JPS62254874A - ゴム製品表面への模様形成材 - Google Patents
ゴム製品表面への模様形成材Info
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- JPS62254874A JPS62254874A JP9922286A JP9922286A JPS62254874A JP S62254874 A JPS62254874 A JP S62254874A JP 9922286 A JP9922286 A JP 9922286A JP 9922286 A JP9922286 A JP 9922286A JP S62254874 A JPS62254874 A JP S62254874A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明はゴム製品表面への模様7形成材に関するもので
ある。更に詳しく述べれは本発明は、種々な加硫ゴム製
品の表面に鮮明でかつ耐久性がある模様体を接着、加硫
することができるゴム製品への模様形成材に関するもの
である。
ある。更に詳しく述べれは本発明は、種々な加硫ゴム製
品の表面に鮮明でかつ耐久性がある模様体を接着、加硫
することができるゴム製品への模様形成材に関するもの
である。
[従来の技術]
ゴム製品は未加硫ゴムコンパウンドを製品形状に形成後
、所定条件で加硫することにより製造される。この加硫
工程は通常、高温、高圧で行うため、初期加硫段階にお
いて塑性流動状態がある。
、所定条件で加硫することにより製造される。この加硫
工程は通常、高温、高圧で行うため、初期加硫段階にお
いて塑性流動状態がある。
このためゴム製品表面に鮮明な模様体を付けることが困
難である。
難である。
即ち、従来の加硫ゴム製品表面への模様転写方法として
は、次のような方法が行なわれていたが、それぞれ以下
のような難点があった。
は、次のような方法が行なわれていたが、それぞれ以下
のような難点があった。
(1)加硫ゴム製品表面へ加硫ゴム模様体をゴム糊を介
して室温加硫、接着する方法 この方法では加硫による変色、位置ずれが起こらないが
、接着力が弱(、耐屈曲性が劣るのが難点である。
して室温加硫、接着する方法 この方法では加硫による変色、位置ずれが起こらないが
、接着力が弱(、耐屈曲性が劣るのが難点である。
(2)未加硫ゴム成形物表面に未加硫ゴム模様体を加熱
加硫、接着する方法 この方法は未加硫ゴム同志の加熱、加硫であるため接着
力、耐屈曲性が優れているが、加硫時の圧力と高温によ
り模様の位置ずれや変色が避けられない。即ち、得られ
る模様は不鮮明でしかも模様の稜線等が不鮮明である。
加硫、接着する方法 この方法は未加硫ゴム同志の加熱、加硫であるため接着
力、耐屈曲性が優れているが、加硫時の圧力と高温によ
り模様の位置ずれや変色が避けられない。即ち、得られ
る模様は不鮮明でしかも模様の稜線等が不鮮明である。
(3)加硫ゴム成形物表面に未加硫ゴム模様体を加熱加
硫、接着する方法 この方法は加硫ゴム表面に未加硫模様体を加熱、加硫す
るため接着力、耐屈曲性が優れているが、やはり加硫時
の圧力と高温により模様の位置ずれや変色が避けられな
い。即ち、得られる模様は不鮮明でしかも模様の稜線等
が不鮮明である。
硫、接着する方法 この方法は加硫ゴム表面に未加硫模様体を加熱、加硫す
るため接着力、耐屈曲性が優れているが、やはり加硫時
の圧力と高温により模様の位置ずれや変色が避けられな
い。即ち、得られる模様は不鮮明でしかも模様の稜線等
が不鮮明である。
(4)加硫ゴム成形物表面に着色塗料により模様を形成
する方法 この方法で得られた模様体は接着性及び耐屈曲性が劣り
、耐久寿命が著しく劣るのが難点である。
する方法 この方法で得られた模様体は接着性及び耐屈曲性が劣り
、耐久寿命が著しく劣るのが難点である。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、耐
屈曲性、耐摩耗性に優れ、且つ、鮮明な外観の模様、文
字等をゴム成形物に形成することができるゴム製品表面
への模様形成材を提供することにある。
屈曲性、耐摩耗性に優れ、且つ、鮮明な外観の模様、文
字等をゴム成形物に形成することができるゴム製品表面
への模様形成材を提供することにある。
E問題点を解決するための手段]
本発明の要旨とするところは、耐熱剥離性フィルムの片
面に薄い未加硫模様形成ゴム層を設けて成ることを特徴
とするゴム製品表面への模様形成材にある。
面に薄い未加硫模様形成ゴム層を設けて成ることを特徴
とするゴム製品表面への模様形成材にある。
本発明において耐熱剥離性フィルムとは、ゴムの加硫温
度で溶融や変形が起らず、しかも模様形成ゴム層と非接
着性のものならよく、例えば耐熱剥離性高分子フィルム
、耐熱剥離性強化プラスチックシート、剥離性金属箔等
である。
度で溶融や変形が起らず、しかも模様形成ゴム層と非接
着性のものならよく、例えば耐熱剥離性高分子フィルム
、耐熱剥離性強化プラスチックシート、剥離性金属箔等
である。
耐熱剥離性高分子フィルムとは熱軟化点が180℃以上
で、ゴムと非接着性のものであって、例えばポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレー
トフィルム、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフェニ
レンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアミド
イミドフィルム、ポリイミドフィルム、シリコン樹脂フ
ィルムあるいはこれらの複合高分子フィルムである。耐
熱剥離性強化プラスチックシートとは熱軟化点が180
℃以上でゴムと非接着性のものであって、例えばシリコ
ーン樹脂含浸ガラス繊維積層シート等である。・剥離性
金属箔とは薄い未加硫模様形成ゴム層を設ける側に薄い
非接着性樹脂をコーティングした金属箔であって、例え
ばシリコーン樹脂塗料コーティングアルミ箔、シリコー
ンオイル塗布ステンレス箔等である。
で、ゴムと非接着性のものであって、例えばポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレー
トフィルム、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフェニ
レンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアミド
イミドフィルム、ポリイミドフィルム、シリコン樹脂フ
ィルムあるいはこれらの複合高分子フィルムである。耐
熱剥離性強化プラスチックシートとは熱軟化点が180
℃以上でゴムと非接着性のものであって、例えばシリコ
ーン樹脂含浸ガラス繊維積層シート等である。・剥離性
金属箔とは薄い未加硫模様形成ゴム層を設ける側に薄い
非接着性樹脂をコーティングした金属箔であって、例え
ばシリコーン樹脂塗料コーティングアルミ箔、シリコー
ンオイル塗布ステンレス箔等である。
本発明において耐熱剥離性フィルムの厚さは特に限定さ
れないが、望ましくは0.002〜1.8mm程度であ
る。これは0.02mm以下では剥離作業性が劣り、ま
た、1.8mm以上では剥離後のゴム表面の凹みが深く
なり過ぎるためである。
れないが、望ましくは0.002〜1.8mm程度であ
る。これは0.02mm以下では剥離作業性が劣り、ま
た、1.8mm以上では剥離後のゴム表面の凹みが深く
なり過ぎるためである。
本発明において、未加硫模様形成ゴム層は未加硫の着色
ゴムであって、着色の種類は様々であってよい。この未
加硫模様形成ゴム層の厚さは特に限定されないが、望ま
しくは0.005〜1.2)程度である。これは0.0
05mm以下では下地の色が透過してしまう上、耐摩耗
性や耐屈曲性が劣るためである。また、1621以上で
は厚くなり過ぎてゴム製品表面に高温、高圧下で加硫、
接着したとき塑性流動による模様崩れ及び混色が生ずる
からである。この未加硫模様形成ゴム層の種類は、特に
限定されないが、望ましくは接着するゴム製品との接着
性の点から同一種類で、しかも模様効果の点からゴム製
品の色と異色の着色ゴムがよい。ゴム製品の色と未加硫
模様形成ゴム層の色とが同一色の場合には、彩度の大小
をつけておくようにする。この未加硫模様形成ゴム層は
、耐熱剥離性高分子フィルムの上に未加硫着色ゴム塗料
を吹きつけて形成させるか、あるいは耐熱剥離性高分子
フィルムの上に予め所定厚さにカレンダーリングして作
成した未加硫着色ゴムシートを温度40〜80℃、圧力
0.05〜5kg/c−で圧着して作成する。温度及び
圧力の圧着条件が余り高いと厚さの変化が起るので温度
は80℃以下、圧力は5kg/cd以下がよい。
ゴムであって、着色の種類は様々であってよい。この未
加硫模様形成ゴム層の厚さは特に限定されないが、望ま
しくは0.005〜1.2)程度である。これは0.0
05mm以下では下地の色が透過してしまう上、耐摩耗
性や耐屈曲性が劣るためである。また、1621以上で
は厚くなり過ぎてゴム製品表面に高温、高圧下で加硫、
接着したとき塑性流動による模様崩れ及び混色が生ずる
からである。この未加硫模様形成ゴム層の種類は、特に
限定されないが、望ましくは接着するゴム製品との接着
性の点から同一種類で、しかも模様効果の点からゴム製
品の色と異色の着色ゴムがよい。ゴム製品の色と未加硫
模様形成ゴム層の色とが同一色の場合には、彩度の大小
をつけておくようにする。この未加硫模様形成ゴム層は
、耐熱剥離性高分子フィルムの上に未加硫着色ゴム塗料
を吹きつけて形成させるか、あるいは耐熱剥離性高分子
フィルムの上に予め所定厚さにカレンダーリングして作
成した未加硫着色ゴムシートを温度40〜80℃、圧力
0.05〜5kg/c−で圧着して作成する。温度及び
圧力の圧着条件が余り高いと厚さの変化が起るので温度
は80℃以下、圧力は5kg/cd以下がよい。
なお、本発明では耐熱剥難性フィルムの上層に片面に粘
着層がある保護フィルムを粘着層が内側となるように貼
っておき、模様体の打抜き性を改善することもできる。
着層がある保護フィルムを粘着層が内側となるように貼
っておき、模様体の打抜き性を改善することもできる。
[作 用]
本発明のゴム製品表面への模様形成材の要素の内、耐熱
剥離性フィルムは薄い未加硫模様形成ゴム層の基材とな
ると共に高温、高圧下での加硫接着時の機械的及び化学
的保護材となり、加硫接着後に剥離されて模様体を鮮明
に見えるようにする。
剥離性フィルムは薄い未加硫模様形成ゴム層の基材とな
ると共に高温、高圧下での加硫接着時の機械的及び化学
的保護材となり、加硫接着後に剥離されて模様体を鮮明
に見えるようにする。
また、未加硫模様形成ゴム層は、ゴム製品表面に強力に
加硫、接着させ、しかも加硫接着後に鮮明な模様を形成
できるようにするためである。
加硫、接着させ、しかも加硫接着後に鮮明な模様を形成
できるようにするためである。
[実施例]
次に本発明のゴム製品表面への模様形成材の一実施例を
図面により説明する。
図面により説明する。
第1図は本発明のゴム製品表面への模様形成材の一実施
例を示した断面図である。
例を示した断面図である。
第1図において、10は厚さ0.15ma+のポリエチ
レンテレフタレートフィルムから成る耐熱剥離性フィル
ム、11は厚さ0.08marの未加硫着色クロロスル
ホン化ポリエチレンゴムから成る未加硫模様形成ゴム層
である。この場合、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム10はゴムとの接着性がなく、加硫工程終了後、容易
に剥がすことができる。未加硫模様形成ゴム層11は未
加硫青色クロロスルホン化ポリエチレンゴム塗料をポリ
エチレンテレフタレートフィルム10の上に吹き付け、
堅忍で乾燥して得たものである。
レンテレフタレートフィルムから成る耐熱剥離性フィル
ム、11は厚さ0.08marの未加硫着色クロロスル
ホン化ポリエチレンゴムから成る未加硫模様形成ゴム層
である。この場合、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム10はゴムとの接着性がなく、加硫工程終了後、容易
に剥がすことができる。未加硫模様形成ゴム層11は未
加硫青色クロロスルホン化ポリエチレンゴム塗料をポリ
エチレンテレフタレートフィルム10の上に吹き付け、
堅忍で乾燥して得たものである。
第1表は同様にして未加硫青色クロロスルホン化ポリエ
チレンゴム層の厚さを変えて作成したゴム製品表面への
模様形成材をハンドレールの加硫化粧ゴム表面へ圧力1
50kg/cd、温度145℃で加硫、接着したときの
模様形成作業性を評価したものである。
チレンゴム層の厚さを変えて作成したゴム製品表面への
模様形成材をハンドレールの加硫化粧ゴム表面へ圧力1
50kg/cd、温度145℃で加硫、接着したときの
模様形成作業性を評価したものである。
第 1 表
第1表かられかるように、未加硫模様形成ゴム層が0.
005av以下では下地の化粧ゴムの色が透過し、不鮮
明となり、また、1,21以上では加硫、接着時に塑性
流動による模様崩れが生じる。
005av以下では下地の化粧ゴムの色が透過し、不鮮
明となり、また、1,21以上では加硫、接着時に塑性
流動による模様崩れが生じる。
第2図はハンドレール1の加硫化粧ゴム層2の上に、第
1図のゴム製品表面への模様形成材を温度145℃、圧
力150kg/cdで加硫、接着させ、冷却後耐熱剥離
性フィルム10が剥がしとろうとしている状態を示した
説明図である。第3図は耐熱剥離性フィルム10を剥し
とって得た模様形成ゴム体12を設けたハンドレール1
である。第3図及び第4図において、13は耐熱剥離性
フィルム12が剥し取ってできた凹みである。この凹み
部分は模様形成ゴム体12の深み感を与えると共に、他
の材料との接触劣化、例えば摩耗劣化や耐化学薬品劣化
を抑止する効果がある。
1図のゴム製品表面への模様形成材を温度145℃、圧
力150kg/cdで加硫、接着させ、冷却後耐熱剥離
性フィルム10が剥がしとろうとしている状態を示した
説明図である。第3図は耐熱剥離性フィルム10を剥し
とって得た模様形成ゴム体12を設けたハンドレール1
である。第3図及び第4図において、13は耐熱剥離性
フィルム12が剥し取ってできた凹みである。この凹み
部分は模様形成ゴム体12の深み感を与えると共に、他
の材料との接触劣化、例えば摩耗劣化や耐化学薬品劣化
を抑止する効果がある。
第5図はハンドレール1の加硫化粧ゴム層2の表面に、
耐熱剥離性フィルム10がない未加硫模様形成ゴム層1
1のみで作成した模様形成ゴム体を同様な高温、高圧下
で加硫、接着したものである。この第5図の場合、耐熱
剥離性フィルム10がないため、未加硫模様形成ゴム層
の温度と圧力により模様崩れが発生し、下地の加硫化粧
ゴム12には凹みが生じない。
耐熱剥離性フィルム10がない未加硫模様形成ゴム層1
1のみで作成した模様形成ゴム体を同様な高温、高圧下
で加硫、接着したものである。この第5図の場合、耐熱
剥離性フィルム10がないため、未加硫模様形成ゴム層
の温度と圧力により模様崩れが発生し、下地の加硫化粧
ゴム12には凹みが生じない。
第2表は第4図に示した本発明のゴム製品表面への模様
形成材を加硫、接着したハンドレールと、第5図に示し
た従来の未加硫模様形成ゴム材を加硫、接着したハンド
レールとについて剥離力と耐屈曲性とを試験したもので
ある。なお、剥離力試験はJIS−6310、耐屈曲試
験はA S TM−D430により試験したものである
。
形成材を加硫、接着したハンドレールと、第5図に示し
た従来の未加硫模様形成ゴム材を加硫、接着したハンド
レールとについて剥離力と耐屈曲性とを試験したもので
ある。なお、剥離力試験はJIS−6310、耐屈曲試
験はA S TM−D430により試験したものである
。
第 2 表
第2表から明らかなように、本発明品を加硫、接着した
ものは剥離力が高く耐屈曲性が格段に優れたものである
。
ものは剥離力が高く耐屈曲性が格段に優れたものである
。
[発明の効果]
本発明のゴム製品表面への模様形成材は、加硫したゴム
製品表面に加硫、接着でき、しかも鮮明で耐久力のある
模様形成ゴム体を形成できるものであり、工業上有用で
ある。
製品表面に加硫、接着でき、しかも鮮明で耐久力のある
模様形成ゴム体を形成できるものであり、工業上有用で
ある。
第1図は本発明のゴム製品表面への模様形成材の一実施
例を示した断面図、第2図は加硫したゴム製品表面へ本
発明のゴム製品表面への模様形成材の一実施例品を高温
、高圧下で加硫、接着し、上層の耐熱剥離性フィルムを
剥がしとろうとしている状況を示した説明図、第3図は
ハンドレールの加硫化粧ゴム表面に本発明のゴム製品表
面への模様形成材を高温、高圧下で加硫、接芒し、耐熱
剥離性フィルムを剥がしとって成る模様形成ハンドレー
ルの斜視図、第4図はその断面図、第5図は従来の方法
でゴム製品表面に未加硫模様形成ゴム材を高温、高圧下
で加硫、接着した加硫模様形成ゴム材形成ハンドレール
の断面図である。 1:ハンドレール、 2:化粧ゴム層、 3:芯体、 10:耐熱剥離性フィルム、 11:未加硫模様形成ゴム層、 11加硫、接着した模様形成ゴム体、 13:耐熱剥離性フィルム剥離後に残る凹み部分
例を示した断面図、第2図は加硫したゴム製品表面へ本
発明のゴム製品表面への模様形成材の一実施例品を高温
、高圧下で加硫、接着し、上層の耐熱剥離性フィルムを
剥がしとろうとしている状況を示した説明図、第3図は
ハンドレールの加硫化粧ゴム表面に本発明のゴム製品表
面への模様形成材を高温、高圧下で加硫、接芒し、耐熱
剥離性フィルムを剥がしとって成る模様形成ハンドレー
ルの斜視図、第4図はその断面図、第5図は従来の方法
でゴム製品表面に未加硫模様形成ゴム材を高温、高圧下
で加硫、接着した加硫模様形成ゴム材形成ハンドレール
の断面図である。 1:ハンドレール、 2:化粧ゴム層、 3:芯体、 10:耐熱剥離性フィルム、 11:未加硫模様形成ゴム層、 11加硫、接着した模様形成ゴム体、 13:耐熱剥離性フィルム剥離後に残る凹み部分
Claims (1)
- (1)耐熱剥離性フィルムの片面に薄い未加硫模様形成
ゴム層を設けて成ることを特徴とするゴム製品表面への
模様形成材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61099222A JPH0698339B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | ゴム製品表面への模様形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61099222A JPH0698339B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | ゴム製品表面への模様形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62254874A true JPS62254874A (ja) | 1987-11-06 |
JPH0698339B2 JPH0698339B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=14241633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61099222A Expired - Lifetime JPH0698339B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | ゴム製品表面への模様形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0698339B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015098431A1 (ja) * | 2013-12-28 | 2015-07-02 | 株式会社ポリテック・デザイン | 被覆層で被覆されたエラストマー体の製造方法 |
CN107406726A (zh) * | 2015-03-11 | 2017-11-28 | 中岛橡胶工业股份公司 | 粘接片 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60155456A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-15 | ヤマハ株式会社 | 塗装法 |
-
1986
- 1986-04-28 JP JP61099222A patent/JPH0698339B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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JPS60155456A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-15 | ヤマハ株式会社 | 塗装法 |
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---|---|
JPH0698339B2 (ja) | 1994-12-07 |
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