JPS6334852Y2 - - Google Patents

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JPS6334852Y2
JPS6334852Y2 JP11926684U JP11926684U JPS6334852Y2 JP S6334852 Y2 JPS6334852 Y2 JP S6334852Y2 JP 11926684 U JP11926684 U JP 11926684U JP 11926684 U JP11926684 U JP 11926684U JP S6334852 Y2 JPS6334852 Y2 JP S6334852Y2
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forming
plate
staple
plate holder
spring
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JP11926684U
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案は電動ホツチキスにおけるフオーミン
グ機構に関する。
(従来技術) 最近、多数の直線状ステープル針をシート上に
連結して成るシート状ステープルをマガジン内で
コの字形にフオーミングした後に綴に用紙材中に
打込む電動ホツチキスが提案実施されている。こ
のフオーミング機構は第7図に示すように、プレ
ートホルダー50に板バネ53を介してフオーミ
ングプレート51を保持させ、このプレートホル
ダー50を下方に駆動させることによつてフオー
ミングプレート51をアンビル52上のシート状
ステープルSの最前部のステープル針S1上に圧
下させ、その圧下力によりステープル針S1をコ
の字形に折曲げ成形するものである。ところで、
このようなフオーミング機構においては、成形を
より確実にするために、プレートホルダー50の
ストローク位相は、フオーミングプレート51の
最下点よりもさらに下方まで下動させるように設
定されている。これにより、プレートホルダー5
0が最下点に達したときには板バネ53の弾性に
よりフオーミングプレート51はより一層強く下
方に付勢されるため、ステープル針S1により確
実に成形され、打込みも良好に行なわれる。
しかしながら、上記のフオーミング機構におい
て、最後の弾性圧下力は板バネ53を利用するも
のであるから、この板バネ53が所定の出力を出
すようにするには、リーチを長くとる必要がある
が、板バネ53のリーチを長くするためには、そ
のためのスペースが必要となる。ところが、電動
ホツチキス自体は事務用品という性質上コンパク
トであることが好ましいほか、他の構成部材との
取り合いの関係もあるから、みだりに板バネのリ
ーチを長くすると、作動や取扱いの円滑性が損な
われるおそれがある。また、板バネはプレートホ
ルダーへ固定するためのネジ止め、リベツト止め
等の作業が煩雑であるほか、プレートホルダーの
形状も複雑となり、加工手間がかかつた。
(考案の技術的課題) この考案は上記事情に鑑みて成立したものであ
つて、とくに弾性圧下力を付与するためのスペー
スが小さくて済み、部品形状を単純化できるほ
か、耐久性も向上する電動ホツチキスにおけるフ
オーミング機構を提案することを目的とする。
(課題を解決するための技術的手段) すなわち、この考案に係る電動ホツチキスにお
けるフオーミング機構は、電動駆動源によつて駆
動されるプレートホルダーにスプリングを介して
フオーミングプレートを設け、上記フオーミング
プレートを直線状のステープル針の両側に圧下さ
せるとともに、プレートホルダーを最下点にある
フオーミングプレートよりもさらに下方に駆動さ
せるフオーミング機構において、一方が二股に形
成された屈曲棒状のフオーミングスプリングの基
部をプレートホルダーに係止する一方、二股部の
先端に係合部を屈曲形成し、該係合部をフオーミ
ングプレートに形成された逆台形状の開口部の両
側斜辺部に摺動可能に係合させることを特徴とす
る。
(実施例) 以下、図面によりこの考案の実施の一例につい
て説明する。
第1図〜第6図において、符号Aは電動ホツチ
キスを示す。この電動ホツチキスAは基台1上に
マガジン2を枢動可能に装着し、該マガジン2の
後部に針カートリツジ3とステープル送り装置4
を設けるとともに、マガジン2の前部にはステー
プル針のフオーミング機構5を設け、上記送り装
置4及びフオーミング機構5を電動モータ等の電
動駆動源(図示せず)によつて駆動し、フオーミ
ング機構5によつて直線状のステープル針をコの
字形に成形するものである。
針カートリツジ3は第3図に示すように、上下
部が開放され、内部にステープル収納部10を設
け、前面にガイドリブ11を形成するとともに、
ガイドリブ11の下部にステープル導出口12を
形成し、両側の取付片13によつてマガジン2に
対して着脱自在に設けられるもので、下部には上
方から装填されたステープルを保持する保持突部
(図示せず)が形成されている。
ステープルは多数の針金状のステープル針を接
着剤によつてシート状に連結され、針カートリツ
ジ3の収納部10内に多段積層されて収納されて
いる。そして、収納された最下段のシート状ステ
ープルは針カートリツジ3の前面下端部の導出口
12から前方に、底部の開口部15から下方に露
出する。シート状ステープルSの上部にはウエイ
ト14が載せられる。
ステープル送り装置4は針カートリツジ3から
ステープルSを最下段のものから順次にフオーミ
ング機構5に向けて送り出すもので、この例にお
いては、マガジン2上の針カートリツジ3の下部
にマグネツト16を設け、該マグネツト16の前
後部に設けられたプーリ17に送りベルト18を
張設し、一方のプーリ17を基台1上の電動駆動
源に連係する構成となつている。
そこで、フオーミング機構5について詳しく説
明する。マガジン2の前部にはステープルカバー
20が設けられ、ステープルカバー20にはフエ
ースプレート21が装着され、その前面部によつ
てステープルカバー20の前部を覆つている。フ
エースプレート21の前面部の裏面下部には平行
な2条の案内突条22,22が突出形成されてい
る。シート状ステープルSは送り装置4によつて
ステープルカバー20の底部20a後端部から底
部下面に沿つてその最前部のステープル針S1が
フエースプレート21の案内突条22,22の外
面に当接するまで移送される。ステープルカバー
20の底部前端には押え凸部23が形成され、こ
の押え凸部23の両側からシート状ステープルS
の最前部のステープル針S1が上方に露出してい
る。また、最前部のステープル針S1の下方には
アンビル24が設けられ、このアンビル24の側
部にはプツシヤ25が設けられている。このよう
に、送り装置4によつて移送されたシート状ステ
ープルSの最前部のステープル針S1の上部には
押え凸部23が、下部にはアンビル24が形成さ
れている。
次に、マガジン2の上下動可能に設けられたプ
レートホルダー6にフオーミングスプリング7を
介してフオーミングプレート8が装着されてい
る。該フオーミングプレート8は送り装置4によ
つて送られたシート状ステープルSの最前部のス
テープル針S1上に位置している。
プレートホルダー6は第2図、第3図及び第4
図に示すように基片26の両側に突出部27,2
7を設け、基片26の下端を折曲げて係合部28
を設けるとともに、基片26の上部に逆台形状の
開口部29を有し、且つその下部に保持凸部30
を備えるものであり、係合部28の基部は絞られ
て首部31が形成されている。上記プレートホル
ダー6はステープルカバー20内に配置され、そ
の突出部27,27をバネ32を介してリング3
3に連係している。このリンク33は電動駆動源
によつて駆動されるリンク機構(図示せず)の一
部を構成している。電動駆動源を作動させること
により、プレートホルダー6はステープルカバー
20内を一定のストロークで上下動するように構
成されている。なお、プレートホルダー6の駆動
機構はソレノイド等によるものであつてもよい。
プレートホルダー6の基片26にはフオーミン
グスプリング7を介してフオーミングプレート8
が装着されている。フオーミングスプリング7は
棒状バネ材のコの字形に折曲げて一方を二股に形
成するとともに、二股部34,34の先端に係合
部35,35を屈出形成したものである。フオー
ミングプレート8は上部に逆台形開口部9を設け
るとともに、中央部に方形状開口部36を設け、
さらに下部脚片37,37の内側に成形凹部38
を設け、且つ該成形凹部38の天部に受け凹部3
9を形成したもので、上記逆台形開口部9はプレ
ートホルダー6の逆台形開口部29よりも小さく
形成され、方形状開口部36はプレートホルダー
6の保持凸部30を遊嵌する程度に形成されてい
る。また、成形凹部38の内形は成形しようとす
るステープル針の外形とほぼ同じく形成されてい
る。受け凹部39は後述のようにステープルカバ
ー20の押え凸部23の受けを構成する。
フオーミングスプリング7の基部はプレートホ
ルダー6の首部31に係止され、二股部34,3
4の先端係合部35,35はプレートホルダー6
の基片26の逆台形開口部29から前方に突出
し、さらにその前面に設けられたフオーミングプ
レート8の逆台形開口部9の両側斜辺部9a,9
aに摺動可能に係合している。フオーミングプレ
ート8はプレートホルダー6の基片26の前面に
設けられ、その方形開口部36はプレートホルダ
ー6の保持凸部30と遊嵌状態にあり、その遊び
の分だけプレートホルダー6に対して上下動でき
る。そして、このようにプレートホルダー6に設
けられたフオーミングプレート8は、送り装置4
によつて移送されたシート状ステープルSの最前
部のステープル針S1上に位置している。
次に、プレートホルダー6を下動させると、フ
オーミングプレート8もそれに追従するが、この
場合、フオーミングプレート8は成形凹部38の
天部40がアンビル24上のステープル針S1に
当接する位置が最下点で、それ以上下動すること
はできない。しかし、プレートホルダー6はフオ
ーミングプレート8が最下点に達してもさらにそ
れよりも下方に駆動されるように構成されてい
る。
そこで、ステープル針S1のフオーミング態様
について説明する。
まず、電動駆動源によつてリング機構が駆動さ
れると、プレートホルダー6が一定のストローク
で下動する。これによりマガジン2が枢動して所
定位置(綴り用紙材上)で止まり、さらにプレー
トホルダー6がマガジン2上を下動する。プレー
トホルダー6が下動するとフオーミングプレート
8も下動し、第6図aの右側に示すように、その
脚片37,37が最前部のステープル針S1に当
り、さらにこれを圧下する。ステープル針S1の
中央部はアンビル24上に残されるから、同図b
のようにステープル針S1の両側部分が折曲げら
れ、フオーミングプレート8の成形凹部38の内
側でコ字形に成形される。フオーミングプレート
8は成形凹部38の天部40がアンビル24上の
ステープル針S1に当接する位置が最下点で、そ
れよりも下動できないが、プレートホルダー6は
フオーミングプレート8が最下点に達してもさら
にそれよりも下方に駆動される。このとき、プレ
ートホルダー6に係止されたフオーミングスプリ
ング7はフオーミングプレート8の逆台形開口部
9の斜辺部9a,9aに係合しているから、その
係合部35,35は上記斜辺部9a,9aに沿つ
て摺動する。これによつてフオーミングプレート
8にはフオーミングスプリング7による弾性圧下
力が付与され、最下点にあるフオーミングプレー
ト8はさらに下方に付勢される(同図c)。この
ため、ステープル針S1の成形はより確実にコ字
形に成形される。
フオーミング終了後、マガジン2は上動する
が、このとき、ステープル針S1は押え凸部23
により同じ位置に保持される。
上述のように、このフオーミング機構5はフオ
ーミングプレート8に弾性圧下力を付与するため
のフオーミングスプリング7として屈曲棒状のス
プリングを利用しているため、小さなスペース内
に納まる。また、プレートホルダー6の形状も単
純となり、フオーミングスプリング7の取付け作
業も容易となる。さらに、フオーミング機構5の
単純化により耐久性、信頼性が向上する。
なお、通常の場合は上記プレートホルダー6に
フオーミングプレート8とともにドライバプレー
ト41が保持され、電動ホツチキスの1駆動サイ
クルの際、上記フオーミング機構5による成形と
同時にドライバプレート41により綴り用紙材に
綴りが行なわれる。すなわち、ドライバプレート
41は方形状開口部42を保持凸部30に嵌合す
ることによつてプレートホルダー6に保持されて
いる。逆台形開口部43はフオーミングスプリン
グ7の係合部35,35の逃がし口である。
ドライバプレート41はフエースプレート21
の案内突条22,22の内側に向いている。フオ
ーミング機構5によつてステープル針がコの字形
に成形されると該針の幅はフエースプレート21
の案内突条22,22の内側にはいり込む程度に
なるから、フオーミング済みのステープル針はプ
レートホルダー6が上動したときに、アンビル2
4の側部のプツシヤ25によつて押されて案内突
条22,22の内側にはいり込む。そして、次の
駆動サイクルでプレートホルダー6が下動する
と、第6図a〜cの左側に示すように、ドライバ
プレート41はフオーミングされたステープル針
S0を綴り用の紙材中に打込み、該紙材を綴る。
もちろん、このとき、前から二番目のステープル
針はフオーミング機構5によつてフオーミングさ
れる。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、この考案に係る電
動ホツチキスにおけるフオーミング機構は、一方
が二股に形成された屈曲棒状のフオーミングスプ
リングの基部をプレートホルダーに係止する一
方、二股部の先端に係合部を屈曲形成し、該係合
部をフオーミングプレートに形成された逆台形状
の開口部の両側斜辺部に摺動可能に係合させる構
成としているので、弾性圧下力を付与するための
スペースが小さくて済むほか、フオーミングプレ
ートの形状を単純化でき、また、これによつて耐
久性も向上させることができる。したあがつて、
実用的効果が非常に大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るフオーミング機構の要
部断面図、第2図はプレートホルダーと、フオー
ミングプレートの取付状態を示す斜視図、第3図
は上記電動ホツチキスのマガジンの分解斜視図、
第4図はプレートホルダーとフエースプレート部
分の分解斜視図、第5図は上記フオーミング機構
を含む電動ホツチキスの要部の縦断面図、第6図
a,b,cはステープル針のフオーミング及び打
込み態様説明図であり、第7図は従来のフオーミ
ング機構説明図である。 符号A……電動ホツチキス、1……基台、2…
…マガジン、3……カートリツジ、4……ステー
プル送り装置、5……フオーミング機構、6……
プレートホルダー、7……フオーミングスプリン
グ、8……フオーミングプレート、9……逆台形
状開口部、9a……斜辺部、20……ステープル
カバー、21……フエースプレート、24……ア
ンビル、34……二股部、35……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動駆動源によつて駆動されるプレートホルダ
    ーにスプリングを介してフオーミングプレートを
    設け、上記フオーミングプレートを直線状のステ
    ープル針の両側に圧下させるとともに、プレート
    ホルダーを最下点にあるフオーミングプレートよ
    りもさらに下方に駆動させるフオーミング機構に
    おいて、一方が二股に形成された屈曲棒状のフオ
    ーミングスプリングの基部をプレートホルダーに
    係止する一方、二股部の先端に係合部を屈曲形成
    し、該係合部をフオーミングプレートに形成され
    た逆台形状の開口部の両側斜辺部に摺動可能に係
    合させることを特徴とする電動ホツチキスにおけ
    るフオーミング機構。
JP11926684U 1984-07-31 1984-07-31 電動ホツチキスにおけるフオ−ミング機構 Granted JPS6135762U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11926684U JPS6135762U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 電動ホツチキスにおけるフオ−ミング機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11926684U JPS6135762U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 電動ホツチキスにおけるフオ−ミング機構

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Publication Number Publication Date
JPS6135762U JPS6135762U (ja) 1986-03-05
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ID=30678147

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3692881B2 (ja) * 1999-12-28 2005-09-07 マックス株式会社 電動ホッチキス

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JPS6135762U (ja) 1986-03-05

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