JPS62251662A - ヘモグロビン濃度測定方法 - Google Patents
ヘモグロビン濃度測定方法Info
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- JPS62251662A JPS62251662A JP61094615A JP9461586A JPS62251662A JP S62251662 A JPS62251662 A JP S62251662A JP 61094615 A JP61094615 A JP 61094615A JP 9461586 A JP9461586 A JP 9461586A JP S62251662 A JPS62251662 A JP S62251662A
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、血液に含まれるヘモグロビンの濃度を光学的
に測定するヘモグロビン濃度測定方法に関する。
に測定するヘモグロビン濃度測定方法に関する。
従来より、ヘモグロビンの酸素化状態によってヘモグロ
ビンの光吸収率が変化しない波長の光(アイソベスティ
ック波長光)、例えば波長805±15nmの近赤外光
を用いてヘモグロビン濃度を光学的に測定する方法とし
て、透過法が知られている。
ビンの光吸収率が変化しない波長の光(アイソベスティ
ック波長光)、例えば波長805±15nmの近赤外光
を用いてヘモグロビン濃度を光学的に測定する方法とし
て、透過法が知られている。
この方法は、まず採取した血液に超音波震動を与え又は
少量の酸を加えて赤血球を破壊し、赤血球に含まれるヘ
モグロビンをプラズマと称する液体成分内に溶出させる
。次いで、このままでは光の透過度が非常に少ないので
生理食塩水等により数百倍に希釈し、この希釈液にアイ
ソベスティック波長光(例えば波長805±15nm)
を照射してその透過光の光量を検出し、該光量の透過率
よりヘモグロビン濃度を測定しようとする方法である。
少量の酸を加えて赤血球を破壊し、赤血球に含まれるヘ
モグロビンをプラズマと称する液体成分内に溶出させる
。次いで、このままでは光の透過度が非常に少ないので
生理食塩水等により数百倍に希釈し、この希釈液にアイ
ソベスティック波長光(例えば波長805±15nm)
を照射してその透過光の光量を検出し、該光量の透過率
よりヘモグロビン濃度を測定しようとする方法である。
しかしながら、従来の透過法によれば、上述したような
手間がかかり、面倒であると同時に測定に時間がかかる
という欠点があった。
手間がかかり、面倒であると同時に測定に時間がかかる
という欠点があった。
また、赤血球を破壊する際及び生理食塩水で希釈する際
に誤差を生ずるおそれがあり、測定者によって測定結果
が一定しないという問題がある。
に誤差を生ずるおそれがあり、測定者によって測定結果
が一定しないという問題がある。
さらに、測定結果を一定させるために、例えば上記測定
作業を自動化した測定装置により測定しなければならず
、この場合は設備費が嵩むという問題がある。
作業を自動化した測定装置により測定しなければならず
、この場合は設備費が嵩むという問題がある。
そこで、本発明は、従来方法のように赤血球を破壊した
り、生理食塩水等で希釈したりすることなく、採取した
血液の反射光強度を検出するだけで、ヘモグロビンの濃
度を簡単に測定することができるヘモグロビン濃度測定
方法を提供することを目的とする。
り、生理食塩水等で希釈したりすることなく、採取した
血液の反射光強度を検出するだけで、ヘモグロビンの濃
度を簡単に測定することができるヘモグロビン濃度測定
方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、採取した血液に
、ヘモグロビンの酸素化状態によってヘモグロビンの光
吸収率が変化しない波長の光を照射してその反射光強度
Eを測定し、ヘモグロビン濃度(Hb)を、 (Hb)=AE+BE+C A、B、C:反射光強度を測定するセンサの特性に起因
する係数 なる式で求めることを特徴とする。
、ヘモグロビンの酸素化状態によってヘモグロビンの光
吸収率が変化しない波長の光を照射してその反射光強度
Eを測定し、ヘモグロビン濃度(Hb)を、 (Hb)=AE+BE+C A、B、C:反射光強度を測定するセンサの特性に起因
する係数 なる式で求めることを特徴とする。
本発明によれば、採取した血液に所定の波長の光を照射
し、その透過光ではなく反射光強度によりヘモグロビン
濃度を測定することができるから、採取した血液をその
まま使用することができ、従来のように光を透過させる
ために必要な処理、即ち赤血球を破壊したり、蒸溜水で
数百倍に薄めたりする面倒がない。
し、その透過光ではなく反射光強度によりヘモグロビン
濃度を測定することができるから、採取した血液をその
まま使用することができ、従来のように光を透過させる
ために必要な処理、即ち赤血球を破壊したり、蒸溜水で
数百倍に薄めたりする面倒がない。
また、ヘモグロビン濃度が反射光強度の二次式により求
められるから、測定者は反射光強度を計測するだけでよ
く、だれでも簡単に且つ正確にヘモグロビン濃度を測定
することができる。
められるから、測定者は反射光強度を計測するだけでよ
く、だれでも簡単に且つ正確にヘモグロビン濃度を測定
することができる。
以下、本発明を図面に示す具体的な実施例に基づいて説
明する。
明する。
第1図及び第2図は、採取した血液の反射光強度を測定
するセンサを示す平面図及び側面から見た断面図である
。
するセンサを示す平面図及び側面から見た断面図である
。
図中Sは反射光センサであって、例えばオペアンプに使
用されるTO−5キヤンの東部を切断して形成されたケ
ーシング1内に発光ダイオード2.3及び4と、ホトダ
イオード5とがその発光面及び受光面を上に向けて基板
6上に取り付けられており、前記発光ダイオード2,3
及び4と、ホトダイオード5との間には遮蔽板7が配設
されている。
用されるTO−5キヤンの東部を切断して形成されたケ
ーシング1内に発光ダイオード2.3及び4と、ホトダ
イオード5とがその発光面及び受光面を上に向けて基板
6上に取り付けられており、前記発光ダイオード2,3
及び4と、ホトダイオード5との間には遮蔽板7が配設
されている。
ケーシング1内には透明エポキシ樹脂8が充填されて頭
部表面が研磨処理され、さらにその表面が抗血栓性に優
れたポリウレタンで被覆されて検体接触面9が形成され
ている。
部表面が研磨処理され、さらにその表面が抗血栓性に優
れたポリウレタンで被覆されて検体接触面9が形成され
ている。
なお、ケーシング1の内面は発光ダイオード2.3及び
4の出力光の反射によるノイズの発生を防止するため黒
色に仕上げられている。
4の出力光の反射によるノイズの発生を防止するため黒
色に仕上げられている。
また、前記各発光ダイオード2.3及び4は、その出力
光の波長が夫々665nm、 795rv及び910n
mに選定され、ホトダイオード5を中心とした半径的3
Rの円周上に配置されているが、本発明においては、こ
のうち795nmの光を出力する発光ダイオード3を使
用する。
光の波長が夫々665nm、 795rv及び910n
mに選定され、ホトダイオード5を中心とした半径的3
Rの円周上に配置されているが、本発明においては、こ
のうち795nmの光を出力する発光ダイオード3を使
用する。
発光ダイオード3は、ピンP3から電流の供給を受けて
発光するようになされると共に、そのグランド側がピン
P1及びP5に接続されている。
発光するようになされると共に、そのグランド側がピン
P1及びP5に接続されている。
ホトダイオード5は、ピンP8からバイアス電圧(−1
2V)が供給され、反射光強度EがピンP6から出力さ
れるようになされており、また暗電流及び漏れ電流がピ
ンP7から7−スされて測定時のノイズが軽減されるよ
うになされている。
2V)が供給され、反射光強度EがピンP6から出力さ
れるようになされており、また暗電流及び漏れ電流がピ
ンP7から7−スされて測定時のノイズが軽減されるよ
うになされている。
第3図は、発光ダイオード3を点滅させると共に、ホト
ダイオード5から反射光強度Eを検出する測定装置Kを
示すブロック図である。
ダイオード5から反射光強度Eを検出する測定装置Kを
示すブロック図である。
11は、発光ダイオード3を点滅させるための駆動パル
スを発生する駆動パルス発生器であって、該駆動パルス
発生器11から例えば周波数2K11z (周期0.5
ms ) 、パルス幅20μsの駆動パルスDが駆動装
置12を介して反射光センサのピンP3に供給され、発
光ダイオード3が前記駆動パルスDに従って点滅される
。
スを発生する駆動パルス発生器であって、該駆動パルス
発生器11から例えば周波数2K11z (周期0.5
ms ) 、パルス幅20μsの駆動パルスDが駆動装
置12を介して反射光センサのピンP3に供給され、発
光ダイオード3が前記駆動パルスDに従って点滅される
。
そして、前記発光ダイオード3の点滅に応じてホトダイ
オード5から検出された反射光強度EはピンP6から出
力され、プリアンプ13及びメインアンプ14を介して
増幅されて検出器15に供給される。
オード5から検出された反射光強度EはピンP6から出
力され、プリアンプ13及びメインアンプ14を介して
増幅されて検出器15に供給される。
なお、前記駆動パルス発生器11から出力された駆動パ
ルスDは検出パルス発生器16に入力され、例えばパル
ス幅2μsの検出パルスMとして前記検出器15に供給
され、該検出パルスMが供給されたときのみ反射光強度
Eを検出するようになされている。
ルスDは検出パルス発生器16に入力され、例えばパル
ス幅2μsの検出パルスMとして前記検出器15に供給
され、該検出パルスMが供給されたときのみ反射光強度
Eを検出するようになされている。
そして、検出器15で測定された反射光強度EはA/D
コンバータ17を介してマイクロコンピュータ18に入
力される。
コンバータ17を介してマイクロコンピュータ18に入
力される。
マイクロコンピュータ18は、少なくともインターフェ
イス回路19と、演算処理装置20と、記憶装置21と
からなり、測定された反射光強度Eに基づいて所定め演
算処理を実行してヘモグロビン濃度を算出するようにな
されている。
イス回路19と、演算処理装置20と、記憶装置21と
からなり、測定された反射光強度Eに基づいて所定め演
算処理を実行してヘモグロビン濃度を算出するようにな
されている。
第4図は前記演算処理装置20における処理手順を示す
フローチャートであって、測定を開始すると第4図に示
す演算処理が実行開始され、まずステップ(11で、検
出器15からA/Dコンバータ17を介して入力された
反射光強度Eを記憶装置の所定の記憶領域に記憶し、2
0サンプル計測したとこるでステップ(2)に移行する
。
フローチャートであって、測定を開始すると第4図に示
す演算処理が実行開始され、まずステップ(11で、検
出器15からA/Dコンバータ17を介して入力された
反射光強度Eを記憶装置の所定の記憶領域に記憶し、2
0サンプル計測したとこるでステップ(2)に移行する
。
ステップ(2)では、前記反射光強度Eの平均値を求め
てステップ(3)に移行し、該平均値を反射光強度Eと
して予めプログラムされた所定の式に代入してヘモグロ
ビン濃度(Hb)を算出し、ステップ(4)でその結果
を出力する。
てステップ(3)に移行し、該平均値を反射光強度Eと
して予めプログラムされた所定の式に代入してヘモグロ
ビン濃度(Hb)を算出し、ステップ(4)でその結果
を出力する。
以上が、採取した血液の反射光強度Eを測定する反射光
センサの一例であり、次いで該反射光センサを用いたヘ
モグロビン濃度測定方法について説明する。
センサの一例であり、次いで該反射光センサを用いたヘ
モグロビン濃度測定方法について説明する。
本発明によれば、ヘモグロビン濃度(Hb)と反射光強
度Eとの関係は、 (Hb)=AE+BE+C で表され、各係数A、B及びCは反射光強度を測定する
センサの特性によよって決定されるから、まず測定に使
用する反射光センサSの各係数A。
度Eとの関係は、 (Hb)=AE+BE+C で表され、各係数A、B及びCは反射光強度を測定する
センサの特性によよって決定されるから、まず測定に使
用する反射光センサSの各係数A。
B及びCを予め求めておく必要がある。
前記各係数を決定するには、例えば被検体接触面9にヘ
モグロビン濃度(Hb)の異なる血液を滴下して、夫々
の反射光強度Eを測定する。このとき、ヘモグロビン濃
度(Hb)は従来公知の方法で予め求めておく。
モグロビン濃度(Hb)の異なる血液を滴下して、夫々
の反射光強度Eを測定する。このとき、ヘモグロビン濃
度(Hb)は従来公知の方法で予め求めておく。
このようにして測定したデータをグラフ上にプロットす
ると、第5図に示すごとく反射光強度Eとヘモグロビン
濃度(Hb)は二次式で最も正確に近似できるから、ヘ
モグロビン濃度(Hb)とこれに対応する反射光強度E
から、二次近似法により前記各係数を求めることができ
る。
ると、第5図に示すごとく反射光強度Eとヘモグロビン
濃度(Hb)は二次式で最も正確に近似できるから、ヘ
モグロビン濃度(Hb)とこれに対応する反射光強度E
から、二次近似法により前記各係数を求めることができ
る。
このようにして求めた係数A、B及びCを前式に代入す
ると、前式は例えば、 (Hb ) = 0.445E −7,14E +35
.7で表せられ、この式をマイクロコンピュータ18に
プログラムしておく。
ると、前式は例えば、 (Hb ) = 0.445E −7,14E +35
.7で表せられ、この式をマイクロコンピュータ18に
プログラムしておく。
なお、係数A、B及びCはセンサ固有の値であり、一度
求めておけば後で補正する必要がない。
求めておけば後で補正する必要がない。
また、この近似式と実測値との関係は第5図に示す如く
略一致し、したがって、反射光強度Eよリヘモグロビン
濃度(Hb)を極めて正確に算出することができる。
略一致し、したがって、反射光強度Eよリヘモグロビン
濃度(Hb)を極めて正確に算出することができる。
次いで、採取した血液のヘモグロビン濃度を測定しよう
とするときは、反射光センサの被検体接触面9に血液を
滴下して測定装置Kをオンすると、発光ダイオード3が
駆動パルスDにより点滅されて前記血液に波長795n
nの近赤外光が照射されると同時に、ホトダイオード5
より反射光強度Eが測定され、A/Dコンバータ17を
介してデジタル信号に変換され記憶装置21の所定の記
憶領域に記憶される(ステップ(1))。
とするときは、反射光センサの被検体接触面9に血液を
滴下して測定装置Kをオンすると、発光ダイオード3が
駆動パルスDにより点滅されて前記血液に波長795n
nの近赤外光が照射されると同時に、ホトダイオード5
より反射光強度Eが測定され、A/Dコンバータ17を
介してデジタル信号に変換され記憶装置21の所定の記
憶領域に記憶される(ステップ(1))。
そして、例えば測定パルスSが20パルス入力されて反
射光強度Eを20サンプル測定したところで計測を中止
し、演算処理装置20で反射光強度Eの平均値を求め、
これを予めプログラムされている次式に代入すれば、ヘ
モグロビン濃度〔Hb〕を求めることができる(ステッ
プ(2)〜(4))。
射光強度Eを20サンプル測定したところで計測を中止
し、演算処理装置20で反射光強度Eの平均値を求め、
これを予めプログラムされている次式に代入すれば、ヘ
モグロビン濃度〔Hb〕を求めることができる(ステッ
プ(2)〜(4))。
(Hb ) = 0.445E −7,14E +35
.7したがって、本発明方法によれば、反射光強度Eを
測定するだけで、簡単に且つ正確にヘモグロビン濃度(
Hb)を求めることができる。
.7したがって、本発明方法によれば、反射光強度Eを
測定するだけで、簡単に且つ正確にヘモグロビン濃度(
Hb)を求めることができる。
また、このときのヘモグロビン酸素飽和度を11bos
とすれば、血液中酸素含有量〔02〕は、(02) =
1.34x Hb OS x (Hb)で求めることが
できる。
とすれば、血液中酸素含有量〔02〕は、(02) =
1.34x Hb OS x (Hb)で求めることが
できる。
なお、反射光強度Eは、血液に照射した光が血液中に含
まれる赤血球とプラズマとの境界で散乱する度合に依存
して変化するものであり、またヘモグロビンは赤血球中
に含まれるものであるから、ヘモグロビン濃度と同様の
方法で血液中に含まれる赤血球の体積比(ヘマトクリッ
ト)Hを求めることができる。
まれる赤血球とプラズマとの境界で散乱する度合に依存
して変化するものであり、またヘモグロビンは赤血球中
に含まれるものであるから、ヘモグロビン濃度と同様の
方法で血液中に含まれる赤血球の体積比(ヘマトクリッ
ト)Hを求めることができる。
部ち、ヘモグロビン濃度(Hb)とへマトクリソトHと
は1対1の関係にあるので、 (Hb)=AE+BE+C の係数A、B及びCを決定する際に、血液中のヘモグロ
ビン濃度(Hb)を変化させて該ヘモグロビン濃度(H
b)と反射光強度Eの関係を求める代わりに、血液中の
へマトクリソトHを変化させて該ヘマトクリソl−Hと
反射光強度Eの関係を求めて二次近似することにより、
ヘマトクリットHを、 H=AE+BE+C で表すことができる。
は1対1の関係にあるので、 (Hb)=AE+BE+C の係数A、B及びCを決定する際に、血液中のヘモグロ
ビン濃度(Hb)を変化させて該ヘモグロビン濃度(H
b)と反射光強度Eの関係を求める代わりに、血液中の
へマトクリソトHを変化させて該ヘマトクリソl−Hと
反射光強度Eの関係を求めて二次近似することにより、
ヘマトクリットHを、 H=AE+BE+C で表すことができる。
したがって、ヘマトクリットHとの関係で係数A、B及
びCを決定した場合は、反射光強度Eを測定することに
より、ヘマトクリットHを測定することができることと
なる。
びCを決定した場合は、反射光強度Eを測定することに
より、ヘマトクリットHを測定することができることと
なる。
なお、反射光センサSとして異なる波長の三つの発光ダ
イオード2.3及び4が配設されたものを使用したが、
本発明においては、少なくともアイソベスティック波長
光を出力する発光ダイオード3とその反射光を検出する
ホトダイオード5が配設されていれば十分である。
イオード2.3及び4が配設されたものを使用したが、
本発明においては、少なくともアイソベスティック波長
光を出力する発光ダイオード3とその反射光を検出する
ホトダイオード5が配設されていれば十分である。
また、発光ダイオード3を駆動パルスDにより点滅させ
る場合について説明したが、本発明はこれに限らず、従
来公知の任意の方法を採用することができる。
る場合について説明したが、本発明はこれに限らず、従
来公知の任意の方法を採用することができる。
さらに、反射光強度Eとしては平均値を用いる場合に限
らず、測定値をそのまま用いる場合であってもよい。
らず、測定値をそのまま用いる場合であってもよい。
以上述べたように、本発明によれば、採取した血液に特
定の波長の光を照射し、その反射光強度によりヘモグロ
ビン濃度を測定することができるので、採取した血液を
そのまま使用することができ、赤血球を破壊したり、生
理食塩水で数百倍に薄めたりする面倒がなく、測定に要
する時間を短縮することができるという優れた効果を有
する。
定の波長の光を照射し、その反射光強度によりヘモグロ
ビン濃度を測定することができるので、採取した血液を
そのまま使用することができ、赤血球を破壊したり、生
理食塩水で数百倍に薄めたりする面倒がなく、測定に要
する時間を短縮することができるという優れた効果を有
する。
また、ヘモグロビン濃度を反射光強度の二次式により求
めることができ、測定者は反射光強度を計測するだけで
よいから、測定者によって測定結果が異なることはなく
、だれでも簡単且つ正確にヘモグロビン濃度を測定する
ことができるという効果を有する。
めることができ、測定者は反射光強度を計測するだけで
よいから、測定者によって測定結果が異なることはなく
、だれでも簡単且つ正確にヘモグロビン濃度を測定する
ことができるという効果を有する。
第1図及び第2図は採取した血液の反射光強度を測定す
るセンサを示す平面図及び側面から見た断面図、第3図
は反射光センサの測定装置を示すブロック図、第4図は
マイクロコンピュータの処理手順を示すフローチャート
、第5図は反射光強度とヘモグロビン濃度との関係を示
すグラフである。 符号の説明 S・−・反射光センサ、l−・−ケーシング、2.3.
4・−・発光ダイオード、5−・ホトダイオード、7−
4蔽坂、8−透明エポキシ樹脂、9−被検体接触面、K
−測定装置、18・・・マイクロコンピュータ、(Hb
)−m−ヘモグロビン濃度、E・・−反射光強度。 特許出願人 高 谷 節 雄 テルモ株式会社
るセンサを示す平面図及び側面から見た断面図、第3図
は反射光センサの測定装置を示すブロック図、第4図は
マイクロコンピュータの処理手順を示すフローチャート
、第5図は反射光強度とヘモグロビン濃度との関係を示
すグラフである。 符号の説明 S・−・反射光センサ、l−・−ケーシング、2.3.
4・−・発光ダイオード、5−・ホトダイオード、7−
4蔽坂、8−透明エポキシ樹脂、9−被検体接触面、K
−測定装置、18・・・マイクロコンピュータ、(Hb
)−m−ヘモグロビン濃度、E・・−反射光強度。 特許出願人 高 谷 節 雄 テルモ株式会社
Claims (2)
- (1)採取した血液に、ヘモグロビンの酸素化状態によ
ってヘモグロビンの光吸収率が変化しない波長の光を照
射してその反射光強度Eを測定し、ヘモグロビン濃度〔
Hb〕を、 〔Hb〕=AE^2+BE+C A、B、C:反射光強度を測定するセンサ の特性に起因する係数 なる式で求めることを特徴とするヘモグロビン濃度測定
方法。 - (2)前記光が、波長805±15nmの近赤外光であ
る前記特許請求の範囲第1項記載のヘモグロビン濃度測
定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9461586A JPH071274B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | ヘモグロビン濃度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9461586A JPH071274B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | ヘモグロビン濃度測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62251662A true JPS62251662A (ja) | 1987-11-02 |
JPH071274B2 JPH071274B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=14115153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9461586A Expired - Fee Related JPH071274B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | ヘモグロビン濃度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071274B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7170591B2 (en) | 2002-07-18 | 2007-01-30 | Nikkiso Co. Ltd. | Blood treatment device and method for blood treatment |
US7381195B2 (en) | 2002-07-18 | 2008-06-03 | Nikkiso Co., Ltd. | Hematocrit sensor |
DE102008037919A1 (de) | 2008-08-14 | 2010-02-18 | Bcs Baisch Consulting Service Gbr | Drahtlose Multifunktionselektrode "Smart Vital Sensor" mit Ansteuerverfahren "Smart Vital Expert" |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555A (en) * | 1978-06-13 | 1980-01-05 | Kato Tadaaki | Vegetable and flowering plant cultivating apparatus |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9461586A patent/JPH071274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5555A (en) * | 1978-06-13 | 1980-01-05 | Kato Tadaaki | Vegetable and flowering plant cultivating apparatus |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7170591B2 (en) | 2002-07-18 | 2007-01-30 | Nikkiso Co. Ltd. | Blood treatment device and method for blood treatment |
US7381195B2 (en) | 2002-07-18 | 2008-06-03 | Nikkiso Co., Ltd. | Hematocrit sensor |
DE102008037919A1 (de) | 2008-08-14 | 2010-02-18 | Bcs Baisch Consulting Service Gbr | Drahtlose Multifunktionselektrode "Smart Vital Sensor" mit Ansteuerverfahren "Smart Vital Expert" |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH071274B2 (ja) | 1995-01-11 |
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