JPH0295262A - ヘモグロビン測定方法及び測定装置 - Google Patents

ヘモグロビン測定方法及び測定装置

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JPH0295262A
JPH0295262A JP24883388A JP24883388A JPH0295262A JP H0295262 A JPH0295262 A JP H0295262A JP 24883388 A JP24883388 A JP 24883388A JP 24883388 A JP24883388 A JP 24883388A JP H0295262 A JPH0295262 A JP H0295262A
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hemoglobin
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absorbance
fluctuation
lambda3
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Tomomi Tamura
知巳 田村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はヘモグロビン測定方法とその装置に関し、詳し
くは近赤外領域の特定波長光を用いて生体血中のヘモグ
ロビン量変動を直接測定する方法とその装置に関するも
のである。
(従来の技術) 光学的にヘモグロビンの酸素動態を測定する方法として
は、ヘモグロビンの酸素飽和度を測定する方法が知られ
ている。酸素飽和度を測定するには、スペクトルを測定
する方法(特開昭60−202362号公報参照)や、
動脈パルスを利用して動脈血酸素飽和度を測定する方法
(特開昭60−176624号公報参照)がある。
(発明が解決しようとする課題) スペクトルを用いる方法は可視光領域を使用しているた
め、生体組織への光の透過性が悪く、反射光でしか測定
できないので、プローブの当て方によって測定値が変化
する問題がある。
動脈パルスを利用する方法では、血圧が下がったときに
は測定できなかったり、また動脈の情報しか得られない
問題がある。
しかも、それらの方法では脳や臓器などの主要組織を直
接モニタすることができない。
本発明は、上記の問題点を解決し、生体主要組織におけ
る血液中のヘモグロビン量変動を光学的手法を用いて、
直接、かつ、連続的に測定することのできる方法とその
装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の方法では、チトクロムaa、の酸化還元状態変
化に伴うスペクトル変動がヘモグロビンの酸素化−脱酸
素化に伴うスペクトル変動に比べ無視し得る実質的にヘ
モグロビンによる吸光度変化のみが生ずる波長領域にお
いて異なる特定の3波長λ1、λ2及びλ3を選択し、
これらの波長光を生体組織に直接照射して各波長につい
ての吸光度変化ΔA□、ΔA2及びΔA3を測定し、こ
れらの吸光度変化ΔA1、ΔA2及びΔA3と、予め前
記特定波長によって得られた吸光係数k1、に2゜k3
. k、’、 k1、k2、 k、’とに基づいて、前
記照射光路中の酸素化型ヘモグロビン量変動Δ(HbO
□〕、脱酸素化型ヘモグロビン量変動Δ〔Hb〕及び全
ヘモグロビン量変動Δ(T Hb )をそれぞれΔ[o
bo2)=(Otニーk3′)ΔA、−(kl−に、)
ΔAt 十(kz −に、 )Δん)/K ・・・・・
・ (1)Δ(ub]=(−(kz−に3)ΔAよ+(
kニーに、)ΔA2−(kニーに2)ΔA3)/K  
・・・・・・ (2)Δ(71(b) = 2ノ ((kz−ka−kz”ki)ΔA工+(k、−に、−
に□十に、)ΔA2+ (kよ−に2−に□+に2)Δ
A3)/K・・・・・・(3) として測定する。ただし、kl、 k1、k2、 k3
はそれぞれ波長λ1、λ2.λ、における酸素化型ヘモ
グロビンの吸光係数、kユ′、に2′、に、′はそれぞ
れ波長λ1、λ2.λ3における脱酸素化型ヘモグロビ
ンの吸光係数、 K=(k□−に、 ) (ka−k3′)−(kz−に
3) (kx −k3′l )である。
また、本発明の装置は上記の特定の3波長λ□。
λ2及びλ3の光を生体組織に照射し、これらの特定の
3波長における透過光又は反射光の強度を測定する測定
系と、生体組織の異なる時間における透過光又は反射光
の強度から前記特定の3波長での吸光度変化量ΔA□、
ΔA 21 ΔA3を算出する吸光度変化量算出部と、
予め測定された吸光係数に工v k2y 1c3t k
l ’ r kZ ’ + k3′が設定される吸光係
数設定部と、吸光度変化量算出部からの吸光度変化量Δ
A1、ΔA2.ΔA3と吸光係数設定部からの吸光係数
に1. k、、 kl、 kよに2’、に、’とから上
記(1)〜(3)式によって酸素化型ヘモグロビン量変
動Δ(Hb O2)、脱酸素化型ヘモグロビン量変動Δ
〔Hb〕及び全ヘモグロビン量変動Δ[THb]を算出
する演算部とを備えている。
チトクロムaa3の酸化還元状態変化に伴うスペクトル
変動がヘモグロビンの酸素化−脱酸素化に伴うスペクト
ル変動に比べ無視し得る実質的にヘモグロビンによる吸
光度変化のみが生ずる波長領域は例えば700nm以上
の長波長領域である。
特定の3波長は得られる吸光度の差が大きく、かつ、散
乱などの波長依存性の少ない組み合わせが好ましい。
測定装置における測定系には3波長の光を生体組織に直
接照射するために、それぞれの波長のレーザダイオード
を備えて順次発振させたり、分光光度計によって特定の
3波長を選択して使用することができる。また、光源か
ら検出器までの測定光路には測定対象である生体部位に
直接光照射できるように、例えば光ファイバ束などを用
いることができる。
(作用) 本発明の方法は、ヘモグロビン量の変動と吸光度変化と
の間にランベルト−ベールの法則が成立する生理範囲内
で用いられる。すなわち、生体組織への特定波長λ□、
λ2.λ3による照射光路(光路長d)中での酸素化型
ヘモグロビン(Hb O□)量変動をΔ〔HbO2〕、
脱酸素化型ヘモグロビン〔Hb〕量変動をΔ〔Hb〕、
全ヘモグロビン〔THb〕量変動をΔ[THb]とし、
波長λ□、λ2.λ。
における酸素化型ヘモグロビンの吸光係数をそれぞれに
□l k2) k、、波長λ1、λ2.λ3における脱
酸素化型ヘモグロビンの吸光係数をそれぞれにユ 1L
lk3′とすると、各波長λ1、λ2゜λ3における経
時吸光度変化量ΔA□、ΔA2゜ΔA3は ΔA1=に、Δ〔Hbo2)+に1’1Hb)+AS、
  −−−−(4)ΔA2=に、Δ()IbO,) +
 k2’Δ(ob)十Δs2−・・15)ΔA、=に、
Δ(HbO□)+に、’Δ〔Hb〕+ΔS、 ・・・・
・・(6)として表わされる直線関係が成立する。ここ
で、ΔS 11ΔS21ΔS3はそれぞれ波長λ1.λ
2゜λ3における散乱光強度変化分である。
波長λ1、λ2.λ□を互いに比較的近い値に設定すれ
ば、ΔS1=ΔS2=ΔS=ΔSと近似することができ
る。その結果、各変動量Δ(Hb O2)。
Δ〔Hb〕、Δ〔THb〕は(1)〜(3)式により算
出することができる。
(実施例) 第1図は一実施例の測定装置を表わす。
2−1〜2−3はそれぞれ特定の波長λ1.λ2゜λ3
のレーザ光を発振するレーザダイオードであり、それぞ
れの出力は例えば30mWである。発振波長(λ1、λ
2.λ3)は700nm以上に設定することが好ましく
、その組合わせは例えば(780nm、805nm、8
30nm)、(700nm、730nm、750nm)
であるが、これらの波長に限定されず、任意に設定する
ことができる。レーザダイオード2−1〜2−3は駆動
回路4によって順次切り替えて発振させられる。
駆動回路4はCPU6によって制御される。8は測定対
象としての生体組織であり、レーザダイオード2−1〜
2−3からのレーザビームが照射用光ガイド10によっ
て生体組織8に導かれる。光ガイド10は例えば直径5
mmの光ファイバ束である。12は検出器である光電子
増倍管であり、生体組織8による透過光又は反射光が検
出用光ガイド14によって光電子増倍管12に導かれる
光ガイド14も例えば直径が5 m mの光ファイバ束
である。
16は光電子増倍管12の出力信号を増幅するプリアン
プ、18は増幅された信号をサンプルホールドするサン
プルホールド回路、20はサンプルホールド回路18の
出力信号を増幅する増幅器、22は増幅された信号電圧
を周波数に変換するV/F変換器であり、V/F変換器
22の出力信号がCPU6に入力されてカウントされる
CPU6はレーザダイオード2−1〜2−3の発振を制
御するとともに、各波長λ1.λ2.λ3でのデータを
取り込み、経時吸光度変化量ΔA工。
ΔA2.ΔA、を算出する。その算出した経時吸光度変
化景ΔA□、ΔA2.ΔA3と予め測定されて設定され
た吸光係数に工HLHk31 klk2 、に3’とか
ら酸素化型ヘモグロビン量変動Δ(Hb O2)、脱酸
素化型ヘモグロビン量変動Δ[Hb)及び全ヘモグロビ
ン量変動Δ〔THb〕を算出する。
CPU6は第2図に示されるような機能を果たしている
。26は吸光度変化量算出部であり、透過光又は反射光
の強度を入力し、ダーク補正をした後、対数値に変換し
、異なる時間における特定の3波長での吸光度変化量Δ
A1.ΔA2.ΔA。
を算出する928は予め測定された吸光係数に工。
k2. k3. kエ 、kz、に3’が設定される吸
光係数設定部、30は吸光度変化量算出部26からの吸
光度変化量ΔA1、ΔA 2 gΔA、と吸光係数設定
部28からの吸光係数kzHk21に31に□’+ k
2 、 k、pとから(1)〜(3)式により酸素化型
ヘモグロビン量変動Δ(HbO2)、脱酸素化型ヘモグ
ロビン量変動Δ[Hb]及び全ヘモグロビン量変動Δ[
THb)を算出する演算部である。
測定系24は第1図で鎖線で囲まれた部分に該当する。
第1図においてCPU6には入出力部32を介して、こ
の装置を操作したり吸光係数を入力するためのキーボー
ド34、測定値などを表示する液晶デイスプレィ36.
測定結果を出力するレコーダ38、異常を知らせる警報
装置40などが接続されている。
次に1本実施例の動作について説明する。
第3図はCPU6が測定値を取り込み、ダーク補正をす
るまでのタイムチャートである。A、B。
Cはそれぞれ波長λ1.λ2.λ、のレーザダイオード
2−1〜2−3の駆動パルス、Dは積分パルス、Eはサ
ンプリングパルス、Fはリセットパルス、Gは光電子増
倍管12の出力信号、Hは波長λ、のチャネルのサンプ
ルホールド前の出力信号である。他のチャネルについて
も同様の出力信号Hが得られる。Sλ、は信号レベル、
Dλ1はダークレベルである。■はSλ、−Dλ1であ
り、これによって真の信号レベルを得ることができる。
第4図のフローチャートにしたがって動作を説明する。
レーザダイオード2−1〜2−3をオフにするなど、測
定装置の初期設定を行ない(ステップS1)、光電子増
倍管12の負高圧値や出力パラメータなどの条件設定を
行なう(ステップS2)。
ダークレベルを検出するために、レーザダイオード2−
1〜2−3がオフの状態で各波長λ、。
λ2.λ3のチャネルについて所定の時間だけ検出値を
積分する(ステップ83〜86)。これらの積分値Dλ
11 Dλ2.Dλ3をダークレベルのデータとして読
み込み、記憶する(ステップS7)。
これらのダークレベルDλ□、Dλ2.Dλ3が設定値
よりも小さければ、信号レベルの測定に移行し、大きけ
ればアラームを点灯してダークレベルの測定から繰り返
す(ステップS8,89)。
信号の検出においては、レーザダイオード2−1〜2−
3をオンにして各波長λ□、λ2.λ、のチャネルにつ
いて所定の時間だけ検出値を積分する(ステップSIO
〜513)。これらの積分値Sλ11 Sλ29 Sλ
3を信号データとして読み込み、記憶する(ステップ5
14)。これらの信号Sλ□、Sλ2+ Sλ、が設定
範囲になければ、アラームを点灯し、ステップS2に戻
って負高圧値を変更してダークレベルから測定を繰り返
す(ステップS15.S16.S17.818)。
信号Sλ□、Sλ2.Sλ、が設定範囲にあれば真の信
号レベルを出すために、Sλ、−Dλ、。
Sλ2−Dλ2y Sλ、−Dλ3を算出する(ステッ
プ519)。算出された値を対数値に変換しくステップ
520)、データとして記憶しておく(ステップ521
)。
そのm、(1)〜(3)式により酸素化型ヘモグロビン
量変動Δ[Hb O□]、脱酸素化型ヘモグロビン量変
動Δ[Hb]及び全ヘモグロビン量変動Δ(THblを
算出する(ステップ522)、算出された値が妥当なも
のであれば、出力しくステップ823,525)、妥当
でなければアラームを点灯し、ステップS2に戻ってダ
ークレベルの測定から繰り返す(ステップS23,52
4)。
実施例の装置を用い、ラット頭部における酸素動態をモ
ニタした例を第5図に示す。
測定を行なう3波長としてλ1=700nm。
λ2=730 n m 、λ、=750nmを用い、ラ
ットの頭皮上から光を照射し1口内上向きに固定した光
ガイドで受光して吸入酸素濃度(%)を第5図の上端に
示すように徐々に下げていったときの変化を示している
。酸素濃度減少により段階的に酸素化型ヘモグロビンが
減少し、脱酸素化型ヘモグロビンが増加することがうま
くモニタされている。また、窒息させた後(このときの
酸素飽和度二〇)顕静脈を切断してみると、酸素化型ヘ
モグロビン量は変化しないが、脱酸素化型ヘモグロビン
量は極端に減少していることがわかる。このことから、
本発明により脳内血液中ヘモグロビン量が定量的に測定
されていることがわかる。
(4)〜(6)式における散乱光強度によるバックグラ
ウンド補正項ΔS L tΔS 2 tΔS、に波長依
存の係数をかけてaΔs1.bΔS2. cΔS。
とすれば、さらに精度がよくなる。
実施例ではCPU6がヘモグロビン量変動の演算だけで
なく、ダークレベル補正、対数変換も行なっているが、
例えば対数増幅器を用いて対数変換したデータをCPU
に取り込んで演算するようにしてもよい。
また、3波長を選択するために3種類のレーザダイオー
ドを用いているが1分光光度計を用いて3波長でのデー
タを得るようにしてもよい。
本発明では3波長で測定しているが、4波長以上を用い
てヘモグロビン容量の変動Δ(Hb O2)。
Δ〔Hb〕、Δ〔THb〕を測定すればさらに精度を上
げることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、照射光路内の酸素化型ヘモグロビン量
変動Δ[Hb O2]、脱酸素化型ヘモグロビン量変動
Δ[Hb]及び全ヘモグロビン量変動Δ〔THb〕(す
なわち血液量)の経時変化を、バックグラウンドの変化
に伴う吸光度変化を補正しながらモニタすることができ
る。例えば、血圧の低下などにより組織自体の光の散乱
状態が変わったときなど、誤差を最小限に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示すブロック図、第2図は一実施例
におけるCPUの機能を示すブロック図、第3図は一実
施例の検出動作を示すタイムチャート、第4図は一実施
例の動作を示すフローチャート、第5図は一実施例の装
置を用いた測定例を示す図である。 24・・・・・・測定系、26・・・・・・吸光度変化
量算出部、28・・・・・・吸光係数設定部、30・・
・・・・演算部。 第5図 一暁入酵$4P4<2) 特許出願人 株式会社島津製作所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チトクロムaa_3の酸化還元状態変化に伴うス
    ペクトル変動がヘモグロビンの酸素化−脱酸素化に伴う
    スペクトル変動に比べ無視し得る実質的にヘモグロビン
    による吸光度変化のみが生ずる波長領域において異なる
    特定の3波長λ_1、λ_2及びλ_3を選択し、これ
    らの波長光を生体組織に直接照射して各波長についての
    吸光度変化ΔA_1、ΔA_2及びΔA_3を測定し、
    これらの吸光度変化ΔA_1、ΔA_2及びΔA_3と
    、予め前記特定波長によって得られた吸光係数k_1、
    k_2、k_3、k_1′、k_2′、k_3′とに基
    づいて、前記照射光路中の酸素化型ヘモグロビン量変動
    Δ〔HbO_2〕、脱酸素化型ヘモグロビン量変動Δ〔
    Hb〕及び全ヘモグロビン量変動Δ〔THb〕をそれぞ
    れ Δ〔HbO_2〕={(k_2′−k_3′)ΔA_1
    −(k_1′−k_3′)ΔA_2+(k_1′−k_
    2′)ΔA_3}/KΔ〔Hb〕=(−(k_2−k_
    3)ΔA_1+(k_1−k_3)ΔA_2−(k_1
    −k_2)ΔA_3}/KΔ〔THb〕= {(k_2′−k_3′−k_2+k_3)ΔA_1+
    (k_1−k_3−k_1′+k_3′)ΔA_2+(
    k_1′−k_2′−k_1+k_2)ΔA_3}/K
    として測定するヘモグロビン測定方法。 ただし、k_1、k_2、k_3はそれぞれ波長λ_1
    、λ_2、λ_3における酸素化型ヘモグロビンの吸光
    係数、k_1′、k_2′、k_3′はそれぞれ波長λ
    _1、λ_2、λ_3における脱酸素化型ヘモグロビン
    の吸光係数、K=(k_1−k_3)(k_2′−k_
    3′)−(k_2−k_3)(k_1′−k_3′)で
    ある。
  2. (2)チトクロムaa_3の酸化還元状態変化に伴うス
    ペクトル変動がヘモグロビンの酸素化−脱酸素化に伴う
    スペクトル変動に比べ無視し得る実質的にヘモグロビン
    による吸光度変化のみが生ずる波長領域において異なる
    特定の3波長λ_1、λ_2及びλ_3の光を生体組織
    に照射し、前記特定の3波長における透過光又は反射光
    の強度を測定する測定系と、生体組織の異なる時間にお
    ける透過光又は反射光の強度から前記特定の3波長での
    吸光度変化量ΔA_1、ΔA_2、ΔA_3を算出する
    吸光度変化量算出部と、予め測定された吸光係数k_1
    、k_2、k_3、k_1′、k_2′、k_3′が設
    定される吸光係数設定部と、吸光度変化量算出部からの
    吸光度変化量ΔA_1、ΔA_2、ΔA_3と吸光係数
    設定部からの吸光係数k_1、k_2、k_3、k_1
    ′、k_2′、k_3′とから Δ〔HbO_2〕={(k_2′−k_3′)ΔA_1
    −(k_1′−k_3′)ΔA_2+(k_1′−k_
    2′)ΔA_3}/KΔ〔Hb〕={−(k_2−k_
    3)ΔA_1+(k_1−k_3)ΔA_2−(k_1
    −k_2)ΔA_3}/KΔ〔THb〕= {(k_2′−k_3′−k_2+k_3)ΔA_1+
    (k_1−k_3−k_1′+k_3′)ΔA_2+(
    k_1′−k_2′−k_1+k_2)ΔA_3}/K
    により酸素化型ヘモグロビン量変動Δ〔HbO_2〕、
    脱酸素化型ヘモグロビン量変動Δ〔Hb〕及び全ヘモグ
    ロビン量変動Δ〔THb〕を算出する演算部とを備えた
    ヘモグロビン測定装置。
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