JPS62256613A - タイヤ用塗装方法および装置 - Google Patents

タイヤ用塗装方法および装置

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JPS62256613A
JPS62256613A JP61099450A JP9945086A JPS62256613A JP S62256613 A JPS62256613 A JP S62256613A JP 61099450 A JP61099450 A JP 61099450A JP 9945086 A JP9945086 A JP 9945086A JP S62256613 A JPS62256613 A JP S62256613A
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JP
Japan
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tire
green
green tire
coating
tires
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Application number
JP61099450A
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English (en)
Inventor
Makihito Koe
向江 牧人
Shunei Ozoegawa
小副川 俊英
Seiichiro Nishimura
西村 征一郎
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は加硫前のグリーンタイヤの内、外表面に離型剤
を塗装する技術、特に種類やサイズの異なるグリーンタ
イヤに全自動で離型剤を塗布する方法および装置に関す
るものである。
(従来の技術) タイヤの製造過程において、成形後、加硫前のグリーン
タイヤの内、外表面に離型剤を塗装し、加硫後、加硫機
からのタイヤの取出しを容易としている。従来、グリー
ンタイヤの内、外表面に離型剤を塗布するに当たっては
、作業員がノズルを用いる吹付けやスポンジや刷毛を用
いる塗り付けが一般的に行われている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の塗装方法においては、タイヤのラジアル化、多品
種化、小ロフト生産による切替頻度の増加等により下記
のような問題点が生じてきた。
ラジアルタイヤについてはその形状が複雑であるためス
ポンジや刷毛塗りによる自動塗りは困難である。また、
ノズル吹付けの場合には、タイヤのサイズを変更する度
に人手によるノズル位置切替えを行っているため、タイ
ヤをサイズ毎に分け、数段階の切替を行っている。しか
し、人手によるため、切替頻度が高くなり、ロフトが多
くなると生産性が著しく低下する欠点がある。また、サ
イズ毎に細かく仕分けて塗装を行うことができないので
塗りむらや離型剤の廻り込みが生じ、品質が低下する恐
れがある。また人手による調整作業のため、タイヤの種
類、サイズ等の確認やプロセスの確認において人為的ミ
スが生ずる欠点がある。
さらに、人手による塗装は悪環境下での作業のため、作
業者に多大の肉体的、精神的苦痛を与えており、労働安
全衛生上も好ましくない欠点があった。
さらにタイヤ製造工程を自動化する場合、グリーンタイ
ヤ1本ずつのタイヤ情報を中央制御装置へ送り、中央制
御装置はこのタイヤ情報を受けてグリーンタイヤの塗装
位置への搬入および塗装位置からの搬出を制御すること
が考えられるが、タイヤを搬送するための台車の管理が
面倒となるとともに準備すべき台車の数も多くなる欠点
がある。
本発明の目的は上述したグリーンタイヤへの離型剤の塗
装を自動的に行うことによって生産性および品質の向上
を図ることができ、しかも台車の管理を簡易とし、台車
の数を少数とすることができるグリーンタイヤ用塗装方
法および装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明のグ
リーンタイヤ用塗装方法は、搬入側台車に載置された複
数本のグリーンタイヤの種類、サイズ、本数等のタイヤ
情報を当該台車に設けられた識別情報と一緒に記憶し、
台車の識別情報を読取り、この読取った識別情報に基づ
いて当該台車に載置されているグリーンタイヤのタイヤ
情報を選択し、この選択したタイヤ情報に基づいてグリ
ーンタイヤの塗装位置への搬入、グリーンタイヤと内面
塗装ノズルおよび外面塗装ノズルとの相対位置、塗装後
のグリーンタイヤの搬出側台車への搬送を自動的に制御
することを特徴とするものである。
さらに本発明のグリーンタイヤ用塗装装置は、搬入側台
車に載置された複数本のグリーンタイヤの種類、サイズ
、本数等のタイヤ情報を、当該台車に設けられた識別情
報と一緒に記憶する記憶装置と、搬入側台車に設けられ
た識別情報を読取る装置と、この読取った識別情報に基
づいて当該台車の識別情報と関連するタイヤ情報を選択
する装置と、前記台車に載置されたグリーンタイヤを塗
装位置まで搬送する装置と、塗装位置に搬入されたグリ
ーンタイヤを回転させながら、その内、外表面に離形剤
をノズルから吹付けて塗布する塗布装置と、塗装位置に
おいて、グリーンタイヤとノズルとの相対位置を制御す
る装置と、塗装済みのグリーンタイヤを塗装位置から搬
出側台車へ搬送する装置と、前記選択装置から供給され
るタイヤ情報に応じて前記搬入側台車から塗装位置への
グリーンタイヤの搬送装置、塗装位置から搬出側台車へ
のグリーンタイヤの搬送装置、塗装位置におけるグリー
ンタイヤとノズルとの相対位置制御装置および塗布装置
の動作を制御する中央制御装置とを具えることを特徴と
するものである。
上述した本発明のグリーンタイヤ用塗装方法および装置
の基本的構成を第1図に線図的に示す。
離型剤を塗布すべき成形済みのグリーンタイヤ1を搬入
側台車2にかんざし状に載置する。この台車2にはそれ
を識別するための識別情報、例えばバーコード2Aが設
けられている。台車2にグリーンタイヤ1を載置する際
、タイヤの種類、サイズ、本数などのタイヤ情報を当該
バーコード2Aの識別情報と一緒に人力装置3により入
力し、記憶装置4に記憶する。台車2は、バーコード2
Aを読取る続出装置5の検査位置まで搬送され、ここで
識別情報が読取られ、この識別情報は選択装置6に供給
される。選択装置6においては、識別情報に基づいて当
該台車2に載置されているグリーンタイヤ1のタイヤ情
報を選択し、これを中央制御装置7に供給する。中央制
御装置7はタイヤ情報に応じてグリーンタイヤ1を塗装
位置まで搬送する搬送装置8を駆動し、第1のグリーン
タイヤlを塗装位置まで搬送する。この搬送位置は塗布
装置9内に位置しており、この塗布装置はグリーンタイ
ヤ1の内側表面に離型剤を吹付けるノズル10と、外表
面に吹付けるノズル11と、グリーンタイヤ1を回転さ
せる回転シャフト12とを具えている。中央制御装置7
はタイヤ情報に基づいてグリーンタイヤ1とノズル10
および11との相対位置を制御する位置決め装置13に
信号を送り、グリーンタイヤとノズルとの相対位置を適
正なものとする。このように設定した後、中央制御装置
7は塗布装置9に信号を送り、グリーンタイヤ1を回転
させながらノズル10および11から離型剤を噴出させ
グリーンタイヤの内、外表面の所定の位置に所定量の離
型剤を塗布する。塗布が終了したら中央制御装置7は搬
送装置14に信号を送り、塗装済みのグリーンタイヤ1
を塗装位置から搬出側台車15へ移し、ここに横積みす
る。この台車15に所定数のグリーンタイヤ1が載置さ
れたら中央制御装置7は台車15に信号を送り、台車を
加硫機設備へ移動させる。
このようにして、成形工程から加硫工程までの塗装工程
を自動的に行うことができる。
本発明では、塗装すべきグリーンタイヤ1を載せた搬入
側台車2に識別情報2Aを設け、これを読取ることによ
ってこの台車に載せられたグリーンタイヤのタイヤ情報
を選択し、この選択したタイヤ情報に基づいて各種装置
の動作を制御するため、グリーンタイヤ1本づつに識別
情報やタイヤ情報を設ける必要がなく、情報処理を効率
良く行うことができ、システム全体の動作速度を上げる
ことができるとともに信頼性も向上することができる。
(実施例) 第2図AおよびBは本発明によるグリーンタイヤ用塗装
装置の一例の全体の構成を示すもので、第2図Aではグ
リーンタイヤを搬入側台車から塗装位置まで搬送する搬
送装置のタイヤ保持アームの移動径路を示し、第2図B
はグリーンタイヤを塗装位置から搬出側台車まで搬送す
る装置のタイヤ保持アームの移動径路を示すものである
。成形が終了したグリーンタイヤ21は、第3図Aおよ
び已に示すように搬入側台車22に水平に取付けられた
4本のアーム23の各々に3本づつかんざし状に載置さ
れるようになっており、最大で12本のグリーンタイヤ
21を保持できる。台車22の底部には4個のローラ2
4が設けてあり、レール25上を移動できるようになっ
ている。
第2図Aに示すように、搬入側台車22に載置されたグ
リーンタイヤ21を塗布装置26まで搬送する搬送装置
27はグリーンタイヤの開口内に挿入される保持アーム
28をリンクを介してロッド29の下端に連結し、この
ロッドを昇降させるとともに水平ビーム30に沿って水
平方向に移動させる駆動装置31を設ける。図面ではロ
ッド29には1本の保持アーム28が取付けられている
が、実際には一対の保持アームが設けられている。保持
アーム28は先ず破線矢印Aで示すように下降した後、
矢印Bの方向に水平移動し、グリーンタイヤ21の開口
内に挿入される。次に矢印Cで示すように上昇し、それ
ぞれの保持アームによりグリーンタイヤ21を一本づつ
保持する。続いて保持アーム28は矢印りで示すように
水平方向に送られた後、矢印Eで示すように下降し、グ
リーンタイヤを塗布装置26の塗装位置に運ぶ。後述す
るように塗布装置26にはグリ−ンタイヤを支持する一
対の回転シャフトが設けられており、これらをグリーン
タイヤの開口内に挿入する。これらの回転シャフトによ
りグリーンタイヤ21を保持した後保持アーム28は矢
印Fで示すように水平方向に移動し、グリーンタイヤか
ら離間させる。その後、保持アーム28は矢印Gで示す
ように上昇し、さらに矢印Hで示すように水平方向に移
動し待機状態となる。このようにしてグリーンタイヤ2
1を搬入側台車22から塗布装置26に搬送することが
できる。
塗布装置26の詳細な構成および動作については後述す
るが、ここで簡単に説明すると、搬送されて来たグリー
ンタイヤを位置決めした後、グリーンタイヤの内表面に
離型剤を吹付けるノズルと内表面との距離を調整すると
ともに外表面に離型剤を吹付ける2本のノズルの角度を
調整する。このような調整が完了したらグリーンタイヤ
を回転させながらノズルから離型剤をグリーンタイヤの
内。
外表面に吹付ける。この場合、ノズルからの離型剤噴出
時間を調整し、所定量の離型剤がグリーンタイヤの内2
外表面に塗布されるようにする。
上述したようにして、グリーンタイヤ21の内。
外表面に離型剤を塗装した後、グリーンタイヤを搬出側
台車32まで搬送する装置33の動作を第2図Bを参照
して説明する。この搬送装置33は垂直面内で少なくと
も90°の角度に亘って回動できる保持アーム34を具
えており、これをロッド35の下端に取付ける。さらに
ロッド35を昇降させるとともに水平ビーム30に沿っ
て水平方向に移動させる駆動装置36を設ける。先ず保
持アーム34を矢印Iで示すように降下させた後、矢印
Jで示すように水平方向に移動させ、保持アーム34を
グリーンタイヤ21の開口内に挿入した後、アーム先端
を拡大させ、グリーンタイヤを把持する。
この状態で塗布装置26の回転シャフトやノズルを退避
させる。次に保持アーム34を矢印にで示すように上昇
させると同時に水平方向に移動させた後、矢印して示す
ように水平方向に移動させて搬出側台車32のグリーン
タイヤ載置位置の上方に位置させる。次に保持アーム3
4を矢印Mで示すように降下させグリーンタイヤ21を
搬出側台車320所定位置に載置する。その後、保持ア
ーム34を駆動してグリーンタイヤ21との係合を解除
した後、矢印InよびLに沿って待機位置まで復帰させ
る。
搬出側台車32上ではグリーンタイヤは横積みされるの
で、次段の加硫工程との整合性が得られ、グリーンタイ
ヤを加硫機に装填するために積替える必要はない。
上述したようにして一連の動作を行い、順次のグリーン
タイヤの内、外表面の所望の範囲に所定量の離型剤を自
動的に塗布することができ、生産性や品質の向上が期待
できるとともに作業員の労力軽減や健康管理の向上を図
れる。
次に、塗布装置の詳細な構成および動作について説明す
る。塗布装置は主としてグリーンタイヤを回転させるた
めの機構と、グリーンタイヤをセンタリングする機構と
、グリーンタイヤ内表面に離型剤を吹付けるノズルと内
表面との間の距離を調整する機構と、グリーンタイヤ外
表面に離型剤を吹付ける一対のノズルの指向角を調整す
る機構とを具えている。
第4図は塗布装置の全体の構成を示す平面図であり、本
例では2本のグリーンタイヤを同時に処理することがで
きるように構成されているが、以下一方のグリーンタイ
ヤを処理する部分について説明する。グリーンタイヤ2
1はそのビード部で水平方向に配置した一対の回転シャ
ツ) 41.42によって支持する。これらのシャツ)
 41.42は、矢印Δで示す方向に摺動するフレーム
43に回転自在に装着するとともにモータ44によって
同方向に回転させ、これによってグリーンタイヤ21を
回転させる。フレーム43の摺動はストッパ45によっ
て制限する。また、回転シャツ) 41.42に対して
直交する方向に延在する一対のアーム46.47を設け
、これらアームの先端には位置決め用ローラ48.49
を回転自在に取付ける。これらのアーム46.47は水
平軸を中心として回動するとともに垂直軸を中心として
回動し得るように固定フレーム50に取付ける。
第5図は塗布装置の側面図であり、特にグリーンタイヤ
の内表面に離型剤を吹付けるノズルの位置調整機構につ
いて説明する。一対の内表面塗装用ノズル51が異なる
方向に向けてロッド52の先端に固着されている。この
ロッド52は摺動フレーム43に取付けられた一対のガ
イドシャツ) 53.54に矢印へ方向に摺動自在に設
けられたスライドブロック55に固着されたロッドレス
シリンダ56により矢印Bで示すように前後方向に移動
可能となっている。スライドブロック55にはさらにシ
リンダ57のピストンロッドを連結し、これによりロッ
ド52を矢印Δ方向に上下動できるように構成する。第
5図に仮想線で示すようにグリーンタイヤ21は位置決
め用ローラ48.49の作用によって予め決めた軸線S
−8にその縦軸線が一致するように位置決めされる。ま
た、内表面倹装用ノズル51とグリーンタイヤ内表面と
の間の距離はシリンダ57をタイヤ情報に応じて駆動す
ることによって所定の値に設定することができる。
第6図AおよびBは主として位置決め用ローラ48、4
9を保持するアーム46.47を垂直面内て回動させる
既構を示す側面図および背面図であり、第7図はこれら
のアーム46.47を水平面内で回動させるとともにグ
リーンタイヤの外表面に離型剤を吹付ける一対のノズル
を回動させる機構を示す平面図である。アーム46.4
7 は固定フレーム50に対し軸60〜63により回動
自在に支持されたブロック64、65の各々に軸66、
67によりアーム46.47を垂直面内で回動自在に取
付ける。第6図Aに明瞭に示すようにアーム46.47
の端部は上方にほぼ45゜の角度折り曲げられており、
この折り曲げ部の先端に軸68.69を介してシリンダ
70.71 のロッド72゜73の先端を枢着する。し
たがってシリンダ70.71を駆動することによってア
ーム46.47を第6図Aに示すように約90°の角度
αに亘って回動することができる。またシリンダ70お
よび71は、軸60.62および61.63を中心とし
て回動自在に支持されているブロック64および65に
固着されているので、これらのブロックを回動させるこ
とによりアーム46、47を回動させることができる。
この目的のためにブロック64および65にレバー74
および75を連結し、これらレバーの先端には長孔を形
成し、この長孔に軸76を通す。この軸76はシリンダ
77のロッド78に固着する。したがって、第7図にお
いてシリンダ77を駆動してロッド78を矢印Aで示す
方向に駆動すると、レバー74.75およびこれに連結
したブロック64.65 は軸60.61を中心として
互いに反対方向に回動し、その結果アーム46.47お
よびその先端に設けた位置決めローラ48.49 も約
30゜の角度βに亘って回動することになる。さらに、
外表面塗装用のノズル79.80もブロック64.65
に固着されているため、その指向中心線もブロックの回
動に伴って角度βだけ回動することになる。
実際にはタイヤを位置決めした後、改めてノズル79、
80の位置決めを行うものである。これらのノズル79
.80 に隣接してクリーニングブラシ81.82を上
下方向に移動可能に配置し、ノズルの噴出口を選択的に
クリーニングできるように構成する。
搬入側台車からグリーンタイヤ21を塗布装置に装填す
る際には、摺動フレーム43を第5図において仮惣、線
で示す位置まで後退させ、回転シャフト41.42と干
渉しないようにする。また、ノズル51を保持するロッ
ド52はロッドレスシリンダ56により引込み位置にあ
る。さらに位置決めローラ48.49もシリンダ70.
71の作用により上昇位置にあり、搬入されて来るグリ
ーンタイヤ21と干渉しないようになっている。グリー
ンタイヤ21が塗装位置の近傍まで来たら、フレーム4
3を前進させ、回転シャフト41.42をグリーンタイ
ヤの開口内に浸入させる。次に搬送装置のアームを退避
させ、グリーンタイヤのビード部を回転シャツ)41.
42上に係合させて支持する。次に回転シャツ) 41
.42をモータ44により同方向に回転させてグリーン
タイヤ21を回転させる。この状態でシリンダ70.7
1を駆動して位置決めローラ48.49を回動降下させ
るとともにシリンダ77を駆動し、ローラ48.49を
両側からグリーンタイヤ21の側面に向けて接近させ、
グリーンタイヤ21の縦軸線が塗装中心軸線S−8と一
致するようにグリーンタイヤを位置決めする。
この場合、シリンダ77はタイヤ情報に応じて駆動し、
各タイヤ毎に駆動量を設定して位置決め用口−ラ48.
49の移動量を規制し、グリーンタイヤを押しつぶさな
いようにする。次にロッドレスシリンダ56を駆動して
ロッド52を前進させ、内表面塗布用ノズル51を所定
位置に位置決めするとともにシリンダ57をタイヤ情報
に応じて駆動し、ノズル51とグリーンタイヤ内表面と
の間の距離を所定の値に設定する。−万作表面塗装用ノ
ズル79.80の指向中心線はシリンダ77によって所
定の方向に指向させる。
第8図A−Cは種々のサイズおよび形状を有するグリー
ンタイヤと内表面塗装用ノズルとの関係を示すものであ
り、基準位置Rに対するノズル51の高さをHA、 H
a 、 HCのように選択することにより、サイズや形
状の異なるグリーンタイヤ21A、 21B、 2IC
の所望の位置に離型剤を塗布することができる。
第9図AおよびBはグリーンタイヤと外表面塗装用ノズ
ル79.80の指向中心線との関係を示すものである。
第9図Aに示すように幅の狭いグリーンタイヤ21Aに
対してはノズル79.80の指向中心線をショルダ部の
ほぼ中央に向けて離型剤を塗布し、第9図已に示すよう
に幅の広いグリーンタイヤ21Bに対してはノズル79
.80の指向中心線を変更して広範囲のショルダ部に離
型剤を塗布するようにすることができる。このようなノ
ズルの角度設定、塗布時間、タイヤ回転数、ノズル角度
の切替等はタイヤ情報に応じて制御することができ、常
に最良の状態で離型剤をグリーンタイヤの所望の表面に
選択的に塗布することができる。
グリーンタイヤの内、外表面に離型剤を塗布した後、ロ
ッドレスシリンダ56を駆動してロッド52を後退させ
る。次に搬送装置のアームをグリーンタイヤ開口内に挿
入してタイヤの受は渡しを行い、搬出側台車に平積みに
収納し、加硫設備へ搬送する。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく
、種々の変形が可能である。例えば搬入側台車、搬出側
台車、搬送装置、塗布装置の構成は上述した例に限られ
るものではなく、種々の構成のものを用いることができ
る。また、上述した例ではグリーンタイヤに離型剤を塗
布するものとしたが、加硫後のタイヤの外表面に艶出し
用塗料を塗布したり、内表面にパンク修理剤を塗布した
りすることもできる。
(発明の効果) 上述した本発明によれば、従来人手で行っていたグリー
ンタイヤへの離型剤の塗布を種類、サイズ、形状の異な
る種々のグリーンタイヤの各々に対して良好にかつ自動
的に行うことができ、品質および生産性の向上を図るこ
とができるとともに作業員の安全、健康管理の向上を図
ることもできる。また、タイヤ情報は搬入側台車に設け
られた識別マークを読取ることによって一括して選択す
ることができるのでデータ処理は簡単になり、装置全体
として構成が簡単になるとともに廉価となる効果もある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のグリーンタイヤ用塗装装置の全体の構
成を示す概念図、 第2図AおよびBは本発明のグリーンタイヤ用塗装装置
の一実施例における搬入側および搬出側のグリーンタイ
ヤの搬送径路を示す図、第3図AおよびBは搬入側台車
の一例の構成を示す図、 第4図〜第7図は塗布装置の一例の構成を示す図、 第8図および第9図は塗布用ノズルとグリーンタイヤと
の相対位置関係を示す線図である。 1・・・グリーンタイヤ  2・・・搬入側台車2A・
・・バーコード    3・・・入力装置4・・・記憶
装置     5・・・読取装置6・・・選択装置  
   7・・・中央制御装置訃・・搬送装置     
9・・・塗布装置10.11・・・ノズル    12
・・・回転シャフト13・・・位置決め装置   14
・・・搬送装置15・・・搬出側台車 第6図 A

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、搬入側台車に載置された複数本のグリーンタイヤの
    種類、サイズ、本数等のタイヤ情報を当該台車に設けら
    れた識別情報と一緒に記憶し、台車の識別情報を読取り
    、この読取った識別情報に基づいて当該台車に載置され
    ているグリーンタイヤのタイヤ情報を選択し、この選択
    したタイヤ情報に基づいてグリーンタイヤの塗装位置へ
    の搬入、グリーンタイヤと内面塗装ノズルおよび外面塗
    装ノズルとの相対位置、塗装後のグリーンタイヤの搬出
    側台車への搬送を自動的に制御することを特徴とするグ
    リーンタイヤ用塗装方法。 2、搬入側台車に載置された複数本のグリーンタイヤの
    種類、サイズ、本数等のタイヤ情報を、当該台車に設け
    られた識別情報と一緒に記憶する記憶装置と、搬入側台
    車に設けられた識別情報を読取る装置と、この読取った
    識別情報に基づいて当該台車の識別情報と関連するタイ
    ヤ情報を選択する装置と、前記台車に載置されたグリー
    ンタイヤを塗装位置まで搬送する装置と、塗装位置に搬
    入されたグリーンタイヤを回転させながら、その内、外
    表面に離形剤をノズルから吹付けて塗布する塗布装置と
    、塗装位置において、グリーンタイヤとノズルとの相対
    位置を制御する装置と、塗装済みのグリーンタイヤを塗
    装位置から搬出側台車へ搬送する装置と、前記選択装置
    から供給されるタイヤ情報に応じて前記搬入側台車から
    塗装位置へのグリーンタイヤの搬送装置、塗装位置から
    搬出側台車へのグリーンタイヤの搬送装置、塗装位置に
    おけるグリーンタイヤとノズルとの相対位置制御装置お
    よび塗布装置の動作を制御する中央制御装置とを具える
    ことを特徴とするグリーンタイヤ用塗装装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5244611A (en) * 1990-12-21 1993-09-14 Bridgestone Corporation Method for the vectorial assembly of green tires in a curing mold
JP2011011189A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd インサイドペイント塗布方法及びインサイドペイント塗布装置
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