JPS62254294A - 電子式キヤツシユレジスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は電子式キャッシュレジスタ（以下、ＥＣＲ）
に関し、特に、■Ｃカードリーダが接続され、顧客の買
上げた商品に関するデータをＩＣカードに書込むように
したＥＣＲに関する。

［従来の技術］ スーパーマーケラ１〜などにおいて、顧客が商品を買上
げ、ＥＣＲによって買上げ商品に関するデータが登録さ
れ、家に持ち帰った後、その商品が好みに合わなかった
場合に、返品を希望する・場合がある。商品を返品する
場合、スーパーマーケットなどにおいては、その顧客が
そのスーパーマ−ケラトでその商品を買上げたか否かを
チェックするために、買上げ時のレシートの提出を原則
として要求する店が多い。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、レシートを失った顧客が商品を返品しよ
うとする場合、その顧客がその商品をそのスーパーマー
ケットで買上げたことを証明できないため、返品が受付
けられず、顧客との間でトラブルの発生することがあっ
た。また、レシートを持参した顧客の返品商品について
は、オペレータがＥＣＲによって返品登録処理を行なう
が、オペレータが誤っであるいは故意に買上げ時とは異
なる金額や部門コードなどを入力することもあり、その
場合には店に損害を与えてしまうという問題点があった
。

それゆえに、この発明の主たる目的は、ＩＣカードに買
上げ商品に関するデータを書込み、返品が必要なときに
はＩＣカードに書込んだ商品に関するデータを読取り、
その読取ったデータに基づいて返品登録処理を行なうこ
とにより、上述の問題点を解潤し得るＥＣＲ＠提供する
ことである。

［問題点を解決するための手段］ この発明のＥＣＲは、顧客の買上げた商品に関するデー
タを入力するとともに、顧客が商品の返品を希望したと
きに、当該返品商品に関するデータを入力するための入
力手段と、入力された買上げ商品に関するデータを登録
するための記憶手段と、記憶手段に登録された買上げ商
品に関するデータをＩＣカードに書込みかつ顧客が商品
の返品を希望したとき、その顧客が保持しているＩＣカ
ードに記録されている商品に関するデータを読取るため
の読取書込手段と、返品商品に関するデータが入力され
かつＩＣカードに記録されているデータが読取られたこ
とに応じて、その入力された返品商品に関するデータが
ＩＣカードから読取られたデータに含まれているか否か
を判別する判別手段と、返品商品に関するデータがＩＣ
カードから読取られたデータに含まれていることが判別
されたことに応じて、記憶手段に登録されているこの商
品に関するデータを消去して返品処理するための制御手
段とから構成される。

［作用］ この発明のＥＣＲは、顧客が商品の買上げ時に、買上げ
た商品に関するデータをｌＣカードに書込み、顧客が商
品の返品を希望したときには、その返品商品に関するデ
ータがＩＣカードに書込まれている場合のみ返品処理を
行なうようにしたので、顧客はレシートを持重する必要
がなく、しかもオペレータが誤った返品商品に関するデ
ータを入力するおそれがなくなる。

［発明の実施例］ 第２図はこの発明の一実施例の外１１図であり、第３図
は第２図に示したＥＣＲ本体に含まれるキーボードのキ
ー配置図である。

まず、第２図および第３図を参照して、この発明の一実
施例の外観的構成についてμ２明する。ＥＣＲ本体１は
表示器２とキーボード３とプリンタ４とを含む。さらに
、ＥＣＲ本体１には、ケーブルを介してＩＣカードリー
ダ１ｏが接続される。

キーボード３は第３図に示すように、モード切換スイッ
チ３１と部門キー３２とテンキー３３とファンクシコン
キー３４とを含む。モード切換スイッチ３１はブ０グラ
ムモード、電源断＜０ＦＦ）、登録モード、点検モード
および精算モードのいずれかを選択するものである。部
門キー３２は部門コードＤＰ１ないしＤＰｌ　６をキー
人力するものである。テンキー３３は顧客の買上げた商
品の金額データや顧客が支払った現金の金額データなど
を入力するとともに、顧客が商品の返品を８望したとき
、その商品の金額データを入力するものである。

ファンクションキー３４はＰＬＵキー３４１と返品キー
３４２とデータリードキー３４３と現計／預りキー３４
４とを含む。ＰＬｔＪキー３４１はプライスルックアッ
プ機能を用いて商品に関するデータを入力するときに操
作されるものである。

返品キー３４２は顧客が商品の返品を希望したときに操
作するためのキーである。データリードキー３４３はＩ
Ｃカードリーダ１０によってＩＣカードに記録されてい
るデータを読取るための指令を与えるものである。現計
／預りキー３４４は合計演算を指令するとともに、釣銭
処理を行なうときに操作されるものである。

表示器２は部門キー３２から入力された部門コードやテ
ンキー３３から入力された金額データなどを表示し、プ
リンタ４は部門コードや金額データなどをレシートに印
字するものである。ＩＣカードリーダ１０はＩＣカード
（図示せず）に顧客の買上げた商品に関するデータを」
込むとともに、顧客が商品の返品を希望したとき、その
顧客が保持しているＩＣカードに記録されているデータ
を読取るものである。

第４図はこの発明の一実施例の概略ブロック図であり、
第５図はＩＣカードのＲＡＭに書込まれるデータを示す
図である。

次に、第４図および第５図を参照して、この発明の一実
施例の電気的構成について説明する。ＥＣＲ本体１は前
述の第２図に示した表示器２とキーボード３とプリンタ
４を含み、これらはＣＰＩＪ５に接続される。さらに、
ＣＰＵ５にはＲＯＭ６とＲＡＭ７とが接続される。ＲＯ
Ｍ６は、後述の第１図に示すようなフロー図に基づくプ
ログラムを予め記憶している。ＲＡＭ７はキーボード３
から入力された顧客の買上げ商品に関するデータを登録
するためのちのである。

ＣＰＵ５には、ケーブルを介してＩＣカードリーダ１０
が接続されていて、このＩＣカードリーダ１０はＣＰＬ
ｌｌｌと読取書込ｉ！１ｌｉ１２を含む。また、ＩＣカ
ード１３はＲＯＭ１４とＲＡＭ１５とヲ含ム。ＲＯＭ１
４はＲＡＭ１５にデータを書込んだり、あるいはＲＡＭ
１５からデータを読出すのに必要なプログラムを予め記
憶している。そして、読取書込部１２はｆ（ｊＪ−ド１
３（７）ＲＯＭ１４からプログラムを読出してＣＰＵ１
１に与え、ＣρｔＪｉ１はそのプログラムに従って、読
取書込部１２によってＩＣカード１３のＲＡＭ１５にデ
ータを書込んだりあるいは書込んだデータを読出す。

ＩＣカード１３のＲＡＭ１５は、たとえば第５図に示す
ような記憶領域１５１ないし１５６を複数含む。記憶領
域１５１には商品の買上げ年月日が書込まれ、記憶領域
１５２には買上げ商品の商品名が書込まれ、記憶領域１
５３にはその商品の買上げ個数が書込まれ、記憶領域１
５４にはその商品の金額が書込まれる。さらに、記憶領
域１５５にはその商品の商品コードが書込まれ、記憶領
域１５６には、その商品が売ったものであるかあるいは
返品されたものであるかを示すフラグが記憶される。

第１図はこの発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。

次に、第１図ないし第５図を参照して、この発明の一実
施例の具体的な動作について説明する。

顧客が商品を買上げて、ＥＣＲの設置されているところ
にくると、オペレータはモード切換スイッチ３１を登録
モードに設定し、その顧客が買上げた商品の部門コード
を部門キー３２から入力し、金額データをテンキー３３
から入力する。ＣＰＵ５はキーボード３から部門コード
と金額データが入力されると、商品登録であることを判
別し、入力された部門コードに対応する商品名と価格を
表示器２に表示するとともに、プリンタ４によってレシ
ート上に印字させる。そして、その商品の部門コードと
金額データをＲＡＭ７に登録する。このとき、オペレー
タはＩＣカード１３をＩＣカードリーダ１０に挿入する
。ＩＣカード１３がＩＣカードリーダ１０に挿入される
と、読取書込部１２はＩＣカード１３のＲＯＭ１４から
プログラムを読出してＣＰＵ１１に与える。ＣＰＩＪｌ
ｌはＲＯＭ１４からのプログラムが与えられると、書込
可能になったことをＥＣＲ本体１のＣＰＵ５に知らせる
。

ＣＰＵ５はＩＣカード１３がＩＣカードリーダ１０に挿
入されたものと判別し、その日の売上げ年月日と商品コ
ードと商品名と個数と価格と売上げであることを示す各
データをＩＣカードリーダ１０のｃｐｕ”＋ｉに与える
。応じて、ＣＰＵ１１は読取書込部１２によってＲＡＭ
１５の記憶領域１５１ない、シ１５６に各データを書込
ま♂る。

オペレータは顧客の買上げた次の商品の部門コ−ドを部
門キー３２から入力し、金額をテンキー３３から入力す
る。この動作を繰返すことによって、その顧客が買上げ
た各商品の部門コードと金額が順次ＲＡＭ７に登録され
るとともに、ＩＣカード１３のＲＡＭ１５に各商品ごと
に年月日と商品コードと商品名と個数と価格と売上げで
あることを示すデータが書込まれる。オペレータはすべ
ての商品に関するデータの登録を完了すると、現計／預
りキー３４４を操作して、従来から知られているように
合計演算を指令し、顧客が高額紙幣を支払ったときには
、釣銭処理を行なう。

顧客が商品の返品を申し出たときには、オペレータはそ
の顧客からＩＣカードを受取り、データリードキー３４
３を操作して、ＩＣカード１３をＩＣカードリーダ１０
に挿入する。ＣＰＬＩ５はデータリードキー３４３が操
作されたか否かを判別し、データリードキー３４３が操
作されていなければ他の処理を行ない、操作されていれ
ばＩｃカード１３がＩＣカードリーダ１０に挿入された
か否かを判別する。このとき、ＩＣカードリーダ１Ｏに
含まれるＣＰＩＪｌｌは読取ｍ送部１２によってＩＣカ
ード１３のＲＯＭ１４からプログラムを読取らせ、その
プログラムに従って、ＲＡＭ１５に記憶されているすべ
てのデータを読取らせる。

ＣＰＵ１１はＩＣカード１３から読取った各データをＥ
ＣＲ本体１のＣＰＬＩ５に与える。

オペレータはＩＣカード１３をＩＣカードリーダ１０に
挿入した後、顧客が返品を申し出た商品の部門コードを
部門キー３２から入力するとともに、金額データをテン
キー３３から入力する。ＥＣＲ本体１のＣＰｔＪ５はキ
ーボード３から返品商品に関するデータが入力されたこ
とに応じて、該当するデータがＩＣカード１３から読取
られたデータに含まれているか否かを判別する。そして
、該当するデータがなければエラー処理し、あればその
商品の買上げ年月日や商品名や価格を表示器２に表示す
る。オペレータはその表示を見て、返品処理してもよい
ことを判別し、返品キー３・４２を操作する。応じ、で
、ＣＰｔＪ５はその返品商品名と価格を表示器２に表示
するとともに、プリンタ４によってレシートに印字させ
る。そして、ＣＰＵ５はＲＡＭ７に登録されているその
返品商品に関するデータを消去する。さらに、ＣＰＵ５
はＩＣカード１３がＩＣカードリーダ１０内に挿入され
ているか否かを判別し、挿入されていれば、ＲＡＭ１５
に書込まれているその返品商品に関するデータを消去し
て一連の動作を終了する。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、顧客が商品を買上げ
たとき、その買上げ商品に関するデータをＩＣカードに
書込んでおき、顧客が商品の返品を申し出たとき、ＩＣ
カードに書込まれているデータを読出し、その返品商品
に関するデータが含まれている場合に限って返品処理を
行なうようにしたので、顧客がレシートを紛失しても返
品処理を行なうことができる。しかも、返品処理時には
、ＩＣカードに書込まれている買上げ時のデータと全く
同一のデータを入力しない限り、返品処理されないため
、誤ったデータを入力することによる店の損害をなくす
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の具体的な動作を説明する
ためのフロー図である。第２図はこの発明の一実施例の
外観図である。第３図はキーボードのキー配置図である
。第４図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である
。第５図はＩＣカードのＲＡＭに書込まれるデータを示
す図である。 図において、１はＥＣＲ本体、２は表示器、３はキーボ
ード、４はプリンタ、５，１１はｃｐｕ。 ６．１４はＲＯＭ、７．１５はＲＡＭ、１０はＩＣカー
ドリーダ、１２は読取書込部、１３はＩＣカード、３１
はモード切換スイッチ、３２は部門キー、３３はテンキ
ー、３４はファンクションキー、３４２は返品キー、３
４３はデータリードキーを示す。 （ほか２名） 第り図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　顧客の買上げた商品に関するデータを入力するととも
   に、顧客が商品の返品を希望したときに、当該返品商品
   に関するデータを入力するための入力手段、 前記入力手段から入力された買上げ商品に関するデータ
   を登録するための記憶手段、 前記記憶手段に登録された買上げ商品に関するデータを
   ＩＣカードに書込みかつ顧客が商品の返品を希望したと
   き、その顧客が保持しているＩＣカードに記録されてい
   る商品に関するデータを読取るための読取書込手段、 前記入力手段から返品商品に関するデータが入力されか
   つ前記読取書込手段によつてＩＣカードに記録されてい
   るデータが読取られたことに応じて、当該入力された返
   品商品に関するデータが前記ＩＣカードから読取られた
   データに含まれているか否かを判別する判別手段、およ
   び 前記返品商品に関するデータが前記ＩＣカードから読取
   られたデータに含まれていることを前記判別手段が判別
   したことに応じて、前記記憶手段に記憶されている当該
   商品に関するデータを消去して返品処理するための制御
   手段を備えた、電子式キヤツシユレジスタ。