JP2001321360A - 生体測定装置 - Google Patents

生体測定装置

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JP2001321360A JP2000144533A JP2000144533A JP2001321360A JP 2001321360 A JP2001321360 A JP 2001321360A JP 2000144533 A JP2000144533 A JP 2000144533A JP 2000144533 A JP2000144533 A JP 2000144533A JP 2001321360 A JP2001321360 A JP 2001321360A
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Kouji Amita
孝司 網田
Shoichi Tsuneishi
召一 常石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の受光部の感度にバラツキがある場合で
も正しく測定を行なうことのできる生体測定装置を提供
する。 【解決手段】 受光部1を送光部1からの距離aだけ離
れ、かつ送光部2から距離bだけ離れた位置に配置し、
受光部2を送光部1からの距離bだけ離れ、かつ送光部
2から距離aだけ離れた位置に配置する。送光部1が点
灯したときの受光部1の信号I11と送光部2が点灯した
ときの受光部1の信号I21に基づいてlog(I12/I11)を算
出し、送光部1が点灯したときの受光部2の信号I12
送光部2が点灯したときの受光部2のI22に基づいてlog
(I12/I22)を算出し、log(I12/I11)とlog(I12/I22)の平
均値を算出することにより、送光部1が点灯したときの
受光部1での吸光度と受光部2での吸光度の差を求め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送光部から生体の
測定部位に測定光を照射し測定部位からの透過散乱光
(測定光が生体に入射し、生体内で散乱されて生体から
出射してきた光を指す)を受光部で受光して酸素飽和度
など、生体内の物理量を無侵襲で測定する生体測定装置
に関するものである。このような生体測定装置は、例え
ば脳や筋肉を対象として、心臓手術中の脳内酸素状態の
モニタや、末梢動静脈疾患の重症度の診断、筋肉の酸素
状態の運動生理学的研究などの目的で用いられている。
【0002】
【従来の技術】近赤外領域(700〜1000nm)の
光は、他の波長の光に比べて生体内を通りやすいので、
近赤外分光法を生体内測定に応用して生体内の酸素飽和
度を無侵襲で測定することが従来から種々の手法で行な
われている。その手法の1つとして、光拡散方程式に基
づいた空間分解法を用いた酸素飽和度の測定法がある。
空間分解法では、酸素化ヘモグロビン(oxyHb)及び
脱酸素化ヘモグロビン(deoxyHb)を測定するにあた
り、それぞれの吸光係数の異なる2つ以上の波長(例え
ば780nmと830nm)を用いて計算を行なう。例
えば1つの送光部と、その送光部からの距離が異なる2
つの受光部を被測定部位に配置し、測定部位からの透過
散乱光の光強度を異なる2点で測定し、その強度比、す
なわち吸光度の差から散乱分を仮定して吸収係数を求
め、絶対量に換算する。酸素化ヘモグロビンの絶対量と
脱酸素化ヘモグロビンの絶対量が分かると、酸素飽和度
に相当する酸素化率を計算することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空間分解法では、測定
部位が均質であり、吸収と散乱のみがあると仮定して計
算するので、2つの受光部の感度は同じであることが必
要である。そのため、受光部の感度の補正を電気的又は
ソフトウェア的に行なう必要があるが、経時的な変化に
対しては都度調整し直す必要がある。また、2つの受光
部間で感度が変化する状況、例えば2つの受光部のうち
1つのみに毛髪が挟まれていたり、2つの受光部の配置
位置で肌の色が異なっていたりする場合には計算が合わ
なくなるため、正確な測定値が得られないという問題が
あった。すなわち、毛髪は測定の妨げとなるので毛髪の
ある部位では測定できず、頭部を測定する場合は前額部
に受光部を配置した測定に限られていた。また、毛髪の
ある部位では受光部を1つのみとし、相対変化量(測定
開始時を0とする増減を相対単位で表示する)の測定の
みを行なっていた。
【0004】そこで本発明は、複数の受光部の感度にバ
ラツキがある場合でも正しく測定を行なうことのできる
生体測定装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、送光部から生
体の測定部位に測定光を照射し測定部位からの透過散乱
光を受光部で受光して生体内の物理量を無侵襲で測定す
る生体測定装置であって、1ヵ所の測定部位に対してそ
れぞれ異なる位置から測定光を照射する複数の送光部
と、その測定部位からの透過散乱光をそれぞれ異なる位
置で受光する複数の受光部とを備えているものである。
【0006】送光部及び受光部をそれぞれ複数とし、各
受光部について、いずれかの送光部の測定光照射に起因
する透過拡散光をリファレンスとして受光して感度補正
を行なう。これにより、複数の受光部の感度にバラツキ
がある場合でも空間分解法に基づく生体内の物理量の測
定を行なうことができ、例えば毛髪のある部位でも光量
さえ採れれば空間分解法を用いて酸素飽和度を計算でき
るようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一態様は、2つの送光部
を備え、複数の受光部は、いずれかの送光部からの第1
の距離だけ離れ、かついずれかの送光部とは別の送光部
から第2の距離だけ離れた位置にそれぞれ配置されてい
ることが好ましい。
【0008】本発明の一態様において、2つの受光部を
備え、第1の受光部は第1の送光部からの第1の距離だ
け離れ、かつ第2の送光部から第2の距離だけ離れた位
置に配置され、第2の受光部は第1の送光部からの第2
の距離だけ離れ、かつ第2の送光部から第1の距離だけ
離れた位置に配置されており、第1の送光部から第1の
受光部に入る信号をI11、第2の受光部に入る信号を
I12、第2の送光部から第1の受光部に入る信号をI21
第2の受光部に入る信号をI22とするとき、第1の受光
部位置における吸光度と第2の受光部位置における吸光
度との差を 1/2log{(I12・I21)/(I11・I22)} により求める演算部を備えていることが好ましい。
【0009】本発明の他の態様は、2つの送光部を備
え、複数の受光部は、第1の送光部から等距離で、かつ
第2の送光部からの距離が異なる位置にそれぞれ配置さ
れていることが好ましい。
【0010】本発明の他の態様において、2つの受光部
を備え、第1の送光部から第1の受光部に入る信号をI
11、第2の受光部に入る信号をI12、第2の送光部から
第1の受光部に入る信号をI21、第2の受光部に入る信
号をI22とするとき、第1の受光部位置における吸光度
と第2の受光部位置における吸光度との差を log{(I12・I21)/(I11・I22) により求める演算部を備えていることが好ましい。本発
明の生体測定装置において測定する物理量の一例は酸素
飽和度である。
【0011】
【実施例】図2は生体測定装置の一例を示すブロック図
である。1a,2aは特定の波長λ1、例えば830n
mのレーザ光を発振するレーザダイオードであり、1
b,2bは他の特定の波長λ2、例えば780nmのレ
ーザ光を発振するレーザダイオードである。発振波長λ
1,λ2は700nm以上に設定することが好ましく、
その組合わせは上記の波長に限定されず、任意に設定す
ることができる。レーザダイオード1a,1b,2a,
2bは光源ドライバ3によって順次切り替えて発振させ
られる。光源ドライバ3はCPU(演算部)5によって
制御される。
【0012】レーザダイオード1a,1bからのレーザ
光をプローブ7へ導く光ファイバ9と、レーザダイオー
ド2a,2bからのレーザ光をプローブ7へ導く光ファ
イバ11が設けられている。プローブ7は例えばゴムな
どのフレキシブルな材質で構成されている。プローブ7
では光ファイバ9,11の先端が異なる位置で測定部位
に接触できるように露出している。プローブ7にはま
た、シリコンフォトダイオードなどの光センサ13,1
5がそれぞれ異なる位置で測定部位に接触できるように
設けられている。
【0013】光センサ13,15は、信号線17,19
を介して、光センサ13,15の出力信号を増幅するア
ンプ21に接続されている。アンプ21の出力は、アナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器23を
介して、CPU5へ入力される。CPU5には、表示部
25、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FD
D)27、ハードディスクドライブ(HDD)29、キ
ーボード31及び外部出力端子33が接続されている。
【0014】図1及び図3は、プローブ7における光フ
ァイバ9,11の先端及び光センサ13,15の配置例
を示す平面図である。図1及び図3では、光ファイバ9
の先端を送光部1、光ファイバ11の先端を送光部2、
光センサ13を受光部1、光センサ15を受光部2とし
て示す。レーザダイオード1a,1b,2a,2bは複
数波長のデータを採るため、及びどちらの送光部1,2
が点灯しているかを特定するため、時分割で点灯させて
同時に複数のレーザダイオードが点灯しないように光源
ドライバ3により制御されて点灯する。
【0015】図1(A)に示す配置例では、送光部1,
2及び受光部1,2が送光部1、受光部1、受光部2,
送光部2の順で直線上に配置されている。図1(B)及
び(C)に示す配置例では、送光部1,2及び受光部
1,2が長方形の四隅にそれぞれ配置されている。図1
(A),(B),(C)において、送光部1と受光部1
の間の距離及び送光部2と受光部2の間の距離は第1の
距離aだけ離れており、送光部1と受光部2の間の距離
及び送光部2と受光部1の間の距離は第2の距離bだけ
離れている。
【0016】図1(A),(B),(C)の配置例にお
いて、CPU5により実行される真の吸光度強度比の計
算方法を説明する。送光部1が点灯したときに受光部1
に入る信号をI11、受光部2に入る信号をI 12、送光部2
が点灯したときに受光部1に入る信号をI21、受光部2
に入る信号をI22、受光部1と受光部2との未知の感度
比をkとする。例えば受光部2に入る信号I12及びI
22は、 I12=k・I'12 …(1) I22=k・I'22 …(2) と示すことができる。ここで、I'12、I'22は真の感度
での信号である。
【0017】送光部1が点灯したときの信号I11,I12
比の対数、すなわち受光部1での吸光度と受光部2での
吸光度との差(以下、単に吸光度の差という)log(I12/
Ill)と、送光部2が点灯したときの吸光度の差log(I21/
I22)は、 log(I12/Ill)=log(kI'12/Ill) …(3) log(I21/I22)=log(I21/kI'22) …(4) となる。
【0018】測定部位の全体が均質であるとすると、送
光部1と受光部1の間の距離と送光部2と受光部2の間
の距離が距離aで等しく、さらに送光部1と受光部2の
間の距離と送光部2と受光部1の間の距離が距離bで等
しいということから、 log(I12/Ill)=log(I21/I22) …(5) となる。式(5)に式(3)及び(4)を代入して、 log(I'12/Ill)=log(I21/I'22) …(6) 式(6)を式(2)及び式(3)に基づいて変形する
と、 log(I'12/Ill)=log(I21/I22)+logk …(7) log(I'12/Ill)=log(I21/I22)+log(I12/I11)−log(I'12/Ill) …(8) log(I'12/Ill)=1/2log{(I12・I21)/(I11・I22)} …(9) の関係がある。
【0019】式(9)から、送光部1から距離bだけ離
れた位置での信号I'12と距離aだけ離れた位置での信
号I11に基づく吸光度の差の真値log(I'12/Ill)は、感
度比kの値に関係なく、log(I12/I11)とlog(I21/I22)の
平均値、又はlog(I12/I22)とlog(I21/I11)の平均値を採
れば求まることが分かる。また、信号I11,I12,I21,I
22を式(9)に代入して吸光度の差の真値log(I'12/I
ll)を求めてもよい。そして、log(I'12/Ill)に基づい
て、酸素化ヘモグロビン及び脱酸素化ヘモグロビンの絶
対量を算出し、酸素化ヘモグロビン及び脱酸素化ヘモグ
ロビンの経時変化や酸素飽和度を算出する。
【0020】図3に示す配置例では、送光部2から等距
離cだけ離れ、送光部1からの距離が異なる別々の位置
に受光部1,2が配置されている。図3の配置例におい
て、CPU5により実行される真の吸光度比の計算方法
を説明する。送光部1が点灯したときに受光部1に入る
信号をI11、受光部2に入る信号をI 12、送光部2が点灯
したときに受光部1に入る信号をI21、受光部2に入る
信号をI22、受光部1と受光部2との未知の感度比をk
とする。例えば受光部2に入る信号I12及びI22は、 I12=k・I'12 …(10) I22=k・I'22 …(11) と示すことができる。ここで、I'12、I'22は真の感度
での信号である。
【0021】測定部位の全体が均質であるとすると、送
光部2から受光部1までの距離と送光部2から受光部2
までの距離は距離cで等しいということから、 I21=I'22 …(12) となる。送光部1が点灯したときの信号I'12と信号I11
の強度比log(I'12/Ill)は、式(8)に基づいて、 log(I'12/I11)=log(I12/kI11) …(13) となる。さらに式(9)及び(10)に基づいて、 log(I'12/I11)=log{(I12・I21)/(I11・I22)} …(14) となる。
【0022】式(14)から、送光部1の点灯時におけ
る吸光度の差の真値log(I'12/Ill)は、送光部1の点灯
時における吸光度の差log(I12/I11)と、送光部2の点灯
時における吸光度の差log(I21/I22)を足せばよいことが
分かる。また、信号I11,I12,I21,I22を式(14)に
代入して吸光度の差の真値log(I'12/Ill)を求めてもよ
い。そして、log(I'12/Ill)に基づいて、酸素化ヘモグ
ロビン及び脱酸素化ヘモグロビンの絶対量を算出し、酸
素化ヘモグロビン及び脱酸素化ヘモグロビンの経時変化
や酸素飽和度を算出する。
【0023】上記に示す実施例では送光部及び受光部が
それぞれ2つの場合について説明しているが、本発明は
これに限定されるものではなく、送光部及び受光部がそ
れぞれ3つ以上の場合にも適用することができる。ブロ
ーブ7での送光部1,2と受光部1,2の配置は固定と
し、ブローブ7は一体型であることが好ましいが、再現
性のある配置が可能であれば一体型に限定されるもので
はない。
【0024】この実施例では、光源としてのレーザダイ
オードからのレーザ光を送光部1,2に光ファイバで導
いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば送光部1,2の位置にレーザダイオードや発光ダ
イオードを配置するなど、1ヵ所の測定部位に対してそ
れぞれ異なる位置から測定光を照射できる複数の送光部
であればどのようなものでもよい。この実施例では、受
光部としてプローブ7にフォトダイオード13,15を
配置しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば受光部の位置から光ファイバを用いてプロー
ブ外の光センサに導くなど、1ヵ所の測定部位からの透
過散乱光をそれぞれ異なる位置で受光することができる
複数の受光部であればどのようなものでもよい。この実
施例では、空間分解法に基づいて酸素飽和度を算出して
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、空間
分解法に基づく生体内の物理量の測定に適用することが
できる。
【0025】
【発明の効果】本発明の生体測定装置では、1ヵ所の測
定部位に対してそれぞれ異なる位置から測定光を照射す
る複数の送光部と、その測定部位からの透過散乱光をそ
れぞれ異なる位置で受光する複数の受光部とを備え、各
受光部について、いずれかの送光部の測定光照射に起因
する透過拡散光をリファレンスとして受光して感度補正
を行なうようにしたので、複数の受光部の感度にバラツ
キがある場合でも空間分解法に基づく生体内の物理量の
測定を行なうことができる。
【0026】本発明の一態様では、2つの送光部を備
え、第1の受光部を第1の送光部からの第1の距離だけ
離れ、かつ第2の送光部から第2の距離だけ離れた位置
に配置し、第2の受光部を第1の送光部からの第2の距
離だけ離れ、かつ第2の送光部から第1の距離だけ離れ
た位置に配置し、第1の送光部から第1の受光部に入る
信号をI11、第2の受光部に入る信号をI12、第2の送光
部から第1の受光部に入る信号をI21、第2の受光部に
入る信号をI22とするとき、演算部により、第1の受光
部位置における吸光度と第2の受光部位置における吸光
度との差を1/2log{(I12・I21)/(I11・I22)}により
求めるようにしたので、各受光部の感度差に関係なく、
酸素飽和度の測定を行なうことができる。
【0027】本発明の他の態様では、2つの送光部と複
数の受光部を備え、受光部を第1の送光部から等距離
で、かつ第2の送光部からの距離が異なる位置にそれぞ
れ配置し、第1の送光部から第1の受光部に入る信号を
I11、第2の受光部に入る信号をI12、第2の送光部から
第1の受光部に入る信号をI21、第2の受光部に入る信
号をI22とするとき、演算部により、第1の受光部位置
における吸光度と第2の受光部位置における吸光度との
差を log{(I12・I21)/(I11・I22)} により求めるようにしたので、各受光部の感度差に関係
なく、酸素飽和度の測定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プローブにおける送光部及び受光部の配置例を
示す平面図であり、(A)は直線型、(B)及び(C)
は長方形型を示す。
【図2】本発明が適用される生体測定装置の一例を示す
ブロック図である。
【図3】プローブにおける送光部及び受光部の他の配置
例を示す平面図である。
【符号の説明】
1a,1b,2a,2b レーザダイオード 3 光源駆動部 5 CPU 7 プローブ 9,11 光ファイバ 13,15 フォトダイオード 17,19 信号線 21 アンプ 23 A/D変換器 25 表示部 27 フロッピーディスクドライブ 29 記憶部 31 キーボード 33 出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送光部から生体の測定部位に測定光を照
    射し測定部位からの透過散乱光を受光部で受光して生体
    内の物理量を無侵襲で測定する生体測定装置において、 1ヵ所の測定部位に対してそれぞれ異なる位置から測定
    光を照射する複数の送光部と、 前記測定部位からの透過散乱光をそれぞれ異なる位置で
    受光する複数の受光部と、を備えたことを特徴とする生
    体測定装置。
  2. 【請求項2】 2つの送光部を備え、前記複数の受光部
    は、第1の送光部からの第1の距離だけ離れ、かつ第2
    の送光部から第2の距離だけ離れた位置と、第1の送光
    部からの第2の距離だけ離れ、かつ第2の送光部から第
    1の距離だけ離れた位置にそれぞれ配置されている請求
    項1に記載の生体測定装置。
  3. 【請求項3】 2つの受光部を備え、第1の受光部は第
    1の送光部からの第1の距離だけ離れ、かつ第2の送光
    部から第2の距離だけ離れた位置に配置され、第2の受
    光部は第1の送光部からの第2の距離だけ離れ、かつ第
    2の送光部から第1の距離だけ離れた位置に配置されて
    おり、 第1の送光部から第1の受光部に入る信号をI11、第2
    の受光部に入る信号をI 12、第2の送光部から第1の受
    光部に入る信号をI21、第2の受光部に入る信号をI22
    するとき、第1の受光部位置における吸光度と第2の受
    光部位置における吸光度との差を 1/2log{(I12・I21)/(I11・I22)} により求める演算部を備えている請求項2に記載の生体
    測定装置。
  4. 【請求項4】 2つの送光部を備え、前記複数の受光部
    は、第1の送光部から等距離で、かつ第2の送光部から
    の距離が異なる位置にそれぞれ配置されている請求項1
    に記載の生体測定装置。
  5. 【請求項5】 2つの受光部を備え、 第1の送光部から第1の受光部に入る信号をI11、第2
    の受光部に入る信号をI 12、第2の送光部から第1の受
    光部に入る信号をI21、第2の受光部に入る信号をI22
    するとき、第1の受光部位置における吸光度と第2の受
    光部位置における吸光度との差を log{(I12・I21)/(I11・I22)} により求める演算部を備えている請求項4に記載の生体
    測定装置。
  6. 【請求項6】 前記物理量が酸素飽和度である請求項1
    から5に記載の生体測定装置。
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