JPH09122105A - 生体組織酸素モニタ - Google Patents

生体組織酸素モニタ

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JPH09122105A
JPH09122105A JP28521295A JP28521295A JPH09122105A JP H09122105 A JPH09122105 A JP H09122105A JP 28521295 A JP28521295 A JP 28521295A JP 28521295 A JP28521295 A JP 28521295A JP H09122105 A JPH09122105 A JP H09122105A
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Riichi Shiga
利一 志賀
Kazuhisa Tanabe
一久 田部
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯可能で信頼性の高い生体組織酸素モニタ
を提供することである。 【解決手段】 波長760nmと840nmの発光ダイ
オードの光を生体組織に照射し、生体組織からの受光量
に基づいて、生体組織中の酸化ヘモグロビン(Hb
2 )と還元ヘモグロビン(Hb)の状態の変化及び血
液量(BV)の変化を、近赤外2波長吸光度変化量の一
次関数(下記の式)によって算出し、得られた結果を表
示する。 Δ[HbO2 ]=ΔO.D.840 −0.66ΔO.D.760 Δ[Hb] =0.58(1.37ΔO.D.760 −ΔO.
D.840 ) ΔBV =0.42ΔO.D.840 +0.13ΔO.D.
760

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近赤外2波長光に
より無侵襲に生体組織中のヘモグロビンの酸化・還元状
態の変化及び血液量の変化を計測する生体組織酸素モニ
タに関する。
【0002】
【従来の技術】生体組織にレーザ光を照射し、生体組織
からの反射光を受光し、その受光量に基づいて、酸素変
化や血液量変化を求め、使用者に運動の指針を与えた
り、使用者に応じて運動負荷を制御したりする運動モニ
タ等の装置がある。この種の装置では、生体組織におい
て酸素を運搬するヘモグロビンの酸化・還元状態の変
化、血液量変化等に基づいて運動強度や運動効果を判定
している。
【0003】ところで、ヘモグロビンには酸素と結合し
た酸化ヘモグロビン(HbO2 )と、酸素が結合してい
ない還元ヘモグロビン(Hb)の2つの状態があり、従
来の装置は、このHbO2 とHb、及びBV(血液量)
を算出するのに、即ち3つのパラメータを求めるため
に、光源に3波長のレーザ光を用いている。一方、光源
に近赤外2波長の発光ダイオードを用い、生体組織から
の受光量に基づいてHbとBVの2つのパラメータを計
測・表示する装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3波長
のレーザ光を用いる装置は、光源がレーザ光であって大
型の据え置きタイプであるため、昨今の電子機器類の軽
薄短小化にはそぐわず、小型、軽量、電池駆動の携帯可
能な装置が待望されている。又、近赤外2波長の発光ダ
イオードを用いる装置では、HbO2 のパラメータは計
測・表示しておらず、しかもHbとBVのパラメータの
演算式に含まれる係数は特定していない。このため、よ
り的確に運動強度や運動効果等の判定を行うにはパラメ
ータの信頼性に難点がある。
【0005】従って、本発明は、このような従来の問題
点に着目してなされたものであり、携帯可能で信頼性の
高い生体組織酸素モニタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の生体組織酸素モニタは、生体組織に近赤外
2波長の光を照射する発光ダイオードと、生体組織から
の反射光を受光する受光素子と、この受光素子の受光量
に基づいて、生体組織中の酸化ヘモグロビン(Hb
2 )と還元ヘモグロビン(Hb)の状態の変化及び血
液量(BV)の変化を、近赤外2波長吸光度変化量の一
次関数によって算出する演算手段と、算出された酸化・
還元状態の変化及び血液量の変化を表示する表示手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】このモニタの演算手段は、受光素子の受光
量に基づいて、生体組織中の酸化ヘモグロビン(HbO
2 )と還元ヘモグロビン(Hb)の状態の変化及び血液
量(BV)の変化を、近赤外2波長吸光度変化量の一次
関数によって算出するので、光源は近赤外2波長の発光
ダイオードであるにもかかわらず、HbO2 、Hb、及
びBVの3つのパラメータを算出することができる。従
って、小型、軽量、電池駆動の携帯可能なモニタを提供
できると共に、パラメータの信頼性が向上し、より精度
の良い運動判定や指針等を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基づい
て説明する。その一実施形態に係る生体組織酸素モニタ
の構成ブロック図を図1に示す。このモニタは、生体の
任意の測定部位(組織)に光を照射する発光素子(近赤
外2波長の発光ダイオードLED1 ,LED2 )1と、
測定部位からの反射光を受光する受光素子(フォトダイ
オード等)2と、発光素子1の発光光量を制御する光量
制御回路(LED駆動回路)3と、受光素子2からの信
号を増幅するゲイン制御可能な増幅器4と、増幅器4の
出力を数値化するA/D変換回路5と、各部制御のため
のデータ、HbO2 、Hb、及びBVのパラメータ等の
記憶や演算処理等に使用されるメモリ6と、各部の制御
やパラメータの演算等を行うためのCPU(演算手段)
7と、パラメータの表示、各種指示等を表示する表示回
路(表示手段)8と、電源のON/OFF、計測開始指
示、その他の指示をモニタに伝えるためのスイッチ9と
を備える。
【0009】発光素子1と受光素子2は、図2に示すよ
うに、光センサ部10として一体に構成されている。こ
こでは、光センサ部10は、例えば生体部位に装着する
ことのできるフレキシブルベルト11を有し、このフレ
キシブルベルト11に発光素子1としてのLED1 とL
ED2 及び受光素子2が設けられたものである。LED
1 及びLED2 は、それぞれ図3(要部拡大平面図)に
示すような構造になっている。即ち、LED1 及びLE
2 には、それぞれ近赤外の発光波長760nm及び8
40nmの計4個の近赤外LEDチップ(760nmの
ものが3個、840nmのものが1個)が、生体組織中
での波長に依存する減衰を考慮し、受光光量がバランス
よく計測できるようになるべく近接して配置されてい
る。なお、図3において、符号12はガラスエポキシ基
板を、符号13はワイヤパターンを表している。このL
ED1 、LED2 は、共に光量制御回路3に接続されて
いる。受光素子2は生体組織20からの反射光を受光
し、受光信号は増幅器4で増幅される。
【0010】次に、このように構成したモニタの動作に
ついて図4及び図5のフロー図を参照して説明するが、
本発明のモニタの特徴はHbO2 、Hb、BVの3種の
パラメータを算出することに特徴があり、それ以外は従
来の装置と同様であるので、パラメータの算出を中心に
説明する。まず、ステップ(以下、STと略す)1で自
動ゲイン調整を行い、ST2で計測開始指示入力を行
う。
【0011】次いで、発光ダイオードによる近赤外2波
長光(760nm、840nm)のそれぞれに対する受
光素子の初期受光光量I0(760),I0(840)の計測、ダー
ク値(dark)の計測、基準レベルの算出、それらのデー
タの記録を行う(ST3)。その後、実際の受光光量の
計測、ダーク値の計測、それらのデータの記録を行う
(ST4)。ここで、ダーク値(dark)はLED1 ,L
ED2 等を全て消灯した時のバックグラウンド光量であ
る。
【0012】続くST5では、吸光度(O.D.)を算出す
る。発光波長760nm及び840nmの吸光度は、そ
れぞれST5に記載してあるような式で求められる。吸
光度を算出したなら、ST6で、HbO2 、Hb、BV
のパラメータを算出する。各パラメータは、 Δ[HbO2 ]:酸化ヘモグロビンの濃度変化量 Δ[Hb] :還元ヘモグロビンの濃度変化量 ΔBV :血液量の変化 ΔO.D.840 :波長840nmの吸光度変化量 ΔO.D.760 :波長760nmの吸光度変化量 とすると、次の演算式で与えられる。
【0013】 Δ[HbO2 ]=ΔO.D.840 −0.66ΔO.D.760 ・・・・・・・・(1) Δ[Hb] =0.58(1.37ΔO.D.760 −ΔO.D.840 )・・(2) ΔBV =0.42ΔO.D.840 +0.13ΔO.D.760 )・・・(3) このパラメータの算出において、Δ[HbO2 ]はこれ
までパラメータとして求められていなかったものであ
り、またΔ[Hb]とΔBVのパラメータの演算式にお
いて、0.58、1.37、0.42、0.13の係数
は、これまで例えばA,Bとして表していたが、Δ[H
bO2 ]の演算式の係数も含めて、これらの演算式
(1)〜(3)の全ての係数を実験的に求めたことが、
本発明の大きな特徴である。
【0014】ST6で3つのパラメータを算出したら、
それらのパラメータ、即ちHbO2、Hb、BVの変化
を表示し(ST7)、その後、このパラメータの算出処
理を終了するか否かを問い(ST8)、YESなら例え
ば適当なスイッチを操作することにより処理を終了し、
処理を続ける場合はスイッチを操作することで、ST4
に戻り、同様の処理を繰り返し、3種のパラメータを算
出・表示する。
【0015】ところで、前記したように、本発明はHb
2 、Hb、BVの3種のパラメータを算出・表示する
ことが特徴であるが、それらのパラメータを与える上記
演算式(1)〜(3)を得た過程について、以下に説明
する。近赤外2波長光によりHb、BVの2種のパラメ
ータを算出・出力する装置はあるが、理論的には近赤外
2波長光によりHbO2 、Hb、BVの3種のパラメー
タを算出することが可能であり、その具体的演算式を実
験により公知理論に基づいて求めた訳である。
【0016】まず、近赤外2波長光として波長λ1 =7
60nmのLEDと波長λ2 =840nmのLEDの波
長に対する光強度は、図6に示す通りである。この波長
λ1,λ2 のLEDを光源に使用する場合の光量計測の
直線性を、既知の吸光係数の吸収体としてインクを用い
て透過計測により求めた結果が図7である。図7は、イ
ンク濃度に対する波長760nmと840nmの吸光度
変化を示すもので、いずれも良好な直線性が得られてい
ることが分かる。又、これに併せて、電池動作時の計測
安定性を調べたが、計測6時間後の吸光度の変化は、波
長760nmで±0.22%、波長840nmで±0.
74%であり、計測は6時間後でも安定しており、計測
上の問題はない。
【0017】演算式のうち、BVはHbO2 とHbの和
により求めることができるので、求めるべき未知数はH
bO2 とHbの2つであり、これに2波長を適用すれば
方程式を解くことができる。即ち、方程式は次のように
なる。 ΔO.D.840 =k1 Δ[HbO2 ]+k1'Δ[Hb] ΔO.D.760 =k2 Δ[HbO2 ]+k2'Δ[Hb] ΔBV =Δ[HbO2 ]+Δ[Hb] これらの式から、次の式が導かれる。 Δ[HbO2 ]=k{ΔO.D.840 −(k1'/k2')ΔO.D.760 }・・・(4) Δ[Hb] =k(k2 /k2'){(k1 /k2 )ΔO.D.760 −ΔO.D.840 } ・・・(5) k=k2'/(k1 2'−k1'k2 )≡1 ここで、未知の係数はk1'/k2'、k1 /k2 、k2
2'となり、これらの係数は吸収係数、光路長が計算上
キャンセルされてディメンジョンを持たない意味のある
値となる。しかし、係数kは光路長の影響を受けるの
で、意味のある値を与えることはできず、便宜的に1と
する。
【0018】これらの未知の係数を実験的に求めるため
に、図8に示すような実験装置を使用した。この装置で
は、攪拌・加熱機41を有する直径9cmのポリエチレ
ン製の容器40に、図示のような条件でイースト菌を含
む溶液800mlを入れると共に、図示のような特性の
血液を入れた。又、容器40には、例えばバルブ43を
介して酸素ボンベ42により濃度100%の酸素O2
導入した。容器40の側面には、本発明のモニタ30の
プローブ31を取付け、モニタ30をパソコン44に接
続した。但し、プローブ31は、波長760nm及び波
長840nmのLED1 ,LED2 、及び受光素子2か
らなる光センサ部10をプローブとして構成したもので
ある。
【0019】この実験は、2種類の散乱強度で行い、散
乱強度は、予め既知の吸光係数の吸収体としてインクを
用いて、Lambert-Beer則に基づいた光路長測定を行い、
DPF(Differential Pathlength Factor)で3と6に
なるようにintralipid(milk)の濃度を決定することに
より設定した。これは、生体組織での散乱強度範囲をほ
ぼ包含する。この2種類の散乱体濃度で血液量を変化さ
せて、本発明のモニタによる拡散反射光量計測を行っ
た。但し、運動時のような血液量の変化が大きい場合で
の検討もする意味から、血液量変化幅は組織量に対する
ヘマトクリットで0〜2.5%程度とした。
【0020】この実験結果から血液濃度と各係数との関
係(intralipid,1%,30%)を図9のグラフに示
す。この図9からも明らかなように、各係数は必ずしも
一定値にはならず、吸収、散乱によって変動する結果が
得られた。そのため、安静時(全組織量に対するヘマト
クリット1%)を基準にして各係数を算出し、散乱強度
の強い場合と弱い場合の平均値として各係数を決定し
た。この結果を図10の表に示す。
【0021】図10の表によると、 k1'/k2'=0.66 k1 /k2 =1.37 k2 /k2'=0.58 であり、これらの係数を前記式(4),(5)に代入す
ると、HbO2 、Hb、BVのパラメータ演算式(1)
〜(3)が得られる。
【0022】得られた演算式(1)〜(3)を用いた本
発明のモニタによる計測例(intralipid,1%)の結果
を血液濃度と吸光度変化との関係で図11に示す。図1
1によると、クロストークも殆どなく、直線性良く計測
されている。又、腕でのオクルージョンテストの計測例
の結果を時間と吸光度変化との関係で図12に示す。静
脈閉塞(venous occlusion)では血液量(BV)が増加
し、またそれに伴い酸化ヘモグロビン(HbO2 )と還
元ヘモグロビン(Hb)の量も増加している。全閉塞
(occlusion )では血液量が変化せず、酸化ヘモグロビ
ンの減少、還元ヘモグロビンの増加が観測され、生体に
おいても酸化及び還元ヘモグロビンの状態変化、並びに
血液量の変化をそれぞれ分離して計測できることが確認
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明の生体組織酸素モニタでは、以上
説明したように、受光素子の受光量に基づいて、生体組
織中の酸化ヘモグロビン(HbO2 )と還元ヘモグロビ
ン(Hb)の状態の変化及び血液量(BV)の変化を、
近赤外2波長吸光度変化量の一次関数によって算出する
ので、光源は近赤外2波長の発光ダイオードであるにも
かかわらず、HbO2 、Hb、及びBVの3つのパラメ
ータを算出することができる。従って、小型、軽量、電
池駆動の携帯可能なモニタを提供できる。
【0024】又、生体組織モデルで生体での散乱を実際
に有り得る範囲で2種類に変動させると共に、血液量も
大きく変動させた実験からHbO2 、Hb、BVの各パ
ラメータの演算式を求めているので、散乱を変化させず
に血液量の変化幅も小さい状態で求めている従来と比べ
て、パラメータの信頼性が向上し、例えば運動モニタ装
置等ではより精度の良い運動判定や指針等を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る生体組織酸素モニタの構成ブ
ロック図である。
【図2】同モニタにおける発光素子及び受光素子で構成
される光センサ部を示す図である。
【図3】同モニタにおける発光素子及び受光素子で構成
される光センサ部の要部拡大平面図である。
【図4】同モニタの動作(パラメータの算出処理)を示
すフロー図である。
【図5】図4に続くフロー図である。
【図6】近赤外2波長(760nm,840nm)の発
光ダイオードの波長と光強度との関係を示す図である。
【図7】近赤外2波長(760nm,840nm)の発
光ダイオードの発光に対するインク濃度と吸光度変化と
の関係を示す図である。
【図8】パラメータの演算式を求めるのに使用した実験
装置の概略構成図である。
【図9】同実験装置により得られた実験結果から血液濃
度とパラメータ演算式の各係数との関係を示す図であ
る。
【図10】同実験装置による実験結果から求まる各係数
の値を示す図である。
【図11】本発明のモニタを用いた計測例を血液濃度と
吸光度変化との関係で示す図である。
【図12】本発明のモニタを用いた腕でのオクルージョ
ンテストの結果を時間と吸光度変化との関係で示す図で
ある。
【符号の説明】
1 発光素子 2 受光素子 7 CPU(演算手段) 8 表示回路(表示手段) LED1 波長760nm,840nmのLEDチッ
プを配置したもの LED2 波長760nm,840nmのLEDチッ
プを配置したもの

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体組織に近赤外2波長の光を照射する発
    光ダイオードと、生体組織からの反射光を受光する受光
    素子と、この受光素子の受光量に基づいて、生体組織中
    の酸化ヘモグロビン(HbO2 )と還元ヘモグロビン
    (Hb)の状態の変化及び血液量(BV)の変化を、近
    赤外2波長吸光度変化量の一次関数によって算出する演
    算手段と、算出された酸化・還元状態の変化及び血液量
    の変化を表示する表示手段とを備えることを特徴とする
    生体組織酸素モニタ。
  2. 【請求項2】前記HbO2 、Hb、BVの変化は、それ
    ぞれ次の演算式で算出されることを特徴とする請求項1
    記載の生体組織酸素モニタ。 Δ[HbO2 ]=ΔO.D.840 −0.66ΔO.D.760 Δ[Hb] =0.58(1.37ΔO.D.760 −ΔO.
    D.840 ) ΔBV =0.42ΔO.D.840 +0.13ΔO.D.
    760 ) 但し、Δ[HbO2 ]:酸化ヘモグロビンの濃度変化量 Δ[Hb] :還元ヘモグロビンの濃度変化量 ΔBV :血液量の変化 ΔO.D.840 :波長840nmの吸光度変化量 ΔO.D.760 :波長760nmの吸光度変化量
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11006865B2 (en) 2015-12-08 2021-05-18 Anthony Filice Determining viability for resuscitation

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