JPS6225562A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPS6225562A
JPS6225562A JP60164911A JP16491185A JPS6225562A JP S6225562 A JPS6225562 A JP S6225562A JP 60164911 A JP60164911 A JP 60164911A JP 16491185 A JP16491185 A JP 16491185A JP S6225562 A JPS6225562 A JP S6225562A
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JP
Japan
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signal
terminal
circuit
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JP60164911A
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English (en)
Inventor
Junichi Koseki
小関 順一
Kunihiko Miura
邦彦 三浦
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Automation Equipment Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Automation Equipment Engineering Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、たとえば光源として蛍光灯を用い、原稿の画
像を光学的に読取る画像読取装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 一般に、この種の画像読取装置においては、光源からの
光を原稿などの被読取物に照射し、その反射光をCOD
ラインセンサなとの光電変換器によって光電変換し、画
像信号として処理したのち出力されるようになっている
ところで、このような画像読取装置においては、光源と
して蛍光灯などの放電灯が用いられる場合が多い。とこ
ろが、特に蛍光灯は、それ自身の発熱により管壁温度は
上昇するが、環境温度が低い場合などには管壁温度の立
上がりが鈍くなる。そこで通常、蛍光灯の表面に保温用
ヒータを密着させることにより、管壁温度の立上がりを
補助している。しかし、上記保温用ヒータを動作させる
と実大なエネルギが必要となり、電源の負担が大となる
という問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、電源の負担を軽減し、電源の容量を小さ
くできる画像読取装置を提供することにある。
[発明の概要] 本発明は上記目的を達成づるために、少なくとも被読取
物を搬送する搬送路を駆動するモータの動作中、光源と
しての放電灯の保温用ヒータへの通電制御を停止させる
ように構成したものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図は本発明に係る画像読取装置を示す
ものである。すなわち、1は画像読取装置の筐体で、そ
の左側面(前面)下方部位には原稿挿入部2が、また上
面後方部位には原稿排出部3がそれぞれ形成されている
。上記原稿挿入部2には、手差しガイド4が着脱自在に
設けられていて、この手差しガイド4に沿って原稿Oを
その画像面(表面)を上にした状態で挿入するようにな
っている。また、上記原稿排出部3には、所定の角度傾
斜した排紙トレイ5が着脱自在に設けられていて、この
排紙トレイ5に原稿排出部3から表裏反転されて排出さ
れる原稿0が画像面を下にした状態で収納されるように
なっている。そして、上記原稿挿入部2とi稿排出部3
との間には、原稿挿入部2から挿入された原稿Oを搬送
し、搬送終端部で表裏反転させて原稿排出部3へ導く搬
送路6が形成されている。この搬送路6は、挿入された
原稿0を左側基準へ寄せる機能を持った斜行構造および
ワンウェイクラッチ構造を持たせた一対の給紙ローラ7
と、この給紙ロー57で送られる原稿Qの先端合せを行
なうために上側ローラをプラスチック製、下側ローラを
ゴム製とし、ワンウェイクラッチ構造を持たせた一対の
アライニングローラ8と、このアライニングローラ8で
送られる原稿Oを原稿排出部3まで導くワンウェイクラ
ッチ構造を持たせた一対の搬送ローラ9と、この搬送ロ
ー59で送られる原fiOを案内する弧状の案内路10
と、原稿排出部3に設けられ、上記案内路10で案内さ
れてきた原稿Oを排紙トレイ5へ排出する一対の排紙ロ
ーラ11とによって構成されている。
上記搬送路6の中途部、すなわちアライニングローラ8
と搬送ロー59との間には、原稿読取位置12が設定さ
れていて、この原稿読取位置12には基準色補正板13
が設けられており、この基準色補正板13上を原稿0が
搬送されるようになっている。この基準色補正板13は
、後述するラインセンサ22からのシェーディングを含
んだ画像信号を補正するために、白レベル補正用データ
を読取るためのものである。上記基準色補正板13上に
は、光透過性に優れた透光部材としてのガラス板14が
密着されている。このガラス板14は、基準色補正板1
3と原稿Oとによるこずれから生じる基準色補正板13
の汚れなどを防止するためのものである。上記基準色補
正板13の上方部位で原稿読取位置12の直前には、搬
送される原稿0を押し付ける原稿固定部材としての原稿
固定板15が設けられていて、この原稿固定板15とガ
ラス板14とで原稿0を軽く押え付けることにより、原
稿読取位置12前にて原稿Oの浮き上りを防止している
。なお、上記原稿固定板15は、材質が薄くある程度弾
力性に富むもので、たとえばポリエステルフィルムなど
が最適である。また、上記基準色補正板13の上方部位
には、光源としての緑色発光の蛍光灯16が設けられて
いる。この蛍光灯16の表面所定部位には、第6図に詳
細を示すように管壁温度を一定に保つための保温用ヒー
タ17が密着されていて、この保温用ヒータ17の表面
所定部位には管v温度を検知するための感湿抵抗素子(
以下サーミスタと称す)36が取着されている。しかし
て、蛍光灯16からの光は、基準色補正板13上あるい
はその上を搬送される原稿0上に照射され、その反射光
は反射ミラー18.19.20で反射されてレンズ21
を通り、光電変換器としてのCODラインセンサ(たと
えば株式会社東芝製TCD105)22に結像され、こ
のラインセンサ22によって光信号を電気信号に変換す
るようになっている。なお、上記反射ミラー18,19
.20はそれぞれ防露マットを敷いて震動対策が施され
ている。また、上記蛍光灯16およびラインセンサ22
は原稿Oの搬送方向と直角方向に配設されている。
また、筺体1の前面には、各種操作ボタンおよび各種表
示器などを備えた操作パネル23が設けられているとと
もに、筺体1内の上面近傍には、制御回路などが組込ま
れたプリント回路基板24が配設されている。なお、2
5は原稿Oが挿入されたことを検知する原稿検知器、2
6は搬送される原稿0がアライニングローラ8へ到達し
たことを検知するアライニングローラ前原稿検知器、2
7はアライニングローラ8によって搬送される原稿0を
検知し、基準色補正板13の白レベル補正用データの読
取開始タイミングの信号を発生するための原稿読取位置
前原稿検知器、28は原稿0の排出を検知する排紙ロー
ラ前原稿検知器であり、これらはいずれもフォトインタ
ラプタを用いている。また、29は各駆動系に動力を供
給するためのステッピングモータで、ワンウェイクラッ
チの作用により正転時には前記給紙ローラ7が回転駆動
され、逆転時には前記アライニングローラ8、搬送ロー
ラ9および排紙ローラ11が回転駆動されるようになっ
ている。また、30はそれぞれの   −制御に使用さ
れる直流電圧を発生する電源装置、31は外部装置と接
続するためのコネクタである。
ところで、筺体1は、第2図に示すように搬送路6を境
にして上部筺体1aと下部筺体1bとに2分割されてい
て、両筺体1a、1bは前記排紙ローラ11の一方のロ
ーラの軸32を支点として枢支されており、上部筺体1
aが第2図のよに上方に所定の角度開放できるようにな
っている。ここに、上部筺体1aには排紙トレイ5、給
紙ローラ7の上側ローラ、アライニングローラ8の上側
ローラ、搬送ローラ9の上側ローラ、案内路10の上側
案内板、原稿固定板15、蛍光灯16、反射ミラー18
,19,20、レンズ21、ラインセンサ22、操作パ
ネル23およびプリント回路基板24などがそれぞれ設
けられて上部ユニット(第2ユニツト)Aを構成し、下
部筺体1bには手差しガイド4、給紙ローラ7の下側ロ
ーラ、アライニングローラ8の下側ローラ、搬送ローラ
9の下側ローラ、案内路10の下側案内板、排紙ローラ
11、基準色補正板13、ガラス板14、原稿検知器2
5.26.27,28、ステッピングモータ29、電源
装置30およびコネクタ31などがそれぞれ設けられて
下部ユニット(第1ユニツト)Bを構成している。この
ような構造により、搬送路6でジャムした原稿Oの処理
などが容易に行なえるようになっている。なお、上部ユ
ニットAの開放時には、排紙トレイ5に収納それている
原稿Oが落ちないように適当な開閉角度を持たせた構造
となっている。また、上部ユニットAは、筺体1内に設
けられたバランサ(油圧機構およびばねなどからなる)
33によって常時開く方向に付勢されていて、図示しな
い係止機構を解除することにより、バランサ33の作用
で上部ユニットAが自動的に所定の角度まで開放され、
その開放状態が保持されるようになっている。
また、筺体1の右側面(後面)下方部位には、本装置を
手で下げて移動可能にした手下げ用の把手34が取着さ
れている。すなわち、この把手34は、手下げ時、上部
ユニットAの開閉用支点(軸32)の負担軽減のため、
開閉用支点の設けである側の側面に設けられている。
第3図は前記蛍光灯16により原稿0の画像を読取るた
めの部分を詳細に示している。すなわち、原稿Oが図示
矢印の方向へ搬送されるものとすると、原稿Oはガラス
板14と原稿固定板15とで原稿読取位置12前にて浮
き上りを防止される。
しかして、蛍光灯16から発した光は原稿読取位置12
で基準色補正板13または11tWiOに照射され、そ
の反射光は反射ミラー35によってレンズ21に導かれ
、ラインセンサ22へ結像する。本装置では、基準色補
正板13の白レベル補正用データおよび原稿Oの画像を
同じ読取位置12にて読取っている。なお、第5図では
説明の都合上、反射ミラーを1枚にして光路長を変えで
ある。
第4図は上記のように構成された画像読取装置の制御回
路を示すものである。すなわち、41は本装置全体の制
御を司るマイクロプロセッサ、4Zはマイクロプロセッ
サ41に対する割込みを制御する割込制御回路であり、
タイマ43からの割込要求信号をマイクロプロセッサ4
1へ伝えている。43は汎用タイマであり、上記割込要
求信号および原稿搬送時の基本タイミング信号を発生し
ている。44はマイクロプロセッサ41およびタイマ4
3などに基本クロックパルスを供給する水晶発振子(O
20)、45は本装置を動作させるための全ての制御用
プログラムおよびデータテーブルが格納されているRO
M (リード・オンリ・メモリ)、46はワーキング用
のRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、47は前記
ラインセンサ22の駆動回路であり、ラインセンサ22
を駆動させるための基本クロックパルスを発生している
。48はラインセンサ22からの微弱な画像信号を増幅
する増幅回路、49はサンプルホールド回路であり、マ
イクロプロセッサ41からの切換信号$1により、上記
画像信号を8ドツト/m処理あるいは16ドツト/m処
理に選択できる」能を備えている。50はラインセンサ
22からのシェーディングを含んだ上記画像信号を補正
するためのシェーディング補正回路、51は入出力ポー
トであり1、前記操作パネル23への表示データの出力
および操作ボタンなどの読取りを行なっている。52は
前記原稿検知器25〜28およびサーミスタ36などの
各種検知器53からのデータを読取る入力ボート、54
は出力ボート、55は前記保温用ヒータ17、モータ2
9および蛍光灯16の供給電源用インバータなどの出力
装置56を動作させるための駆動回路、57は外部装置
からのコマンドデータの受信や画像信号の送信などを行
なうインタフェイス回路であり、前記コネクタ31と接
続されている。58は原稿読取りにおけるレフトマージ
ンをカウントするためのレフトマージンカウント回路で
ある。
第5図は第4図における入出力ポート51、入力ボート
52および出力ボート54の部分の詳細図である。すな
わち、61はパラレル入出力ポートであり、マイクロプ
ロセッサ41からの送受制御信号$2が供給される。こ
の送受制御信号S2は各種検知器などとの信号の送受制
御を行なうための信号である。62は原稿の濃度によっ
て読取レベルをダーク、ノーマル、ライトの3段階に選
択できる原稿濃度読取スイッチであり、前記操作パネル
23に設けられている。63は前記蛍光灯16の管壁温
度を検出する前記サーミスタ36を接続した温度検出回
路、64は外部装置′rI)電源が投入されているか否
かを検出する外部装置電源投入検出回路、65はライン
センサ22からの画像信号の一部を取出して蛍光灯16
の光量を検出する蛍光灯光量検出回路であり、この蛍光
灯光量検出回路65は蛍光灯16の光量が原稿読取可能
な状態にあることや、蛍光灯16が断線している状態に
あることなどをマイクロプロセッサ41に伝える。66
はジャム検出回路であり、前記検知器25〜28からの
各検知信号により、原稿○の先端あるいは後端を検知す
ることにより、原稿Oが4つの検知器25〜28を規定
時間内に通過し、原稿Oのジャムが発生□しているか否
かを監視している。67は本装置が原稿読取可能な状態
にあるとき点灯するレディ状、態表示器である。なお、
原稿読取可能な状態にあるとは、蛍光灯16の管壁温度
が規定値内に達している、蛍光灯16の光量が規定値内
に達している、蛍光灯16が断線していない、搬送路6
内に原稿Oがない、などの状態を全て満足しているとき
である。68は搬送路6内に原稿Oがジャムしていると
き点灯するジャム状態表示器、69は原稿読取濃度がダ
ークレベルにあるとき点灯するダーク表示器、70は原
稿読取濃度がノーマルレベルにあるとき点灯するノーマ
ル表示器、71は原稿読取濃度がライトレベルにあると
き点灯するライト表示器、72は前記保温用ヒータ17
をオン、オフ制御するヒータ制御回路、73は前記蛍光
灯16の供給電源用インバータ(図示しない)をオン、
オフ制御するインバータ制御回路である。なお、上記各
表示器67〜71は前記操作パネル23に設けられてい
る。
第6図は前記蛍光灯16の管壁温度を制御づる装置とそ
の制御部を示している。図中、17は保温用ヒータ、3
6はサーミスタ、37は保温用ヒータ17およびサーミ
スタ36と接続されている制御用コード、61はマイク
ロプロセッサ41との入出力処理を行なうパラレル入出
力ポート、63は温度検出回路、72はヒータ制御回路
、38は制御用コードと温度検出回路63およびヒータ
制御回路72とを接続するためのコネクタである。
このような構成において管壁温度制御の一例を第7図を
参照しながら説明する。本装置の電源がオンされると、
マイクロプロセッサ41の制御のもとにヒータ制御回路
72が動作して保温用ヒータ17がオン状態になり、サ
ーミスタ36の検知温度TKが上昇する。ここは第7図
の■の状態を示している。サーミスタ36の検知温度T
には随時マイクロプロセッサ41によって監視され、R
OM45のデータテーブル上に蓄えられている管壁規定
温度Tと比較される。この比較の結果、検知温度TKが
管壁規定温度Tよりも大きくなると保温用ヒータ17を
オフに制御する。ここは第7図の■の状態を示している
。また、検知温度TKが管壁規定温度Tよりも小さくな
ると保温用ヒータ17をオンに制御する。ここは第7図
の■の状態を示している。すなわち、第7図に示すよう
に、温度検出回路63とヒータ制御回路72とマイクロ
プロセッサ41とにより、蛍光灯16の管’1ff1度
を規定値T付近に保つように保温用ヒータ17をオン、
オフ制御するものである。
さらに、本装置では電源の容量を小さくするための工夫
として、ステッピングモータ29の動作中は保温用ヒー
タ17の制御を停止している。本装置の原稿読取速度は
A4サイズで約3秒としているため、この間保温用ヒー
タ17の制御を停止しても蛍光灯16の光量は変化しな
いからである。
第8図は前記温度検出回路63を詳細に示すものである
。図中、81はサーミスタ36の電流制限用可変抵抗、
82は電流制限用抵抗、83は信号電圧安定用コンデン
サ、84はサーミスタ36の出力信号の利得を上げるた
めの増幅器、85はA/D変換器である。このような構
成において動作を説明すると、サーミスタ36は蛍光灯
16の管壁に設置されており、管壁温度を検出している
サーミスタ36の検出電流は抵抗81.82によつで電
圧に変換されてコン、デ′ンサ83で安定化され、増幅
器84の非反転入力端子(+)に入力される。増幅器8
4は上記入力される電圧の利得を上げており、A/D変
換器85へ入力することによってアナログ信号をデジタ
ル信号に変換し、パラレル入出カポ−トロ1へ伝送して
いる。以上によって、マイクロプロセッサ41はパラレ
ル入出カポ−トロ1からの上記A/D変換データにより
管壁温度を検出している。
第9図は第4図における増幅回路48およびサンプルホ
ールド回路49を詳細に示すものである。
すなわち、O8はラインセンサ22からの画像信号、D
O8はラインセンサ22からの画像補償信号であり、こ
れら各信号os、oosはラインセンサ22に入力され
ているリセットパルスR3と同期している。上記各信号
O8,DO8は、それぞれトランジスタ91 、92で
増幅されてそれらのエミッタに出力される。抵抗R10
およびR11はトランジスタ9ゴ、92のベース電流制
限用抵抗である。上記トランジスタ91.92の各エミ
ッタは、それぞれ抵抗R12およびR14を介して直流
電圧+12Vにプルアップされており、また各コレクタ
はそれぞれ抵抗R13およびR15を介して接地されて
いる。コンデンサC10およびC11は直流分を除く有
極性コンデンサ、抵抗R16およびR17は差動増幅器
93の入力電流制限用抵抗である。上記差動増幅器93
は、上記トランジスタ91.92の各エミッタ出力信号
が入力されることにより、オフセットバイアスおよびリ
セットノイズを除去している。SPはサンプルパルスで
、上記リセットパルスR8の1つおきのタイミングで出
力されている。このサンプルパルスSPはインバータ回
路94で反転された後、2つの4人力ナンド回路95の
各入力端にそれぞれ入力されている。上記ナンド回路9
5の各出力はパルストランス96の1次コイルの一端に
接続され、このパルストランス96の1次コイルの他端
はコンデンサC12を介して接地されている。
上記パルストランス96の2次コイルの一端は、抵抗R
18とコンデンサC13とを並列に介して4つのダイオ
ードで組合わせたブリッジ回路97の端子97aに接続
されている。また、パルストランス96の2次コイルの
他端は、上記ブリッジ回路97の端子97bに直接接続
されている。
一方、前記差動増幅器93の出力は、有極性コンデンサ
C14を介してトランジスタ98のベースに接続される
とともに抵抗R23に接続されている。抵抗R19は上
記トランジスタ98の動作用抵抗である。上記トランジ
スタ98のコレクタは直流電圧+12Vにプルアップさ
れており、またエミッタはブリッジ回路97の端子97
cに直接接続されるとともに、抵抗R20を介して直流
電圧−12Vにプルダウンされている。上記ブリッジ回
路97の端子97dはコンデンサC14に接続され、こ
のコンデンサC14で充放電されている。上記コンデン
サC14の充電電圧はユニジャクジョントランジスタ9
つのゲートを制御している。上記ユニジャクジョントラ
ンジスタ99のドレインはトランジスタ100のベース
に接続されている。抵抗R21はトランジスタ100の
ベース・エミッタ間抵抗であり、直流電圧+12Vにプ
ルアップされている。上記ユニジャクジョントランジス
タ99のソースは、トランジスタ100のコレクタに接
続されるとともに抵抗R22を介して直流電圧〜12V
にプルダウンされている。
上記トランジスタ100のコレクタは、抵抗R24を介
してアナログスイッチ(電界効果トランジスタ)101
のドレインに接続されている。上記アナログスイッチ1
01は、ゲートにハイレベルの電圧が印加されるとドレ
イン・ソース間が低抵抗となり、オン状態になる。ロウ
レベルの電圧が印加されると逆に高抵抗となり、オフ状
態となる。
切換信号S1は、画像信号を8ドツト/鷹処理と16ド
ツト/m処理とに選択するための信号であり、アナログ
スイッチ101のゲートに印加されている。抵抗R23
およびR24は加算回路を構成しており、この加算回路
によって前記差動増幅器93の出力信号とアナログスイ
ッチ101のソースからの出力信号とを加算し、その加
算信号S3をオペアンプ102の反転入力端子(−)に
入力している。上記オペアンプ102の反転入力端子と
出力端子との間に抵抗R25とコンデンサC15とが並
列に接続され、負帰還回路を構成している。上記オペア
ンプ102の出力は、゛抵抗R26を介してアナログス
イッチ(たとえばモトローラ製4053)103の入力
端子xo、yo。
Zoにそれぞれ接続されている。S4はクラムパルスで
あり、上記アナログスイッチ103のイネーブル端子E
NBに入力されている。上記アナログスイッチ103は
、イネーブル端子ENBにハイレベルの電圧が印加され
ると、入力端子Xoと出力端子X、入力端子YOと出力
端子Y1入力端子Z○と出力端子Zとの各間でそれぞれ
低抵抗となり、オン状態となる。ロウレベルの電圧が印
加されると逆に高抵抗となり、オフ状態となる。上記ア
ナログスイッチ103の各出力端子x、y。
Zは共通に接続されており、この共通接続点はJET入
力オペアンブ104の反転入力端子に接続されていると
ともに、コンデンサC17を介して接地されている。上
記オペアンプ103の反転入力端子と出力端子との間に
コンデンサC16が接続され、負帰還回路を構成してい
る。上記オペアンプ103の非反転入力端子は接地され
ている。
そして、上記オペアンプ103の出力は電流制限用抵抗
R27を通り、さらに抵抗R,28を通ることにより電
流−電圧変換され、オペアンプ102の非反転入力端子
に正帰還している。S5はオペアンプ102から出力さ
れる画像信号である。
以下、画像信号を8ドツト/#11!2!l理と16ド
ツト/M処理とに選択できる殿能をもったサンプルホー
ルド回路49の動作について第10図に示すタイミング
チャートを参照して説明する。第10図において、R3
はラインセンサ22に入力されているリセットパルス、
O8はラインセンサ22からの画像信号であり、リセッ
トパルスR8と同期がとれており、リセットパルスR3
の1パルスごとに画像信号O8の画素信号が出力されて
いる。
サンプルパルスSPはリセットパルスR3と同期がとれ
ているが、リセットパルスR8の1つおきのタイミング
で出力されている。いま、切換信号Slをロウレベルに
すると、このときアナログスイッチ101はオフ状態と
なり、信号S3は差動増幅器93の出力信号のみとなる
。画像信号O8は差動増幅器93でリセットノイズ分が
除去され、オペアンプ102で増幅される。オペアンプ
102からの出力される画像信号S5はリセットパルス
R8に同期して出力される。本実施例でのラインセンサ
22は、A4サイズの原稿を16ドツト/Sの解像度で
読取れるものを使用しているので、上記画像信号S5は
A4サイズの原稿で16ドツト/jlIIIの解像度の
画像情報を出力することになる。
このように、切換信号$1をロウレベルにすることによ
り、画像信号を16ドツト/anの解像度で処理するこ
とになる。
次に、画像信号を8ドツト/−の解像度で処理する場合
には、切換信号S1をハイレベルにする。
このときアナログスイッチ101はオン状態となり、信
号S3は差動増幅器93の出力信号とアナログスイッチ
101のソースからの出力信号との加算信号となる。第
10図において、SHは1ライン出力時間のタイミング
をとるタイミングパルスで、ラインセンサ22に入力さ
れている。上記タイミングパルスSHが入力されると、
画像信号O8には3684画素分の画素信号が出力され
る。
第10図のSr 、 82 、 S3 、・・・、5s
64aはダミー分を除いた画素信号に相当する。たとえ
ば第9図で画像信号O8に画素信号S1が出力されると
、差動増幅器93でリセットノイズ分が除去され、トラ
ンジスタ98で電圧変換されてブリッジ回路97の端子
97Cに伝送される。このとき、サンプルパルスSPの
立上がりから立下がりにかけてパルストランス96が動
作し、ブリッジ回路97の端子97dの電位が端子97
cの電位と同等になるように、ブリッジ回路97とパル
ス1〜ランス96と抵抗R18、コンデンサC13で構
成される回路内を充放電電流が流れるようになり、結果
的にコンデンサC14には端子97cのレベルと同位の
電圧が蓄積され、ここでサンプルホールドを行なう。コ
ンデンサC14の充電電圧はトランジスタ99.100
によって電圧変換される。
そして、次のリセットパルスR8に同期して画像信号O
8に画素信号S2が出力されると、差動増幅器93でリ
セットノイズ分が除去される。このとき、サンプルパル
スSPは入力されないので、前記充放電電流の動作は行
われず、したがって差動増幅器93の出力信号は抵抗R
23へと出力される。これにより、抵抗R23と抵抗R
24とによる加算回路によって信号S3には画素信号1
と82の加算された画素信号が出力される。この画像信
号はオペアンプ102で増幅され、その出力である画像
信号S5は画素信号S1と82の加算された画素信号と
なる。同様にして、画素信号S3と84との加算画素信
号、画素信号Ss Ssとの加算画素信号と出力され、
画素信号Sa 547と8354 aとの加算画素信号
が出力されるまで繰返す。以上により、画素信号はリセ
ットパルスR8の1つおきのタイミングで出力されるの
で、画像信号S5はA4サイズの原稿で8ドツト/Sの
解像度の画像情報に変換し出力されるものである。
第11図は第4図におけるシェーディング補正回路50
を詳細に示すものである。なお、ここでは画像信号を8
ドツト/mの解像度で処理する場合の回路例を示す。す
なわち、111はRAM112のアドレスカウンタであ
り、3つの4ビツトバイナリカウンタ111A、1”1
18.111Cによって構成されている。S6は上記ア
ドレスカウンタ111の基本タロツクパルスであり、ア
ドレスカウンタ111のタイミングはこの基本クロック
パルスS6に同期している。112はスタティックRA
M (たとえば株式会社東芝製TMM 2016P−2
)であり、画像信号をシェーディング補正するための白
レベル補正用データを格納するためのものである。11
3は4ビツト2進全加算器であり、2個使用することに
より8ビツトの2進全加算器を構成している。114は
スリースティト出力を持つデータセレクタ・マルチプレ
クサであり、2個使用することにより8ビツトのデータ
ラインをドライブしている。S7はRAMライト信号で
あり、データセレクタ・マルチブレクサ114のアウト
プットコントロール端子oCおよびRAM112のライ
トイネーブル端子WEに入力されている。S8はセレク
ト信号であり、データセレクタ・マルチプレクサ114
のセレクト端子Sに入力されている。上記データセレク
タ・マルチプレクサ114は、セレクト信号S8がハイ
レベルのとき出力端子Y (IY、2Y、3Y。
4Y)に入力端子B (IB、28.3B、4B)の状
態が出力可能となり、セレクト信号S8がロウレベルの
とき出力端子Y (1Y、2Y、3Y。
4Y)に入力端子A (1A、2A、3A、4A)の状
態が出力可能となる。115はDタイプフリップフロラ
プ回路であり、RAMイネーブル信号S9のトリガ信号
により8つのデータをラッチできるようになっている。
上記RAMイネーブル信号S9はRAM112のアウト
プットイネーブル端子OEにも入力されている。
116は高速8ビツトD/A変換器(たとえば株式会社
東芝製TD62901P)であり、デジタル入力信号を
アナログの直流電流に変換するものである。このD/A
変換器116の出力端子l0UTは、抵抗R29を介し
て4チヤンネルデマルチプレクサ(たとえばモトローラ
製4052)117および差動増幅器118の非反転入
力端子に接続されている。抵抗R30,R31,R32
の直列回路はD/A変換器116の出力電流を電圧に変
換する回路である。上記抵抗R30,R31、R32で
分圧された電圧は、それぞれデマルチプレクサ1170
入力端子XO,Xl、X2゜X3に入力されている。上
記デマルチプレクサ117のセレクト入力端子A、Bに
は原稿濃度切換信号810.S11が入力されており、
セレクト入力端子A、Bにハイレベル、ロウレベルの信
号を組合わせて入力することにより、出力端子Xは入力
端子XO,X1.X2.X3のうちの1つとオン状態に
なる。上記デマルチプレクサ117の出力端子Xは差動
増幅器119の非反転入力端子に接続されている。上記
差動増幅器118.119の各反転入力端子および差動
増幅器120の非反転入力端子は共通に接続されており
、この共通接続点には画像信号S5が入力されている。
上記差動増幅器118の出力は、前記2進全加算器11
3の桁上げ入力端子COに入力されている。上記差動増
幅器119の出力にはシェーディング補正処理を終えた
画像信号が出力される。この画像信号は次段でA/D変
換処理を施して外部装置へ出力される。上記差動増幅器
120の反転入力端子には可変抵抗R33によって直流
電圧+5Vの分圧電圧が入力される。上記差動増幅器1
20の出力は前記パラレル入出カポ−トロ1(第5図参
照)に接続されている。
次に、このような構成において、シェーディング補正を
行なうための白レベル補正用データがRAM11’2に
蓄積されていく過程を第12図および第13図に示すタ
イミングチャートを参照して説明する。第12図および
第13図において、SHは1ライン出力時間のタイミン
グパルスであり、ラインセンサ22に入力されている。
第12図に示すように、タイミングパルスSHの入力時
にセレクト信号S8がハイレベルであったとする。セレ
クト信号S8がハイレベルになると、データセレクタ・
マルチプレクサ114のセレクト端子Sがハイレベルと
なり、出力端子Y (IY、2Y。
3Y、4Y)には入力端子B (18,2B、38゜4
8>の状態を出力可能となる。入力端子B(1B、28
.3B、4B)は全て接地されているので、出力端子Y
 (1Y、2Y、3Y、4Y)のデータは全てロウレベ
ルである。RAMライト信号S7がロウレベルになると
、入力端子B(IB。
28.3B、48)の状態は出力端子Y(IY。
2Y、3Y、4Y)に出力される。このとき、RAM1
12のライトイネーブル端子WEもロウレベルとなり、
RAMイネーブル信号S9はハイレベルとなっているの
で、出力端子Y(1Y、2Y。
3Y、4Y)のデータはRAM112内に蓄積される。
基本クロックパルスS6のタイミングによりRAMI 
12のアドレスは[+1Jづつカウントされていくので
、次のタイミングパルスSHがくるまでに前記の過程を
繰返してRAM112のデータをクリアする。第13図
に示すように、次のタイミングパルスSHの入力時にセ
レクト信号S8がロウレベルとなる。
セレクト信号S8がロウレベルとなると、データセレク
タ・マルチプレクサ114のセレクト端子Sがロウレベ
ルとなり、出力端子Y(IY、2Y、3Y、4Y)には
入力端子A (IA、2A。
3A、4A)の状態を出力可能となる。したがって、入
力端子A (IA、2A、3A、4A)には2進全加算
器113の出力信号が入力される。RAMライト信号S
7がハイレベルのとき、RAM112のライトイネーブ
ル端子WEはハイレベルとなり、このときRAMイネー
ブル信号S9はロウレベルとなるので、RAM112は
リード状態となり、設定されたアドレスのデータが出力
される。この出力されたデータは、RAMイネーブル信
@S9のトリガ信号によりフリップフロップ回路115
にラッチされる。フリップフロップ回路115のラッチ
内容は、2進全加算器113の入力端子A (A1.A
2.A3.A4)に帰還されるとともにD/A変、換器
116に入力され、デジタル入力信号に見合った値の出
力電流が出力端子fourから出力される。D/A変換
器116の出力電流は抵抗R30,R31,R32で電
圧に変換され、入力される画像信号85(基準色補正板
13の読取信号)と差動増幅器118によって比較され
る。この比較の結果、差動増幅器118の出力がハイレ
ベルになると2進全加算器113に桁上げされ、差動増
幅器118の出力がロウレベルになると2進全加算器1
13には桁上げされない。2進全加算器113では、フ
リップフロップ回路115の出力信号に差動増幅器11
8の桁上げ分を考慮して演算を行ない、その演算結果を
出力する。RAMライト信号S7がハイレベルからロウ
レベルになると、データセレクタ・マルチプレクサ11
4の入力端子A (1A、2A、3A。
4A>の値が出力端子Y (IY、2Y、3Y、4Y)
に出力可能となる。このとき、RAM112のライトイ
ネーブル端子WEもロウレベルとなっているので、出力
端子Y (IY、2Y、3Y、4Y)のデータはRAM
I 12内に書込まれる。基本タロツクパルス$6のタ
イミングによりRAM112のアドレスは「+1」づつ
カウントされていくので、次のタイミングパルス5t−
1がくるまでにRAMI 12内のデータはシェーディ
ング補正用データ値に書換えられる。
このようにして、タイミングパルスSHがくるたびにR
AMI 12のデータを読出し、基準色補正板13によ
るシェーディング補正用データ値と演算を行ない、その
演算結果を再びRAMI 12に書込むという過程を繰
返すことにより、RAM112のデータは最終的には蛍
光灯16の分光特性およびラインセンサ22の感光部の
ばらつきなどを考慮したシェーディング補正用データ値
が書込まれる。RAMI 12でのシェーディング補正
用データ値の書換えは、原稿Oが原稿検知器27を通過
してから開始され、原稿読取位置12に到達するまでに
終了するような回路構成になっている。そして、原稿O
が搬送されるたびごとにRAM112内のシェーディン
グ補正用データ値が書換えられる。
次に、原稿0の画像を読み始めた状態から説明する。セ
レクト信号S8がロウレベルになると、データセレクタ
・マルチプレクサ114のセレクト端子Sはロウレベル
となり、出力端子Y(IY。
2Y、3Y、4Y)に入力端子A (IA、2A。
3A、4A)の状態を出力可能となる。RA Mライト
信号S7がハイレベルになると、RAM112のライト
イネーブル端子WEはハイレベルとなり、このときRA
Mイネーブル信号S9はロウレベルになるので、RAM
I 12はリード状態となり、設定されたアドレスのシ
ェーディング補正用データが出力される。この出力され
たデータは、RAMイネーブル信号S9のトリガ信号に
よりフリップフロップ回路115にラッチされる。フリ
ップフロップ回路115のラッチ内容は、2進全加算器
113の入力端子A (A1.A2.A3゜A4)に帰
還されるとともにD/A変換器116に入力される。D
/A変換器116の出力電流は抵抗R30,R31,R
32で電圧に変換され、デマルチプレクサ117および
差動増幅器118の非反転入力端子に入力される。画像
信号S5は差動増幅器118の反転入力端子に入力され
るが、このとき反転入力端子の電位の方が非反転入力端
子の電位よりも高いので、差動増幅器118の出力はロ
ウレベルとなり、2進全加算器113への桁上げは生じ
ない。デマルチプレクサ117は、原稿濃度切換信号8
10,811により出力端子xが入力端子XO,X1.
X2.X3のいずれかとオン状態になる。デマルチプレ
クサ117の出力信号は差動増幅器119の非反転入力
端子に入力されて、反転入力端子に入力される画像信号
S5く原稿0の読取信号)と比較され、その結果、差動
増幅器119の出力には原稿読取り画像信号にシェーデ
ィング補正を施した画像信号が現われる。
第14図は前記シェーディング補正回路50による画像
信号の補正方法を示す。図中の波形はラインセンサ22
からの画像信号を前記増幅回路48で増幅した後の信号
を示している。この信号は1ライン出力時間のタイミン
グパルスSHの1周期分の波形である。121は原稿を
読取った画像信号の波形、122はその画像信号を補正
するためのシェーディング波形を示す。上記画像信号の
波形がシェーディング波形よりも大きいところではハイ
レベルの出力が得られ、また上記画像信号の波形がシェ
ーディング波形よりも小さいところではロウレベルの出
力が得られる。前述した画像信号の補正方法を用いるこ
とにより、積分回路で演算を行なわせたものと同様の効
果が得られる。
次に、原稿の濃淡に対する読取濃度切換え方法について
説明する。第11図において、原稿濃度切換信号S10
.S11はマイクロプロセッサ41から出力される。デ
マルチプレクサ117の動作は、セレクト入力端子A、
Bが共にロウレベルのとき出力端子Xは入力端子XOと
オン状態となり、セレクト入力端子AがハイレベルでB
がロウレベルのとき出力端子Xは入力端子×1とオン状
態となり、セレクト入力端子AがロウレベルでBがハイ
レベルのとき出力端子Xは入力端子×2とオン状態とな
り、セレクト入力端子A、Bが共にハイレベルのとき出
力端子Xは入力端子×3とオン状態となる。濃度の薄い
原稿を読取るには原稿濃度読取スイッチ62をライト状
態にセットする。
すると、デマルチプレクサ117のセレクト入力端子A
、Bの選択により出力端子Xは入力端子×2の値を出力
する。これにより、差動増幅器119の基準入力は低く
おさえられるので、第14図のシェーディング波形12
2のレベルが低くなり、差動増幅器119の出力は大と
なる。また、濃度の濃い原稿を読取るには原稿濃度読取
スイッチ62をダーク状態にセットする。すると、デマ
ルチプレクサ117のセレクト入力端子A、Bの選択に
より出力端子Xは入力端子XOの値を出力する。
これにより、差動増幅器119の基準入力は高くなるの
で、第14図のシェーディング波形122のレベルが高
くなり、差動増幅器119の出力は小となる。さらに、
基準濃度の原稿を読取るには原稿濃度読取スイッチ62
をノーマル状態にセットする。すると、デマルチプレク
サ117のセレクト入力端子A、Bの選択により出力端
子Xは入力端子×1の値を出力する。これにより、差動
増幅器119の基準入力は上記ライト状態とダーク状態
との間の値となるので、差動増幅器119の出力は上記
ライト状態とダーク状態との間のレベルとなる。
次に、第11図における差動増幅器120の機能につい
て説明する。可変抵抗R33によって差動増幅器120
の基準電圧レベルを所定値に設定することにより、画像
信号$5が差動増幅器120の非反転入力端子に入力さ
れているので、差動増幅器120の出力信号をマイクロ
プロセッサ41に入力することにより、蛍光灯16のオ
ン、オフ状態や光量の状態を検出することができる。す
なわち、この回路で前記蛍光灯光量検出回路65を構成
している。
第15図は第4図におけるレフトマージンカウント回路
58を詳細に示すものである。すなわち、131はレフ
トマージンカウント値の初期設定値をセットするための
ディップスイッチ、132はデータラインを直流電圧+
5vにプルアップするだめのブロック抵抗素子である。
上記ディップスイッチ131の値は、4ビツト2進カウ
ンタ133.134の各データ入力端子A、B、C,D
に入力されている。上記カウンタ133のキャリアラ1
一端子coはカウンタ134のイネーブル端子ETに接
続されており、カウンタ133からカウンタ134への
桁上げを行なっている。上記カウンタ133.134の
各ロード端子しにはタイミングパルスSHが入力される
。上記カウンタ134の出力端子QDは、カウンタ13
3.134の各イネーブル端子EPに接続されるととも
に、インバータ回路135を介してDタイプフリップフ
ロラフ回路136のクロック端子CKに接続されている
。上記カウンタ133,134は、そのクロック端子C
KにクロックパルスCPが入力されることにより動作す
る。上記フリップフロップ回路136のデータ入力端子
りは直流電圧+5Vにプルアップされている。上記フリ
ップフロップ回路136の出力端子Qは、Dタイプフリ
ップフロラフ回路137のデータ入力端子りに接続され
ている。上記フリップフロップ回路136の出力端子Q
からは水平同期信号1−18cが出力される。上記フリ
ップフロップ回路137は、そのクロック端子CKにク
ロックパルスCPが入力されることにより動作する。上
記フリップフロップ回路137の出力端子Qは、フリッ
プフロップ回路136のクリア端子CLRに接続される
とともに、4ビット2進カウンタ138,139.14
0の各ロード端子りに接続されている。上記カウンタ1
38のデータ入力端子A、B、C,Dはそれぞれ接地さ
れている。上記カウンタ139のデータ入力端子A、B
は直流電圧+5Vにプルアップされ、データ入力端子C
,Dは接地されている。上記カウンタ140のデータ入
力端子A、Dは直流電圧+5Vにプルアップされ、デー
タ入力端子B、(。
は接地されている。上記カウンタ138.139゜14
0は、キャリアウド端子COをイネーブル端子ETに接
続することにより桁上げを行なっている。上記カウンタ
138.139.140は、そのクロック端子GKにク
ロックパルスCPが入力されることにより動作する。上
記カウンタ140のキャリアウド端子CQは、インバー
タ回路141を介してカウンタ138,139,140
の各イネーブル端子EPに接続されている。上記カウン
タ138の出力端子QCからはストローブパルスSTB
が出力される。このストローブパルスSTBが出力され
ている期間中、画像信号は有効データとなる。
次に、このような構成において、レフトマージンのカウ
ント動作を第16図に示すタイミングチャートを参照し
て説明する。ラインセンサ22からの1ライン出力画素
数は前述したように3684画素分となる。ラインセン
サ22は、タイミングパルスSHのタイミングにより最
初に32画素のダミー出力と画像信号出力の後に4画素
のダミー出力を行なうようになっている。本装置では画
像読取幅は219#とじているので、画素信号の有効分
は216バイト、すなわち3456画素となる。カウン
タ133.134により時間t1をカウントし、画素デ
ータのうち32画素のダミー分と無効データを切捨てて
レフトマージンの調整を行なっている。時間t1をカウ
ント後に水平同期信号H8Gを出力している。カウンタ
138゜139.140によりストローブパルスSTB
を出力し、画像読取幅219#Iを出力し終えるとカウ
ンタ138.13cJ、140はカウント動作を停止す
るので、次のタイミングパルスSHがくるまでの時間t
2’の間、無効データと4画素のダミー分の切捨てを行
なっている。こうすることにより、画像読取1以外から
読取った画素信号を外部゛ 装置へ送ることもなくなり
、外部装置においては有効画素データ分のみを新めて選
別するような回路構成を持たせる必要はなくなる。
第17図および第18図は本装置で使用しているコマン
ドおよびステータスの詳細を示している。
第17図のSR1,SR2,SR3は第18図中のステ
ータス1、ステータス2、ステータス3に対応するステ
ータス要求コマンド、SSTは本装置に対して原稿の読
取開始を指示するコマンドである。第18図において、
原稿読取濃度は原稿濃度読取スイッチ62がどの状態で
あるかを示すステータス、原稿セットは原稿Oが原稿挿
入部2に挿入されたことを検知したことを示すステータ
ス、ウオームアツプ中は本装置が原稿Oを読取るのに最
良の状態に進行中であることを示すステータス、蛍光灯
切れは蛍光灯16の光量が原稿Oを読取れる限界よりも
下まわったことや蛍光灯16が切れたことを示すステー
タス、原稿ジャムは搬送路6内で原稿○がジャムしたこ
とを示すステータス、8/16変換は原稿読取解像度を
8ドツト/Sで行なうか16ドツト/Imで行なうかを
示すステータスである。
第19図および第20図は本装置を動作させるための制
御用プログラムフローチャートを示しており、第21図
を参照して説明する。なお、第21図は搬送路6に対す
る各原稿検知器の位置およびそれら各位置間の原稿搬送
時間を示すもので、Plは原稿検知器25の位置、P2
は原稿検知器26の位置、P3は原稿検知器27の位置
、P4は原稿検知器28の位置をそれぞれ示している。
T1は位置P1からP2までに原稿Oが到達するための
時間、T2は位置P2からアライニングローラ8の中心
位置までに到達するための時間、T3はアライニングロ
ーラ8の中心位置から位置P3までに到達するための時
間、T4は位置P3から原稿読取位置12までに到達す
るための時間、T5は原稿読取位°@12から位置P4
までに到達するだめの時間、T6は位置P4から排紙ロ
ーラ11の中心位置までに到達するための時間をそれぞ
れ示している。
まず、電源オンから待機状態になるまでの動作について
説明する。いま、電源がオンされるとステップA1に進
む。ステップA1では、図示しない上部ユニット開閉検
知用スイッチの状態をチェックすることにより、上部ユ
ニットAが開放状態にあるか否かを判断し、開放状態に
あれば上部ユニットオーブン状態とし、開放状態になけ
ればステップA2に進む。ステップA2では、各原稿検
知器25〜28がオフ状態にあるか否かを判断し、1つ
でもオン状態にあればジャムが生じているものとして原
稿ジャム状態とし、全てオフ状態にあればステップA3
に進む。ステップA3では、蛍光灯16の保温用ヒータ
17をオンし、ステップA4に進む。ステップA4では
、蛍光灯16の予熱をオンし、ステップA5に進む。ス
テップA5では、蛍光灯16をオンし、ステップ八〇に
進む。
ステップ八〇では、ソフトタイマに時間TXをセットし
てそのタイマをスタートさせ、ステップA7に進む。ス
テップA7では、蛍光灯16が規定の光量に達したか否
かを判断し、達していなければステップ八8に進む。ス
テップ八8では、上記時間TXを経過したか否かを判断
し、経過していなければ上記ステップA7に戻り、経過
していれば異常であると判断してサービスマンコール状
態とする。上記ステップA7において、規定の光量に達
していればステップA9に進む。ステップA9では、蛍
光灯16をオフし、待機状態とする。
次に、待機状態において原稿○が挿入された場合の動作
について説明する。ステップAIOにて位置P1の原稿
検知器25がオンされたか否かを判断し、オンされると
原稿Oが挿入されたものと判断してステップA11に進
む。ステップA11では、蛍光灯16をオンし、ステッ
プA12に進む。ステップA12では、ステッピングモ
ータ29を正転させることにより、給紙ローラ7を動作
させて挿入された原稿Oの搬送を開始し、ステップA1
3に進む。ステップA13では、時間T1遅延させ、ス
テップA14に進む。ステップA14では、位置P2の
原稿検知器26がオンになったか否かを判断し、オンし
なければジャムが生じたものと判断して原稿ジャム状態
とし、オンすればステップA15に進む。ステップA1
5では、時間T2N延させ、ステップA16に進む。ス
テップA16では、原稿セットステータスをセットする
とともにステッピングモータ2つをオフし、ステップA
17に進む。ステップA17では、読取開始コマンドを
受信したか否かを判断し、受信するとステップA18に
進む。ステップA18では、ステッピングモータ29を
逆転させることにより、アライニングローラ8、搬送ロ
ーラ9および排紙ローラ11を動作させて再び原稿0の
搬送を行ない、ステップA19に進む。ステップA19
では、時間T3遅延させ、ステップA20に進む。ステ
ップA20では、位置P3の原稿検知器27がオンした
か否かを判断し、オンしなければジャムが生じたものと
判断して原稿ジャム状態とし、オンすればステップA2
1に進む。ステップA 2’1では、時間T4遅延させ
、ステップA22に進む。ステップA22では、原稿○
の読取りを開始し、ステップA23に進む。ステップA
23では、原稿検知器27がオンしてから所定時間To
 (最大長の原稿が原稿検知器27を通過するのに必要
な時間)経過したか否かを判断し、経過していればジャ
ムが生じたものと判断して原稿ジャム状態とし、経過し
ていなければステップA24に進む。ステップA24で
は、位置P3の原稿検知器27がオフしたか否かを判断
し、オフしていなければ上記ステップA22に戻って読
取りを継続し、オフしていればステップA25に進む。
ステップA25では、時間T4遅延させ、ステップA2
6に進む。ステップA26では、原稿Oの読取りを終了
するとともに蛍光灯16をオフし、さらに原稿セットス
テータスを解除し、ステップA27に進む。ステップA
27では、時間T5遅延させ、ステップA28に進む。
ステップA28では、位置P4の原稿検知器28がオフ
したか否かを判断し、オフしなければジャムが生じたも
のと判断して原稿ジャム状態とし、オフしていればステ
ップA29に進む。ステップA29では、時間T6遅延
させ、ステップA30に進む。ステップA30では、ス
テッピングモータ29をオフし、待機状態に戻る。
なお、第20図(a)(b)(c)は前記上部ユニット
オープン状態、原稿ジャム状態、サービスマンコール状
態の処理を示すフローチャートである。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、少なくとも被読取
物を搬送する搬送路を駆動するモータの動作中、光源と
しての放電灯の保温用ヒータへの通電制御を停止させる
ことによりく電源の負担を軽減し、電源の容量を小さく
できる画像読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
は画像読取装置の縦断側面図、第2図は第1因において
上部ユニットを開放して示す図、第3図は画像読取部分
を詳細に示す図、第4図は制御回路の構成を示すブロッ
ク図、第5図は第4図における入力、出力ボートの部分
を詳細に示すブロック図、第6図は蛍光灯の管壁温度を
制御する装置とその制御部を示す図、第7図は管V温度
の制御例を説明するためのタイミングチャート、第8図
は温度検出回路の構成図、第9図は第4図における増幅
回路およびサンプルホールド回路を詳細に示す構成図、
第10図はサンプルホールド回路の動作を説明するため
のタイミングチャート、第11図は第4図におけるシェ
ーディング補正回路を詳細に示す構成図、第12図およ
び第13図はシェーディング補正回路の動作を説明する
ためのタイミングチャート、第14図はシェーディング
補正回路による画像信号の補正方法を説明するための図
、第15図は第4図におけるレフトマージンカウント回
路を詳細に示す構成図、第16図はレフトマージンカウ
ント回路の動作を説明するためのタイミングチャート、
第17図および第18図はコマンドおよびステータスを
詳細に示す図、第19図および第20図は全体的な動作
を説明するための制御用プログラムフローチャート、第
21図は搬送路に対する各原稿検知器の位置およびそれ
らの各位置間の原稿搬送時間を示す図である。 O・・・・・・原稿(被読取物)、2・・・・・・原稿
挿入部、3・・・・・・原稿排出部、6・・・・・・搬
送路、16・・・・・・蛍光灯(放電灯)、17・・・
・・・保温用ヒータ、22・・・・・・ラインセンサ(
光電変換器)、29・・・・・・ステッピングモータ、
 36・・・・・・サーミスタ(感温抵抗素子)、41
・・・・・・マイクロプロセッサ、63・・・・・・温
度検出回路、72・・・・・・ヒータ制御回路。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦−一一一一一」 一一]尤 第4図 第8図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被読取物を搬送する搬送路と、この搬送路を駆動
    するモータと、前記搬送路で搬送される被読取物に光を
    照射する放電灯と、この放電灯の光照射による被読取物
    からの光を受光し光電変換する光電変換器と、前記放電
    灯の表面に設けられた保温用ヒータと、この保温用ヒー
    タを放電灯の管壁温度が所定の温度となるよう通電制御
    するヒータ制御手段と、少なくとも前記モータの動作中
    は前記保温用ヒータの通電制御を停止させる手段とを具
    備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. (2)前記放電灯は蛍光灯である特許請求の範囲第1項
    記載の画像読取装置。
JP60164911A 1985-07-25 1985-07-25 画像読取装置 Pending JPS6225562A (ja)

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JP60164911A JPS6225562A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 画像読取装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170166A (ja) * 1987-12-24 1989-07-05 Tokyo Electric Co Ltd 原稿移動型画像読取装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170166A (ja) * 1987-12-24 1989-07-05 Tokyo Electric Co Ltd 原稿移動型画像読取装置

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