JPS62252371A - 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 - Google Patents
炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法Info
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- JPS62252371A JPS62252371A JP61095263A JP9526386A JPS62252371A JP S62252371 A JPS62252371 A JP S62252371A JP 61095263 A JP61095263 A JP 61095263A JP 9526386 A JP9526386 A JP 9526386A JP S62252371 A JPS62252371 A JP S62252371A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は炭素繊維強化炭素複合材料に関するものである
。詳しくはピッチ類をマトリックス原料として優れた特
性を有する炭素繊維強化炭素複合材料を製造する方法に
関するものである。
。詳しくはピッチ類をマトリックス原料として優れた特
性を有する炭素繊維強化炭素複合材料を製造する方法に
関するものである。
(従来の技術) ・
炭素繊維強化炭素複合材料(以下c7c複合材と略す)
は軽量、高強度であシ耐熱、耐食性に優れているという
特徴を活してロケットノズル、ノーズコーン、航空機の
ディスクブレーキなどの航空宇宙材料や発熱体、ホット
プレス搗型、その他の機械部品、原子炉用部材等に用い
られている。
は軽量、高強度であシ耐熱、耐食性に優れているという
特徴を活してロケットノズル、ノーズコーン、航空機の
ディスクブレーキなどの航空宇宙材料や発熱体、ホット
プレス搗型、その他の機械部品、原子炉用部材等に用い
られている。
従来c7c複合材は予め炭素繊維に樹脂、ピッチ等の有
機物マトリックスを含浸しておき、成型・硬化させた後
炭化・黒鉛化する方法、あるいはイヒ学気相蒸着法によ
り炭素繊維間に熱分解炭素を充填する方法で製造されて
いる。
機物マトリックスを含浸しておき、成型・硬化させた後
炭化・黒鉛化する方法、あるいはイヒ学気相蒸着法によ
り炭素繊維間に熱分解炭素を充填する方法で製造されて
いる。
これらの方法のうち、ピッチ類をマトリックス原料とす
る方法は原料が安価であること、炭化収率が高いこと、
炭化の結果得られる炭素質が易黒鉛化性物質であり0/
C複合材の性能発現上好ましいものであること、さらに
は用いる炭素繊維がピッチを原料とするものである場合
には繊維とのなじみが良く繊維とマトリックスの接着性
が良く人る等の利点を有している。しかしながら、一方
ではピッチ類は炭化時の膨張が著しくそのためa7c複
合材のマトリックスとして使用した場合にはC/C複合
材に焼きあげた時の保形性寸法安定性が不良である、あ
るいはC/C複合材の内部に多量の気孔、亀裂が発生し
、その後ピッチ含浸あるいは樹脂含浸−炭化の緻密化工
程を多数回繰返さなければ充分な特性を発現するに至ら
ないといった欠点があった。
る方法は原料が安価であること、炭化収率が高いこと、
炭化の結果得られる炭素質が易黒鉛化性物質であり0/
C複合材の性能発現上好ましいものであること、さらに
は用いる炭素繊維がピッチを原料とするものである場合
には繊維とのなじみが良く繊維とマトリックスの接着性
が良く人る等の利点を有している。しかしながら、一方
ではピッチ類は炭化時の膨張が著しくそのためa7c複
合材のマトリックスとして使用した場合にはC/C複合
材に焼きあげた時の保形性寸法安定性が不良である、あ
るいはC/C複合材の内部に多量の気孔、亀裂が発生し
、その後ピッチ含浸あるいは樹脂含浸−炭化の緻密化工
程を多数回繰返さなければ充分な特性を発現するに至ら
ないといった欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
そこで従来は、ピッチ類をマトリックス原料とした場合
のかかる欠点を回避する方法として成型後の炭化を、少
なくともピッチ類が炭素質化して強度を発現し始める1
00〜700℃の温度まではオートクレーブ中で加圧下
に行なう、いわゆる加圧炭化と称される方法が採用され
ていた。しかしながら、かかる方法にお込てもピッチ類
の膨張が完全に抑制されるわけではなく、また炭化のだ
めの装置が大規模、複雑なものになるといった問題を有
していた。
のかかる欠点を回避する方法として成型後の炭化を、少
なくともピッチ類が炭素質化して強度を発現し始める1
00〜700℃の温度まではオートクレーブ中で加圧下
に行なう、いわゆる加圧炭化と称される方法が採用され
ていた。しかしながら、かかる方法にお込てもピッチ類
の膨張が完全に抑制されるわけではなく、また炭化のだ
めの装置が大規模、複雑なものになるといった問題を有
していた。
(問題点を解決するための手段)
そこで、本発明者はかかる問題点を解決すべく鋭意検討
した結果、炭素繊維にピッチ類な含浸して成型した後、
特定の処理を施すことにより上記の問題点を解決できる
ことを見い出し本発明に到達した。
した結果、炭素繊維にピッチ類な含浸して成型した後、
特定の処理を施すことにより上記の問題点を解決できる
ことを見い出し本発明に到達した。
すなわち、本発明の目的は、簡便かつ安定して優れた特
性を有するピッチ類をマトリックスとしたC10複合材
を製造する方法を提供するものである。そしてその目的
は、ピッチ類をマトリックス原料として炭素繊維強化炭
素複合材料を製造する方法において、炭素繊維にピッチ
類を含浸して成型し、引続いて、加圧状態のまま、成型
温度より高い温度で成型体を保持した後、炭化処理を行
なうことを特徴とする炭素繊維強化炭素複合材料の製造
方法により容易に達成される。
性を有するピッチ類をマトリックスとしたC10複合材
を製造する方法を提供するものである。そしてその目的
は、ピッチ類をマトリックス原料として炭素繊維強化炭
素複合材料を製造する方法において、炭素繊維にピッチ
類を含浸して成型し、引続いて、加圧状態のまま、成型
温度より高い温度で成型体を保持した後、炭化処理を行
なうことを特徴とする炭素繊維強化炭素複合材料の製造
方法により容易に達成される。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明で使用されるマトリックス原料としてのピッチ類
とは石炭タールピッチ、石油系残渣ピッチあるいは各種
合成ピッチ等から蒸留、熱処理、ニアブローイングある
いは溶剤処理、沈降分離による特定成分の抽出等で得ら
れる成型に適した軟化温度を有する炭素質歴青物質であ
る。更に具体的にはメトジー法によって得られる軟化点
が?0°C以上、好ましくは200〜330℃の範囲に
あシ、かつ3θQ℃における留出分が10チ未満である
様なピッチ類が好ましい。
とは石炭タールピッチ、石油系残渣ピッチあるいは各種
合成ピッチ等から蒸留、熱処理、ニアブローイングある
いは溶剤処理、沈降分離による特定成分の抽出等で得ら
れる成型に適した軟化温度を有する炭素質歴青物質であ
る。更に具体的にはメトジー法によって得られる軟化点
が?0°C以上、好ましくは200〜330℃の範囲に
あシ、かつ3θQ℃における留出分が10チ未満である
様なピッチ類が好ましい。
また用いられる炭素繊維としては特に限定されるもので
はなくポリアクリロニトリル系、ピッチ系、炭素繊維、
あるいは気相熱分解法により得られる炭素繊維等である
。さらに繊維の形態としては、連続繊維、短繊維、フェ
ルト状のものが用いられる。
はなくポリアクリロニトリル系、ピッチ系、炭素繊維、
あるいは気相熱分解法により得られる炭素繊維等である
。さらに繊維の形態としては、連続繊維、短繊維、フェ
ルト状のものが用いられる。
炭素繊維は熔融状態のピッチ類を含浸した後に成型金型
中に配列させるか、あるいは金型中に繊維とピッチ類の
粉末を交互に積層してゆく方法等で配列される、 繊維の使用量は適宜決定されるが、成型体の体積に対し
て通常20〜?!チ、好ましくは30〜60%となる様
にするのがよい。
中に配列させるか、あるいは金型中に繊維とピッチ類の
粉末を交互に積層してゆく方法等で配列される、 繊維の使用量は適宜決定されるが、成型体の体積に対し
て通常20〜?!チ、好ましくは30〜60%となる様
にするのがよい。
炭素繊維およびマトリックスとしてのピッチ類が充填さ
れた金型はその後加熱ヒータを備えた加圧機に載置され
、まず無加圧状態でピッチ類を加熱熔融する。加熱の程
度は使用するピッチ類の軟化温度によって異なってくる
ものであるが、ピッチ類が炭素繊維間に充分に浸透しう
る様な低粘度を示すまで、通常ピッチ類の軟化点よりも
10〜710℃高い温度まで加熱されるべきである。ピ
ッチ類が熔融した後加圧によって所定の圧力通常!〜i
ootcg7(7)の圧力が印加され所定の形状に成型
される。従来では、成型後、金型は冷却され充分冷却さ
れた常圧に戻して成型体を得ていたが、本発明では上記
の成型処理に引続いて成型温度より高い温度での保持を
行なうことが重要である。
れた金型はその後加熱ヒータを備えた加圧機に載置され
、まず無加圧状態でピッチ類を加熱熔融する。加熱の程
度は使用するピッチ類の軟化温度によって異なってくる
ものであるが、ピッチ類が炭素繊維間に充分に浸透しう
る様な低粘度を示すまで、通常ピッチ類の軟化点よりも
10〜710℃高い温度まで加熱されるべきである。ピ
ッチ類が熔融した後加圧によって所定の圧力通常!〜i
ootcg7(7)の圧力が印加され所定の形状に成型
される。従来では、成型後、金型は冷却され充分冷却さ
れた常圧に戻して成型体を得ていたが、本発明では上記
の成型処理に引続いて成型温度より高い温度での保持を
行なうことが重要である。
すなわち、所定形状への成型が行なわれた後、加圧状態
のまま成型温度よりは高い温度すなわち、使用するピッ
チの軟化点により多少異なるが、通常jθ°C以上高い
温度へと移行される。
のまま成型温度よりは高い温度すなわち、使用するピッ
チの軟化点により多少異なるが、通常jθ°C以上高い
温度へと移行される。
この温度は実質的に炭化が起らない温度であればよく、
通常、300℃以上!00℃以下の温度であり好ましく
は3tθ℃〜600℃の範囲である。100℃をこえる
加熱温度では使用する材質にもよるが金型の劣化を引き
おこし、まだ得られる成型体が金型から脱離しがたくな
るという問題を生じ好ましくない。加熱処理は成型温度
から段階的あるいは連続的に徐々に昇温することが望ま
しいが成型温度から直ちに所定の保持温度まで昇温して
も本発明の効果が失なわれることはない。
通常、300℃以上!00℃以下の温度であり好ましく
は3tθ℃〜600℃の範囲である。100℃をこえる
加熱温度では使用する材質にもよるが金型の劣化を引き
おこし、まだ得られる成型体が金型から脱離しがたくな
るという問題を生じ好ましくない。加熱処理は成型温度
から段階的あるいは連続的に徐々に昇温することが望ま
しいが成型温度から直ちに所定の保持温度まで昇温して
も本発明の効果が失なわれることはない。
保持時間としては使用されるピッチ類の軟化温度および
保持温度によっても異なって来るが通常0.!〜700
時間、好ましくは3〜20時間の範囲である。
保持温度によっても異なって来るが通常0.!〜700
時間、好ましくは3〜20時間の範囲である。
また成型体を保持する間の加圧状態は完全に無加圧でな
ければ加えられる圧力は特に限定されるものではないが
、成型時の圧力状態を維持するのが加圧操作等の点から
好ましい。
ければ加えられる圧力は特に限定されるものではないが
、成型時の圧力状態を維持するのが加圧操作等の点から
好ましい。
なお、成型体を保持する間にマトリックスとしてのピッ
チ類の膨張による昇圧があるので保圧機構等を作動させ
危険な程に圧力が上昇しな騒様に注意することが必要で
ある。
チ類の膨張による昇圧があるので保圧機構等を作動させ
危険な程に圧力が上昇しな騒様に注意することが必要で
ある。
このようにして所定の温度、時間の保持が終了した後金
型を冷却し、常圧に戻して成型体を得、炭化処理を行な
う。炭化処理は常法に従って行なわれ、例えば成型体を
バッキングコース中に埋め込んで行なう様な方法でなさ
れる。さらに必要ならばピッチ含浸あるbは樹脂含浸−
再炭化の緻密化処理を繰返して行ない、あるいは更に黒
鉛化処理を行なってC/C複合材を得ることが出来る。
型を冷却し、常圧に戻して成型体を得、炭化処理を行な
う。炭化処理は常法に従って行なわれ、例えば成型体を
バッキングコース中に埋め込んで行なう様な方法でなさ
れる。さらに必要ならばピッチ含浸あるbは樹脂含浸−
再炭化の緻密化処理を繰返して行ない、あるいは更に黒
鉛化処理を行なってC/C複合材を得ることが出来る。
(効 果)
本発明によれば得られるc7c複合材は炭化処理による
形の崩れや、寸法の変化も小さく、また気孔・亀裂の発
生が少な−ため充分に高密度であり、従って優れた特性
を示すものである、以下、本発明を実施例でもってより
具体的に説明するが、本発明はその要旨をこえない限り
下記の実施例に限定されるものではない。
形の崩れや、寸法の変化も小さく、また気孔・亀裂の発
生が少な−ため充分に高密度であり、従って優れた特性
を示すものである、以下、本発明を実施例でもってより
具体的に説明するが、本発明はその要旨をこえない限り
下記の実施例に限定されるものではない。
実施例/
厚さλ朋、幅1011111.長さ2JOIM11の金
型中に30θ0フイラメントの炭素繊維束(引張強度2
00 kg 7Qm2、同弾性率/ j ton 7m
m” )とコールタールピッチから熱処理によって得た
軟化点24t0℃のピッチの10メツシユ篩下の微粉と
を交互に積層した。次いで加熱ヒータを備えた加圧機に
この金型を載置し330℃まで加熱した。金型が330
℃に達してから71分後に加圧を開始しjOkg/dの
圧力下に3Q分間保持し成型を行なった。引続いてその
加圧状態を維持したまま20℃/Hrの割合で4tro
℃まで昇温し、さらにゲタθ℃に到達後70時間そのま
まの状態で保持した。なお、この際加圧−の保圧機構を
作動させ圧力が20“θに9 / iを越えない様にし
た。その後金型を冷却し、常圧に戻して成型体を得た。
型中に30θ0フイラメントの炭素繊維束(引張強度2
00 kg 7Qm2、同弾性率/ j ton 7m
m” )とコールタールピッチから熱処理によって得た
軟化点24t0℃のピッチの10メツシユ篩下の微粉と
を交互に積層した。次いで加熱ヒータを備えた加圧機に
この金型を載置し330℃まで加熱した。金型が330
℃に達してから71分後に加圧を開始しjOkg/dの
圧力下に3Q分間保持し成型を行なった。引続いてその
加圧状態を維持したまま20℃/Hrの割合で4tro
℃まで昇温し、さらにゲタθ℃に到達後70時間そのま
まの状態で保持した。なお、この際加圧−の保圧機構を
作動させ圧力が20“θに9 / iを越えない様にし
た。その後金型を冷却し、常圧に戻して成型体を得た。
得られた成型体の繊維体積含有率は約3θ%であシ、嵩
密度は八j、211/cIItであった。
密度は八j、211/cIItであった。
次いでこの成型体をバッキングコークス中に埋め込み6
00℃までは10℃/Hr、その後7000℃までは3
0℃/Hrの割合で昇温して炭化処理した。炭化処理に
よる成型体の体積変化は−3,3%であシ、また得られ
たC/C複合材の嵩密度は八j4tl/Ctdであった
。
00℃までは10℃/Hr、その後7000℃までは3
0℃/Hrの割合で昇温して炭化処理した。炭化処理に
よる成型体の体積変化は−3,3%であシ、また得られ
たC/C複合材の嵩密度は八j4tl/Ctdであった
。
さらに、このC/C複合材をピッチ含浸し、再炭化する
プロセスをZ回繰返し緻密化処理されたc7c複合材を
得た。このc7’c複合材の嵩密度は/、721/cr
/lであった。また、緻密化処理によるC10複合材の
体積変化はほとんどなかった。
プロセスをZ回繰返し緻密化処理されたc7c複合材を
得た。このc7’c複合材の嵩密度は/、721/cr
/lであった。また、緻密化処理によるC10複合材の
体積変化はほとんどなかった。
このC/C複合材を長さ¥j 311の試験片に切断し
、スパン間距離<toy、歪速度/ 朋7 minで3
点曲げ試験を行い曲げ強度、同弾性率の測定を行なった
。その結果Z点の試験片の平均値として曲げ強度j j
kg/1tM2、同弾性率/ 3.6 ton 7m
m” テあった。
、スパン間距離<toy、歪速度/ 朋7 minで3
点曲げ試験を行い曲げ強度、同弾性率の測定を行なった
。その結果Z点の試験片の平均値として曲げ強度j j
kg/1tM2、同弾性率/ 3.6 ton 7m
m” テあった。
実施例コ
実施例/と同様にして厚さ2朋、幅10朋、長さ230
mmの金型中に3000フイラメントの炭素繊維束と軟
化点2グ0℃のピッチ粉とを交互に積層し、次すで加圧
機に載置した後330℃まで加熱した。金型が330℃
に達してから75分後に加圧を開始し! 01θg /
7でもって30分間保持し成型を行なった。引続いて
その加圧状態のまま、3FO°Cまで昇温し、j時間保
持した。さらにグ30°Cに昇温して3時間、グ♂θ°
Cに昇温してコ時間保持した。なおこの際圧力は20θ
に9/crdを越えない様にした。得られた成型体の繊
維体積含有率は約!O%であり、嵩密度は/、j¥g/
mであった。
mmの金型中に3000フイラメントの炭素繊維束と軟
化点2グ0℃のピッチ粉とを交互に積層し、次すで加圧
機に載置した後330℃まで加熱した。金型が330℃
に達してから75分後に加圧を開始し! 01θg /
7でもって30分間保持し成型を行なった。引続いて
その加圧状態のまま、3FO°Cまで昇温し、j時間保
持した。さらにグ30°Cに昇温して3時間、グ♂θ°
Cに昇温してコ時間保持した。なおこの際圧力は20θ
に9/crdを越えない様にした。得られた成型体の繊
維体積含有率は約!O%であり、嵩密度は/、j¥g/
mであった。
次いで実施例/と同様にこの成型体を炭化処理した結果
、嵩缶度へj6fi/CnIのa7a複合材が得られた
。また炭化処理による成型体の体積変化は−2,7%で
あった。
、嵩缶度へj6fi/CnIのa7a複合材が得られた
。また炭化処理による成型体の体積変化は−2,7%で
あった。
さらにこのO/(”a合材をピッチ含浸し、再炭化する
プロセスをグ回繰返し緻密化処理されたC10 複合材
を得た。このC/C複合材の嵩密度は1.731/cr
Aであった。また、緻密化処理によるC/C複合材の体
積変化はほとんどなかった。
プロセスをグ回繰返し緻密化処理されたC10 複合材
を得た。このC/C複合材の嵩密度は1.731/cr
Aであった。また、緻密化処理によるC/C複合材の体
積変化はほとんどなかった。
このC/C複合材の曲げ強度、同弾性率を実施例/と同
様にして測定した結果7点の試験片の平均値、!: L
、テソh−’f:h s 9 kg/+++m2、/L
、θton/ mm2であった。
様にして測定した結果7点の試験片の平均値、!: L
、テソh−’f:h s 9 kg/+++m2、/L
、θton/ mm2であった。
比較例
実施例/と同様にして厚さ2關、幅10朋、長さ230
關の金型中に3000フイラメントの炭素繊維束上軟化
点2グθ°Cのピンチ粉とを交互に積層し、次いで加圧
機に載置した後330°Cまで加熱した。金型が330
°Cに達してから/5分後に加圧を開始しJ−o kg
/−でもって3θ分間保持し成型を行なった。その後
金型を冷却し、常圧に戻して成型体を得た。得られ斥成
型体の繊維体積含有率は約50%であり、高密度はれ4
t7y/cnlであった。
關の金型中に3000フイラメントの炭素繊維束上軟化
点2グθ°Cのピンチ粉とを交互に積層し、次いで加圧
機に載置した後330°Cまで加熱した。金型が330
°Cに達してから/5分後に加圧を開始しJ−o kg
/−でもって3θ分間保持し成型を行なった。その後
金型を冷却し、常圧に戻して成型体を得た。得られ斥成
型体の繊維体積含有率は約50%であり、高密度はれ4
t7y/cnlであった。
次いで実施例/と同様にこの成型体を炭化処理した結果
、嵩密度へ/ill/C1dのC10複合材が得られた
。また炭化処理による成型体の体積変化は+22.1%
であった。さらにこのC70複合材をピッチ含浸し、再
炭化するプロセスをダ回繰返し緻密化処理されたC/C
複合材を得た。
、嵩密度へ/ill/C1dのC10複合材が得られた
。また炭化処理による成型体の体積変化は+22.1%
であった。さらにこのC70複合材をピッチ含浸し、再
炭化するプロセスをダ回繰返し緻密化処理されたC/C
複合材を得た。
このC/C複合材の嵩密度は八3♂g7cntであった
。また、緻密化処理によるC/C複合材の体積変化はほ
とんどなかった。
。また、緻密化処理によるC/C複合材の体積変化はほ
とんどなかった。
とのOlo %M合材の曲げ強度、同弾性率を実施例/
と同様にして測定した結果グ点の試験片の平均値として
それぞれ27kg/TnII!2.3.7 ton 7
mm2であった。
と同様にして測定した結果グ点の試験片の平均値として
それぞれ27kg/TnII!2.3.7 ton 7
mm2であった。
出 願 人 三菱化成工業株式会社
代 理 人 弁理士 長谷用 −
(ほか7名)
Claims (1)
- (1)ピッチ類をマトリックス原料として炭素繊維強化
炭素複合材料を製造する方法において、炭素繊維にピッ
チ類を含浸して成型し、引続いて、加圧状態のまま、成
型温度より高い温度で成型体を保持した後、炭化処理を
行なうことを特徴とする炭素繊維強化炭素複合材料の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61095263A JPH0788261B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61095263A JPH0788261B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62252371A true JPS62252371A (ja) | 1987-11-04 |
JPH0788261B2 JPH0788261B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=14132877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61095263A Expired - Lifetime JPH0788261B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0788261B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01264966A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-10-23 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造方法 |
JPH01305857A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Nippon Oil Co Ltd | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
JPH02129069A (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造法 |
JPH02258676A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-19 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62212263A (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-18 | 日本鉱業株式会社 | 炭素−炭素繊維複合材の製造方法 |
-
1986
- 1986-04-24 JP JP61095263A patent/JPH0788261B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62212263A (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-18 | 日本鉱業株式会社 | 炭素−炭素繊維複合材の製造方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01264966A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-10-23 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造方法 |
JPH054945B2 (ja) * | 1987-12-28 | 1993-01-21 | Kawasaki Jukogyo Kk | |
JPH01305857A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Nippon Oil Co Ltd | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
JPH02129069A (ja) * | 1988-11-10 | 1990-05-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 炭素材料および炭素/炭素複合材料の製造法 |
JPH0513904B2 (ja) * | 1988-11-10 | 1993-02-23 | Kawasaki Jukogyo Kk | |
JPH02258676A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-19 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 炭素/炭素複合材料の製造法 |
JPH0519507B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1993-03-16 | Kawasaki Jukogyo Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0788261B2 (ja) | 1995-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |