JPS62255081A - 電動ホツチキスにおけるドライバ駆動装置 - Google Patents
電動ホツチキスにおけるドライバ駆動装置Info
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- JPS62255081A JPS62255081A JP9630987A JP9630987A JPS62255081A JP S62255081 A JPS62255081 A JP S62255081A JP 9630987 A JP9630987 A JP 9630987A JP 9630987 A JP9630987 A JP 9630987A JP S62255081 A JPS62255081 A JP S62255081A
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 12
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
この発明は電動ホッチキスにおけるドライバ駆動装置に
関する。
関する。
(従来技術)
最近、電動モータを利用してマガジンに上下動可能に装
着したドライバを駆動し、これによってステープルを綴
り用の紙材中に打込む方式の電動ホッチキスが提案され
ている。このような電動ホッチキスの駆動は、電動モー
タの回転運動をマガジンの上下運動に変換することによ
って行なわれるものであり、モータの回転が一定であり
、変換機構の移動量も一定であるから、ドライバの移動
量は一定である。ところが実際の紙材の綴り時には綴り
のための紙材の厚みは一定ではないからドライバの移動
量も紙材の厚みによって変化する。このため、従来の電
動ホッチキスにおいては、ドライバと電動モータとの間
に設けられた運動変換機構の一部に紙厚の差異によるド
ライバ移動量の変化を吸収するための調整用バネを設け
ている。しかし、このバネは運動変換機構の中間に設け
られていたり、該機構に介装された部材に装着されてい
たので、その構成上、バネには綴り荷重よりもかなり大
きな出力が要求され、このためバネの組付けは非常に困
難であった。
着したドライバを駆動し、これによってステープルを綴
り用の紙材中に打込む方式の電動ホッチキスが提案され
ている。このような電動ホッチキスの駆動は、電動モー
タの回転運動をマガジンの上下運動に変換することによ
って行なわれるものであり、モータの回転が一定であり
、変換機構の移動量も一定であるから、ドライバの移動
量は一定である。ところが実際の紙材の綴り時には綴り
のための紙材の厚みは一定ではないからドライバの移動
量も紙材の厚みによって変化する。このため、従来の電
動ホッチキスにおいては、ドライバと電動モータとの間
に設けられた運動変換機構の一部に紙厚の差異によるド
ライバ移動量の変化を吸収するための調整用バネを設け
ている。しかし、このバネは運動変換機構の中間に設け
られていたり、該機構に介装された部材に装着されてい
たので、その構成上、バネには綴り荷重よりもかなり大
きな出力が要求され、このためバネの組付けは非常に困
難であった。
また、従来のホッチキスは、綴り動作後にマガジンを基
台における元の上方位置に位置決めするためにベースバ
ネを設け、同様にドライバ及びハンドルの位置を元の上
方位置に位置決めするためにドライババネを設けている
。ところが、これらのバネによる負荷は綴り時に加えら
れるから綴り荷重が増大し、電動モータを利用したホッ
チキスにおいても、同様の構成にしようとすると、モー
タパワーのロスを招くことになる。このような綴りのた
めに必要でない負荷はできるだけ排除しなければならな
い。
台における元の上方位置に位置決めするためにベースバ
ネを設け、同様にドライバ及びハンドルの位置を元の上
方位置に位置決めするためにドライババネを設けている
。ところが、これらのバネによる負荷は綴り時に加えら
れるから綴り荷重が増大し、電動モータを利用したホッ
チキスにおいても、同様の構成にしようとすると、モー
タパワーのロスを招くことになる。このような綴りのた
めに必要でない負荷はできるだけ排除しなければならな
い。
(発明における技術的課題)
この発明は上記事情に鑑みて成立したものであって、特
にモータパワーのロスとなる荷重がなく、小さな出力の
紙厚調整バネでも充分に綴りを行なうことができる電動
ホッチキスにおけるドライバ駆動装置を提案することを
目的とする。
にモータパワーのロスとなる荷重がなく、小さな出力の
紙厚調整バネでも充分に綴りを行なうことができる電動
ホッチキスにおけるドライバ駆動装置を提案することを
目的とする。
(課題を解決するための手段)
すなわち、この発明に係る電動ホッチキスにおけるドラ
イバ駆動装置は、電動ホッチキスのマガジンにステープ
ル綴り用ドライバを備えたドライバホルダを所定の範囲
内で上下動自在に設けるとともに、該ドライバホルダを
支承部材によって支承されたバネ材を介してリンク機構
に連係させ、さらに該リンク機構を電動モータに連係さ
せることを特徴とする。
イバ駆動装置は、電動ホッチキスのマガジンにステープ
ル綴り用ドライバを備えたドライバホルダを所定の範囲
内で上下動自在に設けるとともに、該ドライバホルダを
支承部材によって支承されたバネ材を介してリンク機構
に連係させ、さらに該リンク機構を電動モータに連係さ
せることを特徴とする。
(実施例)
以下、図面によりこの発明の実施の一例について説明す
る。
る。
図において符号Aは電動ホッチキスを示す。
この電動ホッチキスAは、綴り台1aを備える基台1上
にマガジン2を枢動可能に装着し、該マガジン2の後部
にステープル収納部3及びその送り装置4(第2図)を
設ける一方、マガジン2の前部に上下動可能にドライバ
5及びそのホルダ6を設け、このドライバホルダ6をカ
ラー7に支承された紙厚調整用引張バネ8を介して基台
1に設けられたリンク機構9(第2図)に連係し、且つ
上記リンク機構9を減速歯車10を介して電動モータ1
1に連係するものである。電動モータ11を起動させる
と、ステープル送り装置4が駆動され、これによってス
テーブル収納部3内のステープルSはドライバ5側に送
り出される。同時に、減速歯車10によって減速された
回転運動はリンク機構9によって上下の揺動運動に変換
されてドライバ5に伝達され、ドライバ5が上下動して
送り装置4から送られたステープルを綴り台la上の紙
材12中に打込んで綴る。その際紙厚の差異によるドラ
イバ5の移動量の変化は紙厚調整用引張バネ8によって
吸収される。なお、ステープル収納部3内に収納された
ステープルSは多数の直線状ステープル針を接着剤でシ
ート状に連結して成るもので、収納部3内に多段に収納
されている。
にマガジン2を枢動可能に装着し、該マガジン2の後部
にステープル収納部3及びその送り装置4(第2図)を
設ける一方、マガジン2の前部に上下動可能にドライバ
5及びそのホルダ6を設け、このドライバホルダ6をカ
ラー7に支承された紙厚調整用引張バネ8を介して基台
1に設けられたリンク機構9(第2図)に連係し、且つ
上記リンク機構9を減速歯車10を介して電動モータ1
1に連係するものである。電動モータ11を起動させる
と、ステープル送り装置4が駆動され、これによってス
テーブル収納部3内のステープルSはドライバ5側に送
り出される。同時に、減速歯車10によって減速された
回転運動はリンク機構9によって上下の揺動運動に変換
されてドライバ5に伝達され、ドライバ5が上下動して
送り装置4から送られたステープルを綴り台la上の紙
材12中に打込んで綴る。その際紙厚の差異によるドラ
イバ5の移動量の変化は紙厚調整用引張バネ8によって
吸収される。なお、ステープル収納部3内に収納された
ステープルSは多数の直線状ステープル針を接着剤でシ
ート状に連結して成るもので、収納部3内に多段に収納
されている。
次に、上記ドライバの駆動機構についてさらに詳しく説
明する。
明する。
まず、基台1に枢支されているマガジン2の前端下部に
は係合突起13が形成され、この係合突起13は第2図
に示すように、基台1に形成された係合穴14に挿入さ
れている。したがって、マガジン2はこの係合穴14内
で移動可能であり、その移動量の上限は係合突起13が
係合穴14の天部に係合する位置に決定され、マガジン
2はそれ以上上動することはできない。
は係合突起13が形成され、この係合突起13は第2図
に示すように、基台1に形成された係合穴14に挿入さ
れている。したがって、マガジン2はこの係合穴14内
で移動可能であり、その移動量の上限は係合突起13が
係合穴14の天部に係合する位置に決定され、マガジン
2はそれ以上上動することはできない。
マガジン2の前部にはコ字形のステーブルカバー15が
固定されている。該ステープルカバー15の立上り片1
5a、15aの内側にはストッパ16が形成され、底部
15bの前端には凸部17が形成されている。また、上
記ステープルカバー15の前部にはフェースプレート1
8が装着されている。送り装置4によって送られたステ
ープルSはステープルカバー15の底部15bの下面に
沿って送られ、フェースプレート18の裏面に当接する
。フェースプレート18の裏面には縦に平行な2条の突
条19.19が形成され、ステープルSの最前部のステ
ープル針はブツシャ35(第1図)により上記突条19
.19の間の上部に設けられ、ドライバホルダ6に保持
されている。ドライバホルダ6はドライバ5とともにフ
ォーミングブレー)20を保持するもので、基片21の
下端を折曲げて係合部23を形成し、さらに基片21の
前面の保持凸部25を備え、保持凸部25にフォーミン
グプレート20とドライバ5とを保持している。そして
、ドライバホルダ6は上下動し、上動する際その係合部
23はステーブルカバー15の立上り片15a、15a
のストッパ16に係合し、マガジン2を上昇させる。下
動する際、フォーミングプレート20によってステープ
ル針をコの字形に成形し、ドライバ5によって成形済み
のステープル針を紙材に12に向って打込む。なお、フ
ォーミングプレー)20はドライバホルダ6の係合部2
3の基部に係止されたスプリング26によりドライバホ
ルダ6の基片21の前面に沿ってわずかに上下動可能に
設けられている。
固定されている。該ステープルカバー15の立上り片1
5a、15aの内側にはストッパ16が形成され、底部
15bの前端には凸部17が形成されている。また、上
記ステープルカバー15の前部にはフェースプレート1
8が装着されている。送り装置4によって送られたステ
ープルSはステープルカバー15の底部15bの下面に
沿って送られ、フェースプレート18の裏面に当接する
。フェースプレート18の裏面には縦に平行な2条の突
条19.19が形成され、ステープルSの最前部のステ
ープル針はブツシャ35(第1図)により上記突条19
.19の間の上部に設けられ、ドライバホルダ6に保持
されている。ドライバホルダ6はドライバ5とともにフ
ォーミングブレー)20を保持するもので、基片21の
下端を折曲げて係合部23を形成し、さらに基片21の
前面の保持凸部25を備え、保持凸部25にフォーミン
グプレート20とドライバ5とを保持している。そして
、ドライバホルダ6は上下動し、上動する際その係合部
23はステーブルカバー15の立上り片15a、15a
のストッパ16に係合し、マガジン2を上昇させる。下
動する際、フォーミングプレート20によってステープ
ル針をコの字形に成形し、ドライバ5によって成形済み
のステープル針を紙材に12に向って打込む。なお、フ
ォーミングプレー)20はドライバホルダ6の係合部2
3の基部に係止されたスプリング26によりドライバホ
ルダ6の基片21の前面に沿ってわずかに上下動可能に
設けられている。
さらに、ドライバホルダ6はカラー7に支承された紙厚
調整用引張バネ8を介して基台1に設けられたリンク機
構9に連係している。すなわち、ドライバホルダ6の両
側突出部22.22にはそれぞれカラー7付きの紙厚調
整用引張バネ8の一端が係1トされ、該引張バネ8の他
端はリンク機構9を構成するリンク27の一端27aに
係止されている。上記引張バネ8はその出力が少なくと
も綴り荷重よりも大きく設定されている。
調整用引張バネ8を介して基台1に設けられたリンク機
構9に連係している。すなわち、ドライバホルダ6の両
側突出部22.22にはそれぞれカラー7付きの紙厚調
整用引張バネ8の一端が係1トされ、該引張バネ8の他
端はリンク機構9を構成するリンク27の一端27aに
係止されている。上記引張バネ8はその出力が少なくと
も綴り荷重よりも大きく設定されている。
リンク機構9は、第2図に示すようにリンク27と偏心
カム28とから構成されている。リンク27の一端27
aは上述のように引張バネ8に係止され、中央部27b
は基台1のフレーム29に軸着され、他端27cには摺
動突起30が形成され、偏心カム28に係合している。
カム28とから構成されている。リンク27の一端27
aは上述のように引張バネ8に係止され、中央部27b
は基台1のフレーム29に軸着され、他端27cには摺
動突起30が形成され、偏心カム28に係合している。
偏心カム28はフレーム29の内側に設けられ、第4図
のように、軸31が偏心した円板状体32の内側面に円
環状の摺動溝33を刻設して成るもので、リンク27の
摺動突起30はこの摺動溝33内に係合している。さら
に、偏心カム28と同軸31には減速歯車10aが固定
され、該減速歯車10aは他の減速歯車10b、10c
を介して電動モータ11の駆動軸38に連係している。
のように、軸31が偏心した円板状体32の内側面に円
環状の摺動溝33を刻設して成るもので、リンク27の
摺動突起30はこの摺動溝33内に係合している。さら
に、偏心カム28と同軸31には減速歯車10aが固定
され、該減速歯車10aは他の減速歯車10b、10c
を介して電動モータ11の駆動軸38に連係している。
上記構成により、電動モータ11を駆動すれば、その回
転力は減速歯車10(loa、l。
転力は減速歯車10(loa、l。
b、10C)によって減速されて偏心カム軸28に伝達
される。軸31を中心に偏心カム28が回転すると、リ
ンク27の端部27cは摺動溝33に沿って摺動しなが
ら上下動するから、リンク27は中央部27bを中心に
揺動し、他の端部27aも上下動する。この上下動は引
張バネ8を介してドライバホルダ6に伝達される。
される。軸31を中心に偏心カム28が回転すると、リ
ンク27の端部27cは摺動溝33に沿って摺動しなが
ら上下動するから、リンク27は中央部27bを中心に
揺動し、他の端部27aも上下動する。この上下動は引
張バネ8を介してドライバホルダ6に伝達される。
ドライバホルダ6が上動する際、引張バネ8にはカラー
7が設けられているので、リンク27の端部27aの上
動に従ってドライバホルダ6も円滑に上動する。ドライ
ブホルダ6が上動すれば、マガジン2も上動する。
7が設けられているので、リンク27の端部27aの上
動に従ってドライバホルダ6も円滑に上動する。ドライ
ブホルダ6が上動すれば、マガジン2も上動する。
ところで、ドライブホルダ6とマガジン?及びマガジン
2と基台lのフレーム2aとの間にはそれぞれ摺動抵抗
が動くから、前者の方が後者よりも大きければ、一定の
位置まではドライバホルダ6とともにマガジン2が上動
する。しかし、マガジン2の係合突起13が基台1の係
合穴14の天部に係合すると、マガジン2はそれ以上上
動できないからマガジン2の上死点はこの位置に位置決
めされる。ドライバホルダ6はリンク機構によりさらに
上動し、リンク27の端部27aの上死点で停止する。
2と基台lのフレーム2aとの間にはそれぞれ摺動抵抗
が動くから、前者の方が後者よりも大きければ、一定の
位置まではドライバホルダ6とともにマガジン2が上動
する。しかし、マガジン2の係合突起13が基台1の係
合穴14の天部に係合すると、マガジン2はそれ以上上
動できないからマガジン2の上死点はこの位置に位置決
めされる。ドライバホルダ6はリンク機構によりさらに
上動し、リンク27の端部27aの上死点で停止する。
ここがドライバホルダ6の上死点位置で、この位置でそ
の係合部23はステープルカバー15のストッパ16に
当接する。逆に、マガジン2とフレーム29との間の摺
動抵抗の方がドライバホルダ6とマガジン2どの間の摺
動抵抗よりも大きければ、まずマガジン2が下部位置に
保持されたままドライバホルダ6だけが上動する。しか
し、その係合部23がステープルカバー15のストッパ
16に係合すると、マガジン2とフレームとの間の摺動
抵抗よりもリンク27の駆動力の方が大きいから、マガ
ジン2もドライバホルダ6の上死点位置まで上動する。
の係合部23はステープルカバー15のストッパ16に
当接する。逆に、マガジン2とフレーム29との間の摺
動抵抗の方がドライバホルダ6とマガジン2どの間の摺
動抵抗よりも大きければ、まずマガジン2が下部位置に
保持されたままドライバホルダ6だけが上動する。しか
し、その係合部23がステープルカバー15のストッパ
16に係合すると、マガジン2とフレームとの間の摺動
抵抗よりもリンク27の駆動力の方が大きいから、マガ
ジン2もドライバホルダ6の上死点位置まで上動する。
この位置は同時にマガジン2の係合突起13と基台lの
係合穴14の天部との係合位置である。このように、摺
動抵抗の差異に拘らず、マガジン2とドライバホルダ6
とは常に同じ上死点に保持される。したがって、従来の
ベースバネやドライババネは全て不要となる。
係合穴14の天部との係合位置である。このように、摺
動抵抗の差異に拘らず、マガジン2とドライバホルダ6
とは常に同じ上死点に保持される。したがって、従来の
ベースバネやドライババネは全て不要となる。
次に、綴り時にドライバホルダ6が下動すると、マガジ
ン2も同時に下動する、マガジン2はその前端が綴り台
la上の綴り用紙材12に当接する位置で停止する。こ
れに対して、リンク27は移動しつづけるから、紙厚調
整用引張バネ8が伸長する。この紙厚調整用引張バネ8
の出力は少なくとも綴り荷重よりも大きく設定されてい
るから、ドライバホルダ6は引張バネ8によって下方に
引張られ、ドライバ5が下動してフェースプレート18
の突条19.19間に供給されたシート状ステープルS
の最前部のステープル針を打込み、紙材12を綴る。そ
して、引張バネ8は紙材12の紙厚の大小に従って小さ
くまたは大きく撓み、これによって紙厚の差異によるド
ライバホルダ6の変化量を吸収することができる。この
ように、紙厚調整用の引張バネ8はリンク機構9とドラ
イバホルダ6との間に介装されているので、バネ出力は
小さくてもよく、引張バネの組立ても容易となる。
ン2も同時に下動する、マガジン2はその前端が綴り台
la上の綴り用紙材12に当接する位置で停止する。こ
れに対して、リンク27は移動しつづけるから、紙厚調
整用引張バネ8が伸長する。この紙厚調整用引張バネ8
の出力は少なくとも綴り荷重よりも大きく設定されてい
るから、ドライバホルダ6は引張バネ8によって下方に
引張られ、ドライバ5が下動してフェースプレート18
の突条19.19間に供給されたシート状ステープルS
の最前部のステープル針を打込み、紙材12を綴る。そ
して、引張バネ8は紙材12の紙厚の大小に従って小さ
くまたは大きく撓み、これによって紙厚の差異によるド
ライバホルダ6の変化量を吸収することができる。この
ように、紙厚調整用の引張バネ8はリンク機構9とドラ
イバホルダ6との間に介装されているので、バネ出力は
小さくてもよく、引張バネの組立ても容易となる。
なお、ドライバホルダ6が下動するときに、第5図(a
) (b) (c)に示すように、ドライバ5とともに
フォーミングプレート20も下動し、シート状ステープ
ルの前から2番目のステープル針S2をアンビル34上
で圧下し、コの字形に成形する。成形されたステープル
針S1はドライバ5によって打込まれる。成形されたス
テープル針S2は第3図に示されるブツシャ35により
フェースプレート18の突条19.19内に案内供給さ
れ、次の駆動サイクルでドライバ5によって紙材中に打
込まれる。
) (b) (c)に示すように、ドライバ5とともに
フォーミングプレート20も下動し、シート状ステープ
ルの前から2番目のステープル針S2をアンビル34上
で圧下し、コの字形に成形する。成形されたステープル
針S1はドライバ5によって打込まれる。成形されたス
テープル針S2は第3図に示されるブツシャ35により
フェースプレート18の突条19.19内に案内供給さ
れ、次の駆動サイクルでドライバ5によって紙材中に打
込まれる。
また、上記電動ホッチキスAにおいて、ステープル収納
部3はマガジン2に対して着脱自在に設けられるカート
リッジ40内に設けられている。そして、該カートリッ
ジ40の前面下端部にはステープルの導出口41が形成
され、さらに底部は開放されている。さらに、ステープ
ル送り装置4はマガジン2に装着されたカートリッジ4
0の下部にマグネット42を設けるとともに、該マグネ
ット42の前後に設けられたプーリ43.43に送りベ
ルト44を張設し、一方のプーリ43を前記偏心カム2
8の軸31と同軸に固定することによって構成されてい
る。マグネット42上の送りベルト44の上面は収納部
3の底部開放部に臨み、その最下段のシート状ステープ
ルSの下面に接触している。このとき、該ステープルS
はマグネット42の磁気吸引力によって送りベルト44
に強く接触している。
部3はマガジン2に対して着脱自在に設けられるカート
リッジ40内に設けられている。そして、該カートリッ
ジ40の前面下端部にはステープルの導出口41が形成
され、さらに底部は開放されている。さらに、ステープ
ル送り装置4はマガジン2に装着されたカートリッジ4
0の下部にマグネット42を設けるとともに、該マグネ
ット42の前後に設けられたプーリ43.43に送りベ
ルト44を張設し、一方のプーリ43を前記偏心カム2
8の軸31と同軸に固定することによって構成されてい
る。マグネット42上の送りベルト44の上面は収納部
3の底部開放部に臨み、その最下段のシート状ステープ
ルSの下面に接触している。このとき、該ステープルS
はマグネット42の磁気吸引力によって送りベルト44
に強く接触している。
上記構成により、前述のように電動モータ11が駆動さ
れると、同時にプーリ43,43が回転し、送りベルト
44が移動する。該送りベルト44には収納部3内の最
下段のシート状ステープルSが強く接触しているから、
送りベルト44の移動に従ってステープルSも移動し、
収納部3の導出口41から引き出されてドライバ5側に
移送されて、上述のようにコの字形に成形され、紙材1
2中に打込まれる。
れると、同時にプーリ43,43が回転し、送りベルト
44が移動する。該送りベルト44には収納部3内の最
下段のシート状ステープルSが強く接触しているから、
送りベルト44の移動に従ってステープルSも移動し、
収納部3の導出口41から引き出されてドライバ5側に
移送されて、上述のようにコの字形に成形され、紙材1
2中に打込まれる。
なお、上記実施例において、紙厚調整用の引張バネは筒
状カラーによって支承されているが、引張バネの支承部
材はカラーに限らない。
状カラーによって支承されているが、引張バネの支承部
材はカラーに限らない。
これを棒状とし、該棒状支承部材を引張バネの内部に設
ける構成としてもよい。
ける構成としてもよい。
(発明の効果)
以上詳しく説明したように、この発明に係る電動ホッチ
キスにおけるドライバ駆動装置によれば、紙厚調整用の
引張バネは支承部材に支承された状態でリンク機構とド
ライバホルダとの間に介装されているので、従来のベー
スバネ、ドライババネ等がなくとも、ドライバホルダ及
びマガジンを所定の位置に位置決めできる。また、上記
バネはリンク機構とドライバホルダとの間に直接介装さ
れているので、バネ出力は小さくてもよく、引張バネの
組立ても容易となる。さらに、従来のホッチキスに設け
られていたベースバネ、ドライババネ等を省略できるの
で、綴り荷重以外のバネ負荷がなく、電動モータのパワ
ーロスを防ぐことができる。このため、電動モータを小
型化することができる。さらに、引張バネの出力は、綴
り荷重以外にはマガジンと他の部材との摺動抵抗を考慮
して設定すればよいので、その設定が非常に容易となる
。
キスにおけるドライバ駆動装置によれば、紙厚調整用の
引張バネは支承部材に支承された状態でリンク機構とド
ライバホルダとの間に介装されているので、従来のベー
スバネ、ドライババネ等がなくとも、ドライバホルダ及
びマガジンを所定の位置に位置決めできる。また、上記
バネはリンク機構とドライバホルダとの間に直接介装さ
れているので、バネ出力は小さくてもよく、引張バネの
組立ても容易となる。さらに、従来のホッチキスに設け
られていたベースバネ、ドライババネ等を省略できるの
で、綴り荷重以外のバネ負荷がなく、電動モータのパワ
ーロスを防ぐことができる。このため、電動モータを小
型化することができる。さらに、引張バネの出力は、綴
り荷重以外にはマガジンと他の部材との摺動抵抗を考慮
して設定すればよいので、その設定が非常に容易となる
。
第1図はこの発明に係る電動ホッチキスの外観斜視図、
第2図は上記電動ホッチキスの縦断面図、第3図はその
要部の分解図であり、第4図はリンク機構の要部説明図
であり、第5図(a)(b) (c)はシート状ステー
プルの成形打込み態様説明図である。 符号A・・・電動ホッチキス、1・・・基台、2・・・
マガジン、3・・・ステープル収納部、4・・・送り装
置、5・・・ドライバ、6・・・ドライバホルダ、7・
・・カラー、8・・・引張バネ、9・・・リンク機構、
11・・・電動モータ、12・・・紙材、15・・・ス
テープルカバー、18・・・フェースプレート、20・
・・フォーミングプレート 特 許 出 願 人 マックス株式会社代理人 弁
理士 瀬 川 幹 夫 第11I 第5図 (a) (b) (C)
第2図は上記電動ホッチキスの縦断面図、第3図はその
要部の分解図であり、第4図はリンク機構の要部説明図
であり、第5図(a)(b) (c)はシート状ステー
プルの成形打込み態様説明図である。 符号A・・・電動ホッチキス、1・・・基台、2・・・
マガジン、3・・・ステープル収納部、4・・・送り装
置、5・・・ドライバ、6・・・ドライバホルダ、7・
・・カラー、8・・・引張バネ、9・・・リンク機構、
11・・・電動モータ、12・・・紙材、15・・・ス
テープルカバー、18・・・フェースプレート、20・
・・フォーミングプレート 特 許 出 願 人 マックス株式会社代理人 弁
理士 瀬 川 幹 夫 第11I 第5図 (a) (b) (C)
Claims (1)
- 電動ホッチキスのマガジンにステープル綴り用ドライバ
を備えたドライバホルダを所定の範囲内で上下動自在に
設けるとともに、該ドライバホルダを支承部材によって
支承されたバネ材を介してリンク機構に連係させ、さら
に該リンク機構を電動モータに連係させることを特徴と
する電動ホッチキスにおけるドライバ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9630987A JPS62255081A (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 電動ホツチキスにおけるドライバ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9630987A JPS62255081A (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 電動ホツチキスにおけるドライバ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62255081A true JPS62255081A (ja) | 1987-11-06 |
JPH0125670B2 JPH0125670B2 (ja) | 1989-05-18 |
Family
ID=14161424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9630987A Granted JPS62255081A (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 電動ホツチキスにおけるドライバ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62255081A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100709993B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2007-04-20 | 맛쿠스 가부시키가이샤 | 전동 호치키스 |
-
1987
- 1987-04-21 JP JP9630987A patent/JPS62255081A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100709993B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2007-04-20 | 맛쿠스 가부시키가이샤 | 전동 호치키스 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0125670B2 (ja) | 1989-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |