JPS62255037A - 長尺物用クランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はペングー、溶接機、切断機、圧着機等の長尺物
を加工する工作機械の加工作業部、その他特定の目的部
に長尺物を押圧して固定するための、長尺物用クランプ
装置に係るものである。

従来の技術 従来ベングー、溶接機、切断機、圧着機等の長尺物を加
工する工作機械の加工作業部、その他特定の場所に長尺
物を押圧しで固定するには、大型のシリング−を用いて
什う方法と、比較的小型の複数のシリング−を用いて行
う方法とが有った。

前者に有っては、装置を大型化するとともにｌｌ１１程
度の、比較的短い長尺物しがクランプ出来ない欠点を有
し、また後者に有っては、複数のシリングー毎の出力に
バラツキを生じ、棒状鋼板、柱状鋼板等の長尺物を均一
にクランプする事ができない欠点を有していた。

発明が解決しようとする問題点 本発明は上述のごとき問題点を解決しようとするもので
あって、ペングー、溶接機、切断機、圧着機等の長尺物
を加工する工作機械の加工作業部、その他特定の場所に
長尺物を押圧してクランプ固定する場合に、装置を大型
化することなく小型の装置によって、長尺物を各部分と
も均一な力で目的部に抑圧固定するクランプを可能にし
ようとするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上述のごとき問題点を解決するため、長尺状に
形成したケーシングの長さ方向に凹溝を形成し、この凹
溝内に流体の導入によって体積を膨張し得る長尺状の膨
張体を、一端に流体導入口を設けて挿入し、この膨張体
の膨張力で押圧され、クランプ目的の長尺物を押圧する
押圧体を、長尺物の押圧側に形成して成るものである。

作　　用 本発明は上述のごとく構成したものであるから、凹溝内
に挿入した長尺状の膨張体を、一端の流体導入口から加
圧流体を導入して膨張させれば、押圧体は膨張体の膨張
力で押圧され、長尺物を押圧する事ができる。この押圧
は押圧体を、長尺状に形成した一個の膨張体の膨張力に
よって押圧する事により行うものであるから、棒状鋼板
、柱状鋼板等の長尺物を各部とも均一に押圧することを
可能にするとともにシリングー等を用いるものではない
から、ｌ＆置を小型化することが出来るものである。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に於いて説明すれば、（１
）は長尺状に形成したケーシングで、ペングー、溶接機
、切断機、圧着機等の長尺物を加工する工作８！械の加
工作業部、その他特定の場所に固定するとともに長さ方
向に、凹溝（３）を形成し、この凹溝（３）内に流体の
導入によって体積を膨張し得る長尺状の膨張体（４）を
、一端に流体導入口（５）を設けて挿入している。この
膨張体（４）は、ゴムホースまたはエアバックで、断面
円形形成するとともに凹溝（３）内に、膨張体（４）の
軸方向と平行に位置するプレート（６）を、膨張体（４
）の軸方向と直角に交差する方向に進退可能に挿入し、
このプレート（６）に、適宜間隔で進退方向に複数個固
定突出したロッド（７）を、ケーシング（１）のプレー
ト（６）外面側に固定した被覆板（８）から外方に突出
しでいる。このロッド（７）は、押圧力向の端部（１０
）を円弧状に形成し、この円弧状の端部（１０）を、押
圧体（１１）の断面Ｖ型の保合凹部（１２）に挿入する
ことによって、押圧体（１１）を長尺物（１３）に押圧
可能としている。またこの抑圧体（１１）は、被覆板（
８）の外面に被覆板（８）とともにケーシング（１）に
、ボルト（１４）によって固定されている外側板（１５
）の摺動ｍ（１Ｇ）に、プレート（６）と同一方向に摺
動し、長尺物（−１３）に押圧されるよう形成している
。

上述のごとく構成したものに於いで、凹！（３）内に挿
入した長尺状の膨張体（４）を、一端の流体導入口（５
）から、油圧、加圧空気等の加圧流体を導入して膨張さ
せれば、膨張体（４）はプレート（６）を押圧し、この
プレート（６）の移動方向に突出したロッド（７）が、
押圧体（１１）を押圧し、長尺物（１３）を押圧して目
的部（１７）にクランプする事が出来る。この押圧は押
圧体（１１）を、長尺状に形成した一個の膨張体（４）
の膨張力によって押圧する事により行うものであるから
、棒状鋼板、柱状鋼板等の長尺物（１３）を各部とも均
一に押圧することを可能にするとともにシリング−等を
用いるものではないから、装置を小型化することができ
る。またこの押圧は一実施例に於いて、ロッド（７）の
抑圧方向の端部（１０）を円弧状に形成し、この円弧状
の端部（１０）を、抑圧体（１１）の断面ｖ型の係合凹
部（１２）に挿入することによって、抑圧体（１１）を
目的部（１７）に抑圧可能としているから、仮にロッド
（７）の押圧方向が多少偏心するようなことがあっても
、膨張体（４）の膨張圧力は、均一に抑圧体（１１）に
伝達され、長尺物（１３）の安定したクランプを可能に
する事がで終るものである。

また上記実施例に於いては、膨張体（４）を断面円形に
形成し、膨張時に凹溝（３）内で凹溝（３）の空間を埋
めるように膨張し、抑圧体（１１）を押圧するものとし
ているが、他の異なる実施例に於いては、第４１！Ｉに
示すごとく、膨張体（４）を凹溝（３）の空間形状に適
合した精円状に形成するものとしてもよく、この場合は
膨張体（４）に導入する流体が、上記実施例の場合より
も、少ない量で押圧体（１１）の押圧作動を可能にする
。

発明の効果 本発明は上述のごとく構成したものであるから、凹溝内
に挿入した長尺状の膨張体を、一端の流体導入口から加
圧流体を導入して膨張させれば、押圧体は膨張体の膨張
力で押圧され、長尺物を押圧する事が出来る。この押圧
は押圧体を、長尺状に形成した一個の膨張体の膨張力に
よって押圧する事により行うものであるから、棒状鋼板
、柱状鋼板等の長尺物を各部とも均一に押圧することを
可能にし、長さの大きな長尺物を、ペングー、溶接機、
切ｗｆｒ磯等の長尺物を加工する工作機械の加工作業部
、その他特定の場所への安定した確実なりランプを可能
にするとともにシリング−等を用いるものではないから
、装置を小型化することができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は断
面図、第２図はクランプ固定状態を示す断面図、第３図
は第１図のＡ−Ａ線断面図、第４図は他の異なる実施例
を示す断面図である。 （１）・・・ケーシング　（３）・・・・・［！！！　
溝（４）・・・・・膨張体　（５）・・・流体導入口（
６）・・・・プレート　（７）・・・・・ロッド（１０
）・・・・端　部　（１１）・・・・押圧体（１２）・
・・係合凹部　（１３）・・・・長尺物（１７）・・・
・目的部

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）長尺状に形成したケーシングの長さ方向に凹溝を
   形成し、この凹溝内に流体の導入によって体積を膨張し
   得る長尺状の膨張体を、一端に流体導入口を設けて挿入
   し、この膨張体の膨張力で押圧され、クランプ目的の長
   尺物を目的部に押圧する押圧体を、長尺物の押圧側に形
   成した事を特徴とする長尺物用クランプ装置。
2. （２）膨張体は、ゴムホースである事を特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の長尺物用クランプ装置。
3. （３）膨張体は、エアバックである事を特徴とする特許
   請求の範囲１項記載の長尺物用クランプ装置。
4. （４）押圧体は、膨張体の軸方向と平行に位置するとと
   もにこの軸方向と直角に交差する方向に進退可能に凹溝
   内に挿入したプレートに、適宜間隔で進退方向に突出し
   たロッドを介して、長尺物に押圧されるものである事を
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の長尺物用クラン
   プ装置。
5. （５）ロッドは、押圧方向の端部を円弧状に形成し、こ
   の円弧状の端部を、押圧体の断面Ｖ型の係合凹部に挿入
   することによって、押圧体を介して長尺物を目的部に押
   圧可能としたものであることを特徴とする特許請求の範
   囲第４項記載の長尺物用クランプ装置。