JPS6225326B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6225326B2 JPS6225326B2 JP27229384A JP27229384A JPS6225326B2 JP S6225326 B2 JPS6225326 B2 JP S6225326B2 JP 27229384 A JP27229384 A JP 27229384A JP 27229384 A JP27229384 A JP 27229384A JP S6225326 B2 JPS6225326 B2 JP S6225326B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf
- dredging
- arm
- tea leaves
- kneading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 18
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 claims 1
- 244000269722 Thea sinensis Species 0.000 description 27
- 235000013616 tea Nutrition 0.000 description 23
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 21
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 235000009569 green tea Nutrition 0.000 description 4
- 235000019606 astringent taste Nutrition 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は製茶粗揉機の葉浚手に関し、特に揉捻
面に対する葉浚手の間隔と葉浚い圧とを調節自在
にしたことを特徴とするものである。
面に対する葉浚手の間隔と葉浚い圧とを調節自在
にしたことを特徴とするものである。
(従来の技術)
緑茶を製造するには茶園から摘採した生茶葉を
先ず蒸熱処理し、次いでこれを粗揉機、中揉機、
揉捻機、及び製揉機を用いて揉捻しながら加熱乾
燥して加工し、更に乾燥、火入れ、篩分等の仕上
げ処理を行なうのである。
先ず蒸熱処理し、次いでこれを粗揉機、中揉機、
揉捻機、及び製揉機を用いて揉捻しながら加熱乾
燥して加工し、更に乾燥、火入れ、篩分等の仕上
げ処理を行なうのである。
(発明が解決しようとする問題点)
粗揉機による材料茶葉の処理は揉捻加工の最初
の工程であつて、生茶葉を蒸熱処理したのち、直
ちに加工をするものであるが、この工程では葉切
れ現象が多く生じた。これは、材料茶葉がちぎれ
たり、裂創したりする現象であるが、茶葉はこの
様になると創口から渋などか滲出し、これが製品
緑茶の品質を低下させる原因となるのである。そ
のため従来から、葉切れ現象を生じない粗揉機の
開発が望まれたのである。
の工程であつて、生茶葉を蒸熱処理したのち、直
ちに加工をするものであるが、この工程では葉切
れ現象が多く生じた。これは、材料茶葉がちぎれ
たり、裂創したりする現象であるが、茶葉はこの
様になると創口から渋などか滲出し、これが製品
緑茶の品質を低下させる原因となるのである。そ
のため従来から、葉切れ現象を生じない粗揉機の
開発が望まれたのである。
本発明者は上記した点に鑑み、材料茶葉が葉切
れを生じる原因について研究した。その結果、葉
切れの原因は材料茶葉が生茶葉より多くの水分を
含有していて極めて弱いことと、それにも拘らず
葉浚手が回転軸に固着されていて材料茶葉を強制
的に浚うようになつていること、とに因ることを
見出し、その知見をもとに、葉切れを起しにくい
葉浚手を発明したものである。
れを生じる原因について研究した。その結果、葉
切れの原因は材料茶葉が生茶葉より多くの水分を
含有していて極めて弱いことと、それにも拘らず
葉浚手が回転軸に固着されていて材料茶葉を強制
的に浚うようになつていること、とに因ることを
見出し、その知見をもとに、葉切れを起しにくい
葉浚手を発明したものである。
ここで粗揉機の概略を説明すると、図中符号1
は粗揉機の本体たる撹散室であつて、底面は半円
胴状に形成されて揉捻面2となつており、背面上
部には熱風供給ダクト3が取付けられていて揉捻
面2に向けて熱風を吹き込むようになつている。
更に揉捻面2の曲率中心の附近には回転軸4が軸
設されていてこれに揉手5と葉浚手6とが取付け
られている。揉手5は、アーム7と揉捻翼8とか
ら成つており、アーム7は下端がL字状に屈折
し、その基部に揉捻翼8が取付けられると共にア
ーム7の末端には揉捻翼8を貫通して支持杆9が
起立されている。そして支持杆9の上端にはナツ
トが取付けられ、これに揉捻翼8との間にコイル
スプリング10が縮設されて、揉捻翼8に対して
揉捻圧が付勢されていて、回転軸4を回転させる
と、機内に投入された材料茶葉を揉捻翼8が揉捻
面2に押し付けながら揉捻するようになつてい
る。葉浚手6は揉手5によつて揉捻面2に押し付
けられた材料茶葉を浚い上げて、これをほぐすと
共に撹拌混合して揉捻条件の均一化を図るもので
あつて、先端部は粗い櫛刃状に形成されている。
は粗揉機の本体たる撹散室であつて、底面は半円
胴状に形成されて揉捻面2となつており、背面上
部には熱風供給ダクト3が取付けられていて揉捻
面2に向けて熱風を吹き込むようになつている。
更に揉捻面2の曲率中心の附近には回転軸4が軸
設されていてこれに揉手5と葉浚手6とが取付け
られている。揉手5は、アーム7と揉捻翼8とか
ら成つており、アーム7は下端がL字状に屈折
し、その基部に揉捻翼8が取付けられると共にア
ーム7の末端には揉捻翼8を貫通して支持杆9が
起立されている。そして支持杆9の上端にはナツ
トが取付けられ、これに揉捻翼8との間にコイル
スプリング10が縮設されて、揉捻翼8に対して
揉捻圧が付勢されていて、回転軸4を回転させる
と、機内に投入された材料茶葉を揉捻翼8が揉捻
面2に押し付けながら揉捻するようになつてい
る。葉浚手6は揉手5によつて揉捻面2に押し付
けられた材料茶葉を浚い上げて、これをほぐすと
共に撹拌混合して揉捻条件の均一化を図るもので
あつて、先端部は粗い櫛刃状に形成されている。
ところで、材料茶葉を揉捻すると茶葉からは渋
などの液状成分が滲出し、これが少しづつ揉捻面
2に付着して堆積する。そのためその部分では材
料茶葉は葉浚手6によつて浚い上げられにくくな
るのである。これに対して葉浚手6は葉浚いを完
全にするためにその先端が揉捻面2に近接してお
り、しかも葉浚手6は回転軸4に固着されていて
強制的に回転するので、材料茶葉は揉捻面2に堆
積した渋によつて抵抗力を受けるにも拘らず、葉
浚手6によつて強制的に圧迫されることとなつ
て、葉切れを生じるのである。
などの液状成分が滲出し、これが少しづつ揉捻面
2に付着して堆積する。そのためその部分では材
料茶葉は葉浚手6によつて浚い上げられにくくな
るのである。これに対して葉浚手6は葉浚いを完
全にするためにその先端が揉捻面2に近接してお
り、しかも葉浚手6は回転軸4に固着されていて
強制的に回転するので、材料茶葉は揉捻面2に堆
積した渋によつて抵抗力を受けるにも拘らず、葉
浚手6によつて強制的に圧迫されることとなつ
て、葉切れを生じるのである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は従来の葉浚手6のかかる欠点を解消し
たものであつて、葉浚手の先端部と揉捻面との間
隔及び揉捻面とのなす角度を材料茶葉の材質や粗
揉条件に応じて調節することができるように、併
せてこれを屈曲自在にしてこれに一定以上の抵抗
力が加えられたときは屈曲して抵抗力を緩和吸収
し、以つて葉切れの発生を抑えたものである。
たものであつて、葉浚手の先端部と揉捻面との間
隔及び揉捻面とのなす角度を材料茶葉の材質や粗
揉条件に応じて調節することができるように、併
せてこれを屈曲自在にしてこれに一定以上の抵抗
力が加えられたときは屈曲して抵抗力を緩和吸収
し、以つて葉切れの発生を抑えたものである。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。
に説明する。
図中符号11は回転軸、12はアーム、13は
葉浚爪、14は揉捻面である。回転軸11と揉捻
面14は既に述べた通常の粗揉機の回転軸4及び
揉捻面2と同様のものである。アーム12と葉浚
爪13とは葉浚手の要部をなすものであつて、葉
浚爪13はアーム12の下端に前後に屈折自在に
取付けられている。又、アーム12の上部には固
定駒15が固着されていると共にそれよりやや下
方に摺動駒16が昇降自在に嵌合されており、更
に両者の間にはコイルスプリング17が縮設され
ていて摺動駒16に対してこれを下方に押し下げ
ようとする力が働いている。そして更に、アーム
12にはナツト18が螺合されており、これが摺
動駒16に対してストツパーとして作用して、摺
動駒16の下降限を規制している。又、葉浚爪1
3の上部と摺動駒16とにはそれぞれ係合突起1
9,20が突設されると共に両者の間に連結杆2
1が取付けられている。尚、符号22及び23は
保護管である。このものは葉浚爪13の屈折作用
に対しては何等の効果はないが、コイルスプリン
グ17を覆つてこれに材料茶葉が絡みつく憂いを
無くすものである。
葉浚爪、14は揉捻面である。回転軸11と揉捻
面14は既に述べた通常の粗揉機の回転軸4及び
揉捻面2と同様のものである。アーム12と葉浚
爪13とは葉浚手の要部をなすものであつて、葉
浚爪13はアーム12の下端に前後に屈折自在に
取付けられている。又、アーム12の上部には固
定駒15が固着されていると共にそれよりやや下
方に摺動駒16が昇降自在に嵌合されており、更
に両者の間にはコイルスプリング17が縮設され
ていて摺動駒16に対してこれを下方に押し下げ
ようとする力が働いている。そして更に、アーム
12にはナツト18が螺合されており、これが摺
動駒16に対してストツパーとして作用して、摺
動駒16の下降限を規制している。又、葉浚爪1
3の上部と摺動駒16とにはそれぞれ係合突起1
9,20が突設されると共に両者の間に連結杆2
1が取付けられている。尚、符号22及び23は
保護管である。このものは葉浚爪13の屈折作用
に対しては何等の効果はないが、コイルスプリン
グ17を覆つてこれに材料茶葉が絡みつく憂いを
無くすものである。
(作用)
次に、葉浚爪13の角度や揉捻面14との間隔
を調節する操作について説明する。葉浚爪13の
角度を調節するには、摺動駒16を上下移動させ
る。するとそれに伴つて葉浚爪13がその取付点
Pを中心にして前後に回動するから、これによつ
て葉浚爪13の揉捻面14に対する角度を調節す
ることができるのである。又、摺動駒16と葉浚
爪13を共に上下移動させることによつて、揉捻
面に対する角度を変えることなく、揉捻面14に
対する間隔を調節することができるのである。
を調節する操作について説明する。葉浚爪13の
角度を調節するには、摺動駒16を上下移動させ
る。するとそれに伴つて葉浚爪13がその取付点
Pを中心にして前後に回動するから、これによつ
て葉浚爪13の揉捻面14に対する角度を調節す
ることができるのである。又、摺動駒16と葉浚
爪13を共に上下移動させることによつて、揉捻
面に対する角度を変えることなく、揉捻面14に
対する間隔を調節することができるのである。
又、第2図に示した様に、葉浚爪13を回動さ
せるとそれに伴つて摺動駒が上下動するのであ
り、そのときの抵抗力はコイルスプリング17に
よる摺動駒16を押し下げようとする力に比例す
るから、この力をあらかじめ適当に調節しておけ
ば揉捻面14に渋等が付着することによつて葉浚
いに対して一定以上の抵抗力が生じたとき、葉浚
爪13が屈折して材料茶葉に加えられる力が緩和
されるのである。
せるとそれに伴つて摺動駒が上下動するのであ
り、そのときの抵抗力はコイルスプリング17に
よる摺動駒16を押し下げようとする力に比例す
るから、この力をあらかじめ適当に調節しておけ
ば揉捻面14に渋等が付着することによつて葉浚
いに対して一定以上の抵抗力が生じたとき、葉浚
爪13が屈折して材料茶葉に加えられる力が緩和
されるのである。
(発明の効果)
以上詳述した様に本発明は、アーム12の下端
に葉浚爪13を屈折自在に取り付けると共にアー
ムには固定駒15と摺動駒16を取り付け、更に
両者の間にコイルスプリング17を縮設して摺動
駒16に対して下降しようとする力を付勢し、且
つ、摺動駒16と葉浚爪13とを連結杆21を介
して連結して上記コイルスプリング17による摺
動駒16の下降力を葉浚爪13に及ぼしたもので
ある。従つて、揉捻面14に対する葉浚爪13の
角度や間隔を材料茶葉の材質や作業条件に応じて
適切に調節することができ、しかも、材料茶葉と
葉浚爪13との間に生じる抵抗力を緩和吸収する
から、材料茶葉を葉切れが少なく、適正な条件で
加工することができ、製品緑茶を上質なものとす
ることができるのである。
に葉浚爪13を屈折自在に取り付けると共にアー
ムには固定駒15と摺動駒16を取り付け、更に
両者の間にコイルスプリング17を縮設して摺動
駒16に対して下降しようとする力を付勢し、且
つ、摺動駒16と葉浚爪13とを連結杆21を介
して連結して上記コイルスプリング17による摺
動駒16の下降力を葉浚爪13に及ぼしたもので
ある。従つて、揉捻面14に対する葉浚爪13の
角度や間隔を材料茶葉の材質や作業条件に応じて
適切に調節することができ、しかも、材料茶葉と
葉浚爪13との間に生じる抵抗力を緩和吸収する
から、材料茶葉を葉切れが少なく、適正な条件で
加工することができ、製品緑茶を上質なものとす
ることができるのである。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
2図は同上作動状態を示す縦断面図、第3図は粗
揉機を示す縦断面図である。 11;回転軸、12;アーム、13;葉浚爪、
14;揉捻面、15;固定駒、16;摺動駒、1
7;コイルスプリング、18;ナツト、21;連
結杆、19,20;係合突起、22,23;保護
管。
2図は同上作動状態を示す縦断面図、第3図は粗
揉機を示す縦断面図である。 11;回転軸、12;アーム、13;葉浚爪、
14;揉捻面、15;固定駒、16;摺動駒、1
7;コイルスプリング、18;ナツト、21;連
結杆、19,20;係合突起、22,23;保護
管。
Claims (1)
- 1 葉浚手のアームの先端に葉浚爪を回動自在に
取付け、該アームの上部には固定駒を嵌着すると
共にその下部に摺動駒を昇降自在に嵌合し、更に
両者の間にコイルスプリングを縮設し、且つ葉浚
爪の上部と摺動駒とにそれぞれ係合突起を突設
し、両突起の間に連結杆を取り付けたことを特徴
とする製茶粗揉機における葉浚手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27229384A JPS61149043A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 製茶粗揉機における葉浚手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27229384A JPS61149043A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 製茶粗揉機における葉浚手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149043A JPS61149043A (ja) | 1986-07-07 |
JPS6225326B2 true JPS6225326B2 (ja) | 1987-06-02 |
Family
ID=17511840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27229384A Granted JPS61149043A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 製茶粗揉機における葉浚手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61149043A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0544599Y2 (ja) * | 1988-09-20 | 1993-11-12 | ||
WO2019229885A1 (ja) | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石式同期モータおよび換気送風機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101828608A (zh) * | 2010-04-20 | 2010-09-15 | 周勤君 | 揉捻挡茶器 |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP27229384A patent/JPS61149043A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0544599Y2 (ja) * | 1988-09-20 | 1993-11-12 | ||
WO2019229885A1 (ja) | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石式同期モータおよび換気送風機 |
KR20210003833A (ko) | 2018-05-30 | 2021-01-12 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 영구자석식 동기 모터 및 환기 송풍기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61149043A (ja) | 1986-07-07 |
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