JPS62128836A - エンジン用始動・停止装置 - Google Patents

エンジン用始動・停止装置

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JPS62128836A
JPS62128836A JP26957385A JP26957385A JPS62128836A JP S62128836 A JPS62128836 A JP S62128836A JP 26957385 A JP26957385 A JP 26957385A JP 26957385 A JP26957385 A JP 26957385A JP S62128836 A JPS62128836 A JP S62128836A
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JP
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engine
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JP26957385A
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Inventor
Yoshinori Ono
大野 誉矩
Daisuke Aoki
大介 青木
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジン用始動・停止装置に係り、とくにエ
ンジンの始動又は停止を指令する手動の始動停止用スイ
ッチ手段を備えたエンジン用始動・停止装置に関する。
〔従来の技術〕 一般に、船外機等のエンジンを搭載した機器にあっては
、エンジンを始動せしめるための始動スイッチと当該エ
ンジンを停止せしめるための停止スイッチとを各別に操
作盤上に装備するという構成のものが多く採用されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のように始動スイッチと停止スイッ
チとを各別に装備するという構成においては、特に緊急
を要するような場合にはオペレータにとって誤操作の要
因となり易く、始動スイッチと停止スイッチとを押し間
違う恐れがあり、また、このような誤操作が発生すると
正常な運転に不都合が生じるばかりか、エンジン自体に
も過度の負担を強いて破)貝や故障等の原因となり、エ
ンジンの耐久性が著しく低下するという不都合があった
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来技術の有する不都合を改善し、と
くにエンジンを始動又は停止せしめる際の誤操作を確実
に防止して、エンジンの破損及び故障等を排除すること
のできるエンジン用始動・停止装置を提供することを、
その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明では、エンジンの始動モード及び停止モ
ードに対応して回路全体を一方のモードから他方のモー
ドへ各々切換可能な第1及び第2の接点を存する経路切
換手段と、この経路切換手段とそのアース側との間に接
続された始動停止用スイッチ手段と、前記経路切換手段
の第1の接点側に具備されたエンジン始動手段と、前記
経路切換手段の第2の接点側に具備され且つエンジン点
火を停止可能な点火停止制御端が当該第2の接点に接続
されたエンジン点火手段とを設けるとともに、前記エン
ジンの回転数を検知し当該回転数が設定値以上になった
場合に所定の制御信号を出力する回転状態検知手段と、
この回転状態検知手段からの制御信号の有無に応じて前
記経路切換手段を一方の接点から他方の接点に切換制御
せしめる切換制御手段とを具備する等の構成とし、これ
によって前記目的を達成しようとするものである。
〔作  用〕
まず、エンジンの停止状態においては、経路切換手段の
経路はエンジン始動モード側である第1の接点に切換え
られているものとする。
この状態において、始動停止用スイッチ手段を操作する
と、これに付勢されエンジン作動手段が起動し、エンジ
ンの始動が開始される。このエンジンの始動開始状況は
、回転数を媒介して回転状態検知手段によって検知され
、設定回転数以上になった場合には始動が完了したとし
て所定の制御信号が切換制御手段に出力される。これに
付勢されて、当該切換制御手段は前記経路切換手段をエ
ンジン停止側である第2の接点に切換える。このため、
必要に応じて前記始動停止用スイッチ手段を再び艮作す
ると、エンジン点火手段を停止可能な点火停止制御端が
強制的にアースされ、エンジンはその駆動が停止される
。このようにして、単一の始動停止用スイッチ手段を交
互に操作することにより、エンジンの始動又は停止を制
御できるため、始動用と停止用のスイッチが各別に装備
されている場合に比べて、殆ど誤操作が生じないことと
なる。
また、前記経路切換手段が第1の接点から第2の接点へ
切換ねる際には、遅延制御手段によって所定時間だけそ
の切換えが遅延されることになる。
このため、始動停止用スイッチ手段を操作し続けている
間にエンジンの回転数が予め定めた設定値に達しても直
ちにエンジン停止モード側である第2の接点に切換わら
ないため、オペレータがエンジンの始動を目視等により
確認した後始動停止用スイッチ手段をオフにするという
時間的余裕を持つことができ、これによって始動操作を
一層確実に行い得るとともに操作性の一層の向上を図り
得る。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の一実施例を第1図ないし第2図に基づい
て説明する。ここで、本実施例は船外機に適用されて成
る場合を示す。
まず、第1図において、本装置は図示しないエンジンを
始動又は停止せしめる始動・停止部2Aと、この始動・
停止部2A内の経路を必要に応じて切換える切換駆動部
2Bとを主要部として構成されている。ここで、4はバ
ッテリを示す。
この内、最初に、前記始動・停止部2Aについて説明す
る。この始動・停止部2Aは、操作パネルに装備された
始動停止用スイッチ手段としての押釦スイッチ6と、こ
の押釦スイッチ6と直列に装備され前記切換駆動部2B
によって自動的に切換えられるトランスファ接点を有す
る経路切換手段としてのリレー接点部8と、このリレー
接点部8内の第1の接点8A(平常開)側(エンジン始
動モード側)に設けられエンジンを始動するためのエン
ジン始動手段10と、前記リレー接点部8内の第2の接
点8B(平常開)側(エンジン停止モード側)に設けら
れエンジンを点火せしめるエンジン点火手段12とから
構成されている。
前記押釦スイッチ6は、本実施例では自動復帰型のもの
が使用されており、図示の如く前記リレー接点部8の共
通接点8Cとアースとの間に配設されている。
また、前記エンジン始動手段10の内、13はスターク
リレーを示す。このスタータリレー13のリレーコイル
13Aは前記リレー接点部8の第1の接点8Aと前記バ
ッテリ4のプラス側との間に接続されている。また、前
記スタータリレー13のリレー接点(平常開)13Bの
一端はバッチ゛IJ 4のプラス側に至り、またその他
端は前記スタータモータ14を介してアースに至るよう
構成されている。
このため、前記リレー接点部8の共通接点8Cが第1の
接点8A側にある状態において、前記押釦スイッチ6を
押すと前記リレーコイル13Aが励磁され、その接点1
3Bが閉となるため、バッテリ4からスタータモータ1
4に通電されて該モータ14が回転しエンジンが始動さ
れるようになっている。
一方、前記エンジン点火手段12は、本実施例では、容
量放電点火方式の点火回路が使用されている。これを更
に詳述すると、16および18はマグネトロータに装備
された点火用コイルおよびパルサーコイルを各々示す。
この内、前記点火用コイル16.ダイオード20.コン
デンサ22゜点火コイル24の一次側コイル24Aが閉
路を構成しているため、エンジン回転に伴って当該点火
用コイル16に誘起された起電力によって、当該コンデ
ンサ22を充電する電流が流れる。一方、前記パルサー
コイル18は、ダイオード26および抵抗28とによっ
て閉路を構成するようになっているため、点火タイミン
グでパルサーコイル18に誘起されたパルス電圧によっ
てパルス電流が流れる。これによって抵抗2日によって
決まるトリガ電圧がサイリスタ30に印加される構成の
ため、当該サイリスタ30がオンとなり、前記−次側コ
イル24A、コンデンサ22.サイリスタ30を介して
、それまでコンデンサ22に蓄積されていた電荷が短時
間の内に放電される。このため、点火コイル24の二次
側コイル24Bには高電圧が誘起され、点火プラグ32
によって点火が行われるように成っている。
ここで、上記エンジン点火手段12の内、点火を停止さ
せるには、コンデンサ22を充電しなければよく、従っ
て点火用コイル16のプラス側端子P(点火停止制御端
)をアースすればよいことになる。本実施例では、この
端子Pが前記リレー接点部8の第2の接点8Bに接続さ
れている。
このため、リレー接点部8の共通接点8Cが後述するよ
うにして第2の接点8B側に切換えられた状態において
、前記押釦スイッチ6が押されると、前記点火停止制御
端Pがアースされ、エンジンの点火動作が強制的に停止
されるように成っている。
即ち、本実施例では、前記押釦スイッチ6は、始動時に
おける始動スイッチであり且つ停止時における停止スイ
ッチでもあり、その両者を兼務するよう構成されている
次に、前記切換駆動部2Bについて説明する。
この切換駆動部2Bは、本実施例では、エンジンの回転
数をパラメータとして検知し当該エンジンの駆動状態(
始動・停止)を判断し、これを利用して前記始動・停止
部2Aのリレー接点部8を切り換えるという構成になっ
ている。
これを更に詳述すると、前記切換駆動部2Bは、エンジ
ンの回転数を検知してその値が設定値以上になると所定
の制御信号を出力する回転状態検知手段34と、この回
転状態検知手段34に付勢されて前記リレー接点部8の
切換制御を行う切換制御手段36と、この切換制御手段
36による前記リレー接点部8の第1の接点8Aから第
2の接点8Bへの切換制御を所定時間だけ遅延せしめる
遅延制御手段38とから構成されている。
前記回転状態検知手段34の内、40はマグネトロータ
に装備され所定の交流電圧を誘起するライティングコイ
ルを示す。このライティングコイル40の両端はブリッ
ジ整流器42の交流入力端a、bに至るとともに、入力
端aは回転数検知回路44の入力端eにも至るよう構成
されている。
また、前記ブリッジ整流器42の直流出力端C9dの内
、dはアースに至るとともに、Cは前記バッテリ4のプ
ラス端及び回転数検知回路44の電源端子fに接続され
る構成となっている。
このため、前記ライティングコイル40に誘起された交
流電圧はその一部がバッテリ4への充電に供されるほか
、前記回転数検知回路44でパルス状に整形され、これ
に基づいてその数がカウントされるようになっており、
しかもエンジン回転数Fが予め定められた設定値(本実
施例では500 (rpm ) )に達すると、当該回
路44の出力端gから予め定められた電圧信号E(本実
施例では12(V))を制御信号として次段の切換制御
手段36に出力するように成つている。この場合、エン
ジン回転数Fが500(rpm)に満たない場合の出力
端gの出力電圧Eは0 〔■〕に設定されている。
また、前記切換制御手段36は、前記回転数検知回路4
4の出力端gに一端りが接続されたリレーコイル46A
およびこのリレーコイル46Aの駆動に連動するリレー
接点(平常間)46Bから成るリレー46と、当該リレ
ー接点46Bをオン・オフスイッチとするオン・オフ切
換回路48とにより構成されている。
上記オン・オフ切換回路48は、図示の如く、前記リレ
ー接点46Bの一端がバイアス回路50゜ダーリントン
接続されたスイッチング用の増幅回路52.リレー54
のリレーコイル54Aを各々介して当該リレー接点46
Bの他端に至り閉回路が形成されるとともに、バッテリ
4に接続され電源供給を受けるよう構成されている。こ
こで、上記リレーコイル54Aに対する接点は、前述シ
タ始動・停止部2Aのリレー接点部8であるよう構成さ
れている。
このため、上記リレー接点46Bが閉になった場合には
、増幅回路52がオンとなり、前記バ・。
テリ4からリレー54の駆動コイル54Aに通電され、
始動・停止部2Aのリレー接点部8の共通接点8Cがそ
れまでの第1の接点8Aから第2の接点8Bに切換えら
れ、前述したエンジン停止操作が可能になっている。ま
た、これとは反対にリレー接点46Bが開の場合には、
増幅回路52がオフとなり、結局リレー接点部8の共通
接点8Cは第1の接点8Aに位置し、エンジン始動操作
ができるよう構成されている。
また、バイアス回路50に並列に接続されているコンデ
ンサ56は、保持制御手段の要部を成すものである。こ
のため、前記リレー接点46Bが閉から開に切り換えら
れ、オン・オフ切換回路48が遮断された場合でも、コ
ンデンサ56はそれまでバッテリ電圧で充電されている
ため、増幅回路52のバイアス電圧は直ちに零とはなら
ず、当該増幅回路52のオン状態はそのまま一定時間t
、だけ保持される。従って、リレーコイル54Aに対す
る励磁もt、だけ維持されることから、前記リレー接点
部8の共通端子8Cは第2の接点8B側に一定時間1.
だけ保持された後、第1の接点8A側へ切換わるように
なっている。このため、コンデンサ56の容量を選択す
ることにより、上述の保持時間1.を適宜設定可能とな
る。
一方、前記切換制御手段36内のリレーコイル46Aの
アース端i側には、前記遅延制御手段38が装備されて
いる。この遅延制御手段3日は、前記リレーコイル46
Aとアースとの間に直列に配設されたダーリントン接続
の増幅回路58と、前記リレーコイル46Aの一端りと
アース間とに介挿されたバイアス回路60と、このバイ
アス回路60の中間点jと前記増幅回路58との間に配
設されたコンデンサ62Aおよび抵抗62Bから成る積
分回路62と、この積分回路62に併設され後述する復
帰促進手段としてのダイオード64とから構成されてい
る。
このため、前記回転状態検知手段34の回転数検知回路
44が所定の出力電圧E=12(V)を出力すると、こ
れに付勢されて前記遅延制御手段38の増幅回路58が
オンとなるが、この場合、積分回路62で定まる時定数
分11Lだけ遅延され、従って前記リレーコイル46A
の励磁および前述のオン・オフ切換回路48のオン動作
もt2だけ遅れるように成っている。反対に、前記回転
数検知回路44の出力電圧Eが0〔v〕になった場合に
は、コンデンサ62Aに充電されていた電荷がダイオー
ド64を介して急速に放電されるとともに、前記増幅回
路58がオフとなり、前述のオン・オフ切換回路48が
オフになるという構成を有している。
次に、本実施例の全体的動作を第2図に基づいて説明す
る。
まず、船外機のエンジンが停止している状態では、エン
ジン回転数が検知されないため、リレー接点部8の共通
接点8Cは第1の接点8A側に位置している(エンジン
始動モード)。このため、押釦スイッチ6を押してオン
(閉)にすると(第2図(1)参照)、前述の如くエン
ジン始動手段10が作動してエンジンが回転を開始する
(同図(2)参照)。このエンジン回転が徐々に上昇し
て、自刃回転が可能となり始動が完了したことを目安と
する設定値(= 500rpm )に達すると、前述の
如く回転状態検知手段34の回転数検知回路44が所定
の電圧E(=12V)を出力する(同図(3)参照)。
そして、これによって切換制御手段36のリレー46が
付勢されてその接点46Bがオフからオンへ切換ねるが
、この場合、前述したように遅延制御手段38の作用に
よって所定の遅延時間tz  (例えば数秒間)だけ遅
れて動作する(同図(4)参照)。そして、t2秒後に
リレー接点46Bがオンになると、切換制御手段36の
リレー54が励磁され、結局、そのリレー接点部8の共
通接点8Cがそれまでの第1の接点8Aから第2の接点
8B側へ切換えられ(同図(5)参照)、今度はエンジ
ン停止モードになる。
上述の始動動作において、第2図(11に示す如く、例
えば押釦スイッチ6を押し続けている間(時間t、ア)
にエンジンの回転数Fが設定値(500rpm)を越え
るような場合であっても、リレー接点部8が直ちに切換
ねってしまい、既に点火動作を開始していたエンジン点
火手段12の動作を停止せしめるということがなく、こ
の遅延時間t2を適宜設定しておくことによりエンジン
点火をより一層確実に行わせしめることができるという
利点がある。
一方、前述のエンジン停止モードにおいて押釦スイッチ
6を押すと(第2図(1)参照)、前述したようにして
エンジンが停止し、その回転数Fも急速に下がり(同図
(2)参照)、所定値を越えた時点で、前記回転数検知
回路44からの出力電圧Eは0 〔v〕となる(同図(
3)参照)。これに付勢されて、前述の如く、前記リレ
ー接点46Bがオフ(開)となり(同図(4)参照)、
前記リレー54のリレー接点部8もエンジン点火側の第
1の接点8Aに切換えられるが、この切換動作は、前述
の保持制御手段の要部を成すコンデンサ56の作用によ
って、所定時間t1秒だけそれまでのエンジン停止モー
ドが保持される(同図(5)参照)。
上述の停止動作において、保持時間1.を設定している
理由は、エンジンの回転数が設定値を越えて低下しても
マグネトロータの慣性から直ちに停止しないため、エン
ジンの回転が完全に停止するまで第2図(1)の時間t
spの如く押釦スイッチ6を押し続けておく必要がある
ことから、この操作の間にエンジン始動モードへ切換わ
らないようにするためである。従って、この時間1.を
適宜設定しておくことにより、前述のように始動スイッ
チとして機能する押釦スイッチ6を停止スイッチとして
も兼用することができる。
更に、エンジン停止と再始動との間の休止時間が短い場
合であっても、遅延制御手段38の積分回路62に併設
されているダイオード64によって前記遅延制御手段の
遅延時間t、は予め定めた所定値が確保されるため、前
述の始動動作と同様に確実な再始動が行われるという利
点がある。
このように本実施例では、従来から使用されている始動
スイッチと停止スイッチとを各別に装備しなくても、単
一の押釦スインチロによってその両方を兼用可能な構成
としていることから、2個のスイッチを装備する際の設
計上の煩わしさやコストの増加を排除するのみならず、
始動と停止のスイッチを押し誤るという誤操作を略完全
に排除することができ、誤操作に伴うエンジンへの過負
荷、破損等を減少せしめ、全体の耐久性を向上せしめる
ことができるという貴重な利点が得られる。
また、本実施例では、切換制御手段36をリレー46を
用いて構成していることから、保持制御手段による保持
時間t、と遅延制御手段による遅延時間t2の両方を別
個独立して設定可能になるという利点を有している。
更に、本実施例では、各リレーはその応答時間の早いも
のが使用されており、保持時間tl+ 遅延時間1tに
対して無視できるように成っている。
尚、上記実施例では、遅延制御手段38を設けるとした
が、本発明は必ずしもこれに限定されず、例えば第2図
(11中の仮想線Sで示す如く、押釦スイッチ6をエン
ジン回転数が設定値になる前に適 。
宜中止するように操作して始動させる構成のものでは、
当該遅延制御手段38の装備を省略し、本装置の簡略化
を図ることができる。
更に、前記実施例は、船外機に係るエンジン用始動・停
止装置としたが、本発明は必ずしもこれに限らず、他の
機器への応用であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
るとエンジンの始動と停止を単独の始動停止用スイッチ
手段の操作によって指令することができ、従来から使用
されている始動用及び停止用の2個のスイッチが1個で
済むことから、スイッチ2個を操作パネル上へ装備する
ことに対する設計の単純化が図られるとともに、オペレ
ータにとっても始動と停止のスイッチ誤操作を略完全に
排除することができ、当該誤操作に伴うエンジンへの負
担を軽減して全体の耐久性向上を図ることができるとい
う優れたエンジン用始動・停止装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部ブロック化された
回路構成図、第2図41)ないしく5)は各々第1図の
動作を説明するタイミングチャートである。 6・・・・・・始動停止用スイッチ手段としての押釦ス
イッチ、8・・・・・・経路切換手段としてのリレー接
点部、8A・・・・・・第1の接点、8B・・・・・・
第2の接点、lO・・・・・・エンジン始動手段、12
・・・・・・エンジン点火手段、34・・・・・・回転
状態検知手段、36・・・・・・切換制御手段、38・
・・・・・遅延制御手段、56・・・・・・保持制御手
段の要部を成すコンデンサ、64・旧・・復帰促進手段
としてのダイオード、P・・・・・・点火停止制御端。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、エンジンの始動モード及び停止モードに対応し
    て回路全体を一方のモードから他方のモードへ各々切換
    可能な第1及び第2の接点を有する経路切換手段と、こ
    の経路切換手段とそのアース側との間に接続された始動
    停止用スイッチ手段と、前記経路切換手段の第1の接点
    側に具備されたエンジン始動手段と、前記経路切換手段
    の第2の接点側に具備され且つエンジン点火を停止可能
    な点火停止制御端が当該第2の接点に接続されたエンジ
    ン点火手段とを設けるとともに、 前記エンジンの回転数を検知し当該回転数が設定値以上
    になった場合に所定の制御信号を出力する回転状態検知
    手段と、この回転状態検知手段からの制御信号の有無に
    応じて前記経路切換手段を一方の接点から他方の接点に
    切換制御せしめる切換制御手段とを具備したことを特徴
    とするエンジン用始動・停止装置。
  2. (2)、エンジンの始動モード及び停止モードに対応し
    て回路全体を一方のモードから他方のモードへ各々切換
    可能な第1及び第2の接点を有する経路切換手段と、こ
    の経路切換手段とそのアース側との間に接続された始動
    停止用スイッチ手段と、前記経路切換手段の第1の接点
    側に具備されたエンジン始動手段と、前記経路切換手段
    の第2の接点側に具備され且つエンジン点火を停止可能
    な点火停止制御端が当該第2の接点に接続されたエンジ
    ン点火手段とを設けるとともに、 前記エンジンの回転数を検知し当該回転数が設定値以上
    になった場合に所定の制御信号を出力する回転状態検知
    手段と、この回転状態検知手段からの制御信号の有無に
    応じて前記経路切換手段を一方の接点から他方の接点に
    切換制御せしめる切換制御手段とを具備し、 この切換制御手段に、当該切換制御手段の前記経路切換
    手段に対する第1の接点から第2の接点への切換制御動
    作を所定時間遅延せしめる遅延制御手段を装備したこと
    を特徴とするエンジン用始動・停止装置。
  3. (3)、前記遅延制御手段は、前記経路切換手段が第2
    の接点から第1の接点へ切換動作をする際には、当該遅
    延制御手段を短時間の内に初期状態へ復帰せしめる復帰
    促進手段を含む構成であることを特徴とした特許請求の
    範囲第2項記載のエンジン用始動・停止装置。
  4. (4)、前記切換制御手段は、当該切換制御手段の前記
    経路切換手段に対する第2の接点から第1の接点への切
    換の際に所定時間だけ第2の接点位置を保持する保持制
    御手段を含む構成であることを特徴とした特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載のエンジン用始動・停止装置。
JP26957385A 1985-11-30 1985-11-30 エンジン用始動・停止装置 Pending JPS62128836A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582261B2 (en) 2001-02-05 2003-06-24 Yamaha Marine Kabushiki Kaisha Anti-theft device for water vehicle
US6595179B1 (en) 1999-02-24 2003-07-22 Yamaha Marine Kabushiki Kaisha Electrical control for engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6595179B1 (en) 1999-02-24 2003-07-22 Yamaha Marine Kabushiki Kaisha Electrical control for engine
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