JPS62253861A

JPS62253861A - 建物の天井，壁，床面の施工方法

Info

Publication number: JPS62253861A
Application number: JP61096116A
Authority: JP
Inventors: 憲治寺島
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-04-24
Filing date: 1986-04-24
Publication date: 1987-11-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、コンクリート建物、木造建物などにおける天
井（屋根用スラブを含む）、壁（外壁、内壁の両方を含
む）、床面の施工方法に関する。

（従来技術と問題点）コンクリート建物の床面施工方法をＶＡにとれば、コン
クリート床にクッション材を、介して表面仕上材を配列
接着する工法、表面仕上材に形成したさねを利用して表
面仕上材を配列すると共に、表面仕上材をコンクリート
床に釘打ちして止着する工法などがある。また、木造建
物の床面施工方法を例にとれば、根太の上に張った根太
板上に表面仕上材を敷詰め、釘打ちして止着する工法な
どがある。

コンクリート建物の表面仕上材接着工法は、コンクリー
ト床の凹凸又は含有水分が接着不良を招来し、表面仕上
材剥離の危険性をたかめている。また、該建物の表面仕
上材針打ち止着工法及び木造建物の表面仕上材釘打ち止
着工法の場合は、いずれち釘押え面積が少ないためにコ
ンクリート床、根太、根太板などの床部材との密着性に
欠けるきらいがある。そして、これらすべての表面仕上
材取付工法に共通の問題点として、表面仕上材の交換に
際して、接着剤を除去して或は釘を引抜いて表面仕１材
を剥がさなければならず、専門職であっても工事に手間
がかかり、短時間に能率よく工事を終了しえない。

とくに、表面仕上材接着工法の場合は、合成樹脂系の接
着剤を使用しているため、表面仕上材の張替えに際して
、該接着剤を残すところなく、きれいに除去しないと、
新表面仕上材が接着不良を起す心配があり、表面仕上材
の張替工事にどうしても手間がかかり、短時間に能率よ
く工事を終了しえず、工事費がかさむという問題点を有
している。

本発明は、上記種々の問題点に着目してなしたもので、
レールと、表面仕上材と、スピル部材及び／又は本口止
を用いて内装及び／又は外装施工することにより、迅速
に施工でき、かつ表面仕上材の接着不良が起きず、能率
よく短時間で張替工事を完了できる改良された内装及び
／又は外装の施工法を提案することを目的とする。

（問題点ｗＩ消のための手段）本発明は、建物躯体の取付面に適宜間隔をおいて、少な
くとも高さ側の一側面が仝良にわｌこって傾斜面に形成
された多数のレールを配設する第１工程と、多数の表面
仕上材の表面に少なくとも深さ側の一側面が全長にわた
って傾斜面に形成された係合凹溝を前記レールに係合す
る第２工程と、スピル部材と本口止との両方又はそれら
スピル部材と本口止とのうちいずれか片方をレールに添
着して表面仕上材をレールに取外可能に定置する第３工
程とからなることを特徴とする建物の天井、壁、床面の
施工方法という技術手段を提案する。

（作用効果）本発明は、上記手段からなるので、レールの配設さえ終
れば、レールに対する表面仕上材の係合作業と、スピル
部材及び／又は本口止のレールに対する添着作業とをい
ずれも簡単に行なうことが可能になり、表面仕上材を床
部材に対して接着或いは釘打ち止着している前記従来技
術に比して、全体の施工工事を能率よく迅速に行ない得
るとともに、多数本のレール配設によって、従来技術の
釘押え面積よりも、レール押え面積が広くなり、レール
の取付安定性が向上し、それらのレールに表面仕上材を
係合せしめたことと相俟って、表面仕上材に接着不良の
起きることがなくなり、表面仕上材の取付安定性が得ら
れる。そして、表面仕上材は、スピル部材及び／又は本
口止によってレールに対して取外可能に配置されている
だ番プであるから、張替えしたいときには、いつでも取
外すことができ、能率よく短時間に張替えることができ
る。

（実施例）本発明の施工方法構造は、建物躯体の天井（屋根用スラ
ブを含む〉、壁（外壁、内壁の両方を含む）、床面など
を施工するが、以下にはスピル部材と本口止との両部材
を使用した床面施工法の場合について、図面を参照しな
がらの使用部材の形状、構造、施工法等の順に説明する
。

多数本のレール（１）は、少なくとも高さ側の一側面を
全長にわたって傾斜面（１０１）に形成した断面形状（
たとえば、新面が口形、断面つ形、開面平行四辺形など
）に構成し、建物躯体（Ａ＞の取付面（ａ）に平行配設
又は交差配設せしめる。表面仕上材（２）は、少なくと
も深さ側の一側面が全長にわたってレール（１）の傾斜
面（ｉｏｉ）に対応する傾斜面（３０１）に形成された
係合凹溝（３）を裏側に凹設して構成する。

表面仕上材（２）は、配列接合に使用する両側面にさね
（２０１）と、このさねを嵌込む／Ｃめの嵌込溝（２０
２）とを形成するか、片側面にさね（２０１）又は嵌込
溝（２０２）を形成する。

係合凹溝（３）は、表面仕上材（２）のさね（２０旬及
び嵌込溝（２０２）に沿いてτ形、］形等に成形し、表
面仕上材（２）をさね＜　２０１）と嵌込溝（２０２）
とで配列接合したとき口形、口形等に形成せしめるほか
、第６図示の如く表面仕上材（２）の所定位置において
、さね（２０１）及び嵌込溝（２０２）と平行に最初か
ら口形１ロ形等に凹設せしめ、表面仕上材（２）をレー
ル（１）に係合可能ならしめる。係合凹溝（３）の幅寸
法は、第４図示、第５図示の如くレール（１）に対する
表面仕上材（２）の係合位置を修正して、表面仕上材（
２）の所定位置をレール（１）にきちんと係合せしめた
際、スピル部材（４）用の押込間隙（５）が形成される
ようにレール（１）の幅寸法よりも長寸に形成する。ス
ピル（Ｓｐｉｌｌ　）部材（４）は、表面仕上材（２）
をレール（１）に取外可能に定置せしめるための部材で
、該仕上材の幅寸法とほぼ同寸の長さに形成し、かつ断
面り形、断面口形、断面Δ形等所定の角形に構成して挿
込間隙（５）に挿込み、表面仕上材〈２〉をレール（１
）に取外可能に定置せしめる。

次に施工法を第３図から第５図に従って説明すると、第
１工程は、多数本のレール（１）を傾斜面（１０１）を
建物躯体（Ａ）の取付面（ａ）側に向け、かつ所定の間
隔をおいて、接着剤。

釘、ビス等適宜の配設手段で取外可能に平行配設（又は
交差配設）せしめる。第２工程は、第３図示の如く表面
仕上材（２）をレール（１）上に置き、ついで４図示の
如くその表面仕上材（２）を右向矢印方向く壁側）へ向
ってスライドさせ、表面仕上材（２）の係合位置を修正
し、挿込間隙（６）を形成し、表面仕上材（２）の係合
凹溝（３）をレール（１）にきちんと取外可能に係合せ
しめる。第３工程は、第４図示。

第５図示の如く押込間隙（６）にスピル部材（４）を挿
込み、壁側の表面仕上材（２）をレール（１）に取外可
能に定置せしめ、ついで隣の表面仕上材（２）を第４図
示の如（右向矢印方向く壁側）へスライドせしめ、さね
（２０１）を嵌込溝（２０２）に嵌込む。そして、壁側
の表面仕上材（２）と壁との間隙に本口止（７）を挿込
み、ついで幅木（８）を壁際最下部に配設して施工を終
る。

しかして、上記した施工順序を逆にたどれば、表面仕上
材（２）をレール（１）から外すことができる。

本発明は、叙上の如くなしたから、レール（１）の配設
によって、取付面（ａ）に凹凸又は含有水分があっても
、表面仕上材（２）の取付安定性が得られ、表面仕上材
（２）をレール（１）から外せば、能率よく張替えるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明施工方法で床を施工した場合の概略を表
わした一部ＩＩｉ断斜視図、第２図は施工方法の概略を
表わした一部拡大斜視図で縦断して表わす。第３図、第
４図、第５図は施工方法を工程順に表わした説明図、第
６図は使用部材の他側を表わした縦断正面図である。図中（Ａ）・・・建物躯体　　（ａ）・・・取付面（１〉・
・・レール　　　（１０１）・・・傾斜面（２）・・・
表面仕上材　（３）・・・係合凹溝（３０１）・・・傾
斜面　　　（４）・・・スピル部材（７）・・・木口止

Claims

【特許請求の範囲】

建物躯体の取付面に適宜間隔をおいて、少なくとも高さ
側の一側面が全長にわたって傾斜面に形成された多数の
レールを配設する第１工程と、多数の表面仕上材の裏面
に少なくとも深さ側の一側面が全長にわたって傾斜面に
形成された係合凹溝を前記レールに係合する第２工程と
、スピル部材と木口止との両方又はそれらスピル部材と
木口止とのうちのいずれか片方をレールに添着して表面
仕上材をレールに取外可能に定置する第３工程とからな
ることを特徴とする建物の天井、壁、床面の施工方法。