JPS62251438A - エンジンの燃料供給制御装置 - Google Patents
エンジンの燃料供給制御装置Info
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- JPS62251438A JPS62251438A JP9413486A JP9413486A JPS62251438A JP S62251438 A JPS62251438 A JP S62251438A JP 9413486 A JP9413486 A JP 9413486A JP 9413486 A JP9413486 A JP 9413486A JP S62251438 A JPS62251438 A JP S62251438A
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 57
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- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 2
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンの始動時に、エンジンに対する燃料
供給量を通常運転時に比して増1させる制御を行うよう
にされた、エンジンの燃料供給制御装置に関する。
供給量を通常運転時に比して増1させる制御を行うよう
にされた、エンジンの燃料供給制御装置に関する。
(従来の技術)
エンジンの始動時、特に、エンジン温度が比較的低い状
態での始動時には、吸気通路内壁に付着する燃料が気化
しに(いので、エンジンが通常、運転状態にあるときと
同様に、燃料をエンジンの運転状態に応じて定められる
量だけ供給したのでは、燃焼室に供給される混合気が薄
くなり過ぎてしまう虞がある。また、これに加えて、エ
ンジンの始動時には、吸入空気量が比較的少量とされる
ので、混合気の燃焼状態が不安定になり易い。
態での始動時には、吸気通路内壁に付着する燃料が気化
しに(いので、エンジンが通常、運転状態にあるときと
同様に、燃料をエンジンの運転状態に応じて定められる
量だけ供給したのでは、燃焼室に供給される混合気が薄
くなり過ぎてしまう虞がある。また、これに加えて、エ
ンジンの始動時には、吸入空気量が比較的少量とされる
ので、混合気の燃焼状態が不安定になり易い。
そこで、従来より、例えば、特開昭55−78131号
公報にも示される如く、エンジンのクランキング時に燃
料供給ヱを通常運転時に比して増量補正することにより
、始動性を容易にすることが行われている。そして、こ
のようにクランキング時に燃料供給量の増量補正が行わ
れるエンジンにおいては、通常、エンジンの冷却水温等
に応じて始動補正量が設定されるとともに、クランキン
グが終了してエンジンが始動した後(完爆後)は、時間
の経過に伴って始動補正量が徐々に減少せしめられ、燃
料供給量が漸減するように制御される。
公報にも示される如く、エンジンのクランキング時に燃
料供給ヱを通常運転時に比して増量補正することにより
、始動性を容易にすることが行われている。そして、こ
のようにクランキング時に燃料供給量の増量補正が行わ
れるエンジンにおいては、通常、エンジンの冷却水温等
に応じて始動補正量が設定されるとともに、クランキン
グが終了してエンジンが始動した後(完爆後)は、時間
の経過に伴って始動補正量が徐々に減少せしめられ、燃
料供給量が漸減するように制御される。
(発明が解決しようとする問題点)
上述の如くに始動時における燃料供給量が制御されるエ
ンジンにあっては、一旦始動した後、例えば、負荷の急
変等により、比較的短時間Φ後に停止し、その後然程時
間が経過しないうちに再始動が行われる場合でも、再始
動時には先の始動時と同様に冷却水温等で代表されるエ
ンジンの温度に応じた始動補正■をもって燃料供給量が
増量補正される。このように、エンジンが一旦始動した
後停止し、その後、短時間のうちに再始動が行われる場
合には、冷却水温等で代表されるエンジンの温度が最初
の始動時から殆ど変化せず、そのため、始動補正量が先
の始動時と略同1とされることが多い。しかしながら、
再始動が行われるとき、実際には、燃焼室の内壁の温度
はある程度上昇しており、また、先の始動時に供給され
た燃料が吸気通路の内壁に付着した状態で、あるいは、
吸気通路内で気化した状態で残留している。
ンジンにあっては、一旦始動した後、例えば、負荷の急
変等により、比較的短時間Φ後に停止し、その後然程時
間が経過しないうちに再始動が行われる場合でも、再始
動時には先の始動時と同様に冷却水温等で代表されるエ
ンジンの温度に応じた始動補正■をもって燃料供給量が
増量補正される。このように、エンジンが一旦始動した
後停止し、その後、短時間のうちに再始動が行われる場
合には、冷却水温等で代表されるエンジンの温度が最初
の始動時から殆ど変化せず、そのため、始動補正量が先
の始動時と略同1とされることが多い。しかしながら、
再始動が行われるとき、実際には、燃焼室の内壁の温度
はある程度上昇しており、また、先の始動時に供給され
た燃料が吸気通路の内壁に付着した状態で、あるいは、
吸気通路内で気化した状態で残留している。
このため、上述した如くにエンジンの再始動時に先の始
動時と略同量の始動補正量をもって燃料供給量が増量補
正されると、エンジンの燃焼室に実際に供給される燃料
の量が過剰となってしまう虞があり、このように燃焼室
に供給される燃料の量が過剰となると、混合気の空燃比
がオーバーリンチ状態となって混合気の燃焼性が悪化す
るだけでなく、燃料が無駄に消費されることになって燃
費の観点からも好ましくないことになる。
動時と略同量の始動補正量をもって燃料供給量が増量補
正されると、エンジンの燃焼室に実際に供給される燃料
の量が過剰となってしまう虞があり、このように燃焼室
に供給される燃料の量が過剰となると、混合気の空燃比
がオーバーリンチ状態となって混合気の燃焼性が悪化す
るだけでなく、燃料が無駄に消費されることになって燃
費の観点からも好ましくないことになる。
斯かる点に鑑み本発明は、エンジンの始動時におけるエ
ンジンに対する燃料供給量を所定の始動補正量をもって
増量補正するとともに、始動後には、経過時間に従って
その始動補正量を減少させるようになされ、しかも、エ
ンジンが始動後に一旦停止し、その後比較的短時間のう
ちに再始動がなされる場合にも、エンジンの燃焼室に実
際に供給される燃料の量が過剰とならないようにして、
混合気の燃焼性及び燃費を向上させることができるよう
にされた、エンジンの燃料供給制御装置を提供すること
を目的とする。
ンジンに対する燃料供給量を所定の始動補正量をもって
増量補正するとともに、始動後には、経過時間に従って
その始動補正量を減少させるようになされ、しかも、エ
ンジンが始動後に一旦停止し、その後比較的短時間のう
ちに再始動がなされる場合にも、エンジンの燃焼室に実
際に供給される燃料の量が過剰とならないようにして、
混合気の燃焼性及び燃費を向上させることができるよう
にされた、エンジンの燃料供給制御装置を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成すべく、本発明に係るエンジンの燃料
供給制御装置は、第1図にその基本構成が示される如く
、エンジンの運転状態に応じて燃料供給量を設定する燃
料供給量設定手段と、エンジンが始動したことを検出す
る始動検出手段と、始動検出手段によりエンジンの始動
が検出されたとき、燃料供給量を増量するための始動補
正量を設定し、エンジンの始動後は時間の経過に従って
始動補正量を減少させる始動補正量設定手段とに加えて
、エンジンが始動後に作動を停止したことを検出する停
止検出手段と、停止検出手段によりエンジンの作動停止
が検出された時点からの経過時間を計測する経過時間計
測手段と、停止検出手段によりエンジンの作動停止が検
出された時点における始動補正量の値を途中値として記
憶する記憶手段と、始動補正量設定手段により設定され
る始動補正量を変更する始動補正量変更手段とを備えて
構成され、始動補正量変更手段が、経過時間計測手段が
所定の経過時間を計測する以前に、始動検出手段により
エンジンの始動が検出されたときには、始動補正量設定
手段により設定される始動補正量の値を記憶手段により
記憶された途中値に変更する動作を行うものとされる。
供給制御装置は、第1図にその基本構成が示される如く
、エンジンの運転状態に応じて燃料供給量を設定する燃
料供給量設定手段と、エンジンが始動したことを検出す
る始動検出手段と、始動検出手段によりエンジンの始動
が検出されたとき、燃料供給量を増量するための始動補
正量を設定し、エンジンの始動後は時間の経過に従って
始動補正量を減少させる始動補正量設定手段とに加えて
、エンジンが始動後に作動を停止したことを検出する停
止検出手段と、停止検出手段によりエンジンの作動停止
が検出された時点からの経過時間を計測する経過時間計
測手段と、停止検出手段によりエンジンの作動停止が検
出された時点における始動補正量の値を途中値として記
憶する記憶手段と、始動補正量設定手段により設定され
る始動補正量を変更する始動補正量変更手段とを備えて
構成され、始動補正量変更手段が、経過時間計測手段が
所定の経過時間を計測する以前に、始動検出手段により
エンジンの始動が検出されたときには、始動補正量設定
手段により設定される始動補正量の値を記憶手段により
記憶された途中値に変更する動作を行うものとされる。
(作 用)
上述の如くの構成とされる本発明に係るエンジンの燃料
供給制御装置においては、始動補正量設定手段が、始動
検出手段によりエンジンの始動が検出されたとき、燃料
供給量設定手段により設定される燃料供給量を増量する
ための始動補正量を設定し、その後、時間の経過ととも
にその始動補正量を減少させる。このように始動補正量
が減少せしめられる途中で停止検出手段によりエンジン
が作動を停止したことが検出された場合には、記憶手段
が、エンジンの作動停止が検出された停止時点における
始動補正量の値を途中値として記憶するとともに、経過
時間計測手段がその停止時点からの経過時間を計測する
。
供給制御装置においては、始動補正量設定手段が、始動
検出手段によりエンジンの始動が検出されたとき、燃料
供給量設定手段により設定される燃料供給量を増量する
ための始動補正量を設定し、その後、時間の経過ととも
にその始動補正量を減少させる。このように始動補正量
が減少せしめられる途中で停止検出手段によりエンジン
が作動を停止したことが検出された場合には、記憶手段
が、エンジンの作動停止が検出された停止時点における
始動補正量の値を途中値として記憶するとともに、経過
時間計測手段がその停止時点からの経過時間を計測する
。
そして、経過時間計測手段が所定の経過時間を計測する
以前に、エンジンが再始動されると、始動補正量変更手
段が、始動補正量設定手段により設定される始動補正量
の値を途中値に変更する。
以前に、エンジンが再始動されると、始動補正量変更手
段が、始動補正量設定手段により設定される始動補正量
の値を途中値に変更する。
このため、エンジンの再始動時には、始動補正量設定手
段により、燃料供給量が先の始動時における始動補正量
の値より小なる値をとる途中値をもって堆層補正される
。
段により、燃料供給量が先の始動時における始動補正量
の値より小なる値をとる途中値をもって堆層補正される
。
このようにされることにより、再始動時にエンジンの燃
焼室に実際に供給される燃料の量が先の始動時より小と
され、このため、混合気の空燃比がオーバーリッチにな
ることが防止されて、混合気の燃焼性及び燃費が向上せ
しめられることになる。
焼室に実際に供給される燃料の量が先の始動時より小と
され、このため、混合気の空燃比がオーバーリッチにな
ることが防止されて、混合気の燃焼性及び燃費が向上せ
しめられることになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は、本発明に係るエンジンの燃料供給制御装置の
一例を、そ′れが適用されたエンジンと共に示す。第2
図において、エアクリーナ11からの吸入空気をエンジ
ン本体10の燃焼室18に導く吸気通路12には、アク
セルペダルに連動するスロットル弁16が配されている
。
一例を、そ′れが適用されたエンジンと共に示す。第2
図において、エアクリーナ11からの吸入空気をエンジ
ン本体10の燃焼室18に導く吸気通路12には、アク
セルペダルに連動するスロットル弁16が配されている
。
吸気通路12のスロットル弁16が配された部分より上
流側には、吸入空気量を検出するエアフローメータ17
が配され、このエアフローメータ17から、検出される
吸入空気量に応じた検出信号Saが後に詳述されるコン
トロールユニット100に供給される。また、吸気通路
12のスロットル弁16が配された部分より下流側の所
定位置には、燃料噴射弁20が臨設されている。燃料噴
射弁20は、コントロールユニット100から供給され
る噴射駆動パルス信号Cpのパルス幅に応じて、燃料供
給系から調圧されて圧送される燃料を、燃焼室18に対
する吸気ボート部に向けて所定のタイミングで間欠的に
噴射し、燃焼室18内での燃焼に供される混合気を形成
する。混合気は燃焼室18に吸気弁21を介して吸入さ
れ、点火プラグ22により点火されて燃焼される。そし
て、燃焼室18において混合気が燃焼されて生成される
排気ガスは排気弁24を介して排気通路26に排出され
る。
流側には、吸入空気量を検出するエアフローメータ17
が配され、このエアフローメータ17から、検出される
吸入空気量に応じた検出信号Saが後に詳述されるコン
トロールユニット100に供給される。また、吸気通路
12のスロットル弁16が配された部分より下流側の所
定位置には、燃料噴射弁20が臨設されている。燃料噴
射弁20は、コントロールユニット100から供給され
る噴射駆動パルス信号Cpのパルス幅に応じて、燃料供
給系から調圧されて圧送される燃料を、燃焼室18に対
する吸気ボート部に向けて所定のタイミングで間欠的に
噴射し、燃焼室18内での燃焼に供される混合気を形成
する。混合気は燃焼室18に吸気弁21を介して吸入さ
れ、点火プラグ22により点火されて燃焼される。そし
て、燃焼室18において混合気が燃焼されて生成される
排気ガスは排気弁24を介して排気通路26に排出され
る。
また、エンジン本体10のピストン28の往復運動を回
転運動に変換するクランク機構29に関連して、エンジ
ンの回転数を検出する回転数センサ27が配されており
、この回転数センサ27から、エンジンの回転数に応じ
た検出信号Snがコントロールユニット100に供給さ
れる。
転運動に変換するクランク機構29に関連して、エンジ
ンの回転数を検出する回転数センサ27が配されており
、この回転数センサ27から、エンジンの回転数に応じ
た検出信号Snがコントロールユニット100に供給さ
れる。
さらに、コントロールユニット100には、エンジン本
体lOに配された水温センサ31から得られるエンジン
の冷却水温に応じた検出信号Swと、イグニッションキ
ーがスタート位置にされたときオン状態をとるクランキ
ング検出スイッチ33から得られる検出信号Scとが供
給される。
体lOに配された水温センサ31から得られるエンジン
の冷却水温に応じた検出信号Swと、イグニッションキ
ーがスタート位置にされたときオン状態をとるクランキ
ング検出スイッチ33から得られる検出信号Scとが供
給される。
コントロールユニット100は、上述の各検出信号s
a + s n + S w及びScの夫々に基づ
いて、燃料噴射弁20に供給する噴射駆動パルス信号C
pのパルス幅を変化させ、それによって、燃料噴射弁2
0における燃料噴射量の制御、即ち、エンジンに対する
燃料供給■の制御を行う。この場合、コントロールユニ
ット100は、クランキンク検出スイッチ33から得ら
れる検−比信号Scに基づき、イグニッションキーがス
タート位置にされてエンジンがクランキング動作中にあ
ることを検知する。そしてこのクランキング時に始動補
正mの初期値を設定するとともに、この始動補正量の初
期値に対応するパルス幅を有する噴射駆動パルス18号
Cpを形成して、これを所定のタイミングで燃料噴射弁
20に供給する。これにより、燃料噴射弁20から吸気
ポート部に向けて始動補正量の初期値に対応する量の燃
料が噴射される。ここで、始動補正量の初期値は、例え
ば、第3図に示される如く、検出信号Swがあられすエ
ンジンの冷却水温が、所定温度T、未満のときには最大
値Paをとり、所定温度T1以上で所定温度T2未満の
ときには、そのときの温度に応じて最大値Paと最小値
pbO間の値をとり、所定温度T、以上のときには最小
値Pbをとるように設定される。
a + s n + S w及びScの夫々に基づ
いて、燃料噴射弁20に供給する噴射駆動パルス信号C
pのパルス幅を変化させ、それによって、燃料噴射弁2
0における燃料噴射量の制御、即ち、エンジンに対する
燃料供給■の制御を行う。この場合、コントロールユニ
ット100は、クランキンク検出スイッチ33から得ら
れる検−比信号Scに基づき、イグニッションキーがス
タート位置にされてエンジンがクランキング動作中にあ
ることを検知する。そしてこのクランキング時に始動補
正mの初期値を設定するとともに、この始動補正量の初
期値に対応するパルス幅を有する噴射駆動パルス18号
Cpを形成して、これを所定のタイミングで燃料噴射弁
20に供給する。これにより、燃料噴射弁20から吸気
ポート部に向けて始動補正量の初期値に対応する量の燃
料が噴射される。ここで、始動補正量の初期値は、例え
ば、第3図に示される如く、検出信号Swがあられすエ
ンジンの冷却水温が、所定温度T、未満のときには最大
値Paをとり、所定温度T1以上で所定温度T2未満の
ときには、そのときの温度に応じて最大値Paと最小値
pbO間の値をとり、所定温度T、以上のときには最小
値Pbをとるように設定される。
また、コントロールユニット100は、クランキングが
終了してエンジンが始動したこと、従って、完爆時期が
到来したことを、検出信号Snに基づいて検出し、検出
信号Snがあられすエンジン回転数が設定回転数、例え
ば、400 rpm以上になったとき、エンジンが始動
したと判断して、燃料噴射量を設定する。その場合、コ
ントロールユニット100は、検出信号Saがあられす
吸入空気量と検出13号Snがあられすエンジン回転数
とに基づいて基本燃料噴射量を設定するとともに、この
基本燃料噴射量に、検出信号Swがあられすエンジンの
冷却水温に基づく水温補正量と始動補正1とを加算して
最終燃料噴射量を設定する。
終了してエンジンが始動したこと、従って、完爆時期が
到来したことを、検出信号Snに基づいて検出し、検出
信号Snがあられすエンジン回転数が設定回転数、例え
ば、400 rpm以上になったとき、エンジンが始動
したと判断して、燃料噴射量を設定する。その場合、コ
ントロールユニット100は、検出信号Saがあられす
吸入空気量と検出13号Snがあられすエンジン回転数
とに基づいて基本燃料噴射量を設定するとともに、この
基本燃料噴射量に、検出信号Swがあられすエンジンの
冷却水温に基づく水温補正量と始動補正1とを加算して
最終燃料噴射量を設定する。
ここで、水温補正量は、例えば第4図に示される如くエ
ンジンの冷却水温が所定値Tαまでは最大値Waをとる
ようにされ、所定値Tαより高くなる程小なる値をとる
ように設定される。従って、水温補正量は、始動後、エ
ンジンの冷却水温が上昇するに伴い徐々に減少するもの
とされ、冷却水温が所定値Tβ以上となる状態では雰と
される。
ンジンの冷却水温が所定値Tαまでは最大値Waをとる
ようにされ、所定値Tαより高くなる程小なる値をとる
ように設定される。従って、水温補正量は、始動後、エ
ンジンの冷却水温が上昇するに伴い徐々に減少するもの
とされ、冷却水温が所定値Tβ以上となる状態では雰と
される。
また、始動補正量の値は、第5図に示される如くに、最
初においては、第3図が参照されて前述された如くにし
て設定される初期値Poをとり、始動後は、所定時間Δ
tが経過する毎に所定値ΔPずつ減少せしめられるもの
となるように設定され、その最終値は零とされる。
初においては、第3図が参照されて前述された如くにし
て設定される初期値Poをとり、始動後は、所定時間Δ
tが経過する毎に所定値ΔPずつ減少せしめられるもの
となるように設定され、その最終値は零とされる。
そして、コントロールユニット100は、上述の如くに
して設定される最終燃料噴射量に対応するパルス幅を有
する噴射駆動パルス信号Cpを形成して、それを所定の
タイミングで燃料噴射弁20に供給する。それにより、
エンジンの始動時及び始動後の所定期間においては、燃
料噴射弁20から、エンジンの通常運転時における燃料
噴射量より大なる量の燃料が噴射される。
して設定される最終燃料噴射量に対応するパルス幅を有
する噴射駆動パルス信号Cpを形成して、それを所定の
タイミングで燃料噴射弁20に供給する。それにより、
エンジンの始動時及び始動後の所定期間においては、燃
料噴射弁20から、エンジンの通常運転時における燃料
噴射量より大なる量の燃料が噴射される。
このようにしてエンジンに対する燃料供給が行われると
き、始動補正量が零になる以前にエンジンが作動を停止
した場合には、コントロールユニット100が、エンジ
ンが作動を停止した時点における始動補正量の途中値を
、内蔵するメモリに記憶するとともに、エンジンが作動
を停止した時点からの経過時間の計測を開始する。そし
て、経過時間が所定時間に達する以前にエンジンが再始
動された場合には、コントロールユニット100は、始
動補正量の値を、初期値に代えて、エンジンが作動を停
止した時点における途中値をもって設定する。
き、始動補正量が零になる以前にエンジンが作動を停止
した場合には、コントロールユニット100が、エンジ
ンが作動を停止した時点における始動補正量の途中値を
、内蔵するメモリに記憶するとともに、エンジンが作動
を停止した時点からの経過時間の計測を開始する。そし
て、経過時間が所定時間に達する以前にエンジンが再始
動された場合には、コントロールユニット100は、始
動補正量の値を、初期値に代えて、エンジンが作動を停
止した時点における途中値をもって設定する。
上述した如くに、エンジンが一旦始動された後停止し、
その後、所定時間内にクランキングがなされて再始動さ
れた場合の始動補正■の値の変化は、例えば、第6図に
示される如くのものとなる。
その後、所定時間内にクランキングがなされて再始動さ
れた場合の始動補正■の値の変化は、例えば、第6図に
示される如くのものとなる。
即ち、エンジンのクランキングがなされる時点L0から
始動時点も、までは、始動補正量の値が初期値POとさ
れ、始動時点t、からエンジンが作動を停止する時点t
2までの間は、第5図に示される如くの所定時間Δtが
経過する毎に所定値ΔPずつ減少される。そして、エン
ジンが作動を停止する時点t2における途中値Prがメ
モリに記憶され、再びエンジンのクランキングがなされ
る時点し3から再始動時点t4までは、始動補正量の値
がメモリに記憶された途中値Prとされ、再始動後は所
定時間Δtが経過する毎に始動補正量の値が所定値ΔP
ずつ減少され、時点り、で零とされる。
始動時点も、までは、始動補正量の値が初期値POとさ
れ、始動時点t、からエンジンが作動を停止する時点t
2までの間は、第5図に示される如くの所定時間Δtが
経過する毎に所定値ΔPずつ減少される。そして、エン
ジンが作動を停止する時点t2における途中値Prがメ
モリに記憶され、再びエンジンのクランキングがなされ
る時点し3から再始動時点t4までは、始動補正量の値
がメモリに記憶された途中値Prとされ、再始動後は所
定時間Δtが経過する毎に始動補正量の値が所定値ΔP
ずつ減少され、時点り、で零とされる。
このように、エンジンの再始動時における始動補正量の
値が、エンジンが一旦始動した後作動を停止した時点に
おける途中値をもって設定されることにより、再始動時
における始動補正量の値が、そのときのエンジンの冷却
水温等で定まる初期値に設定されて、始動後における始
動補正量が第6図に一点鎖線で示される如(に変化する
ものとされる、従来のエンジンの燃料供給側′4n装置
が用いられる場合に比し、エンジンの再始動にあたって
、燃焼室に供給される混合気の空燃比がオーバーリツチ
になる事態が低減され、再始動時における混合気の燃焼
性が改善されるとともに、燃費の向上が図られる。
値が、エンジンが一旦始動した後作動を停止した時点に
おける途中値をもって設定されることにより、再始動時
における始動補正量の値が、そのときのエンジンの冷却
水温等で定まる初期値に設定されて、始動後における始
動補正量が第6図に一点鎖線で示される如(に変化する
ものとされる、従来のエンジンの燃料供給側′4n装置
が用いられる場合に比し、エンジンの再始動にあたって
、燃焼室に供給される混合気の空燃比がオーバーリツチ
になる事態が低減され、再始動時における混合気の燃焼
性が改善されるとともに、燃費の向上が図られる。
上述の如くの制御を行うコントロールユニット100は
、例えばマイクロコンピュータが用いられて構成され、
斯かる場合におけるマイクロコンピュータが実行するプ
ログラムの一例を第7図のフローチャートを参照して説
明する。
、例えばマイクロコンピュータが用いられて構成され、
斯かる場合におけるマイクロコンピュータが実行するプ
ログラムの一例を第7図のフローチャートを参照して説
明する。
このプログラムは、例えば、イグニ、ジョンキーがオン
とされたときスタートし、まず、プロセス101で、初
期設定として、クランキング中を表すフラグFをOlま
た、始動後における1回目であることを表すフラグHを
0とし、タイマをリセットし、さらに、内蔵するメモリ
をクリアする制御を行って、ディシジョン102に進む
。ディシジョン102では、検出信号Scに基づいてク
ランキング中であるか否かを判断し、クランキング中で
あると判断された場合には、プロセス103においてフ
ラグFを1とした後、ディシジョン104に進む。ディ
シジョン104においては、後述するプロセス111で
セントされる、エンジン停止後の経過時間Tを計測する
タイマ■がセット状態にあるか否か(経過時間Tを計測
中か否か)を判断し、タイマIがセット状態でないと判
断された場合には、プロセス105において、第3図が
参照されて前述された如くにして、そのときのエンジン
の冷却水温に応じて始動補正量の値Pを初期値Poに設
定し、ディシジョン109に進む。
とされたときスタートし、まず、プロセス101で、初
期設定として、クランキング中を表すフラグFをOlま
た、始動後における1回目であることを表すフラグHを
0とし、タイマをリセットし、さらに、内蔵するメモリ
をクリアする制御を行って、ディシジョン102に進む
。ディシジョン102では、検出信号Scに基づいてク
ランキング中であるか否かを判断し、クランキング中で
あると判断された場合には、プロセス103においてフ
ラグFを1とした後、ディシジョン104に進む。ディ
シジョン104においては、後述するプロセス111で
セントされる、エンジン停止後の経過時間Tを計測する
タイマ■がセット状態にあるか否か(経過時間Tを計測
中か否か)を判断し、タイマIがセット状態でないと判
断された場合には、プロセス105において、第3図が
参照されて前述された如くにして、そのときのエンジン
の冷却水温に応じて始動補正量の値Pを初期値Poに設
定し、ディシジョン109に進む。
一方、ディシジョン104においてタイマIがセット状
態であると判断された場合には、ディシジョン106に
おいて、タイマIが計測する経過時間Tが所定値Tαを
越えているか否かを判断する。そして、所定値Tαを越
えていると判断された場合には、上述したプロセス10
5を実行してディシジョン109に進み、所定値Tαを
越えていないと判断された場合には、プロセス107に
おいて、始動補正量の値Pを、後述するプロセス128
においてメモリに記憶された始動補正量の値Pの途中値
Prに設定した後、プロセス109に進む。
態であると判断された場合には、ディシジョン106に
おいて、タイマIが計測する経過時間Tが所定値Tαを
越えているか否かを判断する。そして、所定値Tαを越
えていると判断された場合には、上述したプロセス10
5を実行してディシジョン109に進み、所定値Tαを
越えていないと判断された場合には、プロセス107に
おいて、始動補正量の値Pを、後述するプロセス128
においてメモリに記憶された始動補正量の値Pの途中値
Prに設定した後、プロセス109に進む。
また、前述したディシジョン102においてクランキン
グ中でないと判断された場合には、プロセス108にお
いてフラグFをOにした後、ディシジョン10/lにお
いてエンジンが始動したか否かを判断する。この判断は
、検出信号Snがあられすエンジン回転数Nに基づいて
行われ、エンジン回転数Nが設定回転数N、以上でない
場合には、エンジンが始動していないとしてディシジョ
ン110に進む。ディシジョン110では、フラグFが
0か否かを判断し、フラグFが0であると判断された場
合、即ち、エンジンが作動を停止したと判断された場合
には、プロセス111において、タイマIをセットして
経過時間Tの計測を開始するとともにフラグHを0にし
、さらに、始動補正量の値Pを0にした後、プロセス1
12に進む。
グ中でないと判断された場合には、プロセス108にお
いてフラグFをOにした後、ディシジョン10/lにお
いてエンジンが始動したか否かを判断する。この判断は
、検出信号Snがあられすエンジン回転数Nに基づいて
行われ、エンジン回転数Nが設定回転数N、以上でない
場合には、エンジンが始動していないとしてディシジョ
ン110に進む。ディシジョン110では、フラグFが
0か否かを判断し、フラグFが0であると判断された場
合、即ち、エンジンが作動を停止したと判断された場合
には、プロセス111において、タイマIをセットして
経過時間Tの計測を開始するとともにフラグHを0にし
、さらに、始動補正量の値Pを0にした後、プロセス1
12に進む。
一方、ディシジョン110においてフラグFがOでない
と判断された場合、即ち、エンジンがクランキング中で
あると判断された場合にはプロセス111を経由するこ
となく、プロセス112に進む。プロセス112では、
基本燃料噴射量の値K及び水温補正量の値Wを夫々0に
設定し、続くプロセス113において、基本燃料噴射量
の値K及び水温補正量の値W(共にO)と、プロセス1
05もしくはプロセス107で設定される始動補正量の
値Pを加算して最終燃料噴射量の値Qを設定した後、デ
ィシジョン115に進む。なお、プロセス113におい
て設定される最終燃料噴射量の値Qは、エンジンがクラ
ンキング中にある場合には、プロセス105もしくはプ
ロセス107で設定される始動補正量の値Pとされ、エ
ンジンが停止している場合には、零とされる。
と判断された場合、即ち、エンジンがクランキング中で
あると判断された場合にはプロセス111を経由するこ
となく、プロセス112に進む。プロセス112では、
基本燃料噴射量の値K及び水温補正量の値Wを夫々0に
設定し、続くプロセス113において、基本燃料噴射量
の値K及び水温補正量の値W(共にO)と、プロセス1
05もしくはプロセス107で設定される始動補正量の
値Pを加算して最終燃料噴射量の値Qを設定した後、デ
ィシジョン115に進む。なお、プロセス113におい
て設定される最終燃料噴射量の値Qは、エンジンがクラ
ンキング中にある場合には、プロセス105もしくはプ
ロセス107で設定される始動補正量の値Pとされ、エ
ンジンが停止している場合には、零とされる。
ディシジョン115においては、燃料噴射時期が到来し
たか否かを判断し、燃料噴射時期が到来していないと判
断された場合には、この判断を繰り返し行い、燃料噴射
時期が到来したと判断された場合にはプロセス116に
進む。プロセス116では、プロセス113で設定され
た最終燃料噴射量の値Qに応じたパルス幅を有する噴射
駆動パルス信号Cpを形成し、それを燃料噴射弁20に
供給して、ディシジョン102に戻る。
たか否かを判断し、燃料噴射時期が到来していないと判
断された場合には、この判断を繰り返し行い、燃料噴射
時期が到来したと判断された場合にはプロセス116に
進む。プロセス116では、プロセス113で設定され
た最終燃料噴射量の値Qに応じたパルス幅を有する噴射
駆動パルス信号Cpを形成し、それを燃料噴射弁20に
供給して、ディシジョン102に戻る。
一方、ディシジョン109においてエンジン回転数Nが
設定回転数N1以上であると判断された場合には、エン
ジンが始動したとして、プロセス117において、検出
信号Sa及びSnに基ライて基本燃料噴射量の値Kを設
定し、続くプロセス118において、第4図が参照され
て前述されたた如くにして、そのときのエンジンの冷却
水温に応じて水温補正量の値Wを設定した後、ディシジ
ョン119においてフラグHが0であるか否かを判断す
る。エンジンの始動後における1回目においては、フラ
グHは0であるのでプロセス120に進んでフラグHを
1にした後、プロセス113に進む。プロセス113で
は、プロセス117及び118で設定された基本燃料噴
射量の値にと水温補正量の値Wとを加算するとともに、
それにプロセス105もしくは107で設定された始動
補正量の値Pを加算して最終燃料噴射量の値Qを設定し
、その後、前述したと同様にディシジョン115及びプ
ロセス116を実行してディシジョン102に戻る。
設定回転数N1以上であると判断された場合には、エン
ジンが始動したとして、プロセス117において、検出
信号Sa及びSnに基ライて基本燃料噴射量の値Kを設
定し、続くプロセス118において、第4図が参照され
て前述されたた如くにして、そのときのエンジンの冷却
水温に応じて水温補正量の値Wを設定した後、ディシジ
ョン119においてフラグHが0であるか否かを判断す
る。エンジンの始動後における1回目においては、フラ
グHは0であるのでプロセス120に進んでフラグHを
1にした後、プロセス113に進む。プロセス113で
は、プロセス117及び118で設定された基本燃料噴
射量の値にと水温補正量の値Wとを加算するとともに、
それにプロセス105もしくは107で設定された始動
補正量の値Pを加算して最終燃料噴射量の値Qを設定し
、その後、前述したと同様にディシジョン115及びプ
ロセス116を実行してディシジョン102に戻る。
また、ディシジョン119においてフラグHがOでない
と判断された場合、即ち、エンジンの始動後における2
回目以降にあっては、プロセス122において、タイマ
■をセントして所定時間Δtの計測を開始し、続(ディ
シジョン123において所定時間Δtが経過したか否か
を判断し、所定時間Δtが経過していないと判断された
場合には、この判断を繰り返して行い、所定時間Δtが
経過したと判断された場合には、プロセス124に進む
。プロセス124では、始動補正量の値Pから所定値Δ
Pを減算し、続くプロセス125においてタイマ■をリ
セットし、ディシジョン126に進む。ディシジョン1
26では、プロセス124で設定された始動補正量の[
Pが雰もしくは負の値か否かを判断し、零もしくは負の
値であると判断された場合には、プロセス127におい
て始動補正量の値Pを零に設定してプロセス128に進
み、零もしくは負の値でないと判断された場合には、プ
ロセス127を経由することなくプロセス128に進む
。プロセス128では、プロセス124もしくは127
で設定された始動補正量の値Pを、内蔵するメモリに始
動補正量の値Pの途中値Prとして記憶し、プロセス1
13において、プロセス117及び118で設定された
基本燃料噴射量の値にと水温補正量の値Wと、プロセス
124及び127で設定された始動補正量の値Pとを加
算して最終燃料噴射量の値Qを設定した後、前述したと
同様にディシジョン115及びプロセス116を順次実
行してディシジョン102に戻る。
と判断された場合、即ち、エンジンの始動後における2
回目以降にあっては、プロセス122において、タイマ
■をセントして所定時間Δtの計測を開始し、続(ディ
シジョン123において所定時間Δtが経過したか否か
を判断し、所定時間Δtが経過していないと判断された
場合には、この判断を繰り返して行い、所定時間Δtが
経過したと判断された場合には、プロセス124に進む
。プロセス124では、始動補正量の値Pから所定値Δ
Pを減算し、続くプロセス125においてタイマ■をリ
セットし、ディシジョン126に進む。ディシジョン1
26では、プロセス124で設定された始動補正量の[
Pが雰もしくは負の値か否かを判断し、零もしくは負の
値であると判断された場合には、プロセス127におい
て始動補正量の値Pを零に設定してプロセス128に進
み、零もしくは負の値でないと判断された場合には、プ
ロセス127を経由することなくプロセス128に進む
。プロセス128では、プロセス124もしくは127
で設定された始動補正量の値Pを、内蔵するメモリに始
動補正量の値Pの途中値Prとして記憶し、プロセス1
13において、プロセス117及び118で設定された
基本燃料噴射量の値にと水温補正量の値Wと、プロセス
124及び127で設定された始動補正量の値Pとを加
算して最終燃料噴射量の値Qを設定した後、前述したと
同様にディシジョン115及びプロセス116を順次実
行してディシジョン102に戻る。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係るエンジンの
燃料供給制御装置によれば、エンジンが一旦始動した後
に作動を停止し、その後、所定時間以内に再始動がなさ
れる場合には、その再始動時における始動補正量の値が
、エンジンが一旦始動した後に作動を停止した時点にお
ける始動補正量の途中値に設定されるので、再始動時に
燃焼室に実際に供給される混合気の空燃比がオーバーリ
ンチ状態とされることなく適正値に保たれる。そのため
、再始動時においても、混合気の燃焼性を良好になすこ
とができるとともに、燃費の向上を図ることができる。
燃料供給制御装置によれば、エンジンが一旦始動した後
に作動を停止し、その後、所定時間以内に再始動がなさ
れる場合には、その再始動時における始動補正量の値が
、エンジンが一旦始動した後に作動を停止した時点にお
ける始動補正量の途中値に設定されるので、再始動時に
燃焼室に実際に供給される混合気の空燃比がオーバーリ
ンチ状態とされることなく適正値に保たれる。そのため
、再始動時においても、混合気の燃焼性を良好になすこ
とができるとともに、燃費の向上を図ることができる。
第1図は本発明に係るエンジンの燃料供給制御装置を特
許請求の範囲に対応して示す基本構成図、第2図は本発
明に係るエンジンの燃料供給制御装置の一例を、それが
適用されたエンジンの主要部とともに示す概略構成図、
第3図、第4図及び第5・図は第2図に示される例の動
作説明に供される特性図、第6図は第2図に示される例
の動作説明に供されるタイムチャート、第7図は第2図
に示される例のコントロールユニットにマイクロコンピ
ュータが用いられた場合における、斯かるマイクロコン
ピュータが実行するプログラムの一例を示すフローチャ
ートである。 図中、10はエンジン本体、18は燃焼室、20は燃料
噴射弁、27は回転数センサ、31は水温センサ、33
はクランキング検出スイッチである。 第2図 100 第3図 1T2 エンジンの冷大口水温 第41こi エンジンの冷却水温 第51*1 第6図
許請求の範囲に対応して示す基本構成図、第2図は本発
明に係るエンジンの燃料供給制御装置の一例を、それが
適用されたエンジンの主要部とともに示す概略構成図、
第3図、第4図及び第5・図は第2図に示される例の動
作説明に供される特性図、第6図は第2図に示される例
の動作説明に供されるタイムチャート、第7図は第2図
に示される例のコントロールユニットにマイクロコンピ
ュータが用いられた場合における、斯かるマイクロコン
ピュータが実行するプログラムの一例を示すフローチャ
ートである。 図中、10はエンジン本体、18は燃焼室、20は燃料
噴射弁、27は回転数センサ、31は水温センサ、33
はクランキング検出スイッチである。 第2図 100 第3図 1T2 エンジンの冷大口水温 第41こi エンジンの冷却水温 第51*1 第6図
Claims (1)
- エンジンの運転状態に応じて燃料供給量を設定する燃料
供給量設定手段と、上記エンジンが始動したことを検出
する始動検出手段と、該始動検出手段により上記エンジ
ンの始動が検出されたとき、上記燃料供給量を増量する
ための始動補正量を設定し、上記エンジンの始動後は上
記始動補正量を時間の経過に従って減少させる始動補正
量設定手段と、上記エンジンが始動後に作動を停止した
ことを検出する停止検出手段と、該停止検出手段により
上記エンジンの作動停止が検出された時点からの経過時
間を計測する経過時間計測手段と、上記停止検出手段に
より上記エンジンの作動停止が検出された時点における
上記始動補正量の値を途中値として記憶する記憶手段と
、上記経過時間計測手段が所定の経過時間を計測する以
前に、上記始動検出手段により上記エンジンの始動が検
出されたとき、上記始動補正量設定手段により設定され
る始動補正量の値を上記途中値に変更する始動補正量変
更手段とを具備して構成されたエンジンの燃料供給制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9413486A JPH0643819B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | エンジンの燃料供給制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9413486A JPH0643819B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | エンジンの燃料供給制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62251438A true JPS62251438A (ja) | 1987-11-02 |
JPH0643819B2 JPH0643819B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=14101928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9413486A Expired - Lifetime JPH0643819B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | エンジンの燃料供給制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643819B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0267436A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-07 | Suzuki Motor Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP9413486A patent/JPH0643819B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0267436A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-07 | Suzuki Motor Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0643819B2 (ja) | 1994-06-08 |
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