JPS62255662A - 車両用変速機における流体トルクコンバ−タ用クラツチの制御方法 - Google Patents
車両用変速機における流体トルクコンバ−タ用クラツチの制御方法Info
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- JPS62255662A JPS62255662A JP9816786A JP9816786A JPS62255662A JP S62255662 A JPS62255662 A JP S62255662A JP 9816786 A JP9816786 A JP 9816786A JP 9816786 A JP9816786 A JP 9816786A JP S62255662 A JPS62255662 A JP S62255662A
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Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両用変速機における流体トルクコンバータ
用クラッチ、即ち流体トルクコンバータの入力側と出力
(!l忙とを機械的に連結1べく設置プる油I[作動式
のクラッチの制御方法に関する。
用クラッチ、即ち流体トルクコンバータの入力側と出力
(!l忙とを機械的に連結1べく設置プる油I[作動式
のクラッチの制御方法に関する。
(従来の技術)
従来、この種クラッチの制御方法として、クラッチを係
合側に押す油圧と解除側に押す油圧との差圧を増減して
、高速巡航時にクラッチを直結作vJさせると共に、比
較的低速の車速域におい°Cクラッヂをその滑りを許容
する比較的低い係合力で作動させ、エンジンのトルク変
動をクラッチの滑りで吸収し得るようにして、燃費性と
乗心地性との向上を図るようにしたものは知られる。
合側に押す油圧と解除側に押す油圧との差圧を増減して
、高速巡航時にクラッチを直結作vJさせると共に、比
較的低速の車速域におい°Cクラッヂをその滑りを許容
する比較的低い係合力で作動させ、エンジンのトルク変
動をクラッチの滑りで吸収し得るようにして、燃費性と
乗心地性との向上を図るようにしたものは知られる。
然し、このものでは、クラッチを滑り状態で作動させる
所定の車速域においでアクセルペダルを戻して減速走行
を行なう場合、クラッチの滑りにより充分なエンジンル
−キを得られ<jくなる問題がある。
所定の車速域においでアクセルペダルを戻して減速走行
を行なう場合、クラッチの滑りにより充分なエンジンル
−キを得られ<jくなる問題がある。
かかる問題を解決すべく、本願出願人は先に特願昭60
−262676号により、エンジンのスロットル開度が
所定の基準開度を下回る上記所定の車速域における低ス
ロットル聞度領域では、クラッチの係合力を該基準開度
での係合力より6増加させて、エンジンブレーキを充分
に効かせられるようにした方法を提案した。
−262676号により、エンジンのスロットル開度が
所定の基準開度を下回る上記所定の車速域における低ス
ロットル聞度領域では、クラッチの係合力を該基準開度
での係合力より6増加させて、エンジンブレーキを充分
に効かせられるようにした方法を提案した。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記のものでは、ブレーキ操作等で上記車速
域より低速の低速域に減速されると、クラッチの作動が
解除され、減速時のエンジンスI・−ルの発生が防止さ
れるが、低温時は油の粘性が高くなるため、低速域への
減速でクラッチへの給排油の切換を行なってから実際に
クラッチの作動が解除されるまでにタイムラグを生じ、
特に上記のものでは低速域に減速されるまでクラッチの
係合力が増加されるため、このタイムラグが長くなって
、低温時の急減速に際しエンジンストールを生じ易くな
る。
域より低速の低速域に減速されると、クラッチの作動が
解除され、減速時のエンジンスI・−ルの発生が防止さ
れるが、低温時は油の粘性が高くなるため、低速域への
減速でクラッチへの給排油の切換を行なってから実際に
クラッチの作動が解除されるまでにタイムラグを生じ、
特に上記のものでは低速域に減速されるまでクラッチの
係合力が増加されるため、このタイムラグが長くなって
、低温時の急減速に際しエンジンストールを生じ易くな
る。
本発明は、かかる問題点を解決したクラッチの制御方法
を捉供することをその目的とする。
を捉供することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成1べく、エンジンに連結され
る流体トルクコンバータの入力側と出力側とを機械的に
連結する油ff作動式のクラッチを所定の車速域におい
て該クラッチの滑りを許容する比較的低い係合力でf’
lT fJJさせると共に、エンジンのスロットル開度
が所定のl 1.開度を下回る該車速域における低スロ
ツ1−ル間亀領域では該クラッチの係合力を該基準開度
での係合力よりも増加させるようにしたらのにJ3いて
、該低スロットル間度領域であっても低温「、1は該ク
ラッチの係合力の増加を停止させるようにしたことを特
徴とする。
る流体トルクコンバータの入力側と出力側とを機械的に
連結する油ff作動式のクラッチを所定の車速域におい
て該クラッチの滑りを許容する比較的低い係合力でf’
lT fJJさせると共に、エンジンのスロットル開度
が所定のl 1.開度を下回る該車速域における低スロ
ツ1−ル間亀領域では該クラッチの係合力を該基準開度
での係合力よりも増加させるようにしたらのにJ3いて
、該低スロットル間度領域であっても低温「、1は該ク
ラッチの係合力の増加を停止させるようにしたことを特
徴とする。
(作 用)
低温時は、クラッチの係合力増加が停止されるため、低
温時でも低速域への減速でクラッチの作動を速やかに解
除でき、低温時の急減速によってもエンジンストールを
生じない。
温時でも低速域への減速でクラッチの作動を速やかに解
除でき、低温時の急減速によってもエンジンストールを
生じない。
(実施例)
第1図を参照して、(1)はエンジン、(2)は車両の
駆動軸、(3)は該エンジン(1)と該駆動輪(2)と
を連結する車両用変速機を示し、該変速別(3)は流体
トルクコンバータ(4)と、前進3段後進1段の変速を
行う補助変速例(5)とで構成される。
駆動軸、(3)は該エンジン(1)と該駆動輪(2)と
を連結する車両用変速機を示し、該変速別(3)は流体
トルクコンバータ(4)と、前進3段後進1段の変速を
行う補助変速例(5)とで構成される。
該補助変速機(5)は流体トルクコンバータ(4)に連
むる駆動軸(5a)と、駆動輪(2)に連なる被動軸(
5b)との間に、前進用の1速乃至3速の伝動系(G1
)(G2)(03)と、後進伝動系(GR)とを備え、
前進用の各伝動系(Gl ) (G2 ) (G3)に
1速乃至3速の各油圧クラッチ(C1)(C2HC3)
を介入させて、該各油圧りラッヂ(CI)(C2HC3
)の締結で該各伝動系(Gl)(G2)(G3)が選択
的に確立されるようにし、又後進伝動系(GR)は、2
速伝動系(G2)と、2速油圧クラツヂ(C2)を共用
するものとし、両伝動系(G2)(GR)を選択するし
レクタギア(6)の図面で右方の後進側への切換作動に
より確立されるようにした。図面で(7)は1速伝動系
(G1)に介入したワンウェイクラッチで、被動軸(5
b)側のオ゛−バー回転を許容すべく作動する。
むる駆動軸(5a)と、駆動輪(2)に連なる被動軸(
5b)との間に、前進用の1速乃至3速の伝動系(G1
)(G2)(03)と、後進伝動系(GR)とを備え、
前進用の各伝動系(Gl ) (G2 ) (G3)に
1速乃至3速の各油圧クラッチ(C1)(C2HC3)
を介入させて、該各油圧りラッヂ(CI)(C2HC3
)の締結で該各伝動系(Gl)(G2)(G3)が選択
的に確立されるようにし、又後進伝動系(GR)は、2
速伝動系(G2)と、2速油圧クラツヂ(C2)を共用
するものとし、両伝動系(G2)(GR)を選択するし
レクタギア(6)の図面で右方の後進側への切換作動に
より確立されるようにした。図面で(7)は1速伝動系
(G1)に介入したワンウェイクラッチで、被動軸(5
b)側のオ゛−バー回転を許容すべく作動する。
前記各油圧クラッチ(CI HO2)(C3)は例えば
第2図に示す油j王回路により(の給排油を制御される
もので、これを詳述するに、該油圧回路は、油+1ポン
プから成る油圧源(8)と、パーキング用の[Pl 、
後進用の「R」、ニュートラル用の「N」、自動変速用
のrDJ、2速保持用の「2」の5位置に切換自在のマ
ニアル弁(9)と、車速とエンジンのスロットル開度と
に応じて切換作動されるシフト弁(IQと、前記した廿
しククギア(6)を連結する前後進切換用のサーボ弁○
Dとを備え、マニアル弁(9)のI′D」位置では、抽
)1源(8)に連なる給油用の第1油路(Ll)がシフ
ト弁(10に連なる第2油路([2)に接続され、該第
2浦路(L2)から分岐した第3油路(L3)を介して
1速油圧クラツチ(C1)と、シフト弁(10を介して
2速3逮の各油圧クラッチ(C2)(C3)への給油が
行われるようにした。ここで該シフト弁(′IOは、中
間の第4油路([4)を介して互に接続した上流側の1
速−2速変速用の第1シフト弁(1(h)と、下流側の
2速−3速変速用の第2シフト弁(102)とから成る
0ので、該合弁f10 +) (102)の一端即ち右
端にガバナ弁O3からの車速に応じたガバナ圧と、左端
に第1スロツトル弁(13dからのエンジンのスロット
ル開度に応じたスロットル圧とを作用させ、第3図にL
r示ず1速−2速の変速特性線を越え゛C車速が増加す
れば、第1シフト弁(IJ)が右側の1速位置から左側
の2速位置に移動して、第2油路(12)が第4油路(
[4)を介して第2シフ]・弁(102)の流出側の第
5浦路(L5)に接続され、マニアル弁(9)のrDJ
位置で該第5油路(L5)に接続される第6油路([6
)を介して2速油圧クラツチ(C2)への給油が行われ
、更に車速が第3図にX2で示す2速−3速の変速特性
線を越えて増加すると、第2シフト弁(102)が右側
の2速位置から左側の3速位置に移fJJシて第4油路
([4)が第5油路([5)から3速油圧クラツチ(C
3)に連なる第7油路([7)に切換接続されて3速油
圧タラツプ(C3)への給油が行われるようにし Iこ
。
第2図に示す油j王回路により(の給排油を制御される
もので、これを詳述するに、該油圧回路は、油+1ポン
プから成る油圧源(8)と、パーキング用の[Pl 、
後進用の「R」、ニュートラル用の「N」、自動変速用
のrDJ、2速保持用の「2」の5位置に切換自在のマ
ニアル弁(9)と、車速とエンジンのスロットル開度と
に応じて切換作動されるシフト弁(IQと、前記した廿
しククギア(6)を連結する前後進切換用のサーボ弁○
Dとを備え、マニアル弁(9)のI′D」位置では、抽
)1源(8)に連なる給油用の第1油路(Ll)がシフ
ト弁(10に連なる第2油路([2)に接続され、該第
2浦路(L2)から分岐した第3油路(L3)を介して
1速油圧クラツチ(C1)と、シフト弁(10を介して
2速3逮の各油圧クラッチ(C2)(C3)への給油が
行われるようにした。ここで該シフト弁(′IOは、中
間の第4油路([4)を介して互に接続した上流側の1
速−2速変速用の第1シフト弁(1(h)と、下流側の
2速−3速変速用の第2シフト弁(102)とから成る
0ので、該合弁f10 +) (102)の一端即ち右
端にガバナ弁O3からの車速に応じたガバナ圧と、左端
に第1スロツトル弁(13dからのエンジンのスロット
ル開度に応じたスロットル圧とを作用させ、第3図にL
r示ず1速−2速の変速特性線を越え゛C車速が増加す
れば、第1シフト弁(IJ)が右側の1速位置から左側
の2速位置に移動して、第2油路(12)が第4油路(
[4)を介して第2シフ]・弁(102)の流出側の第
5浦路(L5)に接続され、マニアル弁(9)のrDJ
位置で該第5油路(L5)に接続される第6油路([6
)を介して2速油圧クラツチ(C2)への給油が行われ
、更に車速が第3図にX2で示す2速−3速の変速特性
線を越えて増加すると、第2シフト弁(102)が右側
の2速位置から左側の3速位置に移fJJシて第4油路
([4)が第5油路([5)から3速油圧クラツチ(C
3)に連なる第7油路([7)に切換接続されて3速油
圧タラツプ(C3)への給油が行われるようにし Iこ
。
図面で(′l@は油圧源〈8)からの給油圧を一定のラ
イン圧に調圧するレギュレータ弁、(15+) (15
21は2速と3速の各油圧クラッチ(C2)(C3)に
11ドなる2連用と3連用の7キユムレータを示し、該
各アキュムレーク(15+) (Is 2)に夫々第2
ス[1ツトル弁(132)からスロットル開度に応じた
スロットル圧を背圧として作用させた。
イン圧に調圧するレギュレータ弁、(15+) (15
21は2速と3速の各油圧クラッチ(C2)(C3)に
11ドなる2連用と3連用の7キユムレータを示し、該
各アキュムレーク(15+) (Is 2)に夫々第2
ス[1ツトル弁(132)からスロットル開度に応じた
スロットル圧を背圧として作用させた。
前記流体トルクコンバータ(4)は、エンジン(1)の
クランク軸(1a)に連結される一側の入力ケースae
とこれに連結される他側のポンプ翼車(+7)とで囲ま
れた内部空隙に、補助変速機(5)の駆動軸(5a)に
連結されるタービン翼車aδと、両翼車(17)(ト)
間のステータ8小09とを備えると共に、該トルクコン
バータ(4)の入力側の例えば入力ケース(IGと出力
側の例えばタービン?J DJ○aとを機械的に連結す
る断接自在の油圧作動式のクラッチ■を備えるもので、
該クラッチ■の切断時は前記4車471 QFj Q’
lJ間の内部流体の循環による流体1−ルク伝達と、該
クラッチ■の接続作動時は該クラッチ■を介してのa械
的トルク伝達とが与えられるように構成される。
クランク軸(1a)に連結される一側の入力ケースae
とこれに連結される他側のポンプ翼車(+7)とで囲ま
れた内部空隙に、補助変速機(5)の駆動軸(5a)に
連結されるタービン翼車aδと、両翼車(17)(ト)
間のステータ8小09とを備えると共に、該トルクコン
バータ(4)の入力側の例えば入力ケース(IGと出力
側の例えばタービン?J DJ○aとを機械的に連結す
る断接自在の油圧作動式のクラッチ■を備えるもので、
該クラッチ■の切断時は前記4車471 QFj Q’
lJ間の内部流体の循環による流体1−ルク伝達と、該
クラッチ■の接続作動時は該クラッチ■を介してのa械
的トルク伝達とが与えられるように構成される。
該クラッチ■は、多板式f!1!擦クラッり等種々のも
のが用いられるが、図示のものはこれを単板式摩擦クラ
ッチとして、そのクラッチ板(20a)を入力ケースa
eとタービンWYI■とのElに軸方向に移動自在に且
つダンパスプリング(20b)を介して該タービン美事
■に連結して設け、該トルクコンバータ(4)の内部空
隙を該クラッチ板(20a )により一側の翼車収納室
■とその他側の入力ケース0eとの間の背圧室■とに区
分し、後記fril制御弁のにより該内部空隙に該背圧
室■側からの給油を行うクラッチ切断状態と、該収納室
■側からの給油を行うクラッチ接続状態とに切換自在と
し、クラッチ接続状態では該収納室■の内圧(以下Pa
と記す)と該背圧室■の内圧(以下pbと記す)との差
圧に応じた係合力で該クラッチ板C2Oa)が該入力ケ
ースqeにS擦係合されるようにした。
のが用いられるが、図示のものはこれを単板式摩擦クラ
ッチとして、そのクラッチ板(20a)を入力ケースa
eとタービンWYI■とのElに軸方向に移動自在に且
つダンパスプリング(20b)を介して該タービン美事
■に連結して設け、該トルクコンバータ(4)の内部空
隙を該クラッチ板(20a )により一側の翼車収納室
■とその他側の入力ケース0eとの間の背圧室■とに区
分し、後記fril制御弁のにより該内部空隙に該背圧
室■側からの給油を行うクラッチ切断状態と、該収納室
■側からの給油を行うクラッチ接続状態とに切換自在と
し、クラッチ接続状態では該収納室■の内圧(以下Pa
と記す)と該背圧室■の内圧(以下pbと記す)との差
圧に応じた係合力で該クラッチ板C2Oa)が該入力ケ
ースqeにS擦係合されるようにした。
該あす郊弁■は、レギュレータ弁(+41に連なる第8
油路([8)を背圧室■に連なる第9油路([9)に接
続して該背圧Vのへの給油を行う右側のクラッチ切Fl
i佼謂(図示の位置)と、第8油路(L8)を翼車収納
室■に連なる第10油路(Llo)に接続して該収納v
I2I)への給油を行う左側のクラッチ接続位置とに切
換自在であり、該制御弁■の右側の油室(Z3a)に、
前記第1スロツトル弁(13+)の上流側の[シュレー
タ弁■からの出力圧(以下Pmと記す)を第11油路(
111)を介して入力すると共に、その左側の油室(Z
3b)に該第11油路(Lll)に連なるオリフィス付
きの油路(Llla)を接続して、該油路(Llla)
に電磁式の第1大気開放弁(2S+)を接続し、該開放
弁イ1)の開弁によれば、該両油室C!3a)(23b
)の差圧により該制御弁のがばね(23C)に抗してク
ラッチ接続位置に切換動作され、クラッチ■が作動され
るようにした。
油路([8)を背圧室■に連なる第9油路([9)に接
続して該背圧Vのへの給油を行う右側のクラッチ切Fl
i佼謂(図示の位置)と、第8油路(L8)を翼車収納
室■に連なる第10油路(Llo)に接続して該収納v
I2I)への給油を行う左側のクラッチ接続位置とに切
換自在であり、該制御弁■の右側の油室(Z3a)に、
前記第1スロツトル弁(13+)の上流側の[シュレー
タ弁■からの出力圧(以下Pmと記す)を第11油路(
111)を介して入力すると共に、その左側の油室(Z
3b)に該第11油路(Lll)に連なるオリフィス付
きの油路(Llla)を接続して、該油路(Llla)
に電磁式の第1大気開放弁(2S+)を接続し、該開放
弁イ1)の開弁によれば、該両油室C!3a)(23b
)の差圧により該制御弁のがばね(23C)に抗してク
ラッチ接続位置に切換動作され、クラッチ■が作動され
るようにした。
図面で■はPaを比較的高圧の所定値に調圧すべく翼車
収納室Qに連なる第1排油路は旧)に介設したチェック
弁から成る第1調圧弁、@はオイルクーラ、■はオイル
リザーバーを示す。
収納室Qに連なる第1排油路は旧)に介設したチェック
弁から成る第1調圧弁、@はオイルクーラ、■はオイル
リザーバーを示す。
ここで、クラッチ■の作動状態は、Paとpbの差1f
の増減による係合力の変化で該クラッヂ■の入力側と出
力側とを直結する直結状態と、入力側と出力側との滑り
を許容する滑り状態とに切換られるもので、この差圧即
ち係合力を走行状態に応じて可変制tXItべく以下の
ように構成した。
の増減による係合力の変化で該クラッヂ■の入力側と出
力側とを直結する直結状態と、入力側と出力側との滑り
を許容する滑り状態とに切換られるもので、この差圧即
ち係合力を走行状態に応じて可変制tXItべく以下の
ように構成した。
即ち、制御弁■のクラッチ接続位置にJ3いて背圧室■
に連なる第9油路(L9)に接続される第12油路(1
12)と、W車数納室■に連なる第10油路(110)
から分岐した第13油路(L13)とを設け、該両油路
(112)(113)を第2調圧弁■を介して接続して
該両室Q’D@を連通する連通路を構成し、又、上記第
1排油路(LDl)に介設した第1調圧弁■に並列の第
2排油路(LD2)を設けると共に、クラッチ■の滑り
状態で該第2排油路(102)と第13油路(L13)
とを開き、直結状態で該両油路(LD2)(L13)を
閉じる開閉弁■を設けるものとし、これを更に詳述する
に、該開閉弁ωは、ガバナ弁(IZからのガバナ圧で左
方の閉じ方向と、ばね(3) a )及び第1スロツト
ル弁(13+)からのスロットル圧で右方の聞き方向と
に押圧されて、第3図のZ線より低速側の領域で該両油
路(LD2)(L13)を開く開位置(図示の位置)と
、それより高速側の領域で該両油路(LD2’) ’(
L13)を閉じる閉位置とに切換03作されるようにし
た。
に連なる第9油路(L9)に接続される第12油路(1
12)と、W車数納室■に連なる第10油路(110)
から分岐した第13油路(L13)とを設け、該両油路
(112)(113)を第2調圧弁■を介して接続して
該両室Q’D@を連通する連通路を構成し、又、上記第
1排油路(LDl)に介設した第1調圧弁■に並列の第
2排油路(LD2)を設けると共に、クラッチ■の滑り
状態で該第2排油路(102)と第13油路(L13)
とを開き、直結状態で該両油路(LD2)(L13)を
閉じる開閉弁■を設けるものとし、これを更に詳述する
に、該開閉弁ωは、ガバナ弁(IZからのガバナ圧で左
方の閉じ方向と、ばね(3) a )及び第1スロツト
ル弁(13+)からのスロットル圧で右方の聞き方向と
に押圧されて、第3図のZ線より低速側の領域で該両油
路(LD2)(L13)を開く開位置(図示の位置)と
、それより高速側の領域で該両油路(LD2’) ’(
L13)を閉じる閉位置とに切換03作されるようにし
た。
上記第2調圧弁■は、第2排油路(LD2)がら分岐し
たパイロン1〜油路(1,02a)を介して作用される
油圧部らPaで右方の開き方向と、該第12油路(1,
12)に連なるパイロット油路(L12a)を介して作
用される油ハ、即ちpbで左方の閉じ方向とに押圧され
る差圧応動型に構成されるものとし、更に該第2調圧弁
■をばね(29a )と第2スロットル弁(132)か
らのスロットル圧(以下Pθと記す)とで閉じ方向と、
前記第11油路(Lll)からオリフィス付きの油路(
111b)を介して入力されるPmで聞き方向とに押圧
するようにし、更に該油路(Lllb)に電磁式の第2
大気開放弁(252)を接続した。
たパイロン1〜油路(1,02a)を介して作用される
油圧部らPaで右方の開き方向と、該第12油路(1,
12)に連なるパイロット油路(L12a)を介して作
用される油ハ、即ちpbで左方の閉じ方向とに押圧され
る差圧応動型に構成されるものとし、更に該第2調圧弁
■をばね(29a )と第2スロットル弁(132)か
らのスロットル圧(以下Pθと記す)とで閉じ方向と、
前記第11油路(Lll)からオリフィス付きの油路(
111b)を介して入力されるPmで聞き方向とに押圧
するようにし、更に該油路(Lllb)に電磁式の第2
大気開放弁(252)を接続した。
尚、Paはエンジンのスロットル開度に応じて第4図示
の如く変化し、又PIDGよライン圧P2より低圧に設
定される。
の如く変化し、又PIDGよライン圧P2より低圧に設
定される。
上記した第1第2大気開放弁(25d (252)は、
マイクロコンピュータを備えた電子制御回路■により開
閉制御されるもので、該回!?!@にスロットル開度検
出手段■からのスロットル開度に応じた信号と、車速検
出手段■からの車速に応じた信号とを入力し、後記詳述
する如く、第3図のY線より高速側の斜線示のクラッチ
作動領域で第1大気開放弁(25dを開弁して、上記の
如くクラッチ■を作動させるようにし、又第2大気開放
弁(252)を後記する特定条件が成立した場合にのみ
開弁じ、常時は[1弁しておくようにした。
マイクロコンピュータを備えた電子制御回路■により開
閉制御されるもので、該回!?!@にスロットル開度検
出手段■からのスロットル開度に応じた信号と、車速検
出手段■からの車速に応じた信号とを入力し、後記詳述
する如く、第3図のY線より高速側の斜線示のクラッチ
作動領域で第1大気開放弁(25dを開弁して、上記の
如くクラッチ■を作動させるようにし、又第2大気開放
弁(252)を後記する特定条件が成立した場合にのみ
開弁じ、常時は[1弁しておくようにした。
ここで、第3図のZ線より高速側の領域では、上記の如
く開閉弁ωが閉位置に切換えられて、第13油路(L1
3)と第2排浦路(LD2)とが閉じられ、第13油路
(L13)から第12油路(L12)への給油が行なわ
れず、第12浦路(112)から第2′調圧弁■の排油
ボート■b)に油が流出して、pbは大気圧に近い値に
なり、又第2排油路(LD2)を介しての排油が停止さ
れて、Paは第1調圧弁■により定められる比較的高圧
の値に保持され、ぞの結!!!Paとpbの差圧が大き
くなってクラッチ係合力が増しクラッチ■は直結状態で
作動する。
く開閉弁ωが閉位置に切換えられて、第13油路(L1
3)と第2排浦路(LD2)とが閉じられ、第13油路
(L13)から第12油路(L12)への給油が行なわ
れず、第12浦路(112)から第2′調圧弁■の排油
ボート■b)に油が流出して、pbは大気圧に近い値に
なり、又第2排油路(LD2)を介しての排油が停止さ
れて、Paは第1調圧弁■により定められる比較的高圧
の値に保持され、ぞの結!!!Paとpbの差圧が大き
くなってクラッチ係合力が増しクラッチ■は直結状態で
作動する。
又、Y線と7線の間の車速域では、開閉弁ωが開位置に
1,7J換えられて第2排浦路(LD2)と第13油路
(L13)とが開かれ、翼車収納室の内の浦が第2排油
路(LD2)から第1調圧弁■を介さずに排油され、P
aは該第2排油路(LD2)の管路抵抗で定められる比
較的低圧になり、一方背圧室■には第13油路(L13
)と第12油路(L12)とから成る連通路を介して第
2調圧弁■で調圧された油圧が入力され、paとpbの
差圧が直結状態に比し減少し、クラッチ■は滑り状態で
作動する。
1,7J換えられて第2排浦路(LD2)と第13油路
(L13)とが開かれ、翼車収納室の内の浦が第2排油
路(LD2)から第1調圧弁■を介さずに排油され、P
aは該第2排油路(LD2)の管路抵抗で定められる比
較的低圧になり、一方背圧室■には第13油路(L13
)と第12油路(L12)とから成る連通路を介して第
2調圧弁■で調圧された油圧が入力され、paとpbの
差圧が直結状態に比し減少し、クラッチ■は滑り状態で
作動する。
ここで、第2調圧弁■のPa及びpbの受圧面積をSl
、Pa及びPmの受圧面積をs2、ばね(3a)の力を
「とυ°ると、第2調圧弁のに作用する力の関係は、 Pa51+ Pm52= PbS+ + PI 32
+ rとなり、従って の関係式が成立し、結局クラッチ■が滑り状態で作動す
る車速域において、クラッチ係合力は(1)式に従って
エンジンのスロットル開度の増加に伴い第5図示の如く
増加する。
、Pa及びPmの受圧面積をs2、ばね(3a)の力を
「とυ°ると、第2調圧弁のに作用する力の関係は、 Pa51+ Pm52= PbS+ + PI 32
+ rとなり、従って の関係式が成立し、結局クラッチ■が滑り状態で作動す
る車速域において、クラッチ係合力は(1)式に従って
エンジンのスロットル開度の増加に伴い第5図示の如く
増加する。
そのため、スロットル開度の増加によるエンジンの出力
トルクの増加に応じてクラッチ係合力も増加することに
なり、結局流体トルクコンバータの速度比は出力トルク
の増減に係りなく0.92〜0,93程度で一定に保た
れ、且つ低車速域で大きくなり易いトルク変動はクラッ
チ■の滑りで吸収され車体振動の発生が防止される。
トルクの増加に応じてクラッチ係合力も増加することに
なり、結局流体トルクコンバータの速度比は出力トルク
の増減に係りなく0.92〜0,93程度で一定に保た
れ、且つ低車速域で大きくなり易いトルク変動はクラッ
チ■の滑りで吸収され車体振動の発生が防止される。
又、クラッチ■を滑り状態で作動させる車速域であって
も、スロットル開度がスロットル全開開度(以下Ooと
記す)より少許大きな所定の基準開度(以下θ1と記す
)を下回ったとぎは、即ち運転状態が該車速域における
低スロットル開度領域(第3図のA領域)に移行したと
ぎは、第2大気開放弁(252)を開弁じて、第2調圧
弁■へのPn+の入力を断つようにした。
も、スロットル開度がスロットル全開開度(以下Ooと
記す)より少許大きな所定の基準開度(以下θ1と記す
)を下回ったとぎは、即ち運転状態が該車速域における
低スロットル開度領域(第3図のA領域)に移行したと
ぎは、第2大気開放弁(252)を開弁じて、第2調圧
弁■へのPn+の入力を断つようにした。
これによれば、上記(1)式のPIlの項が零になり、
その分クラッチ係合力が増加する。
その分クラッチ係合力が増加する。
ここで、スロットル開度が00のときのPOをPo、
0+のときのそれをPlとすると、θ0におけるクラッ
チ係合力■0と、01におけるクラッチ係合力■、との
差は、クラッチ&(20a)の受圧面積をS。
0+のときのそれをPlとすると、θ0におけるクラッ
チ係合力■0と、01におけるクラッチ係合力■、との
差は、クラッチ&(20a)の受圧面積をS。
として、
となり、この場合第4図から明らかなようにPO−Pl
、Pa> > Po、 P、であり、Toは丁、に比し
遥に大きくなり、クラッチ■が滑りにくくなってアクセ
ルペダルを戻しての減速走行時に充分なエンジンブレー
キを得られる。
、Pa> > Po、 P、であり、Toは丁、に比し
遥に大きくなり、クラッチ■が滑りにくくなってアクセ
ルペダルを戻しての減速走行時に充分なエンジンブレー
キを得られる。
尚、TOは駆動輪(2)側からの逆駆動i−ルクを10
0%伝達し得る値■「より僅かに小さな値に設定して減
速時に流体トルクコンバータ(4)の速度比eが1.0
2〜1.03程度になるようにし、エンジンブレーキの
効き具合を良好に維持して且つ減速時の車体@肋の発生
も防止できるようにする。
0%伝達し得る値■「より僅かに小さな値に設定して減
速時に流体トルクコンバータ(4)の速度比eが1.0
2〜1.03程度になるようにし、エンジンブレーキの
効き具合を良好に維持して且つ減速時の車体@肋の発生
も防止できるようにする。
尚、A領域は、スロットル開度をθ、車速をVとして、
第3に示す如くθくθ1、Vo<V<V。
第3に示す如くθくθ1、Vo<V<V。
の範囲に設定し、V、をZ線で規定するクラッチ■の直
結作fJJ領域の下限車速Vzより少許人きくしたが、
これはV、=VZとした場合、油圧制御部品の公差など
により開閉弁ωがvlより高速側で開弁じ、即ちV、
< vzとなってV、とVZの間の車速域で減速走行時
のクラッチ係合力の増加が得られなくなる可能性があり
、これを防止するためである。
結作fJJ領域の下限車速Vzより少許人きくしたが、
これはV、=VZとした場合、油圧制御部品の公差など
により開閉弁ωがvlより高速側で開弁じ、即ちV、
< vzとなってV、とVZの間の車速域で減速走行時
のクラッチ係合力の増加が得られなくなる可能性があり
、これを防止するためである。
又、Y線をθ〈0.の範囲で高速側にオフセットし、θ
−θ、のときの車速vyよりVoを大きくしたが、これ
はVo以下への急減速時のクラッチ■の作動によるエン
ジンストップを防止するためである。
−θ、のときの車速vyよりVoを大きくしたが、これ
はVo以下への急減速時のクラッチ■の作動によるエン
ジンストップを防止するためである。
第6図は上記した電子制御回路■の70グラムのフロー
チャートを示し、Slは運転状態がクラッチ作動領域即
ちY線より高速側の領域に存するか否かの判定を行ない
、Slは最新のスロットル開度θと車速■がθくθ1、
V<V、か否か、即ちへ領域に存するか否かの判定を行
なう。
チャートを示し、Slは運転状態がクラッチ作動領域即
ちY線より高速側の領域に存するか否かの判定を行ない
、Slは最新のスロットル開度θと車速■がθくθ1、
V<V、か否か、即ちへ領域に存するか否かの判定を行
なう。
ここで運転状態がクラッチ作動領域に存しないときは、
Slで[NO]と判定されて第1第2大気開放弁G!S
+) (252)は共に閉弁され、一方りラツヂ作動
領域に存するときは、Slで[YEsJと判定されてS
lに進み、AftllIItに存しないとぎはSlでJ
NOJと判定され、この場合第2大気開放弁イ2)は閉
弁状態に保持されるが、第1大気開放弁(2S1)は開
弁され、上記の如< il制御弁のがクラッチ接続位置
に切換動作され、開閉弁ωの開閉によりY線とZ線との
間の所定の車速域でクラッチ■が滑り状態で作動され、
Z線より高速側の車速域でクラッチ■が直結状態で作動
される。
Slで[NO]と判定されて第1第2大気開放弁G!S
+) (252)は共に閉弁され、一方りラツヂ作動
領域に存するときは、Slで[YEsJと判定されてS
lに進み、AftllIItに存しないとぎはSlでJ
NOJと判定され、この場合第2大気開放弁イ2)は閉
弁状態に保持されるが、第1大気開放弁(2S1)は開
弁され、上記の如< il制御弁のがクラッチ接続位置
に切換動作され、開閉弁ωの開閉によりY線とZ線との
間の所定の車速域でクラッチ■が滑り状態で作動され、
Z線より高速側の車速域でクラッチ■が直結状態で作動
される。
又、第3図にa点で示すクラッチ■の滑り作動領域に存
する運転状態から減速するためにアクセルペダルを戻し
て、スロットル開度θをθ。
する運転状態から減速するためにアクセルペダルを戻し
て、スロットル開度θをθ。
にすると運転状態がA領域に移行して、Slで「YEs
Jと判定され、第2大気開放弁(252)が開弁されて
クラッチ係合力が上記の如く増加され、充分なエンジン
ブレーキが得られる。
Jと判定され、第2大気開放弁(252)が開弁されて
クラッチ係合力が上記の如く増加され、充分なエンジン
ブレーキが得られる。
又、A領域から第3図にb点で示す低速域に減速される
と、Slで「NO」と判定されて、上記の如く第2大気
開放弁(25d (252)が閉弁され、制御211弁
のがクラッチ切断位置に切換動作されて、クラッチ■の
作動が解除される。
と、Slで「NO」と判定されて、上記の如く第2大気
開放弁(25d (252)が閉弁され、制御211弁
のがクラッチ切断位置に切換動作されて、クラッチ■の
作動が解除される。
ここで、低温時にΔ領域でクラッチ■の係合力を増加さ
せると、△領域からの減速に際し一制御弁■がクラッチ
切断位置に切換えられても、油の粘性が高いために背圧
室■の昇圧が遅れて、クラッチ■が作動解除されるまで
に時間がかがり、低温時の急減速に際してエンジンスト
ールを生じ易くなる。
せると、△領域からの減速に際し一制御弁■がクラッチ
切断位置に切換えられても、油の粘性が高いために背圧
室■の昇圧が遅れて、クラッチ■が作動解除されるまで
に時間がかがり、低温時の急減速に際してエンジンスト
ールを生じ易くなる。
そこで、図示の実施例では、第2大気開放弁(252)
の前記油路(Ll lb)への接続路にプラグ■を挿入
した油室■を介設して、該プラグ■の周囲に油通路とな
る環状の隙間を形成した。これによれば、該隙間を通過
する流量は油の粘性の影響を強く受け、第2大気開放弁
(252)が開弁じても、油の粘性の高い低温時は該隙
間を通過1゛る流量が極めて少なくなり、該油路(1,
11b)の内圧はPrAに近い値に維持されて、大質的
に第2大気開放弁い2)が閉弁されていると同様の状態
となり、結局、低温時はA領域でのクラップ−■の係合
力の増加が停止されて、クラッチ係合力は低いままに保
たれ、背圧室■の内圧の比較的小[t」な昇圧でクラッ
チ■が作動解除されるようになり、背圧室■の昇圧速度
が粘性の影響で遅くなっても、クラッチ■はへ領域から
の減速で速やかに作動解除され、低温時の急減速にJ、
ってもエンジンストールを生じない。
の前記油路(Ll lb)への接続路にプラグ■を挿入
した油室■を介設して、該プラグ■の周囲に油通路とな
る環状の隙間を形成した。これによれば、該隙間を通過
する流量は油の粘性の影響を強く受け、第2大気開放弁
(252)が開弁じても、油の粘性の高い低温時は該隙
間を通過1゛る流量が極めて少なくなり、該油路(1,
11b)の内圧はPrAに近い値に維持されて、大質的
に第2大気開放弁い2)が閉弁されていると同様の状態
となり、結局、低温時はA領域でのクラップ−■の係合
力の増加が停止されて、クラッチ係合力は低いままに保
たれ、背圧室■の内圧の比較的小[t」な昇圧でクラッ
チ■が作動解除されるようになり、背圧室■の昇圧速度
が粘性の影響で遅くなっても、クラッチ■はへ領域から
の減速で速やかに作動解除され、低温時の急減速にJ、
ってもエンジンストールを生じない。
尚、上記第6図示のプログラムでは、減速走行への移行
をスロットルIff度が01を下回ったか否かで判定す
るようにしたが、スロットル開度の減少速度を加味して
判定するようにしても良く、第7図にかかるプログラム
を示す。
をスロットルIff度が01を下回ったか否かで判定す
るようにしたが、スロットル開度の減少速度を加味して
判定するようにしても良く、第7図にかかるプログラム
を示す。
このプログラムでは、上記S1、S2に、第2人気開放
弁い2)が前回開弁されたか否かの判定を行なうS3と
、前回のスロットル開度0−と11速V′がθ′くθ1
、V′≧v1か否かの判定を行なうS4と、最新のスロ
ットル開度θと前回のスロットル開度O−との差が負の
所定値−αより小ざいか否か、即ちスロットル開度の減
少速度が所定値より大ぎいか否かの判定を行なうS5と
を付加した。
弁い2)が前回開弁されたか否かの判定を行なうS3と
、前回のスロットル開度0−と11速V′がθ′くθ1
、V′≧v1か否かの判定を行なうS4と、最新のスロ
ットル開度θと前回のスロットル開度O−との差が負の
所定値−αより小ざいか否か、即ちスロットル開度の減
少速度が所定値より大ぎいか否かの判定を行なうS5と
を付加した。
これによれば、第3図のa点から減速すべくアクセルペ
ダルを一気に戻してA領域に移行したとき、SlからS
2→S3→S4の順で85に進み、ここで「YESJと
判定されて第2大気開放弁2S2)が開弁され、以mA
領域に存する限りS3で「YES」と判定されて該弁い
2)は開弁状態に保持されるが、平地走行から緩やかな
下り坂にさしかかり、アクセルペダルを徐々に戻しなが
らA領域に移行し、スロットル開度をOoと01との間
に保持してクルーズ走行を行なうような場合は、S5で
しNO」と判定されて第2大気間放弁(252)は開弁
されず、クラッチ係合力の増加に起因した車体振動の発
生が防止される。
ダルを一気に戻してA領域に移行したとき、SlからS
2→S3→S4の順で85に進み、ここで「YESJと
判定されて第2大気開放弁2S2)が開弁され、以mA
領域に存する限りS3で「YES」と判定されて該弁い
2)は開弁状態に保持されるが、平地走行から緩やかな
下り坂にさしかかり、アクセルペダルを徐々に戻しなが
らA領域に移行し、スロットル開度をOoと01との間
に保持してクルーズ走行を行なうような場合は、S5で
しNO」と判定されて第2大気間放弁(252)は開弁
されず、クラッチ係合力の増加に起因した車体振動の発
生が防止される。
又、■1以上の車速からアクセルペダルを戻して減速走
行に入り、クラッチ■が直結状態で作動される第3図の
0点から車速の低下でΔ領域に移行した場合は、S4で
[YEsJと判定されて第2大気闇放弁イ2)が開弁さ
れ、■、以下の車速域でも引続き充分なエンジンブレー
キが1′1られる。
行に入り、クラッチ■が直結状態で作動される第3図の
0点から車速の低下でΔ領域に移行した場合は、S4で
[YEsJと判定されて第2大気闇放弁イ2)が開弁さ
れ、■、以下の車速域でも引続き充分なエンジンブレー
キが1′1られる。
尚、この実施例では上記した油室■での低温時における
油の通過規制により、低温時には△領域でのクラッチ■
の係合力増加が停止されるが、停止手段はこれに限るも
のではなく、例えばエンジン冷W水温や変速機の油温等
を検出゛する温度センサーからの信号を電子制御回路G
l)に入力し、A領域であっても低温時は第2人気開放
弁(252)を閉弁状態に保持づるようにしても良い。
油の通過規制により、低温時には△領域でのクラッチ■
の係合力増加が停止されるが、停止手段はこれに限るも
のではなく、例えばエンジン冷W水温や変速機の油温等
を検出゛する温度センサーからの信号を電子制御回路G
l)に入力し、A領域であっても低温時は第2人気開放
弁(252)を閉弁状態に保持づるようにしても良い。
(発明の効果)
以上の如く本発明によるときは、低温時にはクラッチ係
合力増加が停止され、低速域への減速に際しクラッチの
作動が速やかに解除され、低温時の急減速によってもエ
ンジンスト−ルを生じない効果を有する。
合力増加が停止され、低速域への減速に際しクラッチの
作動が速やかに解除され、低温時の急減速によってもエ
ンジンスト−ルを生じない効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する車両用変速機の1例の線図、
第2図は本発明の実施手段を具備した変速鳴の油圧回路
図、第3図はクラッチの作動特性図、第4図は第2図の
油圧回路に備える第2スロツトル弁の出力特性図、第5
図はクラッチの係合力の変化特性図、第6図及び第7図
は夫々電子制御回路のプログラムを示すフ【コーヂャー
トである。 (1)・・・エンジン (4)・・・流体トルクコンバータ ■・・・クラッチ 他2名
第2図は本発明の実施手段を具備した変速鳴の油圧回路
図、第3図はクラッチの作動特性図、第4図は第2図の
油圧回路に備える第2スロツトル弁の出力特性図、第5
図はクラッチの係合力の変化特性図、第6図及び第7図
は夫々電子制御回路のプログラムを示すフ【コーヂャー
トである。 (1)・・・エンジン (4)・・・流体トルクコンバータ ■・・・クラッチ 他2名
Claims (1)
- エンジンに連結される流体トルクコンバータの入力側と
出力側とを機械的に連結する油圧作動式のクラッチを所
定の車速域において該クラッチの滑りを許容する比較的
低い係合力で作動させると共に、エンジンのスロットル
開度が所定の基準開度を下回る該車速域における低スロ
ットル開度領域では該クラッチの係合力を該基準開度で
の係合力よりも増加させるようにしたものにおいて、該
低スロットル開度領域であっても低温時は該クラッチの
係合力の増加を停止させるようにしたことを特徴とする
車両用変速機における流体トルクコンバータ用クラッチ
の制御方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9816786A JPS62255662A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 車両用変速機における流体トルクコンバ−タ用クラツチの制御方法 |
US06/936,467 US4768635A (en) | 1985-11-25 | 1986-11-25 | Control for the clutch of a fluid torque converter in a vehicular transmission |
GB8628128A GB2183308B (en) | 1985-11-25 | 1986-11-25 | Control for the clutch of a fluid torque converter in a vehicular transmission |
DE3640139A DE3640139C2 (de) | 1985-11-25 | 1986-11-25 | Verfahren und vorrichtung zur steuerung einer kupplung in einem fluessigkeits-drehmomentwandler eines fahrzeuggetriebes |
FR868616404A FR2593439B1 (fr) | 1985-11-25 | 1986-11-25 | Procede et dispositif de commande de l'embrayage faisant partie du convertisseur de couple de la transmission d'un vehicule |
CA000523711A CA1273505A (en) | 1985-11-25 | 1986-11-25 | Method of controlling clutch for fluid torque converter in vehicular transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9816786A JPS62255662A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 車両用変速機における流体トルクコンバ−タ用クラツチの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62255662A true JPS62255662A (ja) | 1987-11-07 |
Family
ID=14212512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9816786A Pending JPS62255662A (ja) | 1985-11-25 | 1986-04-30 | 車両用変速機における流体トルクコンバ−タ用クラツチの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62255662A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5704871A (en) * | 1995-03-02 | 1998-01-06 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Control system for slipping at least one clutch instead of slipping a lockup clutch after a shift in a hydraulically operated vehicle transmission |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5733253A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-23 | Mitsubishi Motors Corp | Torque transmitter |
JPS59137659A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-07 | Nissan Motor Co Ltd | 変速機用流体継手のスリツプ制御装置 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP9816786A patent/JPS62255662A/ja active Pending
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