JPS6224966Y2 - - Google Patents

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JPS6224966Y2
JPS6224966Y2 JP12749780U JP12749780U JPS6224966Y2 JP S6224966 Y2 JPS6224966 Y2 JP S6224966Y2 JP 12749780 U JP12749780 U JP 12749780U JP 12749780 U JP12749780 U JP 12749780U JP S6224966 Y2 JPS6224966 Y2 JP S6224966Y2
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antenna
frequency
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directional coupler
reflection
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JP12749780U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、異なる搬送周波数を有する2台の送
信装置の出力を合成して1本の空中線に給電せし
める空中線共用装置に関する。
従来、この種の空中線共用装置としては、2つ
の送信装置の搬送周波数が接近している場合、第
1図に示すような2連の反射素子より構成される
定インピーダンス型を用いている。すなわち、第
1図において、1および2は、3dB方向性結合
器、3〜6は反射素子、7は吸収抵抗で、3dB方
向性結合器1の端子に入力される送信装置11か
らのなる搬送周波数を有する信号は、反射素
子3〜6の影響を受けずに、3dB方向性結合器2
に到達して、空中線8に出力される。一方、送信
装置12からのなる搬送周波数を有する信号
は、3dB方向性結合器2より入力され、反射素子
3〜6により反射され、3dB方向性結合器2へ再
び戻され、こゝで、合成された信号は全て空中線
8に出力される。反射素子としては、第2図に示
す等価回路のものが使用されaは直列同調のみで
あるが、b,cの場合は並列同調素子を含んでい
る。さらに第1において反射素子3〜4間、およ
び5〜6間の電気長は、の波長λの1/4(2n −1)倍(但しnは整数)に選んで、周波数
付近の反射損失を少なくするように構成しいる。
しかしながら、これらの空中線共用器の送信装置
11および12の接続端子から、空中線8の接続
端子へ到る通過特性は、第3図に示すとおりとな
り次のような欠点を有している。
反射素子第2図aを使用した場合、
が接近しているので、反射素子の負荷Qを高くし
ない限り、送信装置11から空中線へ到る、周波
での通過損失が大きくなる。しかるに負荷
Qは、反射素子での損失が大きくなる為、あまり
大きく選ぶことは現実には出来ない。一方、反射
素子b,cを使用した場合は、+Δ(但
し、Δ=)に於ける送信装置12の
端子から、空中線8の端子へ到る通過損失が小さ
い為、送信装置11から12への漏洩(通常−
35dB程度)により、送信装置12に極管が使用
されている場合は、本装置より発生する相互変調
成分+Δは、の搬送出力に対し約−40
〜55dB程度となり、送信出力が大きい場合は、
他の通信装置に与える影響が懸念される。
本考案の目的は、を中心として、±Δ
(但し、Δ=)に、並列同調点が
現れるように2連反射素子の並列同調周波数およ
び、反射素子の間隔を選ぶことにより、上記欠点
を解決し、各反射素子のQを高くすることなく、
相互変調成分に対する抑圧度の大きい定インピー
ダンス型空中線共用装置を提供することである。
本考案によれば、2素子型定インピーダンス空
中線共用装置において、各反射素子の並列同調周
波数を通過信号周波数に、そして、2つの反
射素子間の間隔を、cot-1/2(但し、y0+ Δにおける反射素子のサスセプダンス値)に選
ぶことにより、と、+Δの両周波数
に、並列同調点をもたせ、側送信装置におい
て発生する+Δなる周波数の相互変調成分
を規格値以下に減衰せしめることができる空中線
共用装置が得られる。
次に、本考案の一実施例の図面を参照して本考
案を詳細に説明する。第4図は、本考案の第一の
実施例を示す図であり、図において3dB方向性結
合器21の共役端子と、3dB方向性結合器22の
共役端子同志は、2連の反射素子23,24およ
び25,26を介して互いに接続されており、
3dB方向性結合器21の他の共役端子には、搬送
周波数を有する送信装置31と、吸収抵抗2
7が、また、3dB方向性結合器22の他の共役端
子には搬送周波数を有する送信装置32と、
空中線28がそれぞれ接続されている。こゝに反
射素子23〜26はいずれも直列同調周波数が
、並列同調周波数がに設定されている。そ
して、2連反射素子間の電気長θは、θ=cot-1
/2(但し、Y0は、周波数+Δ(Δ=)における反射素子のサスセプタンス
値)に選ばれている。いま、2連反射素子の通過
減衰量L(dB)は理論上、L=10log10〔1+1/4Y2 {Ysinθ−2cosθ}〕で与えられる為、θ=
cot-1/2に選ぶと、+Δの周波数におい て、Y0sinθ−2cosθ=0となり、L=0〔dB〕
となる。従つて、本考案の空中線共用装置の、各
送信装置に接続された端子から、空中線端子への
通過減衰特性は、第5図に示すとおりとなる。
すなわち、本考案の空中線共用装置の送信装置
31に接続された端子から、空中線端子への通過
減衰特性は、減衰極を与える周波数をはさん
で、−Δ(=)と+Δに、零点
をもつ為、送信装置32に接続された端子から空
中線端子への通過減衰特性は、で減衰が最小
となり、逆に+Δで、減衰の極大点
をもつことになる。通常、3dB方向性結合器の共
役端子間の漏洩量は−35dB程度であるゆえ、上
記極大点における減衰量はいずれも約35dBであ
る。従つて、3dB方向性結合器22により送信装
置32へ漏れる、周波数成分の信号は、送信
装置31の送信出力に対し、約−35dBとなり一
周波数信号と、周波数信号により、送
信装置32で発生する+Δの相互変調成分
は、例えば極管と使用したFM放送用送信装置の
場合、のレベルとのレベルを相乗したレ
ベルに対し、約−8dB〜−23dB程度低く現れる。
いま、2つの送信装置31および32の出力レベ
ルを同一と見倣すと、送信装置32により発生す
+Δの相互変調成分は送信出力の−
43〜−58dBのレベルで、3dB方向性結合器22の
反射素子に接続されている共役端子へそれぞれ現
れる。2連反射素子は+Δで、並列同調が
とれているので、上記+Δの成分はほとん
ど全て3dB方向性結合器21へ到達し、3dB方向
性結合器の性質により、吸収抵抗27に最終的に
吸収されることになる。方向性結合器22に於て
漏れる+Δの成分は約−35dB程度である
から、空中線へ出力される。+Δの成分
は、送信出力に対し、75〜90dB減衰した値
となつて現れる。
例えばFM放送用送信装置の場合、空中線へ給
電される信号のスプリアス成分は送信出力の−
60dB以下、1mW以下と規定されているので、
20KWの送信出力までは、本考案の共用装置によ
り、不要スプリアスを規格内に充分減衰せしめる
ことが出来る。
第4図に示した実施例においては
場合を示したが、の場合は反射素子を
置換するだけで、同様の動作が得られる。第6図
は本考案の第二の実施例を示す図であり、
の場合を示す。また第7図はこのときの通過
減衰特性を示す図である。
本考案は以上説明したように直列同調周波数
,並列同調周波数なる2つの反射素子に対
し、相互の間隔を電気長で、cot-1/2に設定し、 この2連の反射素子2組を2つの3dB方向性結合
器の共役端子同志を接続した2つ線路にそれぞれ
設置して定インピーダンス型空中線共用装置を構
成することにより、+Δなる相互変調成分
を、従来に比べ大巾に減衰せしめる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の定インピーダンス型空中線共用
装置のブロツク図、第2図は反射素子の等価回
路、第3図は、第1図の空中線共用装置の通過減
衰特性を示す図、第4図は、本考案の第一の実施
例を示す図、、第5図は、第4図の空中線共用装
置の通過減衰特性を示す。第6図は本考案の第二
の実施例を示す図、第7図は第6図に示した実施
例の通過減衰特性を示す図。 図において、1,2,21,22……3dB方向
性結合器、3,4,5,6,23,24,25,
26……反射素子、7,27……吸収抵抗、8,
28……空中線、11,31……搬送周波数
の送信装置、12,32……搬送周波数の送
信装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2つの搬送周波数を合成する空中線
    共用装置であつて、搬送周波数をそれ
    ぞれ受ける2つの方向性結合器と、前記2つの方
    向性結合器の共役端子どおしを結ぶ2つの線路
    と、前記2つの線路にそれぞれ配置された2連の
    反射素子とを具備し、前記2つの線路にそれぞれ
    配置された前記2連の反射素子の並列共振周波数
    かつ直列共振周波数をとし、前記2連
    の反射素子をcot-1/2(y0は2におけ る前記反射素子のサセプタンス値)なる電気長で
    隔てることを特徴とする空中線共用装置。
JP12749780U 1980-09-08 1980-09-08 Expired JPS6224966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12749780U JPS6224966Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

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JP12749780U JPS6224966Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5751301U JPS5751301U (ja) 1982-03-24
JPS6224966Y2 true JPS6224966Y2 (ja) 1987-06-26

Family

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JP12749780U Expired JPS6224966Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

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