JPS62254679A - 電動ホツチキス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野） この発明は電動ホッチキス、詳しくはドライバの駆動に
電動機を使用し、この電動機の駆動回路中の制御手段と
しての外部スイッチング要素を一個にして、複数の外部
スイッチング要素によるタイミングミスの問題をなくし
た電動ホッチキスに関する。

（従来技術） 従来、この種の電気ホッチキスは複数の外部スイッチン
グ要素からの信号を受けて電動機の起動、停止を行なっ
ていた。それは、ステープルの状態や紙、あるいはフォ
ーミングプレートとの関係で各スイッチング要素が別異
の箇所に位置するからである０例えば、第３図に例示す
るように、図中の符号ｌは電動ホッチキスの主な電気回
路で、ドライバ駆動用の電動機２と直流電源３と駆動回
路４とから構成されている。

駆動回路４は、ＳＣＲ５と直列にトランジスタ６をエミ
ッタ接地型に接続し、ＳＣＲ５の７／−ドは正極端子７
へ接続している。電動機２は該ＳＣＲ５と並列に接続す
る。そして、パルストランス８のセカンダリ−の一端を
ＳＧＲ５のゲートへ、他端をそのカソードへ接続すると
ともに。

保護ダイオード９と保護抵抗ｌＯを挿入している。また
、トランス８のプライマリ−の一端はアースし、他端は
第１のスナップスイッチ１１のノーマルオープン端子へ
繋ぎ、そのノーマルクローズ端子側は上記トランジスタ
６のベースへ入る。

さらに、正極端子７とアースとの間に設けた抵抗１２．
１３から成る分圧器の中間出力端子は。

第２のスナップスイッチ１４のノーマルクローズ端子へ
接続され、そのコンモン端子はコンデンサ１５を介して
アースされる。そして、スイッチ１４のノーマルオープ
ン端子側は抵抗ＩＥＩとコンデンサ１７とによる積分回
路を経て前記のスナップスイッチ１１のコンモン端子に
入るように構成されている。

この種の電気回路ｌにおいて、スイッチ１４を投入すれ
ば電動機２は起動し、スイッチ１１を投入すれば急速に
停止するのであり、急速な停止を行なわせるために別異
のスイッチ１１が設けられている。ところが、スナップ
スイッチ１１．１４は機械的な構造で、かつ別異の箇所
に設けられているため、電動機２の停止作用ｍ６スイッ
チがオフになっている場合には問題がないのであるが、
その際にスイッチ１４がオンになっている。あるいは一
旦オフになったにも拘らずオンになってしまった場合に
は、電源短絡事故を生じさせる欠点があった。

これを解決するために第３図（ｂ）のように５ＣＲ５と
トランジスタ６との間にリレーコイル１８とそのブレー
ク接点１８とを直列に挿入し、ＳＣＲリレーを駆動する
程度の導通角内にあるときには正極端子７とアースとの
間を強制的に分離するようにしていた。

（技術的課題） しかし、起動と停止のスイッチが別異複数存在し、ＳＣ
Ｒの駆動回路やリレー等を必要とするのは、製造コスト
面で著しく不利であった。

（発明の目的） この発明は上述の事情に鑑みて成立したものであって、
−個のスイッチで電動機の起動、急速な停止が行なえる
電動ホッチキスの提案を目的とする。

（技術的手段） すなわち、この発明はドライバの駆動に電動機を使用し
たホッチキスにおいて、上記電動機に並列なスイッチン
グ回路を設けるとともに、該電動機と直列なスイッチン
グ回路を設け、これら各スイッチング回路を一個の半導
体主スイッチンでインターロック型に制御することによ
り、上記電動機の起動、停止を行なえるようにしたこと
を特徴とするものである。

（実施例） そこで、第１図及び第２図によってこの発明の実施態様
について説明する。

第１図において符号２０は主電気回路で、ドライバ駆動
用の電動機２１と直列に起動用のトランジスタ２２を接
続し、上記電動ｌ１２１と並列に停止に川のトランジス
タ２３を接続している。

２４は主スイツチ用に設けた反射型のセンサで、−その
コレクタは保護抵抗２５を介して正極端子７に接続し、
エミッタの一端はドライブトランジスタ２６のベースへ
入り、他端は該トランジスタ２６のベースバイアス抵抗
２７を介してアースへ落しである。さらに、トランジス
タ２６のエミッタ出力は起動スイッチング回路を構成し
ているトランジスタ２２と停止スイッチング回路を構成
しているトランジスタ２３とのインターロックを形成す
るために、該トランジスタ２３のベース、エミッタ間に
バイパス挿入したロック用トランジスタ２Ｂのベースに
接続し、該ベースからアース側との間にベースバイアス
抵抗２９を接続し、かつドライブトランジスタ２Ｂのコ
レクタは抵抗３０を経て上記のトランジスタ２２のベー
スに接続している。そして、このベースはバイアス抵抗
３１を介して正極端子７へ繋がる。

３２はロック用トランジスタ２Ｂのコレクタと正極端子
７との間に接続した保護抵抗、３３は上記トランジスタ
２８のコレクタとエミッタ間に接続され、かつトランジ
スタ２３のベースとアースとの間に挿入されたバイアス
抵抗、３４はトランジスタ２３のエミッタとアースとの
間に挿入した抵抗で、電動４）３１２１の停止りを促進
すると同時にトランジスタ２３を保護するためのもので
ある。

主電気回路２０は上述のように構成されているので、そ
の使用にあたっては、主スイツチ用センサ２４に駆動信
号を受けると、トランジスタ２Ｂを通じて起動トランジ
スタ２２がオンになるため電動機２１が起動する。その
時にトランジスタ２８によって停止用トランジスタ２３
は必ずオフの状７Ｊｌ；である０次いでセンサ２４の駆
動信号が断たれると、トランジスタ２２．２８もオフで
あるから、停止用トランジスタ２３がオンの状態に変化
し。

この状態を維持して電動機２１は急速に停止にし。

外部の機械的作用で電動機を回転させてもブレーキング
状態を発生させる。

次に、第２図は他の実施例で、これは前記の主スィッチ
と並列に他の主スィッチを組み込むもので、主スィッチ
を任意に選択することによって電動ホッチキスの作動形
態に変化を与えるようにしたものである。

センサ２４とその保護抵抗２５との直列回路と並列に、
補助主スイツチセンサ３５のコレクタ側と直列な保護抵
抗３Ｂ及びエミッタ側にＯＲ時定数回路３７を直列に接
続した別の主スイツチ回路が組まれている。

３８は」１記時定数回路３７のコンデンサ内の電荷放出
用にセンサ３５のエミッタと正極端子７との間に逆方向
へ接続したダイオードである。

主センサ２４は紙検出に使用し、紙が所定の位置に供給
されると反射入力信号を受けてドライブトランジスタ２
６をオンに転移し、ホッチキスは稼動状態に入るが、そ
の稼動サイクルの途中で上記の紙が外されると、中途半
端な状態で機械が停止し、次の起動時に支障が生じる。

そこで、停止させては困る段階を機械の工程と連動関係
にある補助センサとして前記補助主スイツチセンサ３５
で検出するようにしており、センサ２４が停止状態に移
行した後、定位置までの稼動をセンサ３５に担当させる
ものである。その際、機械的な原因でセンサ３５が停止
信号を受は得なかった場合、電動機２１の焼損等、電動
機２１の機械的ロック事故による焼損を回避するために
ＯＲ時定数回路３７は定時間経過御にはトランジスタ２
６をオフにする・ したがって、役割を異にする主スィッチ２４．３５を並
列的に複数段設置することによってボッチキスの機能が
向上している。

（効果） 以上詳しく説明したように、この発明に係る電動ホッチ
キスによれば、主起動、停止用のスイッチは一個である
。このスイッチを並列的に複数個設置したとしても、目
的を異にする役割別のスイッチであって目的にその機能
を連鎖させることによってホッチキスの機能が向上され
ているのであり、起動、停止を担って機能しているのは
常に何れか一個の主スィッチである。

従来のごとく起動だけ、停止）ユだけという単機能のス
イッチを各別に設ける必要がないので、配線工程を減ら
すことができる。

また、半導体スイッチなので、機械的に誤った操作を簡
単に加えることができないから、誤動作を回避できる。

主スィッチが機能目的別に複数個連動するとしても、そ
れらの信号を受けるドライブ回路の入力端は一箇所であ
り、停止用のスイッチング回路と起動用のスイッチング
回路とは常に逆相に転位するから電源短絡のおそれがな
く、停止Ｆ回路も従来のＳＧＲ使用回路に比較して安価
である。

【図面の簡単な説明】

第１ｒＩ！Ｊと第２図はこの発明に係る電動ボッチ符号
２１・・・電動機、２２・・・起動用トランジスタ、２
３・・・停止用トランジスタ、２４・・・主スイツチセ
ンサ、２８・・・ドライブトランジスタ、３５川補助主
スイツチセンサ オ、ν　許　出　願　人　マックス株式会社代　　　　
　理　　　　　人　　弁理士　瀬　川　　幹　　夫第１
図 ｊｊ 第２図 第３図 （ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ドライバの駆動に電動機を使用した電動ホッチキスにお
   いて、上記電動機に並列なスイッチング回路を設けると
   ともに、該電動気と直列なスイッチング回路を設け、こ
   れら各スイッチング回路を一個の半導体スイッチでイン
   ターロック型に制御することにより、上記電動気の起動
   、停止を行なうことを特徴とする電動ホッチキス。