JPS6225454A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS6225454A
JPS6225454A JP16412685A JP16412685A JPS6225454A JP S6225454 A JPS6225454 A JP S6225454A JP 16412685 A JP16412685 A JP 16412685A JP 16412685 A JP16412685 A JP 16412685A JP S6225454 A JPS6225454 A JP S6225454A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ヘテロ接合ベーストランジスタに係リ、特に
、高速、高電流増幅率を実現するのに好適な、トランジ
スタ構造に関する。
〔発明の背景〕
ヘテロ接合バイポーラ・トランジスタ()IBTと略す
、)は、エミッタにベースよりもバンドギャップの広い
半導体を用いて、ベース・エミッタ接合を形成すること
により、ベースからエミッタへの少数キャリアの注入を
減らしたことを特徴とするトランジスタである。これに
より、エミッタからベースへの多数キャリアの注入効率
を高められるとともに、ベース濃度を高くでき、高電流
増幅率、低ベース抵抗のトランジスタが可能となる。
a ax−1A Q、A s−G a A sのヘテロ
接合を用いたHBTは例えば次の文献にみられる。プロ
スイーディンゲス・オン・ザ・トウエルジス・コンファ
レンス・オン・ソリッド・ステート・デバイセズ(Pr
oceedings of tha 12th Con
f on 5olidState Devices)、
 1980’ p 、 1) e第1図(a)および(
b)に各々npn型1(BTの動作領域の新面構造とバ
ンド構造を示す、このトランジスタはn型G a6,7
A I2o、、、A sから成るエミッタ1、p型G 
a A s層から成るベース2゜n型G a A s層
3及びn3型G a A s層4から成るコレクタとか
ら構成される。 G a04A Qo、3Asのバンド
ギャップ5はl、79  eVとGaAsのそれ(6)
に比べて約0.37 e V広い、このうち価電子帯に
は約0.05  eV振分けられこの分(ΔE、と示す
、)7だけエミッタのエネルギーレベルが低くなりホー
ルのベース電流I、8  を押える。
また、伝導帯側のヘテロ界面において、バンドギャップ
に0.32eVのノツチ(AE、と示す)9が生じる。
エミッタ電流10を11とすると、電流増幅率h□は次
のように表わすことができる。
h□:I、/Im ただし、N9はエミッタのキャリア密度、N1はベース
のキャリア密度、■、は電子の走行ドリフト速度、v、
はホールの走行ドリフト速度、Llはエミッタ中におけ
るホールの拡散距離、W、はベース幅、kはボルツマン
定数、Tは温度である。
通常、従来装置では、N、は7 X 10”cs−”程
度、NAはベース抵抗を小さくするためにlXl0”1
″3程度、モしてW、はベースとエミッタ界面、及びベ
ースとコレクタ界面での空乏層のため、/1000人程
度である。そのために、電流増幅率は100程度に制限
されていたのである。
pnp型ヘテロ接合バイポーラトランジスタはnpn型
のそれとバンド構造が異なるが、第2図(a)および(
b)に各々その動作領域の断面構造とバンド構造を示す
。このトランジスタはp型a a、、7A fl、、3
A sから成るエミッタ11、n型GaAs層から成る
ベース12、p型GaAs層13及びp0型G a A
 s層14から成るコレクタとから構成される@ Pn
P型ヘテロバイポーラトランジスタがnpn型と異なる
のは、バンドギャップにおけるノツチΔE、15が価電
子帯の方にできるという点である。また、伝導帯ではA
E。
16だけベースのエネルギーレベルが低くなり、電子の
ベース電流工、18 を押える。エミッタ電流17を工
、とすると、pnp型の場合の電流増幅4t h□は次
のように表わすことができる6h□=T、/Is ただし、N、はベースのキャリア密度、N、はエミッタ
のキャリア密度である。
npn型のhFKとの大きな違いは、指数関数因子がA
E、からJE。に2f!換わることである。
AE、は0.05eVであるがAE8は0.32eV 
と約6倍大きく、常温で少なくとも1oooo倍程度り
、を大きくすることが可能である。しかしながら、この
構造では、ベース幅の最小値は500人程度に制限され
たままである。それ故に、ホールの拡散係数が電子のそ
れに比べて小さいために、ベース領域での走行時間が長
いため遮断周波数f1を高くすることができなかった。
これがpnp型ヘテロ接合バイボーラントランジスタが
作られていない理由で圭る。
上記のnpn型及びpnp型構造のヘテロ接合バイポー
ラ・トランジスタでは、ベース幅の縮小化とベース領域
の低抵抗化という二つの問題を同時に解決することは、
ベース幅とベース領域の抵抗が、はぼ反比例の関係にあ
るため、JM埋的に可能である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来のヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの欠点を解決し、電流増幅率h vzと遮
断周波数j7を高くすること、及び、ベースの低抵抗化
を可能にするヘテロ接合バイポーラトランジスタの構造
を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の基本的な原理をAl、GaいxAs/G a 
A sヘテロ接合を用いた場合を例にして説明する。
従来のnpn変11 B Tについては、ベース層中コ
レクタ側からの空乏層とエミッタ側の空乏層が接触しな
い様に設計され、充分なコレクタ耐圧をとれる様にし、
ベース抵抗の低下を図るためにベース層幅は500人程
度以下にできなかった。一方pnp型HBTでは、ΔE
eが0.32 Vと空温に比べて大きいため、(2)式
に示す様にh□を大きくすることは可能であるが、ホー
ルのベース領域での拡散速度が遅いため、ベース走行時
間が長くなりすぎて高速にすることが可能であった。
本発明は、pnp型HBTにおいて、h□を高く (例
えば10000) したままで、ベース領域をAl、G
a1−xAs/GaAsヘテロ接合を用いた2次元電子
ガス層でおきかえることにより、ベース層を2次元ガス
層膜厚(〜100人)にまで短くすることができ、ホー
ルのベース領域での走行時間を事実上無視できることを
可能にし、また、移動度の高い2次元状電子ガスを用い
ることでベース抵抗を下げることを可能にし、高速動作
を可能にする新構造HB’r(ヘテロ接合ベースHBT
)を提供するものである。
次に本発明のヘテロ接合ベースHBT(p−A Q m
 G a t −−A s / n−A (I−G a
 1− * A ’s / P −G a A s H
B T )の構造断面図とバンド構造図(第3図(a)
、(b))を用いて、本発明の動作原理と長所を説明す
る。
コレクタ領域23は、p ” −G a A s層31
とアンドープ(実質的にはp−)GaAs層32の2層
から成っている。ベース領域は、アンドープ(p−) 
G a A s層32とn−ハフマンAl。
Ga、−tAs層(x −0、3程度)33、n+−A
l、Ga1.As 層34のヘテロ接合界面に形成され
る2次元電子ガスである。エミツタ層はp+−A Q、
G a、、A s層35である。ホールのベース領域の
走行時間τは τ=W、”/D。
の関係がある。ここでW、はベース幅であり、D。
は、少数キャリアがあるホールの拡散係数である。
pnp型HBTでは拡散係数り、は、アインシュタイン
の関係によりホール易動度μ、に比例している。  (
D、c−+μk)ので電子拡散係数にくらべる約2桁小
さく、結果としてτを小さくできなかった。
しかし、W、については2乗でτにきいてくるので、W
、をきわめて小さくすれば、高速化に対する制限因子と
なっているベース走行時間τを他の因子と同等以下にす
ることが可能となる。
本発明の様してベースとして2次元電子ガス層を用いれ
ば2次元電子ガス層の膜厚がベース幅となり、従来型の
5倍程度以上小さいベース幅W。
24 (I00〜150人)を実現できる。
一方、ベース領域の抵抗は通常のHBTではベース幅W
、を小さくすることにより、逆に大きくなるが、これを
小さいままにおさえるために、コレクタ領域とベース領
域の界面(ヘテロ接合面)に2次元電子ガス26を形成
させる。この2次元電子ガス26は、フェルミレベル2
5下のコレクタ側の移動度の大きいアンドープG a 
A s Mに高密度(〜I X 10”Ql−”)に蓄
積されているために。
ベースの低抵抗化が可能となる。
また、電流増幅率h□は本発明の場合も、従来型のHB
Tと同様に。
h、、−、jEc/kT という関数が、成り立つため高いhlでかつ、高いj?
、低いベース抵抗が実現できる。
以上、npn型ヘテロ接合ベースHBTを例にとり、H
BTの高速化について、本発明を説明したが、材料とし
てA Q m G a z −* A s / G a
 A s系に限る必要はないし、またnpn型の場合に
も適用することも可能である。たとえば、npn型HB
Tの高速化を図るために、A a、a al−、A s
(0≦X≦1)/Ge系を用いて説明する。
第4図(a)、(b)にnpn型ヘテロ接合ベースHB
Tの構造断面図とバンド構造図を示す。
コレクタ領域は、n” −Ge層36とアンドープ−G
e層37、ベース領域は、p−−Al、Ga1−。
As(0≦X≦1)層38とp”−AiGa、−。
As (0≦X≦1)層39のヘテロ接合界面に形成さ
れる2次元正孔ガスである。エミツタ層はn”−A n
、G al−、A s  (0≦X≦1)層40から成
っている。原理的には前記したpnp型と同様に考えら
れる。ただし、2次元電子ガス26のかわりに、今の場
合には2次元ホールガス27が形成される。
電子のベース領域での走行時間は、pnp型と同様に τ” W a ” / D * の関係があるが、npn型の場合、少数キャリアは電子
であるから、拡散係数り、は電子の易動度に比例する。
今回にように、ベースにGeを用いるとり、が大きくベ
ース幅を小さくすることにより、このベース領域走行時
間の高速化に対する効果は全く無視することが可能とな
る。またベース抵抗もpnp型と同様に2次元高密度3
 X 1023−3程度のシート濃度ホールガスにより
、低く押さえることが可能である。また、電流増幅率h
□は、従来型と同様に、ΔE、15について、h、、−
6Δlfi、/kT という関係をもち、AΩ、Ga□−、A s / Q 
6の系のようにΔE、 (0,7)が大きな場合、電流
増幅率の増大化も図れる。
以上ベースとして単一ヘテロ接合を用い、単一の2次元
状担体をベースとして用いる場合について説明してきた
が、必ずしもヘテロ接合は1個である必要はなく、2個
もしくは多重のヘテロ構造をもつ系にも同様なことが言
える。
又、電流増幅率h 11を更に大きくする構造として、
第3図中、35に示すエミツタ層において、エミッタ電
極側のバンドギャップ大きくして、即ち、伝導帯のエネ
ルギーギャップAE、をエミッタ電極側で大きくするこ
とでh Fllを更に大きくすることができる。
以上1本発明の要旨をまとめると以下の様に言うことが
できる。
■ベース領域の縮小化が可能であり、ベース領域での少
数キャリアの走行時間を小さくなり、高速化が図れる。
■本来のベース領域をコレクタ側の界面に高密度2次元
状担体を形成することにより、ベース領域が低抵抗化と
なり、高速化が図れる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を、実施例を通して更に詳しく、説明する
実施例I Al、Go、−xAsとG a A sのヘテロ接合を
用いたpnp型HBTについてまず説明する。
裏面にコレクタを設けた場合の実施例の主要工程を第5
図(a)〜(b)に示す。
GeをP型ドーパントとしたp”−GaAs  基板(
濃度:2X10’″+*−’)51上に、MBE(分子
線エピタキシー)装置により、基板温度650℃の条件
のもとで、Baをp型ドーパントとしたp”−GaAs
層(濃度: I X 10”01−”厚さ5000人)
52. p−−G a A s層(濃度:)10”■−
1、厚さ: 3000人)53、アンドープAlGa1
−。
As層(x=0.35又1通常Xは0.1より0.45
程度のものが用いられる、厚さ50人)54、Siをn
型ドーパントとしたn” −A Q G a 、、A 
s層(X=0.3、濃度: 5 X 10”am−”、
厚さ=150人)55、Beをp型ドーパントとしたp
o−A Q 、G a □−、A s M(濃度: 2
 X 10”3−’、厚さ: 3000人)56、Be
をp型ドーパントとしたp”−GaAs層(濃度: 2
 X 10”ell−3、厚さ: 2000人)57を
、順次エピタキシャル成長した〔第5図(a))−P”
  GaAs層57は引き出し金属とのオーミック接触
をとりやすくするために設けたもので、トランジスタ動
作に本質的なものではない。
アンドープA Q G a A s層54はヘテロ界面
での2次元電子ガスの移動度の劣化を防ぐ目的で挿入さ
れているものである。
次に、ベース引き出し部59取り付けのために。
通常のホトリソグラフィ・プロセスを用いてパターン形
成を行い、化学エツチングにより穴あけ加工をp”G 
r+ A s層57及びp ” −A Q 、Gat 
−、Al層56の2層のみ行なう。層間分離のため、C
VD法によるSiO,膜58(3000人)を形成した
のちホトリソグラフティ・プロセスを用いて、ベース引
き出し部にA u / N i / A u G a 
59を蒸斉し、450℃5分の熱処理によりオーミック
接触を形成する。さらに、同様の方法でエミッタ引き出
し部にA u / Crを蒸着する。またコレクタ引き
出し部として、裏面にA u / Crを蒸着する。3
00’C1,0分の熱処理によりオーミック接触を形成
する。〔第5図(b)] 、素素子背分はメサエッチに
より最後の工程で行った。
p型ドーパントとして、Beを用いて結晶成長を行った
が、勿論、Mg、Geも適用可能である。
本工程によりエミッタサイズ、1.Si5μm2のデパ
イズで、h□として1000.カットオブ周波数fアと
して30GHzの高性能を得た。
本実施例では、p’−A Q G al−、A s層5
6を用いた場合を示したが、これは、バイポーラトラン
ジスタ動作に不可欠のものではなく 、 p ”GaA
s層でおきかえてもよい、その場合には、ベース形成時
に、CC92F、/H,のガスを用いて1選択的にGa
As[をエツチング除去し、n”−A Q G a A
 s層55を露出させ、ベース電極金属を蒸着、リフト
オフすることでベース領域を形成することも可能である
実施例2 表面にコレクタ引き出し部を設けたプレーナ型の場合の
実施例の主要工程を第6図(a)、(b)に示す。本実
施例は、基板エミツタ層の結晶仕様。
コレクタ引き出し部形成、及びベース引き出し部形成以
外は全〈実施例1と同じであるので、この異なる部分に
ついてのみ記述する。
基板は半絶縁性G a A s基板62を用い、ベース
層55までの結晶成長仕様は同じである。
エミツタ層はベース層55に引き続きMBEにより連続
成長させるのが−p +−A n * G a 1−*
 A s層(5X 10”、1000人)63、p”−
GaAs層(5X 10”、4000人)64は各層の
厚みとドーピングレベルのみ実施例1と異なる。
次に通常のホトリソグラフィ・プロセスを用いて、コレ
クタ引き出し部65のパターン形成を行う。ここで、ド
ライプロセスのG a A s選択エッチを用いて、p
”−GaAs層を取り除く、イオン注入とアニールによ
りp0型のコレクタ引き出し部を形成する。このイオン
注入は、注入イオンのピークの深さがコレクタ層52の
深さく〜4000人)にほぼ一致するように行い、ベー
ス層55をp型に反転させることが重要である。P型不
純物としてM g+を使用した場合、注入エネルギーは
約300 K e V 、  ドーズ量は5 X 10
13car−3cm−”とする、Mgの他にBeを使用
してもよい、この場合には、100 K e V程度に
する必要がある。この後、注入イオン活性化用のアニー
ルを行う。アニール条件は、800℃、20分である。
次に上記のコレクタ引出し部65の形成プロセスと同様
にして、ベース引き出し部66形成用のn型イオン注入
を行う。この場合、注入イオンのピークの深さが115
0人程度になるように行う。
n型不純物としてSi3を使用した場合は、注入エネル
ギーは約130KeVドーズ量はIXl、O”14とす
る。
次に、エミッタ71とベース引き出し部66の分離のた
めの注入67を行う。
このイオン注入の目的はダメージ層67を形成すること
によって寄生容量を低減することである。
従って、注入深さとしてはダメージがエミッタ側の空乏
層に達するまでの深さでよい、この空乏層厚は、上記の
エミッタ濃度の場合数百人であり。
従ってダメージ層の深さとしては、4000人程度でよ
い。イオン種としては、結晶内での拡散係数が小さいも
のであれば何でもよく、C”、O”、Ar”。
等通常よく使用するイオンでよい、このイオン注入は動
作領域を囲むように行う、C3を用いた時のドーズ量と
注入エネルギーは、それぞれ1×101013a”12
00K e V程度が最適である。
次に動作領域とコレクタ引き出し部6Sとの分離のため
のイオン注入を行う。このイオン注入68も上記のベー
ス引出し部66の分離の場合と同様であり、同種のイオ
ンが使用できる。深さとしては、ベース層55の下側に
達する必要があり、C0を用いた場合、300 K e
 V、  I X 1013as−”の条件でイオン注
入を行う。
最後に素子表面に電極形成をリフトオフプロセスを用い
て行う。そのためにCVD法により素子表面にSiO□
(3000人)を形成させる。まず、ベース引き出し部
66のイオン注入によりn型にしたG a A s層上
にベース電極70を形成する。電極材料としてはA u
 / N i / A u G eの多層金属を使用し
、リフトオフプロセスによってパターン形成をした後4
50℃、5分の熱処理によってオーミック接触を形成す
る。
次にエミッタ部のp型G a As層上及びコレクタ引
き出し部65のp型Aρ、GaAs 層上にエミッタ電
極71とコネクタ1!極72を形成する。
電極材料としてはA u / Crを使用する。オーミ
ック接触形成用の熱処理条件は、300℃、10分であ
る。
更して素子間分離のため、基板62にとどく様にイオン
注入65を行う。やはり、ベース引き出し部66の分離
の場合と同様であり、同種のイオンが使用可能である。
C0を用いた場合、350KeV、2 X 1013>
−”の条件でイオン注入を行う。
以北説明した来たように、本実施例によれば、プレーナ
型のヘテロ接合のバイポーラ・トランジスタができ、高
集積化が可能となるとともに、動作領域とベース引き出
し部及びコレクタ引き出し部とが電気的に分離されてお
り、寄生容量が小さく高速動作可能な素子が形成できる
実施例3 以下、本発明の第3実施例を第7図を(a)。
(b)を用いて説明する0本実施例は、第1実施例がp
np型のヘテロ接合バイポーラ・トランジスタの場合を
示したのに対して、npn型の場合について示したもの
である。
従って、結晶仕様及びエミッタ、ベース、コレクタとの
オーミック接触金属は異なるが、エミッタ、ベース、コ
レクタの引出し方法は同じであるので、以下具なる点に
ついてのみ記述する。
Siをn型ドーパントとしたn”GaAs基板(′a度
: 2 X 10”m−3) 73上IC1MBE装置
により、n ” −G a A s層(Sii度:2X
10”ロー3、厚さs 5ooo人)74、n −−G
 a A s M(Si濃度:2X10”ロー3、厚さ
: 3000人)75、アンドープAu、Ga、xAs
M(厚さ:50人)76、P”  Al、Ga1−xA
s層(Be濃度=I×10”as−”、厚さ2150人
)77、n ” −A Q 。
Ga1−xAs層(Si濃度: I X 10”Ql−
’、厚さ: 3000人)78、n”−GaAs層(S
jjJ1度:1 X 10”cxa−’、厚さ: 20
00人)79、を順次エピタキシャル成長させる。
オーミック接触は、まず、エミッタ引出し金属80とコ
レクタ引出し金属81について、Au/N i / A
 u G eを用いて行う。A u / N i / 
A uGaの45 C)C5分のアロイを行った後、ベ
ース引出し金属82にA u / Crを用いて、蒸着
、熱処理を行い、オーミック接触をとる。熱処理の条件
等は、蒸着金属に応じて、実施例1と同様である。ただ
、用いる金属の耐熱性にV意し、エミッタ、ベース、コ
レクタの各オーミック接触の工程の順序を決めることが
必要である。
なお、本実施例のnpn型ヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタを第2図実施例の様なプレーナ型に作るのは、コ
レクタ及びベースの引き出し部に用いる打ち込みイオン
、及びそのエネルギー、ドーズ量を、p型とn型が逆に
なっていることに留意し、適当なものに置き換えること
により、可能である、 実施例4 以下、本発明第4実施例を第8図(a)〜(b)を用い
て説明する。第1の実施例では、pnpヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタのベース領域にヘテロ構造を1個持
つことを特徴としていたが、本実施例では、ベース領域
のさらに低抵抗化を図るために、ヘテロ構造を2個持つ
ことを特徴としている。第1の実施例との違いは、この
ベース領域のみであり、異なる点についてのみ説明する
結晶成長の際、p−GaAs層53に続いてn”−Al
、Ga1−xAs層(Si濃度: 2X10”a!+−
”、゛厚さ7150人)83、アンドープA Q、G 
ax−wAs層(厚さ=50人)84、アンドープGa
As層(J!Xさ:200人)85、さらに、アンドー
プAl、Ga1−xAs層(厚さ=50人)54より上
層の部分については、第1の実施例と同じである。
〔第8図(C)〕。第88図a)および(b)に各々、
本実施例のダブル・ヘテロ接合ベースバイポーラトラン
ジスタの断面構造とバンド構造を示す。ベース領域85
からのベース引出しは、ホトリソグラフィ・プロセスを
用いてパターン形成した後、穴あけ加工するのは第1の
実施例と同様である。ただ、ベース層引込み部はイオン
注入とアニールにより形成する〔第8図(d))、Si
イオンの場合、注入エネルギーは約50KeV、ドース
量は、I X 10130−2程度である。アニール条
件はランプアニール法を用いて900℃、30秒である
。これは、ベースの2次元電子ガスの移動度の劣化を防
ぐ効果がある。
これ以降の工程は第1の実施例と全く同じである。本実
施例のダブルヘテロ、バイポーラトランジスタをプレー
ナ型、及びnpn型に適用する場合、本実施例でベース
領域に留意した点を考慮すれば、第2および第3の実施
例の様に可能である。
本実施例では、ベース領域を2個のヘテロ構造を持たせ
て形成したが、ベース領域を第9図に示す様な超格子構
造にすることも可能である。即ち、S i ヲ2 X 
10”cx−”含有スル80AノA Q。
G a、、A s (x 〜0.3) 91と50人の
アンドープG a A s 92は第9図に示す様に、
周期的に配列する。この様なベース構造を用いることも
でき、ベース幅はひろくなるが、ベース抵抗を下げると
いう効果を持つ。
実施例5 今までの例は、A Q、、G a、、A sとG a 
A sのヘテロ接合を用いたHBTについて説明してき
たが、用いる物質はこれらに限る必要はない。本実施例
では、 A Q −G a 1−A s  (0≦X≦
1)とGeのヘテロ接合を用いた場合について説明する
第10図(a)、(b)はA Q ML成比X=O1即
ち、GaAsとGaにより作られたnpn型11FIT
の主要工程を示す。主要工程は結晶成長とGeに対する
オーミック金属が異なる以外筒3の実施例と同様である
。したがって、異なる部分についてのみ説明する。リン
Pをn型ドーパントとしたno−Ge基板(濃度: 2
 X 10”a++−3) 93上に、MBE装置によ
り、n”−Ge層(P濃度:2X10”■″′、厚さ:
 5ooo人)94.n−−Ge層(P濃度: 2 X
 10”am−’、厚さ3000人)95、アンドープ
Ge層(厚さ=50人)96、p ” −G e層(8
1度: I X 10”an−’、厚さ150人)97
−n”−Ga1−xAs層(Si濃度: I X to
” CM−”、厚さ3000人)98、n”−GaAs
層(Si濃度:1x10”cn−3、厚さ2000人)
99.を順次エピタキシャル成長させる。
ベース引き出し部形成のための穴あけを第3実施例と同
様に行った後、5i0258を形成し、エミツタ層n”
−GaAs99  のオーミック接触をとるためのエミ
ッタ引き出し金属A u / N i /AuGe1O
Oを蒸若し、450℃5分のアロイを行なう5次に、ベ
ース引き出し部の穴あけ加工を同様に行った後、ベース
層オーミック接触金属102及びコレクタ層オーミック
接触金属101を蒸着し、200℃10分のアロイを行
い、Al、Ga1−xAs/Geを用いたnpn型ヘテ
ロ接合ベースHBTの工程を終了する。
実施例6 電流増幅率h Flを大きくとることのできるpnp型
の本発明の実施例を第11図(a)、(b)に示す。
実施例1のn”Al、Ga、−xAs層55とP0Al
、Ga、xAss層5の部分を第11薗(b)に示す様
なA D、組成して、変える。他の製造工程は実施例1
と同様である。
第11図(b)に示す様にpfA Q G al−、A
 s層5 G ’の組成比Xをエミッタ′i!!極側を
大きくすることで、h、を更に大きくすることができる
n”Al、Ga、−xAs層55′ではx=0.2とし
て作成した。これは、主して!”−Q G a A s
の結晶性を良くするためである。実施例では、p”Al
G a、、A s層 56′のAl組成比Xは直線的に
′変化する〔第11図(b)〕例を示したが、これは必
ずしも必要なくn”AlGaAs55’  側が小さく
、エミッタ電極側(p”G a A s 57)が大き
くなっていれば良い。
この様にエミツタ層のA Q、 、 G aニーxAs
のAl組成を変えることで電流増幅率を大きくすること
はnpn型の本発明〔実施例5〕においても有効である
。この場合、他のヘテロ接合系でも適用可能であるが、
npn型の場合には、実施例6の場合と異なり、価電子
帯のエネルギーギャップがエミッタ電両側で広くなる必
要がある。711図(c)にバンドギャップの様子を示
す。第11図(c)に2次元正孔のMMするベース層9
9の材料に対してエミツタ層100はバンドギャップが
エミッタ側で広くなる様に設計する。
以上の実施例では、A Q*G a、−、A s −G
 aAs系及び、A Q、G at−、A s −G 
e系で構成した半導体装置に関して説明したが、他のヘ
テロ接合を構成する材料も適当である。
たとえば、 A Q G al−、−A F; −A 
Q、jG al、A 5GaAs−AlGaAsP、I
nP−InGaA s P 、  I n P −I 
n G a A s 、 I ri A s −G a
A s S b 、 Cd T e −I n S b
 、 G a S b −I nAs等である。
〔発明の効果〕
従来のHB Tのベース幅は、500人程度が下限であ
ったが、本発明によれば、ベース幅を大略100A程度
に短くするため、ベース領域における少数担体の拡散走
行時間を20分の1程度にすることが可能となった。ま
た、高密度2次元担体をベースとして用いるため、ベー
ス層の低抵抗化が図れ、エミッタサイズ0.8x2.3
μm2、ベース電流1mA条件のもとで、従来のベース
抵抗rbb′は1000程度であったのが、80Ω程度
になった。遮断周波数f7は従来型が15 G Hzで
あったのが30 G Hzになり、高速性能は従来の2
倍程度向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、第2図(a)は従来のヘテロ従来接合バ
イポーラ・トランジスタの動作領域の断面図、第1図(
b)、第2図(b)はそのバンド構造を示す図、第3図
(a)、第4図(a)、第8図(a)は本発明のトラン
ジスタを説明する断面図、第3回(b)、第4[i!I
 (b) 、第8図(b)はそのバンド構造を示す図、
第5図(a)、第6図(a)、第7図(a)、第8図(
c)第10図(a)はそれぞれ本発明の第1.第2.第
3.第4、第5の実施例の結晶借造の断面図、第5図(
b)、第6図(b)、第′7図(b)、第81巧(d)
、第10図(b)はそれぞれ本発明の第1゜第2.第3
.第4.第5の実施例を説明するための素子の断面図、
第9図は本発明のベース領域を超格子構造にした時のバ
ンド構造の図、第10図はnpn型構造の本発明の断面
図、第11図は、電流増幅率を大きく設計するときのエ
ピタキシャル構造を説明するための素子断面図である。 1.11,35,40.56・・・エミツタ層、2゜1
2・・・ベース層、33,34,38,39,54゜5
5.83,84・・・ベース空乏層、34,13゜14
.31,32,36,37,51,52゜53・・・コ
レクタ層、26.27・・・2次元担体ベース層、10
.17・・・エミッタ電流、8.18・・・ベース電流
、9.16・・・ΔE、、7.15−・・ΔE9.25
・・・フェルミレベル、5・・・AnG a A sバ
ンドギャップ、6・・・G a A sバンドギャップ
、56′・・・エミッタp”An、Ga、−xAsの組
成を傾斜した層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高抵抗半導体層( I )と、該半導体( I )層より
    電子親和力の小さいn型不純物をドープされた半導体層
    (II)或いは、該半導体層( I )よりも、電子親和力
    とエネルギー禁止帯幅の和が小さくなるp型不純物をド
    ープした半導体層(II)よりなるヘテロ接合界面に形成
    される二次元状担体を有する層を1組以上形成し、該1
    組以上の二次元状担体に電子的に接続する電極と二次元
    状担体と反対符号を有する導伝型の半導体層(III、IV
    )を上記2次元状担体を形成する半導体層の組の両側に
    配し、該2つの半導体層(III、IV)に電子的に接続さ
    れた電極を1組以上有することを特徴とする半導体装置
    。 2、特許請求の範囲第1項において、半導体層(II)上
    に形成される半導体層(III)が、半導体層(II)側で
    エネルギー禁止帯幅が小さく、電極側で大きくしたこと
    を特徴とする半導体装置。 3、特許請求の範囲第1項において、半導体層(III、
    IV)が半導体層(II)側で、エネルギー禁止帯幅が小さ
    く、電極側で大きくしたことを特徴とする半導体装置。 4、特許請求の範囲第1項において半導体層( I )に
    GaAsを半導体層(II)にAl_xGa_1_−_x
    Asを用いることを特徴とする半導体装置。 5、特許請求の範囲第1項において半導体層( I )に
    Gaを、半導体層(II)にAl_yGa_1_−_■A
    s(0≦y≦1)を用いることを特徴とする半導体装置
    。 6、特許請求の範囲第4項又は第5項において、半導体
    層(II)に接続する(半導体層(III)をAl_xGa
    _1_−_xAsとし、かつAl混晶比Zを半導体層(
    II)の側で小さく、電極側で大きくすることを特徴とす
    る半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63236358A (ja) * 1987-03-25 1988-10-03 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH021138A (ja) * 1987-11-06 1990-01-05 Foerderung Der Wissenschaft Ev:G 半導体装置

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