充填クリーム、この充填クリー
ムを製造する方法及びこの充填クリ−ムを含む製品に関
する。
〔従来の技術〕
充填クリームは焼上げ製品及びその他の食品において種
々の方法で用いられている。一般的な用途は充填クリー
ムを焼上げた練粉菓子の中に注入によって挿入すること
である。もう一つの一般的な方法は充填クリームを2枚
のクツキーベースケーキの間でサンドイッチ材料として
、または積層物として使用することである。充填クリー
ム組成物は一般に蔗糖または他の砂糖と蔗糖とを組合せ
たもの、香料及び油脂からなる。
充填クリームの組成物の成分を変えた場合に充填クリー
ムの極めて性質の異なったものをもたらし得る。砂糖の
種々の組合せは大量に食べるためには甘すぎる充填クリ
ームになってしまった如、またはもし人工甘味料を用い
る場合にはその充填クリームはそれを食べたものに苦過
ぎる味覚を与える場合がある。
充填クリームに用いられる油または脂肪は単一油脂であ
っても、あるいはまた油や脂肪の混合物であってもよい
。本発明の目的には「油性組成物」は充填組成物におい
て用いられる如何なる油または脂肪あるいはそれらの混
合物をも意味するものである。サンドイッチクツキーの
ための充填クリームに用いられる望ましい油性組成物は
硬質であるが、しかしながら通常の貯蔵温度においては
軟かくて°°展延可能″な性状のものである。望ましい
油性組成物は泡立て及び空気混入過程の間に充填クリー
ムに軽くて緻密な生地をもたらすような良好な泡立て特
性及びクリーミング特性を有している必要がある。
また望ましい油性組成物は同様にほとんどあと口を残さ
ない口あたりのよい香味を有し且つそれを食べた時に体
温において迅速に溶解するような充填クリームを形成す
るものである。市販の充填クリームにおいて用いられる
油性組成物は良好な貯蔵性を有している必要がある。
充填クリームが低い温度において高い固体脂肪含有量を
有し、且つ体温以上の温度においては近似的に固体脂肪
含有量を有しないような短かい「塑性領域」を有するの
が望ましい。この組成領域の語は充填クリームの脂肪ま
たは油性組成物が完全に固体ではなくまた完全に液体で
もないような温度範囲をさす。この範囲において充填ク
リームの脂肪は柔軟であるけれども完全に流動状ではな
い。典型的な充填クリームの一つは大豆油をベースとし
た油性組成物と砂糖とから製造される。油性組成物の泡
立て特性または空気混入特性はその油性組成物がその中
に空気を保持する能力である。油性組成物が約95°F
の温度において混合される際に空気をこの油性組成物中
に分散混入する。この空気は好ましくは充填クリームに
よって室温において数ケ月間保持される。油性組成物に
おける望ましい泡立て特性または空気混入特性は充填ク
リームを食べた時に口に”軽い”充填クリームをもたら
す。充填クリームの軽い性質は泡立てたクリーム製品を
マーガリンtのような固体脂肪製品と比較することによ
ってもっともよく理解される。固体脂肪製品は舌の上で
ゆっくりと融解して油性の被膜をもたらす。泡立てたク
リームは迅速に溶解してほとんどまたは全くあと口を残
さない。空気混入はまたその充填クリームの硬さをコン
トロールする。一般に充填クリームの空気混入割合を増
大させることはその軟らかさを上昇させる。油性組成物
の特性はその組成物中の油や脂肪の種類を変えることな
く変化させることができる。これはその油の水添量を変
化させ、その組成物の種々の油の比率を互いに変化させ
、またそれら油のフラクショネーションの量を変化させ
ることによって行われる。水素添加またはフラクショネ
ーションを増大させることは一般に油性組成物により大
きな可塑性リツシングカンパニー刊行、第2版(198
3)〕があげられる。
クツキー製造の技術分野において知られている充填クリ
ーム組成物は通常例えば大豆油のような安価な油または
脂肪より作られ、そして硬い充填クリームに達するよう
に加工され、この充填クリームは高温度を用いることな
(クツキーのベースケーキに適用することができる。こ
れらの充填クリームは次に冷却装置中で急速に固化させ
てその固体の状態を3ケ月以上の貯蔵期間にわたって保
持する。良好な貯蔵特性または棚ざらし安定性はしばし
ば望ましい口あたり特性を犠牲にして達成される。その
結果、従来の安価な油脂で作られてサンドイッチクツキ
ーに用いられる充填クリームは油性またはワックス様の
あと口を残し、そして体温において固体のま〜、または
部分的に固体のま〜に保たれる。
充填クリームの棚ざらし有効期間はその油性組成物の中
に酸化防止剤を加えることによって改善することができ
る。酸化防止剤はその充填クリーム中に存在する油脂の
腐敗に伴う望ましくない香りや臭気の生ずるのを防止す
る。市販の充填クリームには3ないし9ケ月の棚ざらし
寿命が望ましい。望ましい棚ざらし寿命特性または棚ざ
らし安定性は組成物構造の劣化、微生物による分解、香
気または色の劣化に対する抵抗性を含む。
kidger  氏に与えられた米国特許第3,244
,536号公報はサンドイッチクツキーに用いられる従
来型の充填クリームの製造方法を記述している。
この発明において用いられる油性組成物は二つの成分を
含んでいる。その第1成分はC18脂肪酸の高い含有量
を含む市販の水素添加脂肪である。植物油含有成分であ
るその第2成分は高い割合のラウリン酸を有している。
これら二つの成分を混合してエステル交換反応を行わせ
る。
この発明においては第一成分としてすべての獣脂または
植物油を使用することができる。タロウ及びラードがそ
の第2成分として用いるのに好ましい。第一成分として
用いられる植物油としてはそのいくつかの具体例におい
てココナツ油及びパームナツト油があげられている。
Ll oyd等に与えられた米国特許第2,359,2
28号公報はクリーム中に澱粉転化シロップ乾燥物を加
えることによって達成される良好な貯蔵特性を有する充
填クリームを開示している。デキストローズを乾燥高温
シロップで置き換えることによって口ざわりの荒い充填
クリームを形成することなく、その最終クツキー製品内
の湿分含有量が安定化される。
Gaffeny等に与えられた米国特許第4,410,
552号公報は充填クリームの1例を開示している。
この特許においては充填クリームはチョコレートキャン
ディに使用され、この中で油性組成物は口ざわりを改善
しまたは良好にするように変えられている。
この発明において用いられる材料は脂肪、糖類、水及び
いくつかのコロイド物質の組合せである、この組合せを
混合し一緒に泡立てさせ4半可塑性マスにする。そして
得られたクリーム充填物は粘着性でもなく、または脂肪
状でもないような生地を有すると述べられている。
Suggs等に与えられた米国特許第4,310,55
7号公報は充填クリームその他の製品を作り出すのに重
要な食品乳化剤を開示している。それらの乳化剤は軽い
生地の製品を作ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は室温において軟かいけれども故意に悪条件をシ
ュミュレートした輸送条件の下で構造的に安定であるよ
うなサンドイッチクツキーその他の食品とともに用いら
れる軟かい充填クリームを提供しようとするものである
。この充填クリームは口ざわりが粗くなくてなめらかな
生地を有し、そしてこれを食べた時に迅速に6消え去る
パ特性を有している。こ匁で云う”消え去る”性質とは
その充填クリームが口中で溶解する速度の知覚を意味す
る。この迅速に消え去る性質を持った充填クリームは専
門の味覚検査員によってワックス様または油性のあと味
を残すことなく日中で溶解し、融解し、固体から液体に
変化し、あるいは迅速にまたは急速に日中で消え去ると
知覚されるようなものである。
本発明に従う充填クリームにおいては80°Fにおいて
約9係から約20チまで、92°Fにおいて約4係から
約11チまで、そして100−Fにおいて約1係から約
4係までの固体脂肪インデックスを有する油性組成物が
安定で軟らかな生地を与えるのに用いられている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に従う充填クリームは砂糖及び好ましくは香料と
混合された大豆油含有油性組成物よりなる。この油性組
成物は80°Fにおいて約9チから約20%まで、92
°Fにおいて約4チから約11%まで、そして100°
Fにおいて約1係から約4係までの固体脂肪インデック
スを有している。各成分は空気混入され且つ撹拌されて
、約0.70から約120までの比重、好ましくは約0
.77から約1.0まで、もっとも好ましくは約0.8
5から約0.95までの比重を有する組成物を形成する
。本発明に従う充填クリームは室温において柔らかであ
るが、悪条件にシミュレートした輸送条件にされた時に
も構造的に安定である。
本発明に従う充填クリームは粗い口ざわりがなくてなめ
らかな生地を有し、そして6迅速に消え去る″性質を有
している。この油性組成物の迅速な融解は砂糖や他の香
料成分が舌の表面をすみやかに覆って迅速な香味感覚を
もたらすことを可能にする。この油性組成物は好ましく
はβ′結晶構造をそのもつとも安定な状態において有す
る植物油とβ結晶構造をそのもつとも安定な状態におい
て有する植物油とからなる。
〔作用〕
本発明に従う充填クリームは砂糖及び大豆油含有油性組
成物からなる。その油性組成物は(イ)80°Fにおい
て約9から約20係まで、好ましくは約11から約15
係まで、(ロ)92°Fにおいて約4係から約11係ま
で、好ましくは約5係から約8係まで、そして(ハ)1
00°Fにおいて約1係から約4%まで、好ましくは約
1%がら約3係までの固体脂肪インデックスを有する。
このような範囲内の種々の固体脂肪インデックスにおい
てその充填クリームはより高い固体脂肪インデックスを
有する油性組成物を用いて作られた充填クリームよりも
実質的により柔らかで構造的安定性は悪条件にシミュレ
ートした輸送条件にさらした場合に柔らかさの実質的な
上昇にとって予想できなかった程に高い。固体脂肪イン
デックスが上述の範囲以下に低下したならばこの悪条件
にシミュレートされた輸送条件のもとで安定性は急速に
低下する。
本発明に従う充填クリームはまた、よりすみやかに消え
去る性質をも有し、そして粗らさのないなめらかな口ざ
わりをもたらす。その油性組成物は約1.5よりも低い
固体脂肪インデックスを有する必要があるが、好ましく
はワックス様の口ざわりを与えることなくその充填りI
J−ムの安定性に貢献するように104°Fにおいて少
なくとも約0.3以上を有するのがよい。油性組成物の
固体脂肪インデックスは70°Fで軟らかい生地に貢献
するため、そしてサンドインチ係から約27係までであ
るのがよい。70°Fにおける固体脂肪インデックスを
上昇させることはベースケーキの上に載せる際の充填ク
リームの射影成性に逆の影響を及ぼす場合があり、ある
いはまた充填クリームの固化に必要な時間を増大させる
場合がある。その流動性は、ベースケーキの上にクリー
ムを載せる時に、あるいはまた第2のベースケーキをそ
のすでに載っている充填クリームの上に置(時にそのク
リームの形状が保持されるような積層物を形成するため
には高すぎることになることがある。油性組成物の固体
脂肪インデックスは好ましくはso°Fにおいて約31
から約51チまで、より好ましくは約40%から約47
係までであるのが適当である。
大豆油及び1つ以上の他の油脂を含み且つ前述の範囲に
従う固体脂肪インデックスを有する油性組成物は種々の
原材料から得ることができる。適当な油性組成物はフラ
クショネーションされているかまたはフラクショネーシ
ョンされていない油及び種々の水素添加度を有する油の
多くの混合物を有することができる。
好ましい油性組成物は大豆油及びパームナツト油のみよ
りなるか、またはそれらと綿実油との組合せよシなるも
のである。それらの油の各々は好ましく部分水素添加さ
れ、フラクショネーションされ、そしてエステル交換反
応を受けたものであるのがよい。大豆油の量はその油性
組成物の全重量について適切には約10重量%から約5
5重量%までである。大豆油を完全に置き換えることは
他の油脂の費用を上昇させるために好ましくない。大豆
油だけを用いることは一般にワックス様の口ざわりをも
たらす。大豆油とパームナツト油とは適切には両者の混
合気の合計を100重量係置部れば約45チから約55
係までの大豆油と約55係から約45係までのパームナ
ツト油との相対的割合で用いられる。このような組成物
中で大豆油ステアリンは100°Cにおいて約1条から
約3係までの固体脂肪インデックスを得るため、及びワ
ックス様の口ざわりを除(ために綿実油ステアリンで係
から約3係までを約141°Fから約147°Fの融点
を有する大豆油ステアリンのはy等量または僅かに少な
い量と置き換えるために用いられる。この綿実油ステア
リンの重量%の値はその油性組成物の全重量についての
値である。綿実油ステアリンは大豆油ステアリンに比し
てより低い融点の共融混合物または共融体を形成し、あ
るいはまた安定で低融点の結晶形を形成する ・・のを
促進すると信じられる。適当な綿実油の量は約25係か
ら約75%までである。好ましい油性組成物の一つは合
計して100チのうち約40重量%から約60重量%ま
での綿実油と、約33重量%から約18重量%までの大
豆油と、及び約18重量%から約33重量%までのパー
ムナツト油とよりなる。
一般に綿実油単一ではs o°F 、 92°F 、及
び100°Fにおいて、そして典型的にはまた70下と
104°Fとにおいて上記三つの植物油よりなる油性組
成物よりも高い固体脂肪インデックスを有する。好まし
い綿実油の一つは70°Fにおいて約31係から約33
%まで、80°Fにおいて約25係から約28係まで、
92°Fにおいて約15係から約18係まで、100°
Fにおいて約6係から約7チまで、そして104°Fに
おいて約2係から約4t10)までの固体脂肪インデッ
クスを有する。上記綿実油を組合せて含んでいてもよい
パームナツト油と大豆油との好ましい混合物の一つは5
0°Fにおいて約46係から約52係まで、70’T’
において約26係から約33係まで、80°Fにおいて
約9係から約15係まで、92°Fにおいて約o1から
約5チまで、そして100°Fにおいて1係未満の固体
脂肪イン綿実油はそれらの他の植物油との低&A−共融
すると信じられる。(イ)例えば〆結晶構造をそのもつ
とも安定な状態において有する綿実油のよ−24= 植物油と仲)例えばβ結晶構造をそのもつとも安定な状
態において有するパームナツト油や大豆油のような植物
油とを使用することはβ型結晶だけを使用する場合より
もよりなめらかな口ざわり及びβ′型結晶のみを使用す
る場合よりもよ如柔かな生地をもたらす。一般にβ型結
晶はβ′型の結晶よりも粗らくこれがなめらかさの低い
生地を与える傾向を有する。しかしながらβ′型結晶は
より良好に充填される傾向がありこれが密度を上昇させ
る。β′型結晶とβ型結晶との混合物はβ型結晶の充填
を阻害してそれにより柔かさを増大するのであろう。
上述のパームナツト油、綿実油または大豆油をそれぞれ
全部または部分的に置き換えることのできる他の植物油
としては(イ)β′型結晶構造をそのもつとも安定な状
態において有する椰子油及び菜種油、そして(ロ)β型
結晶構造をそのもつとも安定な状態において有するココ
ナツ油及びひまわり油があげられる。
油性組成物は砂糖やその他の成分をこの油性組成物中に
混合するのを助けるために例えばポリグリセロールエス
テルのような乳化剤を副次的量で、もしこれが充填クリ
ームの成形容易性やセットアツプ時間に悪影響を及ぼさ
ない限り包含することができる。
用いられる砂糖は典型的には蔗糖ではあるけれども蔗糖
と他の糖類、例えばフルクトース、デキストローズ、ラ
クトース及びそれらの混合物と組合せたものであること
もできる。砂糖と油性組成物の合計重量について約40
重量%よりも少ない油性組成物及び約60重量%よりも
多い砂糖を含む充填クリームはこれが(1)その油性組
成物の比較的高い費用と(2)その油性組成物の下記に
おける貯蔵や輸送に際しての温度において融解してしま
う危険とを考慮してより好ましい。その油性組成物が融
解するような場合には油の保持性を高め且つその充填ク
リームや焼上げた製品の構造を保つためにより多量の砂
糖が被覆のために使用できよう。
しかしながら油性組成物の重量%が低下した時はその充
填物は一般にその砂糖の粒度が上昇すればより低いクリ
ーム化性とより粗い口当りとが知覚される。油性組成物
の重量%が低い時にクリーミイで粗くない生地を提供す
るためには(1)その砂糖は予めよく擦りつぶされてい
るかまたはその砂糖と油性組成物との混合物が擦りつぶ
されているのがよく、そして(2)その油性組成物はこ
の油性組成物と砂糖との合計重量基準で少なくとも約3
2重量%以上であるべきである。その充填クリーム組成
物はもつとも好ましくはこの磨砕した砂糖と油性組成物
との合計重量について約36重量%から38重量置部で
の油性組成物と約62重量%から約34重量%までの磨
砕した砂糖とからなるのがよい。この砂糖のチの値は蔗
糖単独または蔗糖とフルクトース、テキストローズまた
はラクトースのような他の砂糖との混合物についての値
である。価格は若干高(なるけれども、冬期においては
クリーミイな生地と迅速に消え去る性質とを有する充填
クリームを得るために40重量%以上の油性組成物をよ
り粗い砂糖と共に用いることができる。このクリーム充
填物中の約45係よりも多い油性組成物は一般にこのク
リーム充填物を食べた時に濃厚すぎるかまたは重く感じ
させるようになる。砂糖は空気混入、撹拌及び冷却に先
立ってその油性組成物の中に篩込まれる。微粒状化した
卓上砂糖のような市販で入手できる砂糖あるいは4X、
6X、IOXまたは12Xの砂糖、又はそれらの砂糖の
混合物を本発明において使用することができる。しかし
ながら粗粒の砂糖を微細粒度に粉砕するのがIOXある
いは更に細かな砂糖を使用するよりも経済的である。微
粒糖または粉末糖は充填クリームに使用するに先立って
の貯蔵に際して団塊化する傾向がある。好ましい砂糖の
粒度は200メツシユ(約74ミクロン)の篩の上の残
留物が2チ未満であって325メツシユ(約44ミクロ
ン)の篩の上の残留物が16チ未満であるようなもので
ある。100メツシユの篩(約150ミクロン)の上に
残留する割合が0.5係未満であるのも好ましい。粗い
舌ざわりでなくてなめらかな充填クリームの生地を得る
ために中でもその充填組成物が油性組成物と砂糖との合
計重量について36チから約38係の油性組成物を含む
場合には40ミクロン未満の粒度がもつとも好ましい。
本発明に従う充填クリームはこのクリームの成形性、セ
ットアツプ時間、柔らかさまたはなめらかさに悪影響を
与えないような種々の添加物を含むことができる。使用
することのできる添加物の例としては、濃厚化剤、安定
化剤、香料及びそれらの混合物があげられる。望ましい
濃厚化剤の一つは脱脂粉乳であってこれは充填クリーム
の重量について約3係と約10チとの間の量で加えるこ
とができる。脱脂粉乳の量が多すぎるとその充填クリー
ムの最終的生地が粗い口ざわりのものとなる場合がある
。濃厚化剤の存在しないことは充填クリームの迅速に消
え去る性質に別設悪い影響を及ぼすものではない。
デキストローズ及び/又は可食性のフユーズドシリカを
充填クリームの重量について約10重量%までの量でこ
の充填クリームの安定化剤として使用することができる
。約5係以上の量ではデキストローズは、その充填クリ
ームに、これを食べた時に冷たく感する性質を与える。
充填クリームに加えることのできる香料の適当な量はこ
の充填クリームの重量について約1重量部までの範囲で
ある。使用可能な典型的な香味成分ハ、バニラ、チョコ
レート、コーヒー及びペパーミントである。種々の適当
な香味成分及びエキス製品は市販で入手可能である。バ
ニラが好ましい香料である。
レシチンは充填クリームスラリーの流動性を改善する加
工助剤として従来から用いられている。しかしながら本
発明に従う充填クリームにおいてはこれは不必要である
本発明に従う充填クリームは先づ最初油性組成物を約1
(15Fと約120°Fとの間の温度に加熱することに
よって作ることができる。種々の香味剤及び例えば脱脂
粉乳のような非糖成分をその加熱された油性組成物に加
える。次に砂糖をこの混合物に加える。砂糖はこの油性
組成物中に溶解しないが、懸濁液を形成するように撹拌
しながら加える。
この油、砂糖及び各添加剤の混合物に空気を混入して同
時にこれを撹拌する。空気の混入または空気分散段階が
開始されたならばその混合物の温度を低下させてその油
性組成物の充分な結晶化を促進させ、それによって充填
クリーム積層物を形成し易くする。温度は約80°F以
下、典型的には約78°F以下まで低下させる。この混
合物の温度の低下は約5分間以内に行い、そしてこれは
三つ以上の温度低下帯域を有する混合機械中でもつとも
よ〈実施することができる。
このような混合機はその混合物または充填クリーム組成
物の温度を低下させることによってその充填クリーム中
に高濃度でβ′型の脂肪結晶を作り出す。β′型の脂肪
結晶は充填クリームに安定な空気分散性を与える。
空気分散段階は充填クリーム組成物を撹拌して冷却する
ことを包含するが、これはその充填クリームの比重を約
0.70から約12までの範囲内で調節するのに用いら
れる。砂糖及びその他の成分の上記加熱された油性組成
物への添加はその充填クリーム組成物の「スラリー」の
温度を95°Fと100’Pとの間の温度まで低下させ
る。この温度において充填クリーム組成物は約1.20
以上で約1.3までの比重を有する。この空気分散過程
及びスラリーの急速撹拌又は泡立ては約0.70から約
1.20までの比重の充填クリームを得るために行なわ
れる。この充填クリーム中の空気の濃度が上昇するにつ
れて、即ち比重が低下するにつれて、迅速に消え去る性
質及び軟かさが上昇し、そしてシビアな条件にシミュレ
ートさせた輸送条件の下での安定性が減少する。充填ク
リームの好ましい比重は約077から約1.0まで、よ
り好ましくは約0.85から約0.95までである。
本発明に従う充填クリームと共に用いられるベースケー
キ又はクツキー片はなんらかの特別な配合物から作られ
る必要はない。軟かいベースケーキはこれを食べた時に
より容易にかみ切ることができる。硬いベースケーキは
かみ切るのに抵抗する傾向を有して、充填クリームがそ
のサンドイッチクッキーの両側から絞り出される一可能
性がある。本発明に従い大豆油を用いて作られた充填ク
リームの硬さはそのクツキーを食べた時にこの充填クリ
ームがベースケーキの間から絞り出されるのに充分に抵
抗する。
あるベースケーキにおいては長期間の貯蔵の間に充填ク
リームから油分がケーキ中に浸み出すことが起こる場合
がある。この問題はベースケーキの配合を変えてショー
トニング又は油分をより少なく含むようにすることによ
って減少させ、又は除くことができる。クツキーの製造
の後で充填クリームから油がそのベースケーキの中に進
入してそのベースケーキ中に好ましい油濃度をもたらす
。この油の進入は数日間又は数週間の期間にわたって進
行する。またこれと異なって、充填クリームをのせるベ
ースケーキ塗膜を施し、あるいはワックスを塗覆しても
良い。このような塗覆は充填クリームから油が浸み出す
のに対する障壁の役目をする。
〔実施例〕
以下本発明をいくつかの実施例によって更に説明する。
これらの実施例において特に指摘しない限りパーセント
及び部の記載は重量基準のものであり、そして全ての温
度は華氏の温度である。
実施例 1 下記の成分を用いて充填クリームを作った。
蔗糖 6X       166   1.0油性組成
物     100   0 バニリン        024に の油性組成物は(イ)大豆油並びにパームナツト油の混
合物約50重量%と、及び(ロ)綿実油約50重量%と
の混合物であった。上記の大豆油とパームナツト油との
混合物はほぼ等しい重量部の大豆油とパームナツト油よ
り成っていた。
これらの混合油、綿実油及び油性組成物についての固体
脂肪インデックスC3FI)及びメツトラ−ドロップ点
(Mettler Drop Po1nt)は下記の通
りであった。
s o°F−■SFI    47.9   45,3
   41.070″l’  //     28.4
   31,8   21.480°F  //   
  11.4   26,5   15.092°F 
 //     3.0   16.3    7.4
100″°F //     0.7   6.4  
  1.4104hF21/     0.2   2
.8    0.4ドロップ点(°F)     91
.6    104.2     1(15.1上記の
油性組成物を撹拌しながら約110ないし115°Fに
加熱した。この加熱した油にバニリンを加えた。この混
合物に撹拌を続けなから6X砂糖を加えた。得られたス
ラリーは約104Fの温度であった。この砂糖を油性組
成物中に懸濁させる際に空気の混合分散を急速な同時的
撹拌並びにその組成物の約79°Fへの冷却と共に開始
した。この空気分散混合及び撹拌を充填クリームが約1
(31の比重を得るまで継続した。空気が分散、撹拌及
び冷却はVotator冷却混合機中で行なった。次に
その充填クリームを温度コントロールされたサンドイッ
チ製造装置へ送りこんでこの充填クリームの実際のサン
ドイッチクツキー製造ラインの上で下側ベースクツキー
の上にのせた。そのようにしてのせられた充填クリーム
の上に上側ベースクツキーを置いてサンドイッチクツキ
ーを形成した。これらのクツキーは包装した温度コント
ロールされた部屋の中で貯蔵した。
柔らかさの測定は約77°Fにおいて、製造から約1ケ
月間にわたり貯蔵した試料について行なった。これらの
試料は貯蔵から取り出して直ちに試験した。それぞれ約
33個のクツキーから1個のベースケーキを取出してそ
の曝露された充填クリームについてLFRAインストロ
ン測定を行なった。充填クリームの厚さは約%インチで
あった。LFRA測定は各クツキーの曝露されて円型に
成形した充填クリームのほぼ中心に向かって約1#Im
/SeCの速度で約31FLmの距離を移動する4 m
mの球形プローブを用いて行なった。
測定されたLFRAの平均値は第1表に挙げである。
いくつかの包装されたクツキーはまた悪条件にシミュレ
ートされた輸送条件でテストした。
製造の後4日後に、室温に保たれた6梱包のクツキーに
ついて最初の積み上げ高さ測定を、各梱包内の右側の積
み重ね列(ラベルを上向きにした)の積み重ね高さを測
定することによって行なった。各梱包に1積み重ね列当
たり11個のクツキーを有する3つの重ね列を含んでい
た。
これら6梱包を温度制御された貯蔵室に置いた。
この貯蔵室は約100°Fに保たれており、そしてそれ
らのクツキーは一晩放置して等温にした。
次に日にそれらの梱包を貯蔵室から取出し、そして直ち
にλ動テーブルに垂直の位置に固定した。このテーブル
と各梱包とは30分間にわたリ1. OGにおいて11
〜12Hzで振動させた。
それらの梱包は室温と等温になるまで静置し、そしてク
ツキーの右側積み重ね列の積み重ね高さを測定した。平
均初期の積み重ね高さ、平均積み重ね高さ損失グこの積
み重ね高さ損失の損失量の範囲及び6個の試料について
の平均積み重ね高さ損失を第2表に示す。
実施例 2 充填クリームを作るのに用いた各成分及びそれらの量は
実施例1において用いたのと同じであるが、但し実施例
1において用いた油性組成物100ポンドの代わりに、
大豆油とパームナツト油との等重量部混合物である油性
組成物100ボンドを用いた。この油性組成物について
の固体脂肪インデックス(SFI)及びメツトラ−ドロ
ップ点は次の通りであった。
50°FでのSFI     46.470下   〃
          26780°F    //  
         12.292下   〃6,2 100下  〃23 104°F   //            1.4
ドロップ点(°F)         99.9クツキ
ーを作り、梱包し、そして貯蔵して柔軟性の測定及び悪
条件下にシミュレートした輸送条件におけるテストを実
施例1におけると同様に実施したが、但しこの場合には
(イ)空気分散させたスラリーを79°Fではな(76
°Fに冷却したこと及び(ロ)この充填クリームの比重
が1.(31ではなくて約0.95であったことが異な
っている。柔らかさ測定において得られた平均LFRA
測定値は第1表に挙げである。梱包したクツキーを悪条
件下にシミュレートした輸送条件でテストして得られた
積み重ね高さのデータは第2表に示しである。
実施例 3 充填クリームを調製するのに用いた各成分とそれらの量
とは実施例1において用いたものと同じであるが、但し
実施例】における油性組成物100ポンドの代わりに(
イ)実施例1の大豆油/パームナツト油の混合物75ボ
ンドと(ロ)実施例1の綿実油25ポンドとの混合物を
用いた。
この混合物についての固体脂肪インデックス(SFI)
及びメツトラ−ドロップ点は下記の通りであった。
50°FでのSFX    44.6 70°F  //      24.780°F  /
/      1.2.292下 〃58 100下 〃2.0 104°F  //       1.7ドロツプ点(
°F)      93.4クツキーを調製し、梱包し
、そして貯蔵した後、柔らかさの測定及び悪条件にシミ
ュレートした輸送条件でのテストを実施例1におけると
同様に行なったが、但しこの場合には(イ)そのスー4
〇− ラリ−は空気分散混合に先立って1047’ではなくて
約1091”の温度であったこと、(ロ)その空気分散
させたスラリーを79°Fではなくて約77°Fの温度
までに冷却したこと及び(ハ)その充填クリームの比重
が1.(31ではなくて約0.97であったことが異な
っていた。柔らかさの測定において得られた平均LFR
A測定値は第1表に挙げである。梱包されたクツキーを
悪条件にシミュレートした輸送条件でテストして得られ
た積み重ね高さのデータは第2表に挙げである。
比較例 1 充填クリームを作るのに用いた各成分及びそれらの量は
実施例1において用いたものと同じであったが、但し実
施例1の油性組成物100ポンドの代わりに大豆油充填
油脂100ポンドを用いた。この大豆油充填油脂につい
ての固型脂肪インデックス(SFI)及びメツトラ−ド
ロップ点は下記の通りであった。
50°FでのSFI     45.670°F   
 //           30.480°F   
 //           25.492°F   
  //            13.3100°F
   //            7.3104°F
   tt             5.1ドロップ
点(°F)      107.8クツキーを調製し、
梱包し、そして貯蔵した後、柔らかさの測定と悪条件に
シミュレートした輸送条件でのテストを実施例IKおけ
ると同様に行なったが、但しこの場合には(イ)その空
気分散させたスラリーを79°Fではなくて約76下に
冷却したこと及び(ロ)その充填クリームの比重がl’
L O1ではなくて約1.03であったことが異なって
いた。柔らかさの測定において得られたLFRA測定の
平均値は第1表に挙げである。
梱包したクツキーを悪条件にシミュレートした輸送条件
の下でテストして得られた積み重ね高さのデータは第2
表に挙げである。
比較例 2 充填クリームを作るのに用いた各成分及びそれらの量は
実施例1において用いたものと同じであるが、但しこの
場合には実施例1の油性組成物100ポンドに代えて実
施例1の大豆油/パームナツト油の混合物100ポンド
を用いた。
クツキーを調製し、梱包し、そして貯蔵して柔らかさの
測定及び悪条件にシミュレートした輸送条件でのテスト
を実施例1におけると同様に行なったが、但しこの場合
には(イ)そのスラリーは空気分散に先立って104’
Pではなくて約106°Fの温度を有していたこと、(
ロ)空気分散させたスラリーを79°Fではなくて約7
5°Fまで冷却したこと及び(ハ)充填クリームの比重
が1.(31ではなくて約11であったことが異なって
いた。柔らかさの測定において得られたLFRA測定の
平均値は第1表に挙げである。梱包したクツキーを悪条
件にシミュレートした輸送条件の下でテストして得られ
た積み重ね高さのデータは第2表に挙げである。
第   1   表 第   2   表 第1及び第2表に挙げたデータが示すように実施例1に
記述した悪条件にシミュレートさせた輸送条件の下でテ
ストした場合に実施例1がら3までの実質的によ如柔ら
かな(LFRA測定値の減少で表わされる)充填クリー
ムは比較例1の充填クリームの構造安定性に比べて予期
しないほどの高い構造安定性(積み重ね高さ損失のチで
表わした)を示した。実施例1ないし3の充填クリーム
が示した構造安定性の、比較例2の充填クリームのそれ
に比しての上昇にそれらの柔らかさが比較例1の充填ク
リームの柔らかさに対して示す上昇からは予期できない
程に高かった。例えば比較例1についての製造後第32
日目のLFRA測定値の減少チは約85チ(((259
−40)/259)X100)  であったが実施例1
,2及び3のそれは約73係から約76係の範囲であっ
た。しかしながら積み重ね高さ損失の減少係は比較例1
0減少チの26俤に対して実施例1,2及び3のそれは
驚くべきことに約22係から約45%の範囲であった。
LFRA測定値の減少チ及び積み重ね高さ損失の減少チ
は第3表に示しである。
第   3   表 比較例285チ      − 実施例174チ      35% 実施例273チ      42% 実施例376チ      22チ $ 100X(S−E)/Sチ により計算する。但し
損失係である。

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記組成 (イ)大豆油を含み下記の固体脂肪インデックス、即ち i)50°Fにおいて約31から約51%までii)7
    0°Fにおいて約20から約30%までiii)80°
    Fにおいて約9から約20%までiv)92°Fにおい
    て約4から約11%までv)100°Fにおいて約1か
    ら約4%まで、及び vi)104°Fにおいて約1.5%未満 を有する油性の組成物と、 (ロ)上記油性組成物に添加混合された糖とを包含する
    充填クリーム。
  2. (2)その油性組成物の固体脂肪インデックスが下記の
    通り 50°Fにおいて約40から約47%まで 70°Fにおいて約21から約27%まで、80°Fに
    おいて約11から約15%まで、92°Fにおいて約5
    から約8%まで、及び100°Fにおいて約1から約3
    %まで である、特許請求の範囲第1項記載の充填クリーム。
  3. (3)上記大豆油が上記油性組成物の約10から約55
    重量%までである、特許請求の範囲第2項記載の充填ク
    リーム。
  4. (4)上記油性組成物の重量の約75から約25重量%
    までが綿実油である、特許請求の範囲第3項記載の充填
    クリーム。
  5. (5)油性組成物と糖との合計重量について上記油性組
    成物の量が少なくとも約32重量%である、特許請求の
    範囲第1項記載の充填クリーム。
  6. (6)上記糖が約40ミクロンよりも小さな粒度を有す
    る、特許請求の範囲第5項記載の充填クリーム。
  7. (7)糖と油性組成物との合計重量について上記油性組
    成物の量が約36重量%から約38重量%までである、
    特許請求の範囲第1項記載の充填クリーム。
  8. (8)油性組成物の重量について綿実油の量が約40重
    量%から約60重量%までである、特許請求の範囲第4
    項記載の充填クリーム。
  9. (9)油性組成物の重量について上記大豆油が約18重
    量%から約33重量%までである、特許請求の範囲第2
    項記載の充填クリーム。
  10. (10)上記油性組成物が大豆油、綿実油及びパームナ
    ット油よりなる、特許請求の範囲第2項記載の充填クリ
    ーム。
  11. (11)油性組成物の重量について上記綿実油が約25
    重量%から約75重量%までである、特許請求の範囲第
    10項記載の充填クリーム。
  12. (12)上記油性組成物の重量について、上記大豆油が
    約33重量%から約18重量%までであつて上記綿実油
    が約40重量%から約60重量%である、特許請求の範
    囲第11項記載の充填クリーム。
  13. (13)比重が約0.85と約0.95との間である、
    特許請求の範囲第1項記載の充填クリーム。
  14. (14)上記綿実油の固体脂肪インデックスが下記、す
    なわち 80°Fにおいて約25%から約28%まで92°Fに
    おいて約15%から約18%まで、及び 100°Fにおいて約6%から約7%まで である、特許請求の範囲第11項記載の充填クリーム。
  15. (15)上記油性組成物がβ′結晶構造をその最も安定
    な状態において有する植物油と、β結晶構造をそのもつ
    とも安定な状態において有する植物油とからなる、特許
    請求の範囲第1項記載の充填クリーム。
  16. (16)上記油性組成物が綿実ステアリンを油性組成物
    の重量について約1重量%から約3重量%までの量で含
    有し、その際上記綿実ステアリンは約141°Fから約
    147°Fまでの融点を有している、特許請求の範囲第
    1項記載の充填クリーム。
  17. (17)2枚のクッキーベースケーキを隔てゝいる挿入
    層として特許請求の範囲第5項の充填クリームを含むサ
    ンドイッチクッキー。
  18. (18)下記の各工程段階、 (イ)下記の固体脂肪インデックス、すなわちi)80
    °Fにおいて約9%から約20%までii)92°Fに
    おいて約4%から約11%まで、及び iii)100°Fにおいて約1%から約4%までを有
    する油性組成物を加熱し、 (ロ)上記油性組成物と砂糖とを混合してスラリーを形
    成し、そして (ハ)上記スラリーを同時に約80°F未満の温度まで
    冷却しながら空気混入及び撹拌を行 つて充填クリームを形成する よりなる、充填クリームの製造方法。
  19. (19)砂糖と油性組成物との合計重量について上記油
    性組成物の量が少なくとも約32重量%であり、そして
    上記砂糖は約40ミクロンよりも小さな粒度を有してい
    る、特許請求の範囲第18項記載の方法。
  20. (20)砂糖の粒度を40ミクロンよりも小さくするた
    めに上記スラリーを磨砕する、特許請求の範囲第18項
    記載の方法。
  21. (21)上記空気混入によつて約0.85と約0.95
    との間の比重を有する充填クリームがもたらされる、特
    許請求の範囲第19項記載の方法。
  22. (22)上記油性組成物が下記の固体油脂インデックス
    、すなわち 70°Fにおいて約21から約27%まで、80°Fに
    おいて約11から約15%まで、92°Fにおいて約5
    から約8%まで及び、100°Fにおいて約1から約3
    %まで を有する、特許請求の範囲第18項記載の方法。
  23. (23)上記油性組成物がβ′結晶構造をそのもつとも
    安定な状態において有する植物油と、β結晶構造をその
    もつとも安定な状態において有する植物油とよりなる、
    特許請求の範囲第22項記載の方法。
  24. (24)下記の各工程、 (イ)下記の固体脂肪インデックス、すなわちi)50
    °Fにおいて約31から約51%まで、ii)70°F
    において約20から約30%まで、iii)80°Fに
    おいて約9から約20%まで、iv)92°Fにおいて
    約4から約11%まで、v)100°Fにおいて約1か
    ら約4%まで、及び vi)104°Fにおいて約1.5%未満 を有する油性組成物を加熱し、 (ロ)上記油性組成物と砂糖とを混合してスラリーを形
    成し、 (ハ)上記スラリーを同時的に冷却しながら空気混入及
    び撹拌を行なつて充填クリームを 形成する よりなる、充填クリームの製造方法。
  25. (25)空気混入によつて約0.77と約1.0との間
    の比重がもたらされる、特許請求の範囲第24項記載の
    方法。
  26. (26)上記空気混入によつて約0.85と約0.95
    との間の比重がもたらされる、特許請求の範囲第24項
    記載の方法。
  27. (27)上記油性組成物が、この油性組成物の重量につ
    いて約10重量%から約55重量%までの大豆油を約7
    5重量%から約25重量%までの綿実油とよりなる、特
    許請求の範囲第26項記載の方法。
  28. (28)下記 (イ)大豆油を含んで下記の固体脂肪インデックス、す
    なわち i)80°Fにおいて約9%から約20%まで、ii)
    92°Fにおいて約4%から約11%まで、及び iii)100°Fにおいて約1%から約4%までを有
    する油性組成物と、 (ロ)上記油性組成物に添加混合された砂糖とを包含し
    、その際上記油性組成物の量はこ の油性組成物と砂糖との合計重量について 少なくとも約32重量%であり、そして上 記充填クリームが約0.77と約1.0との間の比重を
    有している充填クリーム。
  29. (29)上記油性組成物の量がこの油性組成物と砂糖と
    の合計重量について約36重量%から約38重量%まで
    であり、そして大豆油の量が上記油性組成物の重量につ
    いて約10重量%から約55重量%までである、特許請
    求の範囲第28項記載の充填クリーム。
  30. (30)油性組成物が約40重量%から約60重量%ま
    での綿実油を包含する特許請求の範囲第28項記載の充
    填クリーム。
  31. (31)上記油性組成物がこの油性組成物の全重量につ
    いて約1重量%から約3重量%までの量で綿実ステアリ
    ンを含有し、その際この綿実ステアリンは約141°F
    から約147°Fまでの融点を有している、特許請求の
    範囲第29項記載の充填クリーム。
  32. (32)パームナット油が上記油性組成物の重量につい
    で約55重量%から約45重量%である、特許請求の範
    囲第31項記載の充填クリーム。
  33. (33)油性組成物の固体脂肪インデックスが下記、す
    なわち i)80°Fにおいて約11%から約15%まで、 ii)92°Fにおいて約5%から約8%まで、及び iii)100°Fにおいて約1%から約3%まで である、特許請求の範囲第28項記載の充填クリーム。
  34. (34)充填クリームが約0.85から約0.95まで
    の比重を有する、特許請求の範囲第28項記載の充填ク
    リーム。
  35. (35)充填クリームが約0.85から約0.95まで
    の比重を有する、特許請求の範囲第33項記載の充填ク
    リーム。
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