JPS62254852A - 空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、粉塵・臭い等を集塵する空気清浄機に関する
ものである。

従来の技術 □従来、この種の電気清浄機の集塵部分は、第３図に示
すような構成であった。第３図において、集四部分は大
別して電離部８と集塵部９と電源１０とからなり、電離
部８は、正放電極１１と負極板１２とからなり、集塵部
９は、正極板１３と負極板１２からなっている。正放電
極１１及び正極板１３は電源１０のプラス側に、負極板
１２は電源１０のマイナス側に接続されて枦る。

上記構成からなる従来の空気清浄機の動作を以下説明す
る。

電離部８の正放電極１１と負極板１２との間には電源１
０により数ＫＶの電圧が印加され、これらの間でコロナ
放電をしている。ファン等によって集的部分に粉塵を含
んだ空気が送られると、コロナ放電をしている電離部８
を粉塵が通過する際に粉塵粒子が正イオンにイオン化さ
れる。

集塵部９の正極板１３と負極板１２どの間にも電圧が印
加され、正極板１３と負極板１２の間には電界が生じて
いる。従って、正イオン化された粉塵杓子は集塵部分９
を通過する際に正極板１３に反発され、負極板１２に吸
引されて負極板１２に捕集・吸着されるものであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、集塵部９に捕集された粉ゆ
粉子は負極板１２から非常に離れ難く、構造的にム大変
洗浄しにくかった。

また、正放電極１１は、通常、タングステン製の数１０
ミクロンの細い線であるため、洗浄する時に正放電極１
１を切断するという問題点を有していた。

ざらに、電離部８の正放電極１１と負極板１２との間で
はコロナ放電を生じているため、オゾンが発生し、悪臭
を発するという問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、簡単な構成でオゾンの発生
をなくし、負極板を簡易に交換できて洗浄の必要のない
空気清浄機を１２供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明の空気清浄機は、ハ
ニカム型の筺体状に形成された粉塵及び臭いく分子）等
を捕集・吸着するハニカム型活性炭と、前記ハニカム型
活性炭の各セル中に配置され、かつイオン化用針状放電
極を粉寒の吸込側に位置するよう設けた針状放電極付き
正極棒と、前記ハニカム型活性炭および前記針状放電極
に直流電圧を印加する電源とから構成したものである。

作　　用 この構成により、負極板としてハニカム型活性炭を用い
るため、コロナ放電によって生じたオゾンをすぐに分解
して無臭とし、ハニカム型活性炭を交換することにより
捕集された粉塵粒子を洗浄により取除く必要がなく、正
放電極も針状としているため、ハニカム型活性炭交換の
時に破損の心配もない。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図及び第２図は、本発明の一実施例における空気清
浄機の集塵部分を示すものである。この集席部分は、電
離部１と集塵部２と電源３とがらなっている。

電離部１は、活性炭によってハニカム型の筺体状に形成
したハニカム型活性炭４と、各ハニカム型活性炭４のセ
ル内に配置した針状放電ＶＭ５とがらなり、これらで粉
塵を含んだ空気吸込側の一部分を形成している。ハニカ
ム型活性炭４は、断面正方形の筒からなるセルの集合体
である。その断面形状は、正六角その他任意の形状で良
い。

集塵部２は、ハニカム型活性炭４とこのハニカム型活性
炭４の各セル内に平行に配置した正極棒６とからなり、
これらで清浄した空気の吹出側部分を形成している。

針状放電極５は正極棒６の吸込側に突設されており、釘
状放電極５と正極棒６とは電源３のプラス側に、ハニカ
ム型活性炭４は電源３のマイナス側に接続されている。

上記構成において、電極部１のハニカム型活性炭４と針
状放電極５との間には電８３により数ＫＶの電圧が印加
されており、しかも、針状放電極５は数１００ミクロン
とかなり細く、先端が鋭く尖っているためコロナ放電を
生じている。

また、正極棒６とハニカム型活性炭４との間にも数ＫＶ
の電圧が印加されているが、正極棒６の表面積が大きい
ためコロナ放電は生じないで、電界のみが生じている。

このような状態においてファン等により粉塵粒子を含ん
だ空気流７を送ると、粉塵粒子は、電離部１を通過する
際にコロナ放電によって正イオンにイオン化される。そ
の後イオン化されたワ）塵粉子は、集塵部２を通る際に
、正極棒６とハニカム型活性炭４の間に電界が生じてい
るため、正極棒６に反発され、急速にハニカム型活性炭
４に吸引され、捕集されることとなる。

電離部１はコロナ放電を生じているためオゾンを発生す
るが、ハニカム型活性炭４は瞬時にオゾンを分解するの
で、排出された洗浄空気からはオゾン臭をほとんど感じ
ない。

また、集塵部２の負極板としてハニカム型活性炭４を用
いているため、油のような無極性の粉塵に対しては特に
集塵性能が良く、脱臭効果もある。

ハニカム型活性炭４に粉塵が捕集され、集助性能が低下
したら、空気清浄機本体からハニカム型活性炭４を取外
し、新しいハニカム活性炭４と交換すれば良い。このよ
うにハニカム活性炭４は強囚に成形されているため、取
り外し・装着が簡単であり、そのため洗浄の必要がなく
、放電極も針状となっているため、破損する恐れもない
。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ハニカム型活性炭と針状
放電極とを用いることにより、オゾンの発止を防ぎ、ま
た、簡単に交換することができるので洗浄の手間を省き
、しかも交換の際に電極を破１０する虞がないという実
用上人きな効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気洗浄機の集朗部分
の断面図、第２図は同斜視図、第３図は従来の空気洗浄
機の集塵部分を示す断面図である。 １・・・電離部　２・・・収塵部　３・・・電源　４・
・・ハニカム型活性炭　５・・・針状放電極　６・・・
正極棒第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ハニカム型の筺体状に形成された粉塵及び臭い等を捕集
   ・吸着するハニカム型活性炭と、このハニカム型活性炭
   の各セル中に配置され、かつイオン化用針状放電極が粉
   塵の吸込側に位置するように設けられた針状放電極付き
   正極棒と、前記ハニカム型活性炭および前記針状放電極
   付き正極棒に直流電圧を印加する電源とからなることを
   特徴とする空気清浄機。