JPS62251380A - コンテナの緩衝装置 - Google Patents
コンテナの緩衝装置Info
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- JPS62251380A JPS62251380A JP61090952A JP9095286A JPS62251380A JP S62251380 A JPS62251380 A JP S62251380A JP 61090952 A JP61090952 A JP 61090952A JP 9095286 A JP9095286 A JP 9095286A JP S62251380 A JPS62251380 A JP S62251380A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、コンテナにかかる′#クカを緩和させるため
の眸衝装置に関するものである。
の眸衝装置に関するものである。
(従来技術とその問題点)
商品の輸送、荷役、貯蔵を兼ねた容器としてのコンテナ
は、殊に協同−訂輸送に用いられるものの場合、輸送過
程及び荷役作業過程で種々の振動と衝槃を受ける。この
ような振動、衝撃による外的負荷、特に上下方向の負荷
は、貨物を毀損、損傷、あるいは破壊させる最大の原因
となる。
は、殊に協同−訂輸送に用いられるものの場合、輸送過
程及び荷役作業過程で種々の振動と衝槃を受ける。この
ような振動、衝撃による外的負荷、特に上下方向の負荷
は、貨物を毀損、損傷、あるいは破壊させる最大の原因
となる。
′−′ 従って、こうした撮動、衝撃から貨物を有効
に保護する必要があるか、従来においては、内部に収納
される商品の易損度に応じて緩衝包装を行なっているに
すぎない。
に保護する必要があるか、従来においては、内部に収納
される商品の易損度に応じて緩衝包装を行なっているに
すぎない。
緩衝包装は、緩衝材を介して商品をコンテナ内に支持し
たり、あるいは商品を緩衝材によって包み込むことによ
って商品を保護するものであるが、緩衝材を大量に必要
とし、しかもIl衝材自体が使い捨てのものであること
から、貨物の輸送コストをアップさせる原因となってい
るばかりでなく、コンテナ内部空間の有効利用の妨げと
もなっている。
たり、あるいは商品を緩衝材によって包み込むことによ
って商品を保護するものであるが、緩衝材を大量に必要
とし、しかもIl衝材自体が使い捨てのものであること
から、貨物の輸送コストをアップさせる原因となってい
るばかりでなく、コンテナ内部空間の有効利用の妨げと
もなっている。
また、&1衝包装の場合には、商品を衝撃から保護し得
るとしても、これを収容するコンテナ自体は衝撃がら保
護することができず、乱暴な取扱いが予想される荷役作
業現場においてその耐久年数が短くなり易い。特に、冷
凍コンテナのように附随する機器が収納されたコンテナ
においては、こうした機器自体をも外的負荷から保護す
る必要がある。
るとしても、これを収容するコンテナ自体は衝撃がら保
護することができず、乱暴な取扱いが予想される荷役作
業現場においてその耐久年数が短くなり易い。特に、冷
凍コンテナのように附随する機器が収納されたコンテナ
においては、こうした機器自体をも外的負荷から保護す
る必要がある。
(1]的)
本発明は、従来技術の抱えているこうした問題点に鑑み
、振動、衝撃から商品だけでなくこれを収容するコンテ
ナ自体をも保護し得ると共に、輸送コストの低減とコン
テナの内部空間の有効利用を達成し得る緩衝装置を提供
することを目的とするもので、その特徴とするところは
、コンテナの屋根側及び原調のそれぞれ四隅に設けられ
た隅金具のうち、少なくとも原調の隅金具の下部に、縦
断面が環状を成し、コンテナの最大総重量をも含む荷重
による圧縮時に、両側部の座屈変形に伴なう形状抵抗と
座屈終了後の偏平状態における圧縮抵抗とによってコン
テナの上下方向の衝撃エネルギを吸収可能な弾性材によ
って形成された緩衝部材を固着した点にある。
、振動、衝撃から商品だけでなくこれを収容するコンテ
ナ自体をも保護し得ると共に、輸送コストの低減とコン
テナの内部空間の有効利用を達成し得る緩衝装置を提供
することを目的とするもので、その特徴とするところは
、コンテナの屋根側及び原調のそれぞれ四隅に設けられ
た隅金具のうち、少なくとも原調の隅金具の下部に、縦
断面が環状を成し、コンテナの最大総重量をも含む荷重
による圧縮時に、両側部の座屈変形に伴なう形状抵抗と
座屈終了後の偏平状態における圧縮抵抗とによってコン
テナの上下方向の衝撃エネルギを吸収可能な弾性材によ
って形成された緩衝部材を固着した点にある。
(実施例)
以下図示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例に係る緩衝装置が施こされた
コンテナの外観斜視図である。図中符号lはコンテナ本
体で、その床面2及び屋根面3の四隅に荷役、積重ね、
緊締及び固縛のための隅金具4.5が設けられており、
この隅金具4.5には吊り上げ用あるいは緊締用の横穴
6及び下穴7(第3図及び第4図参照)が形成されてい
る。8は上部隅金具5の上面及び下部隅金具4の下面に
固着された緩衝部材で、コンテナの上下方向に作用する
衝撃力を緩和させるためのものである。緩衝部材8は、
第2図及び第6図(イ) (ロ)に見られるように、弾
性材によって中央に中空部9を有す縦断面環状に形成さ
れ、その−上面及び下面の縦、横寸法l、ノ′は当接さ
れる隅金具4の上面あるいは下面とほぼ同一寸法に形成
されている。また、全体の厚みDはツイストロック10
を隅金具4に装着し得る厚さ例えば約1/4 Jに、中
空部9はその高さdiが1/2 D、幅d2が3.5D
に形成され、従って上面、下面、及び両側面の各部の肉
厚d3.d4は1/4Dに設定されている。また、この
緩衝部材8の上面及び下面 には、輸送用車輌の荷台に
取付けられた緊締金具たるツイストロック10を挿通す
るための孔部11が開口されている。
コンテナの外観斜視図である。図中符号lはコンテナ本
体で、その床面2及び屋根面3の四隅に荷役、積重ね、
緊締及び固縛のための隅金具4.5が設けられており、
この隅金具4.5には吊り上げ用あるいは緊締用の横穴
6及び下穴7(第3図及び第4図参照)が形成されてい
る。8は上部隅金具5の上面及び下部隅金具4の下面に
固着された緩衝部材で、コンテナの上下方向に作用する
衝撃力を緩和させるためのものである。緩衝部材8は、
第2図及び第6図(イ) (ロ)に見られるように、弾
性材によって中央に中空部9を有す縦断面環状に形成さ
れ、その−上面及び下面の縦、横寸法l、ノ′は当接さ
れる隅金具4の上面あるいは下面とほぼ同一寸法に形成
されている。また、全体の厚みDはツイストロック10
を隅金具4に装着し得る厚さ例えば約1/4 Jに、中
空部9はその高さdiが1/2 D、幅d2が3.5D
に形成され、従って上面、下面、及び両側面の各部の肉
厚d3.d4は1/4Dに設定されている。また、この
緩衝部材8の上面及び下面 には、輸送用車輌の荷台に
取付けられた緊締金具たるツイストロック10を挿通す
るための孔部11が開口されている。
更に、本実施例ではこの緩衝部材8は、上記両側面をコ
ンテナの側板方向に位置させて取付けられており、また
非圧縮時にはその両側部がコンテナの鋼板もしくは端板
の板面より内方に位置する一方、圧縮変形時にはその両
側部がコンテナの上記板面より外方に若干突出するよう
に固着されている。
ンテナの側板方向に位置させて取付けられており、また
非圧縮時にはその両側部がコンテナの鋼板もしくは端板
の板面より内方に位置する一方、圧縮変形時にはその両
側部がコンテナの上記板面より外方に若干突出するよう
に固着されている。
また緩衝材8は、その材質として弾性材を用いるが、基
本的には、上下方向の圧縮力を受けた場合に、この圧縮
力に対して、先ず両側面の座屈抵抗が作用してその衝撃
エネルギの一部を吸収し、次いで、座屈終了後の圧縮変
形によって再度上記エネルギを吸収し得るもの、即ち座
屈抵抗並びに圧縮抵抗の大きい材料でなければならない
。その程度は、先ず、上記した吸収されるべきエネルギ
がコンテナの総重量(国際大型コンテナの場合、f、o
、5tと20.3t )とコンテナクレーンの降下速度
(常時使用されるノツチでは例えば4m/a+inある
い′は16m/ni n )によって決定されることか
ら、そのエネルギ(1kgf −01〜300kgf−
II+)を吸収し得るものでなければならず、コンテナ
の種類に応じて適宜選択される。また、これを緩衝係数
で見た場合、例えばラバーフオームのように3以上を有
するものであることが望ましい。
本的には、上下方向の圧縮力を受けた場合に、この圧縮
力に対して、先ず両側面の座屈抵抗が作用してその衝撃
エネルギの一部を吸収し、次いで、座屈終了後の圧縮変
形によって再度上記エネルギを吸収し得るもの、即ち座
屈抵抗並びに圧縮抵抗の大きい材料でなければならない
。その程度は、先ず、上記した吸収されるべきエネルギ
がコンテナの総重量(国際大型コンテナの場合、f、o
、5tと20.3t )とコンテナクレーンの降下速度
(常時使用されるノツチでは例えば4m/a+inある
い′は16m/ni n )によって決定されることか
ら、そのエネルギ(1kgf −01〜300kgf−
II+)を吸収し得るものでなければならず、コンテナ
の種類に応じて適宜選択される。また、これを緩衝係数
で見た場合、例えばラバーフオームのように3以上を有
するものであることが望ましい。
而して、このコンテナは、昇降装置などによって上方か
ら降ろされると、先ず底面四隅の緩衝部材8から接地さ
れ、コンテナの総!i量及び昇降装置の降下速度に応じ
た運動エネルギによって上記緩衝部材8が圧縮される。
ら降ろされると、先ず底面四隅の緩衝部材8から接地さ
れ、コンテナの総!i量及び昇降装置の降下速度に応じ
た運動エネルギによって上記緩衝部材8が圧縮される。
このとき、11衝部材8は、第3図乃至第5図に示すよ
うに、先ず、その両側面が座屈変形し、これに伴なった
形状抵抗によってその運動エネルギの一部を吸収する。
うに、先ず、その両側面が座屈変形し、これに伴なった
形状抵抗によってその運動エネルギの一部を吸収する。
次いで、両側の座屈終了後に上面と下面が密着し、両者
の圧縮抵抗によって上記荷重に対するエネルギ吸収を行
なう。この状態を図に示したのが、第7図である。
の圧縮抵抗によって上記荷重に対するエネルギ吸収を行
なう。この状態を図に示したのが、第7図である。
勿論、後述するように緩衝部材8は所定の厚みを有する
ものであれば、上記荷重に対応できるものであるが、厚
みを多くとりすぎると、ツイストロック10を隅金具4
にかけることができず、上記した緩衝部材8によれば、
座屈変形に伴なう抵抗によってその分をカバーできるも
のである。
ものであれば、上記荷重に対応できるものであるが、厚
みを多くとりすぎると、ツイストロック10を隅金具4
にかけることができず、上記した緩衝部材8によれば、
座屈変形に伴なう抵抗によってその分をカバーできるも
のである。
また、このようにして緩衝部材8が圧縮されると、本実
施例に係るM衝部材8は、最終的には第5図に見られる
ようにコンテナの壁面からdの長さだけ突出することと
なる。この圧縮飛出し部12は、例えばコンテナがセル
ガイド内に接地された場合にセルガイドと密着すること
から、セルガイドとコンテナ壁面との間に生じた隙間の
ために船体動揺などによってコンテナががたついたりす
ることがなくなる。
施例に係るM衝部材8は、最終的には第5図に見られる
ようにコンテナの壁面からdの長さだけ突出することと
なる。この圧縮飛出し部12は、例えばコンテナがセル
ガイド内に接地された場合にセルガイドと密着すること
から、セルガイドとコンテナ壁面との間に生じた隙間の
ために船体動揺などによってコンテナががたついたりす
ることがなくなる。
更に、このコンテナがトラックの荷台に積載されたとき
に、ツイストロック10と隅金具4とがこの緩衝部材&
を介して密着して固定されるために、コンテナ内部の貨
物が走行中の振動によって影響を受けることはない。
に、ツイストロック10と隅金具4とがこの緩衝部材&
を介して密着して固定されるために、コンテナ内部の貨
物が走行中の振動によって影響を受けることはない。
尚、座屈終了後の圧縮変形に際してm衝部材8がどの程
度のバネ定数を有すれば良いかは、後述する式並びに第
11図及び第12図に基づいて得られる。先ず、一般に
物体が受ける衝撃力は、重力加速度の倍率Gで図され、
緩衝部材が固着されていないコンテナの着地時における
内部貨物の受ける最大8に重力はGcは: Gc= t+(va/g)” ・・−(1)によっ
て図される。ここで、■はコンテナの降下速度、σはコ
ンテナの床の固有振動数、gは重力加速度である。この
(1)式からVが一定の場合、Gcはσの大小に支配さ
れることが解る。
度のバネ定数を有すれば良いかは、後述する式並びに第
11図及び第12図に基づいて得られる。先ず、一般に
物体が受ける衝撃力は、重力加速度の倍率Gで図され、
緩衝部材が固着されていないコンテナの着地時における
内部貨物の受ける最大8に重力はGcは: Gc= t+(va/g)” ・・−(1)によっ
て図される。ここで、■はコンテナの降下速度、σはコ
ンテナの床の固有振動数、gは重力加速度である。この
(1)式からVが一定の場合、Gcはσの大小に支配さ
れることが解る。
次に、偏平な緩衝部材をコンテナに固着した場合、その
バネ定数をk、コンテナの質量をMとすると、σ=メコ
Σ1となり、この場合の最大衝撃力Grは次式によって
表すことができる。
バネ定数をk、コンテナの質量をMとすると、σ=メコ
Σ1となり、この場合の最大衝撃力Grは次式によって
表すことができる。
Gr= 1+()がフM) /g)” −−−(2)
そして・20フイート鋼製ドライコンテナの175の模
型を用いてその床側の隅金具下面に偏平なゴム製の緩衝
部材を固着し、加速度計をコンテナ床面中央に設置して
降下試験を行ない、コンテナ着地時のG及びσを測定し
た。実験に先たち、ゴムの荷!llFと圧縮量Xとの関
係からゴムのバネ定数kを求めた。これを第8図に示す
。また、コンテナ着地時の降下試験の衝1波形を第9図
及び第10図(第9図は緩衝部材を装着した場合、第1
0図はこれを装着しない場合を示す。)に示し、その実
験結果を第11図及び第12図に示す。但し、第11図
は貨物をコンテナの両端に配置した場合、第12図は貨
物をコンテナの中央に配置した場合を示す。
そして・20フイート鋼製ドライコンテナの175の模
型を用いてその床側の隅金具下面に偏平なゴム製の緩衝
部材を固着し、加速度計をコンテナ床面中央に設置して
降下試験を行ない、コンテナ着地時のG及びσを測定し
た。実験に先たち、ゴムの荷!llFと圧縮量Xとの関
係からゴムのバネ定数kを求めた。これを第8図に示す
。また、コンテナ着地時の降下試験の衝1波形を第9図
及び第10図(第9図は緩衝部材を装着した場合、第1
0図はこれを装着しない場合を示す。)に示し、その実
験結果を第11図及び第12図に示す。但し、第11図
は貨物をコンテナの両端に配置した場合、第12図は貨
物をコンテナの中央に配置した場合を示す。
この結果、次の点が明らかとなった。
■先ず、この偏平な*衝部材を取付けることによって衝
撃力を緩和させることができると共に、この衝撃力から
生じる振動を速く減衰させることが可能であり(第9図
及び第10図参照)、このときにどの程度のバネ定数を
用いるかは、式(2)並びに第11図及び第12図から
推定可能である。また、緩衝部材を、ざらに粘性の高い
弾性材によりて形成し、そのヒステリシス特性を十分に
活かすようにすれば、コンテナ降下時に、床側の四隅部
に着地時の時間差のため生じる開始時刻の異なる4つの
床の自由振動を、さらに早めに減衰させ、振動及び衝撃
力が重ね合わされることによフてこれらが増大するのを
避けることができる。
撃力を緩和させることができると共に、この衝撃力から
生じる振動を速く減衰させることが可能であり(第9図
及び第10図参照)、このときにどの程度のバネ定数を
用いるかは、式(2)並びに第11図及び第12図から
推定可能である。また、緩衝部材を、ざらに粘性の高い
弾性材によりて形成し、そのヒステリシス特性を十分に
活かすようにすれば、コンテナ降下時に、床側の四隅部
に着地時の時間差のため生じる開始時刻の異なる4つの
床の自由振動を、さらに早めに減衰させ、振動及び衝撃
力が重ね合わされることによフてこれらが増大するのを
避けることができる。
■&i衝部材を装着していない場合には、衝撃波形は1
0図より明らかなように、隅金具の着地の時間差によっ
てうなり振動を生じるが、緩衝材を取付けることにより
この振動がなくなる。
0図より明らかなように、隅金具の着地の時間差によっ
てうなり振動を生じるが、緩衝材を取付けることにより
この振動がなくなる。
必ずしも着地直後が最大の8Is値を示すとは限らない
。
。
■同重量の貨物を積載した場合でも、その配置によって
衝撃値が異なる。両端に配置するより中央部に集中させ
た方が、衝撃値は小さくなる。
衝撃値が異なる。両端に配置するより中央部に集中させ
た方が、衝撃値は小さくなる。
本′X施例に右いてもこれらの作用は、wL街部材が座
屈変形終了後に同様に果たされ得るものである。
屈変形終了後に同様に果たされ得るものである。
尚、上述した実施例ではコンテナの床側及び屋根側の隅
金具の両方に緩衝部材を固着しであるから、コンテナを
積み重ねる場合には、下位に位置するコンテナの屋根側
のwL衝部材と上位に位置するコンテナの床側のM衝部
材とが共に作用して、その衝撃力を更に緩和させること
ができ、その際に屋根側のpats部材の圧縮変形は上
記した床側の緩衝部材と同様である。勿論、こうした上
下両方のwL衝部材は、本発明において必ずしも必要で
はなく、少なくとも床側の緩衝部材を備えていれば良い
。
金具の両方に緩衝部材を固着しであるから、コンテナを
積み重ねる場合には、下位に位置するコンテナの屋根側
のwL衝部材と上位に位置するコンテナの床側のM衝部
材とが共に作用して、その衝撃力を更に緩和させること
ができ、その際に屋根側のpats部材の圧縮変形は上
記した床側の緩衝部材と同様である。勿論、こうした上
下両方のwL衝部材は、本発明において必ずしも必要で
はなく、少なくとも床側の緩衝部材を備えていれば良い
。
また、本発明に用いられる11衝部材は、本実施例のよ
うに両端面が開口した形状である必要はなく、縦断面が
環状を成すものであればその外観形状を問うものではな
い。例えば、内部が中空で両側面及び両端面に開口を持
たない形状としても良く、この場合には、座屈変形に伴
なう形状抵抗を本実施例よりも大きくすることができる
。勿論、本発明において、緩衝部材の取付は方向及び固
着手段は別設制限されるものではない。
うに両端面が開口した形状である必要はなく、縦断面が
環状を成すものであればその外観形状を問うものではな
い。例えば、内部が中空で両側面及び両端面に開口を持
たない形状としても良く、この場合には、座屈変形に伴
なう形状抵抗を本実施例よりも大きくすることができる
。勿論、本発明において、緩衝部材の取付は方向及び固
着手段は別設制限されるものではない。
(効果)
以上述べたように本発明によれば、コンテナの少なくと
も床側の隅金具の下面に、圧縮力に対して座屈変形によ
る抵抗と圧縮変形による抵抗を生じさせる縦断面環状の
緩衝部材を固着するようにしであるので、次の効果を奏
する。
も床側の隅金具の下面に、圧縮力に対して座屈変形によ
る抵抗と圧縮変形による抵抗を生じさせる縦断面環状の
緩衝部材を固着するようにしであるので、次の効果を奏
する。
コンテナに作用する上下方向の衝撃力に対してこれをI
l衝させることができ、コンテナ自体をかかる衝撃力か
ら有効に保護してその寿命を延ばすことができる。
l衝させることができ、コンテナ自体をかかる衝撃力か
ら有効に保護してその寿命を延ばすことができる。
コンテナ自体が衝撃力を緩衝させることができるから、
コンテナ内部に用いられる包装a樹材を可及的に少なく
できると共に、コンテナ内部の空間の有効利用が可能と
なって単位商品光たりの輸送コストを低減化できる。
コンテナ内部に用いられる包装a樹材を可及的に少なく
できると共に、コンテナ内部の空間の有効利用が可能と
なって単位商品光たりの輸送コストを低減化できる。
コンテナに作用する衝撃力が小さくできるから、スプレ
ッダなどの昇降装置を用いたコンテナの降下速度を早め
ることができて、荷役作業の能率化を図ることができる
。
ッダなどの昇降装置を用いたコンテナの降下速度を早め
ることができて、荷役作業の能率化を図ることができる
。
第1図は本発明の一実施例に係る緩衝装置を装備したコ
ンテナの全体斜視図、第2図はこれに用いられるi衝部
材の斜視図、第3図乃至第5図は上記緩衝部材の変形状
態を示す説明図、第6図(イ)(ロ)は上記&i衝部材
の寸法比率を示す説明図、第7図は上記緩衝部材の荷重
に対する変位状態を図わす図、第8図は圧縮変形時の&
i衝部材のゴムの荷重と圧縮量との関係を示す図、第9
図は緩衝部材を取付けたコンテナの着地時の衝5波形を
示す図、第10図は緩衝部材を取付けていないコンテナ
の着地時の衝撃波形を示す図、第11図及び第12図は
コンテナ着地時のG及びσを求めた実験結果を示す図で
あり、第1L図は貨物をコンテナ内の両端に配置した場
合、第12図はこれを中央に配置した場合を示す。 図中符号1はコンテナ本体、2は床面、3は屋根面、4
は下部隅金具、5は上部隅金具、8は緩衝部材、9は中
空部、11は挿通孔をそれぞれ示す。
ンテナの全体斜視図、第2図はこれに用いられるi衝部
材の斜視図、第3図乃至第5図は上記緩衝部材の変形状
態を示す説明図、第6図(イ)(ロ)は上記&i衝部材
の寸法比率を示す説明図、第7図は上記緩衝部材の荷重
に対する変位状態を図わす図、第8図は圧縮変形時の&
i衝部材のゴムの荷重と圧縮量との関係を示す図、第9
図は緩衝部材を取付けたコンテナの着地時の衝5波形を
示す図、第10図は緩衝部材を取付けていないコンテナ
の着地時の衝撃波形を示す図、第11図及び第12図は
コンテナ着地時のG及びσを求めた実験結果を示す図で
あり、第1L図は貨物をコンテナ内の両端に配置した場
合、第12図はこれを中央に配置した場合を示す。 図中符号1はコンテナ本体、2は床面、3は屋根面、4
は下部隅金具、5は上部隅金具、8は緩衝部材、9は中
空部、11は挿通孔をそれぞれ示す。
Claims (4)
- (1)、コンテナの屋根側及び床側のそれぞれ四隅に設
けられた隅金具のうち、少なくとも床側の隅金具の下部
に、縦断面が環状を成し、コンテナの最大総重量をも含
む荷重による圧縮時に、両側部の座屈変形に伴なう形状
抵抗と座屈終了後の偏平状態における圧縮抵抗とによっ
てコンテナの上下方向の衝撃エネルギを吸収可能な弾性
材によって形成された緩衝部材を固着したことを特徴と
するコンテナの緩衝装置。 - (2)、上記緩衝部材は、その上下面に、運搬車輌の荷
台の所定箇所に垂直に起立させたツイストロックを挿入
するための孔部が形成されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のコンテナの緩衝装置 - (3)、上記緩衝部材は、非圧縮時にはその両側部がコ
ンテナの側板もしくは端板の板面より内方に位置する一
方、圧縮変形時にはその両側部がコンテナの上記板面よ
り外方に若干突出するように固着されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のコンテナの緩衝装置 - (4)、上記緩衝部材は、自由振動を速く減衰させるた
めにヒステリシス特性を持つ粘弾性材によって形成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコ
ンテナの緩衝装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61090952A JPS62251380A (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 | コンテナの緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61090952A JPS62251380A (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 | コンテナの緩衝装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62251380A true JPS62251380A (ja) | 1987-11-02 |
JPH0150671B2 JPH0150671B2 (ja) | 1989-10-31 |
Family
ID=14012815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61090952A Granted JPS62251380A (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 | コンテナの緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62251380A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7891922B2 (en) | 2005-04-25 | 2011-02-22 | Mugen Corporation | Vibration isolator for container and the like, and method of using the same |
JP2014162526A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コンテナ、コンテナの積み重ね方法 |
JP2016120942A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 直方体状の容器および段積み構造 |
JP2017065777A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 輸送コンテナ及びその積み付け方法 |
KR20230089248A (ko) * | 2021-12-13 | 2023-06-20 | 주식회사 더블유피 | 태양열 발전을 이용한 스마트팜 시스템 |
-
1986
- 1986-04-19 JP JP61090952A patent/JPS62251380A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7891922B2 (en) | 2005-04-25 | 2011-02-22 | Mugen Corporation | Vibration isolator for container and the like, and method of using the same |
JP2014162526A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コンテナ、コンテナの積み重ね方法 |
JP2016120942A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 直方体状の容器および段積み構造 |
JP2017065777A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 輸送コンテナ及びその積み付け方法 |
KR20230089248A (ko) * | 2021-12-13 | 2023-06-20 | 주식회사 더블유피 | 태양열 발전을 이용한 스마트팜 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0150671B2 (ja) | 1989-10-31 |
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