JP2009520548A - 血糖濃度の非侵襲測定システム - Google Patents

血糖濃度の非侵襲測定システム Download PDF

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Abstract

熱放射分光(TES)装置10、光コヒーレンストモグラフィ(OCT)装置20又は近赤外拡散反射(NIDR)装置を含む、生きている被検体における血糖濃度の非侵襲的測定をなすシステム及び方法。TES10は、血糖の吸収を示す信号を発生し、この信号から、血糖濃度が判定され、OCT装置20は、生きている被検体の部分の散乱係数を示す信号を発生し、この信号から、血糖濃度が判定される。被検体の体温及び表面温度を測定するためのセンサにより発生された信号とともに、TES及びOCT装置により発生される信号は、血糖濃度を判定する代謝熱構造(MHC)方法に用いられる。このシステムは、血糖濃度も測定される基礎となる熱弾性型皮膚特性を示す信号を発生する光音響センサを含んでもよい。

Description

本発明は、生きている被検物における血糖濃度の非侵襲性の測定のためのシステムに関する。
血糖濃度の測定は、血液サンプルをとり、実験室又はこれを分析する手持ち式装置に当該サンプルを送ることにより侵襲的に行われることが多い。生体内での血糖濃度を測定することは、血糖信号を完全に崩壊させる可能性のある幾つかの生理学的な変数及びその他の変数の干渉によって複雑化する。こうした干渉は、測定される信号に非線形に寄与する可能性があり、被検体からの空間位置とともに変化する可能性があり、時間とともに変化する可能性があり、又は人によってばらつきがある可能性があるので、排除することは非常に難しい。
血糖濃度を測定する1つの非侵襲の方法は、Cho氏らが記述したような既知の代謝熱構造(MHC;Metabolic Heat Conformation)方法を用いる("Non-invasive Measurement of Glucose by Metabolic Heat Conformation Method", Clinical Chemistry, 50(10), pp1894-1898, (2004))。この方法は、グルコースの酸化代謝(oxidative metabolism)の測定に依拠しており、これにより、血糖濃度を推測することができる。グルコース酸化によって生じる体熱は、組織の細胞への毛細血管のグルコース及び酸素の供給の微妙なバランスに基づいている。MHC方法は、この関係性を利用して当該体熱と酸素供給とを測定することにより血糖を推定する。この関係性は、次のような式により表すことができる。
[血糖濃度]=関数[発生熱,血流速度,Hb,HbO
ここで、Hb及びHbOは、それぞれヘモグロビン濃度及び酸化ヘモグロビン濃度を示す。
発生熱(すなわち体熱)は、温度計により測定され、Hb濃度及びHbO濃度は、代表的には、皮膚の分光反射率から測定される。既知のMHC方法を用いて、血流速度は、皮膚の熱伝導率から推定され、この熱伝導率は、指先のような組織サンプルから皮膚を通じて2つのサーミスタに伝達される熱を測定することによって検出される。
したがって、MHC方法を用いた血糖濃度の測定の精度は、組織サンプルの水分含量に依存する皮膚の熱伝導率を含む関連の不正確さを各々が伴う様々な測定値に依存する。水分含量が最初に定められないと、特に、計算される血流速度に関連する不正確さは、かなり大きなものとなる可能性がある。
本発明の目的は、生きている被検物における血糖濃度の非侵襲性の測定をなすためのシステムであって、既知のMHC方法を凌ぐ改善された正確さを提供するものを提供することである。
本発明によれば、生きている被検体における血糖濃度の非侵襲性の測定をなすシステムであって、
a.前記被検体の体温を測定する手段と、
b.前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度を判定する手段と、
c.前記生きている被検体について血流速度を判定する手段、及び前記体温、前記ヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度並びに前記血流速度の関数として前記生きている被検体における血糖濃度を判定する手段、並びに血糖濃度を示す信号を各々が発生する複数の分光装置、前記血糖濃度を示す信号から前記血糖濃度を判定する手段と、
を有し、
前記分光装置のうちの少なくとも1つは、
d.前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度、
e.前記生きている被検体の体温、
f.周囲温度
g.前記被検体についての血流速度
のうちの1つ又は2つ以上を付加的に示す信号を発生するものとし、
当該d.ないしg.のうちの1つ又は2つ以上を示す信号は、a.ないしc.の手段のうちの少なくとも1つに伝送され、前記血糖濃度を判定するために用いられる、
システムが提供される。
本発明のシステムは、血糖濃度の値を判定することを可能にするようMHC方法を実現することに加えて分光的に情報を抽出する。こうして判定された血糖濃度値は、一般に干渉が少なく、情報を用いる1つの技術の他のものからの弱さ又は干渉を補償するために用いることができる。血糖濃度のより正確な判定は、こうして達成可能である。
分光装置の1つは、好ましくは、前記分光装置のうちの1つは、
x)前記生きている被検体により発せられる熱放射スペクトルを検出し、血糖の吸収を示す信号を発生する検出器
を有する。
熱放射分光法(TES;Thermal Emission Spectroscopy)は、例えば米国特許出願に係る文献のUS5,666,956に開示されているような血糖濃度を非侵襲的に測定する1つの方法である。この方法により、人体の熱的又は黒体放射は、電磁スペクトルの赤外部分において測定され、結果として得られる強度及びスペクトル測定値は、放射対象の温度及び状態の特性であることが判明されている。
好ましくは、分光装置のうちの1つは、前記分光装置のうちの1つは、
y)前記生きている被検体の部分に測定ビームを照射する照射器、及び前記生きている被検体により散乱された測定ビーム放射線を集め、前記被検体の前記部分の散乱係数を示す信号を発生する検出器、
を有する。
好ましくは、測定ビームは、近赤外スペクトルにあり、より好ましくは複数の波長を有するのが良い。
かかる装置の例には、光コヒーレンストモグラフィ(OCT;optical coherence tomography)装置、光ドップラトモグラフィ装置又は近赤外拡散反射(NIDR;near infrared diffuse reflectance)装置がある。「近赤外」なる用語は、0.70ないし2.5μmの波長の光を指すために用いられる。
より好ましくは、前記分光装置は、複数のスペクトルパターンを生成するよう前記熱放射スペクトルを空間的に分離し、第1の基準セットの波長と血糖又は他の検体に依存した第2のセットの波長とにおいてスペクトル強度を複数の前記スペクトルパターンの各々について測定する干渉フィルタリング手段を有し、これに基づき前記血糖又は他の検体の濃度が判定される。
複数の波長のそして当該スペクトルの他の部分における基準信号及び血糖信号を測定することは、より多くの情報が得られることを意味し、血糖濃度の良好な正確さが得られる。他の検体の情報を含むスペクトルの部分を測定することは、他の検体からの干渉に対する補正を考慮しており、これにより、血糖濃度測定の精度がさらに向上する。
好ましくは、当該x)の検出器により発生される信号は、生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度も示す。
へモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度を示すこの信号は、へモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度を判定する手段のための入力信号として用いることができる。
好ましくは、当該x)の検出器により発生される信号は、生きている被検体の体温も示すのが良い。体温を示すこの信号は、被検体の体温を判定する手段のための入力信号として用いることができる。
好ましくは、当該x)の検出器により発生される信号は、周囲温度も示すのが良い。
周囲温度を示すこの信号は、被検体の体温を判定する手段のための入力信号として用いることができる。
好ましくは、当該y)の検出器により発生される信号は、当該生きている被検体について血流速度を示すのが良い。生きている被検体の血流速度を示すこの信号は、当該生きている被検体についての血流速度を判定する手段のための比較的精度の高い入力信号として用いることができる。
本発明はまた、生きている被検体における血糖濃度を非侵襲的に測定する方法であって、
m.前記被検体の体温を測定するステップと、
n.前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度を判定するステップと、
o.前記生きている被検体について血流速度を判定し、前記体温、前記ヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度並びに前記血流速度の関数として前記生きている被検体における血糖濃度を判定するとともに、血糖濃度を示す信号を複数の分光装置から発生し、これにより前記血糖濃度を判定するステップと、
を有し、
少なくとも1つの信号は、
p.前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度、
q.前記生きている被検体の体温、
r.周囲温度
s.前記被検体についての血流速度
のうちの1つ又は2つ以上を付加的に示すものとし、
当該p.ないしs.のうちの1つ又は2つ以上を示す信号を、ステップm.ないしo.のうちの少なくとも1つにおいて用いる、
方法に関する。
以下、本発明のこれらの態様及びその他の態様を、説明する実施例に基づいて明らかにする。
以下の本発明の実施例は、添付の概略的な図面を参照して専ら例示により説明されるものである。
図1を参照すると、このシステムは、生きている被検体の指1に適用された状態が示されている。このシステムは、簡単化された熱放射分光学(TES;thermal emission spectroscopy)に基づいた装置10を含み、この装置において、液晶パネル、ディジタルミラーディスプレイ又はシリコンディスプレイ上の液晶(LCOSディスプレイ)などの空間光変調器(SLM)11が回折格子12と連係して用いられている。
指1から現れる黒体放射線13(すなわち、熱放射スペクトル)は、回折格子12により、成分波長14に応じて空間的に構成される。格子12は、波長13の空間的に混合されたスペクトルを分離し、当該スペクトルを構成する波長の順に当該スペクトルを空間的に再構成する。この「構成されたスペクトル」14は、その後に第1のレンズシステム15によりSLM11上へ焦点合わせさせられる。
構成されたスペクトル14の様々な部分は、SLM11の特定の画素に階調レベルを割り当てることにより、分析可能である。例えば、SLM11の所与の位置において黒い画素を集めることは、黒くされた画素に入射する「構成されたスペクトル」14のこうした波長がSLM11によって反射することを回避することになる。逆に、白い画素を集めることは、これに入射するこうした波長がSLM11により反射することを可能にする。SLM11から反射した波長は、第2のレンズシステム17を用いて偏光ビームスプリッタ18を介して検出器16に焦点合わせさせられる。このようにして、スペクトル14の部分は、反射可能であり、他のものは遮断されることが可能となる。かくして、特定の波長をオン及びオフに切り換えることにより、グルコース特徴スペクトル帯域及び基準測定のためのスペクトル帯域を順次測定することができる。或いは、複数の検出器又は検出器アレイを用いることにより、多くの信号が同時に測定可能である。
SLMはまた、レンズシステム15に合わせて位置づけられるレンズシステム17及び検出器16による透過セットアップにおいて用いることができる。
本発明はまた、部分最小二乗回帰のような多変量キャリブレーション方法にも適用可能である。このような方法は、最大量の情報をスペクトルから抽出することができるよう熱放射スペクトル13の信号全体における変動を考慮に入れるものである。
多変量キャリブレーション処理は、回帰ベクトルr=[r(λ),…,r(λ)]を生成する。ここで、r(λ)は、関心の検体例えば血糖について、熱放射スペクトル13の波長λに適用されるような重み関数である。(波長λからλは、当該放射スペクトルに存在するそうした波長に対応する)。その後、測定された熱放射スペクトルs=[s(λ),…,s(λ)]との回帰ベクトルの内積をとることにより、関心の検体、この場合は血糖の濃度が得られる。
多変量キャリブレーション方法は、SLM11の画素に重み係数r(λ)からr(λ)を表示し、その後に第2のレンズシステム17を用いて検出器16にSLM11を通じて透過したそうした波長を焦点合わせすることにより進行する。同様に、他の所望の信号パターンも、SLM11に他の回帰ベクトルを表示することによって抽出が可能である。このようにして、測定の精度を向上させるよう2つ以上の波長において血糖吸収及び基準測定を行うことができる。SLM11は、いわゆる多変量光学素子(MOE;Multivariate Optical Element)として振舞う。但し、1つしか信号成分が必要でない場合、このMOEは、調整される必要はなく、これによりMOEとして干渉フィルタの安い代替え例を用いることができる。
検出器16は、血糖の吸収を示す信号を発生し、この信号は、当該信号から血糖濃度を判定するプロセッサ40に伝送される。血糖の吸収を示す信号を発生するとともに、TES装置は、ヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンのような他の血液成分を示す信号を発生するためにも用いることができる。
また、温度計の代替えとして、TES検出器16からの発生された信号は、プランクの次のエネルギ分布式により与えられる黒体曲線の温度依存性を用いて、皮膚に発生した熱を判定するために用いることもできる。
Figure 2009520548
検出器16はまた、当該検出器から離れて指1からの放射を維持するようSLM11を用いることにより周囲温度を示す信号を発生するために用いることもできる。
このシステムはまた、光コヒーレンストモグラフィ(OCT)装置20も有する。装置20は、広帯域光源、すなわち広い範囲の周波数にわたり光を放出することのできる光源としてスーパールミネセントダイオード(SLD;super luminescent diode)21を含む。極端に短いパルスを有するレーザ(フェムト秒レーザ)も適している。SLDにより発せられた光23は、コリメートレンズ24を通過し、50/50ビームスプリッタ27によって、基準アーム25及びサンプルアーム26という2つのアームに分離される。基準アーム25は、ミラー29に向かうよう差し向けられミラー29から反射させられる。ミラー29は、時間とともに基準アーム25の経路長を変えるようにスキャン可能である。サンプルアーム26は、指1(この場合におけるサンプル)に向けて差し向けられ、指1へとレンズ30により焦点合わせさせられる。指からの後方散乱光及び基準アームからの反射基準光は、ビーム32において合成され干渉する。血糖の存在により、指1の組織の散乱係数が減少する。検出器34は、散乱係数を示す信号を発生し、この信号はプロセッサ40に伝送され、このプロセッサは、当該信号から血糖濃度を判定する。スキャンミラー29は、当該サンプルの反射率特性が得られるようにする。米国特許出願に係る文献のUS6,725,073は、光コヒーレンストモグラフィを用いて組織内の検体濃度を測定するための方法を開示している。
移動物体からの波の反射は、周波数シフト(代表例は、警察車が近づきその後に離れていくときに警察車のサイレンのトーンの変化である)を生じさせ、これにより当該移動物体の速度を判定することができるものとして知られている。したがって、放射された組織サンプル及び恐らくは当該組織サンプルの脈動表面内の動く赤い血液細胞との放射線の相互作用により、当該放射線の幾つかの領域は、後方散乱光の強度を変動させる周波数シフトを被ることになる。検出器34からの信号は、この変動をも示しうるものであり、血流速度を判定するために用いられるようにプロセッサ40にその後に伝送可能である。有利なのは、血流速度を判定するために熱伝導率を測定する既知の方法とは異なり、この態様の血流速度の判定は、皮膚における水濃度のキャリブレーション及び測定の付加的なステップを必要としないことである。Zhao氏ら("Phase -Resolved Optical Coherence Tomography and Optical Doppler Tomography for Imaging Blood Flow in Human Skin with Fast Scanning Speed and High Velocity Sensitivity", Opt. Lett., 25(2), pp114-116 (2000))は、血流速度を直接判定するためにドップラトモグラフィの使用を実証した。
OCT装置の代替えとして、NIR拡散反射装置及び検出器を、屈折率に依存した散乱係数を測定するために用いることができる。有利なのは、このNIR拡散反射装置が異なる波長において散乱係数を示す信号を発生しこれにより多くの情報を提供するようにすることである。
血糖濃度を判定するMHC方法は、総体温、皮膚表面温度、周囲温度、血液速度、並びにヘモグロビン及びオキシ・ヘモグロビンの濃度の測定を必要とする。既に示したように、TES検出器16は、総体温を示し、ヘモグロビン及びオキシ・ヘモグロビンの濃度を示し、かつ周囲温度を示す信号を発生することができる。OCT検出器34は、血流速度を示す信号を発生することができ、当該システムは、指1の皮膚表面温度を測定するためのサーミスタ20を含む。検出器16及び34並びにサーミスタ25からの信号は、既知のMHC方法に準じて血糖濃度を判定するようプロセッサ40により処理される。
周囲温度を直接測定するための独立したサーミスタは、このシステムに含まれるものとしてもよい。
TESが直接的な血糖測定をなし、MHC方法及びOCT方法が間接的な測定をなすので、血糖濃度測定に作用するファクタは異なる。したがって、これら独立した測定値は、比較されて精度が上がるようにすることができ、血糖濃度の平均をとるように合成可能である。
図2を参照すると、図1におけるものに対応するシステム要素は、図1に準じて付番される。本システムは、スーパールミネセントダイオード51及び光音響センサ50を有する。検体例えば血糖と相互作用するために選ばれた波長のパルス光は、サンプルの指1において放たれる。この光は、検体により吸収され、これにより温度の急上昇をもたらす微細な局部的加熱を生じる。この温度上昇により、超音波圧力波55が発生し、これは、皮膚の表面における光音響センサ50(例えば、メタニオブ酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛又はフッ化ビニリデンにより形成される圧電トランスデューサ)により検出される。当該圧力の大きさは、血糖に依存した皮膚の熱膨張係数に比例している。センサ50により発生した電気信号52は、被検体の皮膚の熱膨張係数を示しており、これから血糖濃度を判定するプロセッサ40に伝送される。国際特許出願に係る文献のWO2004/042382は、光音響学により生きている身体特性の非侵襲測定のための方法及び装置を開示している。
検出器34により発生された散乱係数を示す信号は、プロセッサが血糖濃度を判定しているときに散乱効果からセンサ50により発生された信号52における熱弾性型皮膚特性を隔離するために用いることができ、これにより、得られる血糖濃度値の精度が向上する。
本発明に用いて好適な他の分光装置は、
血糖の他にヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度を示す信号を発生するラマン分光装置と、
血糖濃度を示す信号を発生する蛍光分光装置と、
生きている被検体の部分に測定ビームを照射する照射器、及び当該生きている被検体により透過した測定ビーム放射線を集め、当該被検体の部分における血糖の吸収を示す信号を発生する検出器を有するダイレクト吸収分光計と、
を含むことができる。当該照射器が複数の波長を有する場合、ヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度も示す信号が発生可能である。
図1及び図2には指が示されているが、本発明のシステムは、他の身体部分とともに用いることができることに留意されたい。
1つの共通プロセッサ40を示してきたが、各検出器からの信号は、少なくとも部分的に合成される前に個別のプロセッサに伝送されるようにしてもよい。
なお、上述した実施例は、本発明を限定するのではなく例示するものであり、当業者であれば、添付の請求項により規定されるような本発明の範囲を逸脱することなく数多くの代替えの実施例を構成することは可能となる。請求項において、括弧内に付された参照符号は、当該請求項を限定するものと解釈してはならない。「有し」や「有する」などの文言は、請求項又は明細書全体に挙げられたもの以外の要素又はステップの存在を排除するものではない。要素の単数の引用は、そのような要素の複数の引用を排除しないし、逆に要素の複数の引用は、そのような要素の単数の引用を排除しない。本発明は、幾つかの個別の要素を有するハードウェアによって、また、適切にプログラムされたコンピュータによって実現可能である。複数の手段を列挙する装置の請求項において、これら手段のうちの幾つかを、同一アイテムのハードウェアにより具現化されるようにしてもよい。或る複数の方策が相互に異なる従属請求項に挙げられている点は、これら方策の組み合わせが活用できないことを示すものではない。
本発明のシステムの第1の実施例を示す図。 本発明のシステムの第2の実施例を示す図。

Claims (15)

  1. 生きている被検体における血糖濃度の非侵襲性の測定をなすシステムであって、
    a.前記被検体の体温を測定する手段と、
    b.前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度を判定する手段と、
    c.前記生きている被検体について血流速度を判定する手段、及び前記体温、前記ヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度並びに前記血流速度の関数として前記生きている被検体における血糖濃度を判定する手段、並びに血糖濃度を示す信号を各々が発生する複数の分光装置、前記血糖濃度を示す信号から前記血糖濃度を判定する手段と、
    を有し、
    前記分光装置のうちの少なくとも1つは、
    d.前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度、
    e.前記生きている被検体の体温、
    f.周囲温度
    g.前記被検体についての血流速度
    のうちの1つ又は2つ以上を付加的に示す信号を発生するものとし、
    当該d.ないしg.のうちの1つ又は2つ以上を示す信号は、a.ないしc.の手段のうちの少なくとも1つに伝送され、前記血糖濃度を判定するために用いられる、
    システム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、前記分光装置のうちの1つは、
    x)前記生きている被検体により発せられる熱放射スペクトルを検出し、血糖の吸収を示す信号を発生する検出器
    を有する、システム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、前記分光装置のうちの1つは、
    y)前記生きている被検体の部分に測定ビームを照射する照射器、及び前記生きている被検体により散乱された測定ビーム放射線を集め、前記被検体の前記部分の散乱係数を示す信号を発生する検出器、
    を有する、システム。
  4. 請求項3に記載のシステムであって、前記測定ビームは、近赤外スペクトルにあること及び/又は複数の波長を有することを満たす、システム。
  5. 請求項1に記載のシステムであって、前記分光装置の1つは、
    z)前記生きている被検体の部分のパルス照射をなすソース、及び前記パルス照射により生じた音圧波を検出し前記熱弾性型皮膚特性を示す信号を発生する検出器を有する、システム。
  6. 請求項3又は5に記載のシステムであって、前記散乱係数を示す信号は、散乱効果から前記熱弾性型皮膚特性を示す信号における熱弾性型皮膚特性を隔離するために用いられる、システム。
  7. 請求項2に記載のシステムであって、前記分光装置は、複数のスペクトルパターンを生成するよう前記熱放射スペクトルを空間的に分離し、第1の基準セットの波長と血糖又は他の検体に依存した第2のセットの波長とにおいてスペクトル強度を複数の前記スペクトルパターンの各々について測定する干渉フィルタリング手段を有し、これに基づき前記血糖又は他の検体の濃度が判定される、システム。
  8. 請求項7に記載のシステムであって、前記干渉フィルタリング手段は、空間光変調器を有する、システム。
  9. 請求項8に記載のシステムであって、前記干渉フィルタリング手段は、多変量光学素子を有する、システム。
  10. 請求項7に記載のシステムであって、前記x)の検出器により発生した信号は、前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度も示す、システム。
  11. 請求項2に記載のシステムであって、前記x)の検出器により発生された信号は、前記生きている被検体の体温も示す、システム。
  12. 請求項2に記載のシステムであって、前記x)の検出器により発生された信号は、前記周囲温度も示す、システム。
  13. 請求項3に記載のシステムであって、前記y)の照射器及び検出器は、光コヒーレンストモグラフィ装置又は光ドップラトモグラフィ装置に含まれる、システム。
  14. 請求項13に記載のシステムであって、前記y)の検出器により発生された信号は、前記生きている被検体について前記血流速度を示す、システム。
  15. 生きている被検体における血糖濃度を非侵襲的に測定する方法であって、
    m.前記被検体の体温を測定するステップと、
    n.前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度を判定するステップと、
    o.前記生きている被検体について血流速度を判定し、前記体温、前記ヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度並びに前記血流速度の関数として前記生きている被検体における血糖濃度を判定するとともに、血糖濃度を示す信号を複数の分光装置から発生し、これにより前記血糖濃度を判定するステップと、
    を有し、
    少なくとも1つの信号は、
    p.前記生きている被検体の血液におけるヘモグロビン及び酸化ヘモグロビンの濃度、
    q.前記生きている被検体の体温、
    r.周囲温度
    s.前記被検体についての血流速度
    のうちの1つ又は2つ以上を付加的に示すものとし、
    当該p.ないしs.のうちの1つ又は2つ以上を示す信号を、ステップm.ないしo.のうちの少なくとも1つにおいて用いる、
    方法。
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