JPH0210644Y2 - - Google Patents

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JPH0210644Y2
JPH0210644Y2 JP1982036097U JP3609782U JPH0210644Y2 JP H0210644 Y2 JPH0210644 Y2 JP H0210644Y2 JP 1982036097 U JP1982036097 U JP 1982036097U JP 3609782 U JP3609782 U JP 3609782U JP H0210644 Y2 JPH0210644 Y2 JP H0210644Y2
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JP
Japan
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terminal
transmitting
dielectric filter
circulator
receiving
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JP1982036097U
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JPS58139703U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、マイクロ波帯付近に用いる携帯用無
線機、自動車電話機の遠距離電送等の送受波に用
いる送受共用装置に係り、特にアンテナと送受波
用誘電体フイルタとの間にサーキユレータを挿入
した送受共用装置に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 一般に、自動車用電話システムは、第1図の説
明図に示すように、自動車用アンテナa1と、誘電
体フイルタからなる送受波共用器bと、送信機c
及び受信機dとが車輛に搭載され、電話局eには
アンテナa2と交換機gが設けられ、その交換機g
が所定の電話機hに接続された構成からなつてい
る。
しかし、かかる構成では、電波の送信側信号
が、受信側に入ると受信機に雑音が生じ、この雑
音のため十分聞きとれなかつたり、遠距離通話が
不可能になる不都合があつた。
かかるシステムでは、例えば、送信機側の周波
数850MHzと受信機側の周波数920MHzとの大きさ
が略近似しているため、送信側の信号がアンテナ
から送信されるとともに、一部が反射して受信側
に雑音となつて入つてくるために起こるのであ
る。
そこで、本考案の目的は、上記不都合に鑑みて
なされたもので、マイクロ波の漏洩がなく、しか
も受信機側に雑音が発生しない送受共用装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための手段として本考案
は、 周波数特性が2つの所定基準レベルをこえたア
イソレーシヨンのピーク値を有し、それらピーク
位置を送信及び受信信号のそれぞれの中心周波数
に略合わせた三端子サーキレータの1つの端子に
送信機側と接続された送信用の誘電体フイルタを
接続すると共に、 前記端子に対するアイソレーシヨン端子に受信
機側と接続された受信用の誘電体フイルタを接続
し て構成されるものである。
(作用) 周波数特性が2つの所定基準レベルをこえたア
イソレーシヨンのピーク値を有し、それらピーク
位置を送信及び受信信号のそれぞれの中心周波数
に略合わせた三端子サーキレータの1つの端子に
送信側と接続された送信用の誘電体フイルタを接
続する。
また、前記端子に対するアイソレーシヨン端子
に受信機側と接続された受信用の誘電体フイルタ
を接続することにより、マイクロ波の漏洩がな
く、受信機側に雑音が発生しないようにする。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を第2図乃至第6図に
基づいて説明する。
第2図は、本考案の送受共用装置に用いられる
サーキユレータの概略説明図である。
この図において、サーキユレータ1は、三端子
からなり、サーキレータの1つの端子に送信機側
と接続された送信用の誘電体フイルタを接続す
る。
また、前記1の端子に対するアイソレーシヨン
端子には、受信機側と接続された受信用の誘電体
フイルタを接続する。
したがつて、本実施例では、第1の端子2aの
端子にマイクロ波が供給されると、そのマイクロ
波が第2の端子2bから導出されるが、このとき
には第3の端子2cにマイクロ波が導出されな
い。
また、第2の端子2bにマイクロ波が供給され
る場合には、マイクロ波が第3の端子2cから導
出されるが、このときには第1の端子2aにマイ
クロ波が導出されない。
サーキユレータ1は、第3図に示すような2つ
のアイソレーシヨンのピーク値を有する。
そして、このサーキユレータでは、第3図の周
波数とアイソレーシヨン(dB)との関係を示す
特性が得られるように、ピーク位置を送信信号、
受信信号のそれぞれの中心周波数に略合わせるよ
う構成する。
従つて、本実施例の送受共用装置では、アイソ
レーシヨン特性の極小値、例えば2つのピーク値
の谷間を、ピーク値が1つのものと比較して広帯
域にすることにより、双方向通信等の送受信フイ
ルタとして必要な、送受信用フイルタの全通過帯
域において良好な特性を得ることができるように
なる。
第4図は、本実施例のサーキユレータと送・受
信用誘電体フイルタを一体に組み込んだ誘電体フ
イルタにアンテナと送・受信機を接続した装置の
概略構成図である。
この実施例では、サーキユレータ1の端子2
a,2b,2cは、それぞれアンテナ3、受信用
誘電体フイルタ5、送信用誘電体フイルタ4に接
続され、送信用誘電体フイルタ4及び受信用誘電
体フイルタ5にはそれぞれ送信機6及び受信機7
が接続されている。
また、この実施例では、サーキユレータ1、送
信用誘電体フイルタ4及び受信用誘電体フイルタ
5は第5図に示すように、一体的に形成した導体
ケース8内に組み付けられる。
導体ケース8には、送信用及び受信用の2列に
形成された溝8a,8b内にそれぞれ送信用又は
受信用に対応した円筒状又は円板状の磁器誘電体
からなる送波フイルタ9、受波フイルタ10が複
数個収納され、溝8cにサーキユレータ1が収納
されて構成される。
送波フイルタ9及び受波フイルタ10は、それ
ぞれ複数個で回路を構成し、送信用誘導体フイル
タ4及び受信用誘導体フイルタ5を形成する。
また、導体ケース8の溝8cには、一体のサー
キユレータ1用の板状永久磁石11が固着されて
いる。
さらに、導体ケース8には、送信機用端子1
3、受信機用端子14及びアンテナ用端子15が
具備されており、それぞれに接続されるようにな
つている。
なお、上記サーキユレータ1用の板状永久磁石
11は、第6図に示すように導体ケース8の蓋体
12に固着してもよい。
以上説明したように、本実施例では、2つのア
イソレーシヨンピーク位置に送信及び受信信号の
各中心周波数を略合わせることにより、互いの周
波数アイソレーシヨンが上がり、送信及び受信信
号の漏れを減衰して混変調を避けることができ
る。
従つて、本実施例では、サーキユレータ1によ
り電波の漏洩もなく、受信機側に雑音が発生する
こともなくなるので、自動車電話機等の受信機の
感度を向上させることができる。
また、本誘電体フイルタは、電波の漏洩及び受
信機側の雑音がなくなり、遠距離通話を精度よく
行えるから、双方向通信である自動車用電話機等
に使用するのに最適になる。
(考案の効果) 上記のように本考案によれば、2つのアイソレ
ーシヨンピーク位置に送信及び受信信号の各中心
周波数を略合わせることにより、互いの周波数ア
イソレーシヨンが上がり、送信及び受信信号の漏
れを減衰して混変調を避けることができ、サーキ
ユレータにより電波の漏洩もなく、受信機側に雑
音が発生することもなくなるので、自動車電話機
等の受信機の感度を向上させることができる。
また、本考案では、電波の漏洩及び受信機側の
雑音がなくなり、遠距離通話を精度よくおこなえ
るから、双方向通信である自動車用電話機等に使
用するのに最適にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用電話システムを示す説
明図、第2図はサーキユレータの原理を示す説明
図、第3図はこの考案に使用するサーキユレータ
の特性曲線図、第4図はこの考案による誘電体フ
イルタにアンテナ及び送・受信機を接続した概略
構成図、第5図はこの考案による一実施例を示す
誘電体フイルタの斜視図、第6図はこの考案によ
る他の実施例を示す誘電体フイルタの斜視図であ
る。 1……三端子サーキレータ、3……アンテナ、
4……送信用の誘電体フイルタ、5……受信用の
誘電体フイルタ、6……送信機、7……受信機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周波数特性が2つの所定基準レベルをこえたア
    イソレーシヨンのピーク値を有し、それらピーク
    位置を送信及び受信信号のそれぞれの中心周波数
    に略合わせた三端子サーキレータの1つの端子に
    送信機側と接続された送信用の誘電体フイルタを
    接続すると共に、 前記端子に対するアイソレーシヨン端子に受信
    機側と接続された受信用の誘電体フイルタを接続
    し て構成されることを特徴とする送受共用装置。
JP3609782U 1982-03-15 1982-03-15 送受共用装置 Granted JPS58139703U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3609782U JPS58139703U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 送受共用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3609782U JPS58139703U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 送受共用装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58139703U JPS58139703U (ja) 1983-09-20
JPH0210644Y2 true JPH0210644Y2 (ja) 1990-03-16

Family

ID=30047544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3609782U Granted JPS58139703U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 送受共用装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0659002B2 (ja) * 1985-04-06 1994-08-03 ティーディーケイ株式会社 アンテナ共用器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5671301A (en) * 1979-11-15 1981-06-13 Oki Electric Ind Co Ltd Common device for antenna
JPS5743644B2 (ja) * 1974-12-28 1982-09-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743644U (ja) * 1980-08-26 1982-03-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743644B2 (ja) * 1974-12-28 1982-09-16
JPS5671301A (en) * 1979-11-15 1981-06-13 Oki Electric Ind Co Ltd Common device for antenna

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Publication number Publication date
JPS58139703U (ja) 1983-09-20

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