JPS62253781A - 耐摩耗性アルミニウム製品 - Google Patents
耐摩耗性アルミニウム製品Info
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- JPS62253781A JPS62253781A JP9769986A JP9769986A JPS62253781A JP S62253781 A JPS62253781 A JP S62253781A JP 9769986 A JP9769986 A JP 9769986A JP 9769986 A JP9769986 A JP 9769986A JP S62253781 A JPS62253781 A JP S62253781A
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- aluminum
- alloy
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は耐摩耗性アルミニウム製品に関する。
［従来技術］
一般的に、耐摩耗性アルミニウムおよびアルミニウム合
金としては、Ａｌ−５ｉ系鋳物やＪＩＳＡ ４０３２等
が使用されており、これらは何れも多量のＳｔが含有さ
れており、鋳造時に形成される共晶や初品のＳｉ粒子で
耐摩耗性を付与しているのである。
金としては、Ａｌ−５ｉ系鋳物やＪＩＳＡ ４０３２等
が使用されており、これらは何れも多量のＳｔが含有さ
れており、鋳造時に形成される共晶や初品のＳｉ粒子で
耐摩耗性を付与しているのである。
このような、従来における耐摩耗性アルミニウムおよび
アルミニウム合金は、共晶や初晶Ｓｔ粒するような問題
がある。
アルミニウム合金は、共晶や初晶Ｓｔ粒するような問題
がある。
（１）Ｓｉ粒子が多量に含有されているため、切削の際
工具寿命が短かく、かつ、表面仕上り性が充分ではない
。
工具寿命が短かく、かつ、表面仕上り性が充分ではない
。
（２）鍛造加工性が高くないため、複雑な形状の製品が
製造しにくい。
製造しにくい。
（３）伸びや靭性が一般のアルミニウム合金に比して低
い。
い。
［発明が解決しようとする問題点］
本発明は上記に説明したような、従来における耐摩耗性
アルミニウムおよびアルミニウム合金の種々の問題点を
解消すべくなされたものであり、本発明者が鋭意研究を
行ない、検討を重ねた結果、従来のように、アルミニウ
ムまたはアルミニウム合金の表面のみならず内部まで耐
摩耗性とする必要がないことを知見し、アルミニウムま
たはアルミニウム合金に対して必要な部分の表面に耐摩
耗性の層を存在させることにより、優れた耐摩耗性を有
するアルミニウムおよびアルミニウム合金を［問題点を
解決するための手段］ 本発明に係る耐摩耗性アルミニウム製品の特徴とすると
ころは、アルミニウムおよびアルミニウム合金表面に、
ＡＬ−Ｃｕ系金属間化合物を５μｍ以上形成させたこと
にある。
アルミニウムおよびアルミニウム合金の種々の問題点を
解消すべくなされたものであり、本発明者が鋭意研究を
行ない、検討を重ねた結果、従来のように、アルミニウ
ムまたはアルミニウム合金の表面のみならず内部まで耐
摩耗性とする必要がないことを知見し、アルミニウムま
たはアルミニウム合金に対して必要な部分の表面に耐摩
耗性の層を存在させることにより、優れた耐摩耗性を有
するアルミニウムおよびアルミニウム合金を［問題点を
解決するための手段］ 本発明に係る耐摩耗性アルミニウム製品の特徴とすると
ころは、アルミニウムおよびアルミニウム合金表面に、
ＡＬ−Ｃｕ系金属間化合物を５μｍ以上形成させたこと
にある。
本発明に係る耐摩耗性アルミニウム製品について以下詳
細に説明する。
細に説明する。
即ち、本発明に係る耐摩耗性アルミニウム製品において
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金を溶解、鋳造
、切削、鍛造等により所定の形状に成形した後、得られ
た製品の全表面或いは必要な表面部分に、Ａｌ−Ｃｕ系
金属間化合物を５μｍ以上の厚さに形成することによっ
て、耐摩耗性を付与するものである。
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金を溶解、鋳造
、切削、鍛造等により所定の形状に成形した後、得られ
た製品の全表面或いは必要な表面部分に、Ａｌ−Ｃｕ系
金属間化合物を５μｍ以上の厚さに形成することによっ
て、耐摩耗性を付与するものである。
この場合、アルミニウムまたはアルミニウム合金の表面
に形成さ仕るＡｌ−Ｃｕ系金属間化合物の厚さが、５μ
ｍ未満では充分な耐摩耗性を得ることができない。なお
、Ａｌ−Ｃｕ系金属間化合物は、耐摩耗性の面からみて
厚ければ厚い程好ましいものである。
に形成さ仕るＡｌ−Ｃｕ系金属間化合物の厚さが、５μ
ｍ未満では充分な耐摩耗性を得ることができない。なお
、Ａｌ−Ｃｕ系金属間化合物は、耐摩耗性の面からみて
厚ければ厚い程好ましいものである。
このＡｌ−Ｃｕ系耐摩耗性層を形成する方法としては、
例えば、塩化第一銅とアルミニウムまたはアルミニウム
合金の表面との置換を利用するのか比較的に容易に行な
うことができろが、その他にも、銅または銅合金をメッ
キ、溶射等によりアルミニウムまたはアルミニウム合金
表面に付着させることによって乙行なうことができる。
例えば、塩化第一銅とアルミニウムまたはアルミニウム
合金の表面との置換を利用するのか比較的に容易に行な
うことができろが、その他にも、銅または銅合金をメッ
キ、溶射等によりアルミニウムまたはアルミニウム合金
表面に付着させることによって乙行なうことができる。
なお、この場合、銅および銅合金を常法によりメッキ、
溶射を行った後、実施例に示すように熱処理を行うので
ある。
溶射を行った後、実施例に示すように熱処理を行うので
ある。
本発明に係る耐摩耗性アルミニウム製品は、ピストン、
シリンダー、ロッカーアーム、ピストンバルブ等の自動
車部品、ガイドロール、摺動プレート、プーリー、シャ
フト、ギヤー、軸受、制御用ピストン、ロボット用ホル
ダー、ピストンロッド等の産業機械用の摺動部材として
好適である。
シリンダー、ロッカーアーム、ピストンバルブ等の自動
車部品、ガイドロール、摺動プレート、プーリー、シャ
フト、ギヤー、軸受、制御用ピストン、ロボット用ホル
ダー、ピストンロッド等の産業機械用の摺動部材として
好適である。
［実 施 例コ
本発明に係る耐摩耗性アルミニウム製品の実施例を説明
する。
する。
実施例
純アルミニウム、２０１４．６０６１．７ＮＯ１，７０
７５の試料から、幅２０ｍｍＸ長さ５０ｍｍ×厚さ１０
ｍｍの短冊試片を切出し、この試片表面に塩化第一銅粉
末を付着してから、純アルミニウムは４５０℃の×４５
分の銅拡散熱処理後水冷、２０１４は５０３℃×４０分
の銅拡散熱処理後水冷し、１７５℃×８時間の焼戻し処
理、６０６１は５３０℃ｘ１２分の銅拡散熱処理後水冷
し、１７５℃×８時間の焼戻し処理、７Ｎ０１は４６５
℃×４５分の鋼拡散熱処理後水冷し、１３０℃ＸＩ２時
間の焼戻し処理、７０７５は４５０℃×６０分の銅拡散
熱処理後水冷し、１２０℃×２４時間の焼戻し処理を行
い、Ａｌ−Ｃｕ系金属間化合物を形成させた。
７５の試料から、幅２０ｍｍＸ長さ５０ｍｍ×厚さ１０
ｍｍの短冊試片を切出し、この試片表面に塩化第一銅粉
末を付着してから、純アルミニウムは４５０℃の×４５
分の銅拡散熱処理後水冷、２０１４は５０３℃×４０分
の銅拡散熱処理後水冷し、１７５℃×８時間の焼戻し処
理、６０６１は５３０℃ｘ１２分の銅拡散熱処理後水冷
し、１７５℃×８時間の焼戻し処理、７Ｎ０１は４６５
℃×４５分の鋼拡散熱処理後水冷し、１３０℃ＸＩ２時
間の焼戻し処理、７０７５は４５０℃×６０分の銅拡散
熱処理後水冷し、１２０℃×２４時間の焼戻し処理を行
い、Ａｌ−Ｃｕ系金属間化合物を形成させた。
なお、比較材としてＪＩＳ Ａ ４０３２を用いて同様
にＡｌ−Ｃｕ系金属間化合物を形成させた。
にＡｌ−Ｃｕ系金属間化合物を形成させた。
純アルミニウム以外は所定の熱処理を行なった。
そして、熱処理後の機械的性質は夫々の合金の代表値と
全く同様であることを確認した。
全く同様であることを確認した。
ていることを示す熱処理後の断面の金属組織の顕微鏡写
真を示す。なお、第１図（ａ）は６０６【、第１図（ｂ
）は７ＮＯ１，第１図（ｃ）は１０５０である。
真を示す。なお、第１図（ａ）は６０６【、第１図（ｂ
）は７ＮＯ１，第１図（ｃ）は１０５０である。
この第１図から明らかなように、各材料ともに、膜厚が
約１０μｍの緻密で均一なＡｌ−Ｃｕ系金属間化合物層
が形成されており、Ｘ線回折の結果、この金属間化合物
は殆んどＣｕＡＬに近いことが確認されている。
約１０μｍの緻密で均一なＡｌ−Ｃｕ系金属間化合物層
が形成されており、Ｘ線回折の結果、この金属間化合物
は殆んどＣｕＡＬに近いことが確認されている。
第２図に、各材料を大越式摩耗試験機により試験を行な
った結果を示す。
った結果を示す。
何れの材料も比較材に比べて比摩耗虫は極めて少なく、
優れた耐摩耗性を示すことは明らかである。
優れた耐摩耗性を示すことは明らかである。
第２図において、−■−は１０５０処理材、−〇−は７
０７５処理材、−△−は２０１４処理材、−ム−は７Ｎ
Ｏ１処理材、−・−は６０６１処理材、−ローは比較材
のＪＩＳ Ａ ４０３２である。
０７５処理材、−△−は２０１４処理材、−ム−は７Ｎ
Ｏ１処理材、−・−は６０６１処理材、−ローは比較材
のＪＩＳ Ａ ４０３２である。
以上説明したように、本発明に係る耐摩耗性アルミニウ
ム製品は上記の構成であるから、アルミニウムおよびア
ルミニウム合金の表面に均一、緻密なＡｌ−Ｃｕ系金属
間化合物層が形成されているので優れた耐摩耗性を有す
るという効果がある。
ム製品は上記の構成であるから、アルミニウムおよびア
ルミニウム合金の表面に均一、緻密なＡｌ−Ｃｕ系金属
間化合物層が形成されているので優れた耐摩耗性を有す
るという効果がある。
第１図はアルミニウムまたはアルミニウム合金表面にＡ
ｌ−Ｃｕ系金属間化合物層が形成されていることを示す
断面の金属組織の顕微鏡写真、第２図は摩耗試験結果を
示す図である。
ｌ−Ｃｕ系金属間化合物層が形成されていることを示す
断面の金属組織の顕微鏡写真、第２図は摩耗試験結果を
示す図である。
Claims (1)
- アルミニウムおよびアルミニウム合金表面に、Ａｌ−
Ｃｕ系金属間化合物を５μｍ以上形成させたことを特徴
とする耐摩耗性アルミニウム製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9769986A JPS62253781A (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | 耐摩耗性アルミニウム製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9769986A JPS62253781A (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | 耐摩耗性アルミニウム製品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62253781A true JPS62253781A (ja) | 1987-11-05 |
Family
ID=14199177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9769986A Pending JPS62253781A (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | 耐摩耗性アルミニウム製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62253781A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5430258A (en) * | 1991-10-09 | 1995-07-04 | Sony Corporation | Copper interconnection structure and method of preparing same |
| US7601389B2 (en) | 2002-08-01 | 2009-10-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Metal material and method for production thereof |
-
1986
- 1986-04-26 JP JP9769986A patent/JPS62253781A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5430258A (en) * | 1991-10-09 | 1995-07-04 | Sony Corporation | Copper interconnection structure and method of preparing same |
| US7601389B2 (en) | 2002-08-01 | 2009-10-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Metal material and method for production thereof |
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