JPS62252022A - 電力用開閉器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電力用開閉器に関し、とりわけ、各相別々
に操作可能な操作装置を有する電力用遮断器のような電
力用開閉器に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は各相別々に操作可能な操作装備を有して開閉す
る従来の電力用遮断器を示し、図において、電路開閉の
消弧室部を収納した金属容器（１）に、電路引出し用ブ
ッシング（２）が取付けられている。

消弧室部の可動接点を各相別々に操作可能な操作装置（
３）は、ハウジング（４）に収納されている。操作装置
（５）には、操作用流体を貯蔵する操作源（５）が接続
されている。操作源（５）と操作装置（３）を接続する
配管および相間を渡る電線（６）は台座（７）下部の地
中を通って配設されている。（８）は支柱である。

以上の構成により、操作源（５）と各相操作装ｆ（３）
間は、配管および電線（６）で接続され、操作に必要な
圧力流体や電気信号を伝達している。また、ブッシング
（２）の上端は他相と絶縁可能な距離で分離されている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のような従来の電力用開閉器では、各相が絶縁可能
な距離で分離されているため、各相間を接続する配管や
電線が長くなる。また、輸送上の制約から、３相を一括
して設置できる台座が、定格電圧２０４ＫＶ以上におい
ては、特に製作不可能となる。さらに、据付においては
各相別々に据付けし、その後相間に必要部品を取付ける
ため、据付時間が長くなる。その他、各相間渡り部品を
配置するための地面下の溝等も必要となるなどの問題点
があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、定格電圧が太き（なり、相間寸法が増大して
も、単一の台座上に設置することができ、相間渡り部品
を地中に通す必要のない電力用開閉器を得ることを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電力用開閉器は、ブッシングのうちの外
相ブッシングが中相ブッシングに対して外方へ少なくと
も１０°傾斜しており、各相が１つの台座上に配置され
ている。

〔作　用〕

この発明においては、１つの台座上に各相を載せている
ため、相間渡りの配管や電線が台座上に配置でき、定格
電圧が増大しブッシング間寸法が増大しても、容器間や
ハウジング間の寸法を増大させる必要がない。

〔実施例〕

第１図、第２図はこの発明の一実施例を示し、ブッシン
グ（２）は、外相ブッシング（２ｂ）が中相ブッシング
（２＆）に対して外側へ少なくとも１０°傾斜して設け
られている。金属容器（１）、ハウジング（４）および
台座（７）は、それぞれ三相一体の単一体になっている
。また、配管および電線（６）は、地中にはなく、単一
体の台座（７）とハウジング（４）の間に配置されてい
る。

その他、第４図におけると同一符号は同一部分を示して
いる。

以上の構成により、単一体の台座に一体の各相を設置し
たことから、相間渡り配管や電線が地中を通すことなく
配設することができる。また、外相ブッシング（２ｂ）
を中相ブッシング（２ａ）に対して傾斜させたため、相
間寸法を短かくするＣとができ、加えて金属容器（１）
およびハウジング（４）をそれぞれ三相一体の単一体と
したことで、装置全体の小形化を達成することができる
。

第３図は他の実施例を示し、金属容器（１）およびハウ
ジング（４）はそれぞれ三相各別の構成となっているが
、ブッシング（２）は、外相ブッシング（２ｂ）が中相
ブッシング（２ａ）に対して少なくとも１０°外方へ傾
斜させたことにより、単一の台座（７）上へ装置の各相
を近接して配置したものである。

この場合も、小形化を達成することができ、かつ、相間
渡り配管や電線を地中に配置する要がない０ なお、上記実施例は消弧室を金属容器に収納した電力用
遮断器について説明したが、消弧室を碍管に収納したも
のであっても同様である。

〔発明の効果〕

この発明は、以上の説明から明らかなように、外相ブッ
シングを中相ブッシングに対して外方へ傾斜させたこと
で絶縁距離が増大し、各相の消弧室および操作装置を近
接して単一の台座上に設置することができるので、各相
間を接続する配管や電線が短かくなって、かつ、地中を
通す必要がなく、据付時間も短縮されるなどの効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の正面図、第２図は同じく
側面図、第３図は他の実施例の正面図、第４図は従来の
電力用遮断器の正面図である。 （１）・・金属容器（容器）　、　（２）・・ブッシン
グ、（２ａ）・・中相ブッシング、（２ｂ）・・外相ブ
ッシング、（５）・・操作装置、（４）・・ハウジング
、（７）・・台座。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を帛１図 箒３図 市４図 丁続補ＩＬ書（自発） 昭和６１　’、”ｓ、」１１」

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）消弧室部を収納した容器と、この容器に取付けら
   れ外相ブッシングが中相ブッシングに対して外方へ少な
   くとも１０°傾斜しているブッシングと、前記消弧室部
   の可動接点を各相別々に操作する操作装置を収納したハ
   ウジングと、前記容器およびハウジングを支持している
   単一体の台座とを備えてなる電力用開閉器。
2. （２）操作装置の操作用流体を貯蔵する操作源と前記操
   作装置とを接続する配管および相間を渡る電線が、台座
   上部に配置されている特許請求の範囲第１項記載の電力
   用開閉器。
3. （３）各相ごとの容器およびハウジングを備えた特許請
   求の範囲第１項記載の電力用開閉器。
4. （４）三相一括の単一体でなる容器およびハウジングを
   備えた特許請求の範囲第１項記載の電力用開閉器。
5. （５）容器が、金属容器および碍管のいずれかである特
   許請求の範囲第１項記載の電力用開閉器。