JPS62255244A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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Publication number
JPS62255244A
JPS62255244A JP61100134A JP10013486A JPS62255244A JP S62255244 A JPS62255244 A JP S62255244A JP 61100134 A JP61100134 A JP 61100134A JP 10013486 A JP10013486 A JP 10013486A JP S62255244 A JPS62255244 A JP S62255244A
Authority
JP
Japan
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gear ratio
clutch
engine
speed
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61100134A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Onaka
徹 尾中
Kazutoshi Nobumoto
信本 和俊
Shoji Imai
祥二 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP61100134A priority Critical patent/JPS62255244A/ja
Publication of JPS62255244A publication Critical patent/JPS62255244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

Landscapes

  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジン駆動系に介在される無段変速機の変
速比を、スロットルバルブ開度等で表わされるエンジン
負荷と変速機の入力軸の目標回転数とをパラメータとす
る変速TRI御特性に基づいて制御する変速機の制御装
置に関する。
(従来の技術) 自動車等のエンジンの出力を車輪に効率的に伝達するた
めにエンジンの駆動系に介在せしめられる変速機の1つ
として、例えば特開昭60−95258号公報に記載さ
れているような、変速比を所定の範囲内で連続的に無段
階で変化させることのできるVベルト式の無段変速機が
知られ゛ている。
この様な無段変速機においては、上記公報にも記載され
ているように、一般に第8図に示す様な変速制御特性、
即ち例えばスロットルバルブ開度Thで表わされるエン
ジン負荷と変速機の入力軸の目標回転数(目標入力回転
数)TNDとをパラメータとし、該パルプ開度Thの減
少に伴なって該目標入力回転数TNpが減少(この場合
のTNpの減少にはTNp不変も含む)するように設定
して成る変速制御特性に基づいて、上記変速機の入力軸
の回転数(入力回転数)Npを、各スロットルバルブ開
度Thにおいてその開度Thに対応する目標入力回転数
TNpになるように変速比の制御が行なわれる。例えば
図中スロットルバルブ開度Th哀においである時点で入
力回転数がN111aである場合にはその回転数がTN
D lになるように変速機をシフトダウンさせて変速比
を大きくする変速比制御が行なわれ、回転数がN+)1
1)である場合には反対にその回転数がTNT)tにな
るように変速機をシフトアップさせて変速比を大きくす
る変速比制御が行なわれる。
なお、ここで変速比とは、変速機の入力軸の回転数を変
速機の出力軸の回転数で除したものを意味する。また、
上記第8図に示す特性は燃費経済等を考慮して決定され
た変速比制御特性である。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記の如き特性に基づいて上記の如き方式、
即ちあるスロットルバルブ開度に対しては常に変速機入
力回転数Npをそのバルブ開度に対応する目標入力回転
数TNpに保つように制御する方式においては、下り坂
等の走行抵抗の少ない場合の発進加速時において、エン
ジンの吹き上がり、車両の飛び出しあるいはエンジンが
吹き上がる割には車速が伸びない等のあまり好ましくな
い現象が生じる。
つまり、第8図に示す様に、例えば発進時のスロットル
バルブ開度(これはアクセル開度に対応する)がTh2
であるとすると、変速機の入力回転数NOがその開度T
h2に対応する目標入力回転数TND 2になるまでは
シフトダウン領域であり、よってシフトアップされない
。また、この様な変速機においては、発進時の如きクラ
ッチ制御中はトルク伝達を考慮して必ず変速比最大(手
動変速における一番LOW側)になるように設定されて
いる。従って、上記の如き発進時には変速比最大で発進
して入力回転数NDが上記目標入力回転数TNOxにな
るまではシフトアップされない。
例えば、今変速比の変化範囲が0.45〜2.45、リ
ダクションギヤ比−1,55、ファイナルギヤ比−3,
842であり、発進時に変速比最大(2,54>であれ
ば、上記スロットルf;fllJ[Thzに対応する目
標入力回転数TND 2が1400ru+であるとする
と、            1400変速機出力軸回
転数N s −−= 570 (rom )2.54 NS     60 、°、車速V−2π・rxx− 1,55x 3.842 1000 →10(触/h ) ただし、上記r −0,275m となり、V−101に/hまでシフトアップされない。
よって、発進時には変速比最大(LOW)のままで入力
回転数N+)が目標入力回転数TNI)になるまで(例
えば上述の如<v−ioKIII/hになるまで)エン
ジン回転数は上昇し、この発進が下り坂等の走行抵抗の
少ない路面で行なわれる場合には上記エンジン回転数の
上昇が容易に行なわれ、いわゆるエンジンの吹ぎ上がり
が生じ、燃費も悪(なる。また、同じく下り坂等の走行
抵抗の少ない路面の場合にはエンジンパワーに余裕があ
り、従ってシフトアップしない場合エンジン回転数が急
激に上昇し、大きな加速力となって車が飛び出してしま
う場合もある。さらに、エンジンが吹き上る割にはシフ
トアップされないので車速が伸びず、フィーリングが悪
いという問題も生じる。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、走行抵抗の少ない下
り勾配路面での発進加速時においても、上記の如ぎエン
ジンの吹き上がりや飛び出しを回避し、燃費の改善やフ
ィーリングの向上等を図ることができる無段変速機の制
御装置を提供することにある。
(発明の構成)     ゛ 本発明に係る無段変速機の制御Il装置は、上記目的を
達成するため、少なくとも走行路面が下り勾配であるこ
とを検出可能な勾配センサを備え、該センサによって発
進時における路面が下り勾配であることが検出されたと
きには、該発進時に、変速比を上記下り勾配であること
に対応して決定される所定の変速比、例えば従来の手動
変速における2速程度の変速比になるまで変化させるシ
フトアップ制御を行なうように構成されていることを特
徴とする。
(発明の効果) 本発明に係る無段変速別の制御装置によれば、下り路面
で発進する場合には所定の変速比までシフトアップされ
る、例えば発進時にクラッチがミートするまでに所定の
変速比までシフトアップされるので、変速比最大(LO
W)のままでエンジン回転数が上昇し、エンジンが吹き
上がるという問題を回避でき、かつそれによって燃費の
改善も図られる。また、同じく所定の変速比までシフト
アップされるので、エンジンパワーと走行抵抗とがある
程度つり合う変速比に設定され、その結果なめらかな発
進加速が行なわれ、車両の飛び出しを回避できる。ざら
に、所定の変速比までシフトアップされるので、発進時
におけるシフトアップ以降はエンジン回転数の上昇に応
じて車速が増大し、前述したフィーリングの悪さを改善
することができる。
(実 施 例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
第1図は、本発明に係る制御装置と、該制御l@置によ
って制御される無段変速機等から成る自動車のエンジン
駆動系の一例を示す図である。
第1図において、1はエンジンで、該エンジン1の出、
力(回転)は、クラッチ2、ギアボックス3、無段変速
機4.デファレンシャルギア5を介して、駆動輪6へ伝
達されるようになっており、エンジン1から駆動輪6ま
での間の動力伝31i!機構が、エンジン駆動系を構成
している。
前記エンジン1には、吸気マニホルド7を介して吸気管
8が接続され、該吸気管8内に配設したスロットルバル
ブ9の開度を調整することにより、エンジン1の出力が
調整される。また、前記ギアボックス3は、後述するよ
うに、手動操作によって、R(リバース)、N(ニュー
トラル)、D(ドライブ)、L(ロー)の各レンジをと
りうるようになっている。さらに、クラッチ2の断続お
よび無段変速機4の変速比制御は、油圧を利用したアク
チュエータを制御することにより、後述するようにそれ
ぞれ自動的に行なわれるようになっている。
次に前記クラッチ2.ギアボックス3.無段変速機4に
つき、第2図に基づいて順次説明することと16゜ 前記クラッチ2は、エンジン1のクランクシャフトとも
なるクラッチ入力軸21と、該入力軸21に対して回転
自在なりラッチ出力軸22とを有する。
このクラッチ出力軸22には、クラッチディスク23が
スプライン嵌合され、該クラッチディスク23を、クラ
ッチ入力軸21と一体のフライホイール24に圧接する
ことによって、両軸21と22がつながった接続状態と
なり、逆にクラッチディスク23とフライホイール24
とが離間すると両軸21と22との連動が所たれた切断
状態となる。このようなりラッチディスク23のフライ
ホイール24に対する圧接、1間を行なうため、出力軸
22にはスリーブ25が摺動自在かつ回転自在に嵌合さ
れて、該スリーブ25には、支点2Gを中心にして揺動
自在とされた冊ばね等のばね部材27の一端部が連結さ
れる一方、該ばね部材27の他端部が、クラッチディス
ク23の背面に臨まされたクラッチプレッシャプレート
28に連結されている。これにより、スリーブ25が第
2図左方動すると、ばね部材27を介してクラッチプレ
ッシャプレート28すなわちクラッチディスク23が同
図左方へ変位された接続状態となり、逆にこの接続状態
からスリーブ25が第2図左方動すると切断状態となる
前記スリーブ25の第2図左右方向中位位胃の調整は、
シリンダ装置29により行なわれるようになっている。
ザなわら、シリンダ装置29のピストンロッド30が、
支点31を中心にして揺動自在な揺動アーム32の一端
部に連結される一方、該揺動アーム32の他端部が前記
スリーブ25の背面に臨まされている。また、シリンダ
装置29のピストン33によって画成された油室34が
、配管35を介して三方電磁切換弁からなるクラッチソ
レノイドバルブ36に接続され、該クラッチソレノイド
バルブ3Gは、油圧ポンプ37の吐出側より伸びる配管
38、およびリザーバタンク39より伸びる配管40に
、それぞれ接続されている。そして、油圧ポンプ37の
吸込側は、フィルタ41が接続されてリザーバタンク3
9より伸びる配管42が接続されている。
前記クラッチソレノイドバルブ36は、接続用と切断用
との2つのソレノイド36a 、 36bを有し、接続
ソレノイド36aを励It!(切断ソレノイド36bは
消磁)した際に、油圧ポンプ37とシリンダ装置29の
油室34とが連通されて、ピストンロッド30が伸長さ
れ、クラッチ2が接続される。そして、この接続時にお
けるクラッチ2の伝達トルクは、油室34に対する油液
供給量を多くするほど大きくなる(クラッチディスク2
3のフライホイール24に対する圧接力が大きくなる)
。また、切断ソレノイド36bを励!i(接続ソレノイ
ド36aは消la)シた際には、上記油室34がリザー
バタンク39に開放されて、ピストンロッド30がリタ
ーンスプリング43によって縮長されて、クラッチ2が
切断される。
さらに、両ソレノイド36a 、 36bを共に消磁し
た際には、油室34は密閉状態となって、ピストンロッ
ド30はそのままの状態に保持される。
前記ギアボックス3は、その入力軸がクラッチ出力軸2
2によって構成されており、該クラッチ出力軸22には
、第1ギア51とこれよりも小径の第2ギア52とが一
体形成されている。この出力軸22に対しては、これと
平行にギアボックス出力軸53が配設されると共に、該
両軸22と53との中間において、第2ギア52と常時
噛合うバックギア54が配設されている。上記ギアボッ
クス出力軸53には、第1ギア51と常時噛合う大径の
中間ギア55が回転自在に嵌合される一方、スリーブ5
6が一体化されている。そして、このスリーブ56に対
しては、クラッチギア57が常時スプライン嵌合され、
該クラッチギア57は、その軸方向変位に伴なって、第
2図に示すように、中間ギア55に対してもスプライン
嵌合可能とされている。
このようなギアボックス3は、そのクラッチギア57が
第2図に示すように最右方位置にあるときに、クラッチ
出力軸22の回転が、第1ギア51.中間ギア55.ク
ラッチギア57.スリーブ56を介してギアボックス出
力軸53に伝達され、このときの出力軸53の回転方向
が自動車の前進方向に相当する。
また、クラッチギア57を第2図最左方位置に変位させ
たときは、クラッチ出力軸22の回転が、第2ギア52
.バンクギア54.クラッチギア57.スリーブ56を
介してギアボックス出力軸53に伝達され、このときの
出力軸53の回転方向が、自動車の後退方向に相当する
。さらに、クラッチギア57が第2図左右方向中間スト
ローク位置にあるときはくクラッチギア51が中間ギア
55とスプライン嵌合せず、かつパックギア54とも噛
合しない位置にあるとぎ)、クラッチ出力軸22とギア
ボックス出力軸53との連動が遮断されたニュートラル
状態となる。
前記クラッチギア57の変位位置の調整は、シリンダ装
置58によって行なわれるようになっている。
すなわち、シリンダ装置58のピストンロッド59が、
連動アーム60を介してクラッチギア57に連係されて
、ピストンロッド59が伸長した際には、クラッチギア
57が第2図左方へ変位されるようになっている。この
シリンダ装置58は、そのピストン61によって2つの
油室62.63が画成され、油室62は配管64を介し
て、また油室63は配管65を介して、三方切換弁から
なるマニュアルバルブ66にそれぞれ接続されている。
そして、マニュアルバルブ66は、配管G7を介して前
記油圧ポンプ37に、また配管68を介してリザーバタ
ンク39に、それぞれ接続されている。
このようなマニュアルバルブ66は、支点69を中心に
して揺動自在な操作レバー70を手動操作することによ
り、その切換えが行なわれるもので、操作レバー70は
、第2図時計方向へ揺動されるのに伴なって、順次Rレ
ンジ、Nレンジ、Dレンジ。
しレンジをとり得るようになっている。このRレンジ位
置においては、油室62が油圧ポンプ37に連通される
と共に、油室63がリザーバタンク39に開放されるこ
とにより、ピストンロッド59が伸長し、ギアボックス
3は後退状態となる。また、Nレンジ位置にあっては、
両部室62.63共にリザーバタンク39に開放されて
、リターンスプリング71のバランス作用により、ピス
トンロッド59すなわちクラッチギア57が中間ストロ
ーク位置となって、ギアボックス3は前述したニュート
ラル位置となる。
さらに、Dレンジ位置にあっては、油v62がリザーバ
タンク39に開放されると共に、油室63が油圧ポンプ
37に連通されて、ピストンロッド59が縮長し、ギア
ボックス3は前述した前進状態となる。
なお、Lシン9位置の際には、マニュアルバルブ66は
Dレンジと同じ位置とされる。
前記無段変速機4は、互いに平行な入力軸81と出力軸
82とを有し、入力軸81にはプライマリプーリ83が
、また出力軸82にはセカンダリプーリ84が設けられ
て、該両プーリ83と84との間には、Vベルト85が
巻回されている。プライマリプーリ83は、入力軸81
と一体の固定フランジ86と、該入力軸81に対して摺
動変位可能な可動フランジ87とから構成され、該可動
フランジ87は、油圧アクチュエータ88に対する油液
供給量が増加するのに伴なって固定フランジ86へ接近
して、Vベルト85のプライマリプーリ83に対する巻
回平径が大きくなるようにされている。また、セカンダ
リプーリ84も、プライマリプーリ83と同様に、出力
軸82と一体の固定フランジ89と、該出力軸82に対
して摺動変位可能な可動フランジ90とから構成され、
該可動フランジ90は、油圧アクチュエータ91に対す
る油液供給分が増加するのに伴なって固定フランジ89
へ接近して、Vベルト85のセカンダリプーリ84に対
する巻回半径が大きくなるようにされている。
前記油圧アクチュエータ88は、配管92を介して、ま
た油圧アクチュエータ91は配管93を介して、三方電
磁切換弁からなる変速ソレノイドバルブ94にそれぞれ
接続され、該変速ソレノイドバルブ94は、配管95を
介して油圧ポンプ37に、また配管96を介してリザー
バタンク39に、それぞれ接続されている。
前記変速ソレノイドバルブ94は、増速用、減速用の2
つのソレノイド94a 、 94bを有して、増速ソレ
ノイド94aを励1!(減速ソレノイド94bは消磁)
シた際には、油圧アクチュエータ88が油圧ポンプ37
に連通されると共に、油圧アクチュエータ91がリザー
バタンク39に開放されるので、Vベルト85のプライ
マリプーリ83に対する巻回半径が大きくなる一方、セ
カンダリプーリ84に対する巻回半径が小さくなり、出
力軸82はその回転数が増加する増速状態となる(変速
比率)。また、減速ソレノイド94bを励磁(増速ソレ
ノイド94aは消磁)した際には、逆に、油圧アクチュ
エータ91が油圧ポンプ37に連通されると共に、油圧
アクチュエータ88がリザーバタンク39に開放される
ので、■ベル]−85のプライマリプーリ83に対する
巻回半径が小さくなる一方、セカンダリプーリ84に対
する各回半径が大ぎくなって、出力軸82はその回転数
が減少する減速状態となる(変速壮大)。さらに、両ソ
レノイド94a 、 94b共に消磁されると、Vベル
ト85の両プーリ83.84に対する巻回半径が不変と
される(変速比固定)。勿論、変速比は、入力軸81の
回転数を出力軸82の回転数で除したものである(Vベ
ルト85のセカンダリプーリ84に対する巻回半径をプ
ライマリプーリ83に対する巻回半径で除したもの)。
なJ3、第2図中97は、電磁リリーフバルブであり、
後述するクラッチ制御、変速比制御に際しては図示の位
置を保持し続けているものである。
第1図、第2図において、101はコントロールユニッ
トで、該コントロールユニット 101に対しては、各
センサ102〜109からの出力が入力される一方、該
コントロールユニット 101からは、クラッチソレノ
イドバルブ36.変速ソレノイドバルブ94.リリーフ
バルブ97に対して出力される。前記各センサ102〜
109について説明すると、センサ102は、スロット
ルバルブ9の開度を検出するスロットルセンサである。
センサ103は、エンジン1の回転数NE(実施例では
クラッチ入力@21の回転REと同じ)を検出する回転
数センサである。センサ104は、クラッチ出力軸22
の回転数Cを検出する回転数センサである。センサ10
5は、操作レバー70のR,N、D、Lの位置を検出す
るポジションセンサである。センサ106は、無段変速
機4の入力軸81の回転数N+1を検出する回転数セン
サである。センサ107は、無段変速Ia4の出力軸8
2の回転数すなわら車速を検出する車速センサである。
センサ108は、アクセルペダル110の開度を検出す
るためのアクセルセンサである。センサ 109は、ブ
レーキペダル111が操作されているか否かを検出する
ためのブレーキセンサである。
次に前記コントロールユニット 101による制御内容
について、第3図〜第7図に暴づいて説明する。
第3図は、全体の処理系統を示すフローチャートであり
、先ず、ステップS1においてシステムイニシャライズ
された後、ステップS2において制御に必要な各種デー
タが入力され、その後、ステップ83におけるクラッチ
制御、ステップS4における変速比制御が行なわれるこ
ととなる(応答性を考慮してステップS4の制卸の際に
読込まれるものもある)。なお、以下の説明では、クラ
ッチi、lJ Inのためのルーチンと、変速比制御の
ためのルーチンとに分課していくこととする。
■、クラッチ制御ルーチン(第4図) 先ず、ステップ121で、操作レバー70すなわちギア
ボックス3がNレンジにあるか否かが判定され、Nレン
ジにない場合は、ステップ122へ移行する。このステ
ップ122では、車速が大きい(例えば10111n/
h以上)か否かが判定され、車速が大きい場合は、ステ
ップ123で車速フラグがセットされた後、ステップ1
24へ移行する。
前記ステップ124では、クラッチ入力軸21の回転数
Eの微分1iE’を求めて、該微分値E′が回転数上昇
を示す正であるか否かが判定され、微分値E′が正であ
るときには、ステップ125へ移行する。このステップ
125では、クラッチ入力軸21の回転数Eがクラッチ
出力軸22の回転数Cより大きいか否かが判定されて、
E>Cである場合は、ステップ126へ移行する。そし
て、このステップ126では、クラッチソレノイドバル
ブ36の接続ソレノイド36aを励磁する一方、切断ソ
レノイド36bを消磁して、クラッチ2を接続すなわち
その伝達トルクを増大させる。また、ステップ125で
E〉Cではないと判定されたときには、ステップ128
へ移行して、クラッチソレノイドバルブ3Gの接続、切
断ソレノイド36a 、 36b共に消磁して、クラッ
チ2の伝達トルクをそのままに保持する。
また、ステップ124で、E’ >Oでないと判定され
たとぎは、ステップ127へ移行し、ここでEくCであ
るか否かが判定される。そして、E<Cのときは、ステ
ップ126へ移行して、クラッチ2が接続され、またE
tcでないときはステップ128へ移行してクラッチ2
の接続状態をそのままに保持する。
上述したステップ124から 125への流れは、クラ
ッチ入力軸21の回転が上昇しているときを前提として
おり、ステップ125から 126への流れはクラッチ
入力軸21の回転数Eがクラッチ出力軸22の回転数C
よりも大きいときであるので、クラッチ2の伝達トルク
を大きくする必要があり、このためクラッチ2の伝達ト
ルクを大きくずべくその接続を行なうのである。この場
合は、例えば自動車の発進時におけるいわゆる半クラッ
チの状態に相当する。また、ステップ125から128
への流れは、クラッチ2の伝達トルクが丁度釣合ってい
るときであるので、該クラッチ2をその状態に保持する
ものであり、この場合は例えば定常走行状態に相当する
逆に、ステップ124から127への流れは、クラッチ
入力軸21の回転数が減少しているときを前提としてお
り、クラッチ入出力軸21と22との伝達1−ルクの授
受が丁度ステップ124から125への流れとは逆にな
るため、ステップ127における判定を、ステップ12
5における判定とは逆にE<Cであるか否かをみるよう
にしである。なお、ステップ121から 126への流
れは、例えば操作レバー70を、Nレンジとしたまま走
行している状態で、Dレンジへ変化させたような場合に
相当し、この場合もいわゆる半クラツチ状態を形成する
。また、ステップ127から128への流れは、例えば
エンジンブレーキを使用した減速走行状態に相当する。
一方、前記ステップ121において、Nレンジであると
判定されると、ステップ129で車速フラグをりセット
した後、ステップ130へ移行する。このステップ13
0では、クラッチソレノイドバルブ36の接続ソレノイ
ド36aを消磁する一方、切断ソレノイド36bを励磁
して、クラッチ2を切断する。
すなわち、この場合は、運転者自身がニュートラル状態
を要求していることが明確なので、無条件にクラッチ2
を切断する。
また、ステップ122で車速が小さいと判定されたとき
は、ステップ131へ移行し、ここでアクセルペダル1
10が踏まれているONであるか否かが判定される。こ
のアクセルがONでないとき寸なわらOFFのときは、
エンジン1の出力を要求していないときなので、ステッ
プ132へ移行して、車速フラグがセットされているか
否かが判定される。そして、車速フラグがセットされて
いるときは車速が未だ十分に低下していないときであり
、このときはステップ133へ移行し、ここでプレーギ
ベダル111が踏まれたONであるか否かが判定される
。そして、ブレーキがONされているときはステップ1
34へ移行して、ここでエンジン回転数NEが1500
rpH以下であると判定されると、ステップ129を経
てステップ130へ移行する(クラッチ2の切断)。ま
た、ステップ133でブレーキがONされていないと判
定されたときは、ステップ135へ移行して、ここでエ
ンジン回転数NEが1000rp−以下であると判定さ
れると、ステップ129を経てステップ130の処理が
行なわれる(クラッチ2の切断)。そして、エンジン回
転数NEが、ステップ134で150Orpm以下では
ないと判定された場合およびステップ135で1100
0rp以下ではないと判定された場合は、ステップ12
4へ移行して前述した処理がなされる。
このように、ブレーキのON、OFFでクラッチ2の切
断を行なうか否かの判定基準としてのエンジン回転数N
Eの大きさを異ならせたのは、ブレーキ(ON)時にあ
っては車速の低下が非ブレーキ時よりも早いことを考慮
して、エンストの危険を回避するのに余裕をもたせるた
めである。なお、ステップ132において車速フラグが
セットされていないと判定されたときは、エンスト防止
のため、ステップ129を経てステップ130の処理が
なされる(クラッチ2の切断)。
■、変速比制御ルーチン(第7図) この変速比制御は、変速機の制御装置である前記コント
ロールユニット 101により、例えば前述の第8図に
示すようなエンジン負荷(本実施例では、このエンジン
負荷を表示するものとしてスロットルバルブ開度Thを
用いている)と目標入力回転数TNpとをパラメータと
して設定されている変速制御特性に基づいて行なわれる
。もちろん、制御方法は、基本的には前述の如く変速機
入力回転数Npが常に各Thに対して該Thに対応する
TNpとなるようにシフトアップおよびシフトダウンを
行なうものである。
上記コントロールユニット 101によって構成される
制御装置は、上記変速υ制御特性に与づいてシフトアッ
プおよびシフトダウンを行なわせる他に、さらに第1図
および第2図に示すような少なくとも走行路面が下り勾
配であることを検出し1りる勾配センサ201を備え、
該センサ201から発進時における走行路面が下り勾配
であることが検出されたときは、該発進時に、変速比を
上記下り勾配であることに対応して決定される所定の変
速比になるまで変化させるシフトアップ制御を行なうよ
うに構成されている。
上記勾配センサ201は、少なくとも走行路面が下り勾
配であることを検出できるものであれば良く、その他に
も走行路面が下り勾配、平坦もしくは上り勾配のいずれ
であるかを検出できるもの、さらには勾配自体を検出で
きるもの等種々のセンサを使用し得る。そして、どの様
なセンサを使用するかは、上記所定の変速比までシフト
アップさせる制御の内容がどの様なものであるか、つま
りどの程度の情報が必要かによって決めれば良い。
上記所定の変速比になるまで変速比を変化させるシフト
アップ制御は、少なくとも下り勾配のときに所定の変速
比までシフトアップさせる制御であれば良いが、下り勾
配のときだけでなく平坦もしくは上り勾配である場合に
も所定の変速比までシフトアップさせるようにしても良
い。この場合は、もらろlシ上記勾配センサ201は少
なくとも下り勾配、平坦および上り勾配の別を検出し得
る必要があり、上記所定の変速比も下り勾配、平坦、上
り勾配にそれぞれ対応するものを用窓する必要がある。
ただし、上り勾配の場合には大ぎな駆動力を必要とする
のでシフトアップさせることはあまり考えられず、従っ
て下り勾配時と平坦時にのみシフトアップさせるように
するのが一般的であると考えられる。この場合の所定の
変速比の一例としては、例えば平坦路の場合には従来の
手動変速の1.5速程度になるように、下り勾配の場合
には2速程度になるように決定することができる。
また、この所定の変速比は、走行路面の勾配を検出し、
その勾配に従って変化する勾配の関数としても良い。例
えば、第5図に示す様に勾配の大きさをKで表わし、第
6図に示す様に所定の変速比をこのKの関数f (K>
によって決定するようにしても良い。なお、第6図は、
変速比の変化範凹が0.45〜2.45までの変速機の
場合に適用する所定変速比f (K)の−例であり、こ
の例では平坦および上り勾配の場合は変速比2.45の
ままであるのでシフトアップはされず、下り勾配の場合
のみ下り勾配の大きさに伴なって小さくなる所定の変速
比f (K)までシフトアップさせようとするものであ
る。
なお、発進時に上記の如くシフトアップさせるように制
御することにより、例えば前記クラッチ2が完全に接続
された時点ではその様な所定の変速比までシフ(−アッ
プされ、以後はその所定の変速比の下でエンジン回転数
(変速機の入力軸回転数fl)が上昇し、そのNpがT
Npを越えると上記した通常の暴本制御が行なわれ、シ
フトアップされることになる。
なお、上記勾配センサ201としては種々の公知のもの
を適宜使用し得る。
次に、上記の如き発進時における変速比の制御の一例を
、第7図に示すフローチャートを参照しながら説明する
まず、ステップ301で変速機の入力回転数NFIを読
み込み、ステップ302で変速機の出力回転数NSを読
み込み、ステップ303でアクセル開度α(これはスロ
ットルバルブ開度Thに対応する)を読み込み、ステッ
プ304で変速制御特性に曇づいてこのαに対応する目
標入力回転数TNpを等出し、ステップ305で前記第
5図に従って走行路面の勾配Kを読み込み、ステップ3
06で前記第6図に従ってこのKから所定の変速比f 
(K)を口出する。次にステップ307で上記NOがT
NI)より大であるか否かを判定し、大でない場合には
ステップ308で変速機の出力回転数Nsが所定値をよ
り小であるか否か、即ち車速が所定値より小であるか否
かを判定し、小である場合にはステップ309に移行し
、変速ソレノイドバルブ94に対してシフトダウン信号
、即ち増速ソレノイド94aを消磁し、減速ソレノイド
94bを励磁する信号が出力される。また上記ステップ
308においてNsが所定値εより小でない、即ち車速
か所定値まで上昇したと判定されるステップ310へ移
行し、ここで実際の変速比Np /Nsが上記所定の変
速比f(K)より大であるか否かが判定され、大である
場合はステップ311に移行し、変速ソレノイドバルブ
94に対してシフトアップ信号、即ち増速ソレノイド9
4aを励磁し、減速ソレノイド94bを消磁する信号が
出力される。また、上記ステップ310でNl)/NS
がf (K)より大でない場合には、前記ステップ30
9へ移行し、シフトダウン信号が出力される。さらに、
変速比f (K>の下でNpが上昇し、ステップ307
でN+1はTNpより大になっていると判定されると、
前記ステップ311に移行し、シフトアップ信号が出力
される。なお、上記ステップ308は、発進時あまりに
低車速のときにシフトアップされるのを防止するために
設けられている。
本発明に係る制御211装置は、上記の如く走行抵抗の
少ない下り勾配の場合には発進時所定の変速比まで若干
シフトアップされるので、前述したエンジンの吹き上り
、それによる燃費の悪化、車両の飛び出し、フィーリン
グの悪さ等を解消することができる。
本発明は、上記した■ベルト式以外の無段変速機にも適
用可能である。また、本発明はその要旨を越えない範囲
において種々変更可能であり、上記した実施例に限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るil制御装置の一実施例を含むエ
ンジン駆動系の一例を示す概略図、第2図は第1図に示
ずa、lI御!A芦、クラッチおよび無段変速機を詳細
に示す概略構成図、第3図は第1図に示ず制御装置によ
る制御内容の一例を示ずフローチャート、第4図は第3
図におけるクラッチ制御部分を詳細に示すフローチャー
ト、第5図は勾配の大きさとKとの関係を示す図、第6
図は所定の変速比をKの関数f(K)とした場合のf 
(K)の−例を示す図、第7図は発進時における変速比
の制御の一例を示すフローチャート、第8図は従来の変
速制御特性の一例を示す図である。 1・・・エンジン     4・・・無段変速機9・・
・スロットルバルブ 81・・・変速機入力軸101・
・・制御装置    201・・・勾配センサ第5図 
  第6図 第8図 変進■鳴入nrEJ4f、tl  Np (x103r
pm)第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジン駆動系に介在される無段変速機の変速比
    を、エンジン負荷と無段変速機の入力軸の目標入力回転
    数とをパラメータとする変速制御特性に基づき、無段変
    速機の入力軸の回転数が各エンジン負荷においてその負
    荷に対応する目標入力回転数になるように制御する無段
    変速機の制御装置であって、 少なくとも走行路面が下り勾配であることを検出可能な
    勾配センサを備え、 該勾配センサから下り勾配信号が入力されている時には
    、発進時に、変速比を上記下り勾配であることに対応し
    て決定される所定の変速比になるまで変化させるシフト
    アップ制御を行なうように構成されていることを特徴と
    する無段変速機の制御装置。
  2. (2)上記勾配センサが走行路面の勾配を検出するセン
    サであり、上記所定の変速比がその路面の勾配の大きさ
    によって決定されるものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の無段変速機の制御装置。
JP61100134A 1986-04-30 1986-04-30 無段変速機の制御装置 Pending JPS62255244A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321532A (ja) * 1989-06-16 1991-01-30 Isuzu Motors Ltd 車両用自動変速装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321532A (ja) * 1989-06-16 1991-01-30 Isuzu Motors Ltd 車両用自動変速装置

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