JPS6225830Y2 - - Google Patents

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JPS6225830Y2
JPS6225830Y2 JP18927482U JP18927482U JPS6225830Y2 JP S6225830 Y2 JPS6225830 Y2 JP S6225830Y2 JP 18927482 U JP18927482 U JP 18927482U JP 18927482 U JP18927482 U JP 18927482U JP S6225830 Y2 JPS6225830 Y2 JP S6225830Y2
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、コーヒ、ココア等の飲料を作製して
供給する飲料自動販売機等の飲料供給機に関す
る。
(従来の技術) 自動販売機等において、飲料または食品を、加
熱または冷却して保存するものでは、規定温度外
になつた飲料または食品を販売すると、その腐敗
による食中毒が心配されることから、規定温度外
になつたときは販売を停止することが食品衛生上
義務付けられている。
このようなことから、一般に、たとえば、実公
昭51−11996号公報、実開昭48−90697号公報(実
公昭53−28479号公報)、実開昭50−110297号公報
(実公昭53−49670号公報)等にみられるように、
停電等によつて加熱または冷却が行なわれなくな
り、商品が規定温度外になつたときには、販売を
停止するようにしている。
これらのことは、コーヒ等の飲料を作製して供
給する飲料供給機においても同様で、何らかの目
的で運転を停止するとか、停電または故障等によ
り、貯水タンクの温水または冷水が長時間放置さ
れると規定温度外になり、腐敗が始まることか
ら、販売停止状態となるようにしている。
そして、このような長時間の運転停止時には、
貯水タンク内の水をいつたん抜き出して水を交換
した後、再運転させなければならない。
ところで、従来、この種の貯水タンクにおいて
は、たとえば、実開昭51−14290号公報、実開昭
52−138799号公報(実公昭55−39516号公報)等
に示されているように、貯水タンクの底部の排水
口に排水弁を設けたものが多く、排水に際して
は、保守員が排水弁を手動で操作して貯水タンク
内の水を抜き出している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、貯水タンクの水の交換作業に対
しての排水は、保守員が手動で行なうものである
ため、わずらわしさが伴うとともに、特に、停電
や故障などの予期しない状態のもとで規定温度外
になつたときは、完全に排水するのを待つて、リ
セツト装置を復帰させなければならず、この作業
に時間が掛り、さらに、保守員が排水を忘れてリ
セツト装置を操作してしまうおそれもあり、水の
腐敗防止上からも最善のものとはいえないもので
ある。
本考案の目的は、電源断による運転停止に伴つ
て貯水タンク内の水温を検知し、水の腐敗を想定
して定められた水温になると、貯水タンクの排水
を自動的に行なわせ、長時間運転停止しても水の
腐敗を確実に防止できる飲料供給機を提供するこ
とにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の飲料供給機は、ヒータ19を有する貯
水タンク11を備え運転回路57への通電状態に
おいて貯水タンク11からの温水により飲料物を
作製して供給する飲料供給機本体10を持つ。こ
の飲料供給機本体10の貯水タンク11の底部の
排水口53に排水用電磁弁52を設け、この排水
用電磁弁52に、通電時に上記貯水タンク11内
の水温に感応し設定温度で動作して排水用電磁弁
52を開作動させるサーモスタツト56を接続す
る。また、上記飲料供給機本体10の運転回路5
7およびサーモスタツト56と電源58との間に
切換装置55を設ける。この切換装置55は、上
記運転回路57に接続された運転回路用接点55
a、上記サーモスタツト56に接続されたサーモ
スタツト用接点55bおよび電源58に接続され
上記運転回路用接点55aとサーモスタツト用接
点55bとのいずれかに切換接続自在に設けられ
た切換接点55xを有し、運転回路57への通電
停止時上記排水用電磁弁52をサーモスタツト5
6を介して電源58に接続する。
(作用) 本考案は、飲料供給機本体10の運転を停止す
るに際し、切換装置55の切換接点55xを切換
作動すると、切換接点55xが運転回路用接点5
5aからサーモスタツト用接点55bに切換わ
り、運転回路57への通電を停止するとともに排
水用電磁弁52をサーモスタツト56を介して電
源58に接続し、貯水タンク11内の水が設定温
度まで降下すると同時に排水用電磁弁52が開作
動され、貯水タンク11内の水を全て排出する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は飲料供給機本体10を示すものであ
り、11は貯水タンクで、この貯水タンク11の
底部に給水パイプ12を接続し、この給水パイプ
12に電磁弁13を介して給水口14を連結す
る。上記貯水タンク11の上部に水位検知装置1
5を設ける。この水位検知装置15は、貯水タン
ク11内にフロート16を浮かべ、貯水タンク1
1内の水位が予定レベルに達するとフロートスイ
ツチ17を動作させ、上記電磁弁13を閉塞動作
させて貯水タンク11への送水を停止させる。ま
た、上記貯水タンク11にヒータ19、リミツタ
ー20、サーモスタツト21等を設け貯水タンク
11内の水を一定温度に加熱する。上記貯水タン
ク11に給湯ホース23,24,25を連結し、
この各給湯ホース23,24,25をそれぞれ飲
物作製部に連結する。すなわち、第1の給湯ホー
ス23はコーヒ作製用トラフ27と連結してお
り、ここに供給される湯は砂糖キヤニスター2
8、コーヒキヤニスター29、クリームキヤニス
ター30から供給される原料とともにコーヒを作
製し、作製されたコーヒは、カツプ供給装置31
によりカツプステージ32上に送り出されたカツ
プ33中に供給される。同様に第2の給湯ホース
24はココア用のブレンダーフアネル35に、ま
た、第3の給湯ホース25は紅茶またはスープ用
のブレンダーフアネル36に連結し、これらに供
給される湯はココアキヤニスター37、紅茶また
はスープキヤニスター38から供給される原料と
ともにそれぞれ所定の飲物を作製し、作製された
飲物は同様にしてカツプ33内に供給される。上
記貯水タンク11の内部上方にオーバーフローパ
イプ44を連結し、このオーバーフローパイプ4
4を排水バケツ45内に連結し、貯水タンク11
内の予定レベル以上にあふれた水を排水バケツ4
5内に導く。この排水バケツ45内にも水位検知
装置46のフロート47を設け、排水バケツ45
内の水位が予定レベルを越えると排水スイツチ4
8を作動させ、売切れ表示または警報などの所定
の動作を行なわせる。
これまでの説明は、全て飲料供給機を運転する
ために必要なものであるが、次に運転停止時に必
要な機構を第2図を参照して説明する。
51は排水パイプで、第1図で示したオーバー
フローパイプ44とは異なり、上記給水パイプ1
2の貯水タンク11寄りの部分に連結し、排水用
電磁弁52の開動作により、貯水タンク11内の
水を全て排水口53に排出させてしまうものであ
る。
55は切換装置で、この切換装置55は、上記
ヒータ19を含む第1図で示した各部を制御する
ための運転回路57に接続した一対の運転回路用
接点55aと、後述するサーモスタツト56に排
水用電磁弁52を介して接続した一対のサーモス
タツト用接点55bと、制御用交流100Vの電源
58に接続し運転回路用接点55aとサーモスタ
ツト用接点55bとのいずれかに切換接続自在に
設けられた切換接点55xとからなる。上記サー
モスタツト56は貯水タンク11内の水温に感応
して設定温度で動作するもので、この設定温度は
水が腐敗し始める温度であり、上記排水用電磁弁
52は、サーモスタツト56の設定温度における
作動により開制御される。
上記構成において、運転時は切換装置55の各
切換接点55xを各運転回路用接点55a側に切
換え接続しておき、運転回路57に電源58を接
続し、ヒータ19を含む第1図で示した各部を作
動させて所望の飲料を供給する。
次に、運転を停止する場合には、手動により切
換装置55の各切換接点55xを運転回路用接点
55a側から各サーモスタツト用接点55b側に
切換える。このため運転回路57は電源58から
切離され、代りに排水用電磁弁52がサーモスタ
ツト56を介して電源58に接続される。この運
転停止期間が比較的短かくて貯水タンク11内の
水が設定温度以上の温度を保持していればサーモ
スタツト56は動作に至らないが、運転停止状態
が長期間にわたり、貯水タンク11内の水が設定
温度まで降下すると、サーモスタツト56が動作
して排水用電磁弁52を開動作させ、貯水タンク
11内の水を全て排水パイプ51から排水口53
に排出させる。したがつて、長期間にわたる運転
停止により貯水タンク11内の水が腐敗するのを
未然に防止できる。
なお、第2図に鎖線で示すように、サーモスタ
ツト56と排水用電磁弁52の回路に別電源回路
を接続し、この別電源回路を図示しないバツテリ
等の電源装置や、切換装置55以前の電源58側
に接続すれば、切換装置55やその他これに関連
する装置等に故障が生じても、貯水タンク11内
の水抜きを確実に行なうことができる。図中
SW1,SW2は電源系切換用のスイツチである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、飲料供給機本体の運転を停止
するに際し、切換装置の切換接点を切換作動する
と、切換接点が運転回路用接点からサーモスタツ
ト用接点に切換わり、運転回路への通電を停止す
るとともに排水用電磁弁をサーモスタツトを介し
て電源に接続し、貯水タンク内の水が設定温度ま
で降下すると同時に排水用電磁弁が開作動され、
貯水タンク内の水を全て排出することができ、し
たがつて、長期間にわたる通電停止時において、
貯水タンク内の水が規定温度外になつた場合、貯
水タンク内の水抜きを自動的に行なうことができ
るので、貯水タンク内において水が腐敗すること
を未然に防止できる。また、保守員の作業によら
ずに排水が行なわれるので、保守員の復帰作業の
手間が大幅に削減され、水の腐敗前の事前対応も
できて、水が長時間放置されて、その清掃を行な
わなければならないという不具合も改善すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な飲料供給機の全体構成を示す
概略構成図、第2図は本考案による飲料供給機の
一実施例における要部を示す構成説明図である。 10……飲料供給機本体、11……貯水タン
ク、19……ヒータ、52……排水用電磁弁、5
3……排水口、55……切換装置、55a……運
転回路用接点、55b……サーモスタツト用接
点、55x……切換接点、56……サーモスタツ
ト、57……運転回路、58……電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヒータを有する貯水タンクを備え運転回路への
    通電状態において貯水タンクからの温水により飲
    料物を作製して供給する飲料供給機本体と、 この飲料供給機本体の貯水タンクの底部の排水
    口に設けられた排水用電磁弁と、 この排水用電磁弁に接続され通電時に上記貯水
    タンク内の水温に感応し設定温度で動作して排水
    用電磁弁を開作動させるサーモスタツトと、 上記飲料供給機本体の運転回路に接続された運
    転回路用接点、上記サーモスタツトに接続された
    サーモスタツト用接点および電源に接続され上記
    運転回路用接点とサーモスタツト用接点とのいず
    れかに切換接続自在に設けられた切換接点を有
    し、運転回路への通電停止時上記排水用電磁弁を
    サーモスタツトを介して電源に接続する切換装置
    と、 を具備したことを特徴とする飲料供給機。
JP18927482U 1982-12-15 1982-12-15 飲料供給機 Granted JPS58108587U (ja)

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JP18927482U JPS58108587U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 飲料供給機

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JP18927482U JPS58108587U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 飲料供給機

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JPS58108587U JPS58108587U (ja) 1983-07-23
JPS6225830Y2 true JPS6225830Y2 (ja) 1987-07-01

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JP18927482U Granted JPS58108587U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 飲料供給機

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